JPH06284165A - 中継装置 - Google Patents
中継装置Info
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- JPH06284165A JPH06284165A JP5066323A JP6632393A JPH06284165A JP H06284165 A JPH06284165 A JP H06284165A JP 5066323 A JP5066323 A JP 5066323A JP 6632393 A JP6632393 A JP 6632393A JP H06284165 A JPH06284165 A JP H06284165A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は通信システムの中継装置に関するも
ので、複数の伝送路を持つ通信動作において、全ての伝
送路における情報伝送並びに情報に対する応答信号を確
実に送受信することを目的としたものである。 【構成】 中継装置A並びに中継装置Bに信号を比較す
る信号比較手段9、信号を記憶する信号記憶手段10を
設け、情報信号に対する応答信号だけでなく応答信号に
対する応答信号を送受信できるようにする。これによ
り、情報信号や応答信号が相手にうまく届かなかった場
合にも確実に信号をやりとりできるようにしたものであ
る。
ので、複数の伝送路を持つ通信動作において、全ての伝
送路における情報伝送並びに情報に対する応答信号を確
実に送受信することを目的としたものである。 【構成】 中継装置A並びに中継装置Bに信号を比較す
る信号比較手段9、信号を記憶する信号記憶手段10を
設け、情報信号に対する応答信号だけでなく応答信号に
対する応答信号を送受信できるようにする。これによ
り、情報信号や応答信号が相手にうまく届かなかった場
合にも確実に信号をやりとりできるようにしたものであ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は無線部における情報伝送
並びに情報に対する応答信号を確実に送受信する通信シ
ステムの中継装置に関するものである。
並びに情報に対する応答信号を確実に送受信する通信シ
ステムの中継装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の中継装置の具体例を図4、図5の
ブロック図において示す。図4において1は外部装置
A、2は中継装置A、3は中継装置B、4は外部装置B
である。5はアンテナである。
ブロック図において示す。図4において1は外部装置
A、2は中継装置A、3は中継装置B、4は外部装置B
である。5はアンテナである。
【0003】図5は図4の中継装置A、Bの内部を表し
たもので、6は信号受信手段、7は信号解析手段、8は
信号出力手段、11は信号送信手段、12信号入力手段
である。
たもので、6は信号受信手段、7は信号解析手段、8は
信号出力手段、11は信号送信手段、12信号入力手段
である。
【0004】図4において、通信の開始は外部装置B4
から始まるとする。すなわち、外部装置B4から中継装
置B3への情報、信号の有線での送信から通信が開始す
る。この時の各装置の状態は、中継装置B3が有線受信
待機状態、中継装置A2が無線受信待機状態、外部装置
A1が有線受信待機状態である。中継装置B3はこの外
部装置B4からの情報信号が入力されると、その情報を
中継装置A2へアンテナ5から無線で送信し無線受信待
機状態となり中継装置A2からの応答信号を待つ。中継
装置A2はアンテナ5からその無線信号を受信し中継装
置B3に対して応答信号をアンテナ5から無線送信す
る。中継装置B3は中継装置A2からの応答信号を受信
すると、次に中継装置A2から送られてくる情報信号を
受信するために無線受信待機状態となる。その後、中継
装置A2は先ほど中継装置B3から受信した情報信号を
外部装置A1へ有線で送信し、次に外部装置A1から送
られてくる情報信号を受け取るために有線受信待機状態
となる。外部装置A1は中継装置A2からの情報信号を
有線で受け取る。
から始まるとする。すなわち、外部装置B4から中継装
置B3への情報、信号の有線での送信から通信が開始す
る。この時の各装置の状態は、中継装置B3が有線受信
