JPH0730619A - 半二重通信試験の同期制御方法 - Google Patents

半二重通信試験の同期制御方法

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JPH0730619A
JPH0730619A JP5173978A JP17397893A JPH0730619A JP H0730619 A JPH0730619 A JP H0730619A JP 5173978 A JP5173978 A JP 5173978A JP 17397893 A JP17397893 A JP 17397893A JP H0730619 A JPH0730619 A JP H0730619A
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JP5173978A
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Masahiko Suzuki
正彦 鈴木
Kenichi Nishimura
健一 西村
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Hitachi Computer Electronics Co Ltd
Hitachi Ltd
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Hitachi Computer Electronics Co Ltd
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 半二重通信方式の通信装置間の通信試験にお
ける同期制御を効率良く行ない、オペレーションの負荷
とテスト実行時の時間ロスを低減し、通信試験における
操作性、および、検証精度を向上させる。 【構成】 双方の通信装置内の試験プログラムは、同期
用の送信データを送信し、データ受信時には、送信元の
アドレスを次に送信する同期用データの宛先アドレスに
セットして送り返し、この送り返されたデータで、自ア
ドレスを受信することで同期を確立し、かつ、発信側、
着信側を自動設定し、さらに、この自動設定内容に基づ
き、同期制御後の2回目以降の同期制御を行う構成とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半二重通信によるデー
タの送受信を行なう通信装置間の同期制御技術に係わ
り、特に、複数の通信装置間の通信試験を効率良く行な
うのに好適な半二重通信試験の同期制御方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】コンピュータ等の通信装置間の半二重通
信によるデータの送受信試験においては、データ送信中
には、相手側の通信装置からのデータを受信することが
できないため、双方の通信装置から、ほぼ同時に送信デ
ータを発行すると、双方の通信装置でデータを受信でき
ずに捨てられてしまい、受信指示しても何も受信できず
にタイムオーバーしてしまう。このような問題を解決す
るためには、例えば、「トランジスタ技術 19921
1」(1993年、CQ出版社発行)の第258頁から
第271頁等に記載のような同期制御が必要である。通
信装置間の半二重通信によるデータの送受信試験におけ
る同期制御に関して、図9を用いて説明する。
【0003】図9は、従来の半二重通信試験の同期制御
処理の一例を示すシーケンス図である。本例では、同一
の試験プログラム(図中、TMPと記載)90の制御の
元に、発信側の通信装置92に送信するデータ93を発
行させ、着信側の通信装置91に受信指示94すること
により、送信データの同時発行を回避している。この技
術のように、1台の通信装置中に試験プログラムを内蔵
し、回線同士をループケーブルで接続してデータの送受
信テストを行う場合は、通信相手が同一の試験プログラ
ムの制御下にあることから、発信側と着信側の設定がで
きる。
【0004】しかし、複数の通信装置のそれぞれに、試
験プログラムを内蔵してデータの送受信テストを行う場
合、各試験プログラムでは、通信相手は制御下にないた
めに、発信側/着信側の設定ができない。このような場
合、オペレーション(人手)によって、各々の通信装置
中に内蔵される試験プログラムに、発信側/着信側を規
