JPH02137579A - 輪郭補正回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 げ）　産業上の利用分野 本発明は、走査線補間を同時に行う輪郭補正回路に関し
、特に集積回路化（ＩＣ化）に適した輪郭補正回路に関
する。

向　従来の技術 近年、メモリーが安価となり、フィールドメモリ、フレ
ームメモリを使用して画像の向上を計ったテレビジョン
受像機（ＩＤＴＶ　、ＥＤＴＶ）を安価に提供出来る様
になった。

これらのＴＶでは、これらフィールド・フレームメモリ
を使用してフィールド間処理又はフレーム間処理を行な
っている。

尚、これら、フィールド・フレーム間処理としては、フ
レーム形ＹＣ分離とフィールド形走査線補間等が有名で
ある。これら、フィールド・フレームメモリを備えたＴ
Ｖは、ＹＣ分離を行う場合は、フレーム形ＹＣ分離処理
出力とフィールド内ＹＣ分離処理出力（ＢＰＦによるＹ
Ｃ分離、ライン形ＹＣ分離）を画像の動きの大小に応じ
て切り換え（又は、混合比を可変し）でいる。又、走査
線補間を行う場合も、画像の動きの大小に応じてライン
形走食線補間処理出力とフィールド形走食線補間処理出
力との混合比を可変しく又は切り換え）でいる。

尚、これらの動き適応影信号処理に関しては、以下の文
献に記載され、公知のものである。

ｆａ）　　日本放送出版協会発行の雑誌「エレクトロニ
クスライフ、１９８８年７月号」のＰ６２〜Ｐ７４のｒ
ＩＤＴＶとホームビデオ技術」。

ｆｂ）　　日経マグロウヒル社発行の雑誌「日経エレク
トロニクス、１９８６年９月４日号、ＮＬ４０３ＪのＰ
１２３〜Ｐ１４６の「次期家電の柱として期待が高まる
ディジタル技術を使った高解像度テレビ」、 ｆｃ）　　電子技術出版株式会社発行の雑誌「テレビ技
術、１９８８年６月号」のＰ１９〜Ｐ５２の［次世代・
高画質ディジタルカラーテレビ、（ＸＥＣ，ＩＤＴＶ方
式高画質ＳディジタルテレビＣ−２９Ｄ７０”）（来遊
、フレームダブルスキャン方式、ディジタルテレビ“３
０ＩＤＩ”）」。

ところで、画像を見かけ上良く見せるために画像の輪郭
補正を行うことが従来より知られている。

そして、この輪郭補正の内、垂直方向の輪郭補正にはラ
イン遅延回路が必要である。このため、このライン遅延
回路の節約と、低速での垂直方向の輪郭補正とを行うた
めに、垂直方向の輪郭補正回路と動き適応形走宜線補間
回路とを一体として、両者を同時に行う回路が提案され
ている。

ところで、輪郭補正回路及び動き適応形走査線補間回路
は、映像信号を処理する場合、大きく分けて２つの処理
を行なっている、 １つは、映像信号を遅延回路で遅延する遅延処理であり
、あとの１つは遅延回路で作成した遅延／非遅延の複数
の映像信号を演算して、垂直輪郭補正映像信号／補間映
像信号等を作成する演算処理である。

つまり、この輪郭補正と走査線補間を同時に行う回路は
、複数の演算処理の回路と複数の遅延回路とを組み合わ
すことにより実現出来る。

Ｃ′１　　発明が解決しようとする問題点ところで、こ
の様な回路をＩＣ化する場合周知の如く遅延回路はフィ
ールドメモリ、ラインメモリ等のメモＩＪ　Ｉ　Ｃを用
いれば良い。又、演算処理はゲートアレイＩＣで作成す
るのが一般釣である。

ところで、回路をＩＣ化する場合、そのＩＣの能力を決
定する１つの要因に端子ピン数がある。

例えば、信号処理能力が劣っていても、端子ピン数の少
ないＩＣの方が、優れた評価を得ることもある　これは
、ビン端の減少による取り付は面積の減少、外付は回路
部品の減少、外付は回路部品の取り付は工数減少、ＩＣ
自体のコスト減等によるものである。

つまり、上記の演算処理用の回路をゲートアレイでＩＣ
化する場合も、端子ピン数を少なくした方が良い。この
ためには、ゲートアレイＩＣで演算処理した信号を再び
遅延回路に入力して遅延した後に再びゲートアレイＩＣ
で演算処理する様な処理は得策でない。つまりこの様に
処理すると、出力・入力の２ピンが必要となる。

