JPH0214647A - 通信制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は通信制御装置に関し、特に送信データの信頼性
向上と高速データ転送を効率的に行なうことを可能にす
る通信制御装置に関する。

〔従来の技術〕

通信回線に複数の端末装置がマルチドロップ接続されて
いる、従来のデータ通信システムにおいては、例えば、
特公昭５９−５３５７３号公報に記載されている如く、
センタ・システムからのポーリング信号およびセレクテ
ィング信号を含む起動信号に対する応答信号の返送を、
自動的に行なう端末装置が存在する。

しかしながら、上記公報においては、送信データの信頼
性向上および、端末装置の処理が高速になった場合のセ
ンタ・システムにおける前記応答信号の受信については
、配慮されていなかった。

〔発明が解決しようとする課題〕

従来のセンタ・システムの通信制御装置においては１通
信制御装置内のデータを通信回線上のシリアルなデータ
に変換する送信キャラクタ変換部から、通信制御装置内
のプログラムにポーリング信号およびセレクティング信
号の送信終了を報告後、プログラムからの起動によって
、通信回線上のシリアルなデータを取り込むための受信
キャラクタ変換部の動作を可能としていた。

上記従来技術は、通信制御装置内のデータが正常に通信
回線上へ送出されたかのチエツクについては配慮されて
いなかった。また、端末装置からの応答信号の返送が高
速になった場合については配慮されておらず、上記プロ
グラムから受信キャラクタ変換部への起動前に、端末装
置側からの応答信号の返送があった場合には、受信でき
ないという問題点があった。

本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的と
することは、従来の通信制御装置における上述の如き問
題を解消し、送信データの信頼性向上および端末からの
高速な応答信号の受信を可能とする通信制御装置を提供
することにある。

〔課題を解決するための手段〕

本発明の上記目的は、通信回線に複数の装置が接続され
ているデータ通信システムに用いられる通信制御装置に
おいて、装置内のパラレルなデータをシリアルなデータ
に変換して送信する送信キャラクタ変換部と、通信回線
上のシリアルなデータをパラレルなデータに変換する受
信キャラクタ変換部と、前記受信キャラクタ変換部から
のデータを格納するメモリを２面と、受信データを前記
メモリのどちらへ格納するかを決定するフラグを設けて
、前記受信キャラクタ変換部を、前記送信キャラクタ変
換部動作中にも動作可能とし、送信データも受信可能と
したことを特徴とする通信制御装置によって達成される
。

〔作　用〕

本発明において９通信制御装置内の受信キャラクタ変換
部へのプログラムからの受信開始起動は送信動作開始時
に同時に行ない、また２回の受信が可能となる様に動作
する。これによって、装置内のデータが正常に通信回線
上に送出されたかを受信データをチエツクすることより
確認することができる。また、端末からの応答データを
取込めなくなるという誤動作が発生することがなくなる
。

〔実施例〕

以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
。

第２図は従来のデータ通信システムの一例を示すブロッ
ク図である１図において、１は中央処理装置、２は通信
制御装置、３Ａ、３Ｂは端末装置（以下、記号「３」で
代表させることもある。）４は同軸ケーブルで構成され
る通信回線を示している。

また、２１，２２，２３，２４．２５は、それぞれ、上
記通信制御装置２のドライバ、レシーバ。

送信キャラクタ変換部、受信キャラクタ変換部。

処理部を示し、３１，３２，３３，３４，３５は。

それぞれ、上記端末装置３のドライバ、レシーバ。

送信キャラクタ変換部、受信キャラクタ変換部。

処理部を示している。

通信制御装置２からのポーリング信号およびセレクティ
ング信号は、その処理部２５でデータが作成され、送信
キャラクタ変換部２３でシリアルデータに変換され、ド
ライバ２１を経由して通信回線４に送出される。

上記通信回線４上のポーリング信号およびセレクティン
グ信号は、各端末装置３のレシーバ３２を経由して受信
キャラクタ変換部３４に入力され、パラレルデータに変
換されて、端末装置の処理部３５に転送される。

端末装置３の処理部３５は、自局に対するポーリング信
号またはセレクティング信号であると判断した場合は、
応答データを作成し、送信キャラクタ変換部３３でシリ
アルデータに変換し、ドライバ３１を経由して通信回線
４に送出する。

通信回線４上の、上記端末装置３からの応答信号は、通
信制御装置２のレシーバ２２を経由して。

受信キャラクタ変換部２４に入力され、パラレルデータ
に変換されて、処理部２５に転送される。

第２図に示す如く構成されたデータ通信システムにおい
ては、上述した如きデータ転送方式により、通信制御装
置２から順番に端末袋［３Ａ、３Ｂを走査して、データ
転送を制御するポーリング／セレノティング方式が採用
される。

第３図は、第２図に示したデータ通信システムにおける
ポーリング方式の一例を示すタイムチャートである。

通信制御装置２は、端末装置３Ａに対してポーリング信
号（ＲＲＡ＝アドレスＡのＲＲフレーム）を送信する。

端末装置３Ａは本ポーリング信号ＲＲＡを受信すると処
理を行い、応答信号ＲＲＡを送信する。

通信制御装置２は、上記応答信号ＲＲＡを受信すると１
次の端末装置３Ｂに対して、同様にポーリング信号ＲＲ
Ｂを送信する。この様にして、順番に端末袋［３Ａ、３
Ｂを走査する。

