JPH02153969A - 硬化性オルガノポリシロキサン組成物 - Google Patents

硬化性オルガノポリシロキサン組成物

Info

Publication number
JPH02153969A
JPH02153969A JP63308561A JP30856188A JPH02153969A JP H02153969 A JPH02153969 A JP H02153969A JP 63308561 A JP63308561 A JP 63308561A JP 30856188 A JP30856188 A JP 30856188A JP H02153969 A JPH02153969 A JP H02153969A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
formula
group
parts
hydrocarbon group
weight
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP63308561A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2772805B2 (ja
Inventor
Yuji Akitomo
裕司 秋友
Akito Nakamura
明人 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
DuPont Toray Specialty Materials KK
Original Assignee
Dow Corning Toray Silicone Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=17982509&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JPH02153969(A) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by Dow Corning Toray Silicone Co Ltd filed Critical Dow Corning Toray Silicone Co Ltd
Priority to JP63308561A priority Critical patent/JP2772805B2/ja
Publication of JPH02153969A publication Critical patent/JPH02153969A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2772805B2 publication Critical patent/JP2772805B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、オルガノポリシロキサン組成物に関するもの
である。詳しくは、硬化により高い物理特性を有するシ
リコーンゴムとなり得るオルガノポリシロキサン組成物
に関する。
〔従来の技術〕
従来、ビニル基含有オルガノポリシロキサンとケイ素原
子結合水素原子含有オルガノハイドロジエンポリシロキ
サンと白金系化合物触媒を主要成分とする、付加反応硬
化型オルガノポリシロキサン組成物は各種のものが提案
されており、その優れた特性、例えば耐熱性、電気絶縁
性2作業性等を生かして多くの分野で使用されている。
しかしながら、一般にシリコーンゴムは他の有機系合成
ゴムに比べて機械的強度、特に引裂強さが低いと云う欠
点がありその用途拡大が制限されていた。
従来、かかる欠点を解決する手段としては、補強性充填
剤であるシリカの配合量を増加させる方法が取られてい
るが、シリカの配合量を増加させるとシリコーンゴム組
成物の粘度が極端に増加するため、成形加工性に劣り、
生産性が大巾に低下すると云う問題があった。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明者らは、上記問題点を解消するため鋭意研究した
結果本発明に到達した。
本発明の目的は、硬化前は保存安定性が良好で成形加工
性にすぐれ、硬化後は機械的強度、特に引裂強さの高い
シリコーンゴム成形品になり得るオルガノポリシロキサ
ン組成物を提供するにある。
〔課題の解決手段とその作用〕
かかる本発明は、 (イ)平均単位式 〔式中、Rは脂肪族不飽和結合を有しない1価炭化水素
基であり  alは脂肪族不飽和炭化水素基であり、a
は1.90〜2.05であり、bは0.0005〜0.
1であり、 a+bは1.91〜2.06である〕で表
わされるオルガノポリシロキサン      100重
量部、(ロ)一般式 %式% 〔式中、R1、R3は炭素数1〜3の1価炭化水素基で
あり、F+G/Hは0.4〜4の数であり、  F/H
は0.2〜4の数であり、G/HはO〜3.8の数であ
り、 Hは30未満の数である。〕で示されるレジン状
ビニル基含有オルガノポリシロキサン 0.1〜40重量部、 (ハ)平均単位式 %式%) (式中、 R’、R’4:[ia 1〜3 )1 偏度
化水素基であり、(C+D)/Eは0.4〜4の数であ
り、 C/Eは0.2〜4の数であり、D/EはO〜3
.8の数であり、 Eは30未満の数である。〕で示さ
れるレジン状オルガノハイドロジエンポリシロキサン 本成分中の全ケイ素原子結合水素 原子が、本オルガノポリシロキサ ン組成物中の全脂肪族不飽和炭化 水素基1個当り、0.5〜5個にな るのに十分な量。
(ニ)一般式 %式% 〔式中、R@は脂肪族不飽和結合を有しない1価炭化水
素基であり、nは25℃における粘度が1〜100セン
チストークスになジエンポリシロキサン 0.01〜3重量部。
(ホ) 1分子中に1個以上のアルキニル基を有する化
合物     0.001〜5.0重量部。
(へ) 白金系化合物 (イ)成分と(ロ)成分の合計量に対 して白金金属として0.1〜1100pp。
および (ト)無機質充填剤 5〜500重量部。
から成る硬化性オルガノポリシロキサン組成物に関する
これを説明するに1本発明に使用される(イ)成分は本
発明組成物の主成分であり、上式中、Rがメチル基、エ
チル基、プロピル基、ブチル基、オクチル基等のアルキ
ル基、フェニル基で例示される脂肪族不飽和結合を有し
ない1価炭化水素基である。 これらの中でもメチル基
が好ましい、R1はビニル基、アリル基で例示される脂
肪族不飽和炭化水素基である。aは1.90〜2.05
であり、bは0.005〜0.1であり、a+bは1.
