JP2838169B2 - 自動車用エアホース - Google Patents
自動車用エアホースInfo
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C49/00—Blow-moulding, i.e. blowing a preform or parison to a desired shape within a mould; Apparatus therefor
- B29C49/24—Lining or labelling
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- B29K—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES B29B, B29C OR B29D, RELATING TO MOULDING MATERIALS OR TO MATERIALS FOR MOULDS, REINFORCEMENTS, FILLERS OR PREFORMED PARTS, e.g. INSERTS
- B29K2021/00—Use of unspecified rubbers as moulding material
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- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はゴム外層の内面側に樹
脂内層を有する積層構造のゴム−樹脂複合ホースに関
し、詳しくは自動車用のエアホースに関する。
脂内層を有する積層構造のゴム−樹脂複合ホースに関
し、詳しくは自動車用のエアホースに関する。
【0002】 [従来の技術及び発明が解決しようとする課題]従来、自動車用のエアホースはゴム単独で構成されてい
ることが多く、而してこのエアホースの場合、ガソリン
を含んだブローバイガスが内部を通過するために耐油性
のある材料が用いられ、また高温にさらされるホースの
場合には耐熱性も要求される。
ることが多く、而してこのエアホースの場合、ガソリン
を含んだブローバイガスが内部を通過するために耐油性
のある材料が用いられ、また高温にさらされるホースの
場合には耐熱性も要求される。
【0003】そこで従来、かかる耐熱性の要求されるも
のについては耐熱タイプのNBR・PVCゴム又はAC
M(アクリルゴム),CHC(エピクロルヒドリンゴ
ム)等が用いられている。しかしながらこれらのゴム材
料を用いたホースは必然的にコストが高くなる問題を生
ずる。
のについては耐熱タイプのNBR・PVCゴム又はAC
M(アクリルゴム),CHC(エピクロルヒドリンゴ
ム)等が用いられている。しかしながらこれらのゴム材
料を用いたホースは必然的にコストが高くなる問題を生
ずる。
【0004】そこでこのエアホースを樹脂単体で構成す
ることが行われている。而してこのエアホースの場合に
は、使用時に負圧が作用することから、このような負圧
に耐えるべく本体部分を硬質の樹脂材にて構成するとと
もに両端部を軟質の樹脂材にて構成し、金属パイプ等相
手部材との接合端部に柔軟性を与え、接合部分における
シール性を高めるようにしている。
ることが行われている。而してこのエアホースの場合に
は、使用時に負圧が作用することから、このような負圧
に耐えるべく本体部分を硬質の樹脂材にて構成するとと
もに両端部を軟質の樹脂材にて構成し、金属パイプ等相
手部材との接合端部に柔軟性を与え、接合部分における
シール性を高めるようにしている。
【0005】しかしながらこのような樹脂製の自動車用
エアホースの場合、耐衝撃性,耐炎性が悪く、更に断熱
性能も不十分である外、内部をエアが流通する際にエア
透過音が漏れるといった問題があった。
エアホースの場合、耐衝撃性,耐炎性が悪く、更に断熱
性能も不十分である外、内部をエアが流通する際にエア
透過音が漏れるといった問題があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願の発明の自動車用エ
アホースはこのような課題を解決するために案出された
ものである。 而して請求項1のものは、ゴム外層の内面
側に樹脂内層を有する積層構造のホースであって、該ゴ
ム外層が発泡層とされていることを特徴とする。
