JPH0215196Y2 - - Google Patents

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JPH0215196Y2
JPH0215196Y2 JP1981116378U JP11637881U JPH0215196Y2 JP H0215196 Y2 JPH0215196 Y2 JP H0215196Y2 JP 1981116378 U JP1981116378 U JP 1981116378U JP 11637881 U JP11637881 U JP 11637881U JP H0215196 Y2 JPH0215196 Y2 JP H0215196Y2
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JP
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test
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switch
destination
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JP1981116378U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、外部からの起動信号に応じて通報先
に対するダイヤル発信を自動的に行ない、通報先
が応答すれば、あらかじめ録音された緊急メツセ
ージを自動的に送出し、緊急事態の発生を通報す
る非常通報装置の改良に関するものである。
かゝる非常通報装置は、特定構内に配設された
ドアスイツチ、火災センサ等からの起動信号に応
じ、管理責任者宅、警備センター等へ緊急事態の
発生を自動的に通報する目的上使用されるが、動
作試験に際しては、あらかじめ通報先へ電話連絡
のうえ、緊急メツセージの送出を行なうものとな
つている。
しかし、動作試験においても緊急メツセージが
送出されるため、電話連絡を受けた扱者が不在と
なつた場合、または、他の扱者が動作試験の緊急
メツセージを受けた場合には、実際の緊急メツセ
ージとの判別がつかず、混乱を生ずる重大な欠点
を有するものであつた。
本考案は、試験状態を設定する状態設定用スイ
ツチと、通報先に対する試験発報を起動する起動
スイツチと、状態設定用スイツチの操作に応じて
スタートし起動スイツチの出力が無い場合に一定
時間後に試験状態を解除するタイマーとを備え、
状態設定用スイツチを操作して試験状態を設定
し、緊急メツセージのほかに録音した試験メツセ
ージを送出するものとし、通報先の扱者が実際の
緊急メツセージと容易に判別できるものとしたう
え、状態設定用スイツチを操作し試験状態を設定
したまま放置しても、自動的に試験状態が解除さ
れ、以後の正規動作に支障を及ぼさないものとし
た極めて効果的な、非常通報装置を提供するもの
である。
以下、実施例を示す図によつて本考案の詳細を
説明する。
第1図は全構成のブロツク図であり、ドアスイ
ツチ回路等の不法侵入者検出回路から得られる起
動信号Sst1、火災センサ等の回路から得られる起
動信号Sst2、およびキーボードKBの操作に応動
する制御部CTが設けてあり、起動信号Sst1が与
えられゝば、制御部CTが局線回路SLCに対して
局線閉成信号Slcを送出し、線路端子L1,L2へ接
続されている交換局からの局線に対する直流ルー
プ閉成を行なわせたうえ、起動信号Sst1と対応す
る例えば管理責任者宅電話番号X番のダイヤル発
信を自動ダイヤル装置ATDへ指令する。
すると、自動ダイヤル装置ATDがX番のダイ
ヤル信号Sdを送出するため、局線回路SLCがこ
れに応じたダイヤル発信を行なう。
通報先が応答すれば、線路端子L1,L2間へ印
加される線路電圧が反転するため、これを局線回
路SLCが検出し、応答検出信号Sanを制御部CT
へ与える。
制御部CTは、エンドレステープの複数チヤネ
ルへ録音された緊急メツセージおよび試験メツセ
ージを有するメツセージ送出部MSSへ起動信号
を与える一方、チヤネル切替部CHCに対し、エ
ンドレステープの複数チヤネル中、起動信号Sst1
と対応した録音チヤネル出力を選択する指令を与
えているため、メツセージ送出部MSSが再生を
開始のうえ、チヤネル切替部CHCからの指令に
応じ、通報先X番向けの緊急メツセージを送出
し、これが線路変成器LTおよび局線回路SLCを
介して通報先へ送出される。
メツセージ送出部MSSは、緊急メツセージの
送出を終了すると、エンドレステープの停止位置
直前に録音されている停止信号の検出、または、
エンドレステープの停止位置に貼着されている導
電箔による検出電極間の短絡に応じ、自動的に停
止すると共に、制御部CTに対し終了信号Seを送
出する。
制御部CTは終了信号Seに応じ、局線閉成信号
Slcの送出を停止すると共に、各部に対しリセツ
ト指令を与えるため、全装置が初期状態へ復旧す
る。
なお、起動信号Sst2によつては、例えば通報先
として警備センターの電話番号Y番が指令され、
これに応ずるダイヤル発信および緊急メツセージ
の送出が行なわれる。
また、キーボードKBには、第2図に示す各ス
イツチSW1〜SW5が設けてあり、試験発報用のス
イツチSW1を操作すれば、後述の試験状態が設定
