JPS6247135B2 - - Google Patents
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- JPS6247135B2 JPS6247135B2 JP57221728A JP22172882A JPS6247135B2 JP S6247135 B2 JPS6247135 B2 JP S6247135B2 JP 57221728 A JP57221728 A JP 57221728A JP 22172882 A JP22172882 A JP 22172882A JP S6247135 B2 JPS6247135 B2 JP S6247135B2
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- JP
- Japan
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- wire
- workpiece
- fluid
- aperture
- hole
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Links
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23H—WORKING OF METAL BY THE ACTION OF A HIGH CONCENTRATION OF ELECTRIC CURRENT ON A WORKPIECE USING AN ELECTRODE WHICH TAKES THE PLACE OF A TOOL; SUCH WORKING COMBINED WITH OTHER FORMS OF WORKING OF METAL
- B23H7/00—Processes or apparatus applicable to both electrical discharge machining and electrochemical machining
- B23H7/02—Wire-cutting
- B23H7/08—Wire electrodes
- B23H7/10—Supporting, winding or electrical connection of wire-electrode
- B23H7/101—Supply of working media
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23H—WORKING OF METAL BY THE ACTION OF A HIGH CONCENTRATION OF ELECTRIC CURRENT ON A WORKPIECE USING AN ELECTRODE WHICH TAKES THE PLACE OF A TOOL; SUCH WORKING COMBINED WITH OTHER FORMS OF WORKING OF METAL
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- B23H7/02—Wire-cutting
- B23H7/08—Wire electrodes
- B23H7/10—Supporting, winding or electrical connection of wire-electrode
- B23H7/102—Automatic wire threading
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、走行ワイヤーEDM装置の電極ワイ
ヤーの端を加工片に予めあけてある穴に、或は電
極ワイヤーが破断した後に再穴通しする場合には
放電によつて前に加工された加工片のカツトに、
穴通しするための装置及び方法に係るものであ
る。詳述すれば、本発明は、電極ワイヤーの端を
加工片内のワイヤー通し穴に向かう流体ジエツト
流に乗せて心出しすることによつて加工片を通し
て穴通しする方法及び機構に係るものである。
ヤーの端を加工片に予めあけてある穴に、或は電
極ワイヤーが破断した後に再穴通しする場合には
放電によつて前に加工された加工片のカツトに、
穴通しするための装置及び方法に係るものであ
る。詳述すれば、本発明は、電極ワイヤーの端を
加工片内のワイヤー通し穴に向かう流体ジエツト
流に乗せて心出しすることによつて加工片を通し
て穴通しする方法及び機構に係るものである。
走行ワイヤーEDM技術において、電極ワイヤ
ーを加工片内のワイヤー通し穴に穴通しするため
に流体ジエツト流を利用することは公知である。
米国特許3891819号及び同3987270号、日本国特許
公報56−10130号に示されている電極ワイヤー穴
通しデバイスは、機械的ワイヤー送給デバイスに
よつて電極ワイヤーの端が長手方向に送給される
ノズルを備えており、このノズルを加工片内のワ
イヤー通し穴に向け加圧された流体をこのノズル
に供給して流体の流れをワイヤー通し穴に向かう
ジエツト流とし電極ワイヤーをこのジエツト流に
よつて同軸状に取囲むようになつている。電極ワ
イヤーの端は流体ジエツト流によつて案内され、
また流体のジエツト流と電極ワイヤーの周面との
間の表皮摩擦効果によつて加工片内のワイヤー通
し穴に向かつて少なくとも部分的に駆動されるよ
うになる。
ーを加工片内のワイヤー通し穴に穴通しするため
に流体ジエツト流を利用することは公知である。
米国特許3891819号及び同3987270号、日本国特許
公報56−10130号に示されている電極ワイヤー穴
通しデバイスは、機械的ワイヤー送給デバイスに
よつて電極ワイヤーの端が長手方向に送給される
ノズルを備えており、このノズルを加工片内のワ
イヤー通し穴に向け加圧された流体をこのノズル
に供給して流体の流れをワイヤー通し穴に向かう
ジエツト流とし電極ワイヤーをこのジエツト流に
よつて同軸状に取囲むようになつている。電極ワ
イヤーの端は流体ジエツト流によつて案内され、
また流体のジエツト流と電極ワイヤーの周面との
間の表皮摩擦効果によつて加工片内のワイヤー通
し穴に向かつて少なくとも部分的に駆動されるよ
うになる。
このような電極ワイヤー穴通し機構では、加工
片を貫通しているワイヤー通し穴は、能動的な部
分として働らくことがない。逆に、ワイヤー通し
穴自体は、特にワイヤー通し穴がこの穴の入口に
接して位置ぎめされたノズルによつて作られるジ
エツト流よりも狭い場合には、電極ワイヤーの端
を効果的に穴通しする際に邪魔物となる。これ
は、流体のジエツト流が部分的に砕けてワイヤー
通し穴の縁で乱され、電極ワイヤーを包んでいる
流体のジエツト流がノズル出口と加工片のワイヤ
ー通し穴の入口との間の短かい自由空間でのみワ
イヤーを効果的に案内し、駆動することに起因す
るものである。これらの状態の下では、もし電極
ワイヤーの長手軸がワイヤー通し穴の長手軸に正
確に一致していなければ、ワイヤーの端面がワイ
ヤー通し穴の縁に突当り、機械的ワイヤー送給デ
バイスによつてワイヤーに加えられる力の作用の
下にワイヤーの端附近が曲げられる可能性がある
ことは明白である。先行技術の穴通し機構の上述
のような不都合のために、これらの穴通し機構が
例えば0.1mmのような極めて細い電極ワイヤー
を、例えば直径が0.2乃至0.3mmのようにワイヤー
の寸法の2或は3倍のワイヤー通し穴に通すこと
はできないことが経験的に知られている。ワイヤ
ーは、例えば比較的小直径のスプールから供給さ
れたり、或は応力を受けているために一般的には
まつすぐではないから、ワイヤーの端がジエツト
流と同心に配置されないことが多く、従つてワイ
ヤー通し穴と同心にならないことが屡々である。
片を貫通しているワイヤー通し穴は、能動的な部
分として働らくことがない。逆に、ワイヤー通し
穴自体は、特にワイヤー通し穴がこの穴の入口に
接して位置ぎめされたノズルによつて作られるジ
エツト流よりも狭い場合には、電極ワイヤーの端
を効果的に穴通しする際に邪魔物となる。これ
は、流体のジエツト流が部分的に砕けてワイヤー
通し穴の縁で乱され、電極ワイヤーを包んでいる
流体のジエツト流がノズル出口と加工片のワイヤ
ー通し穴の入口との間の短かい自由空間でのみワ
イヤーを効果的に案内し、駆動することに起因す
るものである。これらの状態の下では、もし電極
ワイヤーの長手軸がワイヤー通し穴の長手軸に正
確に一致していなければ、ワイヤーの端面がワイ
ヤー通し穴の縁に突当り、機械的ワイヤー送給デ
バイスによつてワイヤーに加えられる力の作用の
下にワイヤーの端附近が曲げられる可能性がある
ことは明白である。先行技術の穴通し機構の上述
のような不都合のために、これらの穴通し機構が
例えば0.1mmのような極めて細い電極ワイヤー
を、例えば直径が0.2乃至0.3mmのようにワイヤー
の寸法の2或は3倍のワイヤー通し穴に通すこと
はできないことが経験的に知られている。ワイヤ
ーは、例えば比較的小直径のスプールから供給さ