アホースはこのような課題を解決するために案出された
ものである。 而して請求項1のものは、ゴム外層の内面
側に樹脂内層を有する積層構造のホースであって、該ゴ
ム外層が発泡層とされていることを特徴とする。
【0007】また請求項2のものは、ゴム外層の内面側
に樹脂内層を有する積層構造のホースであって、該ゴム
外層が発泡層とされ、且つホース形状が曲り部を有する
曲管形状とされていることを特徴とする。
に樹脂内層を有する積層構造のホースであって、該ゴム
外層が発泡層とされ、且つホース形状が曲り部を有する
曲管形状とされていることを特徴とする。
【0008】更に請求項3のものは、ゴム外層の内面側
に樹脂内層を有する積層構造のホースであって、該ゴム
外層が発泡層とされ、且つホース形状が長手方向所定個
所に蛇腹部を有する形状とされていることを特徴とす
る。
に樹脂内層を有する積層構造のホースであって、該ゴム
外層が発泡層とされ、且つホース形状が長手方向所定個
所に蛇腹部を有する形状とされていることを特徴とす
る。
【0009】[作用及び発明の効果]本発明は自動車用エアホースをゴム外層と内面側の樹脂
内層との積層構造となし、且つそのゴム外層を発泡層と
なしたものであり、本発明によれば、自動車用のエアホ
ースにおいて、ゴム及び樹脂の短所を殺してそれぞれの
長所を引き出し、複合化による様々な利点を享受するこ
とができる。
内層との積層構造となし、且つそのゴム外層を発泡層と
なしたものであり、本発明によれば、自動車用のエアホ
ースにおいて、ゴム及び樹脂の短所を殺してそれぞれの
長所を引き出し、複合化による様々な利点を享受するこ
とができる。
【0010】本発明によれば、ホース全体を樹脂にて形
成した場合に比べて樹脂層を薄く形成できるため、樹脂
内層として硬質材料を用いた場合にもホース全体を樹脂
単独で構成した場合に比べて柔軟にすることができる。
成した場合に比べて樹脂層を薄く形成できるため、樹脂
内層として硬質材料を用いた場合にもホース全体を樹脂
単独で構成した場合に比べて柔軟にすることができる。
【0011】また樹脂内層として硬質材料の使用が可能
であることから、耐油性,耐ガソリン性,耐ガソリン透
過性,耐熱性等の性能も向上させることができる。従来
の軟質樹脂材の場合にはそれらの特性が低く、これに代
えて硬質樹脂材を用いることにより、それらの特性を改
善することが可能となるのである。
であることから、耐油性,耐ガソリン性,耐ガソリン透
過性,耐熱性等の性能も向上させることができる。従来
の軟質樹脂材の場合にはそれらの特性が低く、これに代
えて硬質樹脂材を用いることにより、それらの特性を改
善することが可能となるのである。
【0012】またこの外、外層がゴム材にて構成される
ため、樹脂単独のホースに比べてかかるゴム層により耐
チッピング性(石等が当たって割れ等を生ずること),
衝撃吸収性能,耐炎性も良好となる外、輻射熱に対して
も耐性が向上する等の利点も生ずる。
ため、樹脂単独のホースに比べてかかるゴム層により耐
チッピング性(石等が当たって割れ等を生ずること),
衝撃吸収性能,耐炎性も良好となる外、輻射熱に対して
も耐性が向上する等の利点も生ずる。
【0013】本発明は、ゴム外層を発泡層としたことを
特徴としており、そしてこのようにゴム外層を発泡層と
することによって、ゴム外層における断熱性能を高める
ことができ、またエアホースにおけるエア透過音の漏れ
を抑制でき、ひいては自動車の発生する騒音を低減する
ことができる。
特徴としており、そしてこのようにゴム外層を発泡層と
することによって、ゴム外層における断熱性能を高める
ことができ、またエアホースにおけるエア透過音の漏れ
を抑制でき、ひいては自動車の発生する騒音を低減する
ことができる。
【0014】本発明に従って複合自動車用エアホースを
構成した場合、内面の樹脂材料を適当に選択することに
よって次の利点が得られる。
構成した場合、内面の樹脂材料を適当に選択することに
よって次の利点が得られる。
【0015】即ち、特に耐熱性の要求されるものについ
ては前述のようにACM,CHC,耐熱NBR・PVC
ゴム材料が用いられていたが、本発明において樹脂内層
として耐ブローバイガス性の高い樹脂材を用いることに
より、ゴム外層として耐油性の低いEPDMを採用する
ことも可能となる。このEPDMゴムは安価であるのみ
