JPH021616B2 - - Google Patents
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- JPH021616B2 JPH021616B2 JP56043832A JP4383281A JPH021616B2 JP H021616 B2 JPH021616 B2 JP H021616B2 JP 56043832 A JP56043832 A JP 56043832A JP 4383281 A JP4383281 A JP 4383281A JP H021616 B2 JPH021616 B2 JP H021616B2
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- JP
- Japan
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- wire
- orifice
- chamber
- electrode wire
- workpiece
- Prior art date
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Links
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims abstract description 25
- 238000003754 machining Methods 0.000 claims abstract description 24
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract description 4
- 239000007858 starting material Substances 0.000 abstract 1
- 238000010892 electric spark Methods 0.000 description 2
- 230000003628 erosive effect Effects 0.000 description 2
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 2
- 230000002441 reversible effect Effects 0.000 description 2
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23H—WORKING OF METAL BY THE ACTION OF A HIGH CONCENTRATION OF ELECTRIC CURRENT ON A WORKPIECE USING AN ELECTRODE WHICH TAKES THE PLACE OF A TOOL; SUCH WORKING COMBINED WITH OTHER FORMS OF WORKING OF METAL
- B23H7/00—Processes or apparatus applicable to both electrical discharge machining and electrochemical machining
- B23H7/02—Wire-cutting
- B23H7/08—Wire electrodes
- B23H7/10—Supporting, winding or electrical connection of wire-electrode
- B23H7/102—Automatic wire threading
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Electrochemistry (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
電気スパーク浸食によつて加工片を切断する装
置の加工片にあけられているオリフイス即ち加工
用スロツトを通して電極ワイヤーの端を流体によ
つて通過させる方法は知られており、この方法に
よればこのオリフイス内にワイヤーの通過方向に
流体の流れが作られる。
置の加工片にあけられているオリフイス即ち加工
用スロツトを通して電極ワイヤーの端を流体によ
つて通過させる方法は知られており、この方法に
よればこのオリフイス内にワイヤーの通過方向に
流体の流れが作られる。
