JPH02147614A - 含フツ素共重合体の製造方法 - Google Patents

含フツ素共重合体の製造方法

Info

Publication number
JPH02147614A
JPH02147614A JP29966188A JP29966188A JPH02147614A JP H02147614 A JPH02147614 A JP H02147614A JP 29966188 A JP29966188 A JP 29966188A JP 29966188 A JP29966188 A JP 29966188A JP H02147614 A JPH02147614 A JP H02147614A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
monomer
fluorine
copolymer
carbon
polymerization
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP29966188A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2841396B2 (ja
Inventor
Isamu Kaneko
勇 金子
Masao Unoki
正夫 鵜木
Kazuya Oharu
一也 大春
Hide Nakamura
秀 中村
Tokuhide Sugiyama
徳英 杉山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AGC Inc
Original Assignee
Asahi Glass Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Glass Co Ltd filed Critical Asahi Glass Co Ltd
Priority to JP63299661A priority Critical patent/JP2841396B2/ja
Publication of JPH02147614A publication Critical patent/JPH02147614A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2841396B2 publication Critical patent/JP2841396B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、二分子環化重合による含フッ素共重合体の製
造方法に関するものである。
[従来の技術J 従来、ある種のジオレフィンとモノオレフィンの共重合
により、溶媒可溶な共重合体が得られることが報告され
ている(Encyclopedia ofPolyme
r 5cience Technology 4.58
8 ) *この場合、ジオレフィンとモノオレフィンが
分子間で環を形成しながら重合していくために、架橋反
応が起こらず、得られる共重合体は溶媒に可溶なものと
なる。しかし、これまでに含フッ素モノオレフィンまた
はジオレフィンを用いた二分子環化重合の例は報告され
ていない。
一方、1.5−または1.6−ジエンは、ある種の条件
下では分子内で環を形成しながら重合し、溶媒可溶な重
合体を生成することが知られており(Encyclop
edia of Polymer ScienceTe
chnology 4.568 ) 、含フッ素ジエン
も高圧下では環化重合して溶媒可溶な重合体が得られる
ことが報告されている(L、A、Waal、 Fluo
r。
Polymer Wiley−3cience、 4.
 High PressurePolymerizat
ion、 P、 127) 、また、特開昭63−23
8111号公報には、CF2=C:F(CF2)l、0
4CF、)、CF=CF!(ただし、nは0〜5、mは
O〜5であり、n+mは1〜6)のごとき構造を有する
パーフルオロジオレフィンが温和な条件においても環化
重合し、特定の含フッ素溶媒に可溶な重合体を与えるこ
とが記載されている。しかし、これらの場合は、ジオレ
フィンが一分子で環を形成する環化重合であり、ジオレ
フィンとモノオレフィンとの二倍子からの環化重合は報
告されていない。
[発明が解決しようとする課題] 本発明は、従来知られていなかったジオレフィンとモノ
オレフィンとの二倍子環化重合による含フッ素共重合体
の製造方法を新規に提供することを目的とするものであ
る。
[課題を解決するための手段] 本発明者は、含フッ素モノマーの場合、特定構造のジオ
レフィンを用いることにより、モノオレフィンとの二倍
子環化重合を円滑有利に進行せしめることができ、溶媒
可溶の含フッ素共重合体をも得ることが可能であるとい
う新規知見を得るに至った。
かくして本発明は、上記知見に基いて完成されたもので
あり、分子内に炭素−炭素二重結合を二つ有し、且つそ
の二つの二重結合が一つの原子をはさむ構造を有する二
官能単量体と分子内に炭素−炭素二重結合を一つ有する
一官能単量体とを、これらの少なくとも一方を含フッ素
