JPH02148195A - 金銭登録機管理装置 - Google Patents

金銭登録機管理装置

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JPH02148195A
JPH02148195A JP30171188A JP30171188A JPH02148195A JP H02148195 A JPH02148195 A JP H02148195A JP 30171188 A JP30171188 A JP 30171188A JP 30171188 A JP30171188 A JP 30171188A JP H02148195 A JPH02148195 A JP H02148195A
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JP30171188A
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Inventor
Katsumi Uematsu
植松 克己
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Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Tokyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、複数台の金銭登録機の稼働、非稼働を管理す
る金銭登録機管理装置に関する。
[従来の技術] 一般に、複数台の金銭登録機を所有するスーパーマーケ
ットなどにおいては、キャッシャ1人の処理能力がほぼ
決まっているため、過去の実績から曜日や時間帯により
金銭登録機の稼働台数を予め決定して客数の増減に対処
しているのが実情である。このため、常に効率的な台数
を稼働させて会=1゛業務を行なっているとは限らず、
時には客が多すぎて客の待ち時間が増大したり、逆に客
が少なすぎてキャッシャの作業効率が低下することがあ
った。このような場合、店の責任者等が店内の状況から
稼働台数の追加または削減を指示するが、対応の遅れが
発生し易く不充分であった。
[発明が解決しようとする課題] 上述したように、従来においては金銭登録機の稼働台数
を現在の客数と店の会計処理能力とから適切に選択して
いるとは言い難く、客の変動に速やかに追従できない問
題があった。
そこで本発明は、現在の客数と店の会計処理能力とから
自動的に金銭登録機の最適な稼働台数を決定してキャッ
シャへ勧告でき、客の変動に対する速やかな対処が可能
で、サービス性を高め得るとともに作業効率を向上でき
る金銭登録機管理装置を提供しようとするものである。
[課題を解決するための手段] 本発明は、入場客数を取込む入場客数取込み手段と、現
在の金銭登録機の稼働台数を取込む稼働台数取込み手段
と、この稼働台数取込み手段により取込んだ稼働台数に
基いて単位時間当りの会計処理能力を算出する処理能力
算出手段と、この算出手段により算出された会計処理能
力と入場客数取込み手段により取込んだ所定時間前の単
位時間当りの入場客数とを比較して金銭登録機の稼働台
数が適正か否かを判定する比較判定手段と、この比較判
定手段により金銭登録機の稼働台数不足が判定されると
追加勧告を行ない、金銭登録機の稼働台数過剰が判定さ
れると削減勧告を行なう勧告手段とを備えた金銭登録機
管理装置である。
そして、退場客数を取込む退場客数取込み手段と、入場
客数取込み手段により取込んだ所定時間前の単位時間当
りの入場客数を上記所定時間より以前の入場客数と退場
客数取込み手段により取込んだ退場客数とに基いて補正
する入場客数補正手段とを設け、処理能力算出手段によ
り算出された会計処理能力と入場客数補正手段により補
正された所定時間前の単位時間当りの入場客数とを比較
して金銭登録機の稼働台数が適正か否かを判定すること
が望ましい。
[作用] このような構成の金銭登録機管理装置であれば、現在の
金銭登録機の稼働台数に基いて得られた単位時間当りの
会計処理能力と所定時間前の単位時間当りの入場客数と
が比較され、入場客数が会計処理能力を上回る場合には
稼働台数が不足しているので稼働登録機の追加が勧告さ
れる。その結果、会計処理能力が向上するので、入場か
