JP3201474B2 - 動き補償予測決定回路及びその動き補償予測決定方法 - Google Patents

動き補償予測決定回路及びその動き補償予測決定方法

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JP3201474B2
JP3201474B2 JP35633798A JP35633798A JP3201474B2 JP 3201474 B2 JP3201474 B2 JP 3201474B2 JP 35633798 A JP35633798 A JP 35633798A JP 35633798 A JP35633798 A JP 35633798A JP 3201474 B2 JP3201474 B2 JP 3201474B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】動画像圧縮方式の国際標準規
格H.262/MPEG2のTM5(テストモデル5)
における、動き補償予測決定回路及びその動き補償予測
決定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は従来の技術の動き補償予測決定回
路の構成を示すブロック図である。
【0003】画像圧縮方式の国際標準規格H.262/
MPEG2のTM5(テストモデル5)において、動き
補償は輝度(Y)信号と色差信号(Cb/Cr)の2種
の画像信号について行われるが、予測モードの決定は図
5のようにY信号のみを用いて行なっている。よって、
この従来の予測モード決定回路では、Y信号に対しては
最適なモード選択が行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来の予測モー
ド決定回路では、Y信号に対しては最適なモード選択が
行われるが、この選択では、符号化対象であるY信号と
Cb/Cr信号双方、つまり、画像信号全体に対して最
適なモード決定を行えないという課題があった。つま
り、このY信号のみを用いたモード選択では、Y信号の
符号量は少なくなるように選択されるが、Cb/Cr信
号の符号量が多くなる場合があり、必ずしも最適な選択
を行なう保証はない。
【0005】本発明の目的は、画像信号全体に対して最
適なモード決定を行える動き補償予測決定回路及びその
動き補償予測決定方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の動き補償予測決
定回路は、イントラ予測輝度信号であるIntraYの
マクロブロック平均を出力する第1のMB平均器と、第
1のMB平均器と接続され、IntraYからIntr
aYのマクロブロック平均を減算し出力する第1の減算
器と、第1の減算器と接続され、第1の減算器から出力
された値の絶対値を求め出力する第1の絶対値器と、第
1の絶対値器と接続され、第1の絶対値器より出力され
た値を入力し、マクロブロック単位で累積したイントラ
予測輝度信号の差分絶対値和であるIYPを出力する第
1の累積器と、順方向予測輝度信号であるForwar
dYからIntraYを減算し出力する第2の減算器
と、第2の減算器と接続され、第2の減算器から出力さ
れた値の絶対値を求め出力する第2の絶対値器と、第2
の絶対値器と接続され、第2の絶対値器より出力された
値を入力し、マクロブロック単位で累積した順方向予測
輝度信号の差分絶対値和であるFYPを出力する第2の
累積器と、逆方向予測輝度信号であるBackward
YからIntraYを減算し出力する第3の減算器と、
第3の減算器と接続され、第3の減算器から出力された
値の絶対値を求め出力する第3の絶対値器と、第3の絶
対値器と接続され、第3の絶対値器より出力された値を
入力し、マクロブロック単位で累積した逆方向予測輝度
信号の差分絶対値和であるBYPを出力する第3の累積
器と、ForwardYとBackwardYとの1サ
ンプル毎の平均値であり双方向予測輝度信号である(F
+B)/2を計算する第1の(F+B)/2器と、(F
+B)/2からIntraYを減算し出力する第4の減
算器と、第4の減算器と接続され、第4の減算器から出
力された値の絶対値を求め出力する第4の絶対値器と、
第4の絶対値器と接続され、第4の絶対値器より出力さ
れた値を入力し、マクロブロック単位で累積した双方向
予測輝度信号の差分絶対値和であるIPYPを出力する
第4の累積器と、イントラ予測色差信号であるIntr
