JPH0215453Y2 - - Google Patents

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JPH0215453Y2
JPH0215453Y2 JP1988110616U JP11061688U JPH0215453Y2 JP H0215453 Y2 JPH0215453 Y2 JP H0215453Y2 JP 1988110616 U JP1988110616 U JP 1988110616U JP 11061688 U JP11061688 U JP 11061688U JP H0215453 Y2 JPH0215453 Y2 JP H0215453Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、CRT表示画面上の固定表示枠に表
示される超音波断層像を表示の際に、その表示開
始位置が、外部より簡単容易に可変設定され得る
ようにした超音波診断装置に関するものである。
〔従来の技術〕
超音波診断装置においてはCRTモニタ上に、
振動子より被検体内に送波された超音波各々に対
する反射超音波がAモード方式やBモード方式、
Mモード方式などによつて画像として表示される
ようになつているが、これまでにあつては表示画
面上における表示開始深度は固定化されており、
それを基準として一定範囲内の画像しか表示され
得ないものとなつている。なお、この種技術に関
連するものとしては、例えば実公昭53−19037号
公報や特開昭56−779号公報が挙げられる。
〔考案が解決しようとする課題〕
したがつて、仮に、画像の表示倍率が可変であ
つたとしても、観察者が画像を拡大する方向に表
示倍率を設定する場合は、表示画面の大きさが一
定であることによつてその表示範囲が制約され表
示され得ない画像部位が生じたり、画像を全範囲
に亘つて表示しようとすれば、画像はその全体が
小さく縮小された状態で表示され微細な表示は行
なわれ得ないものとなつている。
一方、前記公報のうち前者による場合は、固定
表示画像内でのマスク制御による画像部分の選択
的表示に係り、また、後者による場合には、固定
表示画像が偏向電圧に直流バイアスが付加される
ことによつて、上下、左右方向に移動可とされる
ようになつている。しかしながら、何れによると
しても固定表示画像以外の画像は何等表示され得
ないものとなつている。
本考案の目的は、表示開始位置を外部より設定
可変として、可変設定された表示開始位置を基準
としてこれより一定範囲内の画像が表示画面上の
固定表示枠内に表示可とされた超音波診断装置を
供するにある。
〔課題を解決するための手段〕
この目的を達成するため本考案は、超音波振動
子から被検体内へ超音波を送波し、そのエコー信
号を通常表示倍率で表示器の画面表示以上に順次
取込み、前記エコー信号を前記超音波振動子と被
検体との当接面の信号を前記表示器の表示画面に
固定的に設定された表示枠にほぼ一致させて前記
表示枠分表示可能とした超音波診断装置におい
て、前記画面表示以上に取込んだエコー信号の前
記表示器への表示のために供給開始される信号を
任意に設定する被表示開始信号設定手段と、この
被表示開始信号設定手段によつて設定されたエコ
ー信号を前記表示画面上の固定表示枠に一致させ
てその設定されたエコー信号から順次固定表示枠
分表示させる手段とを備え、通常表示倍率にて超
音波像を任意に移動表示可能としたものである。
〔作用〕
被表示開始信号設定手段は、超音波振動子から
被検体へ送波した超音波に対するエコー信号であ
つて、通常倍率表示において表示器の固定表示枠
分の画面表示以上に順次取込まれたエコー信号の
表示器への表示のために供給開始される信号を操
作者が任意に設定することを可能とし、表示手段
は、前記被表示開始信号設定手段によつて設定さ
れた信号を表示画面上の固定表示枠に一致させ、
その信号から順次固定表示枠分表示させる。した
がつて、エコー信号は超音波振動子で取込んでい
るが、ある表示状態にて実際に表示されていない
部分があつて、操作者がその部分を観察したいと
思つた場合には、前記被表示開始信号設定手段を
所望の部分が表示されるように操作することによ
つて、表示されていた画像がスクロール上に移動
し、それまで見えなかつた部分が画像に現れる。
〔実施例〕
以下、本考案を第1図、第2図により説明す
る。第1図は本考案による超音波診断装置の一例
での原理的な概要構成を構成したものであり、本
例では被表示開始信号設定手段としてX,Y方向
に単安定マルチバイブレータが共通に使用された
ものとなつている。
被表示開始信号の設定は単安定マルチバイブレ
ータ1の一部を構成する時定数回路の定数を調整
することによつて行なわれる。図示の如くICと
しての単安定マルチバイブレータ本体1aには時
定数回路を構成するコンデンサ1b、固定抵抗1
cおよび可変抵抗1dが外付されており、この可
変抵抗1dによつて単安定マルチバイブレータ1
が被表示開始信号設定手段として機能するように
なつているものである。