91〜2.06である。
このオルガノポリシロキサンの分子構造は通常は直鎖状
であるが若干分枝していてもよい、脂肪族不飽和炭化水
素基は分子鎖末端もしくは側鎖のいずれか、さらにはそ
れらの両方に存在していてもよいが、硬化後の機械的特
性の点から少なくとも分子鎖両末端に存在することが好
ましい、この脂肪族不飽和炭化水素基は1分子中に1種
のみでもよく、2種以上混在していてもよい。
このオルガノポリシロキサンの粘度は25℃において5
0〜100000センチストークスの範囲内にあること
が好ましく、100〜5ooooセンチストークス内に
あることがより好ましい。
本成分の具体例としては1例えば両末端ジメチルビニル
シロキシ基封鎖ジメチルポリシロキサン。
両末端ジメチルビニルシロキシ基封鎖ジメチルシロキサ
ン・メチルビニルシロキサン共重合体、両末端ジメチル
ビニルシロキシ基封鎖ジメチルシロキサン・メチルビニ
ルシロキサン共重合体が挙げられる。
(ロ)成分は 一般式 %式% (式中、R7、R@は炭素数1〜3の1価炭化水素基で
あり、  F十〇/Hは0.4〜4の数であり、F/H
は0.2〜4の数であり、G/HはO〜3.8の数であ
り、Hは30未満の数である。)で示されるレジン状ビ
ニル基含有オルガノポリシロキサンであり、上式中R1
,R@はメチル基、エチル基、プロピル基で例示される
炭素数1〜3の1価の炭化水素基であり、好ましくはR
7はメチル基、R@はメチル基もしくはエチル基である
。F十〇/Hが0.4〜4の数とされるのは、0.4未
満では引裂き強さの向上が期待できず、4を越えるもの
は実質的に製造できないからである。また、G/HがO
〜3.8の数とされるのも同様な理由からであり、3.
8を超えると引裂き強さの向上が期待できないからであ
る1本成分中の5un4/、単位のHの値が30未満と
されるのは30以上であると分子量が大きくなりすぎて
、(イ)成分との相溶性が低下するからであり、この点
からは11の値は3以上20以下が好ましい。
本成分の添加量は(イ)成分100重量部に対して0.