このような方法を実施する装置は、例えばスイ
ス国特許第559599号及び米国特許3987270号に示
されている。これらの特許では、加圧された例え
ば水のような流体によつてオリフイスを通してワ
イヤーは排出される。しかしこれらの装置を満足
が得られるように作動させるためには、比較的む
ずかしい構造が必要であり、又調整の問題もあ
る。事実、「ワイヤーの引張り作用」を生じさせ
るには、加工ゾーンから加工液を排除する必要が
ある。小さい加工片の孔を通してワイヤーを通過
させ得るだけの精度を引張り方向に得るのは困難
である。更に、ワイヤーがオリフイスを通過して
から、ワイヤーに張力を与える引張り部材にワイ
ヤーを導入するのは容易ではない。
ス国特許第559599号及び米国特許3987270号に示
されている。これらの特許では、加圧された例え
ば水のような流体によつてオリフイスを通してワ
イヤーは排出される。しかしこれらの装置を満足
が得られるように作動させるためには、比較的む
ずかしい構造が必要であり、又調整の問題もあ
る。事実、「ワイヤーの引張り作用」を生じさせ
るには、加工ゾーンから加工液を排除する必要が
ある。小さい加工片の孔を通してワイヤーを通過
させ得るだけの精度を引張り方向に得るのは困難
である。更に、ワイヤーがオリフイスを通過して
から、ワイヤーに張力を与える引張り部材にワイ
ヤーを導入するのは容易ではない。
本発明の目的は、加工しようとする加工片のオ
リフイス内にワイヤーを導入するのを容易ならし
めることであり、従来のように加工液を容れてい
るタンクを空にしないで、1mm以下の直径のオリ
フイスにワイヤーを導入できるようにすることで
ある。しかも、吸込力の精度は比較的粗であつて
もよい。
リフイス内にワイヤーを導入するのを容易ならし
めることであり、従来のように加工液を容れてい
るタンクを空にしないで、1mm以下の直径のオリ
フイスにワイヤーを導入できるようにすることで
ある。しかも、吸込力の精度は比較的粗であつて
もよい。
電気スパーク浸食によつて切断するための装置
の電極加工片にあけられたオリフイス即ち加工用
スロツトを通すように電極ワイヤーの端を流体案
内によつて誘導するための本発明による方法にお
いては、このオリフイスの一方の端(ワイヤーの
出口端)から加工液を吸込むことによつてワイヤ
ーが通過する方向にオリフイスを通る加工液の流
れを発生させ、それによつてオリフイスの他方の
端(ワイヤーの入り口端)に向かつて収斂する加
工液の流れを作り、この加工液の流れによつてオ
リフイスの前記の他方の端附近にあるワイヤーの
端を引込むようにしている。
の電極加工片にあけられたオリフイス即ち加工用
スロツトを通すように電極ワイヤーの端を流体案
内によつて誘導するための本発明による方法にお
いては、このオリフイスの一方の端(ワイヤーの
出口端)から加工液を吸込むことによつてワイヤ
ーが通過する方向にオリフイスを通る加工液の流
れを発生させ、それによつてオリフイスの他方の
端(ワイヤーの入り口端)に向かつて収斂する加
工液の流れを作り、この加工液の流れによつてオ
リフイスの前記の他方の端附近にあるワイヤーの
端を引込むようにしている。
また加工片にあけられたオリフイス内に電極ワ
イヤーの端を誘導する本発明による装置は、スパ
ーキング・ゾーンの下流にあつてワイヤーを引張
る手段、オリフイスの一端(ワイヤーの出口端)
附近に位置ぎめされていてこのオリフイスに対面
している開口を有する室、この室及びオリフイス
の加工液に低い圧力を発生させるための吸込み手
段、及びワイヤーが前記のワイヤー引張り手段に
よつて捕捉されるまでワイヤーをオリフイスの他
端(ワイヤーの入口端)からオリフイスを通過せ
しめる手段を具備している。
イヤーの端を誘導する本発明による装置は、スパ
ーキング・ゾーンの下流にあつてワイヤーを引張
る手段、オリフイスの一端(ワイヤーの出口端)
附近に位置ぎめされていてこのオリフイスに対面
している開口を有する室、この室及びオリフイス
の加工液に低い圧力を発生させるための吸込み手
段、及びワイヤーが前記のワイヤー引張り手段に
よつて捕捉されるまでワイヤーをオリフイスの他
端(ワイヤーの入口端)からオリフイスを通過せ
しめる手段を具備している。
添付図面は本発明の実施例を示しており、以下
これらの添付図を参照して本発明を説明する。
これらの添付図を参照して本発明を説明する。
第1図は、電極ワイヤー1によつて加工片2を
切断するための装置の一部の概要図であり、加工
