JPH09127336A - 反射型ホログラム - Google Patents

反射型ホログラム

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JPH09127336A
JPH09127336A JP7283745A JP28374595A JPH09127336A JP H09127336 A JPH09127336 A JP H09127336A JP 7283745 A JP7283745 A JP 7283745A JP 28374595 A JP28374595 A JP 28374595A JP H09127336 A JPH09127336 A JP H09127336A
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JP
Japan
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hologram
diffraction
light
angle
refractive index
Prior art date
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JP7283745A
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English (en)
Inventor
Takashi Yamate
山手貴志
Kazutoshi Nakaya
中屋和敏
Shinji Nishikawa
西川晋司
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Central Glass Co Ltd
Original Assignee
Central Glass Co Ltd
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  • Holo Graphy (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】再生時の回折効率をほとんど90%以上に向上
させるとともに、半値幅を少なくとも20nm以上に広
げその結果明るい表示を可能にした反射型ホログラムを
提供することを目的とする。 【解決手段】本発明の反射型ホログラムは、再生時の入
射角θi、回折角をθd、ホログラムの平均屈折率をn、
屈折率の空間変調の振幅をn1、空気中における回折波
長をλとしたときに、次式 (−cosθd/cosθi1/2/sin2(θd/2−
θi/2)≧mn/(n1λ)(m≧20)を満足するに
したことを特徴とするものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は表示光を光学的に投
射し、前方視野内あるいはその近傍の前景を重畳し、運
転者等に視認させるようにした車両用のヘッドアップデ
ィスプレイ(以下、HUDと略称する)、ハイマウント
ストップランプ、あるいは液晶プロジェクター用のダイ
クロイックミラー代替用などとして応用可能な反射型ホ
ログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、反射型ホログラムは、HUD用の
コンバイナー、ハイマウントストップランプなどの一部
の光を透過し、一部の光を反射するいわゆるハーフミラ
ーの鏡の機能を持たせたものが、実開昭59−7428
号号、特開昭55−77713号などとして出願されて
おり、本出願人も特開昭64−44414号などとして
出願している。
【0003】また、光源からの光を全反射させながらホ
ログラムに照射するライトガイド式の表示装置も、特開
平4−228329号、USP4309070号などと
して出願されており、本出願人も特願平6−63466
号などとして出願している。
【0004】液晶プロジェクターのダイクロイックミラ
ー代替用として特開平7−98454号などが提案され
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
反射型ホログラムは、半値幅がせいぜい20nmと狭
く、そのために表示が暗くなり、再生時に輝度の高い表
