JP2002369035A - 垂直輪郭補正装置 - Google Patents
垂直輪郭補正装置Info
- Publication number
- JP2002369035A JP2002369035A JP2001172004A JP2001172004A JP2002369035A JP 2002369035 A JP2002369035 A JP 2002369035A JP 2001172004 A JP2001172004 A JP 2001172004A JP 2001172004 A JP2001172004 A JP 2001172004A JP 2002369035 A JP2002369035 A JP 2002369035A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vertical contour
- contour correction
- vertical
- signal
- component
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Image Processing (AREA)
- Picture Signal Circuits (AREA)
Abstract
れた成分を用いて映像の垂直輪郭を強調する垂直輪郭補
正装置において、インタレース信号に対し垂直輪郭補正
を行う場合、同フィールド内のラインを用いて垂直輪郭
補正成分を抽出し補正するため、インタレース信号のラ
インフリッカを目立たせるという課題があった。 【解決手段】 本発明では、フレームメモリとIP変換
器を備えることにより、1080i等の高精細なインタ
レース映像に対し、インタレースのフリッカを目立たせ
ることなく、かつ精細な垂直輪郭補正処理を行うことを
目的とする。
Description
機などで利用される映像信号の垂直輪郭補正に関するも
のである。
垂直輪郭補正装置の一例を説明する。
入力輝度信号S10を1ライン遅延する1H遅延器1
a、1H遅延器1bと、入力輝度信号S10と1H遅延
器1a、1H遅延器1bで遅延された輝度信号S11、
輝度信号S12を用いて垂直低域除去を行う垂直HPF
3と、入力輝度信号S10と垂直HPF3で得られた垂
直輪郭補正成分V1とを加算する加算器7とで構成され
る。図5のような輝度信号が各ラインに入力された場
合、垂直HPF3によって、図6(a)のような垂直輪
郭補正成分V1が抽出され、その成分と入力輝度信号を
加算器7によって加算し、図6(b)のような輪郭が強
調された出力を得ることができる。
図6(b)のライン4とライン5や、ライン8とライン
9のように奇数フィールドと偶数フィールドの輝度差が
大きくなりことで、目立ってしまうラインフリッカを抑
えたものが図4の垂直輪郭補正装置である。
延器1a、1bに入力され、入力輝度信号S10と1H
遅延器1a、1bによって遅延された1ライン遅延輝度
信号S11と2ライン遅延輝度信号S12の3ラインを
用いて、垂直HPF(ハイパスフィルタ)3で垂直輪郭
補正成分V1を抽出する。抽出した垂直輪郭補正成分V
1をフィールドメモリ4に書き込み、垂直輪郭補正成分
V1に対して(1フィールド−1ライン)遅延した垂直
輪郭補正成分V20を読み出す。
a、2bに入力し、垂直輪郭補正成分V1に対して1フ
ィールド遅延した垂直輪郭補正成分V21と(1フィー
ルド+1ライン)遅延した垂直輪郭補正成分V22を得
る。ここで、垂直輪郭補正成分V1を中心として1フィ
ールド前の上下ラインを用いてローパスフィルタをとる
が、奇数フィールドの場合と偶数フィールドの場合でロ
ーパスフィルタに用いるラインの遅延量が異なる。
フィールドの垂直輪郭補正成分V1と1フィールド遅延
した垂直輪郭補正成分V21と(1フィールド+1ライ
ン)遅延した垂直輪郭補正成分V22の3ラインを用
い、偶数フィールドが現フィールドの場合は現フィール
ドの垂直輪郭補正成分V1と(1フィールド−1ライ
ン)遅延した垂直輪郭補正成分V20と1フィールド遅
延した垂直輪郭補正成分V21の3ラインを用いる。ラ
インの切り換えは、例えば奇数ならば1、偶数ならば0
というようなフィールド判別信号を用いて、セレクタ5
で行う。このようにして選択されたラインを用いて、垂
直輪郭補正成分を垂直LPF6によってフィルタリング
する。
して、フィルタリング後の垂直輪郭補正成分V1’は図
7(a)のようになり、入力輝度信号S10と加算器7
で加算することで図7(b)のような出力輝度信号S1
0’を得る。図7(b)の図6(b)と比べ、ライン4
とライン5や、ライン8とライン9との輝度差が小さく
なり、ラインフリッカを目立たせることなく垂直輪郭補
正処理ができる。
垂直輪郭補正装置では、垂直輪郭補正成分に対してロー
パスフィルタをかけるため、インタレースのラインフリ
ッカは目立たなくなるが、本来の精細な映像に対して太
いシュートがつく垂直輪郭補正となってしまう。本発明
では、フィールドメモリとIP変換器を備えることによ
り、1080i等の高精細なインタレース映像に対し、
インタレースのフリッカを目立たせることなく、かつ精
細な垂直輪郭補正処理を行うことを目的とする。
の発明は、入力輝度信号を1フィールド遅延、1フレー
ム遅延するためのフレームメモリと、入力輝度信号と前
記フレームメモリから得られる1フィールド遅延信号と
1フレーム遅延信号を用いてインタレース信号をプログ
レッシブ信号に変換するIP変換器と、プログレッシブ
信号に変換された輝度信号をライン遅延するための1H
遅延器と、入力輝度信号と前記1H遅延器で遅延された
輝度信号から垂直低域除去を行う垂直ハイパスフィルタ
と、前記垂直ハイパスフィルタから抽出された垂直輪郭
補正成分と入力輝度信号を加算する加算器を備えること
により、インタレース映像のラインフリッカを目立たせ
ることなく、かつ精細に垂直輪郭補正処理を行うことを
特徴とした垂直輪郭補正装置である。
