JPH04975A - ノイズ軽減装置 - Google Patents

ノイズ軽減装置

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Publication number
JPH04975A
JPH04975A JP2102300A JP10230090A JPH04975A JP H04975 A JPH04975 A JP H04975A JP 2102300 A JP2102300 A JP 2102300A JP 10230090 A JP10230090 A JP 10230090A JP H04975 A JPH04975 A JP H04975A
Authority
JP
Japan
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signal
signals
absolute value
output
input
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Pending
Application number
JP2102300A
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English (en)
Inventor
Kenji Sugiyama
賢二 杉山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Publication date
Application filed by Victor Company of Japan Ltd filed Critical Victor Company of Japan Ltd
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Publication of JPH04975A publication Critical patent/JPH04975A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はテレビジョン受像機等、画像を扱う機器におい
て、画像に含まれるノイズ成分を軽減する装置に関する
[従来の技術] 画像信号に含まれるノイズ成分を軽減する方法として、
時間方向の巡回形フィルタを用いるものがある。この方
法は画像が動いていなければ高いフレーム間相関がある
ので巡回の係数を1に近くすることで相当のノイズ軽減
ができる。一方現在、テレビ放送等で一般に使われてい
るテレビジョン標準方式はインタレースとなっており、
1フィールドですべての走査線が送られるノンインクレ
ースに対して、走査線が1本おきに間引かれたものとな
っている。この場合、同一位置の走査線は1フレーム後
になるので、時間方向フィルタにはフレームメモリを用
いる必要がある。
これに対しフィールドメモリで巡回形フィルタを構成す
る方法がある。この場合画像が垂直方向に変化している
とフィルタが適切にかけられないといった問題もあるが
、メモリ容量が半分で済み、画像が緩やかに動いていて
もフィルタがかけられるといった長所がある。その例と
して特開昭63−82064号公報記載の「ノイズリデ
ューサ」がある。その構成例を第6図に示す。262H
遅延された信号と、263H遅延された信号の現信号と
の差が減算器12.26にてそれぞれ取られる。
これらの差はその絶対値の大小が比較され、絶対値の小
さい方が選択されて非線形変換される。非線形変換の特
性は第2図に示されるようなもので入力レベルが小さな
ときはゲインは1に近い。しかし、出力値はあるレベル
で飽和し、さらに入力が大きくなると減少し、やがて0
になる。現走査線におけるレベル値に近い値の走査線が
フィルタに使われるので、解像度の低下を防ぎながらノ
イズの軽減が可能になる。
[発明が解決しようとする課題] 上記従来のノイズ軽減装置では、必ず走査線間のレベル
の差の絶対値が小さい方が使われるので、その両方が小
さな場合でも、必ず差の少ない方のみが取られ他方の差
は使用しないのでノイズ軽減効果が抑圧される。特にパ
ルス性のノイズはその振幅が小さくても、他の画素が使
われるのでフィルタリングから除外され、軽減できない
という問題があった。
従って本発明は近接相関を利用したテレビジョン信号の
ノイズ軽減装置においてノイズ軽減効果の大きく、特に
小振幅のパルス性のノイズを効果的に抑圧することので
きる装置を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するため本発明によればテレビジョン信
号による画像の近接相関を利用してノイズを軽減する装
置であって、入力テレビジョン信号の複数の所定時間差
信号又は複数の所定空間差信号を得る手段と、前記複数
の差信号にそれぞれ応答し前記複数の差信号の各々のレ
ベルが高くなるにつれてゲインが下がり、やがて0にな
る複数の非線形変換器と、前記複数の非線形変換器の出
力信号の中でその絶対値が最も大きなものを選択する手
段と、前記選択する手段の出力信号と前記入力テレビジ
ョン信号を加算する手段とからなるノイズ軽減装置が提
供される。
又、同様に本発明によればテレビジョン信号による画像
の近接相関を利用してノイズを軽減する装置であって、
入力テレビジョン信号の複数の所定時間差信号又は複数
の所定空間差信号を得る手段と、前記複数の差信号にそ
れぞれ応答し前記複数の差信号の各々のレベルが高くな
るにつれてゲインが下がり、やがて0になる複数の非線
形変換器と、前記複数の非線形変換器の出力信号の中、
でその絶対値が最も大きなものの割合を多くしつつ前記
複数の非線形変換器の出力信号を混合する手段と、前記
混合する手段の出力信号と前記入力テレビジョン信号を
加算する手段とからなるノイズ軽減装置が提供される。
[作用コ 本発明のノイズ軽減装置は上記構成となっているので、
複数の差信号中いずれかの差が非線形変換器の飽和域よ
り大きな場合には従来例と同様に差の小さな方が使われ
るが、いずれの差も飽和域より小さい場合にはむしろ差
が大きい方が使われ、大きなノイズ軽減効果が得られる
[実施例] 以下図面と共に本発明の実施例について説明する。第1
図は本発明のノイズ軽減装置の第1実施例を示すブロッ
ク図である。第1図において、画像信号入力端子10よ
り入力された信号は減算器12と26の減算入力と加算
器34に入力される。減算器12には263H遅延信号
であるライン遅延器14の出力が被減算入力され、減算
器26には262H遅延信号であるフィールド遅延器2
2の出力が被減算入力される。減算器12と26の出力
は非線形変換器16と28に入力され第2図のような特
性で変換される。非線形変換器16と28の出力はそれ
ぞれ絶対値化器20と30に入力されると同時にスイッ
チ18に入力される。絶対値化器20と30で絶対値に
変換された信号は最大値検出器32でどちらが大きいか
判定され、その結果によってスイッチ18を切り替える
スイッチ18では非線形変換器16.28の出力のうち
絶対値が大きい方が選択されて加算器34に入力される
。加算器34では非線形変換されたフィールド差信号と
入力信号とが加算され、雑音成分が抑圧された出力が画
像信号出力端子24より出力される。
この出力信号は同時にフィールド遅延器22に入力され
、フィールド遅延器22の出力はライン遅延器14に入
力される。
これにより262Hまたは263H遅延された信号と入
力信号が、非線形変換器16.28の特性によって混合
されることになる。ここで非線形特性のゲインが0.8
だったとすると、1フイールド前の信号が80%、入力
信号が20%で混合されることになる。しかし、非線形
特性により、入力と1フイ一ルド遅延信号の差によって
そのゲインが変わることになり、差が大きくなるに従っ
てゲインは減少し、入力信号の割合が増える。ゲインが
0になると入力信号がそのまま出力されることになる。
ノイズ軽減の考えは信号の変化が、画像本来の変化によ
るのかノイズによるのかを見極め、ノイズと思われる場
合には軽減フィルタを通し、画像の変化と思われる場合
にはそのままにするものである。本発明においてこの見
極めは非線形特性によって行われ、差が小さいときには
ノイズとして時間方向の巡回型フィルタを通し、差が大
きい場合にはフィルタの1フイールド前の係数を0とし
てフィルタリングしない。ここで非線形変換器16.2
8の出力がノイズとしての評価値に相当するので、その
大きな方を有効としている。
次に本発明の第2実施例について第3図と共に説明する
。第3図は第1図の実施例に対してフィールド遅延器2
3を1つ追加し、262H,263H1525Hの3種
類の信号との差分を用いるもので、3種類の差信号のう
ち選択器18′で最も絶対値が大きいものが選ばれる。
他の構成及び動作は第1図の第1実施例と同じであるの
で重複した説明は行わない。
次に本発明の第3実施例について第4図と共に説明する
。第4図は第1図の実施例が、2つの非線形出力をスイ
ッチ18により切り替えるのに対し、乗算器42.44
および加算器46を用いて可変混合とするものである。
制御回路40は2つの絶対値出力a、bの比a / b
を求め、その値によって第5図に示したような値のkと
1−kを出力する。乗算器44でkをaに対応する非線
形変換器16の出力に、また乗算器42で1−kをbに
対応する非線形変換器28の出力に掛け、その結果を加
算器46で加算する。この場合aとbの値が近い場合に
両方が使われるので、よりノイズが軽減される。
なお上記各実施例ではフィールド遅延器を用いて、時間
方向の近接信号によりノイズを軽減しているが、遅延を
画素単位などに置き換えればそのまま空間方向の処理と
なり、複数の時間差信号の代りに複数の空間差信号が用
いられることとなる。
[発明の効果] 以上詳細に説明したところから明らかなように、本発明
のノイズ軽減装置では、複数の差信号(時間差又は空間
差)を用いるノイズ軽減装置で、差信号をそれぞれ非線
形変換し、その絶対値の大きな方を用いるか又は絶対値
の大きな方の割合を多くして混合することにより、より
効果的なノイズ軽減が行われる。従って従来軽減できな
かったパルス性ノイズも軽減が可能になる。
また、従来の装置に対してフィールドメモ]ノやライン
メモリの増加を伴わないので、LSI化か容易であると
いう特長もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のノイズ軽減装置の第1実施例を示すブ
ロック図、第2図は第1図中の非線形変換器の変換特性
を示すグラフ、第3図及び第4図は本発明のノイズ軽減
装置の第2及び第3実施例をそれぞれ示すブロック図、
第5図は第4図中の制御回路の動作を示すグラフ、第6
図は従来のノイズ軽減装置のブロック図である。 lO・・・画像信号入力端子、12.26.27・・・
減算器、14・・・ライン遅延器、16.28.29・
・・非線形変換器、18・・・スイッチ、20.30.
31・・・絶対値化器、22.23・・・フィールド遅
延器、24・・・画像信号出力端子、32・・・最大値
判定器、34.46・・・加算器、36・・・最小値判
定器、40・・・制御回路、42.44・・・乗算器。 発明者  杉山賢二 特許出願人  日本ビクター株式会社