ら所定時間経過後に会計を行なう客の待ち時間が長くな
ることはなくなる。
一方、入場客数が会計処理能力を下回る場合には稼働台
数が過剰気味なので稼働登録機の削減が勧告される。そ
の結果、会計処理能力が低減されるので、キャッシャの
作業効率が低下することはな(なる。
そして、所定時間より以前の入場客数と退場客数取込み
手段により取込んだ現在までの退場客数とに基いて所定
時間前の単位時間当りの入場客数を補正することにより
、所定時間で店を退場しなかった客の増加分も考慮され
て稼働台数が決定されるので、より適切な管理を行ない
得る。
[実施例] 以下、本発明をスーパーマーケットなどで採用されるP
OSシステムに適用した一実施例について図面を参照し
ながら説明する。
第1図において、1はスーパーマーケットなどの売場で
あって、入場口2側から内部に向かって商品陳列棚3が
配置されており、また退場口4側の会計場所に金銭登録
機としてのK(≧2)台のPOSターミナル5が設置さ
れている。各POSターミナル5は伝送回線6を介して
それぞれストアコントローラ7にインライン接続されて
いる。
ストアコントローラ7は、各POSターミナル5での登
録結果を収集し集計することによって店の売上分析等を
行なうものであり、入場口2から店内に入場した客を検
出する客センサ8、店内放送に使用されるスピーカ9が
接続されている。
前記POSターミナル5は、第2図に示すように、制御
部本体としてのCPUII、CPUI 1が各部を制御
するためのプログラムデータなどが設定されたROM1
2、各商品の単品コードにその商品の品名、単価等が設
定された単品ファイルのほか、売上点数および売上金額
の合計エリア等が形成されたRAMI 3、置数キー1
4a、登録締めキーとしての現計キー14bなどの各種
登録用キーが配設されたキーボード14からのキー信号
を人力処理するキーボード回路15、各商品に付された
バーコード(単品コード)を読取るためのバーコードス
キャナ16のスキャナ制御回路17、商品の品名、金額
等を表示する表示器18の表示制御回路19、レシート
などに印字を行なうプリンタ20のプリンタ制御回路2
1、現金等を収納するためのドロワ22のドロワ制御回
路23、前記伝送回線6を介してストアコントローラ7
との間で行なわれるデータ伝送を制御する伝送制御回路
24、などから構成されている。
前記ストアコントローラ7は、第3図に示すように、制
御部本体としてのCPU31、CPU31が各部を制御
するためのプログラムデータなどが設定されたROM3
2、CPU31が各部を制御する上で必要な各種メモリ
が形成されたRAM33、各POSターミナル5にて発
生した商品登録データを集計するための各種ファイルメ
モリが形成されたハードディスク34のディスク制御回
路35、設定データなどを入力するための各種キーが配
設されたキーボード36からの生信号を入力処理するキ
ーボード回路37、キー人力データなどを表示するため
の表示器38の表示制御回路39、現在の時刻を計時す
る時計回路40、前記客センサ8からの信号を人力する
とともにスピーカ9へ音声信号を出力するI10ボート
41、前記伝送回線6を介して各POSターミナル5と
の間で行なわれるデータ伝送を制御する伝送I11御回
路42、などから構成されている。
前記RAM3Bには、第4図に示すように、前記客セン
サ8からの窓検出信号を計数することによって単位時間
当りの入場客数Aを求める入場客数カウンタ51、この
カウンタ51によって求められた単位時間当りの入場客
数AをエリアI。に格納し一定時間毎に順次シフトする
ことによって最新のn時間分の入場客数を保存する入場
客数シフトレジスタ52、このシフトレジスタ52にお
けるエリア!、+、からl5−1までに保存されたN時
間分の入場客数Cを記憶する入場客数合計器53、前記
各POSターミナル5にて登録締め操作が行なわれるこ
とにより発生する客通過信号を計数することによって単
位時間当りの退場客数Bを求める退場客数カウンタ54
、このカウンタ54によって求められた単位時間当りの
退場客数BをエリアOoに格納し一定時間毎に順次シフ
トすることによって最新のn時間分の退場客数を保存す
る退場客数シフトレジスタ55、このシフトレジスタ5
5におけるエリア0゜から0N−1までに保存されたN
時間分の退場客数りを記憶する退場客数合計器56、入
