JPH02140575A - 自動製氷機の製氷構造 - Google Patents

自動製氷機の製氷構造

Info

Publication number
JPH02140575A
JPH02140575A JP29570888A JP29570888A JPH02140575A JP H02140575 A JPH02140575 A JP H02140575A JP 29570888 A JP29570888 A JP 29570888A JP 29570888 A JP29570888 A JP 29570888A JP H02140575 A JPH02140575 A JP H02140575A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ice
making
ice making
water
chamber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP29570888A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuo Hara
安夫 原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hoshizaki Electric Co Ltd
Original Assignee
Hoshizaki Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hoshizaki Electric Co Ltd filed Critical Hoshizaki Electric Co Ltd
Priority to JP29570888A priority Critical patent/JPH02140575A/ja
Publication of JPH02140575A publication Critical patent/JPH02140575A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、例えば球体状や多面体状をなす氷塊群を、
全自動で大量に製造し得る自動製氷機の製氷構造に関す
るものである。
従来技術 各種の産業分野で、サイコロ状の角氷や所要厚みの板氷
その他フレーク状の氷片等を大量に連続製造する自動製
氷機が、その用途に応じて好適に使い分けられている。
例えば、前記の角氷を製造する製氷機として、 ■製氷室に下向きに多数画成した立方体状の製氷小室を
、その下方から水皿により開閉自在に閉成し、当該水皿
から製氷水を各製氷小室に噴射供給して、該製氷小室中
に角氷を徐々に形成するようにした所謂クローズドセル
方式や、 ■下方に開放する多数の立方体状の製氷小室に製氷水を
直接供給し、角氷を該製氷小室中に形成するようにした
所謂オープンセル方式が知られている。また、板氷や細
粒状のクラッシュアイスを連続製造する製氷機、その他
フレーク状の氷片を連続製造するオーガ式製氷機等も実
施されている。
発明が解決しようとする課題 従来の各種製氷機により製造される氷は、前述した如く
、立方体状の角氷や板木、その他フレーク状の氷片やク
ラッシュアイスが殆どである。これらの氷で所要の定形
を備え、そのまま飲料に浮かせたり、各種食材の冷却ベ
ツドに供したり出来るのは、僅かに前記の角氷があるに
過ぎない(板氷も定形は備えているが1通常そのままの
寸法では使用し得ない)。
しかるに最近の喫茶店やレストランその他の飲食施設で
は、同種営業に対し種々の面で優位に立って顧客を吸引
するべく、他社との差別化を図る懸命な努力が払われて
いる。その−環として1例えば、従来より広く普及して
いる角氷に替えてボール状(球体状)の氷塊を使用し、
これにより顧客に目先の新しい変化を提供しようとする
傾向がみ受けられる。
しかしこの球状水は、広く飲食に供されることから、空
気混入による白濁がなく、清澄な透明氷塊でなければ商
品価値は低下する。また大量に製造可能であることを必
要とするが、従来この種の要請を満たす球状水の自動製
氷機は存在しなかつた。そこで本願の発明者は、透明で
清澄な球状水を大量に製造し得る製氷機の開発に従事し
、前記の要請を充分に満足する機構を得たので、その基
本概念につき昭和63年1月29日付けで1発明「自動