れたり、或は応力を受けているために一般的には
まつすぐではないから、ワイヤーの端がジエツト
流と同心に配置されないことが多く、従つてワイ
ヤー通し穴と同心にならないことが屡々である。
加工片内のワイヤー通し穴にワイヤーを通す前
に、ワイヤーを引張りながら加熱することによつ
てワイヤーをまつすぐにすることが示唆されてい
る。このプロセスは銅製の、乃び銅を高い割合で
含んでいる合金製のワイヤをまつすぐにするのに
特に好都合である。銅は約1000℃で溶融し、低い
応力を受けると600℃程度の温度で激しく変形さ
せることができる。これに対してタングステン及
びモリブデンの両方或は何れか一方で作られたワ
イヤーは約3000℃の溶融温度を有しており、これ
らのワイヤーを適切な熱処理することは、不可能
ではないにしても、極めて困難である。
に、ワイヤーを引張りながら加熱することによつ
てワイヤーをまつすぐにすることが示唆されてい
る。このプロセスは銅製の、乃び銅を高い割合で
含んでいる合金製のワイヤをまつすぐにするのに
特に好都合である。銅は約1000℃で溶融し、低い
応力を受けると600℃程度の温度で激しく変形さ
せることができる。これに対してタングステン及
びモリブデンの両方或は何れか一方で作られたワ
イヤーは約3000℃の溶融温度を有しており、これ
らのワイヤーを適切な熱処理することは、不可能
ではないにしても、極めて困難である。
加工片内のワイヤー通し穴の寸法がワイヤーの
直径の数倍(例えば5倍)の大きさがあれば、ど
のような自動ワイヤー通し機構でも(完全には程
遠いような機構でも)満足できる穴通し操作を遂
行可能であることは明白である。しかし、加工片
にこのような寸法の穴を予めあけるには時間を必
要とし、また、加工片内のカツトがこのような大
寸法の出発穴を受入れ得ないことから大寸法のワ
イヤー通し穴を予めあけられないことが多い。近
年の小型化傾向によつて、スタンピングダイス或
は押出しダイスを例えば0.1乃至0.2mmのように極
めて小さい側面寸法を有する素子で作ることが必
要な場合が多い。加工片を回復できないまでに破
損させ、廃棄させるような危険を冒さないため
に、加工片を貫通するワイヤー通し穴は、ダイス
壁の制限内で最大寸法の開孔内に受入れ得るよう
な寸法としなければならない。従つて、電極ワイ
ヤーの寸法よりも僅かに大きい寸法のワイヤー通
し細孔を加工片に設けることを必要とする場合が
多くなり、このような小寸法の穴に電極ワイヤー
を通すには困難が伴ない、これが先行技術のワイ
ヤー通し機構及び方法では解決することのできな
い問題であつた。
直径の数倍(例えば5倍)の大きさがあれば、ど
のような自動ワイヤー通し機構でも(完全には程
遠いような機構でも)満足できる穴通し操作を遂
行可能であることは明白である。しかし、加工片
にこのような寸法の穴を予めあけるには時間を必
要とし、また、加工片内のカツトがこのような大
寸法の出発穴を受入れ得ないことから大寸法のワ
イヤー通し穴を予めあけられないことが多い。近
年の小型化傾向によつて、スタンピングダイス或
は押出しダイスを例えば0.1乃至0.2mmのように極
めて小さい側面寸法を有する素子で作ることが必
要な場合が多い。加工片を回復できないまでに破
損させ、廃棄させるような危険を冒さないため
に、加工片を貫通するワイヤー通し穴は、ダイス
壁の制限内で最大寸法の開孔内に受入れ得るよう
な寸法としなければならない。従つて、電極ワイ
ヤーの寸法よりも僅かに大きい寸法のワイヤー通
し細孔を加工片に設けることを必要とする場合が
多くなり、このような小寸法の穴に電極ワイヤー
を通すには困難が伴ない、これが先行技術のワイ
ヤー通し機構及び方法では解決することのできな
い問題であつた。
本発明の主目的は、先行技術の不都合を排除
し、走行ワイヤーEDM装置の電極ワイヤーの寸
法よりも僅かに大きい寸法の加工片内のワイヤー
通し穴に電極ワイヤーの端を自動的に穴通しする
ことを提供することである。本発明は、加工片内
のワイヤー通し穴の入口に向かつて集まる高圧力
で高速度の流体の流れを発生させ、ワイヤーの端
をこの集中流体流内に導びき、そしてワイヤーの
端をワイヤー通し穴に送給することによつてその
目的を達成する。
し、走行ワイヤーEDM装置の電極ワイヤーの寸
法よりも僅かに大きい寸法の加工片内のワイヤー
通し穴に電極ワイヤーの端を自動的に穴通しする
ことを提供することである。本発明は、加工片内
のワイヤー通し穴の入口に向かつて集まる高圧力
で高速度の流体の流れを発生させ、ワイヤーの端
をこの集中流体流内に導びき、そしてワイヤーの
端をワイヤー通し穴に送給することによつてその
目的を達成する。
以下に添附図面を参照して本発明の好ましい実
施例を説明するが、本発明のこれらの、及び他の
目的及び長所がこの説明から明白となるであろ
う。なお添附図面では同じような、或は等価な素
子に対しては同じ番号を附してある。
施例を説明するが、本発明のこれらの、及び他の
目的及び長所がこの説明から明白となるであろ
う。なお添附図面では同じような、或は等価な素
子に対しては同じ番号を附してある。
第1図に概要を示すように、走行ワイヤー
EDM装置10は、公知のように電極ワイヤー1
4によつて加工片12内にカツトを遂行すること
ができる。電圧パルス発生器16は加工片12と
電極ワイヤー14とにまたがつて接続されてい
る。即ち、発生器16の一方の端子は加工片12
に接続され、他方の端子は加工片12の上下に1
つずつ配置されている1対のすべり接点17及び
18に接続されている。公知のように、加工片1
2と電極ワイヤー14とにまたがつて印加される
電圧パルスは、電極ワイヤー14と加工片12と
の間の間隙即ち加工ゾーン内に加工放電を生ぜし
め、数値制御器(図示せず)の制御の下に適切な
サーボモータ(これらも図示せず)によつて電極
ワイヤー14を横切る軸に沿つて変位する加工片
内にカツトを行なう。
EDM装置10は、公知のように電極ワイヤー1
4によつて加工片12内にカツトを遂行すること
ができる。電圧パルス発生器16は加工片12と
電極ワイヤー14とにまたがつて接続されてい
る。即ち、発生器16の一方の端子は加工片12
に接続され、他方の端子は加工片12の上下に1
つずつ配置されている1対のすべり接点17及び
18に接続されている。公知のように、加工片1
2と電極ワイヤー14とにまたがつて印加される
電圧パルスは、電極ワイヤー14と加工片12と
の間の間隙即ち加工ゾーン内に加工放電を生ぜし
め、数値制御器(図示せず)の制御の下に適切な
サーボモータ(これらも図示せず)によつて電極
ワイヤー14を横切る軸に沿つて変位する加工片
内にカツトを行なう。
EDM装置10は、加工片12の上方に伸びて
いる上側腕20と、加工片12の下方に伸びてい
る下側腕22とを有している。上側腕20はパネ
ル24を保持しており、パネル24上に電極ワイ
ヤー14を供給するためのスプール26及びすべ
り30を垂直方向に往復させるための電動機28
が取付けられている。すべり30はその最上部に
ワイヤー14が巻かれている滑車即ちローラ3
2、ワイヤー14を常に滑車即ちローラ32の周
面に押付けるためのばね押し型ピンチローラ34
を保持している。電動機36は滑車即ちローラ3
2の回転に対抗するようなトルクを加えることに
よつて制動モードで作動させることができる。滑
車即ちローラ32を過ぎた電極ワイヤー14は案
内管38を通過する。案内管38は、加工片12
の上流即ち上方に配置されている第1及び第2の
ワイヤー案内部材42及び44を保持しているブ
ロツク40にワイヤーを導く。2つの上流ワイヤ
ー案内部材42と44との間にはすべり接点17
が配置されている。実線で引込めた位置を、また
破線で伸びた位置を示してあるすべり接点17は
電極ワイヤー14の周面と係合し、ワイヤー14
を案内部材44の表面に作られている案内用Vみ
ぞ46の底に係合させる。電極ワイヤー14とパ
ルス発生器16の端子とを接続する他に、すべり
接点17はワイヤー14の一部(大よそ案内管3
8を通過している部分)を電源48にまたがつて
接続させている。即ち電源48の一方の端子はス
イツチ50を通してすべり接点17に接続され、
他方の端子は例えば回転接点52によつて滑車即
ちローラ32のシヤフトに接続されている(滑車
即ちローラ32は導電性の金属或は合金製であ
る)。このようにすると、すべり接点17と回転
接点52との間に対応する長さの電極ワイヤー1
4を流れる電流がこの長さに亘つてワイヤー14
を加熱してそれを焼鈍するので、ワイヤー14
は、電動機36に制動されながら自由回転してい
る滑車即ちローラ32とEDM装置の下側腕22
上に取付けられていて加工片12の下側に配置さ
れているワイヤーコンベアシステム54との間に
加えられる引張りによつてまつすぐにされるよう
になる。このようにして、銅製或は銅を大量に含
む合金製の電極ワイヤー14は、加工片12を通
過する前にすべり接点17と回転接点52との間
の熱処理によつてまつすぐにされるである。
