JP2002277001A - 補助空調システム - Google Patents

補助空調システム

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JP2002277001A
JP2002277001A JP2001084015A JP2001084015A JP2002277001A JP 2002277001 A JP2002277001 A JP 2002277001A JP 2001084015 A JP2001084015 A JP 2001084015A JP 2001084015 A JP2001084015 A JP 2001084015A JP 2002277001 A JP2002277001 A JP 2002277001A
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JP
Japan
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air
heat exchanger
room
exchanger unit
air conditioner
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JP2001084015A
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English (en)
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Takashi Okuotani
孝史 奥大谷
Masakatsu Takahashi
正勝 高橋
Hiroshi Go
博 郷
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】室内のトータル冷房能力を増加させ、且つフリ
ーアクセス床を有する部屋の床面積を有効利用する。 【解決手段】送風機を備えた情報機器や空調機の空気吸
込み口・吹出し口の前後に、送風機を備えてない熱交換
器ユニットを設置することで、室内のトータル冷房能力
の増加、床上の床面積占有の解消、運用経費の軽減が図
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は情報機器の冷却技
術、空調機の空調技術及び部屋の空調システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、計算機室等の情報機器が設置して
ある部屋において、冷房能力が不足している場合は、空
調機の能力改善(空調機の交換、空調機内部の部品増
設、調整)や増設を行ってきた。これに伴ない、設置面
積の増加、部屋の改修、導入・運用期間の経費負担が増
えている。また、局所的に冷房が必要な情報機器にはダ
クトや床下に風向板を取り付けて、空調機で空調した空
気を送風している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】室内のトータル冷房能
力を増加させるためには、空調機の能力改善(空調機の
交換、空調機内部の部品増設、調整)と増設の選択肢し
か無く、最小限の費用と期間で実現できる有効な追加空
調システムの実現が課題であった。
【0004】従来のフリーアクセス床を有する部屋の空
調システムは、壁に沿って複数設置されている空調機の
占有面積が広いため、この空調機が邪魔となって、部屋
の床面積を有効に使用できないという欠点があった。ま
た、空調機を別の部屋に置いてダクトで空調機と部屋を
つなぐ方法においても、別の部屋における空調機の占有
に伴なう使用可能な床面積の減少が欠点となり課題とな
っていた。
【0005】また、集中して空調空気が必要な場所に局
所空調を行おうとすると、周囲を空調機に占有されてし
まって情報機器が自由に設置できないという不具合があ
り課題となっていた。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題を解決
するために室内に既設冷房能力を補う熱交換器ユニット
を設置し、空調機、情報機器の送風機により局所冷房能
力改善を含めたトータル冷房能力の増加を図る。この方
法によれば情報機器を冷房するために必要な追加冷房能
力を情報機器、空調機と一体で設置可能となり、既存設
備の改修を最小限にすることができる。これは、これま
で室内のトータル冷房能力の増加方法は空調機の能力改
善、空調機の増設が考えられていたが新しい計算機室以
外はトータル冷房能力を増加するために部屋の改修を伴
い、費用と期間が必要になる。本発明は局所冷房能力改
善を行う熱交換器ユニットを従来の空調機と情報機器間
に追加することで、冷房能力の増加を解決する。本発明
によれば、床上と床下の二重構構造を持つフリーアクセ
ス床を有する部屋の空調システムにおいて、フリーアク
セス床の床下空間に熱交換器ユニットを設け、熱交換器