aCのマクロブロック平均を出力する第2のMB平均器
と、第2のMB平均器と接続され、IntraCからI
ntraCのマクロブロック平均を減算し出力する第5
の減算器と、第5の減算器と接続され、第5の減算器か
ら出力された値の絶対値を求め出力する第5の絶対値器
と、第5の絶対値器と接続され、第5の絶対値器より出
力された値を入力し、マクロブロック単位で累積したイ
ントラ予測色差信号の差分絶対値和であるICPを出力
する第5の累積器と、順方向予測色差信号であるFor
wardCからIntraCを減算し出力する第6の減
算器と、第6の減算器と接続され、第6の減算器から出
力された値の絶対値を求め出力する第6の絶対値器と、
第6の絶対値器と接続され、第6の絶対値器より出力さ
れた値を入力し、マクロブロック単位で累積した順方向
予測色差信号の差分絶対値和であるFCPを出力する第
6の累積器と、逆方向予測色差信号であるBackwa
rdCからIntraCを減算し出力する第7の減算器
と、第7の減算器と接続され、第7の減算器から出力さ
れた値の絶対値を求め出力する第7の絶対値器と、第7
の絶対値器と接続され、第7の絶対値器より出力された
値を入力し、マクロブロック単位で累積した逆方向予測
色差信号の差分絶対値和であるBCPを出力する第7の
累積器と、ForwardCとBackwardCとの
1サンプル毎の平均値であり双方向予測色差信号である
(F+B)/2を計算する第2の(F+B)/2器と、
(F+B)/2からIntraCを減算し出力する第8
の減算器と、第8の減算器と接続され、第8の減算器か
ら出力された値の絶対値を求め出力する第8の絶対値器
と、第8の絶対値器と接続され、第8の絶対値器より出
力された値を入力し、マクロブロック単位で累積した双
方向予測色差信号の差分絶対値和であるIPCPを出力
する第8の累積器と、所定の値Mが入力され、第5の累
積器と接続され、ICPの値により適応的になるように
制限を加えられ、所定の値mが出力されるM設定器と、
第1の累積器と第5の累積器とM設定器と接続され、I
YPとm倍されたICPとを加算した値であるIPを出
力する第1のY+mC部と、第2の累積器と第6の累積
器とM設定器と接続され、FYPとm倍されたFCPと
を加算した値であるFPを出力する第2のY+mC部
と、第3の累積器と第7の累積器とM設定器と接続さ
れ、BYPとm倍されたBCPとを加算した値であるB
Pを出力する第3のY+mC部と、第4の累積器と第8
の累積器とM設定器と接続され、IPYPとm倍された
IPCPとを加算した値であるIPPを出力する第4の
Y+mC部と、第1のY+mC部と第2のY+mC部と
第3のY+mC部と第4のY+mC部と接続され、IP
とFPとBPとIPPとの中で最小の差分絶対値和を求
め、最小の差分絶対値和に対応した予測モードを出力す
る比較器とから構成される。
【0007】また、第1のY+mC部は、第1の積算器
と第1の加算器とから構成され、第1の積算器はICP
とmとの積算を行ない、その積算結果を出力する手段を
有し、第1の加算器は第1の積算器と接続され、第1の
積算器から出力された積算結果とIYPとの加算を行な
い、その加算結果であるIPを出力する手段を有し、第
2のY+mC部は、第2の積算器と第2の加算器とから
構成され、第2の積算器はFCPとmとの積算を行な
い、その積算結果を出力する手段を有し、第2の加算器
は第2の積算器と接続され、第2の積算器から出力され
た積算結果とFYPとの加算を行ない、その加算結果で
あるFPを出力する手段を有し、第3のY+mC部は、
第3の積算器と第3の加算器とから構成され、第3の積
算器はBCPとmとの積算を行ない、その積算結果を出
力する手段を有し、第3の加算器は第3の積算器と接続
され、第3の積算器から出力された積算結果とBYPと
の加算を行ない、その加算結果であるBPを出力する手
段を有し、第4のY+mC部は、第4の積算器と第4の
加算器とから構成され、第4の積算器はIPCPとmと
の積算を行ない、その積算結果を出力する手段を有し、
第4の加算器は第4の積算器と接続され、第4の積算器
から出力された積算結果とIPYPとの加算を行ない、
その加算結果であるIPPを出力する手段を有してもよ
い。
【0008】また、第1のY+mC部は、第1のビット
シフトと第1の加算器とから構成され、第1のビットシ
フトはICPとmとの積算を行ない、その積算結果を出
力する手段を有し、第1の加算器は第1のビットシフト
