JPH11127103A - 中継システムの試験装置 - Google Patents

中継システムの試験装置

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JPH11127103A
JPH11127103A JP28932297A JP28932297A JPH11127103A JP H11127103 A JPH11127103 A JP H11127103A JP 28932297 A JP28932297 A JP 28932297A JP 28932297 A JP28932297 A JP 28932297A JP H11127103 A JPH11127103 A JP H11127103A
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浩之 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 子局あるいは中継局を介して基地局に接続す
るシステムにおいて基地局を用意することなく、子局あ
るいは中継局のシーケンスデバッグを簡易に実行可能な
中継システムの試験装置を提供する。 【解決手段】 子局1のデバッグに際し、子局1からの
デバッグ対象処理の実行を制御端末2でモニタし、それ
に基づいて基地局の応答や要求等を予め設定しておく。
デバッグ時に電話機3aからの発呼要求に対する基地局
の応答、あるいは基地局からの要求を制御端末2から送
信キュー17へ送って蓄積し、送信キュー17へ蓄積し
たデータをインタフェースコントローラ18の折返し部
18aで折返して受信キュー16に積み込む。CPU1
4はその応答を受信キュー16から取出す。その際、C
PU14の受信キュー16に対する動作を制御端末2で
モニタする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は中継システムの試験
装置に関し、特に子局あるいは中継局を介して基地局に
接続するシステムのデバッグ方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記のシステムとしては、子局あ
るいは中継局を有し、これら子局あるいは中継局を介し
て基地局とインタフェースするシステムがある。このシ
ステムにおいて、子局や中継局をデバッグする際に予算
や場所の問題等で大型装置である基地局を用意できない
場合、無線インタフェースコントローラのループ機能を
用いて送信要求したデータが受信バッファに蓄積されて
いるかをメモリダンプにて確認している。
【0003】また、ループ機能を用いたデバッグ方法と
しては被試験機に接続される相手装置に、送出すべき信
号のシーケンスを予め記憶する記憶装置と、記憶装置に
記憶されたシーケンスにしたがってその信号を送出させ
る制御装置とを備え、これらの装置を用いてその信号の
折返し試験を行う方法がある。この方法については、特
開昭63−42557号公報に開示されている。
【0004】図4は上記の電話交換システムの一例を示
す図である。このシステムにおいて、電話機31は子局
32と中継局33とを介して基地局34に接続され、基
地局34から交換機35に接続されている。
【0005】この場合、子局32と中継局33との間及
び中継局33と基地局34との間は無線にて接続され、
基地局34と交換機35との間は有線にて接続されてい
る。このような構成にすると、交換機35から電話機3
1までの距離が長く、交換機35から電話機31までを
有線にて接続するのが困難な地域、例えば離島等に伝を
引く場合に有効に用いることができる。
【0006】このシステムでの動作は、図5に示すよう
に、電話機31をオフフックして発呼を行うと、その発
呼が子局32から中継局33を介して基地局34に送ら
れる。基地局34はその発呼に受信すると、電話機31
に中継局33及び子局32を介して発呼エコー(Ech
o)を返す。
【0007】その後に、基地局34は中継局33及び子
局32を介して通話許可を電話機31に送出し、発呼ル
ープ(Loop)を交換機35に送出する。すると、交
換機35は基地局34と中継局33と子局32とを介し
て電話機31にダイヤルトーンを送出する。これによっ
て、電話機31は交換機35を通して相手先との通話が
可能となる。尚、このシステムでは上記の処理で発呼の
みならず、他のデータのやり取りも行う。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の子局あ
るいは中継局を介して基地局に接続するシステムでは、
無線インタフェースコントローラのループ機能を用いて
子局や中継局のデバッグを行っているので、子局あるい
は中継局内の送受信キューと無線インタフェースコント