単量体として二倍子環化重合せしめることにより、フッ
素含有量が20重量%以上である共重合体を生成せしめ
ることを特徴とする含フッ素共重合体の製造方法を新規
に提供するものである。
本発明の二官能単量体としては、二つの炭素−炭素二重
結合の間にひとつの原子をはさむ構造であることが必要
である。すなわち、ルキル基、Xは原子あるいは原子団
]の構造を有するジオレフィン化合物などが例示され得
る。Xが無い場合、すなわちジオレフィンが合は、二つ
の二重結合が共役してしまい、モノオレフィンとの二倍
子環化重合は起こらない。
また、Xが二つ以上の原子がつながった基であると、ジ
オレフィン化合物は単独で環化重合してしまい、モノオ
レフィン化合物との二倍子環化重合性が低下する。好ま
しくは1.4−ジオレフィン化合物、さらに好ましくは
1.4−ジエン化合物などが採用される。上記1.4−
ジエン化あるが、重合性ならびに含フッ素モノオレフィ
ン化合物との共重合性の点から、ジビニルエーテル(X
=−O−)、ジメチルジビニルシラン(X=St (C
Hs)*)等が好ましく採用される。
また、二官能単量体はフッ素を含むものであってもよい
、含フッ素ジオレフィン化合物としては、パーフルオロ
ジビニルエーテル(CF、=CF−0−CF=CF2)
、パーフルオロ−1,4−ペンタジェン(CF、=CF
−CF、−CF=CF、)、あるいはこれらのフッ素が
一部水素またはフッ素以外のハロゲン原子で置換された
ものなどが例示可能である。
もちろん、二官能単量体としては、複数の構造のものを
併用することもできる。
一方、分子内に炭素−炭素二重結合を一つ有する一官能
単量体としては、含フッ素モノオレフィンなどが例示さ
れ、フッ化ビニル、フッ化ビニリデン、トリフルオロエ
チレン、クロロトリフルオロエチレン、テトラフルオロ
エチレン、ヘキサフルオロプロピレン、パーフルオロア
ルキルビニルエーテル、パーフルオロアクリル酸エステ
ル等が例示可能であるが、テトラフルオロエチレン、ク
ロロトリフルオロエチレン等のバーハロオレフィンが好
ましい※また、フッ素を含有しないモノオレフィンなど
も、使用する二官能単量体と共重合可能なものであれば
、何ら制限されないが、エチレン、プロピレン等のオレ
フィン類、アクリル酸またはメタクリル酸のアルキルエ
ステル、アルキルビニルエーテル類等が例示可能である
本発明においては、上記二官能単量体と一官能単量体と
が二分子環化重合せしめられるが、これら二種類の単量
体の少なくとも一方を含フッ素単量体とすることが必要
である。而して、本発明の含フッ素共重合体は、フッ素
原子含有量が20重量%以上であることが必要である。
20%以下では、一般にフッ素樹脂の有する撥水性、耐
紫外線性、低屈折性といった性質が十分に満足し得るの
ものでなくなる。また、本発明によって得られる含フッ
素共重合体は、水素原子を含んでいる場合に窒素、ヘリ
ウム等の不活性ガスで希釈されたフッ素ガスによりフッ
素化することによって、さらにフッ素含量を高め、最終
的にはパーフルオロポリマーにすることもできる。この
場合にも、フッ素含有量が20%以下では、フッ素系の
溶媒に溶解しないとか、あるいはフッ素ガスにより炭素
−炭素結合が切断し易いといった問題が生じる。
本発明においては、二官能単量体と一官能単量体との共
重合割合は二分子環化重合が進行する限り特に限定され
ないが、二官能単量体/一官能単量体のモル比で通常は
110.8〜1/4、好ましくは1/1〜l/2.5程
度の範囲から選定される。
上記特定の二官能単量体と一官能単量体は、比較的温和
な条件下で二分子環化重合し、主鎖に環状構造を有する
共重合体を与える。而して、重合方法としては、ラジカ
ル的に進行するものであれば手段は何ら制限されないが
、例えば有機、無機ラジカル開始剤、光、電離性放射線
あるいは熱による重合などが挙げられる。
ラジカル開始剤としては、2.2′−アゾビス(N、 
N’−ジメチレンイソブチルアミジン)ジハイドロクロ
ライド、2.2′−アゾビス(2−アミジノプロパン)
ジハイドロクロライド、2.2’−アゾビス(N、 N
′−ジメチレンイソブチルアミジン) 、4.4′−ア
ゾビス(4−シアノペンタノイックアシッド) 、 2
.2’−アゾビス(2−メチル−N−(1,1−ビス(
ヒドロキシメチル)−2−ヒドロキシエチル1プロピオ
ンアミド) 、 2.2’−アゾビス(2−メチル−N
−[1,1−ビス(ヒドロキシメチル)エチル]プロピ
オンアミド) 、2.2’−アゾビス[2−メチ□ルー
N−(2−ヒドロキシエチル)プロピオンアミド] 、
 2.2′−アゾビス(イソブチルアミド)シバイドレ
ート、2.2−アゾビス(4−メトキシ−2,4−ジメ
チルバレロニトリル) 、2.2’−アゾビス(2,4
−ジメチルバレロニトリル)、(1−フェニルエチル)
アゾジフェニルメタン、2.2″−アゾビスイソブチロ
ニトリル、ジメチル2.2′−アゾビスイソブチレート
、2,2′−アゾビス(2−メチルブチロニトリル) 
、 1.1’−アゾビス(1−シクロヘキサンカルボニ
トリル)、2−(カルバモイルアゾ)−イソブチロニト
リル。
2.2−アゾビス(2,4,4−トリメチルペンタン)