いる上側腕20と、加工片12の下方に伸びてい
る下側腕22とを有している。上側腕20はパネ
ル24を保持しており、パネル24上に電極ワイ
ヤー14を供給するためのスプール26及びすべ
り30を垂直方向に往復させるための電動機28
が取付けられている。すべり30はその最上部に
ワイヤー14が巻かれている滑車即ちローラ3
2、ワイヤー14を常に滑車即ちローラ32の周
面に押付けるためのばね押し型ピンチローラ34
を保持している。電動機36は滑車即ちローラ3
2の回転に対抗するようなトルクを加えることに
よつて制動モードで作動させることができる。滑
車即ちローラ32を過ぎた電極ワイヤー14は案
内管38を通過する。案内管38は、加工片12
の上流即ち上方に配置されている第1及び第2の
ワイヤー案内部材42及び44を保持しているブ
ロツク40にワイヤーを導く。2つの上流ワイヤ
ー案内部材42と44との間にはすべり接点17
が配置されている。実線で引込めた位置を、また
破線で伸びた位置を示してあるすべり接点17は
電極ワイヤー14の周面と係合し、ワイヤー14
を案内部材44の表面に作られている案内用Vみ
ぞ46の底に係合させる。電極ワイヤー14とパ
ルス発生器16の端子とを接続する他に、すべり
接点17はワイヤー14の一部(大よそ案内管3
8を通過している部分)を電源48にまたがつて
接続させている。即ち電源48の一方の端子はス
イツチ50を通してすべり接点17に接続され、
他方の端子は例えば回転接点52によつて滑車即
ちローラ32のシヤフトに接続されている(滑車
即ちローラ32は導電性の金属或は合金製であ
る)。このようにすると、すべり接点17と回転
接点52との間に対応する長さの電極ワイヤー1
4を流れる電流がこの長さに亘つてワイヤー14
を加熱してそれを焼鈍するので、ワイヤー14
は、電動機36に制動されながら自由回転してい
る滑車即ちローラ32とEDM装置の下側腕22
上に取付けられていて加工片12の下側に配置さ
れているワイヤーコンベアシステム54との間に
加えられる引張りによつてまつすぐにされるよう
になる。このようにして、銅製或は銅を大量に含
む合金製の電極ワイヤー14は、加工片12を通
過する前にすべり接点17と回転接点52との間
の熱処理によつてまつすぐにされるである。
ワイヤーコンベア54は1対のエンドレスコン
ベアベルト56,58からなつており、これらの
ベルトの間に加工片12を通過した後の電極ワイ
ヤー14を捕えて駆動するようになつている。加
工片12を通過中のワイヤー14は、上流案内部
材44と、加工片12の下方の下側腕22上に取
付けられている下流案内部材60との間にぴんと
張られている。
ベアベルト56,58からなつており、これらの
ベルトの間に加工片12を通過した後の電極ワイ
ヤー14を捕えて駆動するようになつている。加
工片12を通過中のワイヤー14は、上流案内部
材44と、加工片12の下方の下側腕22上に取
付けられている下流案内部材60との間にぴんと
張られている。
上流ワイヤー案内部材44の下方で、そして加
工片12を通過する前に、電極ワイヤー14はブ
ロツク40の下側に取付けられている同軸流体ノ
ズル62を通過する。この同軸流体ノズル62に
は導管64によつてガス状或は液状の加圧流体が
供給される。同軸ノズル62を高速度で流れる流
体は電極ワイヤー14を取囲むジエツト流を形成
する。このジエツト流は加工片12を通して作ら
れているアパーチヤ即ちワイヤー通し穴66に向
かつて高速度で流れるため、電極ワイヤー14を
ジエツト流へ中心に維持して加工片12内のワイ
ヤー通し穴66の入口に向かつて輸送するのを援
助する水力学的な力を発生する。加工片12内の
ワイヤー通し穴66を通る前のワイヤー14の端
は、流体ジエツト流によつて保持され案内され、
ジエツト流によつてワイヤー通し穴66の入口に
向かつて引張られ、同時に電動機モードで働らく
電動機36によつて駆動される滑車即ちローラ3
2によつて下方に送給される。ワイヤー14への
ジエツト流の作用はワイヤー14を引張ることで
あるが、ワイヤー14はピンチローラ34によつ
て滑車即ちローラ32の周面をすべらないように
なつている。加工片12を加工中には、同軸ノズ
ル62に誘電流体を供給して電極ワイヤー14と
加工片12との間の加工ゾーンに誘電流体を流す
ようにすることができる。
工片12を通過する前に、電極ワイヤー14はブ
ロツク40の下側に取付けられている同軸流体ノ
ズル62を通過する。この同軸流体ノズル62に
は導管64によつてガス状或は液状の加圧流体が
供給される。同軸ノズル62を高速度で流れる流
体は電極ワイヤー14を取囲むジエツト流を形成
する。このジエツト流は加工片12を通して作ら
れているアパーチヤ即ちワイヤー通し穴66に向
かつて高速度で流れるため、電極ワイヤー14を
ジエツト流へ中心に維持して加工片12内のワイ
ヤー通し穴66の入口に向かつて輸送するのを援
助する水力学的な力を発生する。加工片12内の
ワイヤー通し穴66を通る前のワイヤー14の端
は、流体ジエツト流によつて保持され案内され、
ジエツト流によつてワイヤー通し穴66の入口に
向かつて引張られ、同時に電動機モードで働らく
電動機36によつて駆動される滑車即ちローラ3
2によつて下方に送給される。ワイヤー14への
ジエツト流の作用はワイヤー14を引張ることで
あるが、ワイヤー14はピンチローラ34によつ
て滑車即ちローラ32の周面をすべらないように
なつている。加工片12を加工中には、同軸ノズ
ル62に誘電流体を供給して電極ワイヤー14と
加工片12との間の加工ゾーンに誘電流体を流す
ようにすることができる。
電極ワイヤー14を加工片12内のワイヤー通
し穴66に穴通し或は再穴通しする前にワイヤー
14の端をトリミングするための1対の動力作動
式ワイヤーカツタ68,69が同軸ノズル62の
下方に取付けられている。穴通し或は再穴通し操
作中、電極ワイヤー14の端は、加工片12内の
ワイヤー通し穴66を通過すると、ワイヤーコン
ベアシステム54の入口において1対の滑車即ち
ローラ70と71との間に捕えられる(エンドレ
スコンベアベルト58はローラ71を巻いてい
る)。使用済のワイヤーはこのようにしてコンベ
アシステム54のコンベアベルト56と58との
間で輸送され、EDM装置10の外部へワイヤー
を処分するための排出管72へ送られるか、或は
受入れ用リール即ちスプールに巻取られる。コン
ベアシステム54は、制動モードで作動している
滑車即ちローラ32に結合された電動機36に対
抗する一定の引張りを電極ワイヤー14に印加す
るように、一定の速さで滑車即ちローラ70及び
71を動力駆動してもよいし、或はコンベアベル
ト56及び58を保持している他の若干の滑車或
はローラを動力駆動してもよい。電動機36によ
つて滑車即ちローラ32に、従つて電極ワイヤー
14に加えられる制動力を適切な値に調整するこ
とによつて、電極ワイヤー14に加えられる引張
力が調整される。滑車即ちローラ71と70との
間のベルトコンベアシステム54への入口は中心
を若干ずらしてあるので、電極ワイヤー14の端
がベルトコンベアシステム54に捕捉されると直
ちにワイヤー14は保持及び案内部材60及びす
べり接点18の面と係合するように横方向に変位
させられる。
し穴66に穴通し或は再穴通しする前にワイヤー
14の端をトリミングするための1対の動力作動
式ワイヤーカツタ68,69が同軸ノズル62の
下方に取付けられている。穴通し或は再穴通し操
作中、電極ワイヤー14の端は、加工片12内の
ワイヤー通し穴66を通過すると、ワイヤーコン
ベアシステム54の入口において1対の滑車即ち
ローラ70と71との間に捕えられる(エンドレ
スコンベアベルト58はローラ71を巻いてい
る)。使用済のワイヤーはこのようにしてコンベ
アシステム54のコンベアベルト56と58との
間で輸送され、EDM装置10の外部へワイヤー
を処分するための排出管72へ送られるか、或は
受入れ用リール即ちスプールに巻取られる。コン
ベアシステム54は、制動モードで作動している
滑車即ちローラ32に結合された電動機36に対
抗する一定の引張りを電極ワイヤー14に印加す
るように、一定の速さで滑車即ちローラ70及び
71を動力駆動してもよいし、或はコンベアベル
ト56及び58を保持している他の若干の滑車或
はローラを動力駆動してもよい。電動機36によ
つて滑車即ちローラ32に、従つて電極ワイヤー
14に加えられる制動力を適切な値に調整するこ
とによつて、電極ワイヤー14に加えられる引張
力が調整される。滑車即ちローラ71と70との
間のベルトコンベアシステム54への入口は中心
を若干ずらしてあるので、電極ワイヤー14の端
がベルトコンベアシステム54に捕捉されると直
ちにワイヤー14は保持及び案内部材60及びす
べり接点18の面と係合するように横方向に変位
させられる。
ワイヤー電極送給用同軸ノズル62は、先行技
術では第2図に示すような主欠陥を呈していた。
即ち、同軸ノズル62は独断的に74で示すよう