され、モニター用のスイツチSW2を操作のうえ、
通報先と対応するスイツチSW3またはSW4を操作
すると、メツセージ送出部MSSおよびチヤネル
切替部CHCのみが動作し、スイツチSW3または
SW4に応じた録音チヤネルの再生出力をスピーカ
SPにより聴取できるものとなり、復帰用のスイ
ツチSW5の操作によつては、試験状態およびモニ
ター状態が強制的にリセツトされる。
第3図は、チヤネル切替部CHCの回路図であ
り、状況に応ずる各部の波形をタイミングチヤー
トとして示す第4図乃至第6図のとおりに動作す
る。
第3図において、スイツチSW1の操作に応ずる
試験発報信号Sts、起動信号Sst1,Sst2およびス
イツチSW3,SW4の操作に応ずる録音チヤネル選
択用のチヤネル信号Sch1,Sch2、スイツチSW5
の操作に応ずる復帰信号Srs起動信号Sst1,Sst2
に応ずる起動信号Sst1、メツセージ送出部MSS
の再生動作と対応する送出信号Ssd等は、すべて
制御部CTから与えられる一方、録音チヤネルの
選択を指令する指令信号SDch1,SDch2,SDchoは、
メツセージ送出部MSSへ送出されるものとなつ
ている。
また、制御部CTは、チヤネル信号Sch1を優先
的に“H”(高レベル)としており、これに対し、
必要に応じてのみチヤネルSch2を“H”へ転ずる
ものとなつており、このため、指令信号SDch1
“H”、SDch2およびSDchoが“L”(低レベル)に
常時は設定されている。
第4図は、起動信号Sst1,Sst2が生じない状態
において、スイツチSW1のみを操作した場合であ
り、試験発報信号Sts(a)が“H”となれば、こ
れに応じてフリツプフロツプ回路(以下、FFC)
FF2がセツトされ、出力Q(c)が“H”へ転ず
ると共に、出力Qが“L”へ転ずるため、指令信
号SDch1(f)が“L”、SDo(h)が“H”とな
り、これによつてメツセージ送出部MSSにおい
ては、試験メツセージの録音チヤネル出力が選択
されるものとなる。
たゞし、この場合はスイツチSW3,SW4による
通報先の指定が行なわれないため、メツセージ送
出部MSS、局線回路SLCおよび自動ダイヤル装
置ATDは起動しない。
また、FFC・FF2の出力Q(c)が“H”とな
ることにより、入力反転形のORゲートG2の出力
が“H”から“L”へ転じ、これによつてタイマ
ーとしてのカウンタCUTが動作状態となり、パ
ルス発生器PGが発生するクロツクパルスのカウ
ントを開始し、この間に起動信号Sst(k)または
送出信号Ssd(l)が“L”へ転じなければ、カ
ウントの継続により一定時間Tを経過すると、カ
ウント出力Qx(j)を“H”とするため、これが
インバータIN2、ORゲートG2と同様のORゲート
G3およびインバータI3を経て“L”となつたう
え、FFC・FF2を強制的にリセツトすることによ
り、出力Q(c)が“L”、出力Qが“H”とな
り、これに応じてカウンタCUTもリセツトされ、
すべてが初期状態へ復旧して試験状態が解除され
る。
したがつて、若し、スイツチSW1を操作し試験
状態を設定したまゝ放置しても、一定時間Tの後
にはすべてが復旧し、以後の正規動作に支障を与
えない。
第5図は、スイツチSW1を操作後、検出回路に
おける手動通報スイツチの操作等により起動信号
Sst1を与えた場合であり、第4図と同様、試験発
報信号Sts(a)の“H”に応じてFFC・FF2がセ
ツトされ、指令信号SDch1(f)が“L”、SDcho
(h)が“H”となり、カウンタCUTもカウント
動作を開始するが、カウント出力Qx(j)が
“H”とならぬうちに、起動信号Sst1の発生に応
じて起動信号Sst(k)が“L”となり、ダイヤル
発信が行なわれるため、通報先が応答すると、第
1図の応答検出信号Sanに応じてメツセージ送出
部MSSが起動し、送出信号Ssd(l)が“L”へ
転ずることにより、ORゲートG2の出力が“H”
となつてカウンタCUTは強制的にリセツトされ
る。
このため、FFC・FF2がセツト状態を保持し、
指令信号SDcho(h)を“H”に維持するものとな
り、メツセージ送出部MSSの試験メツセージ録
音チヤネルから試験メツセージが例えばダイヤル
番号X番の通報先へ送出される。
試験メツセージの送出を終了すれば、第1図の
終了信号Seに応じて送出信号Ssd(l)および起
動信号Sst(k)が“H”へ復するため、ORゲー
トG2と同様のORゲートG1の出力が、“H”から
“L”へ転じ、これによつてFFC・FF1がセツト
され、出力Q(b)が“L”となり、これがOR
ゲートG3およびインバータI3を介する“L”とし
てFFC・FF2をリセツトすることにより、指令信
号SDch1が“H”、SDchoが“L”へ復すると共に、
出力Q(c)の“L”によりFFC・FF1もリセツ
トされ、初期状態へすべてが復旧する。
第6図は、スイツチSW1を操作のうえ起動信号
Sst1を与え、試験メツセージの送出中にスイツチ
SW5を操作した場合であり、第5図と同様に起動
信号Sst(k)および送出信号Ssd(l)が“L”
となり、試験メツセージを送出中に、スイツチ
SW5を操作すれば、復帰信号Srs(m)が“H”と
なり、インバータI1、ORゲートG3およびインバ
ータI3を介して“L”となつたうえ、FFC・FF2
をリセツトするため、指令信号SDch1,SDchoが復
旧する。