製氷機」として特許出願を行なった。
先の出願に係る製氷機は、■下方に開放する第1製氷小
室を多数画成し、背面に蒸発器を備えた第1H氷室と、
■上方に開放する第231氷小室を多数画成した第2製
氷室とを基本的に備え、製氷運転に際し両製氷小室が対
応的に閉成して、その内部に球体等の異形水を形成する
空間を画成するものである。この基本構造に係る製氷機
では、製氷運転に際して1両製氷小室に画成される空間
中での氷結時間を如何にして短縮し、また除氷時間を如
何にして短縮するか、が新たな解決synとして浮上し
ている。
発明の目的 この発明は、前述した課題に鑑み、これを好適に解決す
るべく提案されたものであって、下方に開放する第1製
氷小室を多数備える第1製氷室と、上方に開放する第2
製氷小室を多数備える第2製氷室とから構成される製氷
機において、両製氷小室で画成される空間中での氷結時
間を短縮し、また氷塊を前記空間中から短時間で除去す
ることができ、更には中空水の製造も可能にし得る新規
な製氷構造を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 前述した課題を克服し、所期の目的を好適に達成するた
め、本発明に係る自動製氷機の製氷構造は、製氷水を製
氷室に噴射供給して該製氷室内に氷塊を形成し、氷結す
るに到らなかった製氷水は再循環に供するようにした自
動製氷機において、背面に蒸発器を備えて機内に固定配
置され、下方に開放する所要形状の第1製氷小室を多数
形成した第1製氷室と、 この第1製氷室に対して接離自在に配設され、前記第1
製氷小室の夫々を下方から対応的に閉成し得る所要形状
の第2製氷小室を多数形成した第2製氷室とからなり。
前記第211氷室を熱良導体で構成したことを特徴とす
る。
実施例 次に、本発明に係る自動製氷機の製氷構造につき、好適
な実施例を挙げて、添付図面を参照しながら以下説明す
る。なお、本発明の実施例では、第9図(a)に示す球
状水1を連続製造する自動製氷機につき説明するが、後
述する製氷小室の内部形状を変更するだけで、第9図(
b)に示す如きダイヤカット状の多面体水2の製造にも
容易に対応し得る。
(第1および第2製氷室について) 第1図は、本発明に係る自動製氷機の主要製氷構造を製
氷状態で概略的に示し、所要直径をなす多数の球状水を
製造する製氷室10は、水平に配設した第1製氷室11
と、この第1製氷室11を下方から開閉自在に閉成可能
な第2Il!氷室12とから基本的に構成される。すな
わち、製氷機筐体(図示せず)の内部上方に、熱伝導率
の良好な金属を材質とする矩形状の第1製氷室11が水
平に配設固定され、所要の整列パターンで第1製氷小室
13が、この第1製氷室11に下向きで多数凹設されて
いる。各第1製氷小室13は半球状の凹部として形成さ
れ、−例として直径3CM、深さ1.51に設定されて
いる。第1製氷室11の上面には、冷凍系(図示せず)
から導出した蒸発器14が蛇行状に密着固定され、当該
冷凍系の運転により蒸発器14における気化冷媒の熱交
換が促進されて、第111!氷室11が氷点下にまで冷
却される。
第1製氷室11の直下には、銅の如き熱良導性の金属を
材質とする第2製氷室12が後述の如く傾動自在に配設
され、その製氷運転に際して、該第1製氷室11を下方
から閉成すると共に、除氷運転に際して、該第1製氷室
11を開放し得るようになっている。すなわち、第2製
氷室12には、前記第1製氷室11に凹設した第1製氷
小室13と対応して、同じく半球状凹部からなる第2製
氷小室15が上向きに所要の整列パターンで多数凹設さ
れている。この第2製氷小室15の直径も、−例として
31であり2凹部の深さは1.51に設定されている。
従って、第1製氷室11に対し第2製氷室12を下方か
ら閉成すると5両製氷小室13.15が相互に対応して
各小室内に直径3備の球状空間が画成される。
第2製氷室12は、前述の如く銅等の熱良導金属を材質
とするブロック体として構成され、各第2製氷小室15
に製氷水を噴射供給するための水皿38が、当該第2製
氷室12の外底部にボルト60を介して一体的に固定さ
れている。また水皿38は、その後端部が直角に立上が
って後部64が形成され、この後部64の開放端におい
て製氷機筐体(図示せず)の固定部位に、枢軸16によ
