JP2010024661A - 連結窓 - Google Patents

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Hiroshi Suyama
宏志 陶山
Makoto Kobayashi
誠 小林
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Abstract

【課題】窓を段違いに連結しても水密性及び気密性を確実に確保できる連結窓を提供する。
【解決手段】上下枠及び左右の縦枠を枠組みしてなる枠体内に障子またはパネル体を納めた窓を方立6及び無目7を介して横方向及び縦方向に複数連結してなり、窓のうち方立6を介して第1窓2と第2窓3が連結され、第2窓3の上方及び/または下方には無目7を介して第3窓4が連結され、方立6の端部のうち第3窓4が設けられる側には塞ぎキャップ30が設けられ、塞ぎキャップ30は方立6の端面を含む第1窓2と第2窓3の連結端面を塞ぐ方立側面32と、無目7の端面を含む第2窓3と第3窓4の連結端面を塞ぐ無目側面31と、無目側面31及び方立側面32の室外端部において室外側に面した室外側面33とを有してなる。
【選択図】図3

Description

本発明は複数の窓を連結してなる連結窓に関し、特に互いに段違いに配置された複数の窓を有してなる連結窓に関する。
従来、枠体内に障子またはパネル体を納めてなる窓を、横方向あるいは縦方向に複数連結してなる連結窓が知られている。連結窓は、横方向に連結される場合には縦枠間に方立が設けられ、縦方向に連結される場合には上下枠間に無目が設けられ、これらを介して連結されていた。このような連結窓は、例えば方立により横方向に連結したものとして特許文献1に挙げるようなものがある。
特開平10−317815号公報
従来の連結窓は、連結される2枚の窓は、横方向に連結される場合には縦辺が同じ高さであり、また縦方向に連結される場合には横辺が同じ高さであった。これに対し、このような態様に限られず、窓を段違い状に配置することで、よりデザインの自由度を高めたいという需要がある。
しかし、窓を段違い状に配置しようとした場合、少なくとも1か所に枠体の外周面が交わる角部が生じる。この角部における水密性及び気密性を確保するのが困難であるため、これまで窓を段違い状に配置した連結窓は提供されることがなかった。
本発明は前記課題を鑑みてなされたものであり、窓を段違いに連結しても水密性及び気密性を確実に確保できる連結窓を提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、本発明に係る連結窓は、上下枠及び左右の縦枠を枠組みしてなる枠体内に障子またはパネル体を納めた窓を方立及び無目を介して横方向及び縦方向に複数連結してなる連結窓において、
前記窓のうち前記方立を介して第1窓と第2窓が連結され、該第2窓の上方及び/または下方には無目を介して第3窓が連結され、前記方立の端部のうち前記第3窓が設けられる側には塞ぎキャップが設けられ、
前記塞ぎキャップは前記方立の端面を含む前記第1窓と第2窓の連結端面を塞ぐ方立側面と、前記無目の端面を含む前記第2窓と第3窓の連結端面を塞ぐ無目側面と、該無目側面及び方立側面の室外端部において室外側に面した室外側面とを有することを特徴として構成されている。
また、本発明に係る連結窓は、前記第1窓と第2窓及び第3窓の連結窓の外周面を構成する面にはそれぞれフィン部が突出状に設けられ、前記塞ぎキャップの室外側面は前記第1窓と第3窓のフィン部の各端部を覆うことを特徴として構成されている。
さらに、本発明に係る連結窓は、前記方立は前記第1窓と第2窓の各縦枠と対向する連結面部を有し、該連結面部は長手方向に沿ってビスを挿通可能な方立ビスホール部を有し、前記塞ぎキャップは方立側面に前記方立ビスホール部と連通する方立固定孔を有することを特徴として構成されている。
さらにまた、本発明に係る連結窓は、前記第3窓の前記無目を介して第2窓と連結される上下枠は長手方向に沿ってビスを挿通可能な枠ビスホール部を有し、前記塞ぎキャップは無目側面に前記枠ビスホール部と連通する枠固定孔を有することを特徴として構成されている。
