JPH02160648A - ポリメタクリレート系人造大理石成形用組成物 - Google Patents

ポリメタクリレート系人造大理石成形用組成物

Info

Publication number
JPH02160648A
JPH02160648A JP31702688A JP31702688A JPH02160648A JP H02160648 A JPH02160648 A JP H02160648A JP 31702688 A JP31702688 A JP 31702688A JP 31702688 A JP31702688 A JP 31702688A JP H02160648 A JPH02160648 A JP H02160648A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polymerization
syrup
average particle
weight
artificial marble
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP31702688A
Other languages
English (en)
Inventor
Kunio Nakazato
中里 州男
Toru Kosugi
小杉 徹
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tsutsunaka Plastic Industry Co Ltd
Original Assignee
Tsutsunaka Plastic Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tsutsunaka Plastic Industry Co Ltd filed Critical Tsutsunaka Plastic Industry Co Ltd
Priority to JP31702688A priority Critical patent/JPH02160648A/ja
Publication of JPH02160648A publication Critical patent/JPH02160648A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B26/00Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing only organic binders, e.g. polymer or resin concrete
    • C04B26/02Macromolecular compounds
    • C04B26/04Macromolecular compounds obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
    • C04B26/06Acrylates

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Ceramic Engineering (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Polymerisation Methods In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、ポリメタクリレート系人造大理石成形用組
成物に関する。
従来の技術 従来、メチルメタクリレート(以下MMAと略記する)
を主成分とする重合性シロップと水酸化アルミニウム等
の無機充填剤との混合物に硬化剤を添加し、この液状混
合物を所定の型(セル)の中に注入して加熱し、重合硬
化させて、人造大理石を製造するセル・キャスティング
法は、既に公知である。またこのセル・キャスティング
法を連続化したもので、水平に配置された上下一対のエ
ンドレス・コンベヤの対向部分の間に上記液状混合物を
連続的に注入して、重合硬化させ、人造大理石を製造す
る連続キャスティング法も、既に公知である。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記従来の方法では、混合物を型(セル
)またはコンベヤ間に注入して型枠内に広がらせるため
に、混合物はかなり流動性のある液状でなければならず
、必然的に配合成分中の液体であるシロップの量が多く
なり、その結果、上記従来法のいずれの場合にも、重合
硬化のさい体積収縮率が非常に大きくなって、成形後に
過度のひけが発生し、所期の形状および大きさを有する
成形品を得ることができないという問題があった。ここ
で、このようなひけを防止するために、重合硬化時間を
長くすれば良いことは知られているが、それでは生産性
が劣るという問題があった。また従来は、七ツマ−の使
用量が多いため、重合硬化のさい発熱量が多く、硬化温
度がモノマーの沸点を越える場合には、発泡が起るので
、このような発泡が起らないように適宜の冷却手段を用