り傾動旋回可能に枢支され、後述のアクチュエータモー
タAMによって第2製氷室12と共に回動付勢される。
すなわち、第6図に示す如く時計方向に回動すれば、水
皿38に一体固定した第2!J5氷室12は第1製氷小
室13を開放し、また反時計方向に回動すれば、第1図
に示す如く第2製氷室12は第1製氷小室13を閉成す
る。
水皿38の裏面には、各第2製氷小室15と連通ずる噴
水孔25が対応的に穿設され、これら噴水孔25に製氷
水を供給する分配管24が同じく水皿38の裏面に蛇行
配置されている。また水皿38の下方には、前記分配管
24に製氷水を供給するための製氷水タンク19が一体
的に設けられている。
図に示す如く、第2製氷室12における各第2製氷小室
15の底部に通孔12aが穿設され、前記水皿38と第
2i1氷室12とを固定した際に、各噴水孔25が前記
通孔12aと対応一致するよう寸法設定されている。そ
してこの通孔12aは。
後述する製氷運転に際し1両製氷小室13.15に画成
された氷形成用空間に製氷水を供給すると共に、該空間
中で氷結するに到らなかった製氷水(以下「未氷結水」
という)を好適に排出するべく機能する。なお、水皿3
8の各噴水孔25に隣接して戻り孔26が穿設され、前
記通孔12aから排出された未氷結水は、この戻り孔2
6を介して製氷水タンク19に帰還される。
(水皿傾動機構と水循環系とについて)水皿38を傾動
させるアク、チュエータモータAMは減速機を備え、そ
の回転軸にカムレバー17およびレバー片37が半径方
向に延出するよう固定され、前記カムレバー17の先端
17aと水皿38の前方端部との間に、コイルスプリン
グ18が弾力的に係着されている。前記カムレバー17
の基部に形成したカム面17bは、水皿38の側部61
の上面にカム係合可能に寸法設定されている。また第1
製氷室11を支持する固定部位に切換スイッチS2が配
設され、除氷運転に伴うモータAMの回転により前記レ
バー片37が回動すると、前記切換スイッチS2が切換
えられて、モータAMを停止させ、前記水皿38を傾動
状態で停止させる。また冷凍系の弁を切り換えて、前記
蒸発器14にホットガスを流通させる機能も果す。
前記製氷水タンク19の底部側面から導出した給水管2
1は、給水ポンプ22を介してタンク側方に設けた圧力
室23に連通し、更に圧力室23から前記分配管24に
連通している。従って、製氷水タンク19からポンプ2
2を介して圧送される製氷水は1分配管24に穿設した
前記各噴水孔25および第2製氷小室15の底部に穿設
した前記通孔12aを介して、各第2製氷小室15中に
噴射供給されるものである。なお、前記の通孔12aを
充分大径に設定しておくことにより、後述する製氷運転
に際し両製氷小室13.15で氷結するに到らなかった
未氷結水を、この通孔12aおよび水皿38に穿設した
前記戻り孔26から製氷水タンク19に戻し得るように
なっている。
更に、水皿38の前方には、前述の側部61より所定寸
法だけ低く設定した堰止め部62が配設され、この堰止
め部62の両端部は両側部61゜61に密着されている
。また水皿38には、第2製氷室12の前方側端部と堰
止め部62との間に所要径の排水孔63が穿設されてい
る。これにより水皿38の内部表面には1両側部61,
61.堰止め部62および前記後部64で囲繞された水
溜部65が形成される。そして該水溜部65に貯溜され
た水の一部は、前記排水孔63から製氷水タンク19に
流下し、他の水は堰止め部62の上端からオーバーフロ
ーして、水皿38の前方側よりタンク19に流入するよ
うにしである。なお、製氷水タンク19への給水は、外
部水道系に接続している給水管27の給水弁Wvを開放
することにより行なわれる。
(感温機構について) 第1製氷室11の上面における所定位置に、製氷完了検
知手段として機能する製氷検知サーモTh、の感温部(
プローブ)が配設され、また同じ第1製氷室上面の別位
置に、除氷完了検知手段として機能する除氷検知サーモ
Th、の感温部が配設されている。更に、第211氷室
12における所要の側部にサーモTh、の感温部が配設
され、該サーモTh、の電気信号を発する本体は、水皿
38の前記後部64に取付けられている。
(水案内板について) 製氷水タンク19の下方には、製氷残水等を受けて機外
へ排出するための排水皿69が配設され。