そして、本発明に係る連結窓は、前記塞ぎキャップは前記無目側面が延長されて前記第2窓側に延出された縦枠連結部を備え、該縦枠連結部は前記第2窓の縦枠に固定されることを特徴として構成されている。
本発明に係る連結窓によれば、方立を介して第1窓と第2窓が連結され、第2窓の上方及び/または下方には無目を介して第3窓が連結され、方立の端部のうち第3窓が設けられる側には塞ぎキャップが設けられ、塞ぎキャップは方立の端面を含む第1窓と第2窓の連結端面を塞ぐ方立側面と、無目の端面を含む第2窓と第3窓の連結端面を塞ぐ無目側面と、無目側面及び方立側面の室外端部において室外側に面した室外側面とを有することにより、第1窓と第2窓及び第3窓の各コーナー部が突き合わされた部分に形成される角部に生じる隙間を塞ぐことができるので、塞ぎキャップの周縁部にコーキング材を設けることによって、連結窓の角部における気密性及び水密性を容易に確保することができる。
また、本発明に係る連結窓によれば、第1窓と第2窓及び第3窓の連結窓の外周面を構成する面にはそれぞれフィン部が突出状に設けられ、塞ぎキャップの室外側面は第1窓と第3窓のフィン部の各端部を覆うことにより、フィン部の連結部分において生じる隙間を確実に塞ぐことができ、連結窓の角部における気密性及び水密性をより確実なものとすることができる。
さらに、本発明に係る連結窓によれば、方立は第1窓と第2窓の各縦枠と対向する連結面部を有し、連結面部は長手方向に沿ってビスを挿通可能な方立ビスホール部を有し、塞ぎキャップは方立側面に方立ビスホール部と連通する方立固定孔を有することにより、方立による連結端面側において塞ぎキャップと方立との連結を簡易な構造で確実になすことができる。
さらにまた、本発明に係る連結窓によれば、第3窓の無目を介して第2窓と連結される上下枠は長手方向に沿ってビスを挿通可能な枠ビスホール部を有し、塞ぎキャップは無目側面に枠ビスホール部と連通する枠固定孔を有することにより、無目による連結端面側において塞ぎキャップと各枠体との連結を簡易な構造で確実になすことができる。
そして、本発明に係る連結窓によれば、塞ぎキャップは無目側面が延長されて第2窓側に延出された縦枠連結部を備え、縦枠連結部は第2窓の縦枠に固定されることにより、塞ぎキャップにより第2窓と第3窓を連結してこれらの連結強度を大きくすることができる。
本発明の実施形態について、図面に沿って詳細に説明する。図1には、本実施形態における連結窓1の斜視図を示している。この図に示すように、本実施形態の連結窓1は、第1窓2と第2窓3及び第3窓4を、階段状に連結してなるものである。第1窓2と第2窓3は、方立6を介して横方向に連結され、第2窓3と第3窓4は、無目7を介して縦方向に連結される。また、3つの窓のコーナー部が突き合わされる角部には、塞ぎキャップ30が設けられてこれを被覆する。
図2には、連結窓1の正面図を示している。この図は連結窓を室外側から見たものである。図2に示すように、第1窓2と第2窓3及び第3窓4は、いずれも上枠12と下枠13及び左右の縦枠14、14を方形状に枠組みしてなる枠体10内に、ガラス板からなるパネル体11を納めて構成されている。
第1窓2には、連結窓1の外周面を構成する上枠12と下枠13及び縦枠14の三方に渡ってフィン部15が形成されており、また第2窓3には連結窓1の外周面を構成する下枠13及び縦枠14の二方に渡ってフィン部15が形成されており、さらに第3窓4には連結窓1の外周面を構成する上枠12と縦枠14の三方に渡ってフィン部15が形成されている。このフィン部15は、建物躯体に対して室外側から当接し、ビス止めされることにより、連結窓1を建物躯体に対して固着する。
図3には、連結窓1の分解斜視図を示している。この図では、第2窓3と第3窓4は、無目7により予め連結されている。無目7により連結された部分の第1窓2側端面は、第2窓3の縦枠14と第3窓4の縦枠14の間に、隙間20が生じている。また、方立6は、第1窓2及び第2窓3と略同じ高さを有するように形成されており、対向する第1窓2の縦枠14と第2窓3の縦枠14を連結する。