いて冷却する必要があり、従って設備費が高くつくとと
もに、製造作業が面倒であるという問題があった。また
とくに前者のセル◆キャスティング法によれば、いわゆ
るバッチ方式であるため、製造が面倒であり、製造コス
トが非常に高くついた。
ところで、熱可塑性MMAポリマーと水酸化アルミニウ
ム等の無機充填剤とを混合して、混合物を押出成形する
ことも考えられるが、水酸化アルミニウムはその分解温
度が約200℃であり、MMAポリマーの成形加工温度
はこれより高いため、混合時に溶融MMAポリマーの熱
によって水酸化アルミニウムが分解してしまい、所期の
天理石調の成形品を製造することができないという問題
があった。
この発明は、上記の従来技術の問題を解決するためにな
されたもので、重合硬化前の混線物の成形のさい、保形
性にすぐれていて、連続成形が可能であり、しかも重合
硬化のさい体積収縮率が非常に小さく、従って成形硬化
物品にひけが発生し難く、また重合硬化のさい発熱量が
少なく、短時間で重合硬化させることができ、所期の形
状および大きさを有するとともに、乳白色かつ均質で、
適度の透明性があり、滑らかな肌を有していて、非常に
すぐれた外観を呈し、しかも充分な耐熱性、難燃性を具
備するとともに、機械加工性にもすぐれた良好な物性を
有する人造大理石を、非常に生産性よく、かつ安価に製
造することができるポリメタクリレート系人造大理石成
形用組成物を提供することを目的としている。
課題を解決するための手段 この発明は、上記の目的を達成するために、(A)メチ
ルメタクリレートを主成分としかつ重合率30%以下の
重合性シロップ10〜2Offr量%、(B)比表面積
1rrr/g以下、平均粒径5〜80It!IIで、平
均粒径の172以下が15%以上である無機充填剤60
〜75重量%、(C)平均粒径10〜150爛のポリメ
タクリレート粉末5〜30重量%、および(D)所要量
の重合開始剤よりなる、ポリメタクリレート系人造大理
石成形用組成物を要旨としている。
上記において、(^)!!合性シロップは、MMAを主
成分とするモノマーに、ポリマーが溶解したシロップで
ある。このようなシロップは、モノマーに所定量のポリ
マーを溶解したりあるいはモノマーを部分重合してつく
ることができる。
重合性シロップの重合率は、30%以下、好ましくは1
0〜30%、望ましくは15〜25%である。ここで、
重合性シロップの重合率が30%を越えると、シロップ
の粘性が高すぎて、混線が困難となる。なお、重合性シ
ロップの重合率は、0%の場合も含まれる。すなわち、
その場合には、重合性シロップはMMAを主成分とする
モノマー自体により構成される。
上記MMAを主成分とする重合性シロップは、MMA単
独あるいはその50ffiflt%未満をMMAと共重
合可能な他のモノマーで置換したものである。他の七ツ
マ−の例としては、アクリル酸、メタクリル酸、炭素数
1〜18個の1価のアルコールとアクリル酸とのエステ
ル、炭素数2〜18個の1価のアルコールとメタクリル
酸とのエステル、アクリロニトリルやメタクリレートリ
ルなどのオレフィン系ニトリル、スチレンやα−メチル
スチレンなどの芳香族オレフィン、酢酸ビニルや安息香
酸ビニルなどのビニルエステル、アクリルアミドやメタ
クリルアミドなどのビニルアミドのような一官能性単量
体およびエチレングリコールジ(メタ)アクリレートや
ポリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ポリ
プロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、1,3
−ブチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ネオペ
ンチルグリコールジ(メタ)アクリレート、1.6−ヘ
キサンシオールジ(メタ)アクリレート、トリメチロー
ルエタントリ(メタ)アクリレート、トリメチロールプ
ロパントリ(メタ)アクリレート、テトラメチロールメ
タンテトラ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトー
ルトリ (メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトー
ルヘキサ(メタ)アクリレート、ジビニルベンゼンのよ
うな多官能性単量体をあげることができるが、これらに
限定されるものではない。これらMMA以外のモノマー
は2種以上混合して用いても勿論良い。
上記重合性シロップは、10〜20重量%の割合で使用
する。重合性シロップ中のモノマーの量が少ないほど、
重合硬化のさい体積収縮率が小さくなるので、シロップ
量はできるだけ少ないほど好ましい。
ここで、重合性シロップが10重量%未満では、混線物
を加圧しても所望の形状に成形できない。シロップが1
0〜15重量%では、混線物はいわばおから状であり、
15〜20重量%では、もち状であり、いずれの場合も
混練物を成形することができるが、シロップが20重量
%を越えると、流動性が高くなって液状となるので、成
