JPH02288551A - 垂直輪郭補償回路 - Google Patents

垂直輪郭補償回路

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JPH02288551A
JPH02288551A JP1107513A JP10751389A JPH02288551A JP H02288551 A JPH02288551 A JP H02288551A JP 1107513 A JP1107513 A JP 1107513A JP 10751389 A JP10751389 A JP 10751389A JP H02288551 A JPH02288551 A JP H02288551A
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JP
Japan
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signal
circuit
level
field
video signal
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JP1107513A
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Inventor
Hideyuki Hayashi
秀行 林
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NEC Home Electronics Ltd
NEC Corp
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NEC Home Electronics Ltd
Nippon Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は画像の垂直方向の輪郭を強調するための垂直
輪郭補償回路に関する。
従来の技術 垂直輪郭強調は、一般に、フィールド間差信号またはフ
レーム間差信号を現信号に加算することにより行なわれ
るが1画像の動きの程度を考慮することが必要とされる
。上記の差信号のレベルは動きが小さいまたは殆んど無
いときには垂直方向の輪郭に関係しているが、動きが大
きくなると動きによる差成分が多く含まれるようになる
からである。従来の垂直輪郭補償回路は画像の動きを余
く考慮していないか、またはROM等を用いた複雑な回
路構成となっていた。
発明が解決しようとする課題 そこで2画像の動きに応じた適切な輪郭補償を簡単に実
現できる回路が望まれている。
一方、順次走査変換のために必要な補間信号を作成する
回路を設けた場合に、この回路から出力される補間信号
にも同じように輪郭強調を行なうことが好ましい。しか
も現信号と補間信号の輪郭補償のための回路はできるだ
け兼用できることが好ましい。
課題を解決するための手段 第1の発明による垂直輪郭補償回路は、現映像信号が属
するフィールドの1つ前のフィールドにおける映像信号
でありで、現映像信号の水平走査線を挾む2つの水平走
査線にそう映像信号の平均値を表わす前フィールド平均
映像信号を作成する第1の処理回路、現映像信号と上記
第1の処理回路から出力される前フィールド平均映像信
号との差を表わす第1のフィールド間差信号を演算する
第1の減算回路、上記第1の減算回路から出力される第
1のフィールド間差信号に対して、この第1のフィール
ド間差信号のレベルに応じて垂直輪郭補償のための所定
の非線形処理を施す第1の非線形処理回路、および現映
像信号に上記第1の非線形処理回路の出力信号を加算し
て、垂直輪郭補償が施こされた現映像信号を出力する第
1の加算回路を備えていることを特徴とする。
第2の発明による垂直輪郭補償回路は、現映像信号とそ
れよりも1H前の映像信号との平均信号であるライン補
間信号を作成して出力する第2の処理回路、上記ライン
補間信号に対応する水平走査線にそう前フィールド映像
信号を出力する1フィールド遅延回路、上記ライン補間
信号と上記1フィールド遅延回路から出力される前フレ
−ム間差信号との差を表わす第2のフィールド間差信号
を演算する第2の減算回路、上記第2の減算回路から出
力される第2のフィールド間差信号に対して、この第2
のフィールド間差信号のレベルに応じて垂直輪郭補償の
ための所定の非線形処理を施す第2の非線形処理回路、
および上記ライン補間信号に上記第2の非線形処理回路
の出力信号を加算して、垂直輪郭補償が施こされた補間
信号を出力する第2の加算回路を備えていることを特徴
とする。
第3の発明は、上記垂直輪郭補償のための第1または第
2の非線形処理回路を提供しており。
この非線形処理回路は、上記第1または第2のフィール
ド間差信号のレベルに比例するレベルをもつ第1の信号
を作成する第1の回路と、上記第1または第2のフィー
ルド間差信号のレベルにかかわらず一定レベルの第2の
信号を作成する第2の回路と、上記第1または第2のフ
ィールド間差信号のレベルの増大にともなってレベルが
減少する第3の信号を作成する第3の回路と、上記第1
または第2のフィールド間差信号のレベルを、異なる第
1.第2.第3および第4の基準レベルと比較して、比
較結果を表わす信号を出力する比較回路と、上記比較回
路の出力信号に応じて、上記第1または第2のフィール