待機状態、中継装置A2が無線受信待機状態、外部装置
A1が有線受信待機状態である。中継装置B3はこの外
部装置B4からの情報信号が入力されると、その情報を
中継装置A2へアンテナ5から無線で送信し無線受信待
機状態となり中継装置A2からの応答信号を待つ。中継
装置A2はアンテナ5からその無線信号を受信し中継装
置B3に対して応答信号をアンテナ5から無線送信す
る。中継装置B3は中継装置A2からの応答信号を受信
すると、次に中継装置A2から送られてくる情報信号を
受信するために無線受信待機状態となる。その後、中継
装置A2は先ほど中継装置B3から受信した情報信号を
外部装置A1へ有線で送信し、次に外部装置A1から送
られてくる情報信号を受け取るために有線受信待機状態
となる。外部装置A1は中継装置A2からの情報信号を
有線で受け取る。
【0005】次に中継装置A、Bの内部での信号の動き
について図5を用いて説明する。図5において無線部の
信号はアンテナ5を通して信号受信手段6に入ってく
る。そしてその受信した信号は信号解析手段7に送られ
解析される。解析の結果、受信した信号が情報信号なら
ば信号解析手段7はその情報信号に対する応答信号を信
号送信手段11へ出力し、受信した情報信号を記憶す
る。信号出力手段11はその応答信号をアンテナ5を通
して送信する。受信した信号が応答信号の場合は、信号
解析手段7は記憶してある情報信号を信号出力手段8に
送る。信号出力手段8はその情報信号を有線で出力す
る。
について図5を用いて説明する。図5において無線部の
信号はアンテナ5を通して信号受信手段6に入ってく
る。そしてその受信した信号は信号解析手段7に送られ
解析される。解析の結果、受信した信号が情報信号なら
ば信号解析手段7はその情報信号に対する応答信号を信
号送信手段11へ出力し、受信した情報信号を記憶す
る。信号出力手段11はその応答信号をアンテナ5を通
して送信する。受信した信号が応答信号の場合は、信号
解析手段7は記憶してある情報信号を信号出力手段8に
送る。信号出力手段8はその情報信号を有線で出力す
る。
【0006】一方、有線部の信号は信号入力手段12に
入力される。その信号は信号送信手段11に送られアン
テナ5を通して無線送信される。
入力される。その信号は信号送信手段11に送られアン
テナ5を通して無線送信される。
【0007】次にこの一連の通信動作について図6
(a)に示す。図の番号は通信が行われる順番である。
まず、外部装置B4から中継装置B3に対して情報信号
1が送られる。中継装置B3はその情報信号1を中継装
置A2に送る(情報信号2)。そして、中継装置A2か
らの応答信号3を受信するために無線受信待機状態とな
る。中継装置A2は受け取った情報信号2に対する応答
信号3を中継装置B3に送る。中継装置B3はその応答
信号3を受け取ると次に中継装置A2から送られてくる
情報信号を受信するために無線受信待機状態となる。中
継装置A2は中継装置Bに対する応答信号3を送信後、
先ほど受け取った情報信号2を外部装置A1に対して送
る(情報信号4)。
(a)に示す。図の番号は通信が行われる順番である。
まず、外部装置B4から中継装置B3に対して情報信号
1が送られる。中継装置B3はその情報信号1を中継装
置A2に送る(情報信号2)。そして、中継装置A2か
らの応答信号3を受信するために無線受信待機状態とな
る。中継装置A2は受け取った情報信号2に対する応答
信号3を中継装置B3に送る。中継装置B3はその応答
信号3を受け取ると次に中継装置A2から送られてくる
情報信号を受信するために無線受信待機状態となる。中
継装置A2は中継装置Bに対する応答信号3を送信後、
先ほど受け取った情報信号2を外部装置A1に対して送
る(情報信号4)。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、中継装置A2から中継装置B3への応答信
号がうまく伝わらなかった場合に問題が生ずる。すなわ
ち、図6(b)のように中継装置A2から中継装置B3
への応答信号3がうまく伝わらなかった場合、中継装置
B3が一定の時間応答信号3の到着を待った後もう一度
中継装置A2に対して情報信号5を送信するとする。と
ころが、この時中継装置A2は一度応答信号3を中継装
