JPS60256373A - 紙巻煙草製造機械 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は紙巻煙草製造機械に関するものである。

〔従来の技術〕

紙巻煙草製造機械は、刻まれた煙草を供給装置から受け
取りこれをカーディング（繊維のもつれをほくす）装置
と落下ダクトを介して取り出し装置に向って供給するた
めの分配装置を用い、上記取り出し装置は刻まれた煙草
を前記落下ダクトの底端部から取り出し、これを比較的
薄い層の形でコンヘアベルト上に供給することが知られ
ている。

このコンヘアベルトによって、煙草の前記層は上向きダ
クトの底端部の中に供給されこの上向きダクトの中には
煙草粒子が通常吸い上げられかつ１つの装置の１つ又は
それ以上の吸い込みベルト上に堆積して連続した紙巻煙
草棒状体を製造する。

紙巻煙草製造機械の主要な要件はこの連続した紙巻煙草
棒状体ができる限り均質となるのを保証することである
。概して、前記紙巻煙草棒状体の均質性は前記コンベア
ベルト上にどのようにして煙草の層が均一に形成される
かということによるものであり、そしてこのコンベアベ
ルトは前記取り出し装置が落下ダクトの底端部から煙草
を取り出す規則正しさ、及び煙草がこの落下ダクトに落
とされる方式に依存するものである。

公知の紙巻煙草製造機械においては、前記落下ダクトは
通常、本質的に矩形の、その長い方の辺が前記コンヘア
ヘルドの走行方向に対して横方向に延びる、一定断面を
有している。

実験によれば、一定のダクト断面は、前記ダクトの中に
供給される煙草のかたまりが混ざること又はダクトを落
下するときその密度が変化することを阻止することが分
かっている。この結果、煙草の本来の量の不均質性は常
に前記コンヘアヘルド上に形成される煙草の層の品質に
影響を及ぼすものとなる。さらに、落下ダクトの与えら
れた形状のために、ダクト内に供給された煙草の密度は
一つの断面から他の断面へかけて変わるだけでなく各断
面内においてさえも変わる傾向にあり、このような密度
の変化は前記断面の長辺の長さと短辺の長さとの間の比
に比例するものである。

〔発明が解決しようとする問題点〕

本発明の目的は、前記コンヘアヘルド上にできる限り均
質な煙草の層を作り出すようにした分配装置を有する、
紙巻煙草製造機械を提供することである。

〔問題点を解決するための手段〕

上記の目的に鑑み、本発明は、刻まれた煙草の分配装置
を具備し、また前記煙草のための落下ダクトと、前記煙
草を前記ダクトの入口に供給する手段と、前記煙草を前
記ダクトの出口から取り出す手段とを具備する紙巻煙草
製造機械において、前記ダクトが、前記出口に向って先
細となった中間部分を有し、かつ前記ダクト中の前記煙
草の進行方向に対して横方向に振動する少なくとも１つ
の壁を具備していることを特徴とする紙巻煙草製造機械
に関するものである。

〔発明の効果〕

前記ダクトの前記中間部分を先細にすることは、このダ
クトを下方に走行する煙草をわずかに目の詰んだものと
し、そのためその走行方向に対して横方向に煙草が不均
一になるのを減少する。さら　゛に、前記壁の振動運動
は前記先細の中間部分を通過する煙草の供給をより円滑
にし、また同様に下方及び前記取り出し装置の方向に煙
草を軽く目の詰んだものとし、したがってこの取り出し
装置には常に、前記走行方向に対して横方向に本質的に
均等に分配された煙草の、本質的に一定の量が供給され
る。

以下余白 〔実施例〕 本発明の多くの限定されない実施態様が添付図面を参照
して以下に説明される。

第１図は紙巻煙草製造機械１を示し、この製造機械は、
刻まれた煙草のかたまりから安定した均一の、煙草粒子
の流れを形成する分配装置２を具備している。この分配
装置２の構成部分は、その頂部が水平壁４でまたその側
部が垂直壁５と６とで閉じられた、垂直ケーシング３の
中に収容されている。