図4には、方立6により第1窓2と第2窓3を連結した状態における連結窓1の斜視図を示している。この図に示すように、第1窓2から第3窓4までが階段状に連結された状態では、3つの窓の外周面が交わる角部に隙間が生じる。図5には、連結窓1に生じる角部付近の拡大斜視図を示している。この図に示すように、無目7による連結部分の端部にあたる第2窓3の上枠12と第3窓4の下枠13との間には、隙間20が生じており、また、方立6による連結部分の上端部にあたる第1窓2の上枠12と第2窓3の上枠12との間には、隙間21が生じている。さらに、第1窓2の上枠12に形成されたフィン部15と第3窓4の縦枠14に形成されたフィン部15との間にも、隙間22が生じている。これらの隙間20、21、22を塞ぐように、塞ぎキャップ30が設けられる。
図6には、塞ぎキャップ30の斜視図を示している。塞ぎキャップ30は、樹脂材を成形してなり、互いに略直交する三面を有するように形成されている。塞ぎキャップ30を構成する三面は、この塞ぎキャップ30を連結窓1に取付けた際に、第2窓3と第3窓4の連結端面に生じる隙間20を覆う無目側面31と、第1窓2と第2窓3の連結端面に生じる隙間21を覆う方立側面32と、第1窓2のフィン部15と第3窓4のフィン部15との間に生じる隙間22を覆う室外側面33とからなっている。
塞ぎキャップ30のそれぞれの面には、下枠13や方立6あるいは無目7との連結をなすビスを挿通する貫通孔が形成されている。図6に示すように、無目側面31には、無目7に対して固定をなすための無目固定孔35が一か所に形成され、第3窓4の下枠13に対して固定をなすための枠固定孔37が二か所に形成されている。なお、一方の枠固定孔37には、下枠13の形状に応じて固定できるように、2つの孔が設けられている。
方立側面32には、方立6に対して固定をなすための方立固定孔36が形成されている。また、室外側面33には、建物躯体に対して固定をなすための躯体固定孔38が形成されている。前述のように、第1窓2の上枠12のフィン部15と第3窓4の縦枠14のフィン部15との間には、隙間22が形成されるため、室外側面33の躯体固定孔38から挿通されたビスは、この隙間22から建物躯体に対して固定される。
図7には図2のA−A断面図を、図8には図2のB−B断面図を、図9には図2のC−C断面図を、図10には図2のD−D断面図を、それぞれ示している。図7と図9に示すように、第1窓2は上枠12と下枠13が断面中空状に形成され、縦枠14は方立6または建物躯体と対向する対向面部14aと、対向面部14aの内周面に設けられパネル体11を保持するパネル体保持部14bとを有して構成されている。また、上枠12と下枠13もそれぞれ内周面にパネル体保持部12a、13aを備えており、これらによってパネル体11を保持するようにしている。
図8と図9、図10に示すように、第2窓3と第3窓4も、第1窓2と同様の構成を有している。すなわち、上枠12と下枠13はそれぞれパネル体保持部12a、13aを有すると共に断面中空状に形成され、縦枠14は方立6または建物躯体と対向する対向面部14aとパネル体保持部14bとを有して構成されている。また、第2窓3の上枠12には、中空部内に長手方向に沿った上枠ビスホール部12bが形成され、第3窓4の下枠13には、中空部内に長手方向に沿った2つの下枠ビスホール部13bが形成されている。
図8に示すように、第2窓3と第3窓4は、無目7を介して連結されている。無目7は、第3窓4の下枠13及び第2窓3の上枠12の間に配置されてこれらと対向する連結面部7aと、連結面部7aの室外側寄りに形成される係合部7bと、連結面部7aの係合部7bより室内側寄りに設けられる当接部7cと、連結面部7aの室内端部に形成される連結部7dとを有している。連結面部7aには、室内外方向中間位置に、長手方向に沿った無目ビスホール部7gが形成されている。
第3窓4の下枠13と第2窓3の上枠12には、それぞれ無目7の係合部7bに係合可能な無目係合部12c、13cが形成されている。また、無目7の当接部7cには、タイト材7eが保持され、このタイト材7eが第3窓4の下枠13と第2窓3の上枠12の各外周面に当接して、気密性を確保するようにしている。無目7の連結部7dは、外周側に延出するように形成されており、第3窓4の下枠13と第2窓3の上枠12にそれぞれ当接し、ネジ止めされることによって無目7と各枠とを連結する。さらに、連結部7dの室内側には、樹脂カバー体7fが設けられて、金属の露出面を覆うようにしている。
