JP2515034Y2 - 自動通報装置 - Google Patents

自動通報装置

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JP2515034Y2
JP2515034Y2 JP14279089U JP14279089U JP2515034Y2 JP 2515034 Y2 JP2515034 Y2 JP 2515034Y2 JP 14279089 U JP14279089 U JP 14279089U JP 14279089 U JP14279089 U JP 14279089U JP 2515034 Y2 JP2515034 Y2 JP 2515034Y2
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Inventor
浩二 鈴木
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日通工株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は特殊な場所から警察や消防あるいは警備会社
等のあらかじめ定められた連絡先へ非常事態,その他の
必要な情報を電話でも知らせることができるような自動
通報装置に関する。
(従来の技術) この種の自動通報装置には種々のタイプのものがあ
る。例えば,火災通報装置では,屋内の複数箇所に設置
された火災検知器が屋内に設置された自動通報装置に接
続され,この自動通報装置は電話回線を通してあらかじ
め定められた連絡先に接続可能になっている。そして,
いずれかの火災検知器が火災を検出すると,自動通報装
置が自動的にあらかじめ定められた連絡先への回線接続
動作を行い,録音音声メッセージ等により火災である旨
をあらかじめ定められた連絡先,例えば消防署に伝え
る。しかしながら,この装置では,あらかじめ定められ
た連絡先に伝えられるのは決った信号音あるいは録音メ
ッセージのみである。
このようなタイプのものとは別に,電話による通話機
能を有する自動通報装置もある。例えば,金融機関にお
ける現金自動支払い機(以下,ATM装置と略称する)など
は,窓口業務終了後も24時間稼動状態にされるものが多
く,夜間,休日等には無人状態になるので装置故障の際
の管理センターへのメッセージ送出,装置利用者と管理
センターのオペレータとの電話による通話は欠かせな
い。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら,通話機能付自動通報装置であっても,
実際には,通話時間が限定されているのが実情である。
例えば,ATM装置異常時にATM装置利用者が電話による通
話を始めると一定時間経過後,自動通報装置から終話予
告音を出して終話を促す。これに対して,ATM装置利用者
が通話の継続を望む場合には,備え付けの通話延長ボタ
ンを押すこと等で自動通報装置が通話時間の延長動作を
行い,押されなければ電話回線を開放する。
このような通話時間監視機能は,通話終了時の受話器
の掛け忘れや,いたずら等により受話器が外されたまま
で回線が通話継続状態になるのを防ぐためのものであ
る。
ところで,終話予告音は,自動通報装置の中に設けら
れた押しボタンダイヤル信号送出用の発振回路を利用し
て発生される。
このことを第4図を参照して説明する。
第4図において,自動通報装置10は発報回路3と制御
回路2とを含む。制御回路2は,火災検知器,ガス検知
器等のセンサ11から検知信号を受けると発報回路3を起
動せしめる。発報回路3は,制御回路2からの起動信号
により起動して自動ダイヤルを行う自動呼出回路31と,
メッセージ送出回路32とを有している。自動呼出回路31
は,第5図に示すように,押しボタンダイヤル信号用の
発振回路311を有し,あらかじめ定められた連絡先を呼
び出す際には制御回路2(第4図)の制御のもとにオ
ン,オフする接点312を通じて電話回線に押しボタンダ
イヤル信号が送出される。
一方,終話予告音を送出する際には,発振回路311の
出力信号を利用するが,電気通信網における漏話や設備
の損傷を防止する観点から,通話中に回線へ送出する信
号レベルは,ダイヤル時に送出する信号レベルよりも低
くする必要がある。このためには,接点312と並列に減
衰器313を設け,接点312をバイパスさせて減衰器313を
通した信号を終話予告音として送出する。なお,314は後
述するデータ送受用のモデムであり,減衰器315を通し
てデータの送受が行われる。
(考案が解決しようとする課題) このように,従来の自動通報装置においては,終話予
告音の発生のために押しボタンダイヤル信号用の発振回
路を利用する際減衰器が必要となる。
本考案の技術的課題は,終話予告音の発生に際して減
衰器を不要とした自動通報装置を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本考案は、電話回線に接続されて自動通報を行う自動
通報装置であって、非常時あるいは必要に応じてあらか
じめ定められた連絡先を呼び出して該自動通報装置に接
続された電話機による通話を可能とする自動呼出回路と
この自動呼出回路を制御する制御回路とを備えた自動通