ならず耐熱性に優れ、また比重が小さいためにホース全
体を軽量化することができる。
ては前述のようにACM,CHC,耐熱NBR・PVC
ゴム材料が用いられていたが、本発明において樹脂内層
として耐ブローバイガス性の高い樹脂材を用いることに
より、ゴム外層として耐油性の低いEPDMを採用する
ことも可能となる。このEPDMゴムは安価であるのみ
ならず耐熱性に優れ、また比重が小さいためにホース全
体を軽量化することができる。
【0016】本発明においては、自動車用エアホースの
形状を曲り部を有する曲管形状とすることができる(請
求項2)。 或いはまた長手方向所定箇所に蛇腹部を有す
る形状となすことができる(請求項3)。 口径の大きな
太い自動車用エアホースをこのような形状とすること
で、かかるエアホースを自動車に組み付ける際、直管状
のエアホースを曲げながら組み付けるのと異なってホー
スに無理な力が働かず、組付作業が容易である利点が得
られる。
形状を曲り部を有する曲管形状とすることができる(請
求項2)。 或いはまた長手方向所定箇所に蛇腹部を有す
る形状となすことができる(請求項3)。 口径の大きな
太い自動車用エアホースをこのような形状とすること
で、かかるエアホースを自動車に組み付ける際、直管状
のエアホースを曲げながら組み付けるのと異なってホー
スに無理な力が働かず、組付作業が容易である利点が得
られる。
【0017】
【実施例】次に本発明の実施例を図面に基づいて詳しく
説明する。図2において、10は三次元的に曲がった形
状の自動車用エアホースとして用いられるゴムー樹脂複
合ホースであって、発泡層から成るゴム外層12と樹脂
内層14との積層構造を成している。また長手方向の中
間部には蛇腹部16を有している。
説明する。図2において、10は三次元的に曲がった形
状の自動車用エアホースとして用いられるゴムー樹脂複
合ホースであって、発泡層から成るゴム外層12と樹脂
内層14との積層構造を成している。また長手方向の中
間部には蛇腹部16を有している。
【0018】図1はこのホース10の製造方法の各工程
を示している。図に基づいて本例のホース10の製造手
順を具体的に説明する。先ず(イ),(ロ)に示してい
るように成形型18及び図示しないマンドレル型を用い
てゴム外層12をインジェクション等によりモールド成
形する。ここで成形型18は、図3に示しているように
分割型20,20から成り、それらの合せ面にキャビテ
ィ22が形成されている。キャビティ22は、ホース1
0における蛇腹部16に対応する形状の蛇腹成形部22
aを有している。
を示している。図に基づいて本例のホース10の製造手
順を具体的に説明する。先ず(イ),(ロ)に示してい
るように成形型18及び図示しないマンドレル型を用い
てゴム外層12をインジェクション等によりモールド成
形する。ここで成形型18は、図3に示しているように
分割型20,20から成り、それらの合せ面にキャビテ
ィ22が形成されている。キャビティ22は、ホース1
0における蛇腹部16に対応する形状の蛇腹成形部22
aを有している。
【0019】この成形型18を用い、キャビティ22内
にマンドレル型を挿入した状態でNBR・PVC,EP
DM等のゴム材料を注入し、発泡させることにより、上
記ゴム外層12を成形することができる。尚成形したゴ
ム外層12は、これを拡径方向に膨らませることによっ
て、内部に挿通された状態のマンドレル型から取り外す
ことができる。
にマンドレル型を挿入した状態でNBR・PVC,EP
DM等のゴム材料を注入し、発泡させることにより、上
記ゴム外層12を成形することができる。尚成形したゴ
ム外層12は、これを拡径方向に膨らませることによっ
て、内部に挿通された状態のマンドレル型から取り外す
ことができる。
【0020】さてこのようにしてゴム外層12を成形し
たら、次に図1(ハ)に示しているようにこれをブロー
成形用の本体型24にセットする。本体型24は、図4
に示しているように分割型26,26から成り、ゴム外
層12に対応した形状のキャビティ28を有している。
たら、次に図1(ハ)に示しているようにこれをブロー
成形用の本体型24にセットする。本体型24は、図4
に示しているように分割型26,26から成り、ゴム外
層12に対応した形状のキャビティ28を有している。
【0021】図1(ハ)に示しているように本体型24
のキャビティ28内にゴム外層12をセットしたら、次
