JPH03117794A - プラスチック製フィラーパイプ - Google Patents

プラスチック製フィラーパイプ

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Publication number
JPH03117794A
JPH03117794A JP1256271A JP25627189A JPH03117794A JP H03117794 A JPH03117794 A JP H03117794A JP 1256271 A JP1256271 A JP 1256271A JP 25627189 A JP25627189 A JP 25627189A JP H03117794 A JPH03117794 A JP H03117794A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
elastomers
density polyethylene
filler pipe
inner layer
Prior art date
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Pending
Application number
JP1256271A
Other languages
English (en)
Inventor
Masao Hara
正雄 原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
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  • Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はプラスチック製フィラーパイプに関する。
(従来の技術) 自動車のフィラーパイプを、第3図に示すように・ガソ
リンの注入口を有するスチール製ノくイブaと、このス
チール製パイプaと燃料タンクbとを連結するゴムホー
スCとによって構成したものは一般に知られている。こ
のフィラーパイプは・スチール製パイプaにより基本的
な剛性を確保し、ゴムホースCにより屈曲性(フレキシ
ビリティ)を得ている。なお、同図において、dはベン
チレーションパイプである。
ところで、パイプ類をプラスチック製とすることは一般
に行われている。例えば、特開昭63−154327号
公報には、自動車のエアダクトを3層のプラスチック複
合材で構成したものが開示されている。すなわち、その
内層と外層とは硬質のポリプロピレンで構成され、中間
層はサーモプラスチックエラストマーで構成されている
(発明が解決しようとする課題) 上記フィラーパイプの場合、基本的にはスチール製のパ
イプで構成されているから、自動車走行中に飛石による
傷が原因になって錆を生じ易く、また、アルコールガソ
リンに対する耐蝕性も低くさらに、自動車の軽量化とい
う面でも不利であり、また、屈曲性を得るためにゴムホ
ースとの連結を要する。
これに対して、上述のエアダクトに用いられているプラ
スチック製パイプをフィラーパイプとして利用すること
が考えられる。このプラスチック製の場合、錆という問
題はなく、また、軽量化の点でも有利であるが、上記エ
アダクトに用いられているポリプロピレンはガソリンに
よる劣化の問題があり、そのまま利用することはできな
い。
すなわち、本発明の課題は、耐ガソリン性と耐衝撃性(
屈曲性)を狙いとして、プラスチックスによりフィラー
パイプを構成することにある。
(課題を解決するための手段) 本発明は、このような課題に対して、フィラーパイプを
、耐ガソリン性が高い高密度ポリエチレンと、この高密
度ポリエチレンに対する密着性が高く、柔軟性があり且
つ耐ガソリン性もよいエラストマーとの組み合わせによ
り構成するものである。
すなわち、そのための具体的な手段は、ガソリンと接触
するパイプ内面が高密度ポリエチレンで形成されたプラ
スチック製のフィラーパイプであって、このパイプの少
なくとも一部は、上記高密度ポリエチレンによる薄肉の
内層と、アミド系エラストマー、オレフィン系エラスト
マー及び塩化ビニル系エラストマーよりなる群より選ば
れた少なくとも1種のエラストマーによる厚肉の外層と
によって構成されていることを特徴とするものである。
(作用) 上記フィラーパイプにおいては、高密度ポリエチレンが
パイプ内面を構成しているから、これにより耐ガソリン
性を確保することができる。そして、この高密度ポリエ
チレンは基本的には硬質材料であるが、これを薄肉にす
ると屈曲性が得られることになる。すなわち、上記フィ
ラーパイプは、その少なくとも一部が高密度ポリエチレ
ンによる薄肉の内層と、エラストマーによる厚肉の外層
とで構成されているから、その部分で屈曲性を得ること
ができるものである。
この場合、上記外層を構成する材料としての、アミド系
エラストマー、オレフィン系エラストマー及び塩化ビニ
ル系エラストマーは、いずれも充分な柔軟性を有し、且
つ耐ガソリン性を有するから、上記屈曲性を得ることに
