JPH06112953A - パケット再送方式 - Google Patents

パケット再送方式

Info

Publication number
JPH06112953A
JPH06112953A JP4257031A JP25703192A JPH06112953A JP H06112953 A JPH06112953 A JP H06112953A JP 4257031 A JP4257031 A JP 4257031A JP 25703192 A JP25703192 A JP 25703192A JP H06112953 A JPH06112953 A JP H06112953A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
priority
transmission
packet
data
buffer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4257031A
Other languages
English (en)
Inventor
Yutaka Nakao
豊 中尾
Toshiro Mise
敏朗 三瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP4257031A priority Critical patent/JPH06112953A/ja
Publication of JPH06112953A publication Critical patent/JPH06112953A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】最終リトライのパケットに優先度を付けること
により、最終リトライの送信成功率を高くして、システ
ム全体としての応答時間のばらつきを少なくしたパケッ
ト再送方式を提供する。 【構成】送信側ノード10では、優先度付加手段14に
より最終リトライの送信パケットに優先度を付ける。受
信側ノード20では、優先度チェック手段22により優
先度をチェックして、優先度データバッファ格納手段2
3により、優先度の付いたパケットのデータを優先的に
受信バッファ21に格納させる。 【効果】最終リトライの成功率を高くして、ネットワー
クシステムとしての応答時間のばらつきを低減できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パケット再送方式に関
するものであり、例えば、ビル管理用ネットワークシス
テム等の高頻度で高信頼性のパケット通信が要求される
制御系ネットワーク通信におけるパケット再送のための
改良されたアルゴリズムを提供するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ビル管理用ネットワークシステム
等の制御系ネットワーク通信においては、一斉制御等に
より高頻度通信が行われる可能性がある。このようなネ
ットワーク上の高負荷状態では、通信失敗を少なくする
ために、パケット再送方式が送信側ノードで用いられ
る。送信側ノードがデータを送信し、受信側ノードでデ
ータを受け取ると、受信バッファに空きがあれば受信デ
ータを格納し、送信側ノードにデータの送信確認を示す
送信確認パケットを返信する。受信バッファが一杯であ
れば送信確認パケットは返信せずに、受信データを捨て
る。送信側ノードで送信確認パケットを受け取れば、送
信成功となる。また、一定時間以内に送信側ノードが送
信確認パケットを受け取らなかった場合には、一定時間
後に送信データの再送(リトライ)が行われる。この過
程を一定回数繰り返す。このような従来のパケット再送
方式では、ネットワーク上のデータ量が非常に多い場合
には、送信失敗回数が増えるという問題があり、さら
に、リトライを何回行えば、送信が成功するか分からな
いので、送信してから送信成功するまでの時間にかなり
のばらつきが生じてしまい、システムとしての応答時間
もばらついてしまうという問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述のよう
な点に鑑みてなされたものであり、その目的とするとこ
ろは、最終リトライのパケットに優先度を付けることに
より、最終リトライの送信成功率を高くして、システム
全体としての応答時間のばらつきを少なくしたパケット
再送方式を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のパケット再送方
式にあっては、上記の課題を解決するために、制御系ネ
ットワークのパケット通信において、送信側ノード10
には、送信データを一時的に記憶しておくための送信バ
ッファ11と、送信リトライまでの待機時間を計時する
ためのタイマ手段12と、送信リトライの回数をカウン
トするリトライ・カウント手段13と、最終リトライの
パケットに優先度を付加する優先度付加手段14とを備
え、受信側ノード20には、受信データを一時的に記憶
しておくための受信バッファ21と、受信されたパケッ
トに含まれる優先度の情報をチェックする優先度チェッ
ク手段22と、優先度の付加されたパケットのデータを
優先的に受信バッファ21に格納する優先度データバッ
ファ格納手段23とを備えることを特徴とするものであ
る。
【0005】
【作用】本発明では、送信側ノードで最終リトライの送
信パケットには優先度を付けて、受信側ノードで優先度
をチェックすることにより、優先度の付いたパケットの
データを優先的に受信バッファに格納させることによ
り、最終リトライの成功率を高くして、ネットワークシ
ステムとしての応答時間のばらつきを低減できるもので
ある。
【0006】
【実施例】図1は本発明の一実施例の構成を示すブロッ
ク図である。送信側ノード10は、送信データを一時的
に記憶しておくための送信バッファ11と、送信リトラ
イまでの待機時間を計時するためのタイマ手段12と、
送信リトライの回数をカウントするリトライ・カウント
手段13と、最終リトライのパケットに優先度を付加す
る優先度付加手段14とを備えている。16は送信手
段、17は受信手段である。送信手段16は、送信バッ
ファ11から送信データを供給されて、送信パケットと
して送信するものであり、送信失敗時には、タイマ手段
12にタイマセット信号を与えて、計時動作をスタート
させる。タイマ手段12は送信リトライまでの待機時間
を計時し、所定の待機時間が経過すると、タイムアウト
信号を送信手段16に与える。これにより、送信手段1
6は、送信バッファ11からの送信データを送信パケッ
トとして再度送信する。送信リトライ時には、リトライ
カウント手段13にカウント指令を与えて、リトライ回
数をカウントアップされる。リトライ回数が一定回数に
達すると、最終リトライであることを示す信号がリトラ
イカウント手段13から出力され、優先度付加手段14
が送信パケットに優先度を付加するように動作する。優