報装置において、周波数変調方式(Frequency Shift Ke
ying、以下FSK方式と略称する)によるモデムを内蔵し
たデータ伝送部を備え、前記制御回路は、前記電話機に
よる通話開始後一定時間経過すると、前記モデムに対し
て前記FSK方式固有のマーク周波数、スペース周波数を
組み合わせた信号を発生させるようにして前記電話機へ
の終話予告音として送出させることを特徴とする。
(実施例) 第1図〜第3図を参照して本考案の一実施例について
説明する。
第1図を参照して,本実施例ではビル内に設置された
通話機能付自動通報装置10と管理センター20との間の通
報や通話及び制御データの授受を交換局30を介して行う
場合を想定している。自動通報装置1においては,後述
するように,火災検出器,ガス検知器等のセンサ11や電
話機12及び被制御部13が接続されている。被制御部13と
して,管理センター20からの指令信号でビル内照明設備
のオン,オフ制御を行うもの等がある。
第2図において,第4図と同じ部分については同一番
号を付し説明は省略する。
本実施例においては,FSK方式によるデータ伝送部33を
備え,このデータ伝送部33内で発生されるマーク,スペ
ース周波数信号を終話予告音発生に利用することを特徴
とする。FSK方式によるデータ伝送手段自体は周知であ
り,詳しい説明は省略する。
第3図において,データ伝送部33はモデム331と減衰
器332とを含む。モデム331は,本自動通報装置をビル内
の一括監視のために使用する場合には,管理センター20
との間で制御情報のやり取りを行うために作用する。こ
の制御情報は,前述のように管理センター側からは,ビ
ル内の照明制御,ドアロック制御,空調システム制御等
のための情報であり,自動通報装置側からは上記制御情
報に対する応答情報等である。減衰器332は,電話回線
上をデータ伝送するために必要なものである。
次に,動作について説明する。
自動通報装置10は,センサ11から異常検知信号が制御
回路2に入力されると,制御回路2はまず自動呼出回路
31を起動して発振回路311からの発振信号を接点312のオ
ン,オフにより押しボタンダイヤル信号とし,管理セン
ター20の呼出し動作を行う。管理センター20から応答が
あると,制御回路2はメッセージ送出回路32を起動して
録音テープ等にふき込まれたあらかじめ定められたメッ
セージ(例えば,火災検知であれば火災である旨を,ガ
ス検知であればガス漏れである旨を知らせる)を管理セ
ンター20に送出せしめる。
一方,電話機12による通話が始まると,このオフフッ
クは図示しない検知手段で検出され,制御回路2はこの
検出動作後一定時間経過すると,データ伝送部33に指令
信号を送出する。データ伝送部33で指令信号を受ける
と,モデム331においてFSK方式固有のマーク周波数、ス
ペース周波数を組み合わせた信号を送出する。この信号
は減衰器332を通して電話機12に送られ終話予告音とな
る。その後,通話者による通話延長操作がなされれば,
制御回路2は通話延長動作を行い,操作がなされなけれ
ばリレーRAを起動して接点aを開とし,電話回線を開放
する。
本考案は,ATMコーナやCDコーナと中央管理センター,
化学プラントにおける重要現場と中央コントロールセン
ター,会社と警備会社との間等のあらゆる自動通報装置
に適用できる。
(考案の効果) 以上説明してきたように,本考案によれば通話機能付
自動通報装置における終話予告音をFSK方式で使用する
マーク,スペース周波数を利用するように構成したこと
により,終話予告音送出専用の減衰器及びその制御手段
が不要となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案が適用される自動通報装置の通報経路を
説明するための図,第2図は本考案による自動通報装置
の一例をブロック図で示し,第3図は第2図に示された
発報回路の構成例を示し,第4図は従来の自動通報装置
の一例のブロック図,第5図は第4図に示された自動呼
出回路の要部構成を示した図。 図中,10は自動通報装置,2は制御回路,3は発報回路,13は
被制御部,33はデータ伝送部。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】電話回線に接続されて自動通報を行う自動
    通報装置であって、非常時あるいは必要に応じてあらか
    じめ定められた連絡先を呼び出して該自動通報装置に接
    続された電話機による通話を可能とする自動呼出回路と
    この自動呼出回路を制御する制御回路とを備えた自動通
    報装置において、周波数変調方式(Frequency Shift Ke
    ying、以下FSK方式と略称する)によるモデムを内蔵し
    たデータ伝送部を備え、前記制御回路は、前記電話機に
    よる通話開始後一定時間経過すると、前記モデムに対し
    て前記FSK方式固有のマーク周波数、スペース周波数を
    組み合わせた信号を発生させるようにして前記電話機へ
    の終話予告音として送出させることを特徴とする自動通
    報装置。
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