定する制御フラグを設定している。しかし、このような
オペレーションによる設定は、試験構成によっては、操
作が複雑になることや、試験構成を変えると再設定が必
要になることなどからオペレーションミスが発生しやす
いという問題がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、従来の技術では、半二重通信によりデータの送受
信を行なう複数の通信装置間でのデータの送受信テスト
を、各通信装置のそれぞれに内蔵した試験プログラムを
用いて行う場合、通信装置間の同期制御のために、オペ
レーションによって、各試験プログラムに、発信側/着
信側を規定する制御フラグを設定しなければならず、試
験構成によっては設定操作が複雑になり負荷が増大し、
また、試験構成を変えると発着規定用の制御フラグの再
設定が必要になり、オペレーションミスが発生しやすく
なる点である。本発明の目的は、これら従来技術の課題
を解決し、半二重通信によりデータの送受信を行なう複
数の通信装置間でのデータの送受信テストを、各通信装
置のそれぞれに内蔵した試験プログラムを用いて行う場
合においても、通信装置間の同期制御に必要な発信側/
着信側を規定する制御フラグの設定に係わるオペレーシ
ョンの負荷と設定ミスを軽減すると共に、同期制御で発
生する受信のタイムオーバーによる時間ロスを低減し、
半二重通信方式の複数の通信装置間の通信試験における
操作性、および、検証精度の向上を可能とする半二重通
信試験の同期制御方法を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の半二重通信試験の同期制御方法は、各々に
内蔵した試験プログラムに基づき半二重通信によるデー
タの送受信を行なう通信装置間の通信試験の同期制御方
法において、試験通信開始時に、同期制御に用いる同期
用送信データを送信して、この同期用データ送信の所定
時間t1の経過後から受信待ちを行ない、もし、所定の
受信待ち時間t2を経過してもデータを受信しない場合
には、乱数によるt3<t2−t1を満足する時間t3
の算出と、この時間t3後の上記同期用送信データの再
送信と、この再送信後の所定時間t1の経過後からの時
間t2の受信待ちを繰り返して行ない、また、受信待ち
時に同期用送信データを受信した場合には、この同期用
送信データの受信確認を示す同期用返信データを、同期
用送信データの送信元に送信して、所定時間t1の経過
後からの時間t2の受信待ちを行ない、さらに、受信待
ち時に同期用返信データを受信した場合には、発信側の
同期設定登録を行ない、この同期用返信データの受信確
認を示す同期確定データを、この同期用返信データの送
信元に送信し、また、同期用返信データ送信後の受信待
ち時に同期確定データを受信した場合には、着信側の同
期設定登録を行ない、そして、切断テストやエラー回復
処理等により行われる2回目以降の同期制御を、設定登
録した発信側と着信側の組み合わせで行なうことを特徴
とする。
【0007】
【作用】本発明においては、通信試験開始時に、通信を
行なう双方の通信装置から、例えば、データ識別コー
ド、送信元アドレス、宛先アドレス、乱数データ等を備
えた同期用の送信データを発行するので、双方におい
て、受信指示でデータ受信が行われずにタイムオーバー
してしまうが、このタイムオーバー後に、乱数により再
送時間t3を求め、この再送時間の経過後に、同期用送
信データを再送する。このことを繰り返すことにより、
いずれか一方の通信装置で、同期用送信データを受信す
ることができる。そして、同期用送信データを受信した
時には、例えば、通信相手のアドレスを、発行する同期
用送信データの宛先アドレスにセットして同期用返信デ
ータを作成し、通信相手に送り返す。この同期用返信デ
ータを受信することで、同期用送信データを発行した通
信装置側では、発信側の設定で同期が行なわれる。ま
た、同期用返信データを送信した通信装置側では、発信
側の設定の通信装置側から送られてきた同期確定データ
を受信することで、着信側の設定で同期制御が行なわれ
る。このようにして、同期制御時に、発信側と着信側が
自動的に設定される。そして、発信側と着信側の設定を
登録しておき、切断テストやエラー発生時の回復処理に
よって行われる2回目以降の同期制御では、この設定に
基づき、従来のオペレーションよる設定時の処理と同様
に、発信側はデータの送信、また、着信側はデータの受