場したにもかかわらず会計を行なわずに退場する客の平
均率いわゆる平均通過率Rの設定メモリ57、キャッシ
ャ1人の平均的な単位時間当りの処理能力いわゆる平均
処理能力値Pの設定メモリ58、K台のPOSターミナ
ル5にそれぞれ設定されたID番号「1」〜「K Jに
対応して稼働中か(0)非稼働中か(×)を示す情報の
格納エリア59aとその稼働台数Uを記憶する稼働台数
エリア59bとからなるターミナル管理テーブル59が
形成されている。
しかして、前記ストアコントローラ7のCPU31は、
単位時間に相当する一定周期毎に第5図の流れ図に示す
処理を実行するようにプログラム設定されている。すな
わち、流れ図を開始すると、先ず入場客数レジスタ52
を順次シフトするとともに、入場客数カウンタ51にて
求められた入場客数Aに設定メモリ53に予め設定され
ている平均通過率Rを乗じることによって単位時間当り
の会計を行なう入場客数を得、その値を空になったエリ
アIOに格納して、入場客数カウンタ51をリセットす
る。次に、入場客数レジスタ52のエリア1.+1から
lm−1までに保存されたN時間分の入場客数Cを計算
し、その値を入場客数合計器53に格納する。(入場客
数取込み手段)また、退場客数レジスタ55を順次シフ
トし、退場客数カウンタ54にて求められた退場客数B
を空になったエリアOoに格納して、退場客数カウンタ
54をリセットする。次に、退場客数レジスタ55のエ
リアOoから0N−1までに保存されたN時間分の退場
客数りを計算し、その値を退場客数合計器56に格納す
る。(退場客数取込み手段) 次に、入場客数レジスタ52から所定の(T十α)時間
前における単位時間当りの会計を行なう入場客数が保存
されたエリアImの内容を読出す。
なお、Tは客が入場してから会計場所に来るまでの平均
移動時間であり、αは追加勧告または削減勧告が行なわ
れてから実施されるまでの遅れ時間である。
次に、入場客数合計器53の値Cと退場客数合計器56
の値りとの偏差Δを求める。そして、この偏差Δを読出
したImの値に加算することによって単位時間当りの会
計を行なう入場客数を補正する。(入場客数補正手段) また、ターミナル管理テーブル59の稼働台数エリア5
9bに設定されている稼働台数Uを取込む。(稼働台数
取込み手段)そして、この稼働台数Uに設定メモリ58
に予め設定されている平均処理能力値Pを乗じることに
より店の単位時間当りの会計処理能力を算出する。(処
理能力算出手段) 次に、算出された単位時間当りの会計処理能力と補正さ
れた単位時間当りの会計を行なう入場客数とを比較する
。そして、その比較結果Gの絶対値が平均処理能力値2
未満であればPOSターミナル5の現在の稼働台数Uが
適正であると判定し、この処理を終了する。
これに対し、比較結果Gが[P≦G≦2P]の範囲に含
まれるとき、POSターミナル5の現在の稼働台数Uは
適正な稼働台数に対して1台不足していると判定し、ス
ピーカ9より音声でPOSターミナル1台の追加勧告を
行なってこの処理を終了する。また比較結果Gが[2P
≦G≦3P]の範囲に含まれるとき、POSターミナル
5の現在の稼働台数Uは適正な稼働台数に対して2台不
足していると判定し、スピーカ9より音声でPOSター
ミナル2台の追加勧告を行なってこの処理を終了する。
以下、同様にして(K−1)台までの追加勧告が可能で
ある。
一方、比較結果Gが[−P≧G≧−2P]の範囲に含ま
れるとき、POSターミナル5の現在の稼働台数Uは適
正な稼働台数に対して1台過剰であると判定する。そし
て、ターミナル管理テーブル59の格納エリア59aに
非稼働情報(×)が格納されているPOSターミナルの
なかで予め定められている有線順位の高い1台を選定し
、このターミナルに対して削減勧告情報を出力してこの
処理を終了する。同様に比較結果Gが[−2P≧6≧−
3P]の範囲に含まれるとき、POSターミナル5の現
在の稼働台数Uは適正な稼働台数に対して2台過剰であ
ると判定する。そして、ターミナル管理テーブル59の
格納エリア59aに非稼働情報(X)が格納されている
POSターミナルのなかで予め定められている有線順位
の高い2台を選定し、このターミナルに対して削減勧告
情報を出力してこの処理を終了する。以下、同様にして
(K−1)台までの削減勧告が可能である。