形が困難である。
上記(B)無機充填剤は、特定の粒度と粒度分布および
物性を有することが必要である。すなわち、粒度は平均
粒径(メジアン径)Ds。−5〜80IyI、好ましく
は15〜60盟である。ここで、平均粒径が5JEI未
満では、混合物の粘性が高くなり、成形可能な粘性とす
るためには、シロップ量が20重量%を越えて必要とな
り、好ましくない。また平均粒径が807ffを越える
と、得られた成形硬化物品の機械的強度および耐熱性が
劣る。
また無機充填量の粒度分布も重要である。粒度分布はブ
ロードまたは複分布したものが好ましい。すなわち、平
均粒径り、。の1/2径までのfffmが1596以上
あることが必要である。15%未満であれば、混合物の
粘性が高くなり、シロップの必要量がやはり20%を越
えて必要となり、好ましくない。
さらに、無機充填材は、多孔質でないことが必要である
。すなわち、無機充填材はその比表面積が1rrf/g
以下である。ここで、比表面積が1 rrr/ gを越
えて大きくなると、シロップ中のモノマーを眼前するた
め、混合物の粘性が大きくなり、成形可能な粘度となる
ためにはシロップの必要量が20重量%を越えるので、
好ましくない。
このような特性を満足する無機充填剤としては、例えば
水酸化アルミニウム、シリカ、アルミナ、タルク、炭酸
カルシウム、珪酸カルシウム、水酸化マグネシウムなど
があげられ、単独または併用して用いる。とくに水酸化
アルミニウムを使用するのが好ましい。またこれらの無
機充填剤はシランカップリング剤などで予め表面処理し
たものであれば、なお好ましい。
上記無機充填剤は、60〜75重量%の割合で使用する
。ここで、無機充填剤が60重量%未満では、得られた
成形硬化物品の耐熱性が低くなり、また75重量%を越
えると、透明性が低くなりかつ表面の肌が悪くなるとと
もに、機械加工性も悪くなるので好ましくない。
上記(C)ポリメタクリレート粉末は、いわゆるマトリ
ックス樹脂部分の特性を大幅に低下させないものであれ
ばよい。
ここで、メタアクリレートは、一般式 %式% 式中、Rは同一または異なったエチル基、ブチル基、オ
クチル基およびステアリル基等のアルキル基を意味する
ポリメタクリレート粉末は、重合して得られた球状粉末
や、ポリマー成形体を粉砕した粉末を用いるが、とくに
球状粉末を用いるのが好ましい。ポリメタクリレート粉
末の分子量は高い方が、得られる成形硬化物品の耐熱性
が高くなるので、好ましい。
またポリマー粉末の粒度は、平均粒径(メジアン径)D
、o−10〜150/Jである。ここで、ポリマー粉末
の平均粒径が10/ffi未満では、混合物の粘性が高
くなり、シロップの必要量を増大させるので、好ま−し
くない。またポリマー粉末の平均粒径が150//ff
を越えると、得られた成形硬化物品の物性、とくに剛性
、耐熱性が低下し、また表面肌に斑点が表われるので、
好ましくない。
上記ポリメタクリレート粉末(C)は、5〜30重量%
の割合で使用する。ここで、ポリメタクリレート粉末(
C)に対する重合性シロップ(A)および無機充填剤(
D)の配合量の関係をみると、ポリメタクリレート粉末
(C)が5重量%のとき、重合性シロップ(A)は2O
ffi量%および無機充填剤(B)は75重量%の配合
割合であり、またポリメタクリレート粉末(C)が30
重量%のとき、重合性シロップ(^)は10重量%およ
び無機充填剤(B)は60重量%の配合割合である。従
って、ポリメタクリレート粉末(C)が5重量%未満で
は、無機充填剤(B)が75重量%を越えることになり
、得られた成形硬化物品の透明性が低く、機械加工性も
悪くなるので、好ましくない。またポリメタクリレート
粉末(C)が30重量%を越えると、無機充填剤(B)
が60重量%未満となり、得られた成形硬化物品の耐熱
性が低くなるので、好ましくない。
上記(D)重合開始剤は、有機過酸化物、アゾ化合物等
の熱硬化性触媒である。
ここで、重合開始剤としては、具体的には、ベンゾイル
パーオキサイド、ラウロイルパーオキサイド、サクシニ
ックパーオキサイドなどのジアシルパーオキサイド、ジ
−t−ブチルパーオキサイド、t−ブチルクミルパーオ
キサイド、ジクミルパーオキサイドなどのジアルキルパ
ーオキサイド、t−ブチルパーオキシアセテート、t−
ブチルパーオキシピバレート、t−ブチルパーオキシベ
ンゾエート、t−ブチルマレイン酸ヘミパーエステルな
どのパーオキシエステル、t−ブチルハイドロパーオキ
サイド、クメンハイドロパーオキサイドなどのハイドロ
パーオキサイド、メチルケトンパーオキサイドなどのケ
トンパーオキサイドで代表される有機過酸化物、あるい
はまた2、2−アゾビスイソブチロニトリル、2,2−
アゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリル)などのア
ゾ系化合物があげられる。
上記重合開始剤は、重合性シロップを硬化させるのに必
要な量を使用するが、通常、重合性シロップに対し、0
.01〜10重量%の範囲で使用する。
上記重合開始剤の種類と使用量は、温度、時間等の重合