信から行う。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図面により詳細に
説明する。図1は、本発明の半二重通信試験の同期制御
方法に係わる一実施例を示すフローチャート、図2は、
その実施に使用する装置の構成を示すブロック図であ
る。図2において、通信装置間の対向動作試験を行なう
2台の通信装置1、7は、それぞれ、命令処理部2、8
と、主記憶部3、9と、チャネル制御部4、10と、回
線制御部5、11とにより構成され、通信ケーブル10
0〜10nで接続されている。試験プログラム(図中、
TMPと記載)6、12は、それぞれ主記憶部3、9に
格納され、命令処理部2、8により各々独立して実行さ
れる。試験プログラム6、12は、次の図3で示す送信
データと受信データの送受信により、通信装置1、7間
の同期制御を行なう。
【0009】図3は、図2における試験プログラムで作
成され通信装置間の同期制御に用いる送信データと受信
データのフォーマットの一具体例を示す説明図である。
送信データ30は、本発明に係わる同期用送信データで
あり、同期用データであることを示すデータ識別コード
31と、送信元を示す送信元アドレス32と、送信先を
示す宛先アドレス33と、同期制御後の発信側と着信側
の決定等に用いられる乱数データ34とより構成されて
いる。受信データ35は、本発明に係わる同期用返信デ
ータおよび同期確定データであり、データ識別コード3
6と乱数データ39は、送信データ30と同様である
が、送信データ30の送信元アドレス32が宛先アドレ
ス37となり、送信データ30の宛先アドレス33が送
信元アドレス38となる。
【0010】以下、このような送信データ30と受信デ
ータ35の送受信に基づく図2における通信装置1、7
間の、本発明に係わる通信開始時の同期制御動作を、図
1のフローチャートに基づき説明する。図2の通信装置
1、7は、図2の試験プログラム6、12に基づき、図
3に示す同期用のデータ識別コード31と送信元アドレ
ス32と乱数データ34をセットした送信データ30
を、図2の主記憶部3、9の格納エリアにセットし(ス
テップ101)、通信先である通信装置1、7に転送す
る(ステップ102)。そして、時間t1後に、図2の
試験プログラム6、12から受信指示を受けて受信監視
タイマ(t2)をスタートさせ(ステップ103)、図
2の回線制御部5、11により、図2の通信装置1、7
からのデータ受信報告の有無を調査する(ステップ10
4)。データ受信報告が無く、受信監視タイマ(t2)
がタイムオーバーした時は(ステップ105)、送信デ
ータの再送間隔t3(t3<t2−t1)を乱数により
求め、その時間分だけ待った後(ステップ106)、ス
テップ102に戻り、図3の送信データ30を再送す
る。
【0011】ステップ104において、受信監視タイマ
(t2)内にデータ受信報告が有れば、図2の回線制御
部5よりデータを受け取り、図3における受信データ3
5を送信していることを示す宛先アドレス送信完了フラ
グがセットされているか否かをチェックする(ステップ
107)。この時点ではまだ、図3における受信データ
35を送信していないので、この宛先アドレス送信完了
フラグはセットされておらず、図3の受信データ35中
の宛先アドレス37をステップ101で作成して格納し
た図3の送信データ30の宛先アドレス33の内容にセ
ットする(ステップ109)。そして、宛先アドレス送
信完了フラグをセットして(ステップ110)、図3の
受信データ35を送信データとして発行し(ステップ1
02)、ステップ103以降の処理を行なう。この場合
には、ステップ107において、宛先アドレス送信完了
フラグがセットされているので、図3の送信データ30
の送信元アドレス32にセットしたアドレス値が、受信
データ35中の送信元アドレス38にセットされている
かチェックする(ステップ108)。セットされていた
ら、宛先アドレス送信完了フラグをリセットし(ステッ
プ111)、通信開始時の同期制御処理を終了する。こ
のようにして同期制御が行なわれ、オペレータは、試験
プログラムを発信側にするか、着信側にするか意識する
こと無くテストを行なうことができる。
【0012】この通信開始時の同期制御後の本発明に係
わる発信/着信決定処理の動作を、次の図4を用いて説
明する。図4は、図1における通信開始時の同期制御処
