JPH05199281A - 通信システムの再送制御方式 - Google Patents

通信システムの再送制御方式

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JPH05199281A
JPH05199281A JP4007030A JP703092A JPH05199281A JP H05199281 A JPH05199281 A JP H05199281A JP 4007030 A JP4007030 A JP 4007030A JP 703092 A JP703092 A JP 703092A JP H05199281 A JPH05199281 A JP H05199281A
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JP
Japan
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information frame
retransmission
station
transmission
information
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JP4007030A
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English (en)
Inventor
Shoji Endo
昭次 遠藤
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 誤り回復時間を短縮し、かつ回線の利用効率
を向上させる。 【構成】 送信局であるA局1の送信部12は、情報フ
レームを人工衛星3を経由して受信局であるB局2に送
信する。受信部11はこの送信部12が送信した情報フ
レームを人工衛星3経由で受信し、監視部10は受信部
11が受信した情報フレームを監視し、所定の条件が成
立したとき、情報フレームの再送を要求する。そして、
再送部13はこの監視部10からの情報フレーム再送の
要求に従って送信部12に情報フレームの再送を指示
し、かつB局2から再送要求を受け取り、要求された情
報フレームが再送されていないとき、その情報フレーム
の再送を送信部12に指示する。従って、このシステム
では、A局1はB局2から再送要求を受け取る前に、B
局2に正しく到達しなかった情報フレームを再送するこ
とができ、誤り回復時間の短縮、および回線の使用効率
の向上が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、人工衛星に設けた中継
装置を経由して通信を行うシステムの再送制御方式に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】データの伝送誤りが発生した場合、デー
タを再送することによって誤り回復を行う方法としてH
DLC(ハイレベル・データ・リンク制御)手順があ
る。図7にHDLCにおいて用いられるHDLCフレー
ムの基本構成を示す。図中、制御部には送信フレーム番
号と次に受信を期待する受信フレーム番号とが含まれて
おり、それらの番号を管理することによりフレームの連
続転送が可能となる。また、各フレームの最後に付加さ
れたフレーム・チェック・シーケンス(FCS)によ
り、フレームの伝送誤りの有無が判定できる。この判定
によりフレームに伝送誤りがあることが判明した場合、
または送信フレーム番号に抜けがあった場合、該当する
フレームが受信側に到達しなかったと判断され、誤り回
復のための再送制御が行われる。
【0003】図8にフレームが受信側に到達しなかった
と判定され、再送制御が行われる場合のシーケンスの一
例を示す。図中、I(M,N)は情報フレームを表し、
Mは送信フレーム番号、Nは受信フレーム番号をそれぞ
れ表す。図8において、A局から情報フレームI(0,
0),I(1,0)が人工衛星を経由してB局に送信さ
れ、さらに情報フレームI(2,0)が送信されたが、
情報フレームI(2,0)がB局に受信されなかった場
合、あるいは伝送路誤りが検出されてそのフレームが破
棄された場合、B局では情報フレームI(3,0)を時
刻t2で受信すると、その直後に情報フレームI(2,
0)の再送要求フレームREJ(2)をA局に送る。な
お、B局は情報フレームI(3,0),I(4,0)を
受信するが、情報フレームI(2,0)が正しく受信さ
れないため、情報フレームI(3,0),I(4,0)
は破棄する。
【0004】A局では、B局からの再送要求フレームR
EJ(2)を時刻t3で受信すると、情報フレームI
(2,0)およびそれに続く情報フレームI(3,
0),I(4,0)をB局に再送する。そして、情報フ
レームI(2,0)は本来受信されるはずであった時刻
t1から、実際に受信された時刻t4までの時間、すな
わちt4−t1だけ遅れてB局に到達することになる。
この時間t4−t1が誤り回復時間であり、その時間に
は再送要求フレームREJ(2)がB局からA局に送ら
れるときの伝播時間と、情報フレームI(2,0)がA
局からB局に再送されるときの伝播時間とが含まれてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】すなわち、人工衛星を
経由して情報フレームの再送が行われる場合、まず受信