示器が必要であった。
【0006】また、半値幅を広くしたものが、特開平6
−44561号などとして出願されているが、化学処理
が必要であるばかりか、回折効率が例えば約30%と低
く、表示用に使用するときは、半値幅が狭いホログラム
と同様に輝度の高い表示器を必要とするものである。
【0007】また、特開平7−98454号などダイク
ロイック代替用ホログラムはいずれも透過型ホログラム
であり、回折効率が低いという欠点がある。本発明はこ
のような点に鑑みてなされたものであり、再生時の回折
効率をほとんど90%以上に向上させるとともに、半値
幅を少なくとも20nm以上に広げその結果明るい表示
を可能にした反射型ホログラムを提供することを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の反射型ホログラ
ムは、再生時の入射角θi、回折角をθd、ホログラムの
平均屈折率をn、屈折率の空間変調の振幅(以下、屈折
率変調という)をn1、空気中における回折波長をλと
したときに、次式 (−cosθd/cosθi1/2/sin2(θd/2−
θi/2)≧mn/(n1λ)(m≧20)を満足するに
したことを特徴とするものであり、このような反射型ホ
ログラムは、ホログラムの平均屈折率をn、屈折率変調
をn1、空気中における回折波長をλとしたときに、再
生時の入射角θi、回折角をθdを次式 (−cosθd/cosθi1/2/sin2(θd/2−
θi/2)≧mn/(n1λ)(m≧20)で求めること
により得ることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明では、 ホログラムは、重
クロム酸ゼラチン、各種のフォトポリマー、ハロゲン化
銀感光材、各種のフォトレジストなどの感材をガラス基
板、ポリエチレンテレフタレートなどの透明樹脂基板な
どに貼り付けた乾板に、図示しないレーザー発振器、ビ
ームスプリッター、反射鏡、顕微鏡対物レンズ、ピンホ
ールなどの通常の光学系に加え、一方のレーザー光を、
乾板中に臨界角を超える角度で入射させるために、楔型
に切ったガラスブロック、プリズム、あるいは透過型ホ
ログラムを乾板の一方の面に接触させた状態で2方向
(乾板の同一面に照射)からのレーザー光(平面波)で
露光して、干渉縞を形成、記録する。
【0010】その後通常の現像処理をしてホログラムを
得る。このようにして得られた反射型ホログラムを、自
動車用のウインドシールドに設ける場合には、合わせガ
ラスにする必要があるので、二枚の板ガラスをポリビニ
ールブチラールなどの中間膜で接着した2枚の合わせガ
ラスの間に間挿するか、中間膜を1枚にしてその中間膜
と車外側板ガラスあるいは車内側板ガラスとの間であっ
て板ガラスに接着してもよく、さらに車内側板ガラスの
車内側表面に、保護膜とともに接着する。
【0011】また、その他の乗り物用のウインドシール
ドの場合に、合わせガラスの場合には、自動車用のウイ
ンドシールドと同様にホログラムを設ければよく、単板
の強化ガラスを使用する場合には、板ガラスの室内側表
面に保護膜とともに、接着すればよい。
【0012】さらに、ウィンドシールド近傍の別置きの
透明板状体に設ける場合には、板ガラス、ポリカーボネ
ートなどの透明樹脂板にホログラムを運転者側の表面あ
るいは裏面に保護シートとともに設ければよい。
【0013】表示器は、CRT、蛍光表示管、液晶表示
器など各種の表示器を採用することができ、この表示器
からの表示情報をウィンドシールド内あるいは別置きの
透明板状体中を全反射させながら進行させるようにウイ
ンドシールドあるいは透明板状体にプリズム、楔形状の
ブロック、あるいは透過型ホログラムなどを接触させ
る。
【0014】本発明者らは、このような用途に使用され
る反射型ホログラム中における入射角θiと回折角θd
変えたときの回折効率と半値幅の変化を、Kogeln
icの結合理論に基づいて、半値幅が広く、回折効率も
高い反射型ホログラムを得ることができることを見いだ
したものであり、ホログラム材料に吸収がなく、屈折率
変調によって回折格子が形成された無損失誘電反射ホロ
グラムの回折効率は、 η=1/{1+(1−ξ2/ν2)/sinh2(ν2−ξ21/2・・・(1) で与えられる。νは回折格子の傾斜に関するパラメー
