JPH021612Y2 - - Google Patents

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JPH021612Y2
JPH021612Y2 JP1985012007U JP1200785U JPH021612Y2 JP H021612 Y2 JPH021612 Y2 JP H021612Y2 JP 1985012007 U JP1985012007 U JP 1985012007U JP 1200785 U JP1200785 U JP 1200785U JP H021612 Y2 JPH021612 Y2 JP H021612Y2
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JP
Japan
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boot
shift lever
foam
synthetic resin
space
Prior art date
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JP1985012007U
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JPS61127031U (ja
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  • Mechanical Control Devices (AREA)
  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
  • Sealing Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は自動車のシフトレバーの室内側の基
部に取付けられるシフトレバーブーツのシール構
造に関する。
(従来の技術) 従来、この種シフトレバーブーツとしては第4
図に示すようにエンジン、ミツシヨン等からの騒
音がシフトレバー101を貫通したフロントフロ
アの開口部102より侵入することを防止するた
め、同開口部102の上部側(室内側)にアウタ
ブーツ103とインナブーツ104とにより空間
部105を形成して二重に閉鎖する構成のもので
あつた。
(解決しようとする問題点) しかしながら、このアウタブーツ103とイン
ナブーツ104との二重構造のシフトレバーブー
ツにおいてもしばしばエンジン、ミツシヨン等の
騒音の遮音性能が問題点となつた。
(問題点を解決するための手段) 本考案は上記問題点を解決すべくなされたもの
で、シフトレバーのシフト操作を害することな
く、また、アウタブーツの変形、ひけ等の見栄え
を損うことがなく、かつ、従来のアウタブーツと
インナブーツの空間部を利用してアウタブーツを
大型化することなく遮音性能を向上することので
きるシフトレバーブーツのシール構造を提供する
ことを目的とし、その要旨はインナブーツとアウ
タブーツとからなるシフトレバーブーツであつ
て、前記インナブーツの内外側面あるいは外側面
および前記アウタブーツの内側面に軟質の合成樹
脂発泡体を発泡成形してインナブーツおよびアウ
タブーツを複層体に成形し、両ブーツ間に空間部
を介在して取付ける構成としたシフトレバーブー
ツのシール構造に存する。
(実施例) 次に、本考案の一実施例を図面にしたがつて説
明すると、図中1はフロントフロアパネルであつ
て、同パネル1にはミツシヨンに連繋したシフト
レバー2を挿通する開口部3が開設され、同開口
部3の上端(室内側)にはシフトレバーブーツ4
が取付けられて開口部3は閉止されている。
4は上記したシフトレバーブーツであつて、こ
のブーツ4は合成ゴム等からなるインナブーツ5
とアウタブーツ11とより構成されている。この
両ブーツ5,11は従来既存のもので、インナブ
ーツ5は空間部6を有する略円錐形状に形成さ
れ、その底部側は蛇腹部7が形成されて伸縮可能
に設けられるとともに、開口部3を閉止可能に形
成され、底部の周縁には取付片8が形成されてい
る。また、頂部側にはシフトレバー2を挿通する
孔9が貫設されている。このように形成されたイ
ンナブーツ5の外周面には吸音性を有する軟質の
合成樹脂発泡体10が同外周面に倣つて発泡成形
されている。この発泡体10は軟質でスポンジ状
の多孔質のものでインナブーツ5の成形時、ある
いは開口部3への組付け時に一体に発泡成形され
てインナブーツ5は2重の複層体に成形されてい
る。
11はアウタブーツであつて、このアウタブー
ツ11はインナブーツ5の外周を所定の空間部1