条件に応じて適宜選択すれば良い。
また、上記重合開始剤と共に重合促進剤、さらには重合
促進剤の補助的成分を使用してもよい。
このような重合促進剤としては、還元性物質があげられ
、また重合促進剤の補助的成分としては、金属含有化合
物、アミンまたはアミン−ハロゲン化合物などがあげら
れる。
重合促進剤である還元性物質としては、具体的には、ラ
ウリメル力ブタン、オクチルメル力フタン、2−エチル
へキシルメルカプタン、グリコールジメチルカプトアセ
テート、グリコールジメチルカプトプロピオネートなど
のメルカプタン類、ジブチルチオ尿素、テトラメチルチ
オ尿素などのチオ尿素類、トリメチルホスファイト、ト
リーn−ブチルホスファイトなどの亜リン酸エステル類
などがあげられる。
また、重合促進剤の補助的成分の金属化合物としては、
鉄、銅、コバルト、ニッケル、スズ。
アルミニウム、アンチモンから選ばれた金属のナフテン
酸のような有機酸の塩、またはアセチルアセトン、フェ
ニルアセチルアセトンなどの有機金属錯体、これら金属
のアリル化合物があげられる。
また、アミンまたはアミン−ハロゲン化合物としては、
第一アミン、第三アミン、第三アミンあるいはそれらの
ハロゲン化水素塩、ハロゲン化第四アンモニウムがあげ
られる。
上記重合促進剤およびこれの補助的成分は、重合性シロ
ップに対し、0.00001〜1重量%の範囲で使用す
ることができる。
(E)その他の添加剤 この発明による人造大理石成形用組成物には、上記無機
質充填剤(D)以外に、必要に応じて、着色剤、紫外線
吸収剤、繊維質強化材、熱安定剤、滑剤、離型剤、ある
いはまた界面活性剤やシランカップリング剤や官能性重
合体等の分散剤のようなその他の添加剤(E)を、所要
量添加することができる。
この発明による上記成形用組成物を使用して、ポリメタ
クリレート系人造大理石をっぎの工程により製造する。
混合および混線工程 まず、(A)MMAを主成分とする重合性シロップ、(
B)水酸化アルミニウム等の無機充填剤、(C)ポリメ
タクリレート粉末、(D) i合間始剤、および(E)
その他の添加剤を所定の配合割合で混合し、これらを混
練する。
この場合、液状のものは重合性シロップだけであり、か
つその量が少ないため、混合物は、おから状、ないしは
もち状となり、混練機として例えば加圧型ニーダ−等を
使用する。混練は約10〜50℃の温度で行なう。
原料の混合は、上記(A)〜(E)の原料を全部同時に
投入して行なってもよいが、先に重合性シロップ(A)
に重合開始剤(D)を混合溶解し、ついでこれに無機充
填剤(B)、他の添加剤(E)、およびポリメタクリレ
ート粉末(C)の順に投入して混練するのが好ましい。
混合および混線は通常バッチ方式で行なうが、連続方式
であっても勿論よい。
成形工程 この発明によれば、上記のように混線物が、おから状な
いしはもち状であり、成形品が保形性を有するのが特徴
である。従って製造すべき最終製品の形状に応じてプレ
ス成形、押出成形およびロール圧延等の成形方法を選択
することができる。例えば洗面化粧台のシンクのような
比較的複雑な立体形状の製品をつくる場合には、プレス
成形を適用する。また平板、横断面り形、形、n形、半
円形、などの簡単な立体形状の製品をつくる場合には押
出成形による連続生産が適している。さらに最終製品の
形状が単に平板の場合には、ロール圧延、ダブルベルト
コンベアによる連続生産が適している。
重合硬化工程 上記混線物を所定の形状に成形した後、加熱重合硬化さ
せる。加熱温度は、常温〜約150℃の範囲で選択する
。一般に温度が低いほど重合時間を長時間かける必要が
あり、また加熱温度が高いほど重合時間は短くてすむが
、重合反応は急激に起こり、同時に発熱と体積収縮が起
る。著しい発熱は温度の不均化さらには、局部的に温度
がモノマーの沸点以上に上昇し、これによって発泡が起
こる場合があり、このため、従来は除熱手段を必要とし
た。
また重合硬化反応による体積収縮率は、一般にモノマー
が重合硬化によりそのままポリマーとなる場合には、約
21%と著しく大きい。従来、人造大理石を製造する条
件、例えば重合率約20%のMMAを主成分とする重合
性シロップ100ZIrffi部に対して、水酸化アル
ミニウム20Offiffi部を配合した混合物を使用
する場合では、その体積収縮率は、約10%とまだかな
り大きいものであった。このため従来は、例えばシート
状成形品を得る場合厚み方向に加圧して、厚み方向にの
み収縮させるとか、注型面に離型性の良い薄いフィルム
を張り付けるなどの方法がとられていた。
これに対し、この発明の成形組成物によれば、重合性シ
ロップの使用量が少なく、モノマー比率が小さいため、
発熱量および体積収縮が約1/2となり、従って上記従
来の除熱手段や加圧手段は必要ないか、あるいは軽減さ
れる。また発熱量および体積収縮が少ないので、それだ
け高い温度で重合させることができ、重合時間を短縮す
ることができるものである。
またこの発明によれば、重合硬化による体積収縮率が小
さいため、加圧せず、大気圧下で重合させることが可能