該排水皿69の上方に、軸68に固定した水案内板67
が臨んでいる。この水案内板67は、その製氷運転中に
おいて、筐体の固定部から延出垂下する位置決め部材7
0に当接して位置決めされ。
第1図に示す如くタンク19の開放先端部に近接した位
置で停止している。この状態において、タンク19中の
製氷水がオーバーフローすると、第5図に示すように、
この水は前記水案内板67の裏面に沿って流下した後、
前記排水皿69から機外へ排出される。また除氷運転の
際には、第6図に示す如く、水案内板67が固定されて
いる前記軸68を、図示しない駆動手段により反時計方
向に駆動すれば、この水案内板67は傾動状態にある(
後述)第2製氷室12の上面に倒れ込み、各第21!氷
小室15を塞ぐに到る。そして第7図に示す如く、第1
製氷室11から落下する疎水を、この水案内板67にお
いて滑落させて貯水庫(図示せず)へ円滑に案内する6 なお、水皿38(第2製氷室)が原位置に復帰する際に
は、水案内板67は水平状態に復帰する水皿38により
押圧されて時計方向に旋回し、第1図に示す如く、前記
位置決め部材70に当接して停止する。この水案内板6
7は、軸68を支点にして重心の移動で傾動させられる
実施例の作用 次に、実施例に係る製氷構造の作用につき説明する。I
I氷運転に際し、第1図に示す如く第211氷室12は
、第1製氷室11を下方から閉成して、各第111!氷
小室13と各第211氷小室15とを対応させ、内部に
氷形成空間を画成している。この状態で自動製氷機の電
源を投入すると、製氷運転が開始され、第1!l氷室1
1に設けた蒸発器14に冷媒が循環供給され、当該第1
製氷室11の冷却がなされる。また製氷水タンク19か
らの製氷水は分配管24にポンプ圧送され、該分配管2
4の各噴水孔25および第2製氷小室15の通孔12a
を介して、両製氷小室13.15に画成される球状空間
中に噴射される。
噴射された製氷水は、第1製氷小室13の内面に接触し
て冷却され、下方の第2製氷小室15を潤した後、前記
複数の通孔12aを介して前記球状空間から排出される
。この未氷結水は、水皿38に穿設した前記戻り孔26
を介して、製氷水タンク19に戻されて再度の循環に供
される。そして製氷水の循環が反復される内に、タンク
19中に貯留される製氷水全体の温度が次第に低下する
と共に、第2製氷小室15の温度も同様に次第に低下す
る。      1 そして、先ず第1製氷小室13の内壁面で製氷水の一部
が凍結して氷層が形成され始め(第2図参照)、未氷結
水は通孔12aおよび戻り孔26からタンク19に帰還
する運転を重ねる間に、前記氷層の成長が更に進行して
、第3図および第4図に示す如く、最終的に両製氷小室
13.15に形成される球状空間中に球状氷1が生成さ
れる。
製氷進行状態を更に詳細に説明すると、第2製氷室12
は、前述の如く銅等の金屑を材質とする熱良導体で構成
されているので、第1製氷室11からの熱伝導が良好に
なされ、早期に第1製氷室11と略同−の適正冷却温度
となる。このため、第11!i氷室11で氷層が形成さ
れると同時に、第2製氷室12でも氷層が形成されて、
第2図に示す状態となる。ここで、第2製氷室12が熱
不良導体で形成されていると仮定すると、第19氷室1
2から第211氷室12への熱伝導は良好にはなされな
い。従って、第1製氷室11および第2製氷室12の各
温度は同一にならず、比較的に第2製氷室の温度が高く
なる。すると、第1製氷室11で氷層が形成された後、
第1製氷室11から氷柱状に垂下する氷が、第2製氷室
12の形状に合せて成長することとなって、製氷に要す
る時間が長くなる欠点がある。従って、ここに、本発明
が提案される理由がある訳である。
第4図に示す如く球状氷の製造が完了し、第1製氷室1
1の温度が所要の温度域まで低下すると、この温度低下
を製氷検知サーモTh1が検知し、製氷水の循環供給を
停止すると共に、蒸発器14への冷媒の供給を続行する
。そして第5図に示す如く、給水弁W■を開放して、水
皿38の表面に画成しである前記水溜部に給水を開始す
る。給水弁Wvを介して供給される水道水は、排水孔6
3からタンク19に流下する量に比べ多量であるので、
水溜部での水位は次第に上昇し、遂には水皿38の堰止
め部62からオーバーフローするに到る。