置B3に対して送信しているので中継装置B3がその応
答信号3を正確に受け取ったかどうかということには関
知せず外部装置A1に対して情報信号4を送信し、次に
外部装置A1から送られてくる情報信号を受け取るため
有線受信待機状態となる。よって中継装置A2は中継装
置B3からの2度目の情報信号5(再送信号)を受信す
ることができないという課題があった。また、中継装置
A2が無線部の動作(中継装置B3からの信号を受信す
る)と有線部の動作(外部装置A2への信号を送信す
る)を同時に行う仕様にすることも考えられるが、装置
が複雑になると同時に高価になる。
の構成では、中継装置A2から中継装置B3への応答信
号がうまく伝わらなかった場合に問題が生ずる。すなわ
ち、図6(b)のように中継装置A2から中継装置B3
への応答信号3がうまく伝わらなかった場合、中継装置
B3が一定の時間応答信号3の到着を待った後もう一度
中継装置A2に対して情報信号5を送信するとする。と
ころが、この時中継装置A2は一度応答信号3を中継装
置B3に対して送信しているので中継装置B3がその応
答信号3を正確に受け取ったかどうかということには関
知せず外部装置A1に対して情報信号4を送信し、次に
外部装置A1から送られてくる情報信号を受け取るため
有線受信待機状態となる。よって中継装置A2は中継装
置B3からの2度目の情報信号5(再送信号)を受信す
ることができないという課題があった。また、中継装置
A2が無線部の動作(中継装置B3からの信号を受信す
る)と有線部の動作(外部装置A2への信号を送信す
る)を同時に行う仕様にすることも考えられるが、装置
が複雑になると同時に高価になる。
【0009】本発明は上記課題を解決するもので、無線
部における再送信号を確実に受信する中継装置を提供す
ることを目的としたものである。
部における再送信号を確実に受信する中継装置を提供す
ることを目的としたものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明の中継装置は、アンテナを通して無線信号を受信
する信号受信手段と、前記信号受信手段で受信した信号
を解析する信号解析手段と、前記信号受信手段で前回受
信した信号の内容を記憶しておく信号記憶手段と、前記
信号解析手段からの解析結果の信号と前記信号記憶手段
からの記憶信号の内容を比較し、比較の結果前記信号受
信手段で受信した信号が情報信号の場合その情報信号に
対する応答信号を出力し、比較の結果前記信号受信手段
で受信した信号が応答信号の場合前回受信し前記信号記
憶手段に記憶されている情報信号を出力する信号比較手
段と、前記信号比較手段から出力された情報信号を外部
に出力する信号出力手段と、前記信号比較手段から出力
された応答信号をアンテナを通して無線送信する信号送
信手段とで構成されるものとしてある。
本発明の中継装置は、アンテナを通して無線信号を受信
する信号受信手段と、前記信号受信手段で受信した信号
を解析する信号解析手段と、前記信号受信手段で前回受
信した信号の内容を記憶しておく信号記憶手段と、前記
信号解析手段からの解析結果の信号と前記信号記憶手段
からの記憶信号の内容を比較し、比較の結果前記信号受
信手段で受信した信号が情報信号の場合その情報信号に
対する応答信号を出力し、比較の結果前記信号受信手段
で受信した信号が応答信号の場合前回受信し前記信号記
憶手段に記憶されている情報信号を出力する信号比較手
段と、前記信号比較手段から出力された情報信号を外部
に出力する信号出力手段と、前記信号比較手段から出力
された応答信号をアンテナを通して無線送信する信号送
信手段とで構成されるものとしてある。
【0011】
【作用】本発明は上記構成によって情報信号に対する応
答信号だけでなく応答信号に対する応答信号が送られ確
実に情報信号が受信できるようになる。
答信号だけでなく応答信号に対する応答信号が送られ確
実に情報信号が受信できるようになる。
【0012】
【実施例】以下本発明の実施例を図1を参照して説明す
る。図1、図2において、1は外部装置Aである。2は
中継装置Aである。3は中継装置Bである。4は外部装
置Bである。5はアンテナである。6は信号受信手段で
ある。7は信号解析手段である。8は信号出力手段であ
る。9は信号比較手段である。10は信号記憶手段であ
