JPH07311728A - データ同時伝送方式 - Google Patents

データ同時伝送方式

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JPH07311728A
JPH07311728A JP6101125A JP10112594A JPH07311728A JP H07311728 A JPH07311728 A JP H07311728A JP 6101125 A JP6101125 A JP 6101125A JP 10112594 A JP10112594 A JP 10112594A JP H07311728 A JPH07311728 A JP H07311728A
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JP
Japan
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data
communication management
portable terminal
management device
personal computer
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Pending
Application number
JP6101125A
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English (en)
Inventor
Hiromichi Kitahara
博道 北原
Yasushi Watabe
恭志 渡部
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Hitachi Building Systems Engineering and Service Co Ltd
Hitachi Building Systems Engineering Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Building Systems Engineering and Service Co Ltd
Hitachi Building Systems Engineering Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 データ送信の確認を行うことができるととも
に、前記データ送信を比較的短時間で完了させることが
できるデータ同時伝送方式の提供。 【構成】 通信管理装置2は、複数の携帯用端末器3a
〜3cに対して同時に単位量のデータを送信させた後、
この複数の携帯用端末器3a〜3cから単位量のデータ
の送信の成否を示す応答信号を順番に送出させる構成と
なっている。 【効果】 高い信頼性をもったデータの同時伝送が可能
となるとともに、迅速なデータの同時伝送を行うことが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、データ同時伝送方式に
係り、特に、エレベータの保守システム等において中央
のパーソナルコンピュータ(以下、パソコンという)か
ら各保守作業員が携帯している携帯用端末器に対してデ
ータを同時送信させる際に用いられるデータ同時伝送方
式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、エレベータの保守システムにおい
ては、中央のパソコンから各保守作業員が携帯する携帯
用端末器に対して同一データを同時送信する場合に、無
手順伝送方式または有手順伝送方式のいずれかが用いら
れてきた。
【0003】ここで、無手順伝送方式にあっては、前記
のパソコンは無手順で単位量のデータを送信し、これを
受けた通信管理装置は、このデータを前記複数の携帯用
端末器へ同時に伝送するようにしたものである。一方、
有手順伝送方式は、前記パソコンと前記携帯用端末器と
を1対1で接続し、前記パソコンは送信すべきデータを
単位量づつ読み出し、この読み出した単位量のデータを
送信する度に携帯用端末器からの応答を受信する。そし
て、すべてのデータが送信終了後、別の携帯用端末器へ
切り換えてデータの送信を行うようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来の無手順
伝送方式にあっては、通信管理装置を介して複数の携帯
用端末器に毎回一斉に単位量のデータを送信する際に、
そのデータがそれぞれの携帯用端末器に確実に送信され
たか否かを確認することができないので、データ送信の
信頼性に欠けるという問題があった。すなわち、データ
送信の確認は、通常、受信側より送信される応答信号の
内容によって行うことができるが、この無手順伝送方式
では複数の携帯用端末器からの応答信号が重なって通信
管理装置に到達してしまうため、応答信号によるデータ
通信の確認ができなかった。
【0005】一方、前述した有手順伝送方式にあって
は、複数の携帯用端末器へ、順次、単位量のデータの送
信を行っているので、送信が行われる都度、前記携帯用
端末器に対して応答信号によるデータ送信の確認を行う
ことができるものの、携帯用端末器の台数に応じた回数
分、パソコンと当該携帯用端末器との接続を切り替えて
送信処理を行うことが要されるため、一つの単位量のデ
ータの送信完了に長時間かかるという問題があった。
【0006】本発明は上述した問題に鑑みてなされたも
ので、その第1の目的は、データ送信の確認を行うこと
ができるとともに、前記データ送信を比較的短時間で完
了させることができるデータ同時伝送方式を提供するこ
とにある。また、その第2の目的は、データ送信エラー
の発生に対して、迅速に対応処理することができるデー
タ同時伝送方式を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この第1の目的を達成す
るため、本発明の請求項1に記載の発明は、パソコン、
通信管理装置および複数の携帯用端末器を有し、単位量
のデータを前記パソコンから前記通信管理装置を介して
前記複数の携帯用端末器に順次送信させるデータ同時伝
送方式において、前記通信管理装置は、前記複数の携帯
用端末器に対して同時に単位量のデータを送信させた