な流体ジエツト流を発生し、このジエツト流は電
極ワイヤー14を取囲んでそれをジエツト流内に
同軸状に維持する。このジエツト流74はほぼ円
筒形で、その直径は加工片12にあけたワイヤー
通し穴66の直径よりも僅かに大きい。従つて、
ジエツト流74は穴66の縁82を取巻いている
加工片12の表面に衝突して矢印76で示すよう
に広がる。そのため、もし電極ワイヤー14の端
が(小直径で長期間曲げられていたことによつ
て)78で示すように僅かに曲つていると、電極
ワイヤー14の端面80は、穴66内に導びかれ
ずに、穴66の縁82に当つて穴66に通るのを
妨げられるようになる。流体のジエツト流74に
よつて電極ワイヤー14に加えられる力はワイヤ
ー14をまつすぐにする程強くはないから、ワイ
ヤー14の端は加工片12の穴66(前述のよう
に極めて小寸法の穴であり、ワイヤー14自体よ
りも小さい)の入口に捕えられたままとなる。
術では第2図に示すような主欠陥を呈していた。
即ち、同軸ノズル62は独断的に74で示すよう
な流体ジエツト流を発生し、このジエツト流は電
極ワイヤー14を取囲んでそれをジエツト流内に
同軸状に維持する。このジエツト流74はほぼ円
筒形で、その直径は加工片12にあけたワイヤー
通し穴66の直径よりも僅かに大きい。従つて、
ジエツト流74は穴66の縁82を取巻いている
加工片12の表面に衝突して矢印76で示すよう
に広がる。そのため、もし電極ワイヤー14の端
が(小直径で長期間曲げられていたことによつ
て)78で示すように僅かに曲つていると、電極
ワイヤー14の端面80は、穴66内に導びかれ
ずに、穴66の縁82に当つて穴66に通るのを
妨げられるようになる。流体のジエツト流74に
よつて電極ワイヤー14に加えられる力はワイヤ
ー14をまつすぐにする程強くはないから、ワイ
ヤー14の端は加工片12の穴66(前述のよう
に極めて小寸法の穴であり、ワイヤー14自体よ
りも小さい)の入口に捕えられたままとなる。
第3図は、加工片12内のワイヤー通し穴66
に電極ワイヤー14を通すための本発明の原理を
概示するものである。比較的高圧の流体84は電
極ワイヤー14の端を取巻いている外囲86の内
部に供給され、穴66の入口に向かつて集まる流
れ(矢印88で示す)となつて流れる。同時に、
穴66の入口に向けて電極ワイヤー14を機械的
に長手方向に送給することによつて、また流体流
の水力学的な力で駆動されて、電極ワイヤー14
の端は穴66の入口に接近するにつれて穴66の
軸に心が合うようになり、ワイヤー14の端面8
0が穴66の縁82と係合するのが防がれて容易
に穴66の中に導びかれるようになる。このよう
にして、第2図の先行技術機構の欠陥が解消され
るのである。電極ワイヤー14の自己心出しは、
加工片12の表面に接する流体の流線が殆んど水
平となり全ての方向から半径方向に穴66の入口
に向かつて急速に集まるように、充分な体積の加
圧流体84が外囲86に供給された場合にのみ達
成されるのである。加圧流体84は圧縮空気、
水、油であつても、或はペーストであつてさえも
よい。流体の粘度が大きい程、加工片12の穴6
6の軸に対して電極ワイヤー14の端の自己心出
しを行なわせる水力学的な力は強くなる。
に電極ワイヤー14を通すための本発明の原理を
概示するものである。比較的高圧の流体84は電
極ワイヤー14の端を取巻いている外囲86の内
部に供給され、穴66の入口に向かつて集まる流
れ(矢印88で示す)となつて流れる。同時に、
穴66の入口に向けて電極ワイヤー14を機械的
に長手方向に送給することによつて、また流体流
の水力学的な力で駆動されて、電極ワイヤー14
の端は穴66の入口に接近するにつれて穴66の
軸に心が合うようになり、ワイヤー14の端面8
0が穴66の縁82と係合するのが防がれて容易
に穴66の中に導びかれるようになる。このよう
にして、第2図の先行技術機構の欠陥が解消され
るのである。電極ワイヤー14の自己心出しは、
加工片12の表面に接する流体の流線が殆んど水
平となり全ての方向から半径方向に穴66の入口
に向かつて急速に集まるように、充分な体積の加
圧流体84が外囲86に供給された場合にのみ達
成されるのである。加圧流体84は圧縮空気、
水、油であつても、或はペーストであつてさえも
よい。流体の粘度が大きい程、加工片12の穴6
6の軸に対して電極ワイヤー14の端の自己心出
しを行なわせる水力学的な力は強くなる。
本発明を実行するために、加工片12を通る穴
66の入口を、加圧された流体84が供給される
耐漏外囲86によつて覆う。前述のように、加工
片12の穴66の入口に向かつて半径方向に集ま
る高速度流体流が得られるように、外囲86は比
較的大容積とすることが好ましい。換言すれば、
外囲86の内径をワイヤー通し穴66の直径より
も大巾に大きくしなければならない。
66の入口を、加圧された流体84が供給される
耐漏外囲86によつて覆う。前述のように、加工
片12の穴66の入口に向かつて半径方向に集ま
る高速度流体流が得られるように、外囲86は比
較的大容積とすることが好ましい。換言すれば、
外囲86の内径をワイヤー通し穴66の直径より
も大巾に大きくしなければならない。
第4図は、本発明による構造例を示すものであ
る。電極ワイヤー案内部材42及び44、及び引
込み可能なすべり接点17が取付けられている第
1図の走行ワイヤーEDM装置10のブロツク4
0は、導管90から加圧流体を供給される量89を
限定している。室89内に導入された加圧流体
は、ブロツク40の底壁93に設けられている漏
斗状ノズル92を通して流される。ワイヤーカツ
タ68,69はブロツク40の下に取付けられて
いる。底にブロツク40を保持しているすべり3
0は垂直に変位することができ、再穴通し操作前
にはワイヤーカツタ68,69を加工片12の上
面に接近させるように下方に変位している。
る。電極ワイヤー案内部材42及び44、及び引
込み可能なすべり接点17が取付けられている第
1図の走行ワイヤーEDM装置10のブロツク4
0は、導管90から加圧流体を供給される量89を
限定している。室89内に導入された加圧流体
は、ブロツク40の底壁93に設けられている漏
斗状ノズル92を通して流される。ワイヤーカツ
タ68,69はブロツク40の下に取付けられて
いる。底にブロツク40を保持しているすべり3
0は垂直に変位することができ、再穴通し操作前
にはワイヤーカツタ68,69を加工片12の上
面に接近させるように下方に変位している。
ブロツク40は円筒形であり、外囲86を保持
している。即ち外囲86はスリーブ94の形状で
あり、ブロツク40の下端部を取囲んですべり可
能なように配置されている。スリーブ94はコイ
ルばね96によつて下方に押付けられていて、す
べり30が下方に変位するとコイルばね96は環
状のみぞ99内にOリング98を取付けてあるス
リーブ94の底を加工片12の表面にしつかりと
係合させる。導管90を通して室88内に導入さ
れた加圧流体84は高速度でノズル92を通り、
外囲86を限定しているスリーブ94によつてブ
ロツク40の下に作られた室100内に流入す
る。穴通し操作中、電極ワイヤー14の端がワイ
ヤーカツタ68及び69によつてきれいに切断さ
れた後、ワイヤー14が管38を通して下方に押
されるとワイヤー14の端は加工片12内の穴6
6の入口に向かつて集まる室100内の流体の半
径方向流によつて自動的に心合せされるようにな
る。前述のように、電極ワイヤー14は、第1図
の電動機36によつて回転駆動されている滑車即
ちローラ32によつて管38を通して下方に送給
され、ピンチローラ34は電極ワイヤー14と滑
車即ちローラ32の表面との係合を確保する。
している。即ち外囲86はスリーブ94の形状で
あり、ブロツク40の下端部を取囲んですべり可
能なように配置されている。スリーブ94はコイ
ルばね96によつて下方に押付けられていて、す
べり30が下方に変位するとコイルばね96は環
状のみぞ99内にOリング98を取付けてあるス
リーブ94の底を加工片12の表面にしつかりと
係合させる。導管90を通して室88内に導入さ
れた加圧流体84は高速度でノズル92を通り、
外囲86を限定しているスリーブ94によつてブ
ロツク40の下に作られた室100内に流入す
る。穴通し操作中、電極ワイヤー14の端がワイ
ヤーカツタ68及び69によつてきれいに切断さ
れた後、ワイヤー14が管38を通して下方に押
されるとワイヤー14の端は加工片12内の穴6
6の入口に向かつて集まる室100内の流体の半
径方向流によつて自動的に心合せされるようにな
る。前述のように、電極ワイヤー14は、第1図
の電動機36によつて回転駆動されている滑車即
ちローラ32によつて管38を通して下方に送給
され、ピンチローラ34は電極ワイヤー14と滑
車即ちローラ32の表面との係合を確保する。
ブロツク40の底のノズル92を通る流体の流
れはワイヤー14に引張りをも加えるが、この目
的のために加圧流体84は例えばシリコンをベー
スとする油のような極めて粘度の高いものとする