1〜40重量部の範囲が好ましい、添加量がこの範囲外
になると、引裂き強度が低下する傾向にあるからである
本発明に使用される(ハ)成分は本発明の特徴をなす成
分である。これは、(イ)成分の架橋剤としての働きを
し、(ホ)成分の触媒存在下に本成分中のケイ素原子結
合水素原子が(イ)(ロ)成分中の脂肪族不飽和基と極
めて効率よく付加反応し硬化して後加硫不要の高物理特
性を有するシリコーンゴムを与えると云う作用効果を示
す、このような(ハ)成分は一般式(n’、ustol
、升−→R’、sio、、+−CD −+S x O4ハ←から成るレジン状オルガノハイド
ロジエンポリシロキサンであることを必須とする。
ここでR4はメチル基、エチル基、ブaビル基などのア
ルキル基;シクロヘキシル基などのシクロアルキル基あ
るいはこれらの水素原子が部分的にハロゲン原子などで
置換された基で代表される1価の炭化水素基であり、好
ましくはメチル基である。R5はR1と同様な1価炭化
水素基であり、好ましくはメチル基もしくはエチル基で
ある。
また上式中、R’z H5xOz /*単位すなわち(
ハ)成分のオルガノハイドロジエンポリシロキサンの分
子鎖末端に存在しケイ素原子結合水素原子を含む基とし
ては、ジメチルハイドロジエンシロキシ基。
メチルフェニルハイドロジエンシロキシ基が代表例とし
て挙げられる。 また* R” 35lo112単位と
してはトリメチルシロキシ基、トリエチルシロキシ基が
代表例として挙げられる。
本成分中のSiO(g単位のEの値が30未満とされる
のは30以上であると分子量が大きくなりすぎて、(イ
)成分との相溶性が低下し1反応性も低下するためであ
る1本成分の反応性を考えるとEの値は3以上20以下
が好ましい、 またC+D/Eは0.4〜4の数とされ
るのは、0.4未満では良好な反応性が得られず、4を
越えるものは実質的に製造できないからである。更にC
/Eが0.2〜4の数とされるのは0.2未満では十分
な硬化特性が得られないからである。
このような(ハ)成分の具体例としては分子鎖両末端が
ジメチルハイドロジエンシロキシ基とトリメチルシロキ
シ基で封鎖されたレジン状のメチルハイドロジエンポリ
シロキサン、分子鎖両末端がジメチルハイドロジエンシ
ロキシ基とメチルフェニルハイドロジエンシロキシ基で
封鎖されたレジン状のメチルフェニルハイドロジエンポ
リシロキサンが挙げられる。
本発明においては(ハ)成分中のケイ素原子結合水素原
子の含有量は0.1〜1.22重量%の範囲内にあるこ
とが好ましい、 これはo、1重量%未満になると硬化
が不十分となり、一方1.22重量%を越えると物理特
性が低下する傾向にあるからである。
このようなオルガノハイドロジエンポリシロキサンは、
例えば、テトラメトキシシラン、テトラエトキシシラン
等のテトラアルコキシシランを水もしくは水とアルコー
ルの存在下に加水分解し加水分解給金物を造った後、そ
の末端をテトラメチルジシロキサンによって封鎖するこ
とによって得られる。
本成分の配合割合は、本成分中の全ケイ素原子結合水素
原子が本硬化性オルガノポリシロキサン組成物中の全脂
肪族不飽和炭化水素基1個当り、0.5〜5個になるの
に十分な量とされる。 これは0.5未満では十分な硬
化特性が得られないことおよび5を越えると、硬化物の
本来の機械的特性が損われるからである。
本発明に使用される(二)成分のオルガノポリシロキサ
ンは、硬化に際して(イ)成分の分子鎖長を増加させる
働きをする。このオルガノポリシロキサンは上式中、 
R′はメチル基、エチル基、プロビル基等のアルキル基
;フェニル基、エチニル基等のアリール基;シクロヘキ
シ基等のシクリロアル基のような脂肪族不飽和炭化水素
基を含有しない1価炭化水素基であり、nは25℃にお
ける粘度が1〜100センチストークスになるような数
である。このようなオルガノポリシロキサンとしては両
末端ジメチルハイドロジエンシロキシ基封鎖のジメチル
ポリシロキサン、両末端ジメチルハイドロジエンシロキ
シ基封鎖のジメチルシロキサン・メチルフェニルシロキ
サンが挙げられる。
本成分の配合量は(イ)成分100重量部に対して0.