支障はなく、また、高密度ポリエチレンによる薄肉の内
層を介して、あるいは外部からガソリンに濡れることが
あっても劣化することなく、薄肉の内層を外力等から確
実に保護することになる。
(発明の効果) 従って、本発明によれば、フィラーパイプの内面を高密
度ポリエチレンで形成し、且つパイプの少なくとも一部
を上記高密度ポリエチレンによる薄肉の内層と、アミド
系、オレフィン系、あるいは塩化ビニル系のエラストマ
ーによる厚肉の外層とで構成するようにしたから、フィ
ラーパイプの軽量化を図り且つ屈曲性を得ながら、耐ガ
ソリン性を得て、その耐久性を高めることができる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図には自動車の燃料タンク1に使用したフィラーパ
イプ2が示されている。このフィラーパイプ2は、燃料
タンク1にゴムパツキン3を介して連結された一端のフ
ランジ4から、給油ガンが差し込まれる口金5を嵌めた
給油口に至るまで、プラスチックスのブロー成形によっ
て形成されている。そして、このフィラーパイプ2は、
フランジ4の近傍が蛇腹状の柔軟パイプ部2aにより構
成され、この柔軟パイプ部2aよりも給油口側とフラン
ジ側とが剛性パイプ部2b、2cにより構成されている
上記フィラーパイプ2の具体的な構成は第2図に示され
ている。
上記柔軟パイプ部2aは、高密度ポリエチレンによる薄
肉の内層6と、エラストマーによる厚肉の外層7との積
層構造によるパイプ構成になっている。一方、上記剛性
パイプ部2b、2cは、高密度ホリエチレンによる厚肉
単層のパイプ構成になっている。そして、上記内層6と
その両側の剛性パイプ部2b、2cとは漸次肉厚を変化
させながら連続している。
上記柔軟パイプ部2aの外層7を構成するエラストマー
としては、アミド系、オレフィン系、塩化ビニル系のい
ずれか1種を、またはこれらの中から選んだ2種以上の
を組み合わせて用いることができる。上記3種のエラス
トマーをそれぞれ単独で用いる場合の、柔軟パイプ部2
aの層構成を示せば以下の通りである。
なお、表中の板厚の単位はmm、硬度はHsで表わして
いる。
く例1〉 く例2〉 く例3〉 従って、上記実施例においては、上記柔軟パイプ部2a
は、その内面が高密度ポリエチレンによる薄肉の内層6
で構成されているから、耐ガソリン性の点での問題はな
い。そして、この高密度ポリエチレンは基本的には高い
硬度を有するが、これによる内層6は薄肉であるから、
屈曲可能である。また、外層7を構成するエラストマー
は、上記各側のいずれも柔軟であり、上記内層6と共に
フィラーパイプ2に屈曲性を与えることになる。
そして、上記エラストマーはいずれも耐ガソリン性を有
するから、これによる外層7は、薄肉の内層6を介して
、あるいは外部からガソリンに濡れることがあっても劣
化することはなく、薄肉の内層を外力等から確実に保護
することになる。
一方、剛性パイプ部2b、2cは、その全体が高密度ポ
リエチレンで形成されているから、耐ガソリン性に問題
はなく、且つその剛性が高いから、フィラーパイプ2の
基本的な剛性を確保することつ(できる。
なお、上記実施例では、フィラーパイプの一部のみを高
密度ポリエチレンによる薄肉の内層とエラストマーによ
る厚肉の外層との積層構造にしたが、フィラーパイプの
全長にわたって上記積層構造を採用してもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係るフィラーパイプを燃料タ
ンクに結合した状態を示す正面図、第2図は上記実施例
のフィラーパイプを一部省略して示す断面図、第3図は
従来のフィラーパイプを示す一部断面にした正面図であ
る。 1・・・・・・燃料タンク 2b。 2・・・・・・フィラーパイプ 2a・・・・・・柔軟パイプ部 2C・・・・・・剛性パイプ部 6・・・・・・内層 7・・・・・・外層 第 図 1・・・・・・燃料タンク 2・・・・・・フィラーパイプ 2b。 2a・・・・・・柔軟パイプ部 2C・・・・・・剛性パイプ部 6・・・・・・内層 7・・・・・・外層

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ガソリンと接触するパイプ内面が高密度ポリエチ
    レンで形成されたプラスチック製のフィラーパイプであ
    って、このパイプの少なくとも一部は、上記高密度ポリ
    エチレンによる薄肉の内層と、アミド系エラストマー、
    オレフィン系エラストマー及び塩化ビニル系エラストマ
    ーよりなる群より選ばれた少なくとも1種のエラストマ
    ーによる厚肉の外層とによって構成されていることを特
    徴とするプラスチック製フィラーパイプ。
JP1256271A 1989-09-29 1989-09-29 プラスチック製フィラーパイプ Pending JPH03117794A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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