JPH02148640A - マグネトロン及びその製造方法 - Google Patents

マグネトロン及びその製造方法

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JPH02148640A
JPH02148640A JP30093288A JP30093288A JPH02148640A JP H02148640 A JPH02148640 A JP H02148640A JP 30093288 A JP30093288 A JP 30093288A JP 30093288 A JP30093288 A JP 30093288A JP H02148640 A JPH02148640 A JP H02148640A
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Japan
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circumferential groove
side rod
end shield
magnetron
shield
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JP30093288A
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Kosuke Takada
高田 巧助
Toshimitsu Kinoshita
木下 俊光
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は電子レンジ用マグネトロン及びその製造方法
に係り、特にその陰極支持構体の改良に関する。
(従来の技術) 従来、電子レンジ用マグネトロンは第2図に示すように
構成され、図中の符号21は発振部本体である。この発
振部本体21は、陽極用n22の内側に複数のベイン2
3が放射状に配設され、このベイン23はその上下端部
が、それぞれ大小−対のストラップリング24 a、2
4 bにより1つおきに連結されている。そして、複数
のベイン23の遊端に囲まれた電子作用空間Sには、螺
旋状陰極フィラメント25が陽極円筒22の軸心に沿っ
て配設され、その一端が直接又はエンドチップを介して
第1のエンドシールド26に固着され、他端が第2のエ
ンドシールド27に固着されている。
更に、第1のエンドシールド26が第2のエンドシール
ド27を貫通したセンターロッド28に取付けられ、第
2のエンドシールド27がサイドロッド29に取付けら
れている。これらセンターロッド28及びサイドロッド
29は、それぞれ陰極ステム40に固定されている。
又、陽極円筒22の両端には、それぞれ略漏斗状にして
中央に透孔30a、31aを有するポールピース30.
31が固着され、これらポールピース30.31にはそ
れぞれ筒状の金属容器32.33がポールピース30.
31及び陽極円筒22に気密接合されている。この金属
容器32の開口端には金属リング41を介して出力部を
構成する絶縁筒38が接合され、金属容器33の開口端
には既述の陰極ステム40が接合されている。そして、
各金属容器32.33の外周には、それぞれ永久磁石3
4.35が嵌合配設されている。尚、図示していないが
、陽極円筒22の外周には複数の冷却フィンが取付けら
れている。
そして、これら冷却フィン、発振部本体λユ、永久磁石
34.35を取囲むように、枠状ヨーク36が配設され
、この枠状ヨーク36は永久磁石34.35に固定され
ている。一方の永久磁石34の中央孔には、金属リング
41との間にガスケット39が介在されている。
尚、図中の37は、ベイン23の1つから導出された出
力アンテナリードである。
(発明が解決しようとする課題) 上記のような従来の電子レンジ用マグネトロンにおいて
、第2のエンドシールド27とサイドロッド29の取付
けに当たっては、第3図に示すように両者に通電して溶
接する方法が採用されているが、溶接を安定させるため
に、サイドロッド29の先端部は第3図に示すような形
状に加工されている。又、第2のエンドシールド27は
平坦面を使用しているために、第4図(a)に示すよう
に、寸法gだけ第2のエンドシールド27の外周にはみ
出して、ポールピース31の透孔31aに接触する恐れ
がある。
更に、サイドロッド29の材質としてモリブデンを使用
しているために、同図(b)に示すように、縦に割れ易
く(図中の29aが割れを示す)、外周はみ出し、或い
は溶接強度低下という欠点があった。
又、陰極支持構体として、特開昭57−43342号公
報記載のものが提案されているが、これはサイドロッド
の溶接根元部分が内、外方に膨らみ、第2のエンドシー
ルドからはみ出してセンターロッドやポールピースに接
触してしまう恐れがある。
この発明は、サイドロッドのはみ出しを抑制して、セン
ターロッドやポールピースへの接触を未然に防止した電
子レンジ用マグネトロン及びその製造方法を提供するこ