る。11は信号送信手段である。12は信号入力手段で
ある。
る。図1、図2において、1は外部装置Aである。2は
中継装置Aである。3は中継装置Bである。4は外部装
置Bである。5はアンテナである。6は信号受信手段で
ある。7は信号解析手段である。8は信号出力手段であ
る。9は信号比較手段である。10は信号記憶手段であ
る。11は信号送信手段である。12は信号入力手段で
ある。
【0013】まず、図1において通信動作は外部装置B
4から始まるとする。すなわち、外部装置B4から中継
装置B3に対して情報信号が有線で送信される。中継装
置B3はその情報信号を中継装置A2に無線で送信し、
中継装置A2からの応答信号を受信するため無線受信待
機状態となる。中継装置A2はその情報信号を受け取り
中継装置B3に対して応答信号を無線で送信し、その応
答信号に対する応答信号を中継装置B3から受信するた
め無線受信待機状態となる。中継装置B3は中継装置A
2からの応答信号を受け取ると中継装置A2に対してそ
の応答信号に対する応答信号を送信し、次に中継装置A
2から送られてくる情報信号を受信するため無線受信待
機状態となる。中継装置A2はその応答信号に対する応
答信号を中継装置B3から受け取ると、先ほど受け取っ
た情報信号を外部装置A2に対して有線で送信し、次に
外部装置A1から送られてくる情報信号を受け取るため
有線受信待機状態となる。そして外部装置A1が中継装
置A2からの情報信号を受け取った時点で一連の通信動
作が終了する。
4から始まるとする。すなわち、外部装置B4から中継
装置B3に対して情報信号が有線で送信される。中継装
置B3はその情報信号を中継装置A2に無線で送信し、
中継装置A2からの応答信号を受信するため無線受信待
機状態となる。中継装置A2はその情報信号を受け取り
中継装置B3に対して応答信号を無線で送信し、その応
答信号に対する応答信号を中継装置B3から受信するた
め無線受信待機状態となる。中継装置B3は中継装置A
2からの応答信号を受け取ると中継装置A2に対してそ
の応答信号に対する応答信号を送信し、次に中継装置A
2から送られてくる情報信号を受信するため無線受信待
機状態となる。中継装置A2はその応答信号に対する応
答信号を中継装置B3から受け取ると、先ほど受け取っ
た情報信号を外部装置A2に対して有線で送信し、次に
外部装置A1から送られてくる情報信号を受け取るため
有線受信待機状態となる。そして外部装置A1が中継装
置A2からの情報信号を受け取った時点で一連の通信動
作が終了する。
【0014】次に、図2のブロック図の説明をする。図
2は図1における中継装置A、Bの内部を表したもので
ある。まず中継装置A2の動作について説明すると、ア
ンテナ5に入ってくる信号は信号受信手段6に送られ
る。そして信号解析手段7で解析される。信号解析手段
7で解析された信号は信号比較手段9に送られる。この
信号解析手段9では解析された信号と信号記憶手段10
に記憶されている信号を比較する。ここで、信号記憶手
段10には前回アンテナ5から受信した無線部の信号が
記憶されている。よって、この信号と今回解析された信
号を比較することによって今回受信した信号が情報信号
であるか応答信号であるかを区別することができる。今
回受信した信号が情報信号であれば、信号比較手段9は
受信した情報信号に対する応答信号を信号送信手段11
に送る。信号送信手段11はその応答信号をアンテナ5
を通して中継装置B3に送信する。今回受信した信号が
応答信号であれば、信号比較手段9は前回受信した情報
信号を信号出力手段8に送る。信号出力手段8はその信
号を外部装置A1に対して出力する。
2は図1における中継装置A、Bの内部を表したもので
ある。まず中継装置A2の動作について説明すると、ア
ンテナ5に入ってくる信号は信号受信手段6に送られ
る。そして信号解析手段7で解析される。信号解析手段
7で解析された信号は信号比較手段9に送られる。この
信号解析手段9では解析された信号と信号記憶手段10
に記憶されている信号を比較する。ここで、信号記憶手
段10には前回アンテナ5から受信した無線部の信号が
記憶されている。よって、この信号と今回解析された信
号を比較することによって今回受信した信号が情報信号
であるか応答信号であるかを区別することができる。今