ことが好ましい。電極ワイヤー14の端が加工片
12内のワイヤー通し穴66を通過した後は、前
述のようにこのワイヤー14の端は第1図のワイ
ヤーコンベアシステム54によつて捕えられ、こ
れによつて放電による加工片12のカツトが遂行
できるようになる。
れはワイヤー14に引張りをも加えるが、この目
的のために加圧流体84は例えばシリコンをベー
スとする油のような極めて粘度の高いものとする
ことが好ましい。電極ワイヤー14の端が加工片
12内のワイヤー通し穴66を通過した後は、前
述のようにこのワイヤー14の端は第1図のワイ
ヤーコンベアシステム54によつて捕えられ、こ
れによつて放電による加工片12のカツトが遂行
できるようになる。
流体が放電による加工片のカツテイング操作の
遂行に用いられる誘電流体でない限り、穴通し或
は再穴通し操作に用いた加圧流体の流れは中断さ
れ、適切な誘電流体に置換され、この誘電流体は
導管90から連続的にブロツク40内の室88及
びスリーブ94内の室100内に供給されるよう
になる。
遂行に用いられる誘電流体でない限り、穴通し或
は再穴通し操作に用いた加圧流体の流れは中断さ
れ、適切な誘電流体に置換され、この誘電流体は
導管90から連続的にブロツク40内の室88及
びスリーブ94内の室100内に供給されるよう
になる。
カツテイング操作中、室100内に気泡が形成
されないようにするために、Oリング98を設け
てあるスリーブ94の端を加工片12の表面と係
合させないようにスリーブ94を持上げることが
望ましい。加圧された流体を容れている外囲内の
気泡がワイヤー14に衝突して比較的弱いワイヤ
ー14を破断させるかも知れないので、このよう
な機構が必要なのである。或は、そしてこのこと
に加えて、室100内のガスが爆発の危険を伴な
うかも知れない。
されないようにするために、Oリング98を設け
てあるスリーブ94の端を加工片12の表面と係
合させないようにスリーブ94を持上げることが
望ましい。加圧された流体を容れている外囲内の
気泡がワイヤー14に衝突して比較的弱いワイヤ
ー14を破断させるかも知れないので、このよう
な機構が必要なのである。或は、そしてこのこと
に加えて、室100内のガスが爆発の危険を伴な
うかも知れない。
スリーブ94をブロツク40に対して上昇させ
るために、スリーブ94にはブロツク40の直径
を小さくしてある周縁部分104とすべり係合す
るようになつている内側に突出た半径方向の肩部
102を設けてあり、またブロツク40にはスリ
ーブ94の中ぐりされた部分106とすべり係合
するようになつている外側に突出た環状部分10
6を設けてある。ブロツク40の環状部分106
とスリーブ94の肩部102との間には環状の室
110が形成されており、導管111を通してこ
の室110内に加圧流体を導入するとスリーブ9
4はブロツク40に対して上方に変位してコイル
ばね96を圧縮し室100が周囲に開くので、放
電によつて加工片12のカツテイング中に室10
0内に形成されるかも知れないガスを大気へ逃す
ことが可能となる。
るために、スリーブ94にはブロツク40の直径
を小さくしてある周縁部分104とすべり係合す
るようになつている内側に突出た半径方向の肩部
102を設けてあり、またブロツク40にはスリ
ーブ94の中ぐりされた部分106とすべり係合
するようになつている外側に突出た環状部分10
6を設けてある。ブロツク40の環状部分106
とスリーブ94の肩部102との間には環状の室
110が形成されており、導管111を通してこ
の室110内に加圧流体を導入するとスリーブ9
4はブロツク40に対して上方に変位してコイル
ばね96を圧縮し室100が周囲に開くので、放
電によつて加工片12のカツテイング中に室10
0内に形成されるかも知れないガスを大気へ逃す
ことが可能となる。
第5図は本発明の変形を示すもので、本例で
は、外囲86を限定しているスリーブ94内に形
成された室100内に導入される加圧流体は、ブ
ロツク40の底にノズル92を中心として円形列
に配列された複数のオリフイス112を通して送
給される。このノズル92は第4図のノズル92
に較べて直径が相当に小さく、殆んどの加圧流体
はオリフイス112を通して室188から室10
0内へ流入して加工片12内の穴66の入口に向
かつて集まる強い流体の流れを作るようになつて
いる。第5図の構造を明確にするために、ワイヤ
ーカツタはそれらの軸が紙面に直角となるように
90゜回転させてあり、一方のワイヤカツタ68だ
けを示してある。
は、外囲86を限定しているスリーブ94内に形
成された室100内に導入される加圧流体は、ブ
ロツク40の底にノズル92を中心として円形列
に配列された複数のオリフイス112を通して送
給される。このノズル92は第4図のノズル92
に較べて直径が相当に小さく、殆んどの加圧流体
はオリフイス112を通して室188から室10
0内へ流入して加工片12内の穴66の入口に向
かつて集まる強い流体の流れを作るようになつて
いる。第5図の構造を明確にするために、ワイヤ
ーカツタはそれらの軸が紙面に直角となるように
90゜回転させてあり、一方のワイヤカツタ68だ
けを示してある。
第6図は本発明の更に別の変形例を示すもので
あり、この実施例は2つの長所を有している。第
6図の構造では、すべり30の端に取付けられて
いるブロツク40の底に、Oリング98を取付け
るみぞ99が設けてある。すべり30を往復動さ
せる電動機28(第1図)には、すべり30が下
方に駆動された時にブロツク40によつて加工片
12に加えられる力を限定するがOリング98か
ら流体が漏洩するのを防ぐには充分となるよう
に、トルク制限機構を設けることが好ましい。ブ
ロツク40内の室89には導管90を通して誘電
流体が供給される。カツテイング操作中誘電流体
は室89から漏斗状ノズル92を通して流され、
電極ワイヤー14と加工片12との間の加工ゾー
ンに誘電流体を供給する。穴通し、或は再穴通し
操作中には加圧された別の穴通し用流体が導管1
14を通してブロツク40の底壁93に設けられ
ている(室89とは分離した)環状通路116に
供給される。穴通し用流体は、環状通路116か
ら複数の孔118を通して収斂用ノズル120に
高速度で且つ高圧で供給される。ブロツク40の
底に形成されOリング98によつてパラメータを
限定される室100に流入した流体は加工片12
の穴66を通してのみ逃出すことができ、収斂用
ノズル120からの流体の流れは電極ワイヤー1
4の端の周縁に均一に突当るようになるので、こ
のワイヤーの端をワイヤー通し穴66を通過させ
るべく良好に心合せし続ける。
あり、この実施例は2つの長所を有している。第
6図の構造では、すべり30の端に取付けられて
いるブロツク40の底に、Oリング98を取付け
るみぞ99が設けてある。すべり30を往復動さ
せる電動機28(第1図)には、すべり30が下
方に駆動された時にブロツク40によつて加工片
12に加えられる力を限定するがOリング98か
ら流体が漏洩するのを防ぐには充分となるよう
に、トルク制限機構を設けることが好ましい。ブ
ロツク40内の室89には導管90を通して誘電
流体が供給される。カツテイング操作中誘電流体
は室89から漏斗状ノズル92を通して流され、
電極ワイヤー14と加工片12との間の加工ゾー
ンに誘電流体を供給する。穴通し、或は再穴通し
操作中には加圧された別の穴通し用流体が導管1
14を通してブロツク40の底壁93に設けられ
ている(室89とは分離した)環状通路116に
供給される。穴通し用流体は、環状通路116か
ら複数の孔118を通して収斂用ノズル120に
高速度で且つ高圧で供給される。ブロツク40の
底に形成されOリング98によつてパラメータを
限定される室100に流入した流体は加工片12
の穴66を通してのみ逃出すことができ、収斂用
ノズル120からの流体の流れは電極ワイヤー1
4の端の周縁に均一に突当るようになるので、こ
のワイヤーの端をワイヤー通し穴66を通過させ
るべく良好に心合せし続ける。
第6図の構造の長所は、穴通し用流体がブロツ
ク40内の室89の中には入らないようになつて
いること、及び電極ワイヤー14を加工片12内
の穴66に穴通し或は再穴通しするために、ワイ
ヤー案内部材42,44及びすべり接点17を収
容している室89に流入させることなく、別の高
粘度流体を用い得ることである。従つて、すべり
接点17と電極ワイヤー14との間に確立されて
いる良好な電気的接触を妨害しかねない。或はワ
イヤー案内部材42及び44の機能を損なう恐れ
のある流体によつて室89の内部が汚染される恐
れはない。従つて電極ワイヤー14を穴通しする
のに極めて濃い流体を、或は電極ワイヤーを加工
片12内の穴66の軸に対して心出しさせるよう
にワイヤーに大きい静水力を作用させるペースト
状流体でさえも、使用することができる。
ク40内の室89の中には入らないようになつて
いること、及び電極ワイヤー14を加工片12内
の穴66に穴通し或は再穴通しするために、ワイ
