JPH02152214A - 乾式コンデンサの製造方法 - Google Patents

乾式コンデンサの製造方法

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Publication number
JPH02152214A
JPH02152214A JP30675488A JP30675488A JPH02152214A JP H02152214 A JPH02152214 A JP H02152214A JP 30675488 A JP30675488 A JP 30675488A JP 30675488 A JP30675488 A JP 30675488A JP H02152214 A JPH02152214 A JP H02152214A
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JP
Japan
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faces
treated
electrode
wound
overlapped
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Pending
Application number
JP30675488A
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English (en)
Inventor
Kimio Suganuma
菅沼 紀美夫
Kunihiko Takahashi
邦彦 高橋
Mitsunori Yamaguchi
山口 光憲
Yasuo Inoue
靖雄 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissin Electric Co Ltd
Original Assignee
Nissin Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nissin Electric Co Ltd filed Critical Nissin Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、ポリプロピレンその他のプラスチックフィ
ルムに金属蒸着した蒸着フィルムからなる乾式コンデン
サの製造方法に関する。
(従来の技術) 周知のようにポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエチ
レンテレフタレートなどのプラスチックフィルム(以下
単にフィルムという、)の一方または両方の面に、アル
ミニウムのような金属を蒸着した蒸着フィルムを、巻回
して乾燥処理して。
乾式コンデンサを製造することは、既によく知られてい
る。
たとえば第1図に示すように、前記したフィルムの一方
の面1に、金属蒸着による蒸着層からなる電極3を形成
した蒸着フィルム4を、2枚重ね合わせて巻回し、これ
を乾燥処理してから、必要に応じ絶縁性ガスを封入し、
その両端面にメタリコン5を設けることによって構成さ
れる。
また第2図に示すように、前記したフィルムの両方の面
1,2に、蒸着層からなる電極3を形成した蒸着フィル
ム4と、非蒸着フィルム6とを重ね合わせて巻回し、同
じくこれを乾燥処理してから、必要に応じ絶縁性ガスを
封入し、その両端面にメタリコン5を設けることによっ
て構成される。
第3図は前記のようにして構成された乾式コンデンサ7
を示す。8は各メタリコン5から引出されたリードであ
る。
ところでこの種コンデンサでは、前記した第1図の場合
は、蒸着フィルム4の電極3は、他の蒸着フィルムの非
蒸着とされている面2に、また第2図の場合は非蒸着フ
ィルム6の一方の面に接触するようにして巻回される。
(発明が解決しようとする課題) このような構成のコンデンサでは、電極3の端部3Aに
おいては、平均電界に比べて数倍〜10倍に至る高電位
傾度になることが知られている。
そのため空気あるいは絶縁ガスの絶縁耐力で定まる低電
圧レベルで1部分放電が発生することがある。
また電極3の平滑部3Bにおいても、巻回時に空気を巻
き込むことがあり、そのためこれがボイドとなって残存
し、端部3Aと同様にそのボイドでの放電レベルで、絶
縁性能が決まってしまうことがある。具体的には、たと
えば厚さ10μmのフィルムを使用した場合1部分放電
開始電圧は約300v程度であって、これ以上高くする
ことは困難とされていた。
この発明はこの種コンデンサの高絶縁特性を図ることを
目的とする。
(課題を解決するための手段) この発明はフィルムのうち、電極と重なり合う面に放電
処理を施しておき、そのフィルムを巻き込むことによっ
て、この種コンデンサを製作することを特徴とする。
(作用) この種フィルムを放電によって表面処理すると、その表
面のぬれ性が大きく向上し、またその表面張力が大きく
、接触角が小さくなり、その結果蒸着層との接着力が著
しく向上するようになる。
そのため電極の端部は非蒸着のフィルムに強力に接着さ
れ、その絶縁性能が向上するようになる。
またボイドレス状態で接着、一体化されるため、ボイド
による絶縁性能の劣化が回避されるようになる。
なお表面の放電処理としては、コロナ放電処理、グロー
放電処理などによるとよい。たとえばコロナ放電処理に
よるときは、絶縁された電極と接地された誘電体ロール
との間に、高周波、高電圧を印加し、空気を絶縁破壊し
てイオン化し、コロナを発生させる。このコロナ放電中
にフィルムを通過させればよい。
(実施例) この発明の実施例を第1図によって説明する。
ここでは蒸着フィルム4の一方の面1に電極3を設けて
いるが、その反対の面2を放電処理しておく。面2は他
方のフィルム4の電極3と重なり合って巻回される。す
なわち放電処理された面2と電極3とが重なり合って巻
回されるようになるのである。
このようにして巻回したあと、真空加熱乾燥処理を施す
と、放電処理を施した面2は接着性が高まっているため
、電極3と完全に接着されるようになる。そしてこのよ
うに一体化されることによって、ボイドレス状態となる
第2図に示す例では、非蒸着フィルム6の両面6A、6
Bを放電処理しておく0面6A、6Bはともに蒸着フィ
ルム4の両面の電極3と向い合って巻回されるようにな
る。したがってこの場合も非蒸着の面と電極3とが強力
に接着されるようになる。
この発明による実験例を次に説明する。すなわち従来方
法によって製作したコンデンサの部分放電開始電圧、絶
縁破壊電圧が、300V、 2000〜2500Vであ
ったのに対し、同じコンデンサについて、この発明方法
にしたがって製作したものは、部分放電開始電圧、絶縁
破11@圧が、1300〜1500V、 2000〜2
500Vであった。これからしても部分放電開始電圧が
、従来よりも4倍以上の高絶縁耐力となることが判明す
る。
なお以上の説明はフィルムを巻回した巻回コンデンサに
ついて説明したが、これに限られるものではなく、たと
えば積層コンデンサについてもこの発明が適用可能であ
ることはいうまでもない。
(発明の効果) 以上詳述したようにこの発明によれば、蒸着金属からな
る電極を備えたフィルムと、前記電極に重ね合わされる
フィルムとによって製作されるコンデンサにおいて、前
記電極に重ね合わされるフィルムの面を放電処理してお
いてから、加熱処理してコンデンサを製作するようにし
たので、従来方法によって製作されたものに比較して、
絶縁耐力の優れたコンデンサが得られる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例を示す拡大断面図、第2図は
この発明の他の実施例を示す拡大断面図、第3図はこの
発明によって製作されたコンデンサの斜視図である。 1.2−・蒸着フィルムの各面、3・・・電極、4・・
・蒸着フィルム、 東2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  少なくとも一方の面に、蒸着金属からなる電極を備え
    たプラスチックフィルムと、前記電極に重なり合う面を
    放電処理したプラスチックフィルムとからなり、前記両
    プラスチックフィルムを重ね合せて加熱処理するように
    した乾式コンデンサの製造方法。
JP30675488A 1988-12-02 1988-12-02 乾式コンデンサの製造方法 Pending JPH02152214A (ja)

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JPH02152214A true JPH02152214A (ja) 1990-06-12

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04249309A (ja) * 1991-02-04 1992-09-04 Nissin Electric Co Ltd 乾式コンデンサの製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04249309A (ja) * 1991-02-04 1992-09-04 Nissin Electric Co Ltd 乾式コンデンサの製造方法

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