JPH0213856Y2 - - Google Patents

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JPH0213856Y2
JPH0213856Y2 JP1986136080U JP13608086U JPH0213856Y2 JP H0213856 Y2 JPH0213856 Y2 JP H0213856Y2 JP 1986136080 U JP1986136080 U JP 1986136080U JP 13608086 U JP13608086 U JP 13608086U JP H0213856 Y2 JPH0213856 Y2 JP H0213856Y2
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JP
Japan
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air
air conditioning
unit
damper
duct
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JP1986136080U
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JPS6343007U (ja
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  • Air-Conditioning Room Units, And Self-Contained Units In General (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、特に大型車両のキヤビンやコンピユ
ータ制御室の空気調和を行なうのに適した空調シ
ステムに関する。
(従来の技術) ブレドーザやパワーシヤベル等の大型車両にお
いえ、キヤビンの他、コンピユータ制御室の適切
な空気調和が必要とされる。しかし、キヤビン内
のスペースには限度があるから、大型の空調ユニ
ツトを設置するのがかなり困難である。このた
め、機械室に容量の大きな空調ユニツトを設置
し、ここからキヤビンやコンピユータ制御室にダ
クトを接続して空調空気を送り出している。
(考案が解決しようとする問題点) しかし、従来の空調システムにあつては、一旦
空調ユニツトがサーモスタツトにより断続運転に
入つたり、故障により停止した場合、コンピユー
タ制御室の温度が変化して機器類に悪影響が生じ
る。
複数の空調ユニツトを並設して送風ダクトを集
結すれば、一方のユニツトが停止しても他方が空
調作用をおこなうが、この場合にはダクトを通じ
て停止しているユニツト側に空調空気が逆流する
と共にコンピユータ制御室への風量が大幅に低下
する。
(考案の目的) 本考案は、かかる事情に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、一方の空調ユニツトが停止し
ても常時空調空気が他方の空調ユニツトに流入す
ることなく所定方向へ円滑に送り出せるような空
調システムを提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本考案の空調システ
ムでは、複数の空調ユニツトの各吹出しダクトを
集結して被空調室へ接続し、各空調ユニツトの送
風経路中に送風圧で開放するダンパを設置してい
る。
(作用) これらの構成により、一方の空調ユニツトが故
障や断続運転で停止しても他方の空調ユニツトが
空調作用を行なうと共に、停止した側の送風経路
はダンパによつて閉鎖されることになる。
(実施例) 第1図には、本考案の空調システムを建設車両
に適用した例が示されている。
この実施例では、車両の機械室(図示せず)に
一対の冷房ユニツト10,11が並設されてい
る。各冷房ユニツト10,11は、外側がケーシ
ング12,13で被覆され、上方の継手14,1
5に吹出しダクト16,17が各々接続されてい
る。また、冷房ユニツト10,11の下方にも継
手18,19が設けられ、継手18,19に吸入
ダクト20,21が接続されている。
吹出しダクト16,17及び吸入ダクト20,
21は、各々合流して1本のダクト22,23に
接続され、ダクト22,23の他端がコンピユー
タ制御室に24に達している。
各冷房ユニツト10,11の内部には、第2図
に示すように下段に送風機25、中段に蒸発器2
6、上段にダンパ27が設置されている。送風機
25の吸入側は継手18に通じ、送風側は上方に
位置しており、送風機25が作動するとシステム
全体の循環風回路が形成される。蒸発器26は、
内部に冷媒が通つていて、送風機25からの空気
を冷却する。ダンパ27は、送風機25からの最
小送風圧によつて上方へ開くようになつており、
送風機25が停止すると自重で風路を閉鎖する。
他方の冷房ユニツト11も、全く同様の構成であ
る。
このように構成された空調システムの作動は、
次の通りである。
まず、冷房ユニツト10,11が共に冷房運転
している場合、コンピユータ制御室24内の空気
はダクト23から吸込まれ、吸入ダクト20,2
1で分岐して各冷房ユニツト10,11の下方に
流入する。
これらの空気は、第2図に示すように送風機2
5で上方へと送られ、蒸発器26で冷却された
後、ダンパ27の開放口、継手14,15、吹出
しダクト16,17、ダクト22を通つてコンピ
ユータ制御室24に流入する。サーモスタツト
(図示せず)が作動して冷房ユニツト10,11
の一方が送風のみになつても、ダンパ27は開放
されているから送風状態は前述と同様である。
次に、一方の冷房ユニツト10が故障等により
送風機25が完全に停止すると、ダンパ27は自
重によつて風路を閉鎖する。このため、吹出しダ
クト17の空調空気は、吹出しダクト16へ逆流
することなく全てダクト22へと流入する。ま
た、コンピユータ制御室24内の空気も、ダクト
23から吸入ダクト21側へのみ流れることとな
る。
尚、上記実施例では、2つの冷房ユニツト1
0,11を建設車両のコンピユータ制御室24に
用いているが、本考案の空調システムは、冷暖房
の双方に適用できると共に、大型車両以外の空調
も行なえる。
(考案の効果) 以上詳述したように、本考案の空調システムで
は、複数の空調ユニツトの各吹出しダクトを集結
して被空調室へ接続し、各空調ユニツトの送風経
路中に送風圧で開放するダンパを設置したから、
一方の空調ユニツトが停止しても空調作用が支障
なく行なえると共にに、停止した空調ユニツト側
へ空調空気が流入するのを防止できる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の空調システムを示す簡略斜
視図、第2図は空調ユニツトの簡略断面図であ
る。 10,11……冷房ユニツト、16,17,2
2……吹出しダクト、18,19,20……吸入
ダクト、24……コンピユタ制御室、25……送
風機、27……ダンパ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数の空調ユニツトが並設され各ユニツトの吹
    出しダクトを集結して被空調室への送風を行なう
    空調システムにおいて、前記各空調ユニツトの送
    風経路中に送風圧で開放するダンパを設置したこ
    とを特徴とする空調システム。
JP1986136080U 1986-09-04 1986-09-04 Expired JPH0213856Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986136080U JPH0213856Y2 (ja) 1986-09-04 1986-09-04

Applications Claiming Priority (1)

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JP1986136080U JPH0213856Y2 (ja) 1986-09-04 1986-09-04

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6343007U JPS6343007U (ja) 1988-03-22
JPH0213856Y2 true JPH0213856Y2 (ja) 1990-04-17

Family

ID=31038867

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JP1986136080U Expired JPH0213856Y2 (ja) 1986-09-04 1986-09-04

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JP2014048027A (ja) * 2012-09-04 2014-03-17 Ohbayashi Corp データセンターの空調システム

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JPS6343007U (ja) 1988-03-22

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