理後の本発明に係わる発信/着信決定処理動作の一実施
例を示すフローチャートである。図1におけるステップ
111の処理の終了後、図1のステップ101で作成し
て格納した図3における送信データ30中の乱数データ
34を、図3の受信データ35中の乱数データ39と比
較する(ステップ112)。そして、小さい場合は、例
えば、試験プログラムを回線単位で制御するテーブル
(図2における主記憶部3、9に登録)に、着信制御フ
ラグをセットし(ステップ113)、また、大きい場合
は発信制御フラグをセット(ステップ114)する。こ
のようにして、発信/着信決定を行なう。尚、本処理は
送信元アドレスと、宛先アドレスの比較によって行うこ
ともできる。
【0013】次に、この発信/着信決定処理後の本発明
に係わる同期制御動作を、次の図5を用いて説明する。
図5は、本発明の半二重通信試験の同期制御方法におけ
る2回目以降の同期制御に係わる処理動作の一実施例を
示すフローチャートである。エラー発生時や切断テスト
等による2回目以降の同期制御は、まず、図4のステッ
プ114の処理による発信制御フラグのセットがなされ
ているか否かをチェックする(ステップ115)。セッ
トされている場合は、図1における処理と同様にステッ
プ102の送信データの発行以降の処理を行ない、セッ
トされていない場合は、図4のステップ113による着
信制御フラグのセットがなされているか否かをチェック
する(ステップ116)。セットされていなければ、図
1における処理と同様にステップ102の送信データの
発行以降の処理を行ない、セットされていれば、受信監
視タイマ(t4)(t4<t2−t1)をセットする
(ステップ117)。
【0014】そして、時間t1後に、試験プログラムか
ら受信指示を受けて受信監視タイマ(t4)をスタート
させ(ステップ118)、相手先の通信装置からのデー
タ受信の有無を調査する(ステップ119)。データ受
信が無く、受信監視タイマ(t4)がタイムオーバーし
た時は(ステップ120)、図1における処理と同様に
ステップ102の送信データの発行以降の処理を行な
う。また、受信監視タイマ(t4)内に、データを受信
すれば、図1における処理と同様にステップ107以降
の処理を行なう。このように、図1に示す処理による同
期制御時に、図4で示す発信制御フラグと着信制御フラ
グを自動設定することで、2回目以降の同期制御は、送
信データの同時発行によってデータ受信が行われなかっ
た場合の送信データの再送処理を最小限に抑えることが
できる。
【0015】次に、図1、図4、図5の各フローチャー
トで示した本発明に係わる同期制御動作を、図6〜図8
のシーケンス図を用いて説明する。図6は、本発明の半
二重通信試験の同期制御方法の通信開始時における同期
制御処理の一具体例を示すシーケンス図である。試験プ
ログラム(図中、TMPと記載)6、12は、通信装置
1、7に、同期確立用のデータ識別コードと送信元アド
レスと乱数データをセットした送信用のデータ30a、
30bを作成させて、相手装置に転送させると同時に、
t1時間後に受信指示61a、61bを行い、受信監視
タイマt2をスタートさせる。このように、通信装置
1、7の双方が同時に送信を行なうと、送信データは正
常に送受信されず、タイムオーバー62a、62bとな
る。そして、タイムオーバー62a、62bとなると、
データの再送間隔t3、t’3(t3<t2−t1、
t’3<t2−t1)を乱数によって求め、その時間分
待った後に、データ30a、30bを再送する。
【0016】ここでは、通信装置7からのデータ30b
が、通信装置1で正常に受信され、試験プログラム6に
より、受信したデータ30b中の宛先アドレスを、次に
送信するデータ30aの宛先アドレスにセットし、この
更新したデータ30cを通信装置7へ送信する。このタ
イミングでは、通信装置7は、このデータ30cを正常
に受信することができ、試験プログラム12により、受
信したデータ30c中の宛先アドレスを、次に送信する
データ30bの宛先アドレスにセットし、この更新した
データ30dを通信装置1へ送信する。このタイミング
では、通信装置1は、このデータ30dを正常に受信す
ることができる。データ30dを送信することにより、
通信装置7側での同期制御が完了し、データ30dを受
信することにより、通信装置1側での同期制御が完了す