ヤー案内部材42,44及びすべり接点17を収
容している室89に流入させることなく、別の高
粘度流体を用い得ることである。従つて、すべり
接点17と電極ワイヤー14との間に確立されて
いる良好な電気的接触を妨害しかねない。或はワ
イヤー案内部材42及び44の機能を損なう恐れ
のある流体によつて室89の内部が汚染される恐
れはない。従つて電極ワイヤー14を穴通しする
のに極めて濃い流体を、或は電極ワイヤーを加工
片12内の穴66の軸に対して心出しさせるよう
にワイヤーに大きい静水力を作用させるペースト
状流体でさえも、使用することができる。
第7図の構造では、すべり30の端に取付けら
れているブロツク40が、伸縮可能な弾力的ベロ
ーズ124によつて別の環122を保持してい
る。ブロツク40の底壁93には導管114によ
つて穴通し用流体を供給される環状の通路116
が設けてある。下面にOリング98を取付けてあ
る環122は、誘電流体ノズル92と同軸に配置
されている截頭円錐形突起部分128と同心の収
斂用漏斗形開口126を有していて、収斂用穴通
し用ノズル120が環122内の漏斗形開口12
6とブロツク40の下面の截頭円錐形突起部分1
28の円錐面との間に形成されている。加圧され
た穴通し用流体が導管114から環状通路116
内に導入されてベローズ124の内部の孔118
を通つて流れると、圧力によつて環122が下方
に変位してOリング98は加工片12の表面に係
合するようになる。収斂用ノズル120を高速度
で流れる穴通し用流体は、電極ワイヤー14の端
を加工片12の穴66に対して心合せする。穴通
し或は再穴通し操作が遂行された後に導管114
からの穴通し用流体の流れは遮断されるので、ベ
ローズ124内の圧力は解放されるようになる。
ベローズ124は、内圧が加えられると伸張し内
圧が加えられなくなると収縮するような金属製ベ
ローズとすることが好ましく、このようにすると
穴通し用流体がベローズ124の内部に導入され
なくなると環122が上方に引込むことになる。
れているブロツク40が、伸縮可能な弾力的ベロ
ーズ124によつて別の環122を保持してい
る。ブロツク40の底壁93には導管114によ
つて穴通し用流体を供給される環状の通路116
が設けてある。下面にOリング98を取付けてあ
る環122は、誘電流体ノズル92と同軸に配置
されている截頭円錐形突起部分128と同心の収
斂用漏斗形開口126を有していて、収斂用穴通
し用ノズル120が環122内の漏斗形開口12
6とブロツク40の下面の截頭円錐形突起部分1
28の円錐面との間に形成されている。加圧され
た穴通し用流体が導管114から環状通路116
内に導入されてベローズ124の内部の孔118
を通つて流れると、圧力によつて環122が下方
に変位してOリング98は加工片12の表面に係
合するようになる。収斂用ノズル120を高速度
で流れる穴通し用流体は、電極ワイヤー14の端
を加工片12の穴66に対して心合せする。穴通
し或は再穴通し操作が遂行された後に導管114
からの穴通し用流体の流れは遮断されるので、ベ
ローズ124内の圧力は解放されるようになる。
ベローズ124は、内圧が加えられると伸張し内
圧が加えられなくなると収縮するような金属製ベ
ローズとすることが好ましく、このようにすると
穴通し用流体がベローズ124の内部に導入され
なくなると環122が上方に引込むことになる。
穴通し操作後、導管90によつてブロツク40
の内室89に誘電流体が導入されるが、誘電流体
はベローズ124内に流入することなくノズル9
2を通つて流れ、ワイヤー14と加工片12との
間の加工ゾーンを通過しながらワイヤー14を連
続的に浴洗する。このように加工中にはベローズ
124は収縮し続けているので、環122は加工
片12の表面から引込められている。カツタナイ
フ68のようなワイヤーカツタナイフは環122
内のテーパー付き開口即ちノズル120内に直接
取付ける、即ちワイヤーカツタナイフを加工片1
2内のワイヤー通し穴66の入口に接近させて配
置することができる。
の内室89に誘電流体が導入されるが、誘電流体
はベローズ124内に流入することなくノズル9
2を通つて流れ、ワイヤー14と加工片12との
間の加工ゾーンを通過しながらワイヤー14を連
続的に浴洗する。このように加工中にはベローズ
124は収縮し続けているので、環122は加工
片12の表面から引込められている。カツタナイ
フ68のようなワイヤーカツタナイフは環122
内のテーパー付き開口即ちノズル120内に直接
取付ける、即ちワイヤーカツタナイフを加工片1
2内のワイヤー通し穴66の入口に接近させて配
置することができる。
本発明によれば、ワイヤーが偶発的に破断した
場合に加工片12に遂行しているカツトに電極ワ
イヤー14を穴通しすることが可能である。これ
らの状態の下では、ワイヤーの端をきれいにトリ
ミングするのにワイヤーカツタを用いると有利で
ある。外囲86内に高圧で導入される流体によつ
て電極ワイヤ14の端及び加工片内のカツトの中
の他の加工屑を洗浄することができる。
場合に加工片12に遂行しているカツトに電極ワ
イヤー14を穴通しすることが可能である。これ
らの状態の下では、ワイヤーの端をきれいにトリ
ミングするのにワイヤーカツタを用いると有利で
ある。外囲86内に高圧で導入される流体によつ
て電極ワイヤ14の端及び加工片内のカツトの中
の他の加工屑を洗浄することができる。
当業者ならば本発明が、走行ワイヤーEDM装
置において加工片にカツトを行なう前に、穴通し
する前の電極ワイヤーの端が偶発的に中心からず
れているとしても、ワイヤーを通すべき穴にワイ
ヤーの端を心合せするという主長所を有している
ことが容易に理解されよう。本発明によれば、
EDM装置自体によつて、或は(これが一般的で
はあるが)ワイヤーの端が完全にまつすぐではな
いことによつて、若干の心合せ誤差が存在してい
たとしても、ワイヤーを自動的に穴通しさせるこ
とが可能である。ワイヤーの曲がりは、比較的小
直径のスプールに巻かれて貯蔵されていたことに
よつて、或はモリブデンのワイヤーの場合のよう
にまつすぐにすることを殆んど不可能ならしめる
治金学的な理由から生ずるものである。また、ワ
イヤーの曲がりは、例えばワイヤーカツタの刃が
若干磨耗していれば偶発的に起り得るものであ
る。例えば0.1mm或はそれ以下のような極めて細
い電極ワイヤーは完全に硬さがなく極めて容易に
曲がるものであるから、加工片を貫通しているワ
イヤー通し穴にワイヤーの端を心合せするような
力をワイヤーの端に加える本発明による自己心出
し穴通し装置は多くの応用を有していることにな
る。
置において加工片にカツトを行なう前に、穴通し
する前の電極ワイヤーの端が偶発的に中心からず
れているとしても、ワイヤーを通すべき穴にワイ
ヤーの端を心合せするという主長所を有している
ことが容易に理解されよう。本発明によれば、
EDM装置自体によつて、或は(これが一般的で
はあるが)ワイヤーの端が完全にまつすぐではな
いことによつて、若干の心合せ誤差が存在してい
たとしても、ワイヤーを自動的に穴通しさせるこ
とが可能である。ワイヤーの曲がりは、比較的小
直径のスプールに巻かれて貯蔵されていたことに
よつて、或はモリブデンのワイヤーの場合のよう
にまつすぐにすることを殆んど不可能ならしめる
治金学的な理由から生ずるものである。また、ワ
イヤーの曲がりは、例えばワイヤーカツタの刃が
若干磨耗していれば偶発的に起り得るものであ
る。例えば0.1mm或はそれ以下のような極めて細
い電極ワイヤーは完全に硬さがなく極めて容易に
曲がるものであるから、加工片を貫通しているワ
イヤー通し穴にワイヤーの端を心合せするような
力をワイヤーの端に加える本発明による自己心出
し穴通し装置は多くの応用を有していることにな
る。
銅、黄銅、銅或はタングステン製の電極ワイヤ
ーを用いる場合に注意すべきは、電極ワイヤーを
加工片に穴通し或は再穴通しした後で、ワイヤー
案内部材が加工片内の穴の軸と正しく心が合わな
い場合が多いことである。このような場合ワイヤ
ーの端をワイヤーコンベア機構に係合せしめた後
にワイヤーをぴんと張ると、ワイヤーが加工片の
穴の縁に押付けられるので、ワイヤーと加工片と
の間が短絡して放電のトリガリングが妨げられる
ようになる。従つて電極ワイヤーを穴通し或は再
穴通しした後、電極ワイヤーと加工片との間の短
絡を検出し、両者間の接触が検出されなくなるま
で、例えばらせん状の或は他の通路のような同心
円に沿うシステマチツクプログラムに従つて、電
極ワイヤーを加工片に対して変位させるための手
段を設けるべきである。更に、加工片にワイヤー
を穴通しする前に加工片をワイヤーに対して出発
位置まで戻し、偶発的破断を生じた時点にワイヤ
ーが占めていた位置までワイヤーを戻し、そして
プログラムに従つてカツトを続行させるための他
のシステムを備えることもできる。
ーを用いる場合に注意すべきは、電極ワイヤーを
加工片に穴通し或は再穴通しした後で、ワイヤー
案内部材が加工片内の穴の軸と正しく心が合わな