タ、ξは参照光の波長のブラッグの条件からのずれに関
するパラメータであり、それぞれ次式(2)、(3)で
与えられる。
【0015】 ν=jπn1d/λ(cRS1/2・・・・・(2) ξ=ΔλΚ2d/8πncS・・・・・・・・(3) ここで、jは虚数(j2=−1)、λは入射光と回折光
の空気中における波長であり、Kは逆格子ベクトルの大
きさ、cRとcSはそれぞれ入射角θiとθdの余弦であ
る。
【0016】ただし、入射角は、ホログラム中における
入射光の進行方向が法線の正方向(左まわり)となす角
度であり、回折角は、回折光の進行方向がホログラムの
法線の正方向(左回り)となす角度である。
【0017】nとn1、dはホログラムの材料定数であ
り、それぞれ平均屈折率と屈折率変調、厚みを表す。ブ
ラッグの条件を満足する場合の回折効率は式(1)でξ
=0おくことによって式(4)のように与えられる。
【0018】 η0=tanh2ν・・・・・・・・・・(4) この式は波長選択性の最大値を与えるものであり、νが
大きくなるとη0は1に漸近し、ν=2でη0≒0.9
3、ν>3でη0≒1となる。本発明ではη0≒1が期待
できる場合について半値幅を求めることにする。
【0019】ν>3の場合には波長選択性の最大値η0
は約1であるから、半値幅Δλ1/2は式(1)において
η=0.5となるξから求めることができる。回折効率
が0.5となるξとΔλは、ブラッグ条件の回折波長よ
りも長波長側をξ+とΔλ+で表し、短波長側をξ-とΔ
λ-で表すと、式(3)より ξ+=Δλ+2d/8πncS ・・・・・(5) ξ-=Δλ-2d/8πncS ・・・・・(6) となり、式(5)から式(6)を引くと ξ+−ξ-=(Δλ+−Δλ-)K2d/8πncS ・・・・・(7) が得られる。左辺はξで表示した半値幅Δξ1/2であ
り、右辺の括弧内の因子は、λで表示した半値幅Δλ
1/2のことであるから、 Δξ1/2≡ξ+−ξ-・・・・・・・(8) Δλ1/2≡Δλ+−Δλ-・・・・・・(9) と表すことができ、したがって、次式が得られる。
【0020】 Δλ1/2=(8πncS/K2d)Δξ1/2・・・(10) さて、ξで表した半値幅Δξ1/2は、η=0.5となる
ξ+とξ-を式(1)によって求め、式(8)を用いれば
計算することができ、その結果は図3の回折効率0.5
における等高線図(直線が近似線を示す)に示すように
なる。
【0021】この図からν>3、すなわちη≒1におい
ては、 Δξ1/2≒2ν・・・・・(11) の関係があることがわかる。そこで式(2)と(11)
を式(10)に代入すると、次式が得られる。
【0022】 Δλ1/2=j(16π2nn1/K2λ)(cS/cR1/2・・・(12) ここでcRとcSは、すでに記述したように cR=cosθi・・・・・・・(13) cS=cosθd・・・・・・・(14) である。一方、ブラッグ条件を満足する入射、回折光に
対しては、入射、回折角と回折波長および回折格子パラ
メータ(逆格子ベクトルの大きさKと傾きφ)の間に
は、 K=2βcos(φ−θi)・・・・(15) β=2πn/λ・・・・・・・・・・(16) φ=(θi+θd)/2−π/2・・(17) が成り立っている。式(15)のcos項は式(17)
を用いて cos(φ−θi)=cos{(θi−θd)/2−π/2} =sin{(θi−θd)/2}・・・(18) と変形できるから、逆格子ベクトルの大きさKは、 K=(4πn/λ)sin{(θi−θd)/2}・・・(19) と表すことができる。したがって半値幅Δλ1/2は Δλ1/2=(n1/n)(−cosθd/cosθi1/2/sin2(θd/2 −θi/2)・・・・・・・(20) で与えられる。
【0023】したがって半値幅m以上とするためには
(20)式の右辺が≧mとなるようにすればよい。具体
的に、市販の感材OmniDex−352を使用した場
合の感材厚さを25μmとしたときの、回折波長が46
1nm(青色)、554nm(緑色)、684nm(赤
色)の3原色に対する半値幅の入射、回折角依存性を上
記式より求めると、それぞれ図4、図5、図6に示すよ
うになり、再生時の入射角と回折角の範囲を特定するこ
とにより、回折効率が高く、しかも半値幅の広い反射型