、2−フェニルアゾ−2,4−ジメチル−4−メトキシ
バレロニトリル、2,2′−アゾビス(2−メチルプロ
パン)の如きアゾ化合物、ステアロイルパーオキシド、
ジイソプロピルパーオキシジカーボネート、ベンゾイル
パーオキシド、2.4−ジクロロベンゾイルパーオキシ
ド、アセチルパーオキシド、t−ブチルハイドロパーオ
キシド、クメンハイドロパーオキシド、ジ−イソプロピ
ルベンゼンハイドロパーオキシド、パラ−メンタンハイ
ドロパーオキシド、2.5−ジメチルヘキサン−2,5
−シバイドロバ−オキシド、メチルエチルケトンパーオ
キシド、シクロヘキサノンパーオキシド、ジ−t−ブチ
ルバーオキシド、ジクミルパーオキシド、t−ブチルク
ミルパーオキシド、2,5−ジメチル−2,5−ジ(t
−ブチルパーオキシ)ヘキサン、2,5−ジメチル−2
,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキシン−3、オク
タノイルパーオキシド、デカノイルパーオキシド、ラウ
ロイルパーオキシド、t−ブチルパーベンゾエート、t
−ブチルパーアセテート、t−ブチルパービバレート、
t−ブチルパーイソブチレート、t−ブチルパーオキシ
イソプロビルカーボネート、ジ−t−ブチルシバ−フタ
レート、t−ブチルパーラウレート、2.5−ジメチル
−2,5−ジ(ベンゾイルパーオキシ)ヘキサン、ジ−
パーフルオロブタノイックパーオキシド、ジ−パーフル
オロ−3−オキサ−2−メチルヘキサノイックパーオキ
シド、ジーバーフルオロノナノイックバーオキシドの如
き有機パーオキシド、K、S、0.、(NH,)、S、
0.の如き無機パーオキシドなどが例示される。光とし
ては、可視光、紫外線などが例示され、光増感剤を併用
することもできる。電離性放射線としては+10co、
11111.1707m、目フCsなとの放射性同位元
素からのγ線、β線、α線などや、電子線加速器による
電子線などが例示される。
重合の方法もまた特に限定されるものではなく、モノマ
ーをそのまま重合に供するいわゆるバルク重合、モノマ
ーを溶解する弗化炭化水素、塩化炭化水素、弗化炭化水
素、アルコール、ハイドロカーボン、その他の有機溶媒
中で行なう溶液重合、水性媒体中で適当な有機溶剤の存
在下或いは非存在下に行なう懸濁重合、水性媒体に乳化
剤を添加して行なう乳化重合などが例示される0重合を
行なう温度や圧力も特に限定されるものではないが、モ
ノマーの沸点、所用加熱源、重合熱の除去等の諸国子を
考慮して適宜設定することが望ましい。例えば、0℃〜
200℃の間で好適な温度の設定を行なうことができ、
室温〜100℃程度ならば実用的にも好適な温度設定を
行なうことができる。また重合圧力としては減圧下でも
加圧下でも良(、実用的には常圧〜100気圧程度、更
には常圧〜50気圧程度でも好適な重合を実施できる。
[作用] 本発明の場合、共重合反応は、下記のごとく二分子が関
与する環化共重合により進行しているのものと考えられ
る。すなわち、二官能単量体にジビニルエーテル、一官
能単量体にテトラフルオロエチレンを用いた場合で例示
すると、次の通りと考えられる。
n CH2:CH−0−CH”CHz+ 2nCF2”
CFt−または 詳細な構造は必ずしも明確ではないが、生成共重合体に
二重結合の残存が認められないこと、また生成含フッ素
共重合体が溶媒に可溶であることおよびモノマー組成比
から、主に上記構造を有する共重合体であるものと考え
られる。重合体の’Hおよび”FNMRスペクトルは非
常に複雑なピークを示し、多(の立体的な環境が考えら
れる環構造を有していることが推測できる。
なお、かかる説明は本発明の理解の助けとするものであ
り、本発明を何ら限定するものでないことは勿論である
や [実施例] 次に、本発明の実施例について更に具体的に説明するが
、かかる説明によって本発明が何ら限定されるものでな
いことは勿論である。
実施例1 内容積100mQのステンレス製耐圧反応容器中に、ジ
ビニルエーテル4.5g、メチルエチルケトン18g、
2−メチル−2−プロパツール18g、アゾビスイソブ
チロニトリル(AIBN)0.05 gを仕込み、液体
窒素で凍結固化脱気を行なった後、クロロトリフルオロ
エチレン15gを反応器中に導入し、65℃で7時間反
応を行なった。反応圧は、4.5kg/cm”から2.
5kg/cm”まで変化した。
反応液を取り出し、濃縮を行なった後に、メタノール中
に滴下し、析出した白色固体を40℃で真空乾燥し、含
フッ素共重合体4.0gを得た。共重合体のフッ素含量
は40%であった。
共重合体は、テトラヒドロフラン、アセトン等の有機溶
媒に可溶であったが、NMRスペクトル、IRスペクト
ルから、二重結合の残存は認められなかった。また、テ
トラヒドロフラン中30℃で測定される固有粘度は0.
14dQ/ gであった。
実施例2 実施例1と同様に2テトラフルオロ工チレン5g1ジビ
ニルエーテル1.8g、メチルエチルケトン7g、2−
メチル−2−プロパツール7g、AIBN  0.02
 gを反応器中に仕込み、65℃で10時間反応を行な
った後に反応液を回収し、エタノール中に滴下し、析出