(比較判定手段・勧告手段) 各POSターミナル5のCPUI 1は第6図の流れ図
に示す処理を実行するようにプログラム設定されている
。すなわち、バーコードスキャナ16によって商品に付
されたバーコード(単品コード)の読取りいわゆるスキ
ャニングが行なわれると、当該単品コードでRAM13
内の単品ファイルを検索し、対応する品名および単価を
読出す。そして、販売点数に読出した単価を乗じて販売
金額を算出し、この販売点数および販売金額をRAMI
 B内の合計エリアに加算処理する(登録処理)。また
、読出した品名と算出された販売金額とを表示器18に
表示させるとともに、プリンタ20を駆動してレシート
に印字出力する(表示・印字処理)。さらに、当該単品
コード、販売点数および販売金額からなる商品登録デー
タを伝送回線6を介してストアコントローラ7へ送信す
る。
その後、現計キー14bが入力されて登録締め操作が行
なわれると、客からの預り金額からRAM13内の合計
エリアにて求められた合計金額を減算して釣銭を求める
。そして、この釣銭額を表示器18に表示させるととも
に合計金額、預り金額および釣銭額をレシートに印字す
る(締め処理)。次いで、レシートの発行を行なうとと
もにドロワ22を開放させる。また、1人の客に対する
会計処理が終了したことを示す客通過信号を伝送回線6
を介してストアコントローラ7へ送信する。その後、後
述する開局宣言フラグがセットされている場合には表示
器18に開局を指示するメツセージを表示させて終了す
る。
一方、伝送回線6を介してストアコントローラ7より削
減勧告情報を受信すると、開局宣言フラグをセットする
。次いで、商品登録中であるか否かを判断し、登録中で
なければ直ちに表示器18に開局を指示するメツセージ
を表示させて終了する。登録中の場合は締め操作が行な
われるのを待って開局指示メツセージを表示させて終了
する。
このように構成された本実施例においては、ストアコン
トローラ7のRAM33に設けられた各設定メモリ57
.58に過去の実績から求められた平均通過率Rと平均
処理能力値Pが予め設定されている。また、同メモリ3
3におけるターミナル管理テーブル59の格納エリア5
9aには伝送回線6を介して接続されているに台のPO
Sターミナル5のうち現在開局されているターミナルの
ID番号に対応して開局情報(0)が格納され、現在閉
局されているターミナルのID番号に対応して開局情報
(X)が格納されており、かつ稼働台数エリア59bに
は開局情報が格納されたターミナルの台数Uが格納され
ている。
このような状態で客センサ8により入場口2から売場1
に入場した客が検知されると、このセンサ8からの客検
出信号によりストアコントローラ7におけるRAM33
内の入場客数カウンタ51が「+1」ずつ更新される。
また、各POSターミナル5を操作するキャッシャが客
の購入した商品の登録を行ない締め操作を行なうと、そ
のターミナル5から客通過信号が出力され、この客通過
信号によりストアコントローラ7におけるRAM33内
の退場客数カウンタ54が「+1」ずつ更新される。な
お、両カウンタ51,54は単位時間周期でリセットさ
れる。
そして、この単位時間に相当する一定周期を経過すると
、先ず、入場客数レジスタ52がシフトされるとともに
、入場客数カウンタ51にて得られた単位時間当りの入
場客数Aに平均通過率Rが乗算されて単位時間当りの会
計を行なう入場客数が算出され、このデータが入場客数
レジスタ52のエリアloに格納される。すなわち、入
場客数レジスタ52には最新n時間分の単位時間当りの
会計を行なう入場客数が保存されている。
また、同周期の経過により退場客数レジスタ55がシフ
トされるとともに、退場客数カウンタ54にて得られた
単位時間当りの入場客数Bが退場客数レジスタ55のエ
リアOoに格納される。
すなわち、退場客数レジスタ55には最新n時間分の単
位時間当りの退場客数が保存されている。
次いで、入場客数レジスタ52より(T+α)時間前の
単位時間当りの会計を行なう入場客数、すなわち入場し
てから店内を平均的に移動しこれから単位時間内に会計
を行なうと予測される客数データが読出される。また、
入場客数レジスタ52に保存されている上記(T+α)
時間よりも以前のN時間分の会計を行なう入場客数01
すなわち既に会計を済ましていると予測される客数デー