なお、第３図において、Ｔは端末装置における処理時間
を示している。

第１図は、第２図中に示した通信制御＠置２に本発明を
採用した場合の具体例を示すブロック図である。第２図
と同じ記号が付されている部分は。

同一の構成要素を示している。

また、２６は処理部内の送信データメモリ。

２７Ａ、２７Ｂは処理部内の受信データメモリ。

２８は、受信データを受信データメモリ２７Ａ。

２７Ｂのどちらに格納するかの受信データ切替フラグ、
２９Ａ、２９Ｂは、受信データ切替のゲートを示してい
る。

以下第１図に基づいて、本実施例の基本動作を説明する
６ 送信動作を行う前に、通信制御装置２の処理部２５上の
プログラムは、受信データ切替フラグ２８のリセットを
実施し、受信キャラクタ変換部２４からの受信データが
、ゲート２９Ａを経由して受信データメモリ２７Ａに格
納される様にする。

次に、受信キャラクタ変換部２４に起動をかける。つづ
いて送信データを送信データメモリ２６にセットし、送
信キャラクタ変換部２３に起動をかける。

送信キャラクタ変換部２３は、送信データメモリ２６上
の送信データをＤＭＡ転送で持って来てシリアルなデー
タに変換するとともに、ＨＤＬＣ手順（ＪＩＳ　　Ｃ６
３６３）で定義されている送信フォーマットに必要なパ
ターンである開始フラグシーケンス、フレーム検査シー
ケンス、終結フラグシーケンスを作成して送信する。

前述の送信データは、送信データ線を通り、ドライバ２
１を経由して通信回線４に送出される。

またこの送信データは、レシーバ２２を経由し受信デー
タ線を通って受信キャラクタ変換部２４にも入力される
。受信キャラクタ変換部２４は、受信データ前記送信デ
ータを監視し、開始フラグシーケンスを検出すると、受
信データをパラレルなデータに変換しＤＭＡ転送でゲー
ト２９Ａを経由して、処理部内の受信データメモリ２７
Ａへ転送する。

そして、終結フラグシーケンスを検出すると、処理部２
５に１フレームを受信終了したことを報告すると共に、
受信データ切替フラグ２８をセットして、受信キャラク
タ変換部２４のデータをゲ−ｈ２９Ｂを経由で受信デー
タメモリ２７Ｂに転送される様にする。また受信キャラ
クタ変換部２４は、次の受信データを監視し、開始フラ
グシーケンスの受信を待つ。

通信回線４に送信されたデータは、端末装置で受信され
、端末装置より応答データが、通信回線４を通して受信
される。前記受信データは、レシーバ２２を経由して受
信キャラクタ変換部２４で受信され、ゲート２９Ｂを通
して、受信データメモリ２７ＢにＤＭＡ転送される。そ
して受信動作を終結すると受信キャラクタ変換部２４は
処理部２５のプログラムに、受信終了を報告をする。前
記受信終了報告で、処理部２５のプログラムは。

受信データメモリ２７Ａの内容と送信データメモリ２６
の内容を比較して一致していれば受信データメモリ２７
Ｂの処理を行なう。一致していなければ、送信データに
異常があったとして異常処理を実施する６ 以上述べた如く、通信制御装置２は、受信キャラクタ変
換部の動作により、通信制御装置２からの送信データの
チエツクが可能となる。

また、端末装置３の処理が高速になり、ポーリング信号
に対する応答信号が早くなっても、通信制御装置はこれ
を受信可能となるため、ボーリング動作の高速化が可能
になる。

〔発明の効果〕

以上述べた如く、本発明によれば、通信回線に複数の装
置が接続されているデータ通信システムに用いられる通
信制御装置において、装置内のパラレルなデータをシリ
アルなデータに変換して送信する送信キャラクタ変換部
と１通信回線上のシリアルなデータをパラレルなデータ
に変換する受信キャラクタ変換部と、前記受信キャラク
タ変換部からのデータを格納するメモリを２而と、前記
受信データを前記メモリのどちらに格納するかを決定す
るフラグを設けたことにより、送信データの信頼性向上
と相手装置からの高速な応答データの受信を可能にした
通信制御装置を実現できるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例である通信制御装置のブロッ
ク図、第２図は従来のデータ通信システムの一例を示す
ブロック図、第３図は従来のポーリング方式の一例を示
すタイムチャートである。 １　・中央処理装置、２・・通信制御装置、３，３Ａ、
３Ｂ・・端末装置、２３・・・送信キャラクタ変換部、
２４・・・受信キャラクタ変換部、２５・・・処理部。 ２６・・・送信データメモリ、２７Ａ、２８Ａ・・・受
信データメモリ、２８・・・受信データ切替フラグ。 纂 図 纂 図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、通信回線に複数の装置が接続されているデータ通信
   システムに用いられる通信制御装置において、装置内の
   パラレルなデータをシリアルなデータに変換して送信す
   る送信キャラクタ変換部と、通信回線上のシリアルなデ
   ータをパラレルなデータに変換する受信キャラクタ変換
   部と、前記受信キャラクタ変換部からのデータを格納す
   るメモリを２面と、受信データを前記メモリのどちらへ
   格納するかを決定するフラグを設けて、前記受信キャラ
   クタ変換部を、前記送信キャラクタ変換部動作中にも動
   作可能とし送信データも受信可能としたことを特徴とす
   る通信制御装置。