局が送信局に再送要求を行うために電波が地球と人工衛
星との間を往復するのに要する時間がかかり、そして、
送信局がその要求に応じて情報フレームを再送するのに
再び電波が地球と人工衛星との間を往復するのに要する
時間がかかる。従って、誤り回復時間として少なくとも
電波が地球と衛星との間を2往復するのに要する時間が
かかることになる。すなわち、従来の再送制御方式で
は、誤り回復時間が長く、かつ回線の利用効率が低下す
るという問題があった。
【0006】本発明の目的は、このような問題を解決
し、誤り回復時間を短縮し、かつ回線の利用効率を向上
させることが可能な通信システムの再送制御方式を提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、人工衛星に設
けた中継装置を経由して通信を行うシステムの再送制御
方式において、送信局に、情報フレームの送信手段と、
この送信手段が送信した情報フレームを前記中継装置経
由で受信して監視し、所定の条件が成立したとき、情報
フレームの再送を要求する監視手段と、この監視手段か
らの情報フレーム再送の要求に従って前記送信手段に情
報フレームの再送を指示し、かつ受信局から再送要求を
受け取り、要求された情報フレームが再送されていない
とき、その情報フレームの再送を前記送信手段に指示す
る再送手段とを設けることを特徴とする。
【0008】
【実施例】次に本発明の実施例について図面を参照して
説明する。図1に本発明の再送制御方式にもとづく通信
システムの一例を示す。この通信システムは送信局であ
るA局1と、受信局であるB局2と、A局1とB局2と
の間の通信を中継する中継装置を備えた人工衛星3とに
より構成されている。そして、A局1は、情報フレーム
を人工衛星3を経由してB局2に送信する送信部12
と、情報フレームおよび再送要求フレームを人工衛星3
より受信する受信部11と、送信部12が送信した情報
フレームを受信部11を通じて受け取って監視し、所定
の条件が成立したとき、情報フレームの再送を要求する
監視部10と、この監視部10からの情報フレーム再送
の要求に従って送信部12に情報フレームの再送を指示
し、かつB局2から再送要求を受信部11を通じて受け
取り、要求された情報フレームが再送されていないと
き、その情報フレームの再送を送信部12に指示する再
送部13とを備えている。
【0009】監視部10はさらに詳しくは、図2に示す
ように、タイマ101と、送信部12が情報フレームを
送信したとき、タイマ101を起動するタイマ起動部1
02と、タイマ101がタイムアウトする前に送信部1
2が送信した情報フレームを受信部11が人工衛星3を
経由して受信しなかったとき、再送部13に情報フレー
ムの再送を要求する再送要求部103とを備えている。
なお、タイマ101は各情報フレームごとに起動できる
ようになっている。また、タイマ101が起動されてか
らタイムアウトするまでの時間は、電波が地球と人工衛
星3との間を1往復するのに要する時間より長く、2往
復するのに要する時間より短い時間に設定されている。
【0010】また、再送部13は、図3に示すように、
メモリ131と、監視部10の再送要求部103からの
情報フレーム再送の要求に従って送信部12に情報フレ
ームの再送を指示し、かつ情報フレームを再送したこと
を示す所定の情報、すなわちフラグ情報をメモリ131
に格納する第1の再送指示部132と、B局2から再送
要求を受信部11を通じて受け取り、要求された情報フ
レームが再送されたことを示すフラグ情報がメモリ13
1に格納されていないとき、その情報フレームの再送を
送信部12に指示し、かつメモリ131に格納されてい
るフラグ情報を削除する第2の再送指示部133とを備
えている。
【0011】次に図4のフローチャートおよび図6のシ
ーケンス図を参照して動作を説明する。監視部10のタ
イマ起動部102は、送信部12が情報フレームを送信
するごとに(ステップ31)、各情報フレームに対応す
るタイマ101を起動する(ステップ32)。そして、
まず情報フレームI(0,0)が図6に示すように、人
工衛星3に正しく送られてB局2に到達し、かつ受信部
11に返送されると、再送要求部103は、情報フレー
ムI(0,0)を受信部11より受け取るので、ステッ
プ33における判定結果はイエスとなり、従って再送要
求部103は再送要求は行わない。また、情報フレーム
I(1,0)も正しく人工衛星3に送られたとすると、
再送要求部103は情報フレームI(0,0)の場合と
同様、情報フレームの再送要求は行わない。
【0012】しかし、次の情報フレームI(2,0)
が、図6に示すように、人工衛星3に到達しなかったと
すると、受信部11はその情報フレームを本来受信すべ
き時刻t1において正しく受信できないため、再送要求
部103はステップ33での判定の結果、ステップ34
に進み、タイマ101がタイムアウトしたか否かを判定
する。そして、タイムアウトが発生していない場合に
は、ステップ33に戻るが、情報フレームI(2,0)
は受信されないので、結局ステップ34でタイマ101
のタイムアウトを検出することになり、再送要求を再送
指示部132に出す。その結果、再送指示部132は、
情報フレームI(2,0)の再送要求と共に情報フレー
ムI(3,0)以降に送信された情報フレームの再送要
求を送信部12に行って各情報フレームを再送させ(ス
テップ35)、さらにメモリ131に情報フレームを再
