JPS60170229A - 金属化フイルムコンデンサ - Google Patents

金属化フイルムコンデンサ

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JPS60170229A
JPS60170229A JP59025460A JP2546084A JPS60170229A JP S60170229 A JPS60170229 A JP S60170229A JP 59025460 A JP59025460 A JP 59025460A JP 2546084 A JP2546084 A JP 2546084A JP S60170229 A JPS60170229 A JP S60170229A
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01GCAPACITORS; CAPACITORS, RECTIFIERS, DETECTORS, SWITCHING DEVICES, LIGHT-SENSITIVE OR TEMPERATURE-SENSITIVE DEVICES OF THE ELECTROLYTIC TYPE
    • H01G4/00Fixed capacitors; Processes of their manufacture
    • H01G4/002Details
    • H01G4/018Dielectrics
    • H01G4/06Solid dielectrics
    • H01G4/14Organic dielectrics
    • H01G4/18Organic dielectrics of synthetic material, e.g. derivatives of cellulose

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 首尾上、の利用分野 本発明は金属化フィルムコンデンサに関シ、特にAC2
00V以−14で用いられる電気機器用の金属化フィル
ムコンデンサの改良に関する。
従来例の構成とその問題点 従来より、AC20OV以−にで用いられる電気機器用
コンデンサには部・分散型による誘電体の劣化、金属薄
膜電極の劣化の問題かを・る。特に巻回型金属化フィル
ムコンデンザでは、巻Hする張ノJか弱いと金属化フィ
ルムコンデンサの層間で部分放電が発生し易くなるので
、張力はできるだけ強くすることが行われている。さら
に、部分放電の発生する層間を例えば主誘電体フィルム
よりも低融点で付着性の樹脂層で熱接着する構成等か考
えられてきているか、あらかじめ低融点の樹脂を金属化
フィルム」二に塗布することが必要であり、製造が繁雑
になり、利料も増えるという欠点があった。紙のコンデ
ンサでは良く用いられるワックス □の含浸も、フィル
ムの層間は狭いために、巻回した後からでは十分に含浸
することは困難であった。
発明の目的 本発明は、金属化フィルムコンデンザの層間の部分放電
を抑制する、簡易で新規な構成を提供し、これにより信
頼性が高く、高電位傾度設計か可能な金属化フィルムコ
ンデンサを製造することを目的とする。
発明の構成 本発明は、両面金属化フィルムと合せフィルムまたは片
面金属化フィルムの一対を巻回してなる金属化フィルム
コンデンサにおいて、金属薄膜電極と重ねられるフィル
ム表面にクロー放電またはコロナ放電によるプラズマ処
理が施されて活性化層が形成されていることを特徴とす
る構成である。
従来より、特にポリプロピレンフィルム等の極性基をも
たない高分子ソイlレム上に金属薄膜電極を蒸着等で設
ける際に、あらかじめ、高分子フィルム表面の金属薄膜
層(茎を設ける側のみに、コロナ放電によるプラズマ処
理を施すことが行われてきている。これは、高分子フィ
ルムの表面の改質であり、接着性は増すが、絶縁性その
他の電気的特性は低下するために、必要最低限にとどめ
られている。
本発明の構成では、金属薄膜電極を設けない高分子フィ
ルムの表面にも、プラズマ処理を施しておいてから、金
属薄膜電極を蒸着等で設けて金属化フィルムとするか、
少なくとも金属化フィルムを巻回する前に、高分子)−
イルムの表面にプラズマ処理を施すようにするものであ
る。
実施例の説明 以下、第1図〜第3図により本発明の詳細を述べる。す
なわち、高分子フィルム1の両表面にプラズマ処理によ
る活性化層2を設け、第1図では、。
片面に金属薄膜電極3を設けて片面金属化フィルムとし
た後に、この一対を合わせて巻回する構成である。第・
2図では、両面金属化フィルムは従来と同じように、金
属薄膜電極3を設けるための活性化層2をもつか、合せ
フィルムが高分子フィルム10両面にプラズマ処理によ
る活性化層2を設する構成となる特徴かある。この構成
により巻回〜、両端面に金属溶射による端面電極を形成
した麦に熱処理すると、金属薄膜電極3と高分子フィル
ム1上の活性化層2とが活性化層2のない場合と異なり
、f=j盾力を呈する。これにより、特に高分子フィル
ムの熱膨張による層間の隙間の密着が期待できない、室
温以下の温度範囲においても、層間が付着しているので
、大きな隙間ができない。
この144成は、接着剤を用いる場合のような全面接着
ではないけれども、巻回により幾層にも積み重ねられた
金属化フィルムの層間のどこかが離れて大きな隙間がで
き、したがって大きな部分放電が起きることを防止する
金属化フィルムコンデンサの層間の接着には、特に大き
な接着強度は必要ないが、プラズマ処理による活性化層