ホログラムが得られることがわかる。なお、図4、図
5、図6はそれぞれ回折波長が470nm、520n
m、620nmにおける反射型ホログラムの半値幅の入
射角、回折角依存性を示す図であり、いずれもは半値
幅20nm、は半値幅40nm、は半値幅60n
m、は半値幅80nm、は半値幅100nmの場合
を示す。
【0024】また、図中四角で囲った部分は入射角が全
反射の臨界角(屈折率が1.5近傍のガラスなどの場
合)41.8°を超え、回折角が臨界角を超えない範囲
を示すものであり、HUD、ハイマウントストップラン
プなどにおいて、板ガラス中などを全反射させながら表
示光を進行させ、板ガラスなどに貼り付けたホログラム
に照射することにより表示するライトガイド式の表示装
置の場合に好適である。
【0025】さらに、再生時の入射角θiと回折角θd
式(15)、(16)、(17)から明かなように、 K=4πncos(φ−θi)/λ ・・・・・(21) φ=(θi+θd)/2−π/2・・(22) なる関係があるので、反射型ホログラムを露光するに
は、露光時の二つの光束の入射角θrとθsとすると、式
(21)、(22)と類似の関係 K=4πncos(φ−θr)/λc・・・・・(23) φ=(θr+θs)/2−π/2・・(24) が成り立つ。ここでλcは露光波長である。
【0026】式(21)、(22)、(23)、(2
4)から θs−θr=2sin-1{(λc/λ)sin(θd/2−θi/2)}・・・( 25) 式(2)、(4)から θs+θr=θi+θd・・・・・(26) が得られる。したがって2光束の露光入射角θr、θsは θr=(θi+θd)/2−sin-1{(λc/λ)sin(θd/2−θi/2) }・・・・・(27) θs=(θi+θd)/2+sin-1{(λc/λ)sin(θd/2−θi/2) }・・・・・(28) となり、再生時の入射角θiと回折角θdから露光条件も
容易に求めることができることがわかる
【0027】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明を詳細に説
明する。図1は本発明の実施例における露光時の感材を
示す要部概略図、図2は本発明の反射型ホログラムを応
用した液晶プロジェクターを示す要部概略図である。
【0028】感光材料にOmniDex−352(Du
Pont製)を使用して液晶プロジェクター用のホログ
ラムを作製する場合について例示する。この感材は屈折
率変調が0.035であり、厚みを25μmとしたもの
を3枚用意して、通常の光学系により次に示す条件で露
光する。
【0029】(1)青色回折ホログラムの作製 図1に示すように感材11の両側から、発振波長が48
8.0nmのアルゴンレーザーからの光を、図示しない
光学系により2分割し、一方は参照光としてガラスブロ
ック2を介して感材(感材面に対する法線をHとする)
への入射角θrが68°になるように、他方は物体光と
して入射角θsが146°になるように照射して干渉縞
を形成し、その後紫外線を照射して定着処理を行い青色
を回折する反射型ホログラム11’を得る。
【0030】このようにして得られたホログラム11
に白色光源からの光を入射角70°で入射させたととこ
ろ、回折効率が95%と最大になり、そのときの回折光
の波長が470nm、回折角が144°、半値幅が48
nmとなり、ほぼ理論通りの結果が得られた。 (2)緑色回折ホログラムの作製 図1に示すように感材12の両側から、発振波長が51
4.5nmのアルゴンレーザーからの光を、図示しない
光学系により2分割し、一方は参照光としてガラスブロ
ック2を介して感材への入射角θrが73°になるよう
に、他方は物体光として入射角θsが146°になるよ
うに照射して干渉縞を形成し、その後紫外線を照射して
定着処理を行い緑色を回折する反射型ホログラム12
を得る。
【0031】このようにして得られたホログラム12
に白色光源からの光を入射角70°で入射させたととこ
ろ、回折効率が91%と最大になり、そのときの回折光
の波長が550nm、回折角が149°、半値幅が56
nmとなり、ほぼ理論通りの結果が得られた。 (3)赤色回折ホログラムの作製 感材の両側から、発振波長が514.5nmのアルゴン