した固体を真空乾燥して含フッ素共重合体1.0gを得
た。共重合体のフッ素含有量は43%であった。実施例
1と同様に二重結合の残存は認められず、かつ共重合体
はアセトン、テトラヒドロフラン等の溶媒に可溶であっ
た。また、テトラヒドロフラン中30”Cで測定される
固有粘度は0.12dQ/ gであった。
実施例3 内容積100rB(!の耐圧反応容器中に、ジメチルジ
ビニルシラン(信越化学社製、LS−975)7.2g
、メチルエチルケトンlog、2−メチル−2−プロパ
ツール25g、アゾビスイソブチロニトリルO,1gを
仕込み、凍結脱気後、クロロトリフルオロエチレン15
gを導入し、65℃で6時間反応を行なった。
反応液を濃縮した後、メタノールを添加し、析出した白
色固体を真空乾燥することにより含フッ素共重合体0.
2gを得た。共重合体のフッ素含量は20%であった。
この共重合体は、実施例1.2と同様にアセトン、テト
ラヒドロフラン等の溶媒に可溶で、二重結合の残存は認
められなかった。
実施例4 パーフルオロジビニルエーテル(CF2=CF−0−C
F=CF、) 3.0g、  l−リクロロトリフルオ
ロエタン30g、t−ブチル−パーオキシイソブチレー
ト0、03 gを内容積100IlIQの耐圧反応容器
中に仕込み、液体窒素にて凍結脱気を行なった後、エチ
レン 1.0gを導入して65℃で20時間反応を行な
った。
得られた反応液をアセトンで希釈し、メタノール中に滴
下沈析した。析出した沈澱を真空乾燥して含フッ素共重
合体2.0gを得た。共重合体はフッ素含有量25%で
あり、アセトン、テトラヒドロフラン、クロロホルム等
の有機溶媒に可溶であった。
実施例5 実施例4におけるエチレンのかわりに、テトラフルオロ
エチレン3.Ogを用いた以外は、実施例4と同様にし
て含フッ素共重合体1.8gを得た。得られた共重合体
は、フッ素含有量70%であり、トリクロロトリフルオ
ロエタンに膨潤すが完全には溶解しなかった。
実施例6 実施例4におけるエチレンの代わりに、クロロトリフル
オロエチレン3.5gを使用した以外は、実施例4と同
様にして含フッ素共重合体1.1gを得た。共重合体は
、フッ素含有層52%であり、トリクロロトリフルオロ
エタン、ヘキサフルオロメタンに可溶であった。
実施例7 パーフルオロー1.4−ペンクジエン5.0g、エチル
ビニルエーテル3.4g、酢酸エチル30g。
ジイソプロピルパーオキシジカーボネート0.01gを
内容積100m12のステンレス製反応容器に入れ、窒
素ガスで置換した後、40”Cで24時間反応を行なっ
た。
反応液を取り出し、メタノール中に滴下沈析を行ない、
析出した白色沈澱を真空乾燥して含フッ素共重合体3.
0gを得た。共重合体のフッ素含有量は43%であった
。また、共重合体は酢酸エチル、テトラヒドロフラン、
ジメチルホルムアミド等の有機溶媒に可溶であった。
[発明の効果] 本発明は、比較的安価で容易に入手または合成できるジ
オレフィンおよびモノオレフィンを原料として、フッ素
含有量の高い環状構造を有する含フッ素共重合体を与え
るという効果を有する。特に、得られた共重合体をフッ
素化することにより、環状構造を有するパーフルオロポ
リマーを得ることができるという効果も認められる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、分子内に炭素−炭素二重結合を二つ有し、且つその
    二つの二重結合が一つの原子をはさむ構造を有する二官
    能単量体と分子内に炭素−炭素二重結合を一つ有する一
    官能単量体とを、これらの少なくとも一方を含フッ素単
    量体として二分子環化重合せしめることによ り、フッ素含有量が20重量%以上である共重合体を生
    成せしめることを特徴とする含フッ素共重合体の製造方
    法。 2、二官能単量体が1,4−ジエン化合物であることを
    特徴とする請求項1に記載の製造方法。 3、一官能単量体がフッ素含有パーハロオレフィンであ
    る請求項1又は2に記載の製造 方法。 4、二官能単量体が含フッ素ジオレフィンである請求項
    1〜3のいずれか一項に記載の製造方法。
JP63299661A 1988-11-29 1988-11-29 含フツ素共重合体の製造方法 Expired - Fee Related JP2841396B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63299661A JP2841396B2 (ja) 1988-11-29 1988-11-29 含フツ素共重合体の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63299661A JP2841396B2 (ja) 1988-11-29 1988-11-29 含フツ素共重合体の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02147614A true JPH02147614A (ja) 1990-06-06
JP2841396B2 JP2841396B2 (ja) 1998-12-24