ユニットで冷房した空気をフリーアクセス床の床上に設
置している送風機を備えた情報機器で吸込むようにした
ので、床面積を有効に利用でき、局所冷房と室内のトー
タル冷房能力の増加を可能とした。
【0007】本発明によれば、熱交換器ユニットを送風
機を備えた情報機器の空気吸込み口とフリーアクセス床
の間に設置することで、熱交換器ユニットで冷房した空
気をフリーアクセス床の床上に設置している送風機を備
えた情報機器で吸込むようにしたので、室内のトータル
冷房能力を増加させることを可能とした。
【0008】本発明によれば、熱交換器ユニットを送風
機を備えた情報機器の空気吹出し口の後ろに設置するこ
とで、送風機を備えた情報機器で暖められた空気を熱交
換器ユニットで冷房し、室内のトータル冷房能力を増加
させることを可能とした。
【0009】本発明によれば、熱交換器ユニットを空調
機の空気吸込み口の前に設置することで、熱交換器ユニ
ットで冷房された空気を、空調機の送風機の力を利用し
て空調機内に吸込み、温湿度制御した空調空気を空調機
から吹出すことができる。
【0010】本発明によれば、熱交換器ユニットを空調
機の空気吹出し口の後ろに設置することで、空調機で空
調した空気を更に熱交換器ユニットで冷房し、室内のト
ータル冷房能力の増加を可能とした。
【0011】
【発明の実施の形態】以下添付図面に従って本発明に係
る空調システムの好ましい形態について説明する。図1
に熱交換器ユニットの設置具体例を記す。その中で
(a)、(f)の2つの例について詳細説明を図2、3を用い
て行う。図2は計算機室などに用いられるフリーアクセ
ス床を用いた部屋10に本発明による空調システムを備え
た例を示している。情報機器11から排出された暖気を、
空調機12が吸込み、空調された空気をフリーアクセス床
13の床下14空間に設置されている熱交換器ユニット15に
送る。熱交換器ユニット15に送られてきた空調空気はフ
ィルタ16で除塵された後に調整弁22で温度調節しながら
熱交換器17で冷房し、ヒーター20で更に温度調節、加湿
器21で湿度調節した後に、床上18に設置している情報機
器11の送風機19で冷房した空気を吸込む。上記熱交換器
ユニット15は必要に応じて必要な位置に複数台設置して
も良い。
【0012】上記例ではフィルタ16を設置した構成で
説明したが、フィルタ16を省いた構成とすることも考
えられる。上記例ではヒーター20で温度調節、加湿器21
で湿度調節を行っているが空調機12がある部屋10に
おいては、これらの部品は構成から省くことも考えられ
る。この場合、熱交換器ユニット15ではヒーター20
を省いたことにより、温度制御は調整弁22のみで行う
ことになり、湿度制御は加湿器を省いたためできなくな
るが、空調機12から送り出す空気の温湿度を制御する
ことで、熱交換器ユニット15で冷房する空気の温湿度
を情報機器11の許容入気温湿度条件内に納めることが
可能と考える。また上記例は水冷設備を利用した空調シ
ステムであるが、水に変わる冷媒を使用することも可能
と考える。
【0013】また、上記例で熱交換器ユニット15を情
報機器11の真下に設置しないケースも考えられるが、
この場合は熱交換器ユニット15と情報機器11間をダ
クトで接続することも考えられる。
【0014】図3は計算機室などに用いられるフリーア
クセス床を用いた部屋10に本発明による空調システム
を備えた例を示している。情報機器11から排出された暖
気は、熱交換器ユニット15、空調機12の順で冷房さ
れ、フリーアクセス床13の床下14空間に送りだされ
る。この時、熱交換器ユニットで冷房した空気を空調機
12が吸込み、温湿度制御した空調空気を床下14に吹
出すので、熱交換器ユニット15での温湿度制御が不要
となる。また、熱交換器ユニット15はフィルタ16を
備えているので空気中の浮遊物を除去できる。
【0015】上記例ではフィルタ16を設置した構成で
説明したが、フィルタ16を省いた構成とすることも考
えられる。上記例ではヒーターや加湿器を構成から省い
ているが必要に応じて、これらの部品を含む構成も考え
られる。また上記例は水冷設備を利用した空調システム
であるが、水に変わる冷媒を使用することも可能と考え
る。
【0016】また、上記例で熱交換器ユニット15を空
調機12の真上に設置しないケースも考えられるが、こ
の場合は熱交換器ユニット15と空調機12間をダクト
で接続することも考えられる。
【0017】
【発明の効果】従来計算機室等の情報機器が設置してあ
る部屋において、冷房能力が不足している場合は空調機
の能力改善(空調機の交換、空調機内部の部品増設、調
整)や増設を行ってきた。本発明は、熱交換器ユニット
で冷房した空気を吸込む送風機が情報機器、空調機に内
蔵されており、更には情報機器の風量に比べて既設空調
機の風量が大きいことが前提条件となるが、この条件を
満たした時、空調機に比べ送風機を備えてないので、安
価に冷房能力を増加させる空調システムが構築でき、運