オーバーフローする際の水溜部の水面レベルは、第2製
氷室12の上端近傍に到来するよう設定しておくことに
より、常温の水道水は第2製氷室12を主として加熱す
ることができる。
前記堰止め部62からのオーバーフロー水は、水皿38
の先端からタンク19内に流下する。この水皿先端部か
ら流入する水と、前記排水孔63から流下する水とによ
りタンク19内の水位は次第に上昇し、短時間でタンク
先端部から溢流して前記待機位置にある水案内板67に
沿いつつ排水皿69から機外へ排出される。
第2製氷室12は、水溜部に流入する水道水で加熱され
て温度上昇し、第2製氷小室15の壁面と原水との氷結
力が低下する。また、第1製氷室11との近接面に形成
された氷の固着力も弱まる。
このように第2!Ill氷室12の温度が上昇すると、
これを前記サーモTh、が検出して、給水弁Wvを閉成
すると共に、前記アクチュエータAMが付勢されて、第
1図において反時計方向への回動を開始する。これによ
り、第6図に示す如くカムレバー17が回転し、その基
部に形成したカム而17bが水皿38の側部E面を強制
的に下方に押圧する。既に述べた如く、第2製氷室12
は水道水により加熱されて、第1製氷室11と球状氷1
との固着力は低下しているので、当該水皿38および第
2製氷室12は、第1II!氷室11から強制剥離され
て斜め下方に傾動し始める。この水皿38およびタンク
19の傾動により、当該タンク19内の製氷水と水溜部
内の水とは外部に廃棄される。
水皿38の傾動途中において、軸68に一体的に配設さ
れた反転レバー(図示せず)を水皿組の一部で押すこと
により前記の水案内板67が反転し、水皿38に寄りか
かった状態で傾動する。水皿38が最大限に傾動したタ
イミングをもって、前記レバー片37が切換スイッチS
2を押圧付勢し。
これによりモータAMはその回転を停止して水皿38の
傾動を停止させる。水案内板67は、先に述べた如く、
第2製氷室12の上面を覆って氷塊滑落用の円滑面を提
供している。
更に、前記スイッチS2の切換えにより、凝縮器用ファ
ンモータ(図示せず)が停止し、ホットガス弁(図示せ
ず)が開放して蒸発器14にホットガスが供給され、第
1製氷室11の加温がなされて、第1製氷小室13の内
面と球状氷との氷結面の融解を開始する。なお第1製氷
室11は、前述の如く、水皿38が傾動開放するまで冷
却が続行されているので、球状氷と第111氷小室13
の内面との氷結力(固着力)は強く、第2製氷室12の
開放時に球状氷1は、第6図に示すように第1製氷小室
13に固着している。しかるに、蒸発器14には先程よ
りホットガスが循環しているから、第1製氷室11は温
度上昇中である。そして、第113I氷小室13が成る
程度加温されると、小室壁面と球状氷lとの氷結が解除
されて自重落下し、傾動待機している前記水案内板67
の表面に落着し貯水庫(図示せず)に滑落回収される(
第7図参照)。
このように1球状氷が全て第1製氷小室13から離脱す
ると、第8図に示す如く第1製氷室11は蒸発器14に
循環しているホットガスにより一挙に温度上昇する。こ
の温度上昇を除氷検知サーモTh、が検知すると、除氷
運転を完了させると共に、前記モータAMが逆回転して
カムレバー17を駆動する。従って該レバー17と水皿
38との間に弾力的に係着したコイルスプリング18に
より、水皿38および製氷水タンク19を反時計方向に
回動付勢し、水平状態に復帰させることによって、第1
製氷室11を再び下方から閉成する。
次いで、前記モータAMの逆回転によりカムレバー17
も逆回転し、前記切換えスイッチS、を押圧付勢して前
記冷凍系の弁を切換え、前記蒸発器14へのホットガス
の供給を停止する。また、給水弁Wvを開放して、水位
の低下したタンク19に新たな製氷水を供給する。そし
て、製氷運転が再開されて前述した動作を繰り返す。
発明の詳細 な説明した如く、本発明に係る製氷構造によれば、下方
に開放する第1製氷小室を備えた第1製氷室と、上方に
開放する第2製氷小室が画成された第21m氷室とを基
本的に備え、両製氷小室の閉成により内部画成される氷
形成用空間で氷塊を生成する製氷機に関連して、前記第
2製氷室を銅金属の如き熱良導性材質で構成することに
より、第1製氷室を蒸発器の冷媒により冷却するに際し
、第2製氷室も直ちに氷形成に必要な温度にまで冷却さ