後、この複数の携帯用端末器から前記単位量のデータの
送信の成否を示す応答信号を順番に送出させる構成にし
てある。
【0008】また、第2の目的を達成するため、本発明
の請求項2に記載の発明は、前述した通信管理装置が、
肯定応答信号の送出のない携帯用端末器に対し、この携
帯用端末器から前記肯定応答信号の送出があるまで同じ
単位量のデータの送信を所定回数繰り返し、この後、前
記複数の携帯用端末器に次の単位量のデータを送信する
構成にしてある。
【0009】
【作用】本発明の請求項1に記載の発明は前記のよう
に、パソコンから単位量のデータを読み出した通信管理
装置は、複数の携帯用端末器に対して同時に前記単位量
のデータを送信させた後、この複数の携帯用端末器から
単位量のデータの送信の成否を示す応答信号を順番に送
出させるようになっている。これによって、複数の携帯
用端末器からの応答信号が重なって通信管理装置に到着
して判別が不可能になることを防止でき、したがって、
データ送信の確認を行うことができるとともに、データ
送信に要する時間は従来の無手順伝送方式と同程度にす
ることが可能となる。
【0010】また、本発明の請求項2に記載の発明は前
記のように、前述した通信管理装置が、肯定応答信号の
送出のない携帯用端末器に対し、この携帯用端末器から
前記肯定応答信号の送出があるまで同じ単位量のデータ
の送信を所定回数繰り返し、この後、前記複数の携帯用
端末器に次の単位量のデータを送信するようになってい
る。これによって、データ送信エラーの発生に対して、
迅速に対応処理することができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明のデータ同時伝送方式の実施例
を図に基づいて説明する。
【0012】図1は本発明のデータ同時伝送方式の請求
項1、2に記載の発明を含む一実施例を示すシステム構
成図、図2はデータ同時伝送方式によるデータの流れを
説明する説明図、図3はデータ送信エラーが発生した際
のデータの流れを説明する説明図である。
【0013】本実施例のデータ伝送方式は図1に示すよ
うに、パソコン1、通信管理装置2および複数の携帯用
端末器3a、3b、3cを有しており、前記のパソコン
1と通信管理装置2の接続関係、および、通信管理装置
2と複数の携帯用端末器3a〜3cとの接続関係は既知
の無手順伝送方式における接続関係と同等のものであ
る。そして、前記のパソコン1は複数の携帯用端末器3
a〜3cへ送信するためのデータを記憶しており、この
パソコン1から送信されたデータに基づき複数の携帯用
端末器3a〜3cのいずれかを携帯するそれぞれの保守
作業員は例えばエレベータの保守、点検を行うようにな
っている。また、通信管理装置2は、パソコン1と複数
の携帯用端末器3a〜3cとの間に介在され、パソコン
1に対して通信許可信号を送出するとともに、パソコン
1から読み出した単位量のデータ、例えば128バイト
単位のデータを携帯用端末器3a〜3cへ送信するよう
になっている。
【0014】この実施例にあっては図2に示すように、
まず時間t0に通信管理装置2がパソコン1に対して送
信許可4aを送出すると、パソコン1は送信許可4aの
受信に応じて、時間t1に通信管理装置2と複数の携帯
用端末器3a〜3cに対して送信要求5を送出する。こ
れにより通信管理装置2は時間t2に第1の携帯用端末
器3aに対し応答送信要求6aを送出する。第1の携帯
用端末器3aはこの応答送信要求6aを受信したとき、
正常に送信要求5を受信していれば、時間t3に肯定応
答7aを通信管理装置2へ送出する。通信管理装置2は
前記の肯定応答7aを受信すると、そのままパソコン1
に肯定応答7aを送出し、続いて、前記と同様にして時
間t4に第2の携帯用端末器3bへ応答送信要求6bを
送出する。このときも、第2の携帯用端末器3bが正常
に送信要求を受信していれば、肯定応答7bを通信管理
装置2へ送出する。以下、同様に通信管理装置2は時間
t6に第3の携帯用端末器3cにも応答送信要求6cを
送出し、時間t7に第3の携帯用端末器3cから肯定応
答7cを受信し、その肯定応答7cをパソコン1へ送出
するとともに、時間t8にパソコン1に対してデータ送
信を許可するため送信許可4bを送出する。
【0015】次に、パソコン1は送信許可4bを受信す
ると、時間t9に単位量のデータ8を通信管理装置2と
複数の携帯用端末器3a〜3cに送信する。単位量のデ
ータ8を受信すると通信管理装置2は時間t10に第1
の携帯用端末器3aに対し応答送信要求6dを送出す
る。第1の携帯用端末器3aはこのとき正常に単位量の
データ8を受信していれば、時間t11に肯定応答7d
を通信管理装置2へ送出する。通信管理装置2は肯定応
答7dの受信に応じて、そのままパソコン1に肯定応答
7dを受信し、続いて、時間t12に第2の携帯用端末
器3bに対して応答要求6eを送出する。このときも第
2の携帯用端末器3bが正常に単位量のデータ8を受信
していれば、肯定応答7eを通信管理装置2へ送出す
る。以下、同様にして通信管理装置2は時間t14に第
3の携帯用端末器3cにも応答要求6fを送信し、時間
t16にパソコン1に対して次のデータ送信を許可する
ため送信許可4cを送出する。
【0016】続いて、パソコン1が送信許可4cを受信
したとき、次に送信する単位量のデータがある場合は、
前記時間t9からt16において行われた動作と同様の
動作が引き続き行われる。一方、パソコン1が送信許可
4cを受信したとき、次に送信する単位量のデータがな
い場合は、時間t17に送信終了データ9を通信管理装
置2と携帯用端末器3a〜3cに送信し、一連のデータ
を含んだ各種情報の伝送動作が終了する。
【0017】また、図3に示すように時間t9にパソコ
ン1が通信管理装置2と携帯用端末器3a〜3cに対し
て単位量のデータ8を送信したとき、何らかの理由によ
り第1の携帯用端末器3aが正常に単位量のデータ8の
受信を行うことができず、すなわち、受信エラーが生じ
た場合、第1の携帯用端末器3aは時間t10に応答送
信要求6dを受信した後、時間t11に否定応答10を
通信管理装置2へ送出する。通信管理装置2は前記の否
定応答10を受信すると、時間t12に前述した単位量
のデータ8と同様のデータ11の再送信を行なうととも