ローラの機能のみのデバッグしか行えず、対基地局への
シーケンスデバッグに使用することができない。
【0009】例えば、電話交換システムの上記のような
処理動作のながれ、子局あるいは中継局と基地局との間
の発呼及び発呼エコーのやり取りをデバッグすることが
できない。
【0010】また、上記の公報記載の方法では被試験機
を電子交換機に接続し、電子交換機からのデータを受信
した被試験機がデータを試験機へ送出することによっ
て、予め記憶されたシーケンスにしたがって制御装置か
ら折返しデータが送られ、シーケンスデバッグを実行し
ている。
【0011】しかしながら、この方法は電子交換機を用
意しなければ実行できない構成となっている。つまり、
この方法は予算や場所の問題等で大型装置である基地局
を用意できない場合に適用することができない。
【0012】さらに、予め設定したコマンドでシーケン
スやタイミングを用意しなければならず、全試験行程を
把握した後でなけれは試験を開始することができないと
いう問題があり、試験途中での変更は対処困難である。
【0013】そこで、本発明の目的は上記の問題点を解
消し、子局あるいは中継局を介して基地局に接続するシ
ステムにおいて基地局を用意することなく、子局あるい
は中継局のシーケンスデバッグを簡易に実行することが
できる中継システムの試験装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明による中継システ
ムの試験装置は、端末を子局及び中継局の少なくとも一
方を介して基地局に接続する中継システムの試験装置で
あって、前記基地局に送信するデータを蓄積する送信キ
ューと、前記基地局から受信したデータを蓄積する受信
キューと、前記送信キューから取出して前記基地局に送
信されるデータを前記受信キューに折返す折返し手段と
を前記子局及び前記中継局の少なくとも一方に備え、前
記折返し手段で折返されて前記受信キューに蓄積された
データを解析する解析手段と、前記解析手段の解析結果
を蓄積する蓄積手段と、少なくとも前記蓄積手段の蓄積
内容を基に予め設定された前記基地局からの応答及び要
求を格納するシーケンステーブルと、前記解析手段の解
析結果に対応して前記シーケンステーブルに格納された
内容を前記送信キューに送信する送信手段とを備えてい
る。
【0015】すなわち、本発明の中継システムの試験装
置は、ループ機能を持つインタフェースコントローラ
と、内部処理を司るアプリケーションプログラムとを具
備し、さらにインタフェースコントローラを用いた子局
あるいは中継局のデバッグに際し、送信キューへの蓄積
及び受信キューからの取出し処理を外部から実行可能と
するためのコネクタと、外部からの指示を送信キューが
判断できる形式ヘ変換すると共に、受信キューの情報を
外部への転送形式へ変換する変換ツールとを備えてい
る。
【0016】コネクタに接続する制御端末には受信キュ
ーから取出したデータを解析する受信データ解析部と、
受信データを蓄積する受信データ蓄積部と、受信したデ
ータに対して基地局が返送すべきデータ及び応答待ちを
まとめた基地局シーケンステーブルと、基地局シーケン
ステーブルからデータを選出する送信編集部と、子局あ
るいは中継局ヘデータを送信する送信処理部とを具備し
ている。
【0017】制御端末の基地局シーケンステーブルに、
予めデバッグを行うシーケンスを定義するか、または制
御端末と被試験機である子局や中継局とを接続し、制御
端末の受信データ解析部が解析したデータを受信データ
蓄積部へ蓄積して、どのようなデータが子局や中継局か
ら送信されているかを確認後、そのデータを基に基地局
シーケンステーブルを作成する。
【0018】制御端末では子局あるいは中継局から発生
した要求を基地局シーケンステーブルの内容と比較し、
該当する送信データを送信編集部が選出して送信処理部
を介して子局あるいは中継局へ送信する。子局あるいは
中継局では基地局からのデータと変わりなく、単体でも
基地局が設置されている如く動作するので、子局あるい
は中継局に対するシーケンスデバッグを簡易に行うこと
が可能となる。
【0019】
【発明の実施の形態】次に、本発明の一実施例について
図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施例によ
る試験装置の構成を示すブロック図である。図におい
て、本発明の一実施例による試験装置は被試験機である
子局あるいは中継局(以下、子局とする)1と、試験機
である制御端末2とから構成されており、子局1及び制
御端末2は子局1のコネクタ11を介して相互に接続さ
れている。
【0020】子局1はコネクタ11と、変換ツール12
と、アプリケーションプログラム13と、CPU(中央
処理装置)14と、スイッチ回路(SW)15と、受信
キュー16と、送信キュー17と、インタフェース(I