1に記載された垂直輪郭補正装置であって、垂直ローパ
スフィルタから抽出された垂直輪郭補正成分に所定の補
正量を乗算する乗算器を備えることを特徴とした垂直輪
郭補正装置である。
の形態例を図を用いて説明する。
明に記載された実施の形態のブロック図である。入力輝
度信号S10はフレームメモリ1に入力され、フレーム
メモリ1から出力された1フィールド遅延信号S20と
1フレーム遅延信号S21をIP変換器2に入力する。
IP変換器2では入力のインタレース信号をプログレッ
シブ信号に変換する。静止画映像だけでなく動画映像に
対しても正しく垂直輪郭補正を行うため、入力輝度信号
S10と1フレーム遅延信号S21とで動き検出を行
い、動き適応型のIP変換を行う。
ブ信号SP10を1H遅延器31、32に入力する。I
P変換器2から出力されるプログレッシブ信号SP10
と1H遅延器31、32によって遅延された1ライン遅
延信号SP11、2ライン遅延輝度信号SP12との3
ラインを用いて、垂直ハイパスフィルタ(以下、垂直H
PFと記す)4で垂直輪郭補正成分V1を抽出する。抽
出された垂直輪郭補正成分は図8(a)のようになり、
入力輝度信号S10と加算器5で加算することで図8
(b)のような出力輝度信号S10’を得る。図6
(b)の従来の垂直輪郭補正装置の出力と比べ、ライン
4とライン5や、ライン8とライン9との輝度差が小さ
くなり、ラインフリッカを目立たせることなく垂直輪郭
補正処理ができる。また、図7(b)よりも細いシュー
トがつき、より精細な垂直輪郭補正を行うことができ
る。
明の垂直輪郭補正装置に関する実施の形態を示すブロッ
ク図である。図1との共通の要素については同じ符号を
用いている。
られた垂直輪郭補正成分V1に任意の補正量Kを乗算器
6で乗算することで、任意のゲインで垂直輪郭が強調さ
れた出力輝度信号S10’を得ることができる。
の発明により、フレームメモリとIP変換器を用いて入
力輝度信号をIP変換した信号からすい直輪郭補正成分
を抽出し、入力輝度信号に対して補正をかけることで、
1080iなどの高精細なインタレース映像に対してラ
インフリッカを目立たせることなく、かつ、精細な垂直
輪郭補正処理を行うことができる。
意の補正量を乗算する乗算器を備えることで、請求項1
に記載した垂直輪郭補正処理のゲインを任意に制御する
ことができる。
しめすブロック図
しめすブロック図
ク図
形図
形図
形図
1に関する垂直輪郭補正の例を示す図
Claims (2)
- 【請求項1】 映像信号の垂直の輪郭成分を抽出し、抽
出された成分を用いて映像の垂直輪郭を強調する垂直輪
郭補正装置において、入力輝度信号を1フィールド遅
延、1フレーム遅延するためのフレームメモリと、入力
輝度信号と前記フレームメモリから得られる1フィール
ド遅延信号と1フレーム遅延信号を用いてインタレース
信号をプログレッシブ信号に変換するIP変換器と、プ
ログレッシブ信号に変換された輝度信号をライン遅延す
るための1H遅延器と、入力輝度信号と前記1H遅延器
で遅延された輝度信号から垂直低域除去を行う垂直ハイ
パスフィルタと、前記垂直ハイパスフィルタから抽出さ
れた垂直輪郭補正成分と入力輝度信号を加算する加算器
を備えることを特徴とする垂直輪郭補正装置。 - 【請求項2】 垂直ハイパスフィルタから抽出された垂
直輪郭補正成分に所定の補正量を乗算する乗算器を備え
ることを特徴とした請求項1記載の垂直輪郭補正装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001172004A JP2002369035A (ja) | 2001-06-07 | 2001-06-07 | 垂直輪郭補正装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001172004A JP2002369035A (ja) | 2001-06-07 | 2001-06-07 | 垂直輪郭補正装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002369035A true JP2002369035A (ja) | 2002-12-20 |
Family
ID=19013693
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001172004A Pending JP2002369035A (ja) | 2001-06-07 | 2001-06-07 | 垂直輪郭補正装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002369035A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005141209A (ja) * | 2003-10-17 | 2005-06-02 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 画像処理装置、その方法及び表示装置 |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01157675A (ja) * | 1987-12-15 | 1989-06-20 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 垂直輪郭補正装置 |
JPH01236777A (ja) * | 1988-03-16 | 1989-09-21 | Victor Co Of Japan Ltd | 映像信号の垂直輪郭補正装置 |
JPH02122770A (ja) * | 1988-10-31 | 1990-05-10 | Nec Home Electron Ltd | 順次走査テレビジョン信号の輪郭補償装置 |
JPH02137579A (ja) * | 1988-11-18 | 1990-05-25 | Sanyo Electric Co Ltd | 輪郭補正回路 |