回受信した信号が情報信号であれば、信号比較手段9は
受信した情報信号に対する応答信号を信号送信手段11
に送る。信号送信手段11はその応答信号をアンテナ5
を通して中継装置B3に送信する。今回受信した信号が
応答信号であれば、信号比較手段9は前回受信した情報
信号を信号出力手段8に送る。信号出力手段8はその信
号を外部装置A1に対して出力する。
【0015】同様にして図2における中継装置B3の動
作について説明する。外部装置B4からの情報信号は信
号入力手段12に入ってくる。信号入力手段12は入力
された情報信号を信号送信手段11に送る。信号送信手
段11はその情報信号をアンテナ5を通して中継装置A
2に無線送信する。次に、無線部から信号を受信する場
合について説明する。アンテナ5で受信した応答信号は
信号受信手段6に入ってくる。そしてその応答信号は信
号解析手段7で解析される。さらにその解析された信号
は信号比較手段9に送られる。この信号比較手段9では
信号記憶手段10に記憶されている前回無線部で受信し
た信号と今回受信した信号を比較することにより、今回
受信した信号が応答信号であることが判別される。よっ
て、信号比較手段9は信号送信手段11に対して今回無
線部で受信した応答信号に対する応答信号を送る。信号
送信手段11はその応答信号をアンテナ5から中継装置
A2に対して送信する。
作について説明する。外部装置B4からの情報信号は信
号入力手段12に入ってくる。信号入力手段12は入力
された情報信号を信号送信手段11に送る。信号送信手
段11はその情報信号をアンテナ5を通して中継装置A
2に無線送信する。次に、無線部から信号を受信する場
合について説明する。アンテナ5で受信した応答信号は
信号受信手段6に入ってくる。そしてその応答信号は信
号解析手段7で解析される。さらにその解析された信号
は信号比較手段9に送られる。この信号比較手段9では
信号記憶手段10に記憶されている前回無線部で受信し
た信号と今回受信した信号を比較することにより、今回
受信した信号が応答信号であることが判別される。よっ
て、信号比較手段9は信号送信手段11に対して今回無
線部で受信した応答信号に対する応答信号を送る。信号
送信手段11はその応答信号をアンテナ5から中継装置
A2に対して送信する。
【0016】以上一連の動作を図3(a)、(b)を用
いて説明する。図の番号は通信が行われる順番である。
図3(a)において、まず外部装置B4から中継装置B
3に対して情報信号1が有線で送られる。中継装置B3
はその情報信号1を中継装置A2に対して無線で送信し
(情報信号2)、その情報信号2に対する応答信号3を
中継装置A2から受信するために無線受信待機状態とな
る。中継装置A2はその情報信号2に対する応答信号3
を中継装置B3に送り、中継装置B3からその応答信号
3に対する応答信号4を受信するために無線受信待機状
態となる。ここで、中継装置A2が中継装置B3からの
情報信号2を正常に受信できなかった場合、中継装置A
2は中継装置B3に対して応答信号3を送ることができ
ない。この時、中継装置B3は中継装置A2に対して情
報信号2を送信してから一定時間経過しても応答信号3
が中継装置A2から返ってこないので中継装置A2に対
して情報信号2をもう一度送信する(再送)。この動作
は中継装置A2が中継装置B3からの情報信号2を正常
に受け取るまで続けられる。中継装置B3は中継装置A
2からの応答信号3を受け取るとその応答信号3に対す
る応答信号4を中継装置A2に送り、次に中継装置A2
から送られてくる情報信号を受信するために無線受信待
機状態となる。中継装置A2はその応答信号4を受け取
ると外部装置A1に対して先ほど中継装置B3から受信
した情報信号を送信し(情報信号5)、次に外部装置A
1から送られてくる情報信号を受け取るために有線受信
待機状態となる。
いて説明する。図の番号は通信が行われる順番である。
図3(a)において、まず外部装置B4から中継装置B
3に対して情報信号1が有線で送られる。中継装置B3
はその情報信号1を中継装置A2に対して無線で送信し
(情報信号2)、その情報信号2に対する応答信号3を
中継装置A2から受信するために無線受信待機状態とな
る。中継装置A2はその情報信号2に対する応答信号3
を中継装置B3に送り、中継装置B3からその応答信号