タと、退場客数レジスタ55に保存されている同−N時
間分の退場客数り、すなわち実際に会計を済ましている
客数データとの偏差Δが算出される。この偏差Δは入場
から(T+α)時間を経過してもまだ会計を行なわず店
内に残っている客数に相当するので、読出した客数デー
タに偏差Δが加算されてこれから単位時間内に会計を行
なうと予n1される客数データが補正される。
次いで、現在の稼働台数Uに平均処理能力値Pを乗じる
ことにより現在の単位時間当りの会計処理能力が算出さ
れる。そして、この単位時間当りの会計処理能力と、こ
れから単位時間内に会計を行なうと予測される客数デー
タとが比較され、現在の稼働台数Uが効率的に会計処理
を行なうのに適しているか否かが判定される。
ここで、現在の会計処理能力ではこれから会計を行なう
と予測される客を効率的に処理できないと判定されたな
らば、スピーカ9からの放送手段によって必要な台数分
だけの追加勧告が自動的に行なわれる。そこで、待機し
ていたキャッシャは追加台数だけ閉局中のPOSターミ
ナルを開局する。この結果、店の単位時間当りの会計処
理能力が向上するので、単位時間内に会計を行なうと予
測される客が実際に全て会計を行なうことになったとし
ても待ち時間が増大することなく充分に処理できる。
一方、現在の会計処理能力が高すぎてこれから会3Fを
行なうと予測される客が全て会計を行なったとしても暇
なキャッシャが発生すると判定されたならば、現在開局
中のPOSターミナルのうち選択された必要台数のPO
Sターミナルに対して通信手段によって削減勧告情報が
出力される。この削減勧告情報を受信したPOSターミ
ナルにおいては非登録時に開局を指示する表示が行なわ
れるので、当該POSターミナルのキャッシャはそのP
OSターミナルを閉局する。この結果、店の単位時間当
りの会計処理能力が抑制され、キャッシャの作業負担が
大きくなる。ただし、単位時間内に会計を行なうと予測
される客が実際に全て会計を行なうことになったとして
も待ち時間は増大することなく効率的に処理できる。
このように本実施例によれば、これから単位時間内に会
計を行なうと予′lplされる最大限の客数と、現在開
局中のPOSターミナル5による単位時間当りの店の会
計処理能力とを比較することにより、POSターミナル
5の稼働台数が適正であるか否かが自動的に判定され、
稼働台数が不足している場合には追加勧告が行なわれ、
過剰気味の場合には削減勧告が行なわれる。したがって
、従来のように店の担当者等が店内の状況からPOSタ
ーミナル5の稼働・非稼働を指示する場合に比べて、客
の変動に対する速やかな対処が可能となる。この結果、
客が会計場所で長時間待されることはなくなりサービス
性を高められる上、キャッシャの作業効率も向上される
なお、前記実施例では本発明をPOSシステムのストア
コントローラ7に適用した場合を示したが、単体の金銭
登録機(電子式キャッシュレジスタ)を複数台備え、こ
れらの金銭登録機の稼働・非稼働を管理する単体の装置
であってもよい。この場合、退場客数取込み手段として
は、退場口4に客センサ8と同様のセンサを設け、この
センサからの客検出信号により退場客数カウンタ54を
更新することが考えられる。このとき入場客数カウンタ
51により求められた単位時間当りの入場客数に平均通
過率Rを乗算して補正する必要はなくなる。また、入場
客数、退場客数および金銭登録機の稼働台数をキーボー
ドを利用してマニュアル人力するようにし、比較判定手
段による判定結果として追加台数または削減台数を勧告
するようにしただけでも客の変動に対しては速やかに対
処できるので、本発明に含まれるものである。
また、前記実施例では勧告手段としてスピーカ9による
放送手段および各POSターミナル5への有線通信手段
を示したが、これに限定されるものではなく、例えばス
トアコントローラ7の表示器38に勧告内容を表示出力
させたり、また、無線通信手段を利用してキャッシャに
通知するようにしてもよい。
さらに、前記実施例では入場客数合計と退場客数合計と
の偏差Δから単位時間当りの入場客数を補正したが、こ
の補正手段を省略しても本発明の効果は充分に奏し得る
ものである。このほか、本発明の要旨を逸脱しない範囲
で種々変形実施可能であるのは勿論である。
[発明の効果] 以上詳述したように、本発明によれば、現在の客数と店