F)コントローラ18と、アンテナ19とから構成され
ている。
【0021】インタフェースコントローラ18はループ
機能を持つ折返し部18aを備え、CPU14はアプリ
ケーションプログラム13を実行することで、子局1の
内部処理を司る。
【0022】インタフェースコントローラ18へのアク
セスは受信キュー16と送信キュー17とを用いて行
う。また、変換ツール12は外部からの指示を送信キュ
ー17が判断できる形式へ変換すると共に、受信キュー
16の情報を外部への転送形式へと変換する。例えば、
変換ツール12としては子局1内でやり取りされるパラ
レルデータを制御端末2の入出力に用いられるシリアル
データに変換するツール等が考えられる。
【0023】このときの送信キュー17及び受信キュー
16は基地局(図示せず)に対しての送信及び受信を示
しており、送信キュー17及び受信キュー16には制御
端末2が夫々コネクタ11を介して接続されている。
【0024】尚、図1では子局1のスイッチ回路15に
電話機3a,3bが接続され、アプリケーションプログ
ラム13が電話機3a,3bを制御する構成をとってい
るが、特に電話機3a,3bが接続されていなくとも、
子局1自体が電話機相当であっても差し支えない。
【0025】図2は図1の制御端末2の構成を示すブロ
ック図である。図において、制御端末2は送信処理部2
1と、送信編集部22と、受信データ解析部23と、受
信データ蓄積部24と、基地局シーケンステーブル25
とから構成されている。
【0026】送信処理部21及び受信データ解析部23
は子局1とのインタフェース部分を構成し、受信データ
蓄積部24は受信データを蓄積する。基地局シーケンス
テーブル25は受信データに対する送信データ情報を格
納し、随時書込み訂正可能であり、その情報は受信デー
タ蓄積部24の内部に設けられている。
【0027】図3は本発明の一実施例による子局1のデ
バッグ処理を示すシーケンスチャートである。これら図
1〜図3を用いて本発明の一実施例による子局1のデバ
ッグ処理について説明する。
【0028】子局1に対するデバッグの開始にあたり、
子局1のインタフェースコントローラ18の折返し部1
8aをループ状態とし、制御端末2の基地局シーケンス
テーブル25にデータを設定しなければならない。
【0029】基地局シーケンステーブル25へのデータ
の設定は子局1から発せられるデータに対して基地局が
送信するであろう仮定データを、受信データをも含め全
て設定してもよいが、今回は本発明の一実施例の特徴の
一つである子局1からの要求を元に設定する方法につい
て述べる。
【0030】その場合、子局1からデバッグ対象処理
(例えば、発呼要求)を発すると、制御端末2は受信し
たデータを受信データ蓄積部24に格納する。この時点
では、発呼要求に対する応答が基地局シーケンステーブ
ル25に設定されていないため、要求に対する送信は行
わない。ここで、試験担当者が格納されたデータに対す
る基地局側送信データ(発呼許可)を基地局シーケンス
テーブル25に設定することによって、次回の発呼から
制御端末2では発呼許可を送信する。
【0031】上記のようにして、子局1からの発信デー
タを基に制御端末2が送信すべきデータを作成すること
ができ、基地局シーケンステーブル25の作成工数の削
減が図れる。
【0032】また、基地局シーケンステーブル25は設
定情報を保持しているため、一度設定したものを繰返し
使用することができるが、随時書込み可能なため、デバ
ッグの状況に合わせて修正することもできる。勿論、制
御端末2から自律で要求(例えば、着呼)を出す場合に
も有効である。
【0033】次に、実際のデバッグ動作について図3に
示すシーケンスチャートに沿って説明する。尚、本発明
の一実施例では子局1から発呼要求があり、通常の通話
状態とした後、上位装置である基地局から切断するとい
うシーケンスを仮定し、基地局シーケンステーブル25
に必要情報を設定しているものとする。また、図3に示
す基地局はデバッグ中には存在しないが、実際のシーケ
ンスとの比較のために示してある。
【0034】まず、電話機3aをオフフックすると、C
PU14が発呼要求と判断し、発呼(S1)が送信キュ
ー17を通ってインタフェースコントローラ18へ送信
される。このとき、インタフェースコントローラ18の
折返し部18aはループ状態となっているため、発呼は
折返し部18aでそのまま折返され、発呼Echo(S
2)となって受信キュー16へ積まれる。
【0035】受信キュー16に積まれた発呼Echoは
CPU14へ転送されると同時に、変換ツール12で制
御端末2用のデータに変換され、コネクタ11を介して
制御端末2の受信データ解析部23へと転送される。
【0036】制御端末2に転送されたデータは受信デー