片2はタンク(図示せず)内に容れられている加
工液に浸漬されている。電極ワイヤー1と加工片
2との間の放電はパルス発生器3によつて生じ
る。
切断するための装置の一部の概要図であり、加工
片2はタンク(図示せず)内に容れられている加
工液に浸漬されている。電極ワイヤー1と加工片
2との間の放電はパルス発生器3によつて生じ
る。
加工操作の初め、或はワイヤーが破断した時に
行なわれる同じような操作の際に、ワイヤー1を
配置しやすくする通路の形状に予めあけてあるオ
リフイス4を加工片2は有している。
行なわれる同じような操作の際に、ワイヤー1を
配置しやすくする通路の形状に予めあけてあるオ
リフイス4を加工片2は有している。
第1図は今将にワイヤー1の端をオリフイス4
に導入しようとするところを示すもので、送給手
段(図示せず)から送られたワイヤー1は、調整
手段7を含むブレーキ手段の2つのローラー5,
6の間を通過している。次でワイヤー1は支え面
8と、この支え面8に向けてばね10によつてバ
イアスされている指9との間を通過している。こ
れらの部品8,9,10は、電動機13が回転駆
動するねじ12によつて、ワイヤー1の軌道と平
行に変位するワイヤー導入キヤリツジ11に取付
けられている。
に導入しようとするところを示すもので、送給手
段(図示せず)から送られたワイヤー1は、調整
手段7を含むブレーキ手段の2つのローラー5,
6の間を通過している。次でワイヤー1は支え面
8と、この支え面8に向けてばね10によつてバ
イアスされている指9との間を通過している。こ
れらの部品8,9,10は、電動機13が回転駆
動するねじ12によつて、ワイヤー1の軌道と平
行に変位するワイヤー導入キヤリツジ11に取付
けられている。
次でワイヤー1はナイフ14の前を通過する。
ナイフ14は電磁手段15によつて操作され、支
え面16と共働する。次にワイヤー1は電流送給
用ローラー17、圧力ローラー18及び案内19
を順次通過してオリフイス4を通り抜ける。加工
片2の下でワイヤー1は室20の中に入る。室2
0の下部は漏斗状の壁21となつており、室20
の出口は2つのローラー22,23に接してい
る。2つのローラー22,23は電動機24によ
つて駆動されてワイヤー1を引張り、また加工中
にワイヤー1を前進せしめる。勿論ワイヤー1に
加えられる張力はブレーキ手段5,6及び7の設
定によつて決まる。最後にワイヤー1は図示して
いない手段によつて排除される。
ナイフ14は電磁手段15によつて操作され、支
え面16と共働する。次にワイヤー1は電流送給
用ローラー17、圧力ローラー18及び案内19
を順次通過してオリフイス4を通り抜ける。加工
片2の下でワイヤー1は室20の中に入る。室2
0の下部は漏斗状の壁21となつており、室20
の出口は2つのローラー22,23に接してい
る。2つのローラー22,23は電動機24によ
つて駆動されてワイヤー1を引張り、また加工中
にワイヤー1を前進せしめる。勿論ワイヤー1に
加えられる張力はブレーキ手段5,6及び7の設
定によつて決まる。最後にワイヤー1は図示して
いない手段によつて排除される。
室20は案内表面25及び摩擦接点26を含ん
でおり、ローラー22,23によつて加えられる
張力によりワイヤー1がこれらに押付けられる。
室20は可逆ポンプ27に接続されており、ポン
プ27に接続されている導管の中の1本28は加
工液を容れているタンク内に達している。室20
の上側開口29は、加工片2の下面に押し付けら
れるようになつている継手30によつて取囲まれ
ている。
でおり、ローラー22,23によつて加えられる
張力によりワイヤー1がこれらに押付けられる。
室20は可逆ポンプ27に接続されており、ポン
プ27に接続されている導管の中の1本28は加
工液を容れているタンク内に達している。室20
の上側開口29は、加工片2の下面に押し付けら
れるようになつている継手30によつて取囲まれ
ている。
制御ユニツト33はワイヤー1をオリフイス4
内に導入するのを制御するのに必要な命令を与え
る電子回路から成つている。この制御ユニツト3
1は電動機13、電磁的に操作されるナイフ15
及び圧力ローラー18を制御する。また2つの指
示器32,33とも共働してキヤリツジ11の限
界位置を知らせる。この制御ユニツト31の動作
は、入力34に電気信号を与えることによつて開
始する。この電気信号は、加工作業を開始する際
に手動で与えてもよいし、或はワイヤー1が破断