01〜3重量部の範囲内であり、好ましくは0.1〜2
重量部の範囲である。これは0.01重量部未満になる
と(イ)成分の分子鎖長を増加させる働きが失われ、一
方4.0重量部を越えると本発明組成物の硬化速度が低
下し9通常の成形加工条件下では機械的強度の高いシリ
コーンゴム成形品とならないからである。
本発明に使用される(ホ)成分の1分子中にアルキニル
基と1個以上含有する化合物は1本発明組成物の保存安
定性を保つために必須とされる成分である。このような
化合物は分子内にケイ素原子を含んでいても含んでいな
くてもよい、ケイ素原子を含む化合物としては、次式で
示されるものが例示される。
また、ケイ素原子を含まない化合物としては。
1.5−へキサジイン、1.6−へブタジインが例示さ
れる。
さらに、ケイ素原子を含む化合物としては1分子中にア
ルキニル基とアルコール性水酸基の両方を含有する化合
物があり、特に、アルキニル基とアルコール性水酸基が
少なくとも1つの炭素原子を介して結合していることが
望ましい、このような化合物としては1.2−メチル−
3−ブチン−2−オール、2−フェニル−3−ブチン−
2−オール、1−エチニル−1−シクロヘキサノール、
3−メチル−1−ヘキシン−3−オールなどが例示され
る。
本成分の配合量は(A)成分100重量部に対して0.
001〜5重量部の範囲内である。
本発明に使用される(へ)成分の白金系化合物は。
(イ)成分および(ロ)成分のオルガノポリシロキサン
と、(ハ)成分および(ニ)成分分のオルガノハイドロ
ジエンポリシロキサンとを反応させる時の付加反応触媒
である。白金系化合物とは白金の金属単体およびその化
合物を言い、これには微粒子白金、塩化白金酸、塩化白
金酸のアルコール変性物。
白金のキレート化合物、塩化白金酸とオレフィン類の配
位化合物が例示される6本成分の添加量は本発明の組成
物を硬化させうる量で十分であり。
通常は0.1〜1100ppの範囲内である。
本発明に使用される(ト)成分の無機質充填剤は、本発
明組成物へ機械的強度、電気伝導性、熱伝導性を付与す
るものであり、これにはヒユームドシリカ、沈降法シリ
カ、溶融シリカ、石英粉末、けいそう土、けい酸アルミ
ニュウム、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化鉄、アルミナ、
炭酸カルシウム、炭酸亜鉛、カーボンブラックが例示さ
れるこれらの中でも、オルガノシラン、オルガノシラザ
ン。
シリコーンオイル等で表面処理したシリカが機械的強度
、特に引裂強さを向上させるので好ましい。
本成分の配合量は(イ)成分100重量部に対して5〜
500重量部である。これは、配合量が少なすぎると高
い物理特性を有するシリコーンゴムが得られず、多過ぎ
ると作業性が低下したり、シリコーンゴムの機械的特性
がかえって低下してしまうからであり1通常は10〜2
00重量部の範囲内が好ましい。
本発明組成物は、上記した(イ)〜(ト)成分の所定量
を均一に混合することによって容品に得られる。
【実施例〕
次に、実施例を挙げて本発明を説明する。実施例中、部
とあるのは重量部9%とあるのは重量%。
Maはメチル基、vlはビニル基、C8はセンチストー
クスを意味し、粘度は25℃における値を示す。
尚、引張強さ等の物理特性の測定はJ I 56301
に従って測定した。ここで、引裂強さはJISK630
1に規定するA型ダンベルによって測定した。
〔実施例1〕 分子鎖末端がジメチルビニルシロキシ基で封鎖された粘
度9000CSのジメチルポリシロキサン100部に比
表面積200rrr/gのヒユームドシリカ45部とシ
リカの表面処理剤としてヘキサメチルジシラザン8部と
水4部を加え均一になるまで混合し、さらに真空下で1
70℃、 2時間の条件下で加熱処理した0次にMe、