タ解析部23で解析され、送信編集部22が解析された
データと基地局シーケンステーブル25の内容とを比較
し、発呼に対する通話許可(S3)を送信する。
【0037】この通話許可は送信処理部21からコネク
タ11及び変換ツール13を介して通話許可(S4)と
して送信キュー17に積み込まれ、インタフェースコン
トローラ18で折返されて通話許可(S5)として受信
キュー16に積み込まれる。アプリケーションプログラ
ム13が正常に動作するならば、CPU14はここで受
信キュー16からデータを取出し、通話処理を行うこと
となる。
【0038】一方、実際に基地局に接続した場合には、
基地局と子局1とのデータシーケンスは図3に点線で示
した様に、子局1から発呼(S1)を発すると、基地局
では発呼Echo及び通話許可を子局1へと転送するシ
ーケンスをとっており、子局1のCPU14側で見る
と、相手が基地局であろうと制御端末2であろうと違い
は見られない。このようにして、子局1の発呼〜通話許
可の試験を、基地局を使わずに行うことができる。
【0039】また、基地局からの切断要求に対するデバ
ッグは、制御端末2から切断要求(S6)を発する。制
御端末2からの切断要求は試験担当者が制御端末2に指
示して発するか、もしくは通話状態となってから任意の
時間経過で、制御端末2から自律で発するように基地局
シーケンステーブル25に設定しておいてもよい。
【0040】制御端末2からの切断要求は上記の通話許
可と同様に、送信キュー17を通ってインタフェースコ
ントローラ18へ送信される。このとき、インタフェー
スコントローラ18の折返し部18aはループ状態とな
っているため、切断要求(S7)は折返し部18aでそ
のまま折返され、切断要求(S8)となって受信キュー
16へ積まれる。受信キュー16に積まれた切断要求は
CPU14へ転送され、CPU14で切断処理が行われ
る。
【0041】CPU14は切断処理が正常に終了したこ
とを知らせるために、基地局へ切断要求応答(S9)を
送信するが、インタフェースコントローラ18の折返し
部18aのループ機能によって再び受信キュー16へ積
まれ、変換ツール12を通って制御端末2へと転送され
る。制御端末2では切断要求に対する応答が返ってきた
ことによって子局1の正常性を確認し、もし応答なしで
あれば子局1を異常と判断する。
【0042】本発明の一実施例ではアプリケーションプ
ログラム13のデバッグのみならず、受信キュー16か
らの取出しを含めた一連の処理をデバッグするため、制
御端末2からのデータを子局1の送信キュー17へ積
み、インタフェースコントローラ18の折返しを用いて
受信キュー16へデータを転送している。
【0043】デバッグのルートが増える形となるが、制
御端末2から直接CPU14へ転送した場合には受信キ
ュー16の取出しデバッグとはならない。また、受信キ
ュー16及び送信キュー17はインタフェースコントロ
ーラ18と一体化している場合が多く、受信キュー16
及び送信キュー17とインタフェースコントローラ18
との間にデバッグ用のデータを挿入することは通常のオ
ンライン処理に影響を与える場合があるため、デバッグ
用のデータは送信キュー17を介して受信キュー16で
受信する方法としている。
【0044】ここで、上記のデバッグ処理は子局1の運
用を開始する前に行う処理であるが、子局1の保守を行
う際にも適用することが可能である。その場合には、電
話機3a,3bによる通話が不可能となるため、CPU
14は電話機3a,3bから発呼要求があると、保守の
ため通話が不可能となっている旨を音声またはデータの
形で通知する。
【0045】このように、子局1のデバッグに際し、電
話機3aからの発呼要求に対する基地局の応答あるいは
切断要求等を基地局シーケンステーブル25の内容を基
に制御端末2から送信キュー17へ送って蓄積し、送信
キュー17へ蓄積したデータをインタフェースコントロ
ーラ18の折返し部18aで折返して受信キュー16に
積み込み、CPU14が受信キュー16から取出すこと
によって、基地局を用意せずに、子局1のシーケンスデ
バッグを行うことができ、デバッグにかかる費用を削減
することができる。また、シーケンスデータは随時書換
え可能であり、接続した子局1のデータを元に設定する
ことができるので、デバッグ用のデータの作成工数の削
減を図ることができる。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、端
末を子局及び中継局の少なくとも一方を介して基地局に
接続する中継システムの試験装置において、基地局に送
信するデータを蓄積する送信キューと、基地局から受信
したデータを蓄積する受信キューと、送信キューから取
出して基地局に送信されるデータを受信キューに折返す
折返し手段とを子局及び前記中継局の少なくとも一方に