第１図の紙面と平行な２つの側面においてケーシング３
は前壁７と後壁８によって閉ざされる。

頂壁４は矩形断面の入口ダクト９のための開口を有し、
この開口の底部において、ケーシング３の内方に、半径
方向の歯１２をその全周に有する２つの駆動ローラ１０
と１１とが取付けられる。

ローラ１０と１１とは煙草を予めカーディング（繊維の
もつれをほぐす）しこれを真下の室１３の中に供給する
ために反対方向に回転する。

１）　ダクト９とローラ１０及び１１とは室１３の上方
に前供給装置１４を形成するよう組合わされこの室１３
の底部はコンベアベルト１５によって区画形成され、こ
のコンベアヘルド１５は、その少なくとも１つが駆動さ
れる３つのローラ１７　、１８及び１９の周りとテンシ
ョンローラ２０の周りとに掛は渡されたベルト１６の頂
部部分で構成されている。

２つの傾斜し、収れんする壁２１と２２は共に壁４から
下方に延出し、前供給装置１４からヘルド１５の上に落
下する煙草を案内する。

壁２２の反対側で室１３は歯の付いたカーディングロー
ラ２３の側面に接し、このローラ２３はベルト１５の下
流側端部に隣接するカーディングもしくは主供給装置２
４の一部を形成している。

ローラ２３の下側に、前記ローラ２３と同軸でその一端
にローラ２３とベルト１５の下流側端部との間に延出す
るスクレーパー（掻き込み装置）２６を有する円筒状パ
ネル２５が設けられている。

ローラ２３に加えて、カーディング装置２４はさらに・
０−ラ２３と同方向に回転しまたその上　、１方に位置
しさらに本質的にこのローラ２３に接している、いわゆ
るバンチングローラ２７を具備している。

このような配置のために、上方の前供給装置１４により
ベルト１５上に供給された煙草は、このベルトによりス
クレーバー２６を通ってカーディンクローラ２３上に押
し込まれる。カーディングローラ２３は、室１３の外側
へそしてハンチングローラ２７に接している個所から下
流側に、その厚さがその歯の半径方向の大きさに本質的
に等しい煙草の層を供給する。

歯の付いた、いわゆる投げ出しローラ２８が煙草の層を
ローラ２３がらっまみ取り、それを分離された粒子の形
で、２つの壁３１と３２とで区画形成された本質的に垂
直なダクト３ｏの入口に連通している供給ボックス２９
の中に、投入する。

底端部において、ダク１−３０は取り出し装置３３に面
している出口を有し、取り出し装置３３は、前記出口に
面して配置されかつ煙草をダクト３゜の外に引き出すよ
うにしさらにカーディングローラ２３の軸と平行な軸の
周りに回転する歯付きローラ３４からなる、コンヘアを
具備する。

装置３３はさらに、煙草をローラ３４の歯から取り上げ
これを分離した粒子の形で第１図に示すように右から左
へ上方に向って走行するいゎゆる収集ベルト３６によっ
てその底部が区画されている１つの室の中に投入するた
めの、歯の付いたいわゆる投げ出しローラ３５を具備し
ている。

ベルト３６は、その少なくとも１つが駆動される３個の
案内ローラ３８　、３９及び４ｏの周りに掛は渡されか
つテンションローラ４１により緊張状態に保持されてい
る、ベルト３７の頂上部がらなり立っている。

ローラ３８は、その頂端（図示しない）が紙巻煙草棒状
体形成装置（図示しない）に連通している上向きダクト
４２の底端部に接近して配置される。

前記棒状体形成装置において、煙草粒子は少なくとも１
つの吸引コンヘアヘルド（図示しない）の底面にぴった
りくっつきそこに連続した煙草の層（図示しない）を形
成することが知られている。