る。また、この同期制御時に、通信装置7を発信側に、
また、通信装置1を着信側に、それぞれ設定して登録す
る。このようにして、通信開始時の同期制御が行なわれ
る。
【0017】次に、この通信開始時の同期制御後、すな
わち2回目以降の同期制御処理の動作について図7、お
よび、図8のシーケンス図を用いて説明する。図7は、
本発明の半二重通信試験の同期制御方法における2回目
以降の同期制御に係わる処理動作の第1の具体例を示す
シーケンス図である。エラー発生や切断テスト等の後の
試験通信開始時には、予め、通信装置1が受信側、通信
装置7が発信側として設定登録されているので、通信装
置7の試験プログラム12からデータ70が発行され、
通信装置1に送信される。この時、通信装置1の試験プ
ログラム6からは、受信指示71が発行されており、通
信装置1は、データ70を正常に受信できる。このよう
にして、2回目以降は、同期用送信データや同期用返信
データ等の送受信を行なう必要がない。もし、通信装置
1側で最初のデータ70が受信できなかった場合には、
次の図8で示すようにして同期制御を行なう。
【0018】図8は、本発明の半二重通信試験の同期制
御方法における2回目以降の同期制御に係わる処理動作
の第2の具体例を示すシーケンス図である。本例は、2
回目以降の同期制御処理において、最初のデータ70が
受信できなかった場合の動作を示すものである。エラー
発生や切断テスト等の後の試験通信開始時に、予め発信
側として設定登録されている通信装置7から、予め着信
側として設定登録されている通信装置1にデータ70が
送信されるが、この時点で、通信装置1に試験プログラ
ム6からの受信指示71が発行されていなければ、デー
タ70は、通信装置1で受信されずに破棄される。そし
て、その後に受信指示71が発行されても、通信装置1
は、データ70を受信することない。この受信指示71
の発行と同時に、試験プログラム6により、受信監視タ
イマt4(t4<t2−t1)をスタートさせ、タイム
オーバー82させる。このタイムオーバー82後に、試
験プログラム6から送信用のデータ80を発行して、通
信装置1から通信装置7に送信する。この時点では、通
信装置7は試験プログラム12からの受信指示81によ
り受信待ち状態であり、通信装置7は、データ80を正
常に受信することができる。このようにして、2回目以
降の同期制御においては、通信装置1側で最初のデータ
70が受信できなかった場合にも、受信監視タイマt4
の遅れだけで済む。
【0019】以上、図1〜図8を用いて説明したよう
に、本実施例の半二重通信試験の同期制御方法において
は、複数の通信装置の回線を接続し、相互に半二重通信
によるデータの送受信テストを実施する場合、オペレー
タは試験プログラムを発信側にするか、着信側にするか
意識すること無くテストが実行できる。また、最初の同
期制御時に、発信制御フラグと着信制御フラグを自動設
定することで、2回目以降の同期制御は、送信データの
同時発行によってデータ受信が行われなかった場合の送
信データの再送処理を最小限に抑えることができ、テス
ト実行時の時間ロスを低減することができる。尚、本発
明は、図1〜図8を用いて説明した実施例に限定される
ものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々
変更可能である。例えば、本実施例では2台の通信装置
の対向試験について述べたが、3台以上の接続構成にお
いても、回線単位に発信、着信制御フラグを設けている
ので、同様な同期制御が可能である。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、発信側と着信側の設定
と同期制御を自動的に行なうことができ、半二重通信に
よりデータの送受信を行なう複数の通信装置間でのデー
タの送受信テストを、各通信装置のそれぞれに内蔵した
試験プログラムを用いて行う場合においても、従来は通
信装置間の同期制御のために必要であった各試験プログ
ラムに発信側/着信側を規定する制御フラグを設定する
オペレーションが不要となり、試験構成による複雑な設
定操作や、試験構成の変更による発信側/着信側の再設
定操作等が不要となり、オペレーションの負荷と設定ミ
スを軽減できると共に、同期制御で発生する受信のタイ
ムオーバーによる時間ロスを低減でき、半二重通信方式
の複数の通信装置間の通信試験における操作性、およ