2を有して囲繞状に取付けられるもので、インナ
ブーツ5と同様に空間部12を有する略円錐形状
に形成され、その底部側は蛇腹部13が形成され
て伸縮可能に設けられるとともに、インナブーツ
5を被冠状に囲繞可能に形成され、底部の周縁に
はインナブーツ5の取付片8に重合状に当接する
取付片14が形成されている。また、頂部側には
シフトレバー2を挿通する孔15が貫設されてい
る。
このように形成されたインナブーツ5およびア
ウタブーツ11はシフトレバー2を挿通して開口
部3を閉止して取付けられている。
次に、上記のように構成された本実施例の作用
および効果について説明する。
さて、本例シフトレバーブーツ4は剛性ゴム等
からなるインナブーツ5とアウタブーツ11とか
らなるものであつて、インナブーツ5の外側面に
軟質の合成樹脂発泡体10を発泡成形して複層体
に成形し、この複層体のインナブーツ5とアウタ
ブーツ11間に空間部12を介在して取付ける構
成としたものである。したがつて、このインナブ
ーツ5に層状に成形した軟質の合成樹脂発泡体1
0はスポンジ状の多孔質のの発泡体であることか
ら、シフトレバー2の操作に伴うインナブーツ5
は変則的な伸縮動作に追従することができてシフ
ト操作に支障を生ずることがなく、また、インナ
ブーツ5を複層体としたので対用度が高められる
とともに、その取扱いが容易であり、また、この
複層体のインナブーツ5とアウタブーツ11およ
びその間に介在する空間部12と相俟つてエンジ
ン、ミツシヨン等の騒音の車内への侵入が著減さ
れて、居住性を高めることができる。
なお、上記実施例においてはインナブーツ5の
外側面にのみ軟質の合成樹脂発泡体10を発泡成
形して例示したが、これに限定するものではな
く、例えば第3図に示すように内側面にも軟質の
合成樹脂発泡体10を発泡成形して3重の複層体
とする構成であつてもよい。また、インナブーツ
5のみではなくアウタブーツ11の内側面にも軟
質の合成樹脂発泡体10を発泡成形して2重の複
層体に成形してもよく、この場合、合成樹脂発泡
体はスポンジ状で多孔質のものであるからアウタ
ブーツ11に変形、ひけ等を生ずることがなく、
また、空間部12を利用して発泡成形するもので
あるからアウタブーツ11が大型化しないので好
都合である。
(考案の効果) さて、本考案はインナブーツとアウタブーツと
からなるシフトレバーブーツであつて、前記イン
ナブーツの内外側面あるいは外側面および前記ア
ウタブーツの内側面に軟質の合成樹脂発泡体を発
泡成形してインナブーツおよびアウタブーツを複
層体に成形し、両ブーツ間に空間部を介在して取
付ける構成としたことにより、この軟質の合成樹
脂発泡体はスポンジ状の多孔質の発泡体であるこ
とから、シフトレバーの操作に伴うインナブーツ
およびアウタブーツは複層体にしたにも拘らず変
則的な伸縮動作に追従することができてシフト操
作に支承を生ずることなく円滑に操作することが
でき、また、インナブーツおよびアウタブーツは
複層体としたのでその対用度が高められるととも
に、その取扱いが容易であり、また、この複層体
のインナブーツとアウタブーツおよびその間に介
在する空間部と相俟つてエンジン、ミツシヨン等
の騒音の車内への侵入が著減されて、居住性を高
めることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図はシフ
トレバーブーツの取付け状態を示す斜視図、第2
図は第1図の−線拡大断面図、第3図はイン
ナブーツの別態様を示す縦断面図、第4図は従来
のシフトレバーブーツの縦断面図である。 4……シフトレバーブーツ、5……インナブー
ツ、10……合成樹脂発泡体、11……アウタブ
ーツ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. インナブーツとアウタブーツとからなるシフト
    レバーブーツであつて、前記インナブーツの内外
    側面あるいは外側面および前記アウタブーツの内
    側面に軟質の合成樹脂発泡体を発泡成形してイン
    ナブーツおよびアウタブーツを複層体に成形し、
    両ブーツ間に空間部を介在して取付ける構造とし
    たシフトレバーブーツのシール構造。
JP1985012007U 1985-01-29 1985-01-29 Expired JPH021612Y2 (ja)

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JPS61127031U JPS61127031U (ja) 1986-08-09
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