Family

ID=17875445

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63299661A Expired - Fee Related JP2841396B2 (ja) 1988-11-29 1988-11-29 含フツ素共重合体の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2841396B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07268031A (ja) * 1994-03-31 1995-10-17 Asahi Glass Co Ltd 非晶質含フッ素重合体

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5225437A (en) * 1975-08-20 1977-02-25 Nippon Air Brake Co Ltd Open-capture device of fireproof door
JPS6348314A (ja) * 1986-08-18 1988-03-01 Nippon Mektron Ltd 含フッ素共重合体の製法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5225437A (en) * 1975-08-20 1977-02-25 Nippon Air Brake Co Ltd Open-capture device of fireproof door
JPS6348314A (ja) * 1986-08-18 1988-03-01 Nippon Mektron Ltd 含フッ素共重合体の製法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07268031A (ja) * 1994-03-31 1995-10-17 Asahi Glass Co Ltd 非晶質含フッ素重合体

Also Published As

Publication number Publication date
JP2841396B2 (ja) 1998-12-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6212542B2 (ja) トリフルオロエチレンの制御フリーラジカル共重合
US4910276A (en) Cyclic polymerization
EP0662096B1 (en) Iodine containing chain transfer agents for fluoromonomer polymerizations
JPS63238115A (ja) 環状構造を有する含フツ素共重合体の製造法
US6346587B1 (en) Method for the production of partially fluorinated fluoropolymers
JPS63238111A (ja) 環状構造を有する含フツ素重合体の製造方法
WO2010053056A1 (ja) 含フッ素弾性共重合体、その製造方法および架橋ゴム
EP2454299B1 (en) Crosslinked fluoropolymer networks
JP2003160616A (ja) フルオロエラストマー
JP2018530662A (ja) 官能化されたフッ素化コポリマー
JP4883756B2 (ja) 放射線架橋含フッ素共重合体
US4151340A (en) Process for producing fluorocopolymer
JPH0832643B2 (ja) 弗化ビニリデンと弗素化オレフインとのコテロマ−及びそれらの製造方法
JPH02191613A (ja) 新規非結晶性含フッ素共重合体
CN108017746B (zh) 一种低压缩永久变形的过氧化物硫化氟橡胶及其制备方法
JP2581182B2 (ja) 環化重合方法
Kostov et al. Novel fluoroacrylated copolymers: synthesis, characterization and properties
JPS63308008A (ja) パ−オキサイド加硫可能な含フツ素エラストマ−の製造方法
JP2679729B2 (ja) 加硫可能な組成物
JPS62232407A (ja) パ−オキサイド加硫可能な含フツ素エラストマ−の製造方法
JPH02147614A (ja) 含フツ素共重合体の製造方法
JPH0741522A (ja) エチレン/テトラフルオロエチレン系共重合体
JPH03234753A (ja) 高弾性率フッ素樹脂の製造法
CN116670186A (zh) 含氟共聚物的制造方法和含氟共聚物
JPH0366714A (ja) 含フッ素弾性状共重合体

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081023

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees