JPH02149922A - 磁気記録媒体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は広帯域信号を記録再生するのに適する磁気記録
媒体に関する。

従来の技術 近年の磁気記録技術の進歩は目覚しく、記録波長が短縮
化されると共に、信号の帯域も拡大する傾向にあシ、メ
ディア側の対応は多層化にひとつの代表例がある。現状
では多層化には２つのタイプがあシ、そのひとつは、強
磁性金属薄膜の多層化〔特開昭６０−２６１０２５号公
報、特開昭（イ）−２８１０２６号公報、特開昭６１−
５４２１号公報〕であわ、もうひとつは塗布磁性層との
積層化〔特開昭６１−２２９２２８号公報〕である。

発明が解決しようとする課題 しかしながら上記した構成では、電磁変換特性は目標レ
ベルに達するものでも、耐久性が十分でないといった課
題があシ、改善が望まれていた。

本発明は上記した事情に鑑みなされたものであり、耐久
性と広帯域での電磁変換特性共に優れた磁気記録媒体を
提供するものである。

課題を解決するための手段 上記した課題を解決するため、本発明の磁気記録媒体は
、高分子フィルム上に配した平滑な塗布磁性層上に微粒
子溶射を行った上で強磁性金属薄膜を配するようにした
ものである。

作用 本発明の磁気記録媒体は上記した構成によシ、強磁性金
属薄膜に粒状突起が形成され、接触面積が減少し、摩擦
摩耗特性が改善され強磁性金属薄膜を薄くできるので、
塗布磁性層の長波長域での高出力特性に強磁性金属薄膜
の短波長域での高出力特性が合成され広帯域特性も良好
なものとなる。

実施例 以下、図面を参照しながら、本発明の実施例について説
明する。図は本発明の実施例の磁気記録媒体の拡大断面
図である。、図で１はポリニブ１／ンテレフタｌ／−ト
、ポリエヂレンナフタレート、ポリフＳニレンザルファ
イ）゛、ポリエーテルケトン。

ポリエーテルエーテルケトン、ポリザルフォン。

ポリアミド、ボリイミ１゛等の高分子フィルムで、２は
Ｇｏ　−７’−Ｆｅ２０５　、　ｃｏ　−Ｆｅ　、　Ｆ
ａ等の磁性粉を結合剤中に分散固定ｔｙノルンダ処理し
て下情化し７た塗布磁性層で、ポリエステル、ポリウレ
タン。

塩ビ・酢ビ共重合体等の結合剤中に磁性粉を分散させた
塗布磁性層表面はイ均柑さで１００Å以下となすことが
望ましく。膜厚は１μｍから３μｍの範囲て構成する。

３ンよ溶射微粒子で、試２１人１！２０−’Ｌ　ｌ５ｉ
０２　、　ＺｎＯ等の酸化物はもとより、Ｆ１５！、０
４　。

Ｇｏ　−Ｆｅ　、　Ｆｅ等の磁性をもった微粒子でもよ
く、溶射密度は微粒子の径にもよるが、０．１へ一３０
ケ／（７部ｍ）２が好ましい、３４はＣｏ　、　Ｃｏ−
Ｎｊ、　、Ｇｏ−Ｃｒ、Ｇｏ−ＴＪ、。

Ｇｏ−Ｔａ、　Ｆａ−Ｃｏ、　Ｆ６−ムｇ　、　Ｃｏ−
３ｎ　、　Ｇｏ　−Ｒｕ　。

Ｇｏ　−Ｐ、　ｃｏ　−Ｎｊ、−Ｏｒ、　Ｇｏ−Ｃｒ−
Ｎｂ　等の強磁性金属薄膜で、電子ビーム蒸着法、イオ
ンブレーティング法、スパッタリング法等により形成さ
れるもので膜厚はＳＯＯ人から１０００人の範囲が好捷
しい。５は保護潤滑層で、プラズマ重合膜、カーボン膜
、脂肪酸、脂肪酸エステル、変性シリコーンオイ／！／
　、　バーフルオロポリエーテル等の組み合わせから成
るもので膜厚は５０人から３００人の範囲が奸才しい。

