JPH02151044A - チップコーティングの処理方法 - Google Patents

チップコーティングの処理方法

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JPH02151044A
JPH02151044A JP30474688A JP30474688A JPH02151044A JP H02151044 A JPH02151044 A JP H02151044A JP 30474688 A JP30474688 A JP 30474688A JP 30474688 A JP30474688 A JP 30474688A JP H02151044 A JPH02151044 A JP H02151044A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
synthetic resin
chip
guard ring
resin
coat
Prior art date
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Pending
Application number
JP30474688A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideki Shibuya
渋谷 秀樹
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Chemi Con Corp
Original Assignee
Nippon Chemi Con Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Chemi Con Corp filed Critical Nippon Chemi Con Corp
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  • Encapsulation Of And Coatings For Semiconductor Or Solid State Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、厚膜集積回路装置に設置されるベアチップ
および導体ワイヤに対するチップコーティングの処理方
法に関する。
〔従来の技術〕
従来、チップコーティングの処理方法では、第4図に示
すように、基板2の任意の位置に設置されたベアチップ
4、このベアチップ4に接続される導体ワイヤ6などの
保護を必要とする部材が、合成樹脂からなるチップコー
ト8で被覆されている。ベアチップ4および導体ワイヤ
6の周辺部には、チップコート8を形成する合成樹脂の
周囲への不要な流出を抑制するために、合成樹脂からな
るガードリング10が所定の幅および高さを以て周回状
に形成される。したがって、ガードリング10により、
チップコート8を形成する合成樹脂の歩留りの向上が図
られる。
そして、このガードリング10は、第5図に示すように
、その量産性などを考慮して、スクリーン印刷によって
形成される。すなわち、スクリーン12上を所定の速度
および印圧を以て矢印X方向に移動するスキージ14の
作用により、スクリーン12の表面に置かれた合成樹脂
16が開口部18を透過して基板2の表面の所定の位置
に塗布されることになる。そして、ここで使用される合
成樹脂16には、スクリーン印刷に最も適した粘性のも
のが使用されており、基板2の表面にはスクリーン12
の厚さLとほぼ等しい高さt。(=。
む)のガードリング10が形成される。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、ガードリングIOは、チップコート8を形成
する合成樹脂の周囲への流出を堰き止めるために、ある
程度の高さを以て形成される必要がある。そのため、厚
いスクリーン12や高粘性の合成樹脂16の使用が考え
られるが、このようなものを用いたとしても、ガードリ
ングIOを所望の高さに形成することは極めて困難であ
る。
すなわち、第6図に示すように、第5図に示したスクリ
ーン12の厚さtのたとえば数倍の厚さT(>t)のス
クリーン12を使用すれば、スキージ14の印圧がこれ
に十分に作用せず、本来、基板2に塗布されてガードリ
ングIOを形成すべき合成樹脂16の一部が、スクリー
ン12の開口部18の壁面に対する付着力に負けてその
内部に残留してしまい、ガードリング10を所望の高さ
に形成することができない。このため、厚いスクリーン
12を用いたとしても、基板2の上に形成されるガード
リング10は薄いスクリーン12を用いた場合と同等の
高さt。′ (ζto)となり、スクリーン12の厚さ
に比例した高さを持つガードリング10を得ることがで
きない。そして、この開口部18への合成樹脂16の残
留の度合は、使用される合成樹脂16の粘性が高いほど
顕著なものとなる。
これでは、チップコート8を形成する合成樹脂の周囲へ
の流出を抑制するために必要かつ十分な高さを持つガー
ドリングlOが形成できなくなり、満足のいくチップコ
ーティングを達成することは到底できないことになる。
そこで、この発明は、ガードリングを所望の高さに確実
に形成することにより、チップコートを形成する合成樹
脂の周囲への流出を確実に抑制してその歩留りを向上さ
せ、ベアチップおよび導体ワイヤを十分に保護すること
のできるチップコーティングの処理方法の提供を目的と
する。
〔課題を解決するための手段〕
この発明のチップコーティングの処理方法は、基板上に
設置されたベアチップおよび導体ワイヤを包囲する領域
にディスペンサを以て高粘性合成樹脂を供給して任意の
高さのガードリングを周回状に形成し、このガードリン
グで包囲された前記領域内に低粘性合成樹脂を注入して
チップコートを形成することを特徴とするものである。
〔作   用〕
この発明のチップコーティングの処理方法では、基板上
に設置されるベアチップおよび導体ワイヤを包囲する領
域にディスペンサによって高粘性合成樹脂を供給するこ
とにより、チップコートの周囲への流出を抑制するため
のガードリングが、その合成樹脂の供給量に応じて所望
の高さに周回状に形成される。そして、このガードリン
グに包囲された領域内に低粘性合成樹脂を注入すれば、
その周囲への流出がガードリングにより堰き止められ、
合成樹脂が領域内に隈無く行き渡ることになる。この結
果、ベアチップおよび導体ワイヤなどの保護されるべき
部材に必要かつ十分なチップコートが形成され、チップ
コーティング処理の信頼性が高められる。
〔実 施 例〕
第1図は、この発明のチップコーティングの処理方法の
実施例を示す。
第1図の(A)に示すように、アルミナやセラミックな