3に対する応答信号4を受信するために無線受信待機状
態となる。ここで、中継装置A2が中継装置B3からの
情報信号2を正常に受信できなかった場合、中継装置A
2は中継装置B3に対して応答信号3を送ることができ
ない。この時、中継装置B3は中継装置A2に対して情
報信号2を送信してから一定時間経過しても応答信号3
が中継装置A2から返ってこないので中継装置A2に対
して情報信号2をもう一度送信する(再送)。この動作
は中継装置A2が中継装置B3からの情報信号2を正常
に受け取るまで続けられる。中継装置B3は中継装置A
2からの応答信号3を受け取るとその応答信号3に対す
る応答信号4を中継装置A2に送り、次に中継装置A2
から送られてくる情報信号を受信するために無線受信待
機状態となる。中継装置A2はその応答信号4を受け取
ると外部装置A1に対して先ほど中継装置B3から受信
した情報信号を送信し(情報信号5)、次に外部装置A
1から送られてくる情報信号を受け取るために有線受信
待機状態となる。
【0017】次に、応答信号3または4がうまく届かな
かった場合について図3(b)を用いて説明する。中継
装置B3は外部装置B4から受け取った情報信号1を中
継装置A2に対して無線送信する(情報信号2)。中継
装置A2はその情報信号2を受け取るとその情報信号2
に対する応答信号3を中継装置B3に対して送信する。
ここでこの応答信号3を中継装置B3が正常に受け取れ
なかったとする。この時は、中継装置B3から中継装置
A2への情報信号2がうまく伝わらなかった場合と同様
に中継装置B3は中継装置A2に対して情報信号4を再
送する。この動作は中継装置B3が中継装置A2からの
応答信号5を正常に受け取るまで続けられる。次に、中
継装置A2から中継装置B3への応答信号5を中継装置
B3が正常に受信した場合、中継装置B3はその応答信
号5に対する応答信号6を中継装置A2に送信する。こ
こで、この中継装置B3から中継装置A2への応答信号
6がうまく伝わらなかった場合について考える。この
時、中継装置A2は先ほど中継装置B3へ情報信号4に
対する応答信号5を送信してから一定時間経過後、中継
装置B3に対して応答信号7を再送する。この動作は中
継装置A2が中継装置B3からの応答信号エを正常に受
け取るまで続けられる。そして、中継装置A2は中継装
置B3から応答信号8を正常に受信すると、外部装置A
1に対して情報信号9を送る。
かった場合について図3(b)を用いて説明する。中継
装置B3は外部装置B4から受け取った情報信号1を中
継装置A2に対して無線送信する(情報信号2)。中継
装置A2はその情報信号2を受け取るとその情報信号2
に対する応答信号3を中継装置B3に対して送信する。
ここでこの応答信号3を中継装置B3が正常に受け取れ
なかったとする。この時は、中継装置B3から中継装置
A2への情報信号2がうまく伝わらなかった場合と同様
に中継装置B3は中継装置A2に対して情報信号4を再
送する。この動作は中継装置B3が中継装置A2からの
応答信号5を正常に受け取るまで続けられる。次に、中
継装置A2から中継装置B3への応答信号5を中継装置
B3が正常に受信した場合、中継装置B3はその応答信
号5に対する応答信号6を中継装置A2に送信する。こ
こで、この中継装置B3から中継装置A2への応答信号
6がうまく伝わらなかった場合について考える。この
時、中継装置A2は先ほど中継装置B3へ情報信号4に
対する応答信号5を送信してから一定時間経過後、中継
装置B3に対して応答信号7を再送する。この動作は中
継装置A2が中継装置B3からの応答信号エを正常に受
け取るまで続けられる。そして、中継装置A2は中継装
置B3から応答信号8を正常に受信すると、外部装置A
1に対して情報信号9を送る。
【0018】この実施例の構成によれば、中継装置A2
から中継装置B3に対しての応答信号5に対する応答信
号6を中継装置B3から中継装置A2に対して送信し、
中継装置A、B双方が応答信号3または6がうまく行か
なかった場合を把握し情報信号4または応答信号7を再
送するので無線部(中継装置A−B間)の信号の送受信
が確実に行われ通信の信頼性が確保される。
から中継装置B3に対しての応答信号5に対する応答信
号6を中継装置B3から中継装置A2に対して送信し、
中継装置A、B双方が応答信号3または6がうまく行か