に(ニ)に示しているように本体型24を閉じ合せると
共に、図4に示しているようにダイヘッド30より円筒
状の樹脂パリソン32を押し出し、これを本体型24に
セットしてあるゴム外層12の内部に挿入する。
のキャビティ28内にゴム外層12をセットしたら、次
に(ニ)に示しているように本体型24を閉じ合せると
共に、図4に示しているようにダイヘッド30より円筒
状の樹脂パリソン32を押し出し、これを本体型24に
セットしてあるゴム外層12の内部に挿入する。
【0022】尚このとき、吸引装置34によりキャビテ
ィ28内部の空気を樹脂パリソン32の挿入側とは反対
側の開口より真空吸引するようにすると、キャビティ2
8が三次元的に曲がりくねった形状であっても、吸引さ
れる空気の流れによって押し出されたパリソン32をキ
ャビティ28に沿って上手く挿入することが可能であ
る。
ィ28内部の空気を樹脂パリソン32の挿入側とは反対
側の開口より真空吸引するようにすると、キャビティ2
8が三次元的に曲がりくねった形状であっても、吸引さ
れる空気の流れによって押し出されたパリソン32をキ
ャビティ28に沿って上手く挿入することが可能であ
る。
【0023】パリソン32が挿入されたら、次に(ホ)
及び図5に示しているように端部型36の各分割型3
8,38を閉じ合わせてパリソン32の両端部を閉鎖
し、次にブローノズル33よりエアをブローする。これ
によりパリソン32は拡径方向に膨らんでゴム外層12
の内面に密着させられ、その状態で成形・固化せしめら
れる。
及び図5に示しているように端部型36の各分割型3
8,38を閉じ合わせてパリソン32の両端部を閉鎖
し、次にブローノズル33よりエアをブローする。これ
によりパリソン32は拡径方向に膨らんでゴム外層12
の内面に密着させられ、その状態で成形・固化せしめら
れる。
【0024】次に(ヘ)に示しているように成形体40
を外部に取り出し、ゴム外層12より外部に突き出した
樹脂部分を切断すると、ここにゴム−樹脂複合ホース1
0が得られる((ト)参照)。
を外部に取り出し、ゴム外層12より外部に突き出した
樹脂部分を切断すると、ここにゴム−樹脂複合ホース1
0が得られる((ト)参照)。
【0025】この製造例によれば、二次元的又は三次元
的に大きく曲がったホースであっても、また蛇腹形状を
有するホースであってもゴムと樹脂との複合化が可能で
あり、そしてこのようにゴム外層12と樹脂内層14と
を複合化することによって前に詳述したような様々な利
点を享受することができる。
的に大きく曲がったホースであっても、また蛇腹形状を
有するホースであってもゴムと樹脂との複合化が可能で
あり、そしてこのようにゴム外層12と樹脂内層14と
を複合化することによって前に詳述したような様々な利
点を享受することができる。
【0026】尚本発明においては、ゴム外層と樹脂内層
とを接着剤を用いて接着するようにしても良いし、また
場合により接着剤による接着を省略することも可能であ
る。
とを接着剤を用いて接着するようにしても良いし、また
場合により接着剤による接着を省略することも可能であ
る。
【0027】その外、上例ではホース全長に亘ってゴム
外層の内面側に樹脂内層を形成するようにしているが、
これとは異なって樹脂内層をゴム外層より短くしてホー
ス両端部をゴム層のみにて構成し、ホース端部を相手部
材に接続したときのシール性を良くしたり、或いは逆に
樹脂層をゴム層よりも長くしてホース両端部に露出さ
せ、この突出した樹脂部分を相手部材或いは継手構造部
品と一体化しても良い。
外層の内面側に樹脂内層を形成するようにしているが、
これとは異なって樹脂内層をゴム外層より短くしてホー
ス両端部をゴム層のみにて構成し、ホース端部を相手部
材に接続したときのシール性を良くしたり、或いは逆に
樹脂層をゴム層よりも長くしてホース両端部に露出さ
せ、この突出した樹脂部分を相手部材或いは継手構造部
品と一体化しても良い。
【0028】その他本発明は、その主旨を逸脱しない範
囲において、当業者の知識に基づき様々な変更を加えた
態様で実施可能である。
囲において、当業者の知識に基づき様々な変更を加えた
態様で実施可能である。
【図1】本発明の一実施例であるゴム−樹脂複合ホース
の製造方法の工程説明図である。
の製造方法の工程説明図である。
【図2】図2(A),(B)はそれぞれ同方法にて得ら