に、続いて、時間t13に第1の携帯用端末器3aに応
答信号要求6eを送信する。このとき、第1の携帯用端
末器3aが再送信した単位量のデータ11を正常に受信
することができたならば、第1の携帯用端末器3aは時
間t14に肯定応答7dを通信管理装置2に送出して、
次いで、前述した図2に示す時間t14以降の動作が実
行される。
【0018】一方、第1の携帯用端末器3aが再送信し
た単位量のデータ11を正常に受信することができなか
った場合、この第1の携帯用端末器3aから再び否定応
答10が送出され、以降、時間t11から時間t13の
動作が所定回数、例えば5回繰り返して行われる。そし
て、第1の携帯用端末器3aで再送された単位量のデー
タ11が受信されるか、または時間t11から時間t1
3の動作が所定回数実行されると、前述した図2に示す
時間t14以降の動作が行われるようになっている。
【0019】なお、図3にあって時間t0から時間t9
の動作、および、時間t14から時間t20の動作は、
図2における時間t0から時間t9の動作、および、時
間t11から時間t17の動作と同じものであるので、
この部分の説明は省略する。
【0020】このように構成した実施例では、通信管理
装置2は単位量のデータの同時送信を行った後、複数の
携帯用端末器からの応答信号を順番に送信させるように
制御しているため、通信管理装置において各携帯用端末
器からの応答信号の判別が可能となり、したがって、デ
ータ送信の確認を行うことができる。また、通信管理装
置2はパソコン1から読み出した単位量のデータを、複
数の携帯用端末器に対して同時送信しているので、デー
タ送信に要する時間を最大限短縮することができる。
【0021】また、通信管理装置2は肯定応答信号の送
出がない携帯用端末器に対して同じ単位量のデータを所
定回数再送信し、当該携帯用端末器から応答信号が出力
されるか、または当該携帯用端末器が動作停止中である
かどうかを見極めた後、次の単位量のデータの送信を行
うため、正常動作中の各携帯用端末器にデータの送信も
れが生じることを防止でき、かつ瞬時の送信エラーの発
生に対しても迅速に対応してより高い信頼性をもったデ
ータの送信を行うことができる。
【0022】
【発明の効果】本発明は以上のように構成したので、請
求項1に記載の発明では、データ送信の確認を行うこと
ができ、これによって、高い信頼性をもったデータの同
時伝送が可能となるとともに、前記のデータ送信を比較
的短時間で完了させることができ、これによって、迅速
なデータの同時伝送を行うことができる。また、請求項
2に記載の発明では、データ送信エラーの発生に対して
迅速に対応処理することができ、これによって、より高
い信頼性をもったデータの同時伝送が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデータ同時伝送方式の請求項1、2に
記載の発明を含む一実施例を示すシステム構成図であ
る。
【図2】データ同時伝送方式によるデータの流れを説明
する説明図である。
【図3】データ送信エラーが発生した際のデータの流れ
を説明する説明図である。
【符号の説明】
1 パソコン 2 通信管理装置 3a〜3c 携帯用端末器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パソコン、通信管理装置および複数の携
    帯用端末器を有し、単位量のデータを前記パソコンから
    前記通信管理装置を介して前記複数の携帯用端末器に順
    次送信させるデータ同時伝送方式において、 前記通信管理装置は、前記複数の携帯用端末器に対して
    同時に単位量のデータを送信させた後、この複数の携帯
    用端末器から前記単位量のデータの送信の成否を示す応
    答信号を順番に送出させることを特徴とするデータ同時
    伝送方式。
  2. 【請求項2】 前述した通信管理装置が、肯定応答信号
    の送出のない携帯用端末器に対し、この携帯用端末器か
    ら前記肯定応答信号の送出があるまで同じ単位量のデー
    タの送信を所定回数繰り返し、この後、前記複数の携帯
    用端末器に次の単位量のデータを送信することを特徴と
    する請求項1記載のデータ同時伝送方式。
JP6101125A 1994-05-16 1994-05-16 データ同時伝送方式 Pending JPH07311728A (ja)

Priority Applications (1)

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JP6101125A JPH07311728A (ja) 1994-05-16 1994-05-16 データ同時伝送方式

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JP6101125A JPH07311728A (ja) 1994-05-16 1994-05-16 データ同時伝送方式

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JPH07311728A true JPH07311728A (ja) 1995-11-28

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ID=14292362

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JP6101125A Pending JPH07311728A (ja) 1994-05-16 1994-05-16 データ同時伝送方式

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09152997A (ja) * 1995-11-30 1997-06-10 Nec Corp データ転送制御装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09152997A (ja) * 1995-11-30 1997-06-10 Nec Corp データ転送制御装置

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