とを目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) この発明は、第2のエンドシールドの裏面に半断面略M
字形の円周溝が形成され、この円周溝の一部にサイドロ
ッドの端面部が嵌合され溶接されてなる電子レンジ用マ
グネトロンである。
又、この発明は、焼結前に第2のエンドシールドの裏面
に予め半断面略M字形の円周溝を形成し、この円周溝の
一部にサイドロッドを嵌合し、バット抵抗溶接により結
合する電子レンジ用マグネトロンの製造方法である。
(作用) この発明によれば、サイドロッドの第2のエンドハツト
からのはみ出しが抑制され、その結果、サイドロッドの
はみ出し部分がセンターロッドやポールピースへ接触す
ることを未然に防止することが出来る。
(実施例) 以下、図面を参照して、この発明の一実施例を詳細に説
明する。
この発明は上記の課題を解決するために、第2のエンド
シールドとサイドロッドとの取付は手段を改良したもの
で、その点について製造方法的に述べることにする。
即ち、従来例(第2図)と同一箇所は同一符号を付すこ
とにすると、第1図(a)、(b)はこの発明の電子レ
ンジ用マグネトロンにおける第2のエンドシールドとサ
イドロッドの取付は方法を示したもので、先ず焼結前に
第2のエンドハツト27の裏面に予め略M字形の円周溝
42をプレス成形により形成する。
この場合、第1図(a)に示すように、第2のエンドハ
ツト27は環状になっているが、その幅寸法をり。とじ
、サイドロッド29の外径寸法をDlとし、略M字形の
円周溝42の幅寸法をD2とし、円周溝42の中央突出
部42aの幅寸法をD3とすれば、 DlくD2くり。
D、  >D。
の関係を満足するように設定されている。
次に、同図(b)に示すように、この円周溝42の一部
にサイドロッド29を嵌合してバット抵抗溶接する。こ
のバット抵抗溶接はコンデンサ充放電方式(直流)によ
る抵抗溶接であり、電圧及びコンデンサの静電容量で溶
接電流、時間を制御している。又、加圧力も制御する。
尚、この発明の電子レンジ用マグネトロンは、上記以外
は従来例(第2図)のマグネトロンと同様構成ゆえ、詳
細な説明は省略することにする。
[発明の効果] この発明によれば、サイドロッドの第2のエンドシール
ドからの外方へのはみ出しが抑制され、その結果、サイ
ドロッドのはみ出し部分がセンターロッドやポールピー
スへ接触したり放電することを未然に防止することが出
来る。
又、サイドロッドの縦割れも減少し、溶接強度の向上、
寸法精度の向上を図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)、(b)はこの発明の一実施例に係る電子
レンジ用マグネトロンの製造方法を示す断面図、第2図
は従来の電子レンジ用マグネトロンの全体を示す断面図
、第3図は従来の電子レンジ用マグネトロンの製造方法
を示す断面図、第4図(a)、(b)は従来の電子レン
ジ用マグネトロンの製造方法における欠点を示す断面図
である。 25・・・陰極フィラメント、26・・・第1のエンド
シールド、27・・・第2のエンドシールド、28・・
・センターロッド、29・・・サイドロッド、42・・
・円周溝。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)螺旋状陰極フィラメントの一端が直接又はエンド
    チップを介して第1のエンドシールドに固着され、他端
    が第2のエンドシールドに固着され、更に上記第1のエ
    ンドシールドが上記第2のエンドシールドを貫通したセ
    ンターロッドに取付けられ、上記第2のエンドシールド
    がサイドロッドに取付けられてなる電子レンジ用マグネ
    トロンにおいて、 上記第2のエンドシールドの裏面に半断面略M字形の円
    周溝が形成され、この円周溝の一部に上記サイドロッド
    の端面部が嵌合され溶接されてなることを特徴とする電
    子レンジ用マグネトロン。
  2. (2)螺旋状陰極フィラメントの一端を直接又はエンド
    チップを介して第1のエンドシールドに固着し、他端を
    第2のエンドシールドに固着し更に上記第1のエンドシ
    ールドに上記第2のエンドシールドを貫通したセンター
    ロッドを取付け、上記第2のエンドシールドにサイドロ
    ッドを取付ける電子レンジ用マグネトロンの製造方法に
    おいて、 焼結前に上記第2のエンドシールドの裏面に予め半断面
    略M字形の円周溝を形成し、この円周溝の一部に上記サ
    イドロッドを嵌合し、バット抵抗溶接により結合するこ
    とを特徴とする電子レンジ用マグネトロンの製造方法。
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JP4122100B2 (ja) * 1998-12-03 2008-07-23 松下電器産業株式会社 マグネトロン用陰極部及びそれを用いたマグネトロン装置

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