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)テレビジョン信号による画像の近接相関を利用し
    てノイズを軽減する装置であって、入力テレビジョン信
    号の複数の所定時間差信号又は複数の所定空間差信号を
    得る手段と、前記複数の差信号にそれぞれ応答し前記複
    数の差信号の各々のレベルが高くなるにつれてゲインが
    下がり、やがて0になる複数の非線形変換器と、前記複
    数の非線形変換器の出力信号の中でその絶対値が最も大
    きなものを選択する手段と、前記選択する手段の出力信
    号と前記入力テレビジョン信号を加算する手段とからな
    るノイズ軽減装置。
  2. (2)テレビジョン信号による画像の近接相関を利用し
    てノイズを軽減する装置であって、入力テレビジョン信
    号の複数の所定時間差信号又は複数の所定空間差信号を
    得る手段と、前記複数の差信号にそれぞれ応答し前記複
    数の差信号の各々のレベルが高くなるにつれてゲインが
    下がり、やがて0になる複数の非線形変換器と、前記複
    数の非線形変換器の出力信号の中でその絶対値が最も大
    きなものの割合を多くしつつ前記複数の非線形変換器の
    出力信号を混合する手段と、前記混合する手段の出力信
    号と前記入力テレビジョン信号を加算する手段とからな
    るノイズ軽減装置。
JP2102300A 1990-04-18 1990-04-18 ノイズ軽減装置 Pending JPH04975A (ja)

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JPH04975A true JPH04975A (ja) 1992-01-06

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