い場合が多いことである。このような場合ワイヤ
ーの端をワイヤーコンベア機構に係合せしめた後
にワイヤーをぴんと張ると、ワイヤーが加工片の
穴の縁に押付けられるので、ワイヤーと加工片と
の間が短絡して放電のトリガリングが妨げられる
ようになる。従つて電極ワイヤーを穴通し或は再
穴通しした後、電極ワイヤーと加工片との間の短
絡を検出し、両者間の接触が検出されなくなるま
で、例えばらせん状の或は他の通路のような同心
円に沿うシステマチツクプログラムに従つて、電
極ワイヤーを加工片に対して変位させるための手
段を設けるべきである。更に、加工片にワイヤー
を穴通しする前に加工片をワイヤーに対して出発
位置まで戻し、偶発的破断を生じた時点にワイヤ
ーが占めていた位置までワイヤーを戻し、そして
プログラムに従つてカツトを続行させるための他
のシステムを備えることもできる。
金属酸化物の表面被膜を施した電極ワイヤーを
用いる場合には、ワイヤーが加工片と物理的に接
触していたとしても放電のトリガリングを再確立
することが可能であり、従つて加工パルスを再印
加する際の短絡を防ぐための電気接触検出装置を
設ける必要はない。
用いる場合には、ワイヤーが加工片と物理的に接
触していたとしても放電のトリガリングを再確立
することが可能であり、従つて加工パルスを再印
加する際の短絡を防ぐための電気接触検出装置を
設ける必要はない。
以上に本発明を構造例によつて説明したが、上
記の例は例示に過ぎずまた本発明の限定しようと
するものでもなく、当業者ならば多くの変更が可
能であることは明白であろう。
記の例は例示に過ぎずまた本発明の限定しようと
するものでもなく、当業者ならば多くの変更が可
能であることは明白であろう。
第1図は流体ジエツト流穴通し機構を備えた走
行ワイヤーEDM装置の概要図であり、第2図は
先行技術の重大な欠陥の1つを示すのに有用な先
行技術流体ジエツト流穴通し機構の概要図であ
り、第3図は第2図と同じような図であるが、本
発明の原理を示すものであり、第4図は本発明の
方法を実現するための構造の例であり、第5図は
第4図と同じような図であるが、その変形を示す
ものであり、第6図は第4図と同じような図であ
るが、別の変形を示すものであり、そして第7図
は第4図と同じような図であるが、更に別の変形
を示すものである。 10……走行ワイヤーEDM装置、12……加
工片、14……電極ワイヤー、16……電圧パル
ス発生器、17,18……すべり接点、20……
上側腕、22……下側腕、24……パネル、26
……スプール、28,36……電動機、30……
すべり、32……滑車(ローラ)、34……ピン
チローラ、38……案内管、40……ブロツク、
42,44……上流ワイヤー案内部材、46……
Vみぞ、48……電源、50……スイツチ、52
……回転接点、54……ワイヤーコンベアシステ
ム、56,58……エンドレスコンベアベルト、
60……下流案内部材、62……同軸流体ノズ
ル、64……導管、66……ワイヤー通し穴、6
8,69……ワイヤーカツタ、70,71……ロ
ーラ、72……排出管、74……ジエツト流、7
6……ジエツト流の広がり、78……曲つたワイ
ヤーの端、80……ワイヤーの端面、82……ワ
イヤー通し穴の縁、84……流体、86……外
囲、88……流体の流れ、89……室、90……
導管、92……漏斗状ノズル、93……ブロツク
の底壁、94……スリーブ(外囲)、96……コ
イルばね、98……Oリング、99……みぞ、1
00……室、102……肩部、104……小径周
縁部分、106……環状部分、108……中ぐり
部分、110……環状室、111,114……導
管、112……オリフイス、116……環状通
路、118……孔、120……収斂用ノズル、1
22……環、124……ベローズ、126……漏
斗形開口、128……截頭円錐形突起部分。
行ワイヤーEDM装置の概要図であり、第2図は
先行技術の重大な欠陥の1つを示すのに有用な先
行技術流体ジエツト流穴通し機構の概要図であ
り、第3図は第2図と同じような図であるが、本
発明の原理を示すものであり、第4図は本発明の
方法を実現するための構造の例であり、第5図は
第4図と同じような図であるが、その変形を示す
ものであり、第6図は第4図と同じような図であ
るが、別の変形を示すものであり、そして第7図
は第4図と同じような図であるが、更に別の変形
を示すものである。 10……走行ワイヤーEDM装置、12……加
工片、14……電極ワイヤー、16……電圧パル
ス発生器、17,18……すべり接点、20……
上側腕、22……下側腕、24……パネル、26
……スプール、28,36……電動機、30……
すべり、32……滑車(ローラ)、34……ピン
チローラ、38……案内管、40……ブロツク、
42,44……上流ワイヤー案内部材、46……
Vみぞ、48……電源、50……スイツチ、52
……回転接点、54……ワイヤーコンベアシステ
ム、56,58……エンドレスコンベアベルト、
60……下流案内部材、62……同軸流体ノズ
ル、64……導管、66……ワイヤー通し穴、6
8,69……ワイヤーカツタ、70,71……ロ
ーラ、72……排出管、74……ジエツト流、7
6……ジエツト流の広がり、78……曲つたワイ
ヤーの端、80……ワイヤーの端面、82……ワ
イヤー通し穴の縁、84……流体、86……外
囲、88……流体の流れ、89……室、90……
導管、92……漏斗状ノズル、93……ブロツク
の底壁、94……スリーブ(外囲)、96……コ
イルばね、98……Oリング、99……みぞ、1
00……室、102……肩部、104……小径周
縁部分、106……環状部分、108……中ぐり
部分、110……環状室、111,114……導
管、112……オリフイス、116……環状通
路、118……孔、120……収斂用ノズル、1
22……環、124……ベローズ、126……漏
斗形開口、128……截頭円錐形突起部分。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 電極ワイヤーの端を取囲む外囲をその開放端
が加工片と係合するように配置し、ワイヤーの端
をアパーチヤの入口に接近して配置し、外囲内に
加圧流体を導入してアパーチヤの周囲に加圧流体
の溜りをつくつて入口に向かつて収斂する流体の
流れを生ぜしめ、ワイヤーの端を収斂流体流の中
でアパーチヤの入口に向かつて送給し、そしてワ
イヤーの端をアパーチヤを通して押出す諸段階を
備えていることを特徴とする走行ワイヤーEDM
装置の電極ワイヤーの端を加工片内のアパーチヤ
に穴通しする方法。 2 電極ワイヤーが通るノズル、加工片の表面と
係合するように可動であつて加工片のアパーチヤ
の入口を取囲む開放端を有し、前記のノズルと同
中心に配置されている外囲、ワイヤーの端がアパ
ーチヤの入口に接近して配置されるようにワイヤ
ーの端を外囲内に導入する手段、アパーチヤの入
口を向かつて半径方向に高速度で流体を流してワ
イヤーの端をアパーチヤに対して中心に位置させ
るため外囲内に加圧流体を導入する手段、及びワ
イヤーの端をアパーチヤを通して送給する手段を
具備していることを特徴とする走行ワイヤー
EDM装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US06/332,978 US4495393A (en) | 1981-12-21 | 1981-12-21 | Fluid jetstream threading mechanism and method for travelling wire EDM apparatus |
US332978 | 1981-12-21 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58109229A JPS58109229A (ja) | 1983-06-29 |
JPS6247135B2 true JPS6247135B2 (ja) | 1987-10-06 |
Family
ID=23300718
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57221728A Granted JPS58109229A (ja) | 1981-12-21 | 1982-12-17 | 走行ワイヤ−edm装置用流体ジエツト流穴通し機構及び方法 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4495393A (ja) |
JP (1) | JPS58109229A (ja) |
CH (1) | CH650962A5 (ja) |
Families Citing this family (35)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4652716A (en) * | 1980-03-24 | 1987-03-24 | Charmilles Technologies, S.A. | Process and mechanism for threading the electrode wire of an EDM apparatus |