以下、更に具体的に本発明の実施例について比較例との
対比で説明する。

〔実施例−１〕 厚み８ノ＆ｍの平均粗さ４５人のポリエチレンナフタレ
ートフ、イルノ・上に、直径３００人のＦｅ微粒子を１
００部、　ＣａＣ０３（平均粒径６００人）を２０部、
ボリウ１／タン（商品名「Ｎ−２３０１」日本ポリウレ
タン（株）製４６部、ポリニスデル（商品名「バイロン
＋６３ｏＪ東洋紡（株）製）８部、メチルエチルケトン
５００　部、トルエン１００部の混合物を分散後、ポリ
イソシアネート（商品名「コロネート■・了６」日本ボ
リウ１／タン（株）製）４，０部を硬化剤とり、て加え
て、磁性塗布液と１〜で、こノ１．を乾燥後の厚みが１
．８μｍとなるよう塗布乾燥Ｌ７、カレンダ処理後、直
径２５０人の５ｉ０２微粒子を溶射し、平均３ケ／（μ
ｍ）２で平均高さ１８０人の突起を形成し１２、真空中
で１６０°Ｃに加熱；２．た７０−ラー・−（直径６０
ｍ×２ヶ）に沿わぜ４　Ｘ　Ｉ　Ｃｆ５〜６　Ｘ　１０
’−５（Ｔｏｒｒ）で３往復した後、ローラーを１００
°Ｃに下げ、高周波スパッタリング法でＡはＣｏ　〜Ｎ
：ｉ、−Ｃｒ　（Ｇｏ　：Ｎｉ　：　０ｒ８０：１５：
５ｗｔ％）ＢはＧｏ−Ｃｒ　（Ｇｏ　：　０ｒ８０：２
ＯＷｔ係）をターゲットにして１３．５６（Ｍ）ｈ）、
１．４（ＫＷ）、Ａｒ：　ｅｘｌｏ−２（Ｔｏｒｒ）で
スパッタ蒸着し、人はＣｏ　−Ｎｉ　−Ｃｒ膜を７６０
人、ＢはＣｏ　−Ｏｒ垂直磁化膜を１０００人配し、夫
々、グラファイトをターゲットにして、スパッタリンク
法で８０へのダイアモンド状硬質炭素膜を配し、その−
ににモンテフルオス社製のバーフルオロボリエ・−チル
「フォンプリンＺ−２５４ｉ４５人塗布し、８ミリテー
プに加工した。

〔実施例−２〕 実施例−１で溶射微粒子をＡｈＯｓ（粒径３００人）と
し、平均密度５ケ／（、μｍ）２．平均高さ１５０人の
突起を形成し、ｆ７−以外は同じ構成条件でテープ化し
た。Ｊ 〔比較例−１〕 実施例−１で溶射微粒子を配さす、強磁性金属膜を配し
７、他は同じ条件でテープ化Ｌ７た。

〔比較例〜２〕 実施例−１で溶射微粒子を配する代わりに、ｉＨ径１１
う〇への５ｉ０２微粒子をポリエステル樹脂（０−８ｍ
ｇ／ｍ２）ｆ固２ｔ　ルＸ、　’＞、メチルエチルケト
ンに溶かして塗布乾燥（１１、平均１０り／（μｍ　）
２の微粒子塗布層を配し、他は同じ条件でテープ化し、
た。

上記したテープを改造した８ミリビデオでギャッ：ｌ；
’長Ｑ、１８μｍのセンダストスパッタ膜ヲキャップ部
に配したメタルインギャップ型ヘッドで記録再生しＣ／
Ｎを比較した。帯域は１２　（ＭＨｚ　）で、夫々相対
比較とした。その結沫を下表に示す９゜発明の効果 以上のように本発明によれば、広帯域のＣ／Ｎと耐久性
を共に改良した磁気記録媒体が得られるといったすぐれ
た効果がある。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の実施例の磁気記録媒体の拡大断面図である
。 １・・・・・・高分子フィルム、２・・・・・・塗布磁
性層、３・・・・・・溶射微粒子、４・・・・・・強磁
性金属薄膜。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 高分子フィルム上に配した平滑な塗布磁性層上に微粒子
   溶射を行った上で強磁性金属薄膜を配したことを特徴と
   する磁気記録媒体。