 Vision i単位とMe3SiOx/s単位とS
iO*l*単位から成り、そのモル比が7:5:2であ
る粘度230C8のビニル基含有オルガノポリシロキサ
ンレジン(I)(ビニル基含有量5.6%)10部とM
e、 HSiO□、□単位と5104h単位とから成り
、そのモル比が9:5である粘度20C8のレジン状メ
チルハイドロジエンポリシロキサン(■)(ケイ素原子
結合水素原子含有量1.0%)を組成中の全ビニル基量
に対してケイ素原子結合水素原子/ケイ素原子結合ビニ
ル基の比率が1 : 1.5になる量添加し。
さらに粘度1ocsの両末端ジメチルハイドロジエンシ
ロキシ基封鎖ジメチルポリシロキサン(m)(ケイ素原
子結合水素原子含有量0.15重量%2部およびモノメ
チルトリス(モノメチルブチノキシ)シラン0.06部
を加えて均一に混合した0次に、この混合物に硬化触媒
として塩化白金酸とテトラメチルジビニルジシロキサン
との錯体を白金量として10ppmとなる量加え均一に
混合しオルガノポリシロキサン組成物を得た(試料1)
、このオルガノポリシロキサン組成物を150℃、5分
間の加熱条件下でプレスにより硬化して厚さ2部mのシ
ート状成形品を得た。このシート状成形品の物理特性を
J I S K6301に従って測定した。これらの結
果は第1表に示す通りであった。また25℃における保
存安定性を調べた。また比較のため上記において。
両末端ジメチルハイドロジエンシロキシ基封鎖ジメチル
ポリシロキサン(m)を添加配合しない以外は上記と同
様にして製造したオルガノポリシロキサン組成物(試料
2)およびモノメチルトリス(モノメチルブチノキシ)
シランを添加しない以外は上記と同様にして製造したオ
ルガノポリシロキサン組成物(試料3)の物理特性およ
び保存安定性を上記と同様にして測定した結果を第1表
に併記した。
(以下余白) 第1表 〔実施例2〕 分子鎖末端がメチルフェニルビニルシロキシ基で封鎖さ
れた粘度40000CS  のジメチルポリシロキサン
100部にジメチルジクロルシランで表面処理した比表
面積200 rl / gのフユームドシリヵ25部と
石英粉末30部を加え均一に混合しシリコーンゴムベー
スを得た。
このベースに実施例1で使用したビニル基含有オルガノ
ポリシロキサンレジン(り、レジン状メチルハイドロジ
エンポリシロキサン(■)、白金触媒および粘度40C
5の両末端ジメチルハイドロジエンシロキシ基封鎖ジメ
チルポリシロキサン(IV)(ケイ素原子結合水素原子
含有量0.10%)2部を添加しオルガノポリシロキサ
ン組成物を得た。このオルガノポリシロキサン組成物の
物理特性を実施例1と同様にして測定したところ、第2
表に示す通りの結果を得た。
比較のために、上記において両末端ジメチルハイドロジ
エンシロキシ基封鎖ジメチルポリシロキサン(■)2部
の代りに、このジメチルポリシロキサン10部を添加配
合した以外は上記と同様にして製造したオルガノポリシ
ロキサン組成物(試料5)の物理特性を上記と同様にし
て測定した結果を第2表に示した。
(以下余白) 第2表 (発明の効果〕 本発明のオルガノポリシロキサン組成物は(イ)〜(ト
)成分からなり、特に、(ロ)成分、(ハ)成分。
(ニ)成分および(ホ)成分を含有しているので、硬化
前は保存安定性が良好で成形加工性に優れ、硬化後は機
械的強度、特に引裂強さの高いシリコーンゴム成形品と
なり得るという特徴を有する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (イ)平均単位式 RaR^1bSiO_4_−_a_−_b_/_2〔式
    中、Rは脂肪族不飽和結合を有しな い1価炭化水素基であり、R^1は脂肪族不飽和炭化水
    素基であり、aは1.90〜2.05であり、bは0.