用においても省エネ、小スペース化の効果が得られる。
【0018】本発明を用いることにより、床下空調シス
テムにおいて、フリーアクセス床の床下空間に熱交換器
ユニットを設け、熱交換器ユニットで冷房した空気を床
上に設置している情報機器内の送風機の力を利用して吸
込むことができるので、床上、床下の床面積を有効に利
用でき、局所空調も容易に行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】熱交換器ユニットの設置具体例を示す図。
【図2】本発明の実施形態における空調システム例(床
下設置)を示す図。
【図3】本発明の実施形態における空調システム例(床
上設置)を示す図。
【符号の説明】
10…部屋、11…情報機器、12…空調機、13…フ
リーアクセス床、14…床下、15…熱交換器ユニッ
ト、16…フィルタ、17…熱交換器、18…床上、1
9…送風機、20…ヒーター、21…加湿器、22…調
整弁。
フロントページの続き (72)発明者 郷 博 神奈川県秦野市堀山下1番地 株式会社日 立製作所エンタープライズサーバ事業部内 Fターム(参考) 3L054 BF02 3L080 AC02

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室内に既設置冷房能力を補う冷媒を有す
    る熱交換器ユニットを設置することで空調機、情報機器
    の送風機により、室内のトータル冷房能力の増加を図る
    ことを特徴とする空調システム。
  2. 【請求項2】 請求項1において、床上と床下の二重構
    造を持つフリーアクセス床を有する部屋に前記送風機を
    備えた情報機器が設置してある場合、前記送風機を備え
    た情報機器は冷房された空気を床下空間から吸込む。こ
    の時、前記フリーアクセス床の床下空間に前記熱交換器
    ユニットを設けることで、前記熱交換器ユニットで冷房
    した空気を床上に設置してある前記送風機を備えた情報
    機器で吸込み自身を局所冷房し、その結果、室内のトー
    タル冷房能力をも増加させることを特徴とする空調シス
    テム。
  3. 【請求項3】 請求項1において、床上と床下の二重構
    造を持つフリーアクセス床を有する部屋に前記送風機を
    備えた情報機器が設置してある場合、前記送風機を備え
    た情報機器は冷房された空気を床下空間から吸込む。こ
    の時、前記送風機を備えた情報機器と前記フリーアクセ
    ス床の間に前記熱交換器ユニットを設けることで、前記
    熱交換器ユニットで冷房した空気を前記送風機を備えた
    情報機器で吸込み自身を局所冷房し、室内のトータル冷
    房能力をも増加させることを特徴とする空調システム。
  4. 【請求項4】 請求項1において、前記送風機を備えた
    情報機器の空気吹出し口の後ろに前記熱交換器ユニット
    を設けることで、前記送風機を備えた情報機器で暖めら
    れた空気を前記熱交換器ユニットで冷房し、室内のトー
    タル冷房能力を増加させることを特徴とする空調システ
    ム。
  5. 【請求項5】 請求項1において、前記空調機の空気吸
    込み口の前に前記熱交換器ユニットを設けることで、前
    記熱交換器ユニットで冷房した空気を前記空調機が吸い
    込み、前記空調機は空調した空気を吹出し、室内のトー
    タル冷房能力を増加させることを特徴とする空調システ
    ム。
  6. 【請求項6】 請求項1において、前記空調機の空気吹
    出し口の後ろに前記熱交換器ユニットを設けることで、
    前記空調機で空調した空気を更に前記熱交換器ユニット
    で冷房し、室内のトータル冷房能力を増加させることを
    特徴とする空調システム。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010071482A (ja) * 2008-09-16 2010-04-02 Takasago Thermal Eng Co Ltd 高密度熱負荷室用空調システム
JP2011134803A (ja) * 2009-12-22 2011-07-07 Chuo Electronics Co Ltd 電子機器収納ラック群の冷却装置及び方法
JP2011196671A (ja) * 2010-02-24 2011-10-06 Takenaka Komuten Co Ltd 高負荷空調システム
JP2012021741A (ja) * 2010-07-16 2012-02-02 Taisei Corp 空調システム
US8701429B2 (en) 2010-01-29 2014-04-22 Gac Corporation Air conditioning system

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