図9に示すように、第1窓2と第2窓3は、方立6を介して連結されている。方立6は、第1窓2と下構成窓5の縦枠24の間に配置されてこれらと対向する連結面部6aと、連結面部6aの室外側端部に形成される係合部6bと、連結面部6aの室内外中間位置に設けられる当接部6cと、連結面部6aの室内端部に形成される連結部6dとを有している。連結面部6aには、室内外方向中間位置に、長手方向に沿った方立ビスホール部6gが形成されている。
第1窓2の縦枠14と第2窓3の縦枠14には、それぞれ方立6の係合部6bに係合可能な方立係合部14c、14cが形成されている。また、方立6の当接部6cには、タイト材6eが保持され、このタイト材6eが第1窓2の縦枠14と第2窓3の縦枠14の各外周面に当接して、気密性を確保するようにしている。方立6の連結部6dは、外周側に延出するように形成されており、第1窓2の縦枠14と第2窓3の縦枠14に室内側からそれぞれ当接し、ネジ止めされることによって方立6と各枠とを連結する。さらに、連結部6dの室内側には、樹脂カバー体6fが設けられて、金属の露出面を覆うようにしている。
図8には、塞ぎキャップ30が破線で表わされている。塞ぎキャップ30の無目側面31に形成された無目固定孔35は、無目7の無目ビスホール部7gと連通しており、無目固定孔35に挿通されたビスは、無目ビスホール部7gに対して螺合される。また、塞ぎキャップ30の無目側面31に形成された枠固定孔37は、それぞれ第3窓4の下枠13に形成された下枠ビスホール部13bに連通しており、枠固定孔37に挿通されたビスは、下枠ビスホール部13bに対して螺合される。
図9にも塞ぎキャップ30が表わされており、さらに塞ぎキャップ30で塞がれた方立6が破線で示されている。この図に示すように、塞ぎキャップ30の方立側面32に形成された方立固定孔36は、方立6の連結面部6aに形成された方立ビスホール部6gと連通しており、方立固定孔36に挿通されたビスは、方立ビスホール部6gに対して螺合される。
このように、塞ぎキャップ30が各窓のコーナー部分が突き合わされて形成された角部に設けられて、無目7による第2窓3と第3窓4の連結部分に生じる隙間20と、方立6による第1窓2と第2窓3の連結部分に生じる隙間21と、第1窓2のフィン部15と第3窓4のフィン部15との間に生じる隙間22とを塞ぐように、三面を有して構成されているので、塞ぎキャップ30の周縁部にコーキング材を設けることによって、連結窓1の角部における気密性及び水密性を容易に確保することができる。
本実施形態の場合、第1窓2と第2窓3及び第3窓4を方立6及び無目7を介して連結することで、図4の状態とし、さらに3つの窓のコーナー部分が突き合わされた角部に対して塞ぎキャップ30を取付ける。すなわち、先に連結窓1を組んでから塞ぎキャップ30を取付けるので、連結窓1の設置作業における作業手順の自由度が大きく、作業を効率的に行うことができる。
また、連結窓1の構成は、これまで説明したものには限られない。図11には、連結窓1を下階段状に構成した場合の斜視図を示している。図1等に示した連結窓1は、各窓により形成される段差が上方を向く上階段状に構成したが、図11では各窓により形成される段差が下方を向く下階段状に構成されている。すなわち、第1窓2と第2窓3は第1の実施形態と同様に方立6を介して横方向に連結され、第3窓4は第2窓3の下方に無目7を介して連結される。そして、第1窓2と第2窓3及び第3窓4の各コーナー部が突き合わされる段差の角部には、塞ぎキャップ30が設けられる。
図12には、図11に示した連結窓1の分解斜視図を示している。この連結窓1においても、無目7により連結された部分の第1窓2側端面は、第2窓3の縦枠14と第3窓4の縦枠14の間に、隙間20が生じる。また、方立6は、第1窓2及び第2窓3と略同じ高さを有するように形成されており、対向する第1窓2の縦枠14と第2窓3の縦枠14を連結する。