たゞし、起動信号Sst(k)および送出信号Ssd
(l)は、メツセージ送出部MSSのエンドレステ
ープが停止位置となつてから“H”へ復旧する。
なお、スイツチSW1の操作についで起動信号
Sst2を与えれば、起動信号Sst2と対応する通報先
へダイヤル発信がなされたうえ、第5図、第6図
と同様の動作が行なわれる。
また、コンデンサC1〜C3は、パルス性雑音に
よりFFC・FF1,FF2が誤動作するのを防止する
ためのものである。
したがつて、スイツチSW1の操作により試験状
態が設定されたうえ、検出回路の試験操作に基づ
く起動信号Sst1,Sst2に応じた通報先へ試験メツ
セージが送出されるため、試験時の通報を実際の
緊急メツセージと誤認されるおそれが完全に解消
し、事前連絡の省略も可能となる。
このほか、通報先を単一または三箇所以上とし
てもよく、通報先に応じて各個別の試験メツセー
ジを用意しても同様であり、これらの条件に応じ
て第3図の構成を選定し、あるいは、カウンタ
CUTの代りに積分回路等のタイマーを用いても
よい等、種々の変形が自在である。
以上の説明により明らかなとおり本考案によれ
ば、通報先へ誤認を与えることなく任意に試験発
報を行なえると共に、事前連絡の省略も可能とな
り、かつ、試験状態を設定のまゝ放置しても一定
時間後には自動的に解除されるため、各種用途の
非常通報装置として顕著な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を示し、第1図は全構成の
ブロツク図、第2図はキーボードの正面図、第3
図はチヤネル切替部の回路図、第4図乃至第6図
は第3図における各部の状況を示すタイミングチ
ヤートである。 KB……キーボード、CT……制御部、MSS…
…メツセージ送出部、SLC……局線回路、CHC
……チヤネル切替部、ATD……自動ダイヤル装
置、SW1〜SW5……スイツチ、G1〜G4……ORゲ
ート、G5〜G7……ANDゲート、I1〜I3……イン
バータ、FF1,FF2……FFC(フリツプフロツプ
回路)、CUT……カウンタ(タイマー)、PG……
パルス発生器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 外部からの起動信号に応じて通報先に対するダ
    イヤル発信を自動的に行つたうえ、あらかじめ録
    音された緊急メツセージを自動的に送出すると共
    に、試験状態において試験メツセージの試験発報
    を行う非常通報装置において、前記試験状態を設
    定する状態設定用スイツチと、前記通報先に対す
    る前記試験発報を起動する起動スイツチと、前記
    状態設定用スイツチの操作に応じてスタートし前
    記起動スイツチの出力が無い場合に一定時間後に
    前記試験状態を解除するタイマーとを設けたこと
    を特徴とする非常通報装置。
JP11637881U 1981-08-05 1981-08-05 非常通報装置 Granted JPS5824896U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11637881U JPS5824896U (ja) 1981-08-05 1981-08-05 非常通報装置

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JP11637881U JPS5824896U (ja) 1981-08-05 1981-08-05 非常通報装置

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Publication Number Publication Date
JPS5824896U JPS5824896U (ja) 1983-02-17
JPH0215196Y2 true JPH0215196Y2 (ja) 1990-04-24

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ID=29910602

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JP11637881U Granted JPS5824896U (ja) 1981-08-05 1981-08-05 非常通報装置

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07100602B2 (ja) * 1987-10-28 1995-11-01 東京エレクトロン九州株式会社 オゾン発生装置
JPH0755673Y2 (ja) * 1988-06-30 1995-12-20 ホーチキ株式会社 火災受信機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5265698A (en) * 1975-11-27 1977-05-31 Taiko Electric Works Ltd Automatic informing system
JPS562777A (en) * 1979-06-22 1981-01-13 Tamura Electric Works Ltd Automatic dial unit

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