JPS58206318A (ja) * | 1982-05-25 | 1983-12-01 | Mitsubishi Electric Corp | ワイヤカツト放電加工装置 |
JPS59232727A (ja) * | 1983-06-14 | 1984-12-27 | Fanuc Ltd | ワイヤカツト放電加工用ワイヤ電極ガイド装置 |
EP0137384B1 (en) * | 1983-09-21 | 1988-05-04 | Inoue-Japax Research Incorporated | Gap energizing system for tw electroerosion (1111111) |
JPS60127925A (ja) * | 1983-12-09 | 1985-07-08 | Hitachi Seiko Ltd | ワイヤ放電加工機におけるワイヤガイド装置 |
DE3419944C1 (de) * | 1984-05-15 | 1985-11-21 | Aktiengesellschaft für industrielle Elektronik AGIE Losone bei Locarno, Losone, Locarno | Vorrichtung zum Fuehren einer draht- oder bandfoermigen Schneidelektrode an einer Werkzeugmaschine |
DE3419628C2 (de) * | 1984-05-16 | 1986-03-27 | Aktiengesellschaft für industrielle Elektronik AGIE Losone bei Locarno, Losone, Locarno | Vorrichtung für das Spülen der Erodierzone an funkenerosiven Schneidanlagen |
US4638139A (en) * | 1984-09-21 | 1987-01-20 | Rca Corporation | Electrical discharge machine cooling fluid containment apparatus |
JPS61109614A (ja) * | 1984-10-30 | 1986-05-28 | Amada Co Ltd | ワイヤカツト放電加工機 |
JPS6199428U (ja) * | 1984-12-05 | 1986-06-25 | ||
JPS61297019A (ja) * | 1985-06-25 | 1986-12-27 | Fanuc Ltd | ワイヤカツト放電加工機 |
CH670784A5 (ja) * | 1985-06-28 | 1989-07-14 | Charmilles Technologies | |
JPS6267242U (ja) * | 1985-10-18 | 1987-04-27 | ||
DE3715844A1 (de) * | 1986-06-18 | 1987-12-23 | Mitsubishi Electric Corp | Funkenerosionsmaschine mit drahtelektrode |
CH670061A5 (ja) * | 1986-11-26 | 1989-05-12 | Charmilles Technologies | |
DE3804239A1 (de) * | 1988-02-11 | 1989-08-24 | Karl Heinrich Prof Dr Taeger | Gelenkpfannenteil fuer eine gelenkprothese |
DE3943652C2 (de) * | 1988-12-23 | 1995-07-20 | Mitsubishi Electric Corp | Vorrichtung zum Abführen der Drahtelektrode einer Funkenerosionsmaschine |
DE3942067C2 (de) * | 1988-12-23 | 1995-03-30 | Mitsubishi Electric Corp | Drahtführungsvorrichtung für eine funkenerosive Drahtschneidemaschine |
CH681703A5 (ja) * | 1988-12-23 | 1993-05-14 | Mitsubishi Electric Corp | |
JPH02212025A (ja) * | 1989-02-08 | 1990-08-23 | Mitsubishi Electric Corp | ワイヤ放電加工装置 |
JP2518075B2 (ja) * | 1989-04-28 | 1996-07-24 | 三菱電機株式会社 | ワイヤ放電加工装置のワイヤ電極供給装置 |
JPH02311221A (ja) * | 1989-05-24 | 1990-12-26 | Mitsubishi Electric Corp | ワイヤ放電加工装置のワイヤ電極供給装置 |
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US7078645B2 (en) * | 2002-03-28 | 2006-07-18 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Working liquid ejector of wire electric discharge machine |
CN1307262C (zh) * | 2003-01-10 | 2007-03-28 | 中国科学院成都有机化学研究所 | 具有导电性和磁性的纳米高分子微球及制备方法 |
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JP5088975B2 (ja) * | 2010-10-19 | 2012-12-05 | 株式会社ソディック | ワイヤ放電加工装置 |
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JP5004258B1 (ja) * | 2011-03-23 | 2012-08-22 | 株式会社ソディック | ワイヤカット放電加工装置 |
JP5674848B2 (ja) | 2013-03-29 | 2015-02-25 | ファナック株式会社 | 自動結線機能を有するワイヤ放電加工機 |
JP5870143B2 (ja) * | 2014-04-03 | 2016-02-24 | ファナック株式会社 | 上下ガイドの熱変位補正機能を有するワイヤ放電加工機 |
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JP6310039B1 (ja) * | 2016-11-08 | 2018-04-11 | ファナック株式会社 | ワイヤ放電加工機および自動結線方法 |
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JPS54135795U (ja) * | 1978-03-15 | 1979-09-20 |
-
1981
- 1981-12-21 US US06/332,978 patent/US4495393A/en not_active Expired - Fee Related
-
1982
- 1982-11-12 CH CH6606/82A patent/CH650962A5/fr not_active IP Right Cessation
- 1982-12-17 JP JP57221728A patent/JPS58109229A/ja active Granted
Patent Citations (3)
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---|---|---|---|---|
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JPS5157092A (ja) * | 1974-11-14 | 1976-05-19 | Inoue Japax Res | Waiyaakatsutohodenkakosochi |
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US4495393A (en) | 1985-01-22 |
CH650962A5 (fr) | 1985-08-30 |
JPS58109229A (ja) | 1983-06-29 |
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