した時それに応答する制御手段によつて発生させ
てもよい。
内に導入するのを制御するのに必要な命令を与え
る電子回路から成つている。この制御ユニツト3
1は電動機13、電磁的に操作されるナイフ15
及び圧力ローラー18を制御する。また2つの指
示器32,33とも共働してキヤリツジ11の限
界位置を知らせる。この制御ユニツト31の動作
は、入力34に電気信号を与えることによつて開
始する。この電気信号は、加工作業を開始する際
に手動で与えてもよいし、或はワイヤー1が破断
した時それに応答する制御手段によつて発生させ
てもよい。
加工中に電極ワイヤー1が切断した場合、この
切断はブレーキ用ローラー5,6と駆動用ローラ
ー22,23との間で、より精確には加工片2の
加工ゾーンにおいて、即ち、ワイヤー1を通る電
流及びワイヤー1と加工片2との間のスパークに
よつてワイヤー1が加熱される点において発生す
る。そのためワイヤー導入動作を行なう際にはワ
イヤー1の自由端は加工片2の表面附近にあるこ
とが多い。
切断はブレーキ用ローラー5,6と駆動用ローラ
ー22,23との間で、より精確には加工片2の
加工ゾーンにおいて、即ち、ワイヤー1を通る電
流及びワイヤー1と加工片2との間のスパークに
よつてワイヤー1が加熱される点において発生す
る。そのためワイヤー導入動作を行なう際にはワ
イヤー1の自由端は加工片2の表面附近にあるこ
とが多い。
ワイヤー1の穴通し動作は次のようにして行な
われる。
われる。
休止位置即ち待機位置では、キヤリツジ11は
部分35が指示器32と向い合うような上部位置
にある。入力34への信号が制御ユニツト31を
トリガーしてその動作を開始させると、先ず制御
ユニツト31は電磁ナイフ14に制御パルスを送
る。ナイフ14は表面16に押し付けられてワイ
ヤー1の端をきれいに切断する。同時に圧力ロー
ラー18に信号が供給され、ローラー18はワイ
ヤー軌道から離れる。次で電動機13がねじ12
を回転させ始めキヤリツジ11を下方に変位させ
る。これと同時にポンプ27が室20内の加工液
を吸込む。このため室20内の低圧力が発生し、
通路即ちオリフイス4を通して、また同時に室2
0の下側オリフイスを通して加工液が吸引され
る。加工片2は加工液内に浸漬されているから、
オリフイス4を通して加工液が吸引されると、そ
の入口に向かつて収斂する加工液のうずが発生す
る。
部分35が指示器32と向い合うような上部位置
にある。入力34への信号が制御ユニツト31を
トリガーしてその動作を開始させると、先ず制御
ユニツト31は電磁ナイフ14に制御パルスを送
る。ナイフ14は表面16に押し付けられてワイ
ヤー1の端をきれいに切断する。同時に圧力ロー
ラー18に信号が供給され、ローラー18はワイ
ヤー軌道から離れる。次で電動機13がねじ12
を回転させ始めキヤリツジ11を下方に変位させ
る。これと同時にポンプ27が室20内の加工液
を吸込む。このため室20内の低圧力が発生し、
通路即ちオリフイス4を通して、また同時に室2
0の下側オリフイスを通して加工液が吸引され
る。加工片2は加工液内に浸漬されているから、
オリフイス4を通して加工液が吸引されると、そ
の入口に向かつて収斂する加工液のうずが発生す
る。
第1図に示す位置では、キヤリツジ11はその
全行程の一部を走行し終り、破断したワイヤーの
自由端36をオリフイス4の入口附近まで引下げ
るのに十分な処まで降下している。オリフイス4
を通して吸込まれる加工液のうずの収斂によつ
て、ワイヤーの端36はこのうずによつて生ずる
水圧力によつて自動的に案内され、例え初期の心
合せが1mm以上の距離ずれていたとしても、オリ
フイス4に正しく対面する位置に運ばれる。
全行程の一部を走行し終り、破断したワイヤーの
自由端36をオリフイス4の入口附近まで引下げ
るのに十分な処まで降下している。オリフイス4
を通して吸込まれる加工液のうずの収斂によつ
て、ワイヤーの端36はこのうずによつて生ずる
水圧力によつて自動的に案内され、例え初期の心
合せが1mm以上の距離ずれていたとしても、オリ
フイス4に正しく対面する位置に運ばれる。
キヤリツジ11は降下し続けワイヤー1を指9
によつて引下すので、ワイヤー1の自由端36は
オリフイス4に入り、それから室20内に入る。
この時制御ユニツト31はポンプ27を停止す
る。ワイヤー1はキヤリツジ11により引き続き
室20に送り込まれ、ワイヤーの先端36はワイ
ヤー駆動手段22,23に達する。この時指示器