どで形成された基板20の表面には、所定の内部回路が
形成されたベアチップ22を固着するためのダイボンド
パッド24が設置されるとともに、その周辺部にはベア
チップ22の内部回路と基板20の外部回路との電気的
な接続を図るための導体パターン26が設置される。こ
れらのダイボンドパッド24および導体パターン26は
、導体ペーストをスクリーン印刷により設置した後に、
これを焼成することにより形成される。
ダイボンドパッド24の上面には、導電性を有する接着
剤28が塗布され、この接着剤28を介して、ベアチッ
プ22がダイボンディング処理によって固着される。そ
して、このベアチップ22の各電極部30と各導体パタ
ーン26の端部に設定されたポンディングパッド部との
間には、ワイヤボンディング処理により金やアルミニウ
ムなどの導体からなる導体ワイヤ32が接続される。こ
の結果、ベアチップ22の有する内部回路は、電極部3
0、導体ワイヤ32、導体パターン26を介して基板2
0の外部回路と電気的に接続され、全体として、特定の
機能を持つ厚膜集積回路装置が構成されることになる。
ボンディング処理を経たベアチップ22および導体ワイ
ヤ32を包囲する領域には、所定の幅および高さを持つ
ガードリング34が周回状に形成される。このガードリ
ング34の形成形態は、第2図に示すように、ベアチッ
プ22、導体ワイヤ32および導体パターン26のポン
ディングパッド部を包囲できるものであればよく、その
形状は特に問われるものではない。したがって、この条
件を満たす形状であれば、ポンディングパッド部に設置
される導体ワイヤ32の一部にガードリング34が設置
されても差し支えない。
ところで、ガードリング34の形成は、第3図に示すよ
うに、ディスペンサ36による高粘性合成樹脂の供給に
よって行われる。このように、ディスペンサ36を使用
すれば、形成されるガードリング34は、高粘性合成樹
脂の高いチクソ性と相俟ってその供給量に比例して高さ
方向に堆積する傾向となる。したがって、その合成樹脂
の供給量を加減することによって、第3図の(A)に示
すように、比較的低い高さtlのガードリング34から
、第3図の(B)に示すように、高さtz(>t+)の
ガードリング34まで、任意の高さむを持つガードリン
グ34を形成することができる。
次に、第1図の(B)に示すように、ガードリング34
で包囲された領域内には低粘性合成樹脂が注入され、先
に形成したガードリング34で堰き止められてチップコ
ート38が形成される。チップコート38を形成する低
粘性合成樹脂は、その、注入時からガードリング34で
包囲された領域内を平面方向に流動して隙間なく行き渡
り、第2図に示すように、ベアチップ22および導体ワ
イヤ32などの保護を必要とする部材は、隈無く被覆さ
れることになる。
ここで、周回状に形成されたガードリング34の内壁面
には、チップコート38を形成する低粘性合成樹脂の注
入により多少の圧力が加わることになるが、ガードリン
グ34は高粘性合成樹脂によって形成されているので、
この圧力に原因してガードリング34が変形することは
ない。したがって、ガードリング34を形成する高粘性
合成樹脂の固化を待たずに、チップコート38を形成す
る低粘性合成樹脂を連続して注入することが可能となる
このように、高粘性合成樹脂をディスペンサ36によっ
て供給することにより、所定の幅および高さを持つガー
ドリング34を周回状に形成することができ、チップコ
ート38を最適な範囲で形成することができる。そして
、作業性や歩留りなどの観点から、チップコート38を
形成する合成樹脂の粘性を変更したい場合には、ディス
ペンサ36からの高粘性合成樹脂の供給量を加減するこ
とにより、チップコート38を形成する低粘性合成樹脂
の粘性に応じた高さのガードリング34を自由に形成す
ることができる。
〔発明の効果] 以上説明したように、この発明によれば、ディスペンサ
によって高粘性合成樹脂を供給して所定の高さを持つガ
ードリングを周回状に形成したので、チップコートを形
成する低粘性合成樹脂の周囲への流出が確実に抑制され
、その歩留りを向上させて、基板上の必要部分だけに理
想的なチップコートを形成することができる。
また、ガードリングを形成する合成樹脂に高粘性のもの
を、チップコートを形成する合成樹脂に低粘性のものを
、それぞれ使用することにより、ガードリングの固化を
待たずにチップコートを形成することができ、チップコ
ーティングの処理時間を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明のチップコーティングの処理方法の実
施例を示す断面図、第2図は第1図に示したチップコー
ティングの処理方法の実施例である厚膜集積回路装置の
一部を切り欠いた状態を示す平面図、第3図はディスペ
ンサを用いたガードリングの形成方法を示す図、第4図
は従来のチップコーティングの処理方法を示す断面図、
第5図および第6図は従来のチップコーティングの処理
方法を示す図である。 20・・・基板 22・・・ベアチップ 32・・・導体ワイヤ 34・・・ガードリング 36・・・ディスペンサ 38・・・チップコート 第 図 第 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 基板上に設置されたベアチップおよび導体ワイヤを包囲
    する領域にディスペンサを以て高粘性合成樹脂を供給し
    て任意の高さのガードリングを周回状に形成し、このガ
    ードリングで包囲された前記領域内に低粘性合成樹脂を
    注入してチップコートを形成することを特徴とするチッ
    プコーティングの処理方法。
JP30474688A 1988-12-01 1988-12-01 チップコーティングの処理方法 Pending JPH02151044A (ja)

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JP30474688A JPH02151044A (ja) 1988-12-01 1988-12-01 チップコーティングの処理方法

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JPH02151044A true JPH02151044A (ja) 1990-06-11

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JP30474688A Pending JPH02151044A (ja) 1988-12-01 1988-12-01 チップコーティングの処理方法

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