ところで同期信号発生回路4は第2図aに示す
如く周期Ts的にいわゆるローレベル状態の(Y
方向)同期信号を発生しており、上記単安定マル
チバイブレータ1はそのローレベル状態移行時点
でトリガされるようになつている。これによつて
単安定マルチバイブレータ1のQ出力端子からは
第2図cに示す如くその時点よりハイレベル状態
のパルス信号が得られるが、そのパルス幅TMW
少なくとも上記同期信号のパルス幅TSW以上とさ
れる。可変抵抗1dの抵抗値を零にした場合は
TMW=TSWとなり、その抵抗値が零以外の場合に
はTMW>TSWとなるものである。ところでナンド
ゲート2およびインバータ3は上記パルス幅の
差、即ち、TMW−TSWを第2図dに示す如くに検
出するためのものであり、この検出されたパルス
幅の差の大きさに応じてXY掃引回路11での
CRT15に対するX方向、Y方向の掃引開始が
制御される。即ち、その差が零の場合は表示開始
位置零、即ち、掃引開始の遅れが全くないものと
してY方向掃引が同期信号のハイレベル状態移行
時点にほぼ同期して、また、X方向掃引がX方向
同期信号に同期して行なわれるようになつている
ものである。しかし、その差が零以外の場合には
両掃引とも偏差の大きさに応じた時間の遅れをも
つて掃引が同時に開始されるようになつているも
のである。第2図eは上記の如く制御されたY方
向掃引信号を示したものである。なお、CRT1
5はこの場合通常の姿勢状態を恰も90度回転させ
た状態となつており、したがつて、Y方向掃引は
同期Ts的に行なわれ、また、X方向の掃引は一
表示画像の超音波走査線の本数をnとして周期
n・Ts的に行なわれるようになつている。
一方、生体組織16への超音波発射は第2図b
に示す如く、(Y方向)同期信号のハイレベル状
態移行時点に同期して一定時間行なわれる。その
時点で高電圧パルス発生回路5が一定時間高電圧
パルスを発生し、これが切替器6を介して可逆電
気−機械トランスデユーサとしての振動子7に印
加されることによつて、振動子7から生体組織1
6に向けて超音波が一定時間発射されるものであ
る。高電圧のパルスの印加終了と同時に切替器6
を切替すれば、生体組織16からは反射超音波が
次の高電圧パルスが印加されるまでの間時系列的
に得られ、これが振動子7、切替器6、増幅器
8、検波回路9、ビデオ信号合成回路10を介し
輝度変調信号としてCRT15に入力されること
から、CRT表示画面上の固定表示枠(この場合
はCRT表示画面全体が固定表示枠となる)には
Bモード表示、即ち、超音波断層像がX,Y方向
設定被表示開始信号より表示されるわけである。
なお、この場合、振動子7は生体組織16を適当
な方法、例えばリニアスキヤン、セクタスキヤン
などで走査していることは勿論である。また、第
2図e中の時間TVは固定表示枠のY方向表示可
能範囲に相当するものであることは明らかであ
る。ここで、表示変更可能な時間Tの範囲はY方
向に関しては、T=Ts−Tv=TMW−TSW+T′と
なる。したがつて、表示期間中の時間幅Tvでの
反射超音波信号の容量は、Tsの区間で得られて
いる反射超音波信号のそれに比し小さく、結果と
してTvの立下り開始点を基準点(Y方向同期信
号のハイレベル移行時点)とし、これより上記T
の範囲内で変更することによつては、通常では表
示され得ない、必要とされる画像領域までもが固
定表示枠に移動表示され得るものである。この表
示例を具体的に第3図a,bにより説明すれば、
第3図aはAを被検体表面位置として、Bを通常
での表示開始位置とした場合での表示例を示した
ものである。図示のように、固定表示枠(実線表
示枠)内には被検体表面近くの画像のみが表示さ
れており、被検体表面より遠い方の画像はこれに
対応する反射超音波信号が実際に存在するにも拘
わらず、表示し得ないものとなつている。しかし
ながら、表示開始位置をCとして設定した場合に
は、第3図bに示すように被検体表面より遠い方
の画像が新たに表示され得るものである。これは
云わば、表示画像の上下方向へのスクロール表示
と同様であり、通常の表示によつては診断され得
ない部分もが診断可能となるものである。
さて、上記の如く可変抵抗1dを適当に調整す
ることによつてX,Y方向表示開始位置を任意に
設定し得るが、本例での場合はまたCRT15の
特定表示エリア部分にY方向設定表示開始位置が
数値として表示されるようになつている。X方向
掃引期間中の特定期間内であつて、且つY方向掃
引期間中の特定期間内に数字データを輝度変調信
号としてビデオ信号合成回路10を介しCRT1
5に供すれば、特定表示エリア部分にはY方向設
定表示開始位置が数値として表示され得るもので
ある。勿論、この場合の表示数値はパルス幅偏差
TMW−TSWに対応するものである。この表示数値
の発生は深度単位に相当する周期のクロツクパル
スを用いてパルス幅の差を時間計測することによ
つて行なわれる。本例では図示の如くX方向掃引
に先立つてXY掃引回路11より出力される信号
をリセツト信号Rとしてカウンタ14をリセツト
する一方、XY掃引回路11より最初のY方向同
