JPH0543772Y2 - - Google Patents

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JPH0543772Y2
JPH0543772Y2 JP1985137780U JP13778085U JPH0543772Y2 JP H0543772 Y2 JPH0543772 Y2 JP H0543772Y2 JP 1985137780 U JP1985137780 U JP 1985137780U JP 13778085 U JP13778085 U JP 13778085U JP H0543772 Y2 JPH0543772 Y2 JP H0543772Y2
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JP
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stc
setting
stc curve
curve
memory
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、主としてSTCカーブを設定できる
ように構成された超音波診断装置に関する。
(ロ) 従来技術とその問題点 一般に、被検体に超音波を放射した場合、被検
体内から反射される超音波エコーは近距離からの
ものは被検体内での吸収減衰の影響が少ないので
強く、また、遠距離からのものは途中での吸収減
衰のために弱くなる。従つて、このような深度方
向特性を有する超音波エコーを検出してこれから
得られる受波信号をそのまま画像表示器に出力し
たのでは、その表示画像には被検体の深度による
影響が現われ、鮮明な画像が得られない。
そこで、これを補正するために、従来の超音波
診断装置には超音波エコーに基づく受波信号の深
さ方向のゲインを時間的に制御するSTC
(Sensitivity Time Control)カーブ設定用の装
置を設け、モニタ等に表示された断層像を見なが
ら操作パネルに設けられたスライドボリユームや
スイツチ等を調整してSTCカーブを設定するよ
うにしたものがある。第3図は設定スイツチを設
けた場合の一例であつて、8組の設定スイツチを
操作することで、STCカーブのゲインの増減を
調整できるようになつている。
ところで、このようにSTCカーブを設定して
も、このSTCカーブと表示されている断層像と
の対応関係が分からないと、再現性の良い断層像
が得られない場合があるので、従来の装置には、
STCカーブを断層像とともに同一モニタ上に表
示できるようにしたものが提供されている。
しかしながら、断層像と同時にSTCカーブを
表示しても、断層像をスクロールして体表の途中
から表示したような場合には、STCカーブの表
示も途中から始まることになるので、ゲイン設定
のスイツチのどこからどこまでがその断層像と対
応しているのか直ぐには分らず、STCカーブの
設定に手間取ることになる。
本考案は、従来のかかる不具合を解消し、断層
像とともに表示されているSTCカーブとその設
定スイツチとの対応関係が容易に分かるようにし
て、断層像の表示を設定スイツチで簡単に調整で
きるようにすることを目的とする。
(ハ) 問題点を解決するための手段 本考案は、上記の目的を達成するために、断層
像の深さ方向のゲインを設定するSTCカーブの
深さ方向の各設定位置に対応して、前記STCカ
ーブ設定用の指令信号を出力する複数の設定部材
と、この設定部材からの前記指令信号に基づいて
設定されたSTCカーブが記憶されるSTCカーブ
メモリと、前記各設定部材に対応した設定部材番
号が記憶されたキヤラクタメモリと、前記STC
カーブメモリへのSTCカーブの書き込み/読み
出しを制御するとともに、キヤラクタメモリに記
憶されている設定部材番号の読み出しを前記
STCカーブの読み出しに対応させて制御する制
御回路と、前記STCカーブメモリとキヤラクタ
メモリから読み出された両データを混合して出力
する混合回路とを備えて超音波診断装置を構成し
ている。
(ニ) 作用 本考案の構成によれば、設定部材としての設定
スイツチを操作して指令信号が制御回路に入力さ
れと、制御回路は、この指令信号に基づいて
STCカーブを作成し、このSTCカーブのデータ
をSTCカーブメモリに記憶する。STCカーブメ
モリに記憶されたSTCカーブデータは、制御回
路によつて読み出される。また、キヤラクタメモ
リに記憶されているスイツチ番号のデータは、制
御回路によつてSTCカーブメモリからのSTCカ
ーブの読み出しタイミングに合わせて読み出され
る。したがつて、STCカーブメモリから読み出
されたSTCカーブとキヤラクタメモリから読み
出されたスイツチ番号の両データは同時に混合回
路によつて断層像のデータと混合され、モニタに
出力され、モニタには、断層像に対するSTCカ
ーブの深さ方向の各設定位置に、この各設定位置
に対応する設定スイツチ番号が断層像及びSTC
カーブとともに表示される。
(ホ) 実施例 以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて詳
細に説明する。
第1図は、本考案の実施例に係る超音波診断装
置のブロツク図である。同図において、符号1は
超音波診断装置の全体を示し、2は超音波を送受
波する探触子、4は探触子2に駆動パルスを出力
するとともに、探触子2で得られたエコー信号を
増幅検波する送受波回路、6は送受波回路4から
のエコー信号をデジタル化して画像データとして
記憶するデジタルスキヤンコンバータである。8
はTV走査に同期した同期信号を発生する同期信
号発生回路、10はデジタルスキヤンコンバータ
6、後述のSTCカーブメモリ18およびキヤラ
クタメモリ20からそれぞれ読み出された信号を
混合して出力する混合回路、12はCRT等のモ
ニタである。
14は操作パネル、16はこの操作パネル14
に設けられた複数の設定スイツチであり、各設定
スイツチ16の操作により、STCカーブの深さ
方向の各設定位置に対応して、STCカーブ設定
用の指令信号が出力される。
18は各設定スイツチ16からの指令信号に基
づいて設定されたSTCカーブのデータが記憶さ
れるSTCカーブメモリ、20は各設定スイツチ
4に対応したスイツチ番号のデータが記憶された
キヤラクタメモリである。
22はSTCカーブメモリ18へのSTCカーブ
の書き込み/読み出しを制御するとともに、キヤ
ラクタメモリ20に記憶されているスイツチ番号
の読み出しを前記STCカーブの読み出しに対応
させて制御する制御回路である。
次に、上記の構成を有する超音波診断装置の各
部の動作について説明する。
送受波回路4から探触子2に駆動パルスが与え
られると探触子2が励振駆動され、探触子2から
被検体に超音波が放射される。被検体内で反射さ
れた超音波は、再び探触子2で受波され、探触子
2から受波した超音波に基づくエコー信号が出力
