JPH03244891A - 自動車用樹脂製フィラーパイプ - Google Patents

自動車用樹脂製フィラーパイプ

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Publication number
JPH03244891A
JPH03244891A JP2041805A JP4180590A JPH03244891A JP H03244891 A JPH03244891 A JP H03244891A JP 2041805 A JP2041805 A JP 2041805A JP 4180590 A JP4180590 A JP 4180590A JP H03244891 A JPH03244891 A JP H03244891A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resin
pipe part
flexible bellows
rubber
automobile
Prior art date
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Pending
Application number
JP2041805A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Igawa
井川 昭
Yasunobu Shimano
島野 康信
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kurashiki Kako Co Ltd
Original Assignee
Kurashiki Kako Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Kurashiki Kako Co Ltd filed Critical Kurashiki Kako Co Ltd
Priority to JP2041805A priority Critical patent/JPH03244891A/ja
Publication of JPH03244891A publication Critical patent/JPH03244891A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
  • Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野] 本発明は、燃料タンクと給油口とを連結する可撓性を有
する自動車用樹脂製フィラーパイプに関する。
【従来の技術】
従来の自動車用フィラーパイプは、第4図に示したよう
に、本体(10)が金属材、蛇腹管部(11)がゴム材
で構成されたような構造を有するものが主であったが、
このようなゴムと金属を連結したものは複雑な構造とな
り、重量が重くなりコスト高で、錆が発生したりする欠
点があった。すなわち、ゴムと金属を連結したものは、
ゴム部品に金属本体を挿入し、バンド(13)により締
め付ける方法をとっているために1部品点数が多くなり
複雑な構造となる。このため、コスト高、重量大、シー
ル性や透過性が損なわれる難点があった。
【発明が解決しようとする課題】
近年、自動車の軽量化やコストダウンの要求から、自動
車用フィラーパイプの樹脂化が思考されている。しかし
、自動車用フィラーパイプの全長を第5図のような樹脂
製あるいは金属製とする場合、このフィラーパイプ(1
4)は総てが一体成形でできる特徴があるが、全体が剛
体となるため、その実施には、自動車走行時の衝撃や曲
げの吸収の問題を適正に解決することが課題となる。す
なわち、樹脂製のものは、三次元ブローにより一体成形
はできていたが、可撓性を持たせるために蛇腹管部を薄
肉化すれば外的要因に対して満足のいく強度が得られず
、結果的には厚肉とな′り十分な可撓性は得られなかっ
た。したがって、樹脂製のものは厚肉であり、可撓性に
乏しく、組み付は時の曲げ吸収や走行時の衝撃吸収が困
難であった。 更には、ゴムと金属を連結したものは、ガソリン透過性
に問題があり、樹脂製のものは、燃料タンクとの取付は
部の一体成形が困難であった。 以上のように、従来のこの種のフィラーパイプは、金属
とゴムを連結したもの、あるいは、蛇腹管部を有する樹
脂一体成形のもので、自動車走行時の衝撃や曲げを吸収
する方法が試行されている。
【課題を解決するための手段] 本発明は、上記問題点を解決すべく検討した結果得られ
たものであって、その構造は、剛直管部(1)と可撓性
蛇腹管部(2)からなり、剛直管部(1)と可撓性蛇腹
管部(2)の内層(3)とが低ガソリン透過性樹脂で一
体成形され、少なくとも可撓性蛇腹管部(2)の外層(
4)がゴム又は熱可塑性エラストマーからなることを特
徴とするものである。 ここにいう低ガソリン透過性樹脂とは、いわゆる耐油性
、ガソホール性等に優れたガソリンを透過しない樹脂で
あって、ポリアミド系樹脂、高密度ポリエチレン(HD
 P E )、塩素化ポリエチレン、ポリエステル系樹
脂等を例示することができる。 また、ゴム又は熱可塑性エラストマーは、NBRとポリ
塩化ビニルのブレンド物を例示できるが、これに限らず
耐油性、耐候性、耐寒性に優れたゴム弾性を有するもの
であれば、汎用のものから適宜選択使用することができ
る。 この自動車用樹脂製フィラーパイプは、可撓性蛇腹管部
(2)の先端フランジ部(5)までを低ガソリン透過性
樹脂で一体成形するとか、蛇腹管部(2)の内層は同樹
脂層を薄肉化した状態で設けると、より好ましい態様と
なる。ブロー成形においては最大径部である蛇腹管部(
2)の山部が最も薄くなるが、その場合、可撓性とガソ
リン透過性を損なわないために蛇腹管部の山部は0.3
〜2.0m、好ましくは0.8〜1.5nであり、外層
のゴム又は熱可塑エラストマーは柔軟性のあるもので、
外的要因に対して強度を損なわす可撓性を損なわないた
めに蛇腹管部の山部の肉厚を1.0〜3.0++a、好
ましくは1.5〜2.5m+にするとよい。 【作用1 本発明の自動車用樹脂製フィラーパイプは、可撓性蛇腹
管部(2)の外層のゴムあるいは熱可塑性エラストマー