である。但し、この場合モノマーが蒸発しないよう成形
体表面を薄いフィルムでカバーするのが望ましい。
また上記混線物の成形品を常温から約150℃まで漸次
昇温させながら重合することも可能である。この場合、
重合は1工程で行なわれるので、作業性がよく、より一
層時間短縮が可能である。しかしこのとき、重合温度が
モノマーの沸点以上となって、モノマーが蒸発し、発泡
が起こるおそれがあるので、重合温度が七ツマ−の沸点
以上にならないように加圧するのが望ましい。
なお、100℃以下で重合を行なう場合は、重合反応が
完結しないので、100℃以上でのいわゆるアフターキ
ュアを行なう必要がある。
重合硬化工程は、具体的には、混練物の成形品が平板お
よび立体形状を有するものである場合には、成形品をそ
のままフィルムでカバーして加熱炉(オーブン)あるい
は恒温水槽内で重合硬化させることにより実施するか、
または同成形品をプレスで加圧しながら重合硬化させる
ことにより実施する。また成形品の形状が単に平板であ
る場合は、ダブルベルト。プレスにより連続的に硬化さ
せることにより実施することができる。
実  施  例 つぎに、この発明の詳細な説明する。
実施例1 ポリメタクリレート系人造大理石成形用組成物を得るた
めに、下記の成分を各種の配合割合で使用した。
(A)重合性シロップ MMA七ツマ−80重量部に、MMA樹脂(商品名スミ
ペックス−BMW、住友化学工業株式会社製)20重量
部を攪拌しながら混合溶解したのち、エチレングリコー
ルジメタクリレート10重量部を加えることにより調製
した重合率20%の重合性シロップ。
比表面積1 rrr / g以下、平均粒径り、。が2
5pで、平均粒径D5゜の1/2以下が30%である水
酸化アルミニウム(商品名CW−325、住友化学工業
株式会社製)。
但し、試料磁6では、比表面積1 rrr / g以下
、平均粒径D5oが18/Iffで、平均粒径D50の
1/2以下が20%であるシリカ(商品名クリスタライ
トA−2、株式会社龍森製)を使用した。
(C)MMAポリマー粉末 平均粒径I)soが80/JのMMAポリマー粉末(商
品名スミペックス−BMW、住友化学工業株式会社製)
(D)重合開始剤 ベンゾイルパーオキサイド(B P O)。
これらの成分を下記表に示す割合で配合し、6a類のポ
リメタクリレート系人造大理石成形用組成物(試料N1
1L1〜6)を調製した。
ここで試料魔1〜5においては、(A)、(C)、(D
)の成分の配合量を変化させ、(B)成分の配合量を6
7重二%と一定にした。
なお、試料No、 2.3.4が本発明品であり、試料
Na、1.5の組成物は比較例であって、米の値がこの
発明の範囲以外のものである。
また試料No、 6も本発明品であるが、ここでは無機
充填剤(B)としてシリカを使用し、その配合量を63
重量%とじた。
そして、上記6種類の配合物を、ニーダ−を用いて室温
で10分間それぞれ混練した。
ついで、混練物をプレス成形装置により圧力20kg/
c12、室温で30分間プレス成形することにより、縦
横各300■および厚み10IIllの正方形の平板に
成形した。
このとき、試料No、 2.3.4.5.6の成形品は
均質で、型寸法通りであったが、MMAを主成分とする
重合性シロップの量が少ない試料N11L1の成形品は
、四隅が少し欠けた状態となり、またその周縁部の表面
に凹凸が生じていた。
その後、試料隠2.3.4.5.6の各成形品をポリプ
ロピレン樹脂フィルムでカバーし、第1段階として恒温
水槽内で70℃で90分間加熱して重合硬化させ、第2
段階としてオーブン内で、120℃で60分間加熱して
重合硬化させ、ポリメタクリレート系人造大理石を製造
した。なお、試料Nα6だけは、第1段階の重合硬化を
70℃で60分間加熱することにより実施した。
この結果、この発明の成形用組成物(試料磁2.3.4
.6)によれば、乳白色かつ均質で、適度の透明性を有
するとともに、滑らかな肌を有するきわめて外観のすぐ
れた人造大理石を製造することができた。しかもこの人
造大理石は、充分な耐熱性、難燃性を具備するとともに
、機械加工性にもすぐれており、良好な物性を有するも
のであった。
これに対し、MMAを主成分とする重合性シロップの量
が多い比較試料N11L5の成形硬化物品は、硬化後変
形が生じ、人造大理石として品質が劣るものであった。
なお、この実施例1の結果を下記表にまとめて示した。
実施例2 この実施例では、MMAを主成分とする重合性シロップ
(A)の配合量を18重量%、MMAポリマー粉末(C
)の配合量を15重量%、および重合開始剤(D)であ
る2、2−アゾビスイソブチロニトリル(ABIN)の
配合量を0.13重量%とそれぞれ一定にし、水酸化ア
ルミニウム(B)の平均粒径、粒度分布、比表面積を種
々変化させて6FIi類の人造大理石成形用組成物を調
製した。
なお、試料に7〜11では、上記実施例1の場合と同じ
水酸化アルミニウムを使用し、試料No、12では、比
表面積200rrr/gのベーマイト(商品名CATA
PAL−アルミナ、ビスツ・ケミカル株式会社製)を使