と金属薄膜層との接着ツノには一定の限界がある。
第3図はこれを改善→“るための構成を示す図である。
1−なわち、高分子フィルム1上の活性化層2の表面に
、プラズマ後重合か可能な化ツマ−4を付着させでいる
イノ4成である。化ツマ−4としては、極性基6−もつ
アクリル酸メチル、酢酸ビニル、テトラメチルシシロキ
刃ン、ヘキザメチルシシラン等を用いることかできる。
活性化層2の表面に、モ、ツマ−4を01着さぜるノI
法としては、モノマー4に−(体中または静体中で接触
させることが考えられるが、最も容易な方法は、活性化
層2をもつ金属化フィルムの巻き取りを化ツマ−4の気
体中で行うことである。これらの化ツマ−4は、活性化
層2の全面を覆わなくても、糊としての役割を果すこと
になるので、金属化フィルムコンデンザの層間の接着が
活性化層のみの場合よりもさらに強くなる。
以下に具体的な実施例を述べる。
実施例1 厚さ511mのポリプロピレンフィルムの片面ヲ大気中
でコロナ放電、にょるプラズマ処理を施し、これによっ
て活性化した表面に、真空蒸着によってアルミニウムの
金属薄膜′直棒を設けて、片面金属化フィルトとじた。
この片面金属化フィルl、の一対を用い、金属化してい
ない表面を人気中のコロナ放電でプラズマ処理して活性
化層を設けつつ巻き取りを行った。両端面に金属溶射に
より亜鉛の端面電極を設けた後に、真空槽中で100℃
1qHの熱処理をした。この後、リ−1・線を溶接。
した後にポリエステル樹脂製のケースに入れ、二液性の
エポキシ樹脂で封止して金属化フィルムコンデンサとし
た。
実施例2 厚さ8μmのポリプロピレンフィルムの片面ヲ大気中で
コロナ放電によるプラズマ処理を施し、さらにこのポリ
プロピレンフィルムの両表面ヲo、 es Torrの
真空中で高周波グロー放電により、プラズマ処理して活
性化層を設けた。この後に、大気中でコロナ放電による
プラズマ処理を施した側の表面に真空蒸着でアルミニウ
ムを蒸着した。
このようにして作成した片面金属化フィルムの一対を巻
き取り、以下は実施例1と同様に金属化フィルムコンデ
ンサとした。なお、蒸着前に高分子フィルl、の両表面
にプラズマ処理を施すと、活性化層と蒸着する金属の種
類によっては、室温放置でも蒸着した面から、非蒸着面
側に金属薄膜電極の一部が転写されることが起きるので
、蒸着する表面の方の活性化層を含入りに形成すること
も必要である。
実施例3 厚さ8μmのポリプロピレンフィルムノ両表面を0.5
 Torrの真空中で高周波グロー放電によりプラズマ
処理して活性化層を設けた後に、真空蒸着によりアルミ
ニウムを蒸着して両面金属化フィルムとしたものと、両
表面に活性化層を設けただけの合せフィルムとを作成し
た。この両フィルムを、アクリル酸メチルのモノマーガ
ヌを満たした気体中で巻き取り、以下は実施例1と同様
にして金属化フィルムコンデンサとした。
評価は1000時間の高温連続耐用試験で行った。周囲
温度は86℃、印加電圧はAC350Vの条件で、各実
施例の金属化フィルムコンデンサを各々6台ずつ印加し
た。なお、従来例としてコロナ放電によるプラズマ処理
を片面に行い、この−hにアルミニウムの金属薄膜電極
を設けた構成の金属化フィルムコンデンサの特性りを破
線で示す。
なお、実線は、本発明の実施例1の特性人、実施例2の
特性B、実施例3の特性Cである。この結果を第4図に
、静電容量変化率の特性に着目して示す。従来例りでは
、1000時間後の静電容量の変化率は一3%であり、
JIS規格の±4%以内は満足するが、1000時nl
i後も静電容量が低下しつづけるので、やや問題がある
。これに対して本発明の実施例ム〜Cでは1000時間
後の静電容量の変化率が一1係以内におさまり、従来例
と比べて改善か大きい。
発明の効果 以」二のように本発明によれば、金属化フ(/レムコン
デンサ層間の付着強度を高め、層間の大きな隙間の発生
を防止できるので、誘電体や金属薄膜’[IL4i1を
劣化させる部分放電の発生を抑制できる。
この結果としてより信頼性の高い、より高電位傾度設計
の金属化フィルムコンデンサを供給できる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本発明による金属化フイルレムコンデ
ンサの各実施例を示す要部断面図、第4図は本発明の各
実施例による金属化)、4)レムコンデンサの連続耐用
試験の結果を示す図である。 1・・・・・・高分子フィルム、2・・・・・・活性化
層、3・・・・・・金属薄膜電極、4・・・・モノマー
。 第1図 第2図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)両面金属化フィルムと合せフィルムまたは片面金
    属化フィルムの一対を巻回してなる金属化フィルl、コ
    ンデンサにおいて、金属薄膜電極と重ねられるフィルム
    表面にグロー放電またけコ11すJII 電によるプラ
    ズマ処理が施されて活性化層が形成されていることを特
    徴とする金属化フィlレムコンデンザ。
  2. (2)活性化層の表面にプラズマ処理後重合が可能な七
    ツマ−が何着されていることを特徴とする’J!f t
    rl’ 請求の範囲第(1)項記載の金属化フィルムコ
    ンデ゛ン→1−8
JP59025460A 1984-02-14 1984-02-14 金属化フイルムコンデンサ Granted JPS60170229A (ja)

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