先度付加手段14は、送信バッファ11から送信データ
を受け取り、図3に示すように、送信パケットのデータ
とヘッダの前に優先度を付加するものである。この最終
リトライが不成功に終わると、既にリトライ回数が一定
回数に達しているので、リトライカウント手段13から
送信バッファ11に次データ送信要求が与えられ、次の
データが送信バッファ11から読み出されて、送信手段
16に送信データとして与えられるものである。また、
受信手段17が送信確認パケットを受信した場合にも、
送信バッファ11に次データ送信要求が与えられ、次の
データが送信バッファ11から読み出される。送信確認
パケットを受信したときには、タイマ手段12とリトラ
イカウント手段13は共にリセットされて、次の送信に
備えるものである。
【0007】次に、受信側ノード20は、受信データを
一時的に記憶しておくための受信バッファ21と、受信
されたパケットに含まれる優先度の情報をチェックする
優先度チェック手段22と、優先度の付加されたパケッ
トのデータを優先的に受信バッファ21に格納する優先
度データバッファ格納手段23とを備えている。26は
送信手段、27は受信手段である。受信手段27により
受信されたパケットは、図3に示すように、優先度の情
報を付加されている。この優先度の情報は、優先度チェ
ック手段22によりチェックされる。本実施例では、優
先度の情報として、優先有り(ON)と優先無し(OF
F)の2通りの情報を用いており、優先有りの場合に
は、優先度データバッファ格納手段23により、優先度
が付加されたパケットのデータを優先的に受信バッファ
21に格納する。このため、優先度を付加された最終リ
トライの送信は成功する可能性が高く、したがって、ネ
ットワークシステムの応答時間の上限は、最終リトライ
までの待機時間でほぼ決定され、ばらつきは少なくな
る。一方、優先無しの場合には、受信バッファ21の記
憶容量に余裕が有るときには、受信バッファ21に格納
され、余裕が無いときには、受信バッファ21には格納
されずに捨てられる。受信バッファ21には、受信され
たデータが格納されると共に、そのデータの優先度(O
N又はOFF)も同時に格納されており、受信バッファ
21の記憶容量に余裕が無いときに、優先有り(ON)
のパケットが受信されると、受信バッファ21に既に格
納されている優先無し(OFF)のパケットは捨てられ
て、新たに受信された優先有り(ON)のパケットが格
納される。
【0008】図2は受信バッファの動作説明図である。
図中、1〜7は受信バッファ21に格納されるデータで
あり、そのうち、1,4,6,7は優先度付きのデータ
であり、2,3,5は優先度の付いていないデータであ
る。今、受信バッファ21に1〜6のデータが既に格納
されており、記憶容量に余裕が無い場合に、優先度付き
のデータ7が新たに受信されると、優先度の付いていな
いデータ2,3,5のうち、最も早く受信バッファ21
内に格納されたデータ2を受信バッファ21から捨て
る。これにより、優先度の付いたデータ7を優先的に受
信バッファ21内に格納することができる。
【0009】以上のようにして、受信バッファ21にデ
ータが格納されると、送信確認パケットが送信手段26
により返信される。これにより、送信側ノード10は送
信確認パケットを受け取り、送信成功となる。なお、図
5に示すように、送信パケットのデータ長を優先度の情
報として利用しても良い。
【0010】次に、図6は本発明の他の実施例の概略構
成図である。本実施例では、優先度の情報として、リト
ライ回数を示す番号を使用しており、送信側ノードから
の送信パケットには、リトライ番号付加手段18によ
り、図4に示すようにリトライ番号が付加されている。
受信側ノードでは、リトライ回数チェック手段28を備
えており、リトライ回数の多いデータをリトライ回数の
少ないデータよりも優先的に受信バッファに格納してい
る。これにより、リトライ回数の多い送信パケットは送
信成功率が高くなり、ネットワークシステムとしての応
答時間が短縮されるものである。
【0011】
【発明の効果】本発明のパケット再送方式によれば、送
信側ノードから送信される最終リトライの送信パケット
には優先度を付加し、受信側ノードでは優先度の付加さ
れた受信データを優先的に受信バッファに格納すること
により、最終リトライの送信成功率を高くして、システ
ム全体としての信頼性を向上させ、さらに、ネットワー
クシステムとして応答時間のばらつきを低減できるとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の概略構成を示すブロック図
である。
【図2】本発明の一実施例に用いる受信バッファの動作
説明図である。
【図3】本発明の一実施例に用いる送信パケットの内容
を示す説明図である。
【図4】本発明の他の実施例に用いる送信パケットの内
容を示す説明図である。
【図5】本発明の別の実施例に用いる送信パケットの内
容を示す説明図である。
【図6】本発明の他の実施例の概略構成を示すブロック
図である。
【符号の説明】
10 送信側ノード 11 送信バッファ 12 タイマ手段 13 リトライカウント手段 14 優先度付加手段 16 送信手段 17 受信手段 20 受信側ノード 21 受信バッファ 22 優先度チェック手段 23 優先度データバッファ格納手段 26 送信手段 27 受信手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御系ネットワークのパケット通信に
    おいて、送信側ノードには、送信データを一時的に記憶
    しておくための送信バッファと、送信リトライまでの待
    機時間を計時するためのタイマ手段と、送信リトライの
    回数をカウントするリトライ・カウント手段と、最終リ
    トライのパケットに優先度を付加する優先度付加手段と
    を備え、受信側ノードには、受信データを一時的に記憶
    しておくための受信バッファと、受信されたパケットに
    含まれる優先度の情報をチェックする優先度チェック手
    段と、優先度の付加されたパケットのデータを優先的に
    受信バッファに格納する優先度データバッファ格納手段
    とを備えることを特徴とするパケット再送方式。
JP4257031A 1992-09-25 1992-09-25 パケット再送方式 Pending JPH06112953A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4257031A JPH06112953A (ja) 1992-09-25 1992-09-25 パケット再送方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4257031A JPH06112953A (ja) 1992-09-25 1992-09-25 パケット再送方式