JPH02288551A (ja) * | 1989-04-28 | 1990-11-28 | Nec Home Electron Ltd | 垂直輪郭補償回路 |
JPH04172773A (ja) * | 1990-11-06 | 1992-06-19 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 映像信号処理回路 |
-
2001
- 2001-06-07 JP JP2001172004A patent/JP2002369035A/ja active Pending
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01157675A (ja) * | 1987-12-15 | 1989-06-20 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 垂直輪郭補正装置 |
JPH01236777A (ja) * | 1988-03-16 | 1989-09-21 | Victor Co Of Japan Ltd | 映像信号の垂直輪郭補正装置 |
JPH02122770A (ja) * | 1988-10-31 | 1990-05-10 | Nec Home Electron Ltd | 順次走査テレビジョン信号の輪郭補償装置 |
JPH02137579A (ja) * | 1988-11-18 | 1990-05-25 | Sanyo Electric Co Ltd | 輪郭補正回路 |
JPH02288551A (ja) * | 1989-04-28 | 1990-11-28 | Nec Home Electron Ltd | 垂直輪郭補償回路 |
JPH04172773A (ja) * | 1990-11-06 | 1992-06-19 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 映像信号処理回路 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005141209A (ja) * | 2003-10-17 | 2005-06-02 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 画像処理装置、その方法及び表示装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7280155B2 (en) | Method and system for converting interlaced formatted video to progressive scan video | |
US7057664B2 (en) | Method and system for converting interlaced formatted video to progressive scan video using a color edge detection scheme | |
JP2947186B2 (ja) | フリッカ軽減回路 | |
JP2603813B2 (ja) | 順次走査ビデオ信号処理装置 | |
JPH0320115B2 (ja) | ||
JPH07131761A (ja) | テレビジョン信号処理回路 | |
JPH07303241A (ja) | インターレースされた映像信号のための適応フィールド/フレームフィルタ | |
EP0948201B1 (en) | Method and apparatus for converting an interlace-scan video signal into a non-interlace scan video signal | |
JPWO2006041049A1 (ja) | 映像信号処理装置および画像処理装置 | |
JPH0437636B2 (ja) | ||
JP2586687B2 (ja) | 雑音除去回路 | |
JP2002369035A (ja) | 垂直輪郭補正装置 | |
JPH04227182A (ja) | 動信号検出回路 | |
JPH09224186A (ja) | ビデオカメラおよび輪郭補正装置 | |
JP4470320B2 (ja) | 垂直輪郭補正装置 | |
JPH0324838B2 (ja) | ||
JPH0313790B2 (ja) | ||
JP2554116B2 (ja) | テレビジョン受像機 | |
JPH1098694A (ja) | 画像信号の走査変換方法及び回路 | |
JP2825313B2 (ja) | Muse/edtvコンバータ装置 | |
JP3089423B2 (ja) | 信号処理装置 | |
JP3894379B2 (ja) | フリッカ除去装置 | |
JP2698404B2 (ja) | 輝度信号処理装置 | |
JP2554132B2 (ja) | テレビジョン映像信号の画質改善回路 | |
JPS58177078A (ja) | テレビジヨン信号処理回路 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080331 |
|
RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20080414 |
|
RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20091119 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100409 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100420 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20100817 |