備え、折返し手段で折返されて受信キューに蓄積された
データを解析し、その解析結果を基に予め設定された基
地局からの応答及び要求をシーケンステーブルに格納し
ておき、解析手段の解析結果に対応してシーケンステー
ブルの内容を送信キューに送信することによって、子局
あるいは中継局を介して基地局に接続するシステムにお
いて基地局を用意することなく、子局あるいは中継局の
シーケンスデバッグを簡易に実行することができるとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による試験装置の構成を示す
ブロック図である。
【図2】図1の制御端末の構成を示すブロック図であ
る。
【図3】本発明の一実施例による子局のデバッグ処理を
示すシーケンスチャートである。
【図4】従来例による電話交換システムの一例を示す図
である。
【図5】従来例による発呼処理を示すシーケンスチャー
トである。
【符号の説明】
1 子局 2 制御端末 3a,3b 電話機 11 コネクタ 12 変換ツール 13 アプリケーションプログラム 14 CPU 15 スイッチ回路 16 受信キュー 17 送信キュー 18 インタフェースコントローラ 18a 折返し部 21 送信処理部 22 送信編集部 23 受信データ解析部 24 受信データ蓄積部 25 基地局シーケンステーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉田 千津子 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気株 式会社内 (72)発明者 熱田 裕美 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気株 式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端末を子局及び中継局の少なくとも一方
    を介して基地局に接続する中継システムの試験装置であ
    って、 前記基地局に送信するデータを蓄積する送信キューと、
    前記基地局から受信したデータを蓄積する受信キュー
    と、前記送信キューから取出して前記基地局へ送信され
    るデータを前記受信キューに折返す折返し手段とを前記
    子局及び前記中継局の少なくとも一方に有し、 前記折返し手段で折返されて前記受信キューに蓄積され
    たデータを解析する解析手段と、前記解析手段の解析結
    果を蓄積する蓄積手段と、少なくとも前記蓄積手段の蓄
    積内容を基に予め設定された前記基地局からの応答及び
    要求を格納するシーケンステーブルと、前記解析手段の
    解析結果に対応して前記シーケンステーブルに格納され
    た内容を前記送信キューに送信する送信手段とを有する
    ことを特徴とする試験装置。
  2. 【請求項2】 前記解析手段を前記受信キューに接続し
    かつ前記送信手段を前記送信キューに接続するためのコ
    ネクタを前記子局及び前記中継局の少なくとも一方に含
    むことを特徴とする請求項1記載の試験装置。
  3. 【請求項3】 前記解析手段及び前記送信手段と前記子
    局及び前記中継局の少なくとも一方との間でやり取りさ
    れるデータを前記解析手段及び前記送信手段の形式及び
    前記子局及び前記中継局の少なくとも一方の形式とに夫
    々変換する変換手段を前記子局及び前記中継局の少なく
    とも一方に含むことを特徴とする請求項1または請求項
    2記載の試験装置。
  4. 【請求項4】 前記子局のデバッグ時に前記送信キュー
    から送信されるデータを前記受信キューに折返すよう前
    記折返し手段を制御する制御手段を前記子局及び前記中
    継局の少なくとも一方に含むことを特徴とする請求項1
    から請求項3のいずれか記載の試験装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段が前記送信キューから送信
    されるデータを前記受信キューに折返すよう前記折返し
    手段を制御する際に前記端末に送受信不可を通知する通
    知手段を前記子局及び前記中継局の少なくとも一方に含
    むことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか記
    載の試験装置。
  6. 【請求項6】 前記解析手段の解析結果に対応する前記
    シーケンステーブルの内容を読出して前記送信手段に送
    出する編集手段を含むことを特徴とする請求項1から請
    求項5のいずれか記載の試験装置。
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