用した。また水酸化アルミニウムとベーマイトの配合量
は、いずれも67重量%と一定にした。
ここで、試料NQ、8.9の組成物が本発明品であり、
試料Nα7.10.11.12の組成物は比較例であっ
て、※の値がこの発明の範回以外のものである。
そして、上記6種類の配合物を、実施例1の場合と同様
にニーダ−を用いて室温で10分間それぞれ混練した。
ついで、混練物を圧延ロールにより室温で圧延して、厚
さ10■のシート状物を連続成形した。
その後、各成形品を適宜の大きさに切断し、プレス成形
装置により5 kg/ am2の圧力で30分間加圧し
て、縦横各2001および厚み711の平板とし、これ
をプレス状態のままで室温から150℃まで、4℃/分
の温度上昇率で35分間加熱して重合硬化させ、ポリメ
タクリレート系人造大理石を製造した。
この結果、この発明の成形用組成物(試料磁8.9)に
よれば、上記実施例1の場合と同様にすぐれた外観と物
性を有する人造大理石を製造することができた。
これに対し、比較試料Nα7.11.12の成形硬化物
品は、その中央部は乳白色でかつ表面平滑であるもの\
、周縁部は白色でかつ表面に凹凸が生じており、また比
較試料Nα10の成形硬化物品は、外観には異常がない
もの一1耐熱性試験(JIS K−8902、判定温度
200℃)において、表面に溶融や膨れの変化が生じる
など、耐熱性が著しく低下しており、いずれも人造大理
石として品質が劣るものであった。
なお、この実施例2の結果も下記表に併せて示した。
実施例3 この実施例では、MMAを主成分とする重合性シロップ
(A)の配合量を16ffiffi%、水酸化アルミニ
ウム(I3)の配合量を71重量%、および重合開始剤
(D)であるt−ブチルパーオキシベンゾエート(TB
POB)の配合量を0.2ffif1%とそれぞれ一定
にし、MMAポリマー(C)粉末の種類と平均粒径をそ
れぞれ変えて3種類の人造大理石成形用組成物を調製し
た。但し、MMAポリマー粉末の配合量は13重量%と
−定とした。
ここで、試料隘13.15が本発明品であり、試料磁1
4の組成物は比較例で、MMAポリマー粉末の平均粒径
I)soが250pとこの発明の範囲外のものである。
なお1.試料磁13と14の成形用組成物のMMAポリ
マー粉末は重合により製造した球状粉末であるが、試料
魔15の成形用組成物の粉末は、MMA重合体であるア
クリルキャスト板(商品名スミペックス、住友化学工業
株式会社製)を粉砕して得られた種類の異なる粉末を使
用した。
そして上記3種類の配合物を、上記実施例1の場合と同
様にニーダ−を用いて室温で10分間それぞれ混練した
ついで、混練物を押田成形機により幅90II11およ
び厚み18II11のシートに連続的に成形した。
つぎに、これらの成形シートを250鰭の長さに切断し
て30分間熟成したのち、縦300關、横300龍およ
び厚み1 m+sの2枚の鋼板の間に成形シートをそれ
ぞれ挾み、各成形シートを2 kg/ co2の圧力で
加圧して、長さ280■、幅95a+sおよび厚み15
avのシートとし、さらにこれらをプレス状態のま〜8
0℃で90分間加熱して重合硬化させ、最後にオーブン
内で、110℃で60分間加熱して、重合硬化させ、ポ
リメタクリレート系人造大理石を製造した。
この結果、この発明の成形用組成物(試料No。
13.15)によれば、すぐれた外観と物性を有する人
造大理石を製造することができた。
これに対し、MMAポリマー粉末の平均粒径が大きい比
較試料Nα14の成形硬化物品は、表面に斑点が表われ
ており、人造大理石として品質が劣るものであ゛った。
なお、これらの結果を下記表に併せて示した。
(以下余白) 発明の効果 この発明によるポリメタクリレート系人造大理石成形用
組成物は、上述のように、(A)メチルメタクリレート
を主成分としかつ重合率30%以下の重合性シロップ1
0〜20重量%、(B)比表面積1d1g以下、平均粒
径5〜80切で、平均粒径の1/2以下が15%以上で
ある無機充填剤60〜75重量%、(C)平均粒径10
〜150IyIのポリメタクリレート粉末5〜30!I
I量%、および(D)所要量の重合開始剤とよりなるも
ので、重合硬化前の混練物の成形のさい、保形性にすぐ
れていて、連続成形が可能である。このため、各種の成
形方法を採用することができて、種々の形状の成形品を
得ることができるだけでなく、混練した成形用組成物を
一旦成形した後、適切な重合硬化工程を選択することが
でき、生産性にすぐれている。しかも重合硬化のさい体
積収縮率が非常に小さく、従って成形硬化物品にひけが
発生し難く、また重合硬化のさい発熱量が少ないので、
従来のような冷却手段は不要であり、従って設備費が安
くつくとともに、短時間で重合硬化させることができて
、所期の形状および大きさを有する人造大理石を効率よ
く製造することができる。しかも得られた人造大理石は
、乳白色かつ均質で、適度の透明性があり、滑らかな肌
を有していて、非常にすぐれた外観を呈し、しかも充分
な耐熱性、難燃性を具備するとともに、機械加工性にも
すぐれた良好な物性を有するものである。従ってこの発