れるホースの斜視図及び断面図である。
れるホースの斜視図及び断面図である。
【図3】図1におけるゴム外層成形用の成形型を示す図
である。
である。
【図4】図1におけるブロー成形用の本体型と工程
(ニ)の詳細説明図である。
(ニ)の詳細説明図である。
【図5】図1におけるブロー成形用の本体型及び端部型
と工程(ホ)の詳細説明図である。
と工程(ホ)の詳細説明図である。
10 ゴム−樹脂複合ホース 12 ゴム外層 14 樹脂内層 16 蛇腹部 18 成形型 24 本体型 28 キャビティ 32 樹脂パリソン 34 吸引装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−114054(JP,A) 特開 昭52−9114(JP,A) 特開 昭57−128517(JP,A) 特開 昭63−165116(JP,A) 特開 昭60−90737(JP,A) 実開 平1−74125(JP,U) 実開 昭62−35818(JP,U)
Claims (3)
- 【請求項1】 ゴム外層の内面側に樹脂内層を有する積
層構造のホースであって、該ゴム外層が発泡層とされて
いることを特徴とする自動車用エアホース。 - 【請求項2】 ゴム外層の内面側に樹脂内層を有する積
層構造のホースであって、該ゴム外層が発泡層とされ、
且つホース形状が曲り部を有する曲管形状とされている
ことを特徴とする自動車用エアホース。 - 【請求項3】 ゴム外層の内面側に樹脂内層を有する積
層構造のホースであって、該ゴム外層が発泡層とされ、
且つホース形状が長手方向所定個所に蛇腹部を有する形
状とされていることを特徴とする自動車用エアホース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3050335A JP2838169B2 (ja) | 1991-02-22 | 1991-02-22 | 自動車用エアホース |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3050335A JP2838169B2 (ja) | 1991-02-22 | 1991-02-22 | 自動車用エアホース |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04267143A JPH04267143A (ja) | 1992-09-22 |
JP2838169B2 true JP2838169B2 (ja) | 1998-12-16 |
Family
ID=12856050
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3050335A Expired - Lifetime JP2838169B2 (ja) | 1991-02-22 | 1991-02-22 | 自動車用エアホース |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2838169B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016195042A1 (ja) * | 2015-06-05 | 2016-12-08 | 旭硝子株式会社 | 積層体 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4096888A (en) * | 1975-07-07 | 1978-06-27 | The Gates Rubber Company | Halogenated butyl interlayer for reinforced elastomeric hose articles |
JPS59114054A (ja) * | 1982-12-22 | 1984-06-30 | 株式会社ブリヂストン | 積層物の製造方法 |
-
1991
- 1991-02-22 JP JP3050335A patent/JP2838169B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04267143A (ja) | 1992-09-22 |
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