図13には、塞ぎキャップ30の斜視図を示している。連結窓1には、方立6が設けられる第1窓2と第2窓3の連結端面と、図12にも示す第2窓3と第3窓4の連結端面、及び第1窓2と第3窓4の各フィン部15の間とに、それぞれ隙間が生じるので、それに対応して塞ぎキャップ30には互いに略直交するように無目側面31と方立側面32及び室外側面33が形成されている。
このように、連結窓1を上階段状のみならず下階段状となるように構成することができ、その際には図13に示す塞ぎキャップ30を用いることにより、第1窓2と第2窓3及び第3窓4の各コーナー部が突き合わされた角部に生じる隙間を塞いで、確実に気密性及び水密性の確保を図ることができる。また、連結窓1を下階段状に構成する場合においても、先に各窓を連結して下階段状を構成した後に、塞ぎキャップ30を取付けることができる。
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。図14には、本実施形態における連結窓1の分解斜視図を示している。本実施形態の連結窓1は、完成した状態の外観は図1に示すものと同じである。すなわち、第1窓2と第2窓3及び第3窓4と、方立6及び無目7の構成は、第1の実施形態と同様である。一方、本実施形態では3つの窓のコーナー部分が突き合わされる段差の角部に、第1の実施形態とは異なる形状を有する塞ぎキャップ50を設ける。
図15には、本実施形態で用いられる塞ぎキャップ50の斜視図を示している。この図に示すように、塞ぎキャップ50は、第1の実施形態と同様に、第2窓3と第3窓4の連結端面に生じる隙間を覆う無目側面51と、第1窓2と第2窓3の連結端面に生じる隙間を覆う方立側面52と、第1窓2のフィン部15と第3窓4のフィン部15との間に生じる隙間を覆う室外側面53とを有している。一方で、無目側面51は方立側面52よりも下方に延出されており、この延出部分で縦枠連結部54を構成している。
図16には、図7と同じ断面で切った連結窓1の断面図を示している。この図に示すように、縦枠連結部54は、第2窓3の縦枠14側面に当接し、第2窓3の上枠12に対してビス止め固定がなされる。そのために、縦枠連結部54には長孔状の枠固定孔57が形成されている。この枠固定孔57は、第2窓3の上枠12に形成された上枠ビスホール部12bと連通しており、枠固定孔57に挿通されたビスは、上枠ビスホール部12bに対して螺合される。
塞ぎキャップ50が縦枠連結部54を有していることにより、第2窓3と第3窓4は塞ぎキャップ50によって連結される。このため図14に示すように、塞ぎキャップ50は方立6により第1窓2と第2窓3が連結される前に、第2窓3と第3窓4に対して取付けられた状態となっている。すなわち、本実施形態の連結窓1を組み立てるにあたっては、第2窓3と第3窓4を無目7を介して連結すると共に塞ぎキャップ50を第2窓3と第3窓4に固定し、その上で方立6を介して第1窓2を連結する手順を取る必要がある。
このため、第1の実施形態に比べて組立手順が限定されるものの、塞ぎキャップ50によって第2窓3の縦枠14と第3窓4の縦枠14を連結することとなり、これらの連結強度を大きくすることができる。
また、第1の実施形態と同様、下り階段状の連結窓1に対しても、本実施形態の塞ぎキャップ50を用いることができる。図17には、下り階段状の場合における連結窓1の斜視図を示している。この図に示すように、第2窓3と第3窓4の連結側面には、予め塞ぎキャップ50が取付けられる。
図18には、連結窓1を下り階段状に構成した場合の塞ぎキャップ50の斜視図を示している。この図に示すように、無目側面51は方立側面52よりも上方に延出されて縦枠連結部54を構成しており、縦枠連結部54は第2窓3の縦枠14に当接し、ビス止めされることにより、第2窓3と第3窓4とを連結するようにしている。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の適用はこれらの実施形態には限られず、その技術的思想の範囲内において様々に適用されうるものである。これらの実施形態では、3枚の窓を上方または下方に向かう段差状に連結したものを示したが、窓の枚数及び連結方向は、これらには限られない。