    0005〜0.1であり、a+bは1.91〜2.06
    である〕で表わされるオルガノポリシロキサン100重
    量部、 (ロ)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R^2、R^3は炭素数1〜3の1価炭化水素
    基であり、F+G/Hは0.4〜4の数であり、F/H
    は0.2〜4の数であり、G/Hは0〜3.8の数であ
    り、Hは30未満の数である。〕で示されるレジン状ビ
    ニル 基含有オルガノポリシロキサン 0.1〜40重量部、 (ハ)平均単位式 (R^4_2HSiO_1_/_2)_C(R^5_3
    SiO_1_/_2)_D(SiO_4_/_2)_E
    〔式中、R^4、R^5は炭素数1〜3の1価炭化水素
    基であり、(C+D)/Eは0.4〜4の数であり、C
    /Eは0.2〜4の数であり、D/Eは0〜3.8の数
    であり、Eは30未満の数である。〕で示されるレジン
    状オ ルガノハイドロジエンポリシロキサン 本成分中の全ケイ素原子結合水素 原子が、本硬化性オルガノポリシ ロキサン組成物中の全脂肪族不飽 和炭化水素基1個当り、0.5〜5 個になるのに十分な量、 (ニ)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R^6は脂肪族不飽和結合を有し ない1価炭化水素基であり、nは25℃における粘度が
    1〜100センチストークスになるような数である。〕
    で示される両末端に ケイ素原子結合水素原子を有する直鎖状オルガノハイド
    ロジエンポリシロキサン 0.01〜3重量部、 (ホ)1分子中に1個以上のアルキニル基を有する化合
    物0.001〜5.0重量部、 (ヘ)白金系化合物 (イ)成分と(ロ)成分の合計量に対 して白金金属として0.1〜100ppm、および (ト)無機質充填剤 5〜500重量部、 から成るオルガノポリシロキサン組成物。 (2)1分子中に少なくとも1個のアルキニル基を有す
    る化合物が、 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R^7、R^8、R^9は炭素数1〜10の1
    価炭化水素基、ただしR^8とR^9は他端において相
    互に連結したものであってもよい。〕で示されるシラン
    化合物である、特許請求の範囲第1項記載のオルガノポ
    リシロキサン組成物。
JP63308561A 1988-12-06 1988-12-06 硬化性オルガノポリシロキサン組成物 Expired - Lifetime JP2772805B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63308561A JP2772805B2 (ja) 1988-12-06 1988-12-06 硬化性オルガノポリシロキサン組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63308561A JP2772805B2 (ja) 1988-12-06 1988-12-06 硬化性オルガノポリシロキサン組成物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02153969A true JPH02153969A (ja) 1990-06-13
JP2772805B2 JP2772805B2 (ja) 1998-07-09

Family

ID=17982509

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63308561A Expired - Lifetime JP2772805B2 (ja) 1988-12-06 1988-12-06 硬化性オルガノポリシロキサン組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2772805B2 (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05214250A (ja) * 1991-08-01 1993-08-24 Canon Inc 弾性体、弾性ローラ及び定着装置
JPH10158587A (ja) * 1996-11-28 1998-06-16 Toray Dow Corning Silicone Co Ltd 剥離性硬化皮膜形成性オルガノポリシロキサン組成物
JP2005146288A (ja) * 2004-12-17 2005-06-09 Shin Etsu Chem Co Ltd オルガノポリシロキサン組成物
JP2006335857A (ja) * 2005-06-01 2006-12-14 Ge Toshiba Silicones Co Ltd 透明な硬化物を与えるポリオルガノシロキサン組成物
WO2008047892A1 (en) * 2006-10-19 2008-04-24 Momentive Performance Materials Japan Llc Curable polyorganosiloxane composition
JP2008274270A (ja) * 2007-04-06 2008-11-13 Shin Etsu Chem Co Ltd 付加硬化型シリコーン樹脂組成物及びそれを使用するシリコーン製レンズ
JP2009515028A (ja) * 2005-11-09 2009-04-09 モーメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ・インク シリコーン弾性組成物
WO2015030262A1 (en) * 2013-08-28 2015-03-05 Dow Corning Toray Co., Ltd. Curable silicone composition, cured product thereof, and optical semiconductor device
JP2019206658A (ja) * 2018-05-30 2019-12-05 信越化学工業株式会社 硬化性シリコーンゲル組成物及びシリコーンゲル硬化物

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60255649A (ja) * 1984-05-31 1985-12-17 Toray Silicone Co Ltd 石英系光通信フアイバ用被覆材組成物
