JPH02150267A - シガレット連続体製造機の裁断機のための連続体案内機構 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、無端の連続体を個々の物品に裁断するための
ナイフと同期して駆動されかつ裁断工程の間連続体を支
持する様式の、たばこ加工産業における棒状の物品を造
るための連続体製造機の連続体案内機構に関する。

「棒状の物品ｊとは本発明にあってはシガレット、葉巻
、シガリロのようなたばこ物品およびフィルタロンド或
いはサックを意味する。以下の説明にあっては簡略化の
目的でシガレットのみをとり上げて説明する。このよう
な連続体製造機の裁断装置にあっては、無端のシガレッ
ト連続体は個々のシガレットに裁断される。連続体案内
機構はシガレット連続体を裁断装置の領域内で案内し、
かつ裁断位置の領域内で回転するナイフのための相手方
ナイフ或いはナイフ対抗エツジとして形成されている。

特に−分間に何千本ものシガレットを一分間に何千メー
トルもの極めて高い送り速度で製造する現代的な連続体
製造機にあってはシガレット連続体は裁断の際も運動し
続けるので、裁断を連続体の運動方向に対して正確に垂
直方向で行うため、裁断位置は裁断工程の間シガレット
連続体と共にこのシガレット連続体の速度と同じ速度で
運動しなければならない。これに対して連続体案内機構
の戻り運動の際はこの連続体案内機構とシガレット連続
体間に相対速度が生じる。この理由から連続体案内機構
は連続体運動方向で運動可能に支承されている。連続体
案内機構はチューブとして形成されており、このチュー
ブは横方向に指向しているスリットを備えており、この
スリットを経て裁断工具が均一な時間間隔で案内される
。この場合連続体案内機構は連続体の送り方向で往復運
動させられる。裁断工程はシガレット連続体の運動方向
での連続体案内機構の前進運動の間行われる。この際、
連続体案内機構には、シガレット連続体−その材料特性
上裁断工具にとって裁断のための充分な強度を有してい
ない−を支持しなければならないと言う課題を負ってい
る。

冒頭に記載した様式の装置は例えば米国特許公報第３．
８３０．１２６号、第３．８１５．４６０号、第３．４
７６、’００２号および第３．１４０．６３２号に開示
されている。

本発明の根底をなす課題は、その特性が連続体の高い運
動速度に適合するように、従ってまた高い裁断周期に適
合するように構成された連続体案内機構を提供すること
である。

この課題は本発明により、この連続体案内機構がクラン
ク駆動機構と結合されているコネクティングロッドに設
けられており、このコネクティングロッドが板ばね支持
部を備えていることによって解決される。

コネクティングロッドがクランク駆動機構の水平なかつ
連続体運動路に対して横方向延在しているクランクピン
に支承されており、この場合本発明の優れた構成により
、この連続体案内機構がコネクティングロッド自由端部
の領域内でかつコネクティングロッド頭部においてコネ
クティングロッドと固く結合されているのが有利である
。

振動技術上特に良好に制御し得る優れた構成は、板ばね
支持部が実質的に連続体案内機構の長手軸線に対して横
方向で延在している一腕の板ばねを備えており、この場
合板ばねが連続体面の下方で不動の段付軸受と固く結合
されていることである。

摩擦およびこれに伴って摩耗を住しさせる相対運動は本
発明のたの提案により、仮ばねがコネクティングロッド
頭部の領域内でコネクティングロッドと固く結合されて
いることによって回避される。

可能な限り良好な連続体案内および連続体支持のための
最適な運動力学的な態様は特に有利な構成により、連続
体面の下方で回動するクランク駆動機構が、連続体案内
機構の送り運動が連続体の連動方向でクランクピンの下
方の環状部分上で行われるような回転方向で駆動される
ように構成されていることによって達せられる。

この駆動力学的な機構は本発明による他の提案により、
連続体案内機構の出側端部が下側で、連続体に対して平
行に延在している案内路を、上側で、連続体の運動方向
内で円錐形に拡開している走出傾斜部を備えていると言
う付加的な構成を可能にする。このような構成により一
方では前駆裁断工程中の最適な連続体支持が、他方では
連続体案内機構の妨げられることのない戻り行程が保証
される。