例えば、第1の実施形態において第2窓3の第1窓2と反対側に該第1窓2と同様の窓を方立6を介して横方向に連結し、4枚の窓からなる連結窓としてもよい。同様に、第2窓3の下方に第3窓3と同様の窓を無目7を介して縦方向に連結し、4枚の窓からなる連結窓としてもよい。または、第2窓3の側方及び下方の両方にそれぞれ方立6と無目7を介して窓を連結し、5枚の窓を十字状に連結してなるようにしてもよい。いずれの場合においても、3枚の窓が突き合わされる角部に、それぞれ塞ぎキャップ30を設けることで、角部における気密性及び水密性を容易に確保することができる。
また、本実施形態では、連結窓1を構成する窓は、いずれも枠体内にパネル体を直接納めた所謂嵌め殺し窓であるが、その他の種類の窓であってもよく、例えば辷り出し窓や開き窓、突き出し窓やルーバー窓などであってもよい。
第1の実施形態における連結窓の斜視図である。 連結窓の正面図である。 連結窓の分解斜視図である。 方立により第1窓と第2窓を連結した状態における連結窓の斜視図である。 連結窓に生じる角部付近の拡大斜視図である。 塞ぎキャップの斜視図である。 図2のA−A断面図である。 図2のB−B断面図である。 図2のC−C断面図である。 図2のD−D断面図である。 連結窓を下階段状に構成した場合の斜視図である。 図11に示した連結窓の分解斜視図である。 塞ぎキャップの斜視図である。 第2の実施形態における連結窓の分解斜視図である。 第2の実施形態で用いられる塞ぎキャップの斜視図である。 図7と同じ断面で切った第2の実施形態の連結窓の断面図である。 下り階段状の場合における連結窓の斜視図である。 連結窓を下り階段状に構成した場合の塞ぎキャップの斜視図である。
符号の説明
1 連結窓
2 第1窓
3 第2窓
4 第3窓
6 方立
6a 連結面部
6g 方立ビスホール部
7 無目
7a 連結面部
7g 無目ビスホール部
10 枠体
11 パネル体
12 上枠
12b 上枠ビスホール部
13 下枠
13b 下枠ビスホール部
14 縦枠
15 フィン部
30 塞ぎキャップ
31 無目側面
32 方立側面
33 室外側面
34 縦枠連結部
35 無目固定孔
36 方立固定孔
37 枠固定孔
38 躯体固定孔

Claims (5)

  1. 上下枠及び左右の縦枠を枠組みしてなる枠体内に障子またはパネル体を納めた窓を方立及び無目を介して横方向及び縦方向に複数連結してなる連結窓において、
    前記窓のうち前記方立を介して第1窓と第2窓が連結され、該第2窓の上方及び/または下方には無目を介して第3窓が連結され、前記方立の端部のうち前記第3窓が設けられる側には塞ぎキャップが設けられ、
    前記塞ぎキャップは前記方立の端面を含む前記第1窓と第2窓の連結端面を塞ぐ方立側面と、前記無目の端面を含む前記第2窓と第3窓の連結端面を塞ぐ無目側面と、該無目側面及び方立側面の室外端部において室外側に面した室外側面とを有することを特徴とする連結窓。
  2. 前記第1窓と第2窓及び第3窓の連結窓の外周面を構成する面にはそれぞれフィン部が突出状に設けられ、前記塞ぎキャップの室外側面は前記第1窓と第3窓のフィン部の各端部を覆うことを特徴とする請求項1記載の連結窓。
  3. 前記方立は前記第1窓と第2窓の各縦枠と対向する連結面部を有し、該連結面部は長手方向に沿ってビスを挿通可能な方立ビスホール部を有し、前記塞ぎキャップは方立側面に前記方立ビスホール部と連通する方立固定孔を有することを特徴とする請求項1または2記載の連結窓。
  4. 前記第3窓の前記無目を介して第2窓と連結される上下枠は長手方向に沿ってビスを挿通可能な枠ビスホール部を有し、前記塞ぎキャップは無目側面に前記枠ビスホール部と連通する枠固定孔を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の連結窓。
  5. 前記塞ぎキャップは前記無目側面が延長されて前記第2窓側に延出された縦枠連結部を備え、該縦枠連結部は前記第2窓の縦枠に固定されることを特徴とする請求項4記載の連結窓。
JP2008185129A 2008-07-16 2008-07-16 連結窓 Pending JP2010024661A (ja)

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