の会計処理能力とから自動的に金銭登録機の最適な稼働
台数を決定してキャッシャへ勧告でき、客の変動に対す
る速やかな対処が可能で、サービス性を高め得るととも
に作業効率を向上できる金銭登録機管理装置を提供でき
る。
また、請求項2によれば、現在の客数を高精度に予測で
きるようになり、信頼性に優れた金銭登録機管理装置を
提供できる。
【図面の簡単な説明】
図は本発明をPOSシステムに適用した一実施例であっ
て、第1図はPOSシステムの全体構成を示す模式図、
第2図はPOSターミナルのブロック図、第3図はスト
アコントローラのブロック図、第4図はストアコントロ
ーラにおけるRAMの主要なメモリ構成を示す図、第5
因はストアコントローラにおけるCPUの主要なプログ
ラム処理を示す流れ図、第6図はPOSターミナルにお
けるCPUの主要なプログラム処理を示す流れ図である
。 5・・・POSターミナル、7・・・ストアコントロー
ラ、8・・・客センサ、9・・・スピーカ、51・・・
入場客数カウンタ、52・・・入場客数シフトレジスタ
、53・・・入場客数合計器、54・・・退場客数カウ
ンタ、55・・・退場客数シフトレジスタ、56・・・
退場客数合計器、59・・・ターミナル管理テーブル。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第4図 第5 図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)入場客数を取込む入場客数取込み手段と、現在の
    金銭登録機の稼働台数を取込む稼働台数取込み手段と、
    この稼働台数取込み手段により取込んだ稼働台数に基い
    て単位時間当りの会計処理能力を算出する処理能力算出
    手段と、この算出手段により算出された会計処理能力と
    前記入場客数取込み手段により取込んだ所定時間前の単
    位時間当りの入場客数とを比較して前記金銭登録機の稼
    働台数が適正か否かを判定する比較判定手段と、この比
    較判定手段により前記金銭登録機の稼働台数不足が判定
    されると追加勧告を行ない、前記金銭登録機の稼働台数
    過剰が判定されると削減勧告を行なう勧告手段とを具備
    したことを特徴とする金銭登録機管理装置。
  2. (2)入場客数を取込む入場客数取込み手段と、退場客
    数を取込む退場客数取込み手段と、前記入場客数取込み
    手段により取込んだ所定時間前の単位時間当りの入場客
    数を上記所定時間より以前の入場客数と前記退場客数取
    込み手段により取込んだ退場客数とに基いて補正する入
    場客数補正手段と、金銭登録機の稼働台数を取込む稼働
    台数取込み手段と、この稼働台数取込み手段により取込
    んだ稼働台数に基いて単位時間当りの会計処理能力を算
    出する処理能力算出手段と、この算出手段により算出さ
    れた会計処理能力と前記入場客数補正手段により補正さ
    れた所定時間前の単位時間当りの入場客数とを比較して
    前記金銭登録機の稼働台数が適正か否かを判定する比較
    判定手段と、この比較判定手段により前記金銭登録機の
    稼働台数不足が判定されると追加勧告を行ない、前記金
    銭登録機の稼働台数過剰が判定されると削減勧告を行な
    う勧告手段とを具備したことを特徴とする金銭登録機管
    理装置。
JP30171188A 1988-11-29 1988-11-29 金銭登録機管理装置 Pending JPH02148195A (ja)

Priority Applications (1)

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JP30171188A JPH02148195A (ja) 1988-11-29 1988-11-29 金銭登録機管理装置

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JP30171188A JPH02148195A (ja) 1988-11-29 1988-11-29 金銭登録機管理装置

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