び、検証精度を向上させることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の半二重通信試験の同期制御方法に係わ
る一実施例を示すフローチャートである。
【図2】本発明の半二重通信試験の同期制御方法の実施
に使用する装置の構成を示すブロック図である。
【図3】図2における試験プログラムで作成され通信装
置間の同期制御に用いる送信データと受信データのフォ
ーマットの一具体例を示す説明図である。
【図4】図1における通信開始時の同期制御処理後の本
発明に係わる発信/着信決定処理動作の一実施例を示す
フローチャートである。
【図5】本発明の半二重通信試験の同期制御方法におけ
る2回目以降の同期制御に係わる処理動作の一実施例を
示すフローチャートである。
【図6】本発明の半二重通信試験の同期制御方法の通信
開始時における同期制御処理の一具体例を示すシーケン
ス図である。
【図7】本発明の半二重通信試験の同期制御方法におけ
る2回目以降の同期制御に係わる処理動作の第1の具体
例を示すシーケンス図である。
【図8】本発明の半二重通信試験の同期制御方法におけ
る2回目以降の同期制御に係わる処理動作の第2の具体
例を示すシーケンス図である。
【図9】従来の半二重通信試験の同期制御処理の一例を
示すシーケンス図である。
【符号の説明】
1、7、91、92 通信装置 2、8 命令処理部 3、9 主記憶部 4、10 チャネル制御部 5、11 回線制御部 6、12、90 試験プログラム 100〜10n 通信ケーブル 30 送信データ 30a〜30d、70、80、93 データ 35 受信データ 31、36 データ識別コード 32、38 送信元アドレス 33、37 宛先アドレス 34、39 乱数データ 61a、61b、71、81、94 受信指示 62a、62b、82 タイムオーバー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各々に内蔵した試験プログラムに基づき
    半二重通信によるデータの送受信を行なう通信装置間の
    通信試験の同期制御方法において、試験通信開始時に、
    同期制御に用いる同期用送信データを送信して、該同期
    用データ送信の所定時間t1の経過後から受信待ちを行
    なうステップと、所定の受信待ち時間t2を経過しても
    データを受信しない場合には、乱数によるt3<t2−
    t1を満足する時間t3の算出と、該時間t3後の上記
    同期用送信データの再送信と、該再送信後の上記所定時
    間t1の経過後からの時間t2の受信待ちを繰り返して
    行なうステップと、受信待ち時に上記同期用送信データ
    を受信した場合には、該同期用送信データの受信確認を
    示す同期用返信データを、上記同期用送信データの送信
    元に送信して、上記所定時間t1の経過後からの時間t
    2の受信待ちを行なうステップと、受信待ち時に上記同
    期用返信データを受信した場合には、発信側の同期設定
    登録を行ない、該同期用返信データの受信確認を示す同
    期確定データを、該同期用返信データの送信元に送信す
    るステップと、上記同期用返信データ送信後の受信待ち
    時に上記同期確定データを受信した場合には、着信側の
    同期設定登録を行なうステップと、切断テストやエラー
    回復処理等により行われる2回目以降の同期制御を、上
    記設定登録した発信側と着信側の組み合わせで行なうス
    テップとを含むことを特徴とする半二重通信試験の同期
    制御方法。
JP5173978A 1993-07-14 1993-07-14 半二重通信試験の同期制御方法 Pending JPH0730619A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09168005A (ja) * 1995-12-15 1997-06-24 Nec Corp フレーム同期方式

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09168005A (ja) * 1995-12-15 1997-06-24 Nec Corp フレーム同期方式

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