なかった場合を把握し情報信号4または応答信号7を再
送するので無線部(中継装置A−B間)の信号の送受信
が確実に行われ通信の信頼性が確保される。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明の中継装置
は、情報信号に対する応答信号を送るだけでなく、応答
信号に対する応答信号を送ることにより通信の信頼性の
アップを図ることができる。
は、情報信号に対する応答信号を送るだけでなく、応答
信号に対する応答信号を送ることにより通信の信頼性の
アップを図ることができる。
【図1】本発明の一実施例における通信装置全般のブロ
ック図
ック図
【図2】本発明の一実施例における中継装置A並びに中
継装置Bのブロック図
継装置Bのブロック図
【図3】本発明の一実施例における通信シーケンスを示
す説明図
す説明図
【図4】従来の中継装置における通信装置全般のブロッ
ク図
ク図
【図5】従来の中継装置における中継装置A並びに中継
装置Bのブロック図
装置Bのブロック図
【図6】従来の中継装置における通信シーケンスを示す
説明図
説明図
1 外部装置A 2 中継装置A 3 中継装置B 4 外部装置B 5 アンテナ 6 信号受信手段 7 信号解析手段 8 信号出力手段 9 信号比較手段 10 信号記憶手段 11 信号送信手段 12 信号入力手段
Claims (1)
- 【請求項1】アンテナを通して無線信号を受信する信号
受信手段と、前記信号受信手段で受信した信号を解析す
る信号解析手段と、前記信号受信手段で前回受信した信
号の内容を記憶しておく信号記憶手段と、前記信号解析
手段からの解析結果の信号と前記信号記憶手段からの記
憶信号の内容を比較し、比較の結果前記信号受信手段で
受信した信号が情報信号の場合その情報信号に対する応
答信号を出力し、比較の結果前記信号受信手段で受信し
た信号が応答信号の場合前回受信し前記信号記憶手段に
記憶されている情報信号を出力する信号比較手段と、前
記信号比較手段から出力された情報信号を外部に出力す
る信号出力手段と、前記信号比較手段から出力された応
答信号をアンテナを通して無線送信する信号送信手段と
で構成される中継装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5066323A JPH06284165A (ja) | 1993-03-25 | 1993-03-25 | 中継装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5066323A JPH06284165A (ja) | 1993-03-25 | 1993-03-25 | 中継装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06284165A true JPH06284165A (ja) | 1994-10-07 |
Family
ID=13312520
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5066323A Pending JPH06284165A (ja) | 1993-03-25 | 1993-03-25 | 中継装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06284165A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005051713A (ja) * | 2003-07-31 | 2005-02-24 | Mitsubishi Electric Corp | パケット伝送方法および通信装置 |
-
1993
- 1993-03-25 JP JP5066323A patent/JPH06284165A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005051713A (ja) * | 2003-07-31 | 2005-02-24 | Mitsubishi Electric Corp | パケット伝送方法および通信装置 |
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