特に第２図に示されるように、ダクト３０はその断面が
本質的に矩形であり、そしてこのダクト３０は、供給ボ
ックス２９の出口に連結された頂部入口部４３と、中間
部分４４と、ローラ３４の周りに延在しかつその端部か
ら半径方向外側に延出する歯によって掃き払われるわん
曲ダクト４６にその底端部が連通している出口部分４５
とを、具備している。

出口部分４５の表面の一部はダクト３０と４６との接合
部において、ダクｌ−３０の下流側の固定支持部４８に
、ダクト４６に沿う煙草の進行方向に回転するよう取付
けられかつローラ３４と本質的に接している供給ローラ
４７によって区画される。ローラ４７は煙草をダクト３
０の底端部から引き離すようローラ３４と共働し、波形
又はぎざぎざのつけられた表面を呈し、またそれが好ま
しければ、半径方向の針が取付けられる。ローラ４７の
表面の波形とローラ３４の反対方向の回転速度とは共に
、しかしながら、−ｉに使用される煙草の型式によるも
のである。ローラ３４の回転速度はまた、ローラ４７の
速度と同じ大きさにする必要はないが、使用される煙草
の型式に従って変わる。

第２図に示すように、ダクト３０の中間部分４４は出口
４５の方に向って先細とされ、しかし出口４５の断面ば
ダクト４６の方向にわずかに増加している。さらに詳細
には、中間部分４４はダクト４６に対して本質的に横方
向に位置している２つの対面壁４９によって部分的に区
画形成され、その内面は下方に向って収れんしている。

各壁４９の傾斜内面から、多数の縦方向の、本質的に三
角形のリブ５０が、ダクト３０を流れ落ちる煙草のかた
まりに係合するよう内方に向って延在している。

図示しない１つの変形例においては、中間部分４４に、
複数のリブ５０を持ちかつダクト３０の軸に本質的に平
行な１つの表面に対面する、単一の傾斜壁４９が設けら
れる。

第２図に示すように、ダクト３０の中間部分４４は２つ
の固定された本体５２と５３との間に配置された可動本
体５１によって形成され、この可動本体５１を介してダ
クト３０に入口部４３と出口部４５とがそれぞれ形成さ
れる。

さらに詳細には、本体５１は、ダクト３０を落下する煙
草の進行方向に対して横方向かつローラ３４の回転軸と
平行に、本体５２と５３に対して振動するようになって
いる。本体５１は、その出力軸５４が本体５１の側部付
属具５５によって本体５１と一体的に連結されている作
動手段（図示しない）によって、振動される。ダク１−
３０を落下する煙草の流れをより良くしかつ中間部分４
４の先細部分に打ち勝つようこの煙草を十分に目の詰ん
だものとするのに加えて、本体５１のこの振動運動は、
煙草がダクトを流れ落ちるとき横方向に煙草を移動させ
るようリブ５０と結合し、それにより煙草がその進行方
向に対して横方向にさらに均一に分配されるようになる
。

ローラ３４の隣接する歯の間の空間を均一に満たすこと
とベルト３６上に均一の煙草の層を形成することとは、
ローラ３４の方向にダクト３０の出口部分４５の断面を
徐々に広げることと、その主な作用が煙草と出口部分４
５の表面との間の摩擦をなくしかつそれにより煙草がダ
クト３０と４６との接合部分に蓄積するのを阻止する作
用であるローラ４７とによって、保証される。

第３図に示す変形例においては、第２図の本体５１　、
５２及び５３は単一の一体の本体５６を形成し、これが
、ダクト３０の軸に対して横方向にかつローラ３４の軸
と平行に配置された、単一の振動壁５７を具備し、この
壁５７がダクト３０の中間部分４４の表面の一部を区画
形成する。壁５７には一体の付属具５５と第２図の本体
５１についてすでに説明した横方向に振動する運動を伝
えるための軸５４とが取付けられる。

第４図に示す変形例においては、第２の本体５１゜５２
及び５３は、さらにまた一体の本体５８を形成している
が、この本体５８ばダクト３０の軸に対して横方向にか
つローラ３４の軸と平行に配置された、２つの振動壁５
９と６０を有している。壁５９と６０は対面して配置さ
れかつダクト３０の中間部分４４の表面の部分を区画形
成する。