期信号に対して一定時間Ts出力される信号とイ
ンバータ3より得られるパルス幅の差信号とによ
るゲート制御下に、同期信号発生回路4からのク
ロツクパルスをアンドゲート13を介しカウンタ
14でカウントするようになつている。クロツク
パルスの周期が深度単位に対応するようにしてお
けば、カウンタ14のカウント値が設定表示開始
深度を示すことになるものである。したがつて
XY掃引回路11による制御下に、そのカウント
値より数値データを表示数値データ発生回路12
に発生せしめてビデオ信号合成回路10を介し
CRT15に供すれば、特定表示エリア部分には
Y方向設定表示開始位置が表示されるわけであ
る。
以上の結果として、画像表示の態様は以下のよ
うになる。
即ち、表示画面上X掃引が左から右方向に、Y
掃引が上から下方向に行なわれ、しかも表示画面
上の固定表示枠内に画像が表示されるとした場
合、TMW=TSWの場合には、Y方向表示開始位置
としての振動子7表面から一定距離内の生体組織
16の断面像が表示画面上の固定表示枠に表示さ
れることになる。しかし、TMW≠TSWの場合はそ
の差に応じた距離分、Y方向表示開始位置は生体
組織16の深度方向にずれた状態で、それを基準
として一定の距離内の生体組織16の断面像が表
示画面上の固定表示枠に表示されるものである。
一定の範囲内においてY方向表示開始位置がどの
ように設定されようとも、画像の表示開始位置は
固定表示枠上端部とされることから、Y方向表示
開始位置を大きく設定することによつては、生体
組織16の最深部での断面も表示され得るもので
ある。なお、Y方向掃引とは独立にX方向掃引を
積極的に遅延せしめる場合は、X方向表示開始位
置も大きく可変設定されることになる。
本実施例は以上のようなものであるが、X,Y
方向表示開始位置設定手段としては他にも種々考
えられる。例えばデイジタルスイツチが挙げられ
る。デイジタルスイツチによつて設定された数値
にもとづきY方向設定表示開始位置を表示する一
方、クロツクパルスをカウントするカウンタのカ
ウント値と上記数値とが一致した時点でX方向、
Y方向掃引を開始せしめればよいものである。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案によれば、固定表示
枠以上の容量をもつ超音波信号を対象としてこれ
を表示する場合、固定表示枠よりはみ出ている超
音波反射部位であつても、その部位と近傍を固定
表示枠内に移動、表示したうえ診断し得るように
なつた。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案による超音波診断装置の一例
での原理的な概要構成を示す図、第2図は、その
構成における要部の一例での入出力信号波形図、
第3図a,bは、表示画像の移動表示を説明する
ための図である。 1……単安定マルチバイブレータ、4……同期
信号発生回路、10……ビデオ信号合成回路、1
1……X,Y掃引回路、12……表示数値データ
発生回路、14……カウンタ、15……CRT。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 超音波振動子からの被検体内へ超音波を送波
    し、そのエコー信号を通常表示倍率で表示器の画
    面表示以上に順次取込み、前記エコー信号を前記
    超音波振動子と被検体との当接面の信号を前記表
    示器の表示画面に固定的に設定された表示枠にほ
    ぼ一致させて前記表示枠分表示可能とした超音波
    診断装置において、前記画面表示以上に取込んだ
    エコー信号の前記表示器への表示のために供給開
    始される信号を任意に設定する被表示開始信号設
    定手段と、この被表示開始信号設定手段によつて
    設定されたエコー信号を前記表示画面上の固定表
    示枠に一致させてその設定されたエコー信号から
    順次固定表示枠分表示させる手段とを備え、通常
    表示倍率にて超音波像を任意に移動表示可能とし
    たことを特徴とする超音波診断装置。
JP1988110616U 1988-08-25 1988-08-25 Expired JPH0215453Y2 (ja)

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JP1988110616U JPH0215453Y2 (ja) 1988-08-25 1988-08-25

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JP1988110616U JPH0215453Y2 (ja) 1988-08-25 1988-08-25

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JPS6434003U JPS6434003U (ja) 1989-03-02
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