れる。従って、製氷および除氷に要する時間が短縮でき
、製氷能力が向上すると共に、除氷用に供給される水道
水や電力の浪費を防いで、省エネルギーが有効に図られ
る。
また、第2図に示す製氷状態となったタイミングをもっ
て製氷運転を終了させると、第9図(c)に示す如き中
空の球状氷が得られる。このようにして得た中空氷は、
その内部空間にチェリー等の食材や、ジュース等の飲料
および花びら等の観賞材を入れることによって、新たな
氷の需要を喚起させることができる。更に、この中空氷
の穴あき部(噴水孔25と戻り孔26とに対応する部分
)を下唇にあてて吹くことにより、笛(氷笛)としても
使用できて、独特の趣きが得られる。
なお第2製氷室を熱良導体で構成する点に関して、図示
側以外の他の製氷方式も好適に実施可能である。また球
状氷の製造につき説明したが、本発明はこれに限定され
るものではなく、他の形状を有する多面体氷の製造にも
実施できることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第8図は、本発明の好適実施例に係る製氷機構
の概略構成を夫々示す縦断面図であって。 第1図は第1製氷室に対し第2製氷室を閉成して、製氷
運転を開始した初期の状態を示し、第2図は製氷が進行
して両製氷小室中に中空の球状氷が形成された状態を示
し、第3図は製氷完了に近づき始めた段階において1両
製氷小室中に略中実な球状氷が形成され、タンク中の製
氷水の水位が低下している状態を示し、第4図は略製氷
が完了して両製氷小室中に中実な球状氷が形成された状
態を示し、第5図は製氷が完了して給水弁が開放し、水
滴部での水位上昇により堰止め部からオーバーフローし
た水が、水案内板の裏面に沿って流下して排水皿から機
外へ排出される状態を示し、第6図はアクチュエータモ
ータが付勢されて第2製氷室を時計方向に傾動開放し、
水案内板を第2製氷室の上面に倒れ込ませて各第2製氷
小室を塞いだ状態を示し、第7図は第i11氷室から球
状水が落下して、その直下に傾斜位置する水案内板を滑
落する状態を示し、第8図は除氷が完了して、第2製氷
室が反時計方向に回動復帰し始めると共に、水案内板も
原位置に戻される状態を夫々示し、第9図(a)は球状
水を示す説明図、第9図(b)は多面状水を示す説明図
、第9図(c)は中空の球状水を示す説明図である。 11・・・第1製氷室  12・・・第2!II氷室1
3・・・第1製氷小室 14・・・蒸発器15・・・第
2製氷小室

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 製氷水を製氷室に噴射供給して該製氷室内に氷塊を形成
    し、氷結するに到らなかった製氷水は再循環に供するよ
    うにした自動製氷機において、背面に蒸発器(14)を
    備えて機内に固定配置され、下方に開放する所要形状の
    第1製氷小室(13)を多数形成した第1製氷室(11
    )と、 この第1製氷室(11)に対して接離自在に配設され、
    前記第1製氷小室(13)の夫々を下方から対応的に閉
    成し得る所要形状の第2製氷小室(15)を多数形成し
    た第2製氷室(12)とからなり、 前記第2製氷室(12)を熱良導体で構成したことを特
    徴とする自動製氷機の製氷構造。
JP29570888A 1988-11-22 1988-11-22 自動製氷機の製氷構造 Pending JPH02140575A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29570888A JPH02140575A (ja) 1988-11-22 1988-11-22 自動製氷機の製氷構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29570888A JPH02140575A (ja) 1988-11-22 1988-11-22 自動製氷機の製氷構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02140575A true JPH02140575A (ja) 1990-05-30

Family

ID=17824130