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06112953A true JPH06112953A (ja) 1994-04-22

Family

ID=17300785

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4257031A Pending JPH06112953A (ja) 1992-09-25 1992-09-25 パケット再送方式

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06112953A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100976425B1 (ko) * 2002-05-10 2010-08-18 인터디지탈 테크날러지 코포레이션 무선 링크 제어 재전송을 지원하기 위해 프로토콜 데이터단위의 재전송의 순위 지정을 하는 노드 b

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100976425B1 (ko) * 2002-05-10 2010-08-18 인터디지탈 테크날러지 코포레이션 무선 링크 제어 재전송을 지원하기 위해 프로토콜 데이터단위의 재전송의 순위 지정을 하는 노드 b
US8068497B2 (en) 2002-05-10 2011-11-29 Interdigital Technology Corporation System and method for prioritization of retransmission of protocol data units to assist radio-link-control retransmission
US8565241B2 (en) 2002-05-10 2013-10-22 Interdigital Technology Corporation System and method for prioritization of retransmission of protocol data units to assist radio-link-control retransmission
US8929385B2 (en) 2002-05-10 2015-01-06 Interdigital Technology Corporation System and method for prioritization of retransmission of protocol data units to assist radio link control retransmission
US9622257B2 (en) 2002-05-10 2017-04-11 Interdigital Technology Corporation Prioritization of retransmission of protocol data units to assist radio link control retransmission

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5432798A (en) Data communication method and system
JP3054613B2 (ja) パケット通信システム
JP2778373B2 (ja) 再送機能付きバッファ装置
JP2001086190A (ja) データ伝送における誤り制御システム
JP2001045056A (ja) 通信システム
JPS60106250A (ja) デ−タ通信装置
JPH1070523A (ja) パケット伝送方法及び装置
JPH06112953A (ja) パケット再送方式
JPH06112973A (ja) パケット再送方式
JP3431124B2 (ja) 伝送制御装置
JPH0730543A (ja) フレーム再送方法
JP3217397B2 (ja) 通信制御装置のデータ送信方法
JPH06112972A (ja) パケット再送方式
JP2000312201A (ja) 通信装置および誤り制御方法
JPH06252895A (ja) データ伝送方式
JPH11234347A (ja) データ通信におけるバッファ管理方法および方式
JP2006148784A (ja) 通信方法、及び通信装置
JPS61187445A (ja) パケツト再送制御方式
KR20010064867A (ko) 데이터 전송 시스템에서 선택적 자동 재전송 및 수신 방법
JPS63169855A (ja) 誤り再送機能付きパケツト伝送方式
JPH04179331A (ja) 同報伝送方式
JPH09224051A (ja) データ伝送制御方法
JPH04273736A (ja) パケット通信システムおよびパケット再送装置
JPH0646060A (ja) データ通信システム
JPH05199281A (ja) 通信システムの再送制御方式