本発明は、上記の点に鑑みて為されたものであり、遅延
回路を−まとめとして、予め必要な遅延映像信号を全て
作成し、この映像信号を演算処理して垂直輪郭補正と走
置線補間を同時に行う回路（輪郭補正回路）を提供する
ものである。

に）課題を解決するための手段 本発明は、少なくとも現走査線信号（ＳＢ　）と、この
現走査線信号（８Ｂ　）と約１フィールド離れた走査線
信号（ＳＣ）（ＳＤ）により、現走ｌｉ−緑信号（Ｓり
の垂直方向の輪郭補正を行う第１の輪郭補正手段（至）
と、 少なくとも現走査線信号（ＳＢ）とこの現走査線信号（
ＳＢ）と約１フィールド期間離れた走査線信号（ＳＣ）
により、補間走＊線信号の垂直方向の輪郭補正を行う第
２の輪郭補正手段□□□と、少なくとも現走査線信号（
ＳＢ　）とこの現走査線信号（Ｓｌｌ）と約１フィール
ド期間離れた走食線信号（Ｓりにより動き適応形の補間
走査線信号を作成する補間走査線信号作成回路田と５ 動き部分では前記現走査線信号（ＳＢ　）と前記補間走
査線信号作成手段００）の出力信号とを出力し、静止部
分では前記第１の輪郭補正手段□の出力信号と前記第２
の輪郭補正手段（支）の出力信号とを出力する切り換え
出力手段０Ｗつ（ＳＷ２）と、を備える。

（ホ）作用 上記の如く、本発明では、静止画部分では第１第２の輪
郭補正手段−（支）により現走査線信号と補間走査線信
号の輪郭補正を行なう。又動き部分では、輪郭補正を行
なわずに従来と同様の単なる動き適応形走ｆ線補間回路
として動作する。

（へ）実施例 を夫々−まとめにすると共に、垂直輪郭補正を静止部分
に於いてのみ実行して動き部分では行なわずに回路左簡
略化したものである。

まず第２図（ａ）（ｂ）の時間−垂直面に本実施例の垂
直輪郭補正のタップ係数等を示す。第２図１ａｌは補間
走査線信号の静止時の垂直輪郭補正タップ係数を示し、
第２図（ｂ）は現走査線信号の静止時の垂直輪郭補正タ
ップ係数を示している。

尚、参考のために、第２図１ａｌ　（ｂｌ　（ｃｌに周
知の動き適応形走食線補間処理による動きに応じた補間
信号作成処理をボす。

第１図に於いて、α０）は遅延処理段である。αυは入
力端子である。（２）は１Ｈ遅延素子、圓はフィールド
遅延素子（正確には２６２Ｈ遅延素子）、αＱは１Ｈ遅
延素子である。

α引ま動き検出回路である。

（４）は走査線補間を同時に行う演算処理段（垂直輪郭
補正ＩＣ）である。

（２）は現走査線信号作成回路である。のは動画部分用
スルー路、（財）は静止画部分用の垂直輪郭補正回路で
ある、（ＳＷりはスイッチであり、このスイッチ（ＳＷ
りは動き検出回路０秒からの制御信号により、動画部分
でＭ側に接続され静止画部分で６側に接続される。

（４）は補間走査線信号作成回路である。□□□は静止
両部への垂直輪郭補正兼補間走査線信号作成回路（垂直
輪郭補正回路）である。■は動画部分用の補間走査線信
号作成回路である。（２）は動き「小」用の補間走査線
信号作成回路である。（至）は動き中周の補間走査線信
号作成回路、（至）は動き大川の補間走査線信号作成回
路である。（ＳＷ２）はスイッチこのスイッチ（ＳＷ２
　）は動き検出口路頭からの出力により、動きに応じた
補間走査線信号を選択出力する。つまり、スイッチ（Ｓ
Ｗ２）は静止画部分の時に（Ｓに接続され、動き「小」
の部分で（Ｍｌ）に、動き「中」の部分で（Ｍ２）に、
動き「大コの部分で（Ｍ３）に接続されるー （錨は２倍速回路である。