される。このエコー信号は、送受波回路4で増幅
検波された後、デジタルスキヤンコンバータ6に
画像データとして格納される。デジタルスキヤン
コンバータ6に格納された画像データは、同期信
号発生回路8から与えられる同期信号に同期して
読み出され、混合回路10を介してモニタ12に
出力される。
一方、設定スイツチ16を操作して各設定スイ
ツチから指令信号を出力すると、この指令信号が
制御回路22に入力される。制御回路22は、こ
の指令信号に基づいてSTCカーブを作成し、こ
のSTCカーブのデータをSTCカーブメモリ18
に記憶する。STCカーブメモリ18に記憶され
たSTCカーブデータは、制御回路22から読み
出し制御信号が与えられることにより同期信号発
生回路8からの同期信号に同期して読み出され、
送受波回路4と混合回路とにそれぞれ出力され
る。これにより、送受波回路4の前記エコー信号
に対するゲインが制御される。
一方、キヤラクタメモリ20に記憶されている
設定スイツチ16に対応したスイツチ番号のデー
タは、制御回路22から読み出し制御信号が与え
られることにより同期信号発生回路8からの同期
信号に同期して読み出される。つまり、同期信号
発生回路8からの同期信号は、STCカーブメモ
リ18とキヤラクタメモリ20とに共に加わえら
れているので、スイツチ番号のデータは、STC
カーブメモリ18からのSTCカーブの読み出し
タイミングに合わせて読み出される。したがつ
て、STCカーブメモリ18から読み出された
STCカーブとキヤラクタメモリ20から読み出
されたスイツチ番号の両データは混合回路10に
よつて断層像のデータと混合され、モニタに出力
される。
したがつて、モニタ12の画面には、第2図に
示すように、断層像24とともにSTCカーブ2
6が表示され、さらに、STCカーブの設定位置
に対応してスイツチ番号(同図中番号2〜7がこ
れに相当する)が同時に表示される。このため、
断層像24、STCカーブ26、設定スイツチ1
6の各対応が明確になり、どの設定スイツチを操
作すればSTCカーブが変化して断層像の表示が
変わるか直ぐに判断することができる。
(ヘ) 効果 本考案によれば、STCカーブの深さ方向の各
設定位置に、この設定位置に対応する設定部材番
号を、断層像及びSTCカーブとともに表示する
ので、STCカーブと各設定部材との対応関係を
容易に認識することができ、これによつて、断層
像を設定部材で簡単に調整できるようになるなど
の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の超音波診断装置のブ
ロツク図、第2図はモニタ画面上に表示されたス
イツチ番号、STCカーブ、断層像等との対応関
係を示す説明図、第3図は設定スイツチの配置図
である。 1……超音波診断装置、10……混合回路、1
6……設定スイツチ、18……STCカーブメモ
リ、20……キヤラクタメモリ、22……制御回
路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 断層像の深さ方向のゲインを設定するSTCカ
    ーブの深さ方向の各設定位置に対応して、前記
    STCカーブ設定用の指令信号を出力する複数の
    設定部材と、 この設定部材からの前記指令信号に基づいて設
    定されたSTCカーブが記憶されるSTCカーブメ
    モリと、 前記各設定部材に対応した設定部材番号が記憶
    されたキヤラクタメモリと、 前記STCカーブメモリへのSTCカーブの書き
    込み/読み出しを制御するとともに、キヤラクタ
    メモリに記憶されている設定部材番号の読み出し
    を前記STCカーブの読み出しに対応させて制御
    する制御回路と、 前記STCカーブメモリとキヤラクタメモリか
    ら読み出された両データを混合して出力する混合
    回路とを備え、 断層像に対するSTCカーブの深さ方向の各設
    定位置に、この各設定位置に対応する設定部材番
    号を断層像及びSTCカーブとともに表示するこ
    とを特徴とする超音波診断装置。
JP1985137780U 1985-09-09 1985-09-09 Expired - Lifetime JPH0543772Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985137780U JPH0543772Y2 (ja) 1985-09-09 1985-09-09

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985137780U JPH0543772Y2 (ja) 1985-09-09 1985-09-09

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Publication Number Publication Date
JPS6245006U JPS6245006U (ja) 1987-03-18
JPH0543772Y2 true JPH0543772Y2 (ja) 1993-11-05

Family

ID=31042152

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985137780U Expired - Lifetime JPH0543772Y2 (ja) 1985-09-09 1985-09-09

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0710725Y2 (ja) * 1989-01-21 1995-03-15 株式会社島津製作所 超音波診断装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5550347A (en) * 1978-10-09 1980-04-12 Hitachi Medical Corp Ultrasonic wave diagnosis device

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58160011U (ja) * 1982-04-19 1983-10-25 株式会社日立メデイコ 超音波断層装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5550347A (en) * 1978-10-09 1980-04-12 Hitachi Medical Corp Ultrasonic wave diagnosis device

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JPS6245006U (ja) 1987-03-18

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