ド間差信号のレベルが第1の基準レベル以下のときには
零レベルの信号を、第1の基準レベルと第2の基準レベ
ルとの間にあるときには上記第1の信号を、上記第2の
基準レベルと第3の基準レベルとの間にあるときには上
記第2の信号を、上記第3の基準レベルと第4の基僧レ
ベルとの間にあるときには上記第3の信号を、上記第4
の基準レベル以上のときには零のレベルの信号をそれぞ
れ選択して出力する切換回路とから構成されている。
作  用 第1の発明においては、第1の処理回路から得られる前
フィールド平均映像信号と現映像信号との差を表わす第
1のフィールド間差信号が第1の減算回路から得られる
。このフィールド間差信号は次に第1の非線形処理回路
に与えられる。第1の非線形処理回路では、入力するフ
ィールド間差信号のレベルが検出され、この検出された
レベルに応じて入力フィールド間差信号に非線形処理が
施こされる。非線形処理されたフィールド間差信号が現
映像信号に加算されることにより、垂直輪郭補償された
現映像信号が得られる。
第2の発明においては、第2の処理回路でライン補間信
号が作成される。1フィールド遅延回路で遅延されて得
られる前フィールド映像信号とライン補間信号との差を
表わす第2のフィールド間差信号が第2の減算回路から
出力される。そして、この第2のフィールド間差信号が
次に第2の非線形処理回路に与えられる。第2の非線形
処理回路では、入力する第2のフィールド間差信号のレ
ベルが検出され、この検出されたレベルに応じて人力フ
ィールド間差信号に非線形処理が施こされる。非線形処
理されたフィールド間差信号がライン補間信号に加算さ
れることにより、垂直輪郭補償された補間信号が得られ
る。
第3の発明によると、第1または第2の非線形処理回路
には種々のレベルの信号を発生する複数の回路が設けら
れているとともに、入力するフィールド間差信号のレベ
ルを複数の基準レベルと比較する回路が設けられている
。そして、比較結果に応じて上記の複数の回路から発生
する信号のいずれかが選択されて出力される。これによ
り、入力フィールド間差信号に、そのレベルによって変
化する非線形係数を乗じた信号が得られる。
実施例 第1図はこの発明の実施例における垂直輪郭補償回路を
示している。
まず、現映像信号の垂直輪郭補償動作について説明する
入力端子に入力する映像信号(Y/C分離後の輝度信号
)(これを現映像信号という)は262H遅延回路(フ
ィールド・メモリ)1、減算回路(第1の減算回路)5
および加算回路(第1の加算回路)8に与えられる。2
62H遅延回路1の出力信号は1H遅延回路(ライン・
メモリ)2に与えられる。1H遅延回路2の出力は結局
、入力現映像信号から203H遅延されたものとなる。
262H遅延回路1から出力される262H遅延信号と
1H遅延回路2から出力される263H遅延信号は加算
回路3で加算され、その後1/2係数器4で 1/2倍
されることにより、相加平均される。第2図に示すよう
に、 283 H遅延信号と262H遅延信号、飛び越
し走査における前フィールドの信号であり、しかも現映
像信号の水平走査線を上下に挾む水平走査線にそう映像
信号である。そこで、1/2係数器4の出力信号を前フ
ィールド平均映像信号という。そして、 262 H遅
延回路1、1H遅延回路2.加算回路3および1/2係
数器4を第1の処理回路という。
第1の処理回路から出力される前フィールド平均映像信
号は減算回路5に与えられ、この減算回路5において現
映像信号から前フィールド平均映像信号が減算されるこ
とにより、第1のフィールド間差信号が得られる。
減算回路5から出力される第1のフィールド間差信号は
第1の低域通過フィルタ6を経て第1の非線形処理回路
7に入力する。このフィールド間差信号は画像の垂直方
向の高周波成分(具体的には15.7K Hzの信号と
その高周波)を含んでいる。低域通過フィルタ6は0.
5MHzまたはIMHz程度以下の信号を通過させるも
ので、これによりフィールド間差信号から水平方向の高
周波成分(これは一般に高周波ノイズである)が除去さ
れる。このようにして垂直方向の信号成分のみが第1の
非線形処理回路7に入力する。非線形処理回路7の具体
的構成の一例については後述するが、たとえば第5図に
示すような特性をもっており、入力信号のレベルによっ
て垂直方向の動きの程度を検出し、この検出した動きの
程度に応じて強調すべき垂直輪郭を表わす信号成分(現
映像信号の輪郭補償成分)を出力する。
第1の非線形処理回路7の出力信号は次に加算回路8に
与えられる。この加算回路8には、現映像信号が与えら
れており、この現映像信号に非線形処理回路7の出力信
号が加算されることにより垂直輪郭補償された現映像信
号が加算回路8から出力されることになる。
次に順次走査変換のためのライン補間信号の垂直輪郭補
償回路について述べる。
入力する現映像信号は1H遅延回路lO1加算回路11
.13に与えられる。1H遅延回路lOの出力信号は加
算回路11.13にそれぞれ与えられる。したがって、
加算回路11において現映像信号とその1H遅延信号(
第3図参照)とが加算され、さらに1/2係数器12で
1/2倍されることによりライン補間信号が生成される
。同じように、加算回路13と 1/2係数器14によ
ってライン補間信号がつくられる。これらの1H遅延回
路10.加算回路11、13およびl/2係数器12.
14はライン補間信号を作成する第2の処理回路を構成
している。
1/2係数器12から出力される補間信号は減算回路(
第2の減算回路) 15に与えられる。この減算回路1
5には1H遅延回路2から出力される263H遅延信号
(前フィールド信号)(282H遅延回路1と1H遅延
回路2とにより1フィールド遅延回路が構成される)が
入力しており、2HH遅延信号から補間信号が減算され
ることにより第2のフィールド間差信号が得られる。第
3図に示すように、補間信号は現映像信号と1H遅延信
号との相加平均であるから、 263 H遅延信号と丁
度対応する走査線上にあることになる。
減算回路15から出力される第2のフィールド間差信号
は、同じように第2の低域通過フィルタ16を経て第2
の非線形処理回路17に与えられる。この非線形処理回
路17から出力される補間信号の垂直輪郭補償成分信号
は加算回路(第2の加算回路)18に入力し、 l/2
係数器14から与えられているライン補間信号に加算さ
れる。このようにして、加算回路18からは垂直輪郭補
償されたライン補間信号が出力される。
第1および第2の非線形処理回路7および17は同じ構
成のものを使用することができ、その具体的構成例を第
4図および第5図を参照して説明する。第4図は非線形
処理回路7,17の一例を示す回路図である。第5図は
入力差信号と非線形処理回路7,17の出力信号との関
係を示すグラフである。
第4図に示す非線形処理回路は、第5図から明らかなよ
うに、入力X(以下非線形処理回路7またはI7に入力
する差信号をXとする)が所定値りまでは入力Xの値に
関係なく出力Z(以下非線形処理回路7または17から
出力する信号をZとする)は零に保たれる。入力Xが所
定値りから2Dまでの間では入力Xのレベルと出力Zの
レベルが比例関係にある。さらに、入力Xが2D以上と
なると3Dまで出力Zは一定値DSに保たれる。入力X
が3Dを超えると出力Zは一定の勾配で直線的に減少し
、入力Xが4D以上では出力Zは零に保たれる。このよ
うに、この非線形処理回路は。
入力Xのレベルの増大に応じてレベルが台形状に変化す
る出力Zを発生するように構成されている。
入力差信号Xには垂直輪郭を表わす成分に加えて、雑音
成分および画像の動きを表わす成分が含まれている。入
力差信号Xのレベルが低い部分では雑音成分が多いと考
えられる。また動きを表わす成分が増大すると入力差信
号Xのレベルが増大するものと考えられる。第4図に示
す非線形処理回路では、入力Xのレベルが所定値り以下
の範囲ではノイズ成分が多いので出力信号Zを零に保ち
、また人力Xのレベルが4D以上の範囲では動きが激し
いので出力信号Zを零に保つことにより1輪郭強調をし
ない。そして、入力XのレベルがD〜4Dの範囲で入力
信号のレベルに応じて輪郭強調をする理想的な輪郭補償
のための非線形処理回路となっている。
第4図を参照して非線形処理回路7または17に入力す
る差信号Xは絶対値回路21.符号判別回路22および
第1の係数器群23内の係数器23aに与えられる。絶
対値回路2Iは入力差信号Xを絶対値化するもので、そ
の出力信号は後述する比較器群28内の4個の比較器2
8a〜28dの一方の入力端子に与えられる。符号判別
回路22は入力差信号の正。
負の符号を判別するもので、その判別信号は後述する切
換回路27に切換制御信号として与えられる。
第1の係数器群23内には2つの係数器23a。
23bが含まれている。これらの係数器23a、 23
bはともに入力信号に係数Sを乗じて出力するものであ
る。一方の係数器23aは入力差信号に係数8倍し、Z
l−SXを表わす信号を減算器30および31に与える
この実施例では輪郭強調の程度を2段階に切換えること
が可能であり、そのためにり、D2という2種類のしき
い値を発生するしきい値発生回路24が設けられている
。これらのしきい値D1゜D2は切換回路25の2つの
入力端子にそれぞれ与えられる。切換回路25には輪郭
強調の程度を指定する外部からのしきい値選択信号が与
えられており、この選択信号に応じてしきい値D1また
はD2が選択される。切換回路25から出力される選択
されたしきい値D(2種類のしきい値D1とD2を一括
してDで表現する)を表わす信号は。
第2の係数器群26内の5つの係数器28a、 28b
28c 、 26d 、 2Beおよび比較器28aの
他方の入力端子に与えられる。第2の係数器群2B内の
係数器26aは人力するしきい値りに1を乗じ、係数器
28bは入力するしきい値りに−1を乗じて、それらを
表わす信号を出力するものである。係数器28a、 2
6bの出力信号は切換回路27の2つの入力端子にそれ
ぞれ与えられる。
切換回路27は符号判別回路22の判別信号にもとづい
てその切換が行なわれる。すなわち切換回路27は、符
号判別回路22によって判別された入力差信号Xが正な
らば係数器28aから入力するしきい値りを、負ならば
係数器28bから与えられるしきい値−Dを選択する。
切換回路27によって選択されたしきい値りまたは−D
は第1の係数器群23内の係数器23bに与えられ、8
倍されて、Z2−DS(Dは負も含む)として切換回路
29に与えられるとともに係数器28fに与えられる。
係数器26c 、 26d 、 26eは切換回路25
から与えられるしきい値りを表わす信号をそれぞれ2倍
3倍、4倍して、比較器28b 、 28c 、 Hd
の他方の入力端子にそれぞれ与える。さらに係数器26
fは係数器23bから出力されるZ2−DSを表わす信
号を4倍して4DSを表わす信号として減算器31に与
える。
減算器31において、4DS−3Xが演算され。
この演算結果を表わす信号Z3が切換回路29に入力す
る。さらに、減算器30には係数器23bから出力され
るZ 2 ” D Sを表わす信号が入力しており9 
この減算器30でZ、−8X−DSが演算され、この演
算結果を表わす信号z1が切換回路29に入力する。
一方、比較器群28内の比較器28a〜28dでは。
絶対値化された入力差信号Xとこれらの比較器28a〜
28dに与えられた基準値(しきい値り。
2D、3D、4D)とがそれぞれ比較され、これらの比
較結果を表わす信号が切換回路29に切換制御信号とし
て入力する。切換回路29はこの切換制御信号に応答し
て、入力差信号Xのレベルが、しきい値り以下の場合に
は接地されているz4端子の0レベルの信号を出力し、
D<X≦2Dの場合にはZ、−5X−DSを出力し、2
D<X≦3Dの場合には信号Z2−DSを出力し、3D
くX≦4Dの場合には信号Z3−4DS−3Xを出力し
、Xが4Dを超えているときには接地されているZ4端
子の0レベルの信号を出力するよう切換える。また輪郭
補償回路をオン、オフする信号が切換回路29に与えら
れており、オン信号が与えられているときには比較回路
29は比較器群28の出力に応じて上述の動作を行なう
が、オフ信号が与えられると、接地されているZ4端子
に切換えられ、出力Zは0となる。
発明の効果 第1の発明においては、第1の処理回路から得られる前
フィールド平均映像信号と現映像信号との差を表わす第
1のフィールド間差信号が第1の減算回路から得られる
。このフィールド間差信号は次に第1の非線形処理回路
に与えられる。第1の非線形処理回路では、入力するフ
ィールド間差信号のレベルが検出され、この検出された
レベルに応じて入力フィールド間差信号に非線形処理が
施こされる。非線形処理されたフィールド間差信号が現
映像信号に加算されることにより、垂直輪郭補償された
現映像信号が得られる。
これにより1画像の動きを考慮した非線形処理が施こさ
れた垂直輪郭補償が達成される。
第2の発明においては、第2の処理回路でライン補間信
号が作成される。1フィールド遅延回路で遅延されて得
られる前フィールド映像信号とライン補間信号との差を
表わす第2のフィールド間差信号が第2の減算から出力
される。そして、この第2のフィールド間差信号が次に
第2の非線形処理回路に与えられる。第2の非線形処理
回路では、入力する第2のフィールド間差信号のレベル
が検出され、この検出されたレベルに応じて入力フィー
ルド間差信号に非線形処理が施こされる。
非線形処理されたフィールド間差信号がライン補間信号
に加算されることにより、垂直輪郭補償された補間信号
が得られる。
これにより1画像の動きを考慮した非線形処理が施こさ
れることにより順次走査変換のための補間信号の垂直輪
郭補償が達成される。しかも第1の発明における第1の
処理回路におけるフィールド・メモリと第2の発明にお
ける遅延回路のフィールド・メモリとを兼用することが
可能となるので回路構成を簡素化できる。
さらに第3の発明によると、第1または第2の発明の輪
郭補償回路における第1または第2の非線形処理回路に
は種々のレベルの信号を発生する複数の回路が設けられ
ているとともに、入力するフィールド間差信号のレベル
を複数の基準レベルと比較する回路が設けられている。
そして、比較結果に応じて上記の複数の回路から発生す
る信号のいずれかが選択されて出力される。これによす
、入力フィールド間差信号に、そのレベルによって変化
する非線形係数を乗じた信号が得られる。このようにし
て、比較的簡単な構造で輪郭強調のための非線形処理回
路が実現する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例を示すブロック図。 第2図は現映像信号と262H遅延信号と263H遅延
信号との関係を示す図、第3図は現映像信号と1H遅延
信号と263H遅延信号との関係を示す図である。 第4図は非線形処理回路の一例を示す回路図。 第5図はフィールド間差信号と非線形処理回路の出力信
号との関係を示すグラフである。 262H遅延回路。 10・・・1H遅延回路。 8、11.18・・・加算回路。 12・・・ 1/2係数器。 I5・・・減算回路。 17・・・非線形処理回路。 以 上

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)現映像信号が属するフィールドの1つ前のフィー
    ルドにおける映像信号であって、現映像信号の水平走査
    線を挾む2つの水平走査線にそう映像信号の平均値を表
    わす前フィールド平均映像信号を作成する第1の処理回
    路、 現映像信号と上記第1の処理回路から出力される前フィ
    ールド平均映像信号との差を表わす第1のフィールド間
    差信号を演算する第1の減算回路、 上記第1の減算回路から出力される第1の フィールド間差信号に対して、この第1のフィールド間
    差信号のレベルに応じて垂直輪郭補償のための所定の非
    線形処理を施す第1の非線形処理回路、および 現映像信号に上記第1の非線形処理回路の出力信号を加
    算して、垂直輪郭補償が施こされた現映像信号を出力す
    る第1の加算回路、 を備えた垂直輪郭補償回路。
  2. (2)現映像信号とそれよりも1H前の映像信号との平
    均信号であるライン補間信号を作成して出力する第2の
    処理回路。 上記ライン補間信号に対応する水平走査線にそう前フィ
    ールド映像信号を出力する1フィールド遅延回路、 上記ライン補間信号と上記1フィールド遅延回路から出
    力される前フィールド映像信号との差を表わす第2のフ
    ィールド間差信号を演算する第2の減算回路、 上記第2の減算回路から出力される第2の フィールド間差信号に対して、この第2のフィールド間
    差信号のレベルに応じて垂直輪郭補償のための所定の非
    線形処理を施す第2の非線形処理回路、および 上記ライン補間信号に上記第2の非線形処理回路の出力
    信号を加算して、垂直輪郭補償が施こされた補間信号を
    出力する第2の加算回路、 を備えた垂直輪郭補償回路。
  3. (3)上記垂直輪郭補償のための第1または第2の非線
    形処理回路が、 上記第1または第2のフィールド間差信号のレベルに比
    例するレベルをもつ第1の信号を作成する第1の回路と
    、 上記第1または第2のフィールド間差信号のレベルにか
    かわらず一定レベルの第2の信号を作成する第2の回路
    と、 上記第1または第2のフィールド間差信号のレベルの増
    大にともなってレベルが減少する第3の信号を作成する
    第3の回路と、 上記第1または第2のフィールド間差信号のレベルを、
    異なる第1、第2、第3および第4の基準レベルと比較
    して、比較結果を表わす信号を出力する比較回路と、 上記比較回路の出力信号に応じて、上記第1または第2
    のフィールド間差信号のレベルが第1の基準レベル以下
    のときには零レベルの信号を、第1の基準レベルと第2
    の基準レベルとの間にあるときには上記第1の信号を、
    上記第2の基準レベルと第3の基準レベルとの間にある
    ときには上記第2の信号を、上記第3の基準レベルと第
    4の基準レベルとの間にあるときには上記第3の信号を
    、上記第4の基準レベル以上のときには零のレベルの信
    号をそれぞれ選択して出力する切換回路と、 から構成される請求項(1)または(2)記載の垂直輪
    郭補償回路。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06292053A (ja) * 1991-08-30 1994-10-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd モーション・アパーチャ補正方法、装置及びビデオシステム
JP2002369035A (ja) * 2001-06-07 2002-12-20 Matsushita Electric Ind Co Ltd 垂直輪郭補正装置
KR100455371B1 (ko) * 1997-11-03 2004-12-17 삼성전자주식회사 수직윤곽 보정장치 및 그의 수직 윤곽 신호 발생방법

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