JPH02149086A - 映像信号切換装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、高画質を実現する磁気記録再生装置における
映像信号切換装置に関するものである。

従来の技術 近年、磁気記録再生装置（以下ＶＴＲと称する）の高画
質化の進展は急速で、１Ｈメモリーやフィールドメモリ
ーを使用した画質改善や特殊効果などが導入されている
。これらの画質改善や特殊効果などは、ＶＴＲの前面パ
ネルに設けた０Ｎ１０ＦＦする切換スイッチにより切換
えるように構成している。

発明が解決しようとする課題 しかしながら、従来装置では切換えた線間画面にノイズ
が走ったり、スキューが発生したりして、画質を悪くし
ている。このような現象に対し、切換える映像信号の信
号レベルや、シンク電圧をできるだけそろえるという対
策が行なわれているが、切換時のスイッチングノイズや
バラツキ等により、十分にノイズやスキューを押さえき
れていない。

このように従来装置では、映像信号の切換時発生するノ
イズをテレビ画面内に出ないようにすることが十分に出
来ていない。

課題を解決するための手段 本発明の映像信号切換装置は、映像信号の記録および再
生をおこなう磁気記録再生装置であって、映像信号の切
換手段を具備し、上記切換手段の切換タイミングを映像
信号に同期、をとるようにしたものである。

作　　用 本発明は、上記した構成により、映像信号の切換時にお
けるノイズを画面内に出すことなく、画質向上をはかる
ことができる。

実施例 以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明
する。

第１図に本発明の一実施例のブロック図を示し、その主
要部の波形を第２図ａｗｈに示す。

第１図において、１は映像信号の入力端子であシ、たと
えば、ＶＴＲより再生された映像信号が入力される。２
は映像信号処理回路であり、この回路でたとえばフィー
ルドメモリーを用いたディジタルノイズリダクションや
ディジタルスチルなどがなされる。映像信号処理回路２
はフェードイン・フェードアウトやアパーチャ回路など
画質改善のための回路であり、一つの回路構成に固定さ
れるものではない。入力端子１に入力された映像信号を
第２図ａに示す。映像信号処理回路２で処理された映像
信号を第２図すに示す。第１図において、３は切換スイ
ッチであり、ＶＴＲ使用者の好みによって、映像信号処
理回路２で処理された映像信号すか、入力映像信号その
ままのａを出力するかを切換えて出力端子４に出力する
。出力端子４の出力波形を第２図Ｃに示す。７は切換ス
イッチ３を制御するだめのスイッチであり、６が電源端
子であり、６がグランドである。上記スイッチ７の信号
は、たとえばユーザが任意に切換るものであシ、映像信
号とのタイミングは固定できず、たとえば第２図ｄに示
すように、映像信号のほぼ真中で切換えられたとする。

従来はこのタイミングで切換スイッチ３が切換えられる
ため、画面の中央部にノイズやスキューが発生していた
。

上記スイッチ７の信号ｄは、Ｄ型フリップフロップ回路
１１のデータ入力端子りに入力される。

８は第２図ｅに示すヘッドスイッチングパルスの入力端
子であり、波形整形回路９に入力される。

波形整形回路９は入力されたヘッドスイッチングパルス
ｅのエツジを取り出す回路であり、第２図ｆの波形を得
る。波形整形回路９の出力波形ｆは遅延回路１０に入力
され、遅延された信号ｑを出力し、Ｄ型フリップフロッ
プ回路１１のクロック入力端子ＣＬに入力される。Ｄ型
フリップフロップ回路１１の出力信号りは、データ入力
端子に入力された信号の立ち上がりをクロック入力端子
に入力された信号ｑの立ち上がりに同期して出力される
。このＤ型フリップフロップ回路１１の出力信号りが、
切換スイッチ３を切換える。

このように映像信号の切換えのタイミングを、従来の任
意のタイミングから、映像信号と同期したヘッドスイッ
チングパルスを用いて、垂直同期信号の前の垂直ブラン
キング期間で切換えるようにすることにより、画面内の
ノイズやスキューの発生もなく高画質を得ることができ
る。

発明の効果 以上のように本発明は、映像信号の切換タイミングを映
像信号と同期させて垂直ブランキング内で行なうように
構成することにより、簡単な構成で、切換ノイズやスキ
ューの発生を防止し、高画質を得ることができるもので
あり、その効果は極めて大なるものがある。

また本発明は、本実施例に限定されるものでなく、その
切換タイミングを水平ブランキングにしてもよい。さら
に映像信号の切換は、磁気記録再生装置にのみ限定され
るものでなく、あらゆる映像信号の切換えに適応できる
ものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の映像信号切換装置の一実施例を示すブ
ロック図、第２図は同装置の主要部の波形図である。 ２・・・・・・映像信号処理回路、３・・・・・・切換
スイッチ、９・・・・・・波形整形回路、１ｏ・・・・
・・遅延回路、１１・・・・・・Ｄ型フリ、フプフロッ
プ回路。 代理人の氏名　弁理士　粟　野　重　孝　ほか１名第 図 第 図

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）映像信号の記録および再生をおこなう磁気記録再
   生装置であって、映像信号に同期した切換タイミングを
   もつ切換手段を具備したことを特徴とする映像信号切換
   装置。
2. （２）映像信号の切換タイミングを映像信号の垂直ブラ
   ンキング期間内でおこなうように構成したことを特徴と
   する特許請求の範囲第（１）項記載の映像信号切換装置
   。
3. （３）映像信号の切換タイミングを、回転磁気ヘッドス
   イッチングパルスと映像信号の垂直同期信号の間でおこ
   なうように構成したことを特徴とする特許請求の範囲第
   （１）項または第（２）項記載の映像信号切換装置。