明によれば、上記のようにすぐれた外観と物性を有する
人造大理石を非常に生産性よく、かつ安価に製造するこ
とができるという効果を奏する。
以  上

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (A)メチルメタクリレートを主成分としかつ重合率3
    0%以下の重合性シロップ10〜20重量%、(B)比
    表面積1m^2/g以下、平均粒径5〜80μmで、平
    均粒径の1/2以下が15%以上である無機充填剤60
    〜75重量%、(C)平均粒径10〜150μmのポリ
    メタクリレート粉末5〜30重量%、および(D)所要
    量の重合開始剤よりなる、ポリメタクリレート系人造大
    理石成形用組成物。
JP31702688A 1988-12-15 1988-12-15 ポリメタクリレート系人造大理石成形用組成物 Pending JPH02160648A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31702688A JPH02160648A (ja) 1988-12-15 1988-12-15 ポリメタクリレート系人造大理石成形用組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31702688A JPH02160648A (ja) 1988-12-15 1988-12-15 ポリメタクリレート系人造大理石成形用組成物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02160648A true JPH02160648A (ja) 1990-06-20

Family

ID=18083595

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31702688A Pending JPH02160648A (ja) 1988-12-15 1988-12-15 ポリメタクリレート系人造大理石成形用組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH02160648A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1997040098A1 (fr) * 1996-04-19 1997-10-30 Mitsubishi Rayon Co., Ltd. Composition de resine acrylique, premelanges acryliques, procede de production de marbre artificiel acrylique et agent epaississant
KR19990048077A (ko) * 1997-12-08 1999-07-05 전원중 인조대리석 성형품의 제조방법
EP0786479A3 (en) * 1996-01-23 1999-12-22 E.I. Du Pont De Nemours And Company Compression molding method, mix and product
KR100235415B1 (ko) * 1997-10-22 2000-01-15 메리 이. 보울러 인조대리석 성형품의 제조방법
KR20000046774A (ko) * 1998-12-31 2000-07-25 메리 이. 보울러 내화학성이 향상된 아크릴계 마블칩의 제조방법
JP2006028349A (ja) * 2004-07-16 2006-02-02 Sumitomo Chemical Co Ltd 耐熱性に優れた樹脂組成物
JP2008519121A (ja) * 2004-11-03 2008-06-05 メイクベイル グループ リミテッド アクリレート系固体の製造
JP2008524103A (ja) * 2004-12-17 2008-07-10 チェイル インダストリーズ インコーポレイテッド 発泡大理石成形品及びその製造方法
JP2013536294A (ja) * 2010-08-27 2013-09-19 エルジー・ハウシス・リミテッド 花崗岩パターンのアクリル系人造大理石及びその製造方法

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0786479A3 (en) * 1996-01-23 1999-12-22 E.I. Du Pont De Nemours And Company Compression molding method, mix and product
WO1997040098A1 (fr) * 1996-04-19 1997-10-30 Mitsubishi Rayon Co., Ltd. Composition de resine acrylique, premelanges acryliques, procede de production de marbre artificiel acrylique et agent epaississant