33はキヤリツジ11が下方位置に達したことを
示す。キヤリツジ11が下方位置に到達したとき
は指示器32が配置されている上方位置から指示
器33が配置されている下方位置までの距離に相
当する長さのワイヤー1がオリフイス4を通して
下流側に送り出され、ワイヤー1の自由端36は
室20を通つてローラー22と23との間を通り
抜けており、この状態でローラー22,23はワ
イヤー1をつかめる。
によつて引下すので、ワイヤー1の自由端36は
オリフイス4に入り、それから室20内に入る。
この時制御ユニツト31はポンプ27を停止す
る。ワイヤー1はキヤリツジ11により引き続き
室20に送り込まれ、ワイヤーの先端36はワイ
ヤー駆動手段22,23に達する。この時指示器
33はキヤリツジ11が下方位置に達したことを
示す。キヤリツジ11が下方位置に到達したとき
は指示器32が配置されている上方位置から指示
器33が配置されている下方位置までの距離に相
当する長さのワイヤー1がオリフイス4を通して
下流側に送り出され、ワイヤー1の自由端36は
室20を通つてローラー22と23との間を通り
抜けており、この状態でローラー22,23はワ
イヤー1をつかめる。
加工を再開する場合にはポンプ27を再始動し
て加工液をオリフイス4に送り込むことが必要で
ある。その時制御ユニツト31はポンプ27を反
対方向に起動して加圧した加工液を室20に送り
込みオリフイス4の加工ゾーンの加工液を更新
し、加工屑を排除する。
て加工液をオリフイス4に送り込むことが必要で
ある。その時制御ユニツト31はポンプ27を反
対方向に起動して加圧した加工液を室20に送り
込みオリフイス4の加工ゾーンの加工液を更新
し、加工屑を排除する。
指示器33からユニツト31に送られる信号に
よつてキヤリツジ11は待機位置に戻される。入
力34に印加する制御信号は種々の方法で得るこ
とができる。ワイヤー11が破断した瞬間にワイ
ヤー1の張力が失なわれ圧力ローラー18には何
等の抵抗も加わらなくなるから、圧力ローラー1
8を介して制御ユニツト31を起動させることも
できる。即ちこのローラー18の追加変位によつ
てスイツチを閉じ、制御ユニツト31を起動する
信号を発生させることができる。
よつてキヤリツジ11は待機位置に戻される。入
力34に印加する制御信号は種々の方法で得るこ
とができる。ワイヤー11が破断した瞬間にワイ
ヤー1の張力が失なわれ圧力ローラー18には何
等の抵抗も加わらなくなるから、圧力ローラー1
8を介して制御ユニツト31を起動させることも
できる。即ちこのローラー18の追加変位によつ
てスイツチを閉じ、制御ユニツト31を起動する
信号を発生させることができる。
第2の別の実施例では、第1図に対して変更さ
れた部分だけを示してある。吸込み室43は環状
の室44に取囲まれている。室44は、室43の
出口孔46を取囲むノズル45で終つている。室
44には加圧された加工液が供給され、この加工
液がノズル45から流出する際に室43内に吸込
みが生ずる。本例ではポンプ41を停止させる必
要なくワイヤー1は室内に入り、そして出口孔4
6から出ていく。
れた部分だけを示してある。吸込み室43は環状
の室44に取囲まれている。室44は、室43の
出口孔46を取囲むノズル45で終つている。室
44には加圧された加工液が供給され、この加工
液がノズル45から流出する際に室43内に吸込
みが生ずる。本例ではポンプ41を停止させる必
要なくワイヤー1は室内に入り、そして出口孔4
6から出ていく。
第1図及び第2図はそれぞれ本発明の異なる実
施例を示すものである。 1……電極ワイヤー、2……加工片、3……パ
ルス発生器、4……オリフイス、5,6,7……
ブレーキ手段、8,9,10……ワイヤー引下し
手段、11……キヤリツジ、12……ねじ、13
……電動機、14,15,16……ワイヤー切断
手段、17……電流供給用ローラー、18……圧
力ローラー、19……案内、20……室、21…
…室出口、22,23,24……ワイヤー駆動手
段、25……案内、26……摩擦接点、27……
可逆ポンプ、28……導管、29……室の上側開
口、30……継手、31……制御ユニツト、3
2,33,35……位置指示器、34……制御ユ
ニツトの入力、36……ワイヤーの自由端、43
……真空フアンネル、45……ノズル、41……
ポンプ、44……室、46……室の出口孔。
施例を示すものである。 1……電極ワイヤー、2……加工片、3……パ