JPS63268764A (ja) * 1987-04-27 1988-11-07 Toray Silicone Co Ltd 硬化性オルガノポリシロキサン組成物

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60255649A (ja) * 1984-05-31 1985-12-17 Toray Silicone Co Ltd 石英系光通信フアイバ用被覆材組成物
JPS63268764A (ja) * 1987-04-27 1988-11-07 Toray Silicone Co Ltd 硬化性オルガノポリシロキサン組成物

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05214250A (ja) * 1991-08-01 1993-08-24 Canon Inc 弾性体、弾性ローラ及び定着装置
JPH10158587A (ja) * 1996-11-28 1998-06-16 Toray Dow Corning Silicone Co Ltd 剥離性硬化皮膜形成性オルガノポリシロキサン組成物
JP2005146288A (ja) * 2004-12-17 2005-06-09 Shin Etsu Chem Co Ltd オルガノポリシロキサン組成物
JP2006335857A (ja) * 2005-06-01 2006-12-14 Ge Toshiba Silicones Co Ltd 透明な硬化物を与えるポリオルガノシロキサン組成物
JP2009515028A (ja) * 2005-11-09 2009-04-09 モーメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ・インク シリコーン弾性組成物
WO2008047892A1 (en) * 2006-10-19 2008-04-24 Momentive Performance Materials Japan Llc Curable polyorganosiloxane composition
JPWO2008047892A1 (ja) * 2006-10-19 2010-02-25 モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ・ジャパン合同会社 硬化性ポリオルガノシロキサン組成物
US8129480B2 (en) 2006-10-19 2012-03-06 Momentive Performance Materials Japan Llc Curable polyorganosiloxane composition
US8389650B2 (en) 2006-10-19 2013-03-05 Momentive Performance Materials Japan Llc Curable polyorganosiloxane composition
JP2008274270A (ja) * 2007-04-06 2008-11-13 Shin Etsu Chem Co Ltd 付加硬化型シリコーン樹脂組成物及びそれを使用するシリコーン製レンズ
WO2015030262A1 (en) * 2013-08-28 2015-03-05 Dow Corning Toray Co., Ltd. Curable silicone composition, cured product thereof, and optical semiconductor device
US10336913B2 (en) 2013-08-28 2019-07-02 Dow Corning Toray Co., Ltd. Curable silicone composition, cured product thereof, and optical semiconductor device
JP2019206658A (ja) * 2018-05-30 2019-12-05 信越化学工業株式会社 硬化性シリコーンゲル組成物及びシリコーンゲル硬化物

Also Published As

Publication number Publication date
JP2772805B2 (ja) 1998-07-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0388201B1 (en) Curable silicone composition
JPH0270755A (ja) オルガノポリシロキサン組成物
JP3106901B2 (ja) 硬化性シリコーンゴム組成物及びシリコーンゴムの製造方法
JP3278253B2 (ja) 硬化性シリコーンゴム組成物
US4599374A (en) Solvent resistant vulcanizable silicone rubber compositions made with fluorosilicone hydride cross linking agents
JP2001139818A (ja) 熱伝導性シリコーンゴム組成物
JPH0649827B2 (ja) 高強度シリコーンゴム組成物
JPS63205359A (ja) 硬化性フツ素シリコ−ン組成物
JPH0699634B2 (ja) 熱硬化型シリコーンゴム組成物
JPH02153969A (ja) 硬化性オルガノポリシロキサン組成物
JP2741436B2 (ja) 表面処理アルミナ及びそれを含有する熱伝導性シリコーン組成物
JPH07228782A (ja) シリコーンゴム組成物
JPH09118828A (ja) シリコーンゴム組成物
JPH03247686A (ja) 接着性オルガノポリシロキサン組成物及びその硬化物
JPS61228062A (ja) 難燃性シリコ−ンゴム組成物
JPH10212414A (ja) 高電圧電気絶縁部品用液状シリコーンゴム組成物およびその製造方法
JP2748195B2 (ja) シリコーンゴム組成物
JP2697523B2 (ja) オイルブリード性シリコーンゴム組成物及びその硬化物
JPH073034A (ja) 液状シリコーンゴムベース組成物の製造方法
JP3477008B2 (ja) 炭酸カルシウム充填付加反応硬化型シリコーンゴム組成物
JPH11140329A (ja) 難燃性樹脂組成物
JPH086040B2 (ja) オルガノポリシロキサン組成物
JPH04139258A (ja) 圧縮抵抗性シリコーンゴム組成物
JPS61159450A (ja) ポリオルガノシロキサン組成物
JP2000327851A (ja) 難燃性樹脂組成物