壁５９と６０の各々には、一体の付属具５５と第２図の
本体５１についてすでに説明した横方向に振動する運動
を伝えるための軸５４とが取付けられる。

壁５９と６０の振動数は勿論、同しでもよいしまた必要
に応じ異ならしめてもよい。同じ振動数が両方の壁に与
えられた場合には、振動は同調させるか又は必要に応じ
ずらせてもよい。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の紙巻煙草製造機械の一部の垂直断面図
、 第２図は第１図の機械の拡大詳細図、 第３図及び第４図は第２図の２つの変形を示す詳細図で
ある。 １・・・紙巻煙草製造機械、　２・・・分配装置、１４
・・・前供給装置、１５・・・コンベアベルト、２３・
・・カーディングローラ、 ′）　２４・・・主供給装置、　３０・・・垂直ダクト
、３３・・・取り出し装置、３４・・・歯付きローラ、
４４・・・中間部分、　４５・・・出口、４６・・・ダ
クト、　４７・・・供給ローラ、４９・・・壁、　５ｏ
・・・リブ、　５１・・・振動本体、５２　、５３・・
・本体、５６　、５８・・・本体、５７・・・振動壁、
５９　、６０・・・振動壁。 特許出願人 ジー、デーソチェクペルアツィオニ 特許出願代理人 弁理士　青　木　朗 弁理士西館和之 弁理土中山恭介 弁理士　山　口　昭　之 弁理士　西　山　雅　也

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、刻まれた煙草の分配装置（２）を具備し、さらに前
   記煙草のための落下ダク）　（３０）と、前記煙草を前
   記ダク）　（３０）の入口に供給する手段（２３）と、
   前記煙草を前記ダクト（３０）の出口から取り出す手段
   とを具備してなる紙巻煙草製造機械（１）において、前
   記ダクｌ−（３０）が、前記出口に向って先細の、かつ
   前記ダクｌ−（３０）中の前記煙草の進行方向に対して
   横方向に振動する少なくとも１つの壁（４９又は５７又
   は５９　、６０）を具備している、中間部分（４４）を
   有することを特徴とする紙巻煙草製造機械。 ２、前記取り出し手段が前記進行方向及び振動方向に対
   して本質的に横方向に移動するコンヘア（３４）を具備
   することを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の機械
   。 ３、前記ダクＩ−（３０）が前記中間部分（４４）に向
   って先細の出口部分（４５）を具備することを特徴とす
   る特許請求の範囲第２項記載の機械。 ４、前記取出し手段が前記コンヘア（３４）と共働する
   供給ローラ（４７）を具備し、前記コンヘア（３４）の
   進行方向の下流側に配置された前記出口部分（４５）の
   裏面の少なくとも一部分が、前記ローラ（４７）の縁の
   表面によって区画形成されていることを特徴とする特許
   請求の範囲第３項記載の機械。 ５、前記中間部分（４４）が、対面して配置され前記振
   動方向と平行に延在しさらに前記振動方向に振動する２
   つの壁（４９又は５９　、６０）を具備していることを
   特徴とする特許 １項に記載の機械。 ６、　前記２つの壁（４９又は５９　、　６０）の少な
   くとも１つが、他の壁に向って少なくとも一部が傾斜し
   ている内面を有することを特徴とする特許請求の範囲第
   ５項記載の機械。 ７、前記２つの壁（４９又は５９　、　６０）の少なく
   とも１つが前記ダクｌ−　（３０）に対して縦方向に延
   在ずるりブ（５０）を有する内面を有していることを特
   徴とする特許請求の範囲第５項又は第６項記載の機械。 ８．前記２つの壁（４９）が一体でありかつ前記ダクト
   （３０）の前記中間部分（４４）を区画形成する単一の
   振動本体（５１）の部分を形成することを特徴とする特
   許請求の範囲第５項記載の機械。