JPH02157888A - ホログラムシートおよびその作製方法 - Google Patents

ホログラムシートおよびその作製方法

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JPH02157888A
JPH02157888A JP31319588A JP31319588A JPH02157888A JP H02157888 A JPH02157888 A JP H02157888A JP 31319588 A JP31319588 A JP 31319588A JP 31319588 A JP31319588 A JP 31319588A JP H02157888 A JPH02157888 A JP H02157888A
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hologram
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Tomohisa Ishikawa
石川 友久
Norihiko Nakamachi
中町 典彦
Masanori Umebayashi
梅林 正憲
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は周辺部分にぼかし模様を形成したホログラムシ
ートとその炸裂方法に関する。
[技術的背景とその問題点] 物体光を参照光と干渉させて形成したホログラムは表示
情報を立体像などとして再生するので、周辺部分は目立
たないが、自動車、航空機にヘッドアップデイスプレィ
のコンバイナーとして使用される反射型ホログラムシー
トなどは特定の波長に反射率ピークがあり、その補色が
透過して視認され、また、ホログラムが全面に記録した
従来の反射型ホログラムでは光学特性がエツジ部とその
他の部分では、熱処理等によって異なるのでホログラム
シートと板ガラス等との境界部分がシャープに視認され
て、目立ってしまうので安全上も好ましいものではなか
った。
〔発明の目的〕
本発明はこのような点に鑑みてなされたもので、ホログ
ラムシートと板ガラスなど透明板状体との境界部分にホ
ログラム特有のぼかし模様を形成し、この部分が出来る
だけ目立たずソフトに視認されるホログラムシートとそ
の作製方法を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
透明板状体に設けたホログラムシートであって、周辺部
を残して、感材のほぼ全面に回折効率η、なるホログラ
ムを記録するとともに、該周辺部の残余部分には、その
回折効率η2がO≦η2≦η隻なる範囲でエツジ部に向
けて次第に小さくなるようにホログラムを記録したこと
を特徴とするもので、このような反射型ホログラムを作
製する方法は感材の周辺部において、エツジ部に向けて
透過率が次第に小さくなるような濃度フィルターを介し
て露光するものである。
C作用〕 周辺部を残して、感材のほぼ全面に回折効率η1なホロ
グラムを記録しく以下、主ホログラム記録部と略称する
)、周辺の残余部分にはその回折効率η2が0≦η2≦
η1なる範囲で、エツジ部に向けて次第に小さくなるホ
ログラムを記録(以下、周辺ホログラム記録部と略称す
る)することにより、周辺ホログラム記録部の透過率、
反射率とも、透明板状体を含む主ホログラム記録部と透
明板状体の中間の値であり、しかもなだらかに変化させ
るとともに、主ホログラム記録部分の反射主波区の補色
が透過して見えるが、この補色もエツジ部に向けて次第
に薄くなるので、これらが相俟ってホログラムシートの
周辺部は目立たなくなり、ソフトに視認されるようにな
る。
〔実施例〕
以下、図面を参照しながら本発明の詳細な説明する。
第1図、第2図は本発明の反射型ホログラムをヘッドア
ップデイスプレィ用のコンバイナーとして自動車用合わ
せ窓ガラスに応用した要部分解概略図と要部正面図、第
3図は第1図におけるA−A断面と回折効率ηの関係を
示す図、第4図は濃度フィルターを示す概略図、第5図
は本発明の反射型ホログラムを作製するための光学系を
示す平面図である。
第1図、第2図に示すように本発明の反射型ホログラム
をヘンドアツブデイスプレィ用のコンバイナーとして自
動車の前部窓ガラスに装着した応用例で説明する。
2枚の板ガラス1.1゛を中間膜2としてのポリビニー
ルブチラールで接着した合わせガラスの一方の板ガラス
1に後述する方法で作製した反射型ホログラムシート3
をコンバイナーとして接着し、蛍光表示管などの表示器
4から投射される表示情報を反射型ホログラムシート3
で反射させ、運転者の目5に視認させるものである。
(ホログラム作製) ポリエステルフィルム6上に感材7としての重クロム酸
ゼラチンを塗布して乾燥させたホログラム原板を、イン
デックスマツチング液を介して、無反射ガラスの周辺部
分において黒色塗料などでエツジ部から内側にかけて次
第に透過率が大き(なるようにした第4図に示す濃度フ
ィルター8により、8.8のように挟持し、第5図に示
す光学系により露光す。
レーザー発振器9から発振されるレーザー光をビームス
プリッタ10で2分割し、一方は凸レンズ1)、凹面鏡
12を介して平面波として、他方は凸レンズ14、凹面
$J1)5を介して平面波としてそれぞれ感材7を照射
、その後通常の方法により現像、定着処理を行ない、第
3図に示すような主ホログラム記録部15の回折効率が
η1(90〜100%)であり、残余部分の周辺ホログ
ラム記録部16の回折効率η2はη1からOまで連続的
に変化する反射型ホログラムシートを得た。
(再生) このようにして得られた反射型ホログラムシート3を第
1図に示すように自動車用前部窓ガラスに装着して、蛍
光表示管などの表示器4により速度などの表示情報を反
射型ホログラムシート3に投射したところ、運転者の目
5に良好に視認されるとともに、反射型ホログラムシー
トの周辺部はなだらかに窓ガラスの透明部に一体化する
ようになり、ぼかし効果が顕著であり安全上も好ましい
ものであった。
以上、好適な実゛格礼により説明したが、本発明はこれ
らに限定されるものではなく、種々の応用が可能である
周辺ホログラム記録部の回折効率η2は、主ホログラム
記録部に隣接する部分では主ホログラム記録部に等しい
η1、エツジ部ではOとしてη1〜Oまで連続的に変化
させるものが最も好ましいが、η1.0に近似させれば
よく、またその間も階段状に変化させてもぼかし効果が
得られる。また、回折効率0の部分に若干の幅を持たせ
るようにしてもよい。
ホログラムは光強度を位相差の分布として形成される位
相型ホログラムであればよく反射型ホログラムに限らず
透過型ホログラムにも応用できる。
感材については、重クロム酸ゼラチン以外にもポリビニ
ールカルバゾール、ハロゲン化銀感光材料、各種のフォ
トポリマーなど適宜選択すればよい。
また、本発明のホログラムシートはヘッドアップデイス
プレィ用のコンバイナー以外にも、伝達したい情報を認
識させるための表示装置などにも応用することができ、
従って自動車等の乗り物、建築用窓の構築物などに設け
ることもでき、その場合に合わせガラスだけでなく単板
ガラスに配設可能であることは言うまでもない。
さらに、ホログラムシートを設ける対象物は透明板状体
であればよく、板ガラスに限らずポリビニールブチラー
ル樹脂、アクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂などの透
明樹脂であってもよい。
〔本発明の効果〕
本発明のホログラムシートは周辺ホログラム記録部の回
折効率をエツジ部に向けて次第に小さくすることにより
、ホログラム特有のばかし効果を奏するもので、その周
辺部は板ガラスなどの透明板状体と一体化してソフトに
視認させることができるものである。
従って、ヘッドアップデイスプレィなどに応用する場合
には、安全性をも向上させるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は本発明の反射型ホログラムをヘッドア
ップデイスプレィ用のコンバイナーとして自動車用合わ
せ窓ガラスに応用した要部分解概略図と要部正面図、第
3図は第1図におけるA−A断面と回折効率ηの関係を
示す図、第4図は濃度フィルターを示す概略図、第5図
は本発明の反射型ホログラムシートを作製するため光学
系を示す平面図である。 Ll’−−一板ガラス  2−m−中間膜、3−m−反
射型ホログラムシート 4−m−表示器     7−−−感材8−m−濃度フ
イルター 15−一一主ホログラム記録部 16−−−周辺ホログラム記録部 第1図 第2図 −72; 第3図 手習εI市正書 (方式 %式% 発明の名称 ホログラムシートおよびその作製方法 補正をする者 代表者 和 田 角 平