送したことを示すフラグ情報を各情報フレームごとに格
納する(ステップ36)。
【0013】一方、B局2でも、情報フレームI(2,
0)を受信できず、情報フレームI(1,0)の次に情
報フレームI(3,0)を時刻t3で受信することにな
る。従って、この時点でB局2は情報フレームI(2,
0)の欠落を検出し、再送要求フレームREJ(2)を
A局1に送信する。A局1の受信部11はこの再送要求
フレームREJ(2)を受信すると、そのことを再送指
示部133に通知する。そして、再送指示部133は、
図5のフローチャートに示すように、まずメモリ131
に再送を要求された情報フレームI(2,0)に対して
フラグ情報が格納されているか否かを判定する(ステッ
プ41)。その判定結果がイエスの場合には、情報フレ
ームは既に再送されていることになるので、再送指示は
行わず、上記フラグ情報をメモリ131より削除して処
理を終了する。一方、ステップ41における判定結果が
ノーの場合には、情報フレームI(2,0)以降の情報
フレームの再送を送信部12に指示し、それらのフレー
ムを再送させる。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、人工衛星
に設けた中継装置を経由して通信を行うシステムの再送
制御方式において、送信局に、情報フレームの送信手段
と、この送信手段が送信した情報フレームを中継装置経
由で受信して監視し、所定の条件が成立したとき、情報
フレームの再送を要求する監視手段と、この監視手段か
らの情報フレーム再送の要求に従って送信手段に情報フ
レームの再送を指示し、かつ受信局から再送要求を受け
取り、要求された情報フレームが再送されていないと
き、その情報フレームの再送を送信手段に指示する再送
手段とを設けることを特徴とする。従って、本発明の通
信システムの再送制御方式では、送信局は受信局からの
再送要求を受け取る前に、受信局に正しく到達しなかっ
た情報フレームを再送することができ、その結果、伝送
誤りに対する誤り回復時間を短縮し、そして回線の使用
効率を向上させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の再送制御方式にもとづく通信システム
の一例を示すブロック図である。
【図2】図1の通信システムの一部を詳しく示すブロッ
ク図である。
【図3】図1の通信システムの一部を詳しく示す他のブ
ロック図である。
【図4】図1の通信システムの動作を説明するためのフ
ローチャートである。
【図5】図1の通信システムの動作を説明するための他
のフローチャートである。
【図6】図1の通信システムの動作を説明するためのシ
ーケンス図である。
【図7】ハイレベル・データ・リンク制御(HDLC)
において用いられるHDLCフレームの基本構成を示す
図である。
【図8】従来の再送制御を説明するためのシーケンス図
である。
【符号の説明】
1 A局 2 B局 3 人工衛星 10 監視部 11 受信部 12 送信部 13 再送部 101 タイマ 102 タイマ起動部 103 再送要求部 131 メモリ 132,133 再送指示部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】人工衛星に設けた中継装置を経由して通信
    を行うシステムの再送制御方式において、 送信局に、 情報フレームの送信手段と、 この送信手段が送信した情報フレームを前記中継装置経
    由で受信して監視し、所定の条件が成立したとき、情報
    フレームの再送を要求する監視手段と、 この監視手段からの情報フレーム再送の要求に従って前
    記送信手段に情報フレームの再送を指示し、かつ受信局
    から再送要求を受け取り、要求された情報フレームが再
    送されていないとき、その情報フレームの再送を前記送
    信手段に指示する再送手段とを設けることを特徴とする
    通信システムの再送制御方式。
  2. 【請求項2】前記監視手段に、 タイマと、 前記送信手段が情報フレームを送信したとき、前記タイ
    マを起動するタイマ起動手段と、 前記タイマがタイムアウトする前に前記送信手段が送信
    した情報フレームを受信しなかったとき、前記再送手段
    に情報フレームの再送を要求する再送要求手段とを設け
    ることを特徴とする請求項1に記載の通信システムの再
    送制御方式。
  3. 【請求項3】前記再送手段に、 メモリと、 前記監視手段からの情報フレーム再送の要求に従って前
    記送信手段に情報フレームの再送を指示し、かつ情報フ
    レームを再送したことを示す所定の情報を前記メモリに
    格納する第1の再送指示手段と、 受信局から再送要求を受け取り、要求された情報フレー
    ムが再送されたことを示す前記情報が前記メモリに格納
    されていないとき、その情報フレームの再送を前記送信
    手段に指示し、かつ前記メモリに格納されている前記情
    報を削除する第2の再送指示手段とを設けることを特徴
    とする請求項1に記載の通信システムの再送制御方式。
JP4007030A 1992-01-20 1992-01-20 通信システムの再送制御方式 Pending JPH05199281A (ja)

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