US6323259B1 (en) 1996-04-19 2001-11-27 Mitsubishi Rayon Co., Ltd. Acrylic resin composition, acrylic premix, process for producing acrylic artificial marble and thickening agent
KR100235415B1 (ko) * 1997-10-22 2000-01-15 메리 이. 보울러 인조대리석 성형품의 제조방법
KR19990048077A (ko) * 1997-12-08 1999-07-05 전원중 인조대리석 성형품의 제조방법
KR20000046774A (ko) * 1998-12-31 2000-07-25 메리 이. 보울러 내화학성이 향상된 아크릴계 마블칩의 제조방법
JP2006028349A (ja) * 2004-07-16 2006-02-02 Sumitomo Chemical Co Ltd 耐熱性に優れた樹脂組成物
JP4649902B2 (ja) * 2004-07-16 2011-03-16 住友化学株式会社 耐熱性に優れた樹脂組成物
JP2008519121A (ja) * 2004-11-03 2008-06-05 メイクベイル グループ リミテッド アクリレート系固体の製造
JP2008524103A (ja) * 2004-12-17 2008-07-10 チェイル インダストリーズ インコーポレイテッド 発泡大理石成形品及びその製造方法
JP4857282B2 (ja) * 2004-12-17 2012-01-18 チェイル インダストリーズ インコーポレイテッド 発泡大理石成形品及びその製造方法
JP2013536294A (ja) * 2010-08-27 2013-09-19 エルジー・ハウシス・リミテッド 花崗岩パターンのアクリル系人造大理石及びその製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5972272A (en) Unsaturated polyester resin composition and process for molding the composition
CA2613370A1 (en) Solid filler containing polymerizable compositions, articles formed thereby and methods of formation
JPH06298883A (ja) 成形材料及び人工大理石の製造方法
KR20010043076A (ko) 아크릴계 프리믹스, 아크릴계 인조 대리석 및 그의 제조방법
JPH02160648A (ja) ポリメタクリレート系人造大理石成形用組成物
JP3139685B2 (ja) アクリル樹脂プリミックスおよびアクリル人工大理石の製造方法
EP0493631A1 (en) Artificial marble composition
JP3285656B2 (ja) 増粘性アクリルプリミックスおよびそれを用いたアクリル人工大理石
JP3561410B2 (ja) (メタ)アクリル系プレミックス、(メタ)アクリル系smc又はbmc、及び(メタ)アクリル系人工大理石の製造方法
JP3527638B2 (ja) (メタ)アクリル系プレミックス、(メタ)アクリル系smc又はbmc、及び(メタ)アクリル系人工大理石の製造方法
JPS61171713A (ja) ポリメチルメタクリレ−ト系成型品の製造方法
JP4665343B2 (ja) 樹脂組成物、成形体及び成形体の製造方法
JP4028159B2 (ja) (メタ)アクリル系smcまたはbmcの製造方法
JP3638780B2 (ja) アクリル系樹脂成形材料の製造法
WO2017126661A1 (ja) 樹脂組成物、成形体及び成形体の製造方法
JP3056695B2 (ja) 成形材料およびその成形方法
JP3361034B2 (ja) アクリル系樹脂組成物、アクリル系プレミックス、アクリル系smc又はbmc、及びアクリル系人工大理石の製造方法
JPH05124844A (ja) 人工大理石の製造方法
JP3443012B2 (ja) (メタ)アクリル系プレミックス、(メタ)アクリル系smc又はbmc、及び(メタ)アクリル系人工大理石の製造方法
JPH0912823A (ja) 合成樹脂成形材料及び該合成樹脂成形材料による成形物の製造方法
JP4281982B2 (ja) アクリル系bmcの製造方法
JPH08319356A (ja) 立体模様が形成された成形品の製造方法
JPH09188797A (ja) メタクリル系シートモールディングコンパウンドの製造方法
JPH10219069A (ja) 樹脂組成物の製造方法
KR19990001317A (ko) 열경화성 아크릴 수지 조성물 및 그것을 이용한 성형품의 제조방법