が外的要因の衝撃吸収や曲げ吸収をし1組付は時の曲げ
吸収が得られると共に走行時の衝撃吸収を満足し、また
、その内部及び剛直管部を低ガソリン透過性樹脂を用い
て一体成形したことによって、ガソリンの透過を殆んど
無くした。 更に、フランジ部(5)までを低ガソリン透過性樹脂で
一体成形したことにより1組付は部からのガソリン透過
を抑え、組付は性を容易にした。 【実施例1 以下図面によって本発明の実施例を詳細に説明する。 第1図は給油口金具(12)を備えた本発明の自動車用
樹脂製フィラーパイプの正面図であり、第2図は可撓性
蛇腹管部の一部破断拡大図である。 この自動車用樹脂製フィラーパイプは、剛直管部(1)
と可撓性蛇腹管部(2)からなり、剛直管部(1)は低
ガソリン透過性樹脂であり、この部分と可撓性蛇腹管部
(2)の内層(3)とが低ガソリン透過性樹脂で一体成
形されている。そして、可撓性蛇腹管部(2)の外層(
4)はゴムで形成されている。内層の低ガソリン透過性
である樹脂はこの例ではHDPE(高密度ポリエチレン
)を用い、可撓性とガソリン透過性を損なわないために
蛇腹管部山部を1.0膣にしている。外層には柔軟性の
あるニトリルゴムと塩化ビニルのコンパウンドを用い厚
みヲ2.0閣としている。この2層構造によって可撓性
を有するものとしている。更に、取付は部である先端フ
ランジ部(5)においては、蛇腹管部と同一の材料で可
撓性蛇腹管部(2)の先端フランジ部(5)までを低ガ
ソリン透過性樹脂で一体成形して2層構造としている。 このような構造としたものの剛直部(1)の給油口近傍
へベンチレーションチューブ(6)が溶融接着される。 第3図にこのような自動車用樹脂製フィラーパイプの成
形時の様子を示す。 成形後外層(4)となる外層材(
4a)はゴムの場合インジェクション、コンプレッショ
ン、あるいはトランスファー成形法により、熱可塑性エ
ラストマーの場合は、ブローインジェクション成形法に
より予め成形し、図に示す方法で金型(20)に挿入し
ておき、 内層(3)!脂のパリソン(3a)をヘッド
(21)よりキャビティー内に押出し、フィラーパイプ
本体、すなわち、剛直管部(1)をブロー成形すると同
時に可撓性蛇腹管部(2)を2層化する。その場合、外
層(4)と内層(3)とは接着剤を介しても介さなくて
も良い。接着剤を介する場合は、外層材(4a)内面に
接着剤を塗布して行ない、また、内層成形時に内層材と
接着剤を同時に押し出す場合は蛇腹管部に該当する部分
にのみ接着剤層を押出し、部分的2種2層のパリソンを
形成した方法で接着しても良い。 従来の樹脂製フィラーパイプの製造方法においては、三
次元ブロー法等を用いて製品外径より大きな外径を有す
るパリソンを押出し、パーティング面に食切り部分を設
け、製品上合わせ目が生じ強度を損なったり漏れを生じ
る等の恐れがあった。 また、 この従来の方法であると給油口金具(12)の
取付は部分に偏肉、パリが生じるため、その部分の外面
、内面の切削加工を施していた。しかし、本発明が使用
する成形法では、製品外径より小さい外径のパリソンを
キャビティー内に押出し、ブロー成形することにより所
要の形状が成形でき、パリ及びパーティング面が全く発
生せず強度的な点や漏れ等の心配は全くない、したがっ
て、給油口金具(12)の組付は部分の内径部分を切削
するにとどまり、切削工数の低減がはかられるのである
。 【発明の効果】 以上説明したとおり1本発明によれば、自動車用樹脂製
フィラーパイプにおいて上記樹脂製フィラーパイプの蛇
腹管部の肉厚をガソリン透過性が低透過性の樹脂で薄肉
化し、外層を柔軟性のあるゴムあるいは、熱可塑性エラ
ストマーで2層構造に形成することにより、取付は時の
曲げ吸収や走行時の衝撃吸収が可能である。しかも、外
的要因に対して強度上満足のいくものであり、上記材料
と同一材料で剛直管部から取付は部までを形成すること
によりシール性、ガソリン低透過性、組付は性等に優れ
、かつ軽量化、コストダウンがはかられる。 また、ベンチレーションチューブ(6)は溶融接着によ
る後加工であるため取付は方向性が自由である。
【図面の簡単な説明】
第1図は給油口金具を備えた本発明の自動車用樹脂製フ
ィラーパイプの側面図であり、第2図は可撓性蛇腹管部
の一部破断拡大図である。第3図は自動車用樹脂製フィ
ラーパイプの成形時の様子を示す断面図である。第4,
5図は従来のフィラーパイプの側面図である。 (1)剛直管部     (2)可撓性蛇腹管部(3)
内層       (4)外層 (5)先端フランジ部 以上

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 剛直管部(1)と可撓性蛇腹管部(2)からなり、
    剛直管部(1)と可撓性蛇腹管部(2)の内層(3)と
    が低ガソリン透過性樹脂で一体成形され、少なくとも可
    撓性蛇腹管部(2)の外層(4)がゴム又は熱可塑性エ
    ラストマーからなる自動車用樹脂製フィラーパイプ。 2 可撓性蛇腹管部(2)の取付け部までを低ガソリン
    透過性樹脂で一体成形してなる請求項1記載の自動車用
    樹脂製フィラーパイプ。
JP2041805A 1990-02-21 1990-02-21 自動車用樹脂製フィラーパイプ Pending JPH03244891A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1994029631A1 (fr) * 1993-06-14 1994-12-22 Tokai Rubber Industries, Ltd. Tuyau flexible pourvu d'une protection
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KR100408968B1 (ko) * 2000-08-09 2003-12-06 코리아에프티 주식회사 자동차용 플라스틱 연료주입관
JP2018114856A (ja) * 2017-01-19 2018-07-26 株式会社Fts フィラーパイプの取付方法

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