又、垂直輪郭補正回路（財）に於いて、（４２（４４）
は加算器（４１１９（（２）はＸ倍器、（至）はに倍器
、（２）は減算器である。

又、補間走査線信号作成回路圓に於いて、（財）（至）
はＸ倍器、（至）はＸ倍器、（ホ）はＸ倍器、（２）は
１倍器（財）（１）は加算器である。垂直輪郭補正回路
□□□に於いて＠（至）は加算器、（資）は減算器、ｆ
ｆ４）＠はＸ倍器（２）はに倍器である。尚、橢はに倍
器＠備のに値設定端子で）る。

上記動作を説明する。遅延回路段α０）からの出力映像
信号（ＳＡＸＳす（ＳＣＸＳりは、回路■に入力される
。

まず、現定量線信号作成回路■について述べる。

加算器（＠は（ＳＣ＋ＳＤ）を出力する。そして、減算
回路−はＳＢ−旦巳≦Ｐ−を出力する。ｋ乗算器ωは％
に一８Ｒ−％に一８Ｃ−〆に＝ＳＤを出力する。依って
、加算器（４４）は（％に＋１）・３ｉ＋−％に−Ｓ（
！−％に一８Ｄの垂直輪郭補正信号を出力する。依って
、スイッチ（ＳＷｌ）は、動画部分は現走査線信号（Ｓ
Ｂ　）をそのまま出力し、静止画部分は垂直輪郭補正処
理を行なった垂直輪郭補正回路（財）からの信号を出力
する。

次に、補間走査線信号作成回路□□□）について述べる
。垂直輪郭補正回路■では、静止部分用の垂直輪郭補正
された信号を作成する。つまり、ｚ倍器ａ尋の出力は５
ムづ江であり、減算器（資）の出方はｓｃＳＡ＋ＳＢ、
に倍器ｎ）ノ出力はｈｋ−ｓｃ　　％ｋ・ＳＡ　−！４
に一３Ｒ、加算器時の出力は（％に＋１）・Ｓｃ−％に
一８Ａ−％に一８Ｂとなり、垂直輪郭補正が為された補
間走査線信号を出力する。補間走査線信号作成回路（３
０）は動きに対応する補間定食線信号を作成する。スイ
ッチ（ＳＷ２）は動き検出清報こ応じて、補間走立線信
号を選択出力する。

上記の如く、本実施例に依れば、垂直輪郭補正と補間定
食線信号作成が同時に行なえ、且つ、遅延処理段（１０
）と演算処理段（２０）の接続が簡単となる。、例えば
、本実施例では演算処理段■の出力が遅延処理段舛に出
力されて再入力されることは無い。

（ト）発明の効果 上記の如く、本発明に依ればへ輪郭補正回路が簡単な構
成で実現出来る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を下す図、第２図、第３図は
その動作を説明するための図である。 （２４）・・・垂直輪郭補正手段（第１の輪郭補正手段
）、（２８）・・・垂直輪郭補正手段（第２の輪郭補正
手段）（３０）・・・補間走査線信号作成回路（補間走
査線信号作成手段）、 （ＳＷｌ　）　（ＳＷ２）・・・スイッチ、スイッチ（
切り換え出力手段）。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）少なくとも現走査線信号（Ｓ＾Ｂ）と、この現走
   査線信号（Ｓ＾Ｂ）と約１フィールド離れた走査線信号
   （Ｓ＾Ｃ）（Ｓ＾Ｄ）により、現走査線信号（Ｓ＾Ｂ）
   の垂直方向の輪郭補正を行う第１の輪郭補正手段（２４
   ）と、 少なくとも現走査線信号（Ｓ＾Ｂ）と、この現走査線信
   号（Ｓ＾Ｂ）と約１フィールド期間離れた現走査線信号
   （Ｓ＾Ｃ）により、補間走査線信号の垂直方向の輪郭補
   正を行う第２の輪郭補正手段（２８）と、少なくとも現
   走査線信号（Ｓ＾Ｂ）と、この現走査緑信号（Ｓ＾Ｂ）
   と約１フィールド期間離れた走査線信号（Ｓ＾Ｃ）によ
   り動き適応形の補間走査線信号を作成する補間走査線信
   号作成手段（３０）と、動き部分では前記現走査線信号
   （Ｓ＾Ｂ）と前記補間走査線信号作成手段（３０）の出
   力信号とを出力し、静止部分では前記第１の輪郭補正手
   段（２４）の出力信号と前記第２の輪郭補正手段（２８
   ）の出力信号とを出力する切り換え出力手段（ＳＷ１）
   （ＳＷ２）と、を備える輪郭補正回路。