レーザーからの光を、図示しない光学系により2分割
し、一方は参照光としてガラスブロックを介して感材へ
の入射角θrが77°になるように、他方は物体光とし
てガラスブロックを介して入射角θsが139°になる
ように照射して干渉縞を形成し、その後紫外線を照射し
て定着処理を行い赤色を回折する反射型ホログラム
3’を得る。
【0032】このようにして得られたホログラムに白色
光源からの光を入射角70°で入射させたとところ、回
折効率が89%と最大になり、そのときの回折光の波長
が620nm、回折角が146°、半値幅が86nmと
なり、ほぼ理論通りの結果が得られた。
【0033】次いで、これらの3枚のホログラム
1’、12’、13’を、重ねてローラで軽く圧力を加
えながらラミネートし、その後120°Cで2時間加熱
処理すると3枚のホログラムは、もともと接着性を有し
ているので、強固に接着され積層ホログラム3を得るこ
とができる。
【0034】積層ホログラム3は図2に示すように、液
晶プロジェクター用のダイクロイックミラーに代わる代
替ホログラムとしてガラスブロック4に接着した状態で
配設し、白色光源、メタルハライドランプなどの光源5
から光をホログラムへの入射角が70°になるように照
射すると、反射型ホログラム11’によって青色光(図
でBと略称する)が、反射型ホログラム12’によって
緑色光(図でGと略称する)が、反射型ホログラム
3’によって赤色光(図でRと略称する)が角度を変
えて回折され、液晶パネル6の表面に積層されたマイク
ロレンズ(図示しない)でそれぞれの光が集光されて液
晶パネルの微小セルに入射、各セルのオンかオフかの状
態に応じてカラー表示を行い、投写レンズ7で拡大され
て、スクリーン8に拡大像などが投影される。
【0035】
【発明の効果】本発明の反射型ホログラムは、再生時の
回折効率をほとんど90%以上に向上させるとともに、
特別な化学処理などをすることなく、半値幅を少なくと
も20nm以上に広げその結果明るい表示を可能にする
ことができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における露光時の感材を示す要
部概略図である。
【図2】本発明の反射型ホログラムを応用した液晶プロ
ジェクターを示す要部概略図である。
【図3】回折効率の0.5における等高線図であり、直
線は近似線を示す。
【図4】回折波長が470nmにおける反射型ホログラ
ムの半値幅の入射角、回折角依存性を示す図であり、
は半値幅20nm、は半値幅40nm、は半値幅6
0nm、は半値幅80nm、は半値幅100nmの
場合を示す。
【図5】回折波長が550nmにおける反射型ホログラ
ムの半値幅の入射角、回折角依存性を示す図であり、
は半値幅20nm、は半値幅40nm、は半値幅6
0nm、は半値幅80nm、は半値幅100nmの
場合を示す。
【図6】回折波長が620nmにおける反射型ホログラ
ムの半値幅の入射角、回折角依存性を示す図であり、
は半値幅20nm、は半値幅40nm、は半値幅6
0nm、は半値幅80nm、は半値幅100nmの
場合を示す。
【符号の説明】
1、12 感材 11’、12’、13’反射型ホログラム 2、4 ガラスブロック 3 積層ホログラム 5 光源 6 液晶パネル 7 投影レンズ 8 スクリーン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】再生時の入射角θi、回折角をθd、ホログ
    ラムの平均屈折率をn、屈折率の空間変調の振幅を
    1、空気中における回折波長をλとしたときに、次式 (−cosθd/cosθi1/2/sin2(θd/2−
    θi/2)≧mn/(n1λ)(m≧20)を満足する反
    射型ホログラム。
  2. 【請求項2】ホログラムの平均屈折率をn、屈折率変調
    をn1、空気中における回折波長をλとしたときに、再
    生時の入射角θi、回折角をθdを次式 (−cosθd/cosθi1/2/sin2(θd/2−
    θi/2)≧mn/(n1λ)(m≧20)により求める
    ようにしたことを特徴とする反射型ホログラム。
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