本発明によって達せられる利点は、リンク機構を持たな
い板ばね保持にあり、この板ばね保持は極端に軽量な構
造様式並びに実際に摩耗が生じることのないかつメンテ
ナンスを要しない、また騒音の少ない作業の点で優れて
いる。更に、−腕の板ばね支持部の交番する共振振動数
は同様に騒音の低減および寿命の延長をもたらす。

その上、この連続体案内機構はその中央部でもって環状
円弧を描く代わりに連結曲線（Ｋｏｐｐｅｌｋｕｒｖｅ
）を描き、この連結曲線は前駆する側および裁断範囲に
おいて長手方向延長上に殆ど真っ直ぐにかつ連続体に対
して平行に指向しており、この場合連続体案内機構は出
側において裁断領域内で連続体のための良好な支持を、
また裁断後の裁断された個々の物品のための良好な支持
を提供する。

以下に添付した図面に図示した実施例につき本発明の詳
細な説明する。

第１図に図示したシガレット連続体製造機の構造および
作動態様は以下の通りである。

分配部２にスルスイゲート１から少量づづたばこが装填
される。分配部２の取出ローラ３は制御の下に貯蔵容器
４にたばこを補填する。この貯蔵容器から急傾斜コンベ
ヤ５がたばこを取去り、制御の下にシュート６に装填す
る。このシュート６からスパイクドローラフが均一なた
ばこ流を取去り、このたばこ流は叩き出しロー、う８に
よりスパイクドローラフのスパイクから叩きだされ、回
転する散布クロス９上に散布される。この散布クロス９
上に形成されるたばこフリースは本質的にエアカアテン
から成る篩装置１１内に液部され、このエアカアテンを
大きなかつ重いたばこ部分が通過し、一方他のすべての
たばこ粒子は空気によりスパイクトローラ１２と壁１３
によって形成されているホッパ１４内に転向される。た
ばこはスパイクトローラ１２により連続体コンベヤ１７
方向へとたばこ運動路１６内に液部され、この連続体コ
ンベヤにたばこは負圧室１８内に吸引される空気により
保持され、たばこ連続体上に振掛けられる。

トリンマ１９は過剰のたばこをこのたばこ連続体から取
去り、次いでたばこ連続体は同期して案内されて来るシ
ガレット被覆テープ２１上に載置される。このシガレッ
ト被覆テープ２１はボビン２２から引出され、押圧機構
２３を経て案内され、駆動されるガーニチュアベルト２
４上に載置される。このガーニチュアベルト２４はたば
こ連続体とシガレット被覆テープ２１とをガーニチュア
２６を経て送る間、シガレット被覆テープ２１はたばこ
連続体の周囲に巻付けこれる。従って未だテープ縁部は
突出しており、このテープ縁部は図示していない糊付は
装置により公知方法で糊付けされる。その後糊付は継目
は閉じられ、タンデム継目接合板で乾燥される。このよ
うにして形成されたシガレット連続体２８はトリンマ１
９を制御するシガレット密度測定装置２９を通過し、ナ
イフ装置３１により二本骨の長さのシガレッ１−３２に
裁断される。

この二本骨の長さのシガレット３２は制御されるアーム
３３を備えた引渡し装置３４からフィルタ装着機３７の
引取りドラム３６に引渡され、これらのシガレットはこ
のフィルタ装着機の裁断ドラム３日上でディスクナイフ
で一木分のシガレットに裁断される。

コンベヤベルト３９．４１は過剰なたばこを貯蔵容器の
下方に設けられている容器４２内に送り、逆送されたた
ばこはこの容器から象、傾斜コンベヤ５により再び取出
される。

ナイブ装置３１には裁断行程の間連続体を支持するため
連続体案内機構４３が所属している。

第２Ａ図、第３Ａ図および第：３Ｂ図にはこれらの連続
体案内機構４３が、シガレット連続体製造機の駆動手段
と共に拡大して示されている。

連続体案内機構４３を形成している二つの裁断チューブ
４４と４６は、シガレット連続体２８の直径よりも幾分
大きいそれらの案内路４７でもって連続体運動方向に対
して同軸状に矢印４日に従って延在している。両裁断デ
ユープ４４と４６は互いに間隔をもって設けられており
、従ってそれらの間にはナイフ装置３１０回転するナイ
フとして形成された裁断ナイフ５１を作動可能にするた
めの間隙４９が形成される。上流側に設けられている入
側の裁断チューブ４４はシガレット連続体製造機が始動
した際シガレット連続体２８を案内するための入側ホン
バ５２を備えている。下流側に設けられている出側の裁
断チューブ４６は下方に裁断行程の間シガレット連続体
２８に対して平行に延在している案内路５３を、−Ｆ方
に出側端部方向に円錐状に拡大している出口傾斜部５４
を備えている。