ルス発生器、4……オリフイス、5,6,7……
ブレーキ手段、8,9,10……ワイヤー引下し
手段、11……キヤリツジ、12……ねじ、13
……電動機、14,15,16……ワイヤー切断
手段、17……電流供給用ローラー、18……圧
力ローラー、19……案内、20……室、21…
…室出口、22,23,24……ワイヤー駆動手
段、25……案内、26……摩擦接点、27……
可逆ポンプ、28……導管、29……室の上側開
口、30……継手、31……制御ユニツト、3
2,33,35……位置指示器、34……制御ユ
ニツトの入力、36……ワイヤーの自由端、43
……真空フアンネル、45……ノズル、41……
ポンプ、44……室、46……室の出口孔。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 加工片のオリフイスもしくはスロツトに電極
ワイヤーの端を挿入する装置において、 電極ワイヤーを引き出して加工液に漬けられて
いる加工片のオリフイスもしくはスロツトの入口
から出口を通して電極ワイヤーを送り出す電極ワ
イヤーのキヤリツジ、 上記のオリフイスもしくはスロツトの出口に近
接して、オリフイスもしくはスロツトに対向した
開口を有する室、 この室の出口の近くに配置した電極ワイヤー駆
動手段、及び 上記のオリフイスもしくはスロツトを通して加
工液を上記の室内に吸い込み、電極ワイヤーの端
を上記のオリフイスもしくはスロツトに案内する
渦を生じさせる吸い込み手段 を備え、それにより上記のキヤリツジによつて加
工片のオリフイスもしくはスロツトの入口近くに
持つてこられた電極ワイヤーの端を上記の渦によ
つて加工片のオリフイスもしくはスロツトに吸い
込み、そして電極ワイヤーを上記の電極ワイヤー
駆動手段がつかめるまで上記のキヤリツジが電極
ワイヤーを加工片のオリフイスもしくはスロツト
と上記の室を通して送り出すことを特徴とした電
極ワイヤーの端を挿入する装置。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
CH540680A CH636291A5 (fr) | 1980-07-15 | 1980-07-15 | Procede et dispositif pour introduire le bout d'une electrode-fil dans l'orifice de depart d'une piece a decouper par etincelage erosif. |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5721232A JPS5721232A (en) | 1982-02-03 |
JPH021616B2 true JPH021616B2 (ja) | 1990-01-12 |
Family
ID=4293048
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4383281A Granted JPS5721232A (en) | 1980-07-15 | 1981-03-25 | Method and device for inducing tip of electrode wire into orifice of workpiece cut by electric spark erosion |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4465915A (ja) |
JP (1) | JPS5721232A (ja) |
CH (1) | CH636291A5 (ja) |
DE (1) | DE3126444A1 (ja) |
FR (1) | FR2486846A1 (ja) |
GB (1) | GB2080177B (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0497015U (ja) * | 1991-01-10 | 1992-08-21 |
Families Citing this family (22)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS551321U (ja) * | 1978-06-16 | 1980-01-07 | ||
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