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29570888A Pending JPH02140575A (ja) 1988-11-22 1988-11-22 自動製氷機の製氷構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH02140575A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9273891B2 (en) 2012-12-13 2016-03-01 Whirlpool Corporation Rotational ice maker
US9696079B2 (en) 2012-12-13 2017-07-04 Whirlpool Corporation Rotational ice maker
CN111765681A (zh) * 2019-04-01 2020-10-13 青岛海尔电冰箱有限公司 制冰机及其控制方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51142149A (en) * 1975-05-31 1976-12-07 Kenichi Hamada Ice making apparatus forming certain figure by cover and body and also over used for it
JPS6073271A (ja) * 1983-09-30 1985-04-25 三洋電機株式会社 製氷機の給水方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51142149A (en) * 1975-05-31 1976-12-07 Kenichi Hamada Ice making apparatus forming certain figure by cover and body and also over used for it
JPS6073271A (ja) * 1983-09-30 1985-04-25 三洋電機株式会社 製氷機の給水方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9273891B2 (en) 2012-12-13 2016-03-01 Whirlpool Corporation Rotational ice maker
US9696079B2 (en) 2012-12-13 2017-07-04 Whirlpool Corporation Rotational ice maker
CN111765681A (zh) * 2019-04-01 2020-10-13 青岛海尔电冰箱有限公司 制冰机及其控制方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4910974A (en) Automatic ice making machine
JPH024185A (ja) 自動製氷機の製氷促進方法
JPH0544587B2 (ja)
JPH0541913B2 (ja)
JPH01210778A (ja) 自動製氷機の除氷構造
JPH0544586B2 (ja)
JPH02140575A (ja) 自動製氷機の製氷構造
JPH02143068A (ja) 自動製氷機の氷案内構造
JPH02161271A (ja) 自動製氷機の製氷構造
JPH02161272A (ja) 自動製氷機の製氷構造
JPH02140576A (ja) 自動製氷機の除氷構造
JPH0543951B2 (ja)
JPH0615279Y2 (ja) 自動製氷機の蒸発器構造
JPH0551832B2 (ja)
JPH02143071A (ja) 自動製氷機の除氷構造
JPH02143072A (ja) 自動製氷機の除氷構造
JPH0551834B2 (ja)
JPH0543949B2 (ja)
JPH01234768A (ja) 自動製氷機の製氷構造
JPH01230968A (ja) 自動製氷機の製氷構造
JPH02143069A (ja) 自動製氷機の水案内構造
JPH0551830B2 (ja)
JPH061141B2 (ja) 自動製氷機
JPH0565780B2 (ja)
JPH0554027B2 (ja)