連続体案内機構４３の両裁断チューブ４４と４６はコネ
クティングロッド５１の自由端部および頭部５６と固く
結合されており、このコネクティングロッド自体は円板
５９に偏心して支承されているクランクピン６１の様式
のクランク駆動機構５８と結合している。このクランク
駆動機構５８はナイフ装置３１と同期して駆動される。

ケーシング６２で覆われていてかつナイフ５１を担持し
ているナイフ担持体６３は公知の様式でカルダン式に、
しかもナイフ５１が裁断チューブ４４と４６間をナイフ
が通過する裁断行程の間シガレット連続体２Ｂ（矢印４
８）の送り方向での、その速度がシガレット連続体の速
度と同じ運動分力を有するように支承されている。連続
体案内機構４３の駆動は、ごの連続体案内機構４３が裁
断行程の間矢印４８の方向でシガレット連続体２８の送
り速度と同じ速度で駆動されるようにナイフ装置３１に
対して調節適合されている。

更に、コネクティングロッド５７は一腕の、即ち連続体
の長手方向に対してコネクティングロッド５７のただ一
つの位置にのみ、即ちコネクティングロッド頭部５６に
支持されている板ばね支持部６４を備えている。この板
ばね支持部６４は一方においてコネクティングロッド頭
部５６に固定されていてかつ他方では連続体面の下方に
設けられている不動の段付軸受６６に固定されている、
（エポキシド樹脂−接着剤を含有している炭素繊維の）
ＣＦＫ−から成る板ばね６７を備えている。

この装置の作動態様は以下の通りである。

連続体案内機構４３はクランク駆動機構５８を介してナ
イフ５１がこの連続体案内機構４３の裁断チューブ４４
と４６間に侵入を開始してからナイフ５１が裁断チュー
ブ４４と４６間の間隙４９から脱出するまでシガレット
連続体２８の送り方向（矢印４８）でのナイフ５１の速
度分力と等しい速度で運動するように、連続体案内機構
４３はナイフ装置３１と同！ｔＩＩ　Ｌで駆動され、こ
の際上記の速度は切断行程の間シガレット連続体２８の
送り速度と等しい。切断行程の間シガレット連続体２８
は裁断チューブ４４と４６の案内路４７内でその案内路
５３により支持されており、この場合この案内路はナイ
フ５１に対する相手方ナイフを形成する。クランク駆動
機構５８が回転している間連続体案内機構４３の裁断チ
ューブ中央部は、このクランク駆動機構５８のクランク
ロッド５７の運動により、第２Ｂ図に示すように、先行
（裁断）領域内で（第３Ａ図の矢印６８の方向で）比較
的長い区間にわたって真っ直ぐに経過するｒ連結曲線Ｊ
１００（この連結曲線に関してはｒＧｅｔｒｉｅｂｅｓ
ｙｎｔｈｅｓｅ１３．１９８３、Ｓｐｒｉｎｇｅｒ−Ｖ
ｅｒｌａｇ参照）を描く。このようにして出側チューブ
４６は裁断領域内でシガレット連続体および裁断後得ら
れる裁断された部分の良好な支持を行う。前駆裁断工程
領域（矢印６８）の遅延および第３Ｂ図による（矢印６
９方向の）戻り運動の際の遅延が行われる場合、裁断チ
ューブ４４と４６は一方向でのみ傾倒し、この場合出側
傾斜部５４はシガレット連続体２８との接触を阻止する
。