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)透明板状体に設けたホログラムシートであって、
    周辺部分を残して、感材のほぼ全面に回折効率η_1な
    るホログラムを記録するとともに、該周辺部分の残余部
    分には、その回折効率η_2が0≦η_2≦η_1なる
    範囲でエッジ部に向けて次第に小さくなるようにホログ
    ラムを記録したことを特徴とするホログラムシート。
  2. (2)透明板状体に設けるホログラムシートの作製方法
    であって、感材の周辺部分において、エッジ部に向けて
    透過率が次第に小さくなるような濃度フィルターを介し
    て露光することを特徴とするホログラムシートの作製方
    法。
JP31319588A 1988-12-12 1988-12-12 ホログラムシートおよびその作製方法 Expired - Fee Related JP2693192B2 (ja)

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JPH02157888A true JPH02157888A (ja) 1990-06-18
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04261574A (ja) * 1990-08-31 1992-09-17 Hughes Aircraft Co ホログラフ素子における回折効率制御方法
EP0506560A2 (fr) * 1991-03-28 1992-09-30 Saint-Gobain Vitrage Vitrage avec un hologramme intégré et procédé de fabrication de l'hologramme
US5477347A (en) * 1993-07-14 1995-12-19 Tamarack Storage Devices Method and apparatus for isolating data storage regions in a thin holographic storage media

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04261574A (ja) * 1990-08-31 1992-09-17 Hughes Aircraft Co ホログラフ素子における回折効率制御方法
EP0506560A2 (fr) * 1991-03-28 1992-09-30 Saint-Gobain Vitrage Vitrage avec un hologramme intégré et procédé de fabrication de l'hologramme
US5477347A (en) * 1993-07-14 1995-12-19 Tamarack Storage Devices Method and apparatus for isolating data storage regions in a thin holographic storage media

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