【図面の簡単な説明】

第１図は公知のシガレット連続体製造機の透視図、 第２Ａ図は本発明により形成された連続体案内機構、 第２Ｂ図はクランク機構による連結曲線の運動軌跡を示
す図、 第３Ａ図は連続体案内機構の異なる運動位置を示す図、 第３Ｂ図は第３Ａ図と同様な連続体案内機構の異なる運
動位置を示す図。 図中符号は、 ■・・・ゲート、２・・・予備分配器、３・・・取出し
ローラ、４・・・貯蔵容器、５・・・象、傾斜コンベヤ
、６・・・シュート、７・・・スパイクトローラ、８・
・・叩き出しローラ、９・・・散布布、１１・・・篩い
装置、１２・・・スパイクトローラ、１３・・・壁、１
４・・・ホッパ、１６・・・たばこ運動路、１７・・・
連続体コンベヤ、１８・・・負圧室、１９・・・トリン
マ、２１・・・シガレット被覆紙、２２・・・ボビン、
２３・・・押圧機構、２４・・・ガーニチュアベルト、
２６・・・ガーニチュア、２７・・・タンデム継目接合
板、２８・・・シガレット連続体、２９・・・連続体密
度測定器、３１・・・ナイフ装置、３２・・・シガレッ
ト、３３・・・アーム、３４・・・引渡し装置、３６・
・・引取りドラム、３７・・・フィルタ装着機、３８・
・・ナイフドラム、３９・・・コンベヤベルト、４１・
・・コンベヤベルト、４２・・・容器、４３・・・連続
体案内機構、４４・・・裁断チューブ、４６・・裁断チ
ューブ、４７・・・案内路、４８・・・矢印、４９・・
・間隙、５１・・・裁断ナイフ５２・・・入側ホッパ、
５３・・・案内路、５４・・・出側傾斜部、５６・・・
コネクティングロッド頭部、５７・・・コネクティング
ロッド、５８・・・クランク駆動機構、５９・・・円板
、６１・・・クランクピン、６２・・・ケーシング、６
３・・・ナイフ担持体、６４・・・板ばね支持部、６６
・・・段付軸受、６７・・・板ばね、６８．８９・・・
矢印、１００・・・連結曲線。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、無端の連続体を個々の物品に裁断するためのナイフ
   と同期して駆動されかつ裁断工程の間連続体を支持する
   様式の、たばこ加工産業における棒状の物品を造るため
   の連続体製造機の連続体案内機構において、この連続体
   案内機構（３４）がクランク駆動機構（５８）と結合さ
   れているコネクテイングロッド（５７）に設けられてお
   り、このコネクテイングロッドが板ばね支持部（６４）
   を備えていることを特徴とする、上記たばこ加工産業に
   おける棒状の物品を造るための連続体製造機の連続体案
   内機構。 ２、コネクテイングロッド（５７）がクランク駆動機構
   （５８）の水平なかつ連続体運動路に対して横方向延在
   しているクランクピン （６１）に支承されている、請求項１記載の連続体案内
   機構。 ３、この連続体案内機構（５７）がコネクテイングロッ
   ド端部の領域内でかつコネクテイングロッド頭部（５６
   ）においてコネクテイングロッド（５７）と固く結合さ
   れている、請求項１或いは２記載の連続体案内機構。 ４、板ばね支持部（６４）が実質的に連続体案内機構（
   ４３）の長手軸線に対して横方向で延在している一腕の
   板ばね（６７）を備えている、請求項１から３までのい
   ずれか一つに記載の連続体案内機構。 ５、板ばね（６７）が連続体面の下方で不動の段付軸受
   （６６）と固く結合されている、請求項１から４までの
   いずれか一つに記載の連続体案内機構。 ６、板ばね（６７）がコネクテイングロッド頭部（５６
   ）の領域内でコネクテイングロッド（５７）と固く結合
   されている、請求項１から５までのいずれか一つに記載
   の連続体案内機構。 ７、連続体面の下方で回動するクランク駆動機構（５８
   ）が、連続体案内機構（４３）の送り運動がクランクピ
   ン（６１）の下方の環状部分上で連続体（２８）の運動
   方向で行われるような方向で駆動機構されるように構成
   されている、請求項１から６までのいずれか一つに記載
   の連続体案内機構。 ８、連続体案内機構（４３）の出側端部（ナイフチュー
   ブ４６）が下側で、連続体（２８）に対して平行に延在
   している案内路（５３）を、上側で、連続体の運動方向
   （４８）内で円錐形に拡開している走出側傾斜部（５４
   ）を備えている、請求項１から６までのいずれか一つに
   記載の連続体案内機構。