と接続され、第1のビットシフトから出力された積算結
果とIYPとの加算を行ない、その加算結果であるIP
を出力する手段を有し、第2のY+mC部は、第2のビ
ットシフトと第2の加算器とから構成され、第2のビッ
トシフトはFCPとmとの積算を行ない、その積算結果
を出力する手段を有し、第2の加算器は第2のビットシ
フトと接続され、第2のビットシフトから出力された積
算結果とFYPとの加算を行ない、その加算結果である
FPを出力する手段を有し、第3のY+mC部は、第3
のビットシフトと第3の加算器とから構成され、第3の
ビットシフトはBCPとmとの積算を行ない、その積算
結果を出力する手段を有し、第3の加算器は第3のビッ
トシフトと接続され、第3のビットシフトから出力され
た積算結果とBYPとの加算を行ない、その加算結果で
あるBPを出力する手段を有し、第4のY+mC部は、
第4のビットシフトと第4の加算器とから構成され、第
4のビットシフトはIPCPとmとの積算を行ない、そ
の積算結果を出力する手段を有し、第4の加算器は第4
のビットシフトと接続され、第4のビットシフトから出
力された積算結果とIPYPとの加算を行ない、その加
算結果であるIPPを出力する手段を有してもよい。
【0009】本発明の動き補償予測決定回路の動き補償
予測決定方法は、第1のMB平均器により、イントラ予
測輝度信号であるIntraYのマクロブロック平均を
出力する段階と、第1の減算器により、IntraYか
らIntraYのマクロブロック平均を減算し出力する
段階と、第1の絶対値器により、第1の減算器から出力
された値の絶対値を求め出力する段階と、第1の累積器
により、第1の絶対値器より出力された値を入力し、マ
クロブロック単位で累積したイントラ予測輝度信号の差
分絶対値和であるIYPを出力する段階と、第2の減算
器により、順方向予測輝度信号であるForwardY
からIntraYを減算し出力する段階と、第2の絶対
値器により、第2の減算器から出力された値の絶対値を
求め出力する段階と、第2の累積器により、第2の絶対
値器より出力された値を入力し、マクロブロック単位で
累積した順方向予測輝度信号の差分絶対値和であるFY
Pを出力する段階と、第3の減算器により、逆方向予測
輝度信号であるBackwardYからIntraYを
減算し出力する段階と、第3の絶対値器により、第3の
減算器から出力された値の絶対値を求め出力する段階
と、第3の累積器により、第3の絶対値器より出力され
た値を入力し、マクロブロック単位で累積した逆方向予
測輝度信号の差分絶対値和であるBYPを出力する段階
と、第1の(F+B)/2器により、ForwardY
とBackwardYとの1サンプル毎の平均値であり
双方向予測輝度信号である(F+B)/2を計算する段
階と、第4の減算器により、(F+B)/2からInt
raYを減算し出力する段階と、第4の絶対値器によ
り、第4の減算器から出力された値の絶対値を求め出力
する段階と、第4の累積器により、第4の絶対値器より
出力された値を入力し、マクロブロック単位で累積した
双方向予測輝度信号の差分絶対値和であるIPYPを出
力する段階と、第2のMB平均器により、イントラ予測
色差信号であるIntraCのマクロブロック平均を出
力する段階と、第5の減算器により、IntraCから
IntraCのマクロブロック平均を減算し出力する段
階と、第5の絶対値器により、第5の減算器から出力さ
れた値の絶対値を求め出力する段階と、第5の累積器に
より、第5の絶対値器より出力された値を入力し、マク
ロブロック単位で累積したイントラ予測色差信号の差分
絶対値和であるICPを出力する段階と、第6の減算器
により、順方向予測色差信号であるForwardCか
らIntraCを減算し出力する段階と、第6の絶対値
器により、第6の減算器から出力された値の絶対値を求
め出力する段階と、第6の累積器により、第6の絶対値
器より出力された値を入力し、マクロブロック単位で累
積した順方向予測色差信号の差分絶対値和であるFCP
を出力する段階と、第7の減算器により、逆方向予測色
差信号であるBackwardCからIntraCを減
算し出力する段階と、第7の絶対値器により、第7の減
算器から出力された値の絶対値を求め出力する段階と、
第7の累積器により、第7の絶対値器より出力された値
を入力し、マクロブロック単位で累積した逆方向予測色
差信号の差分絶対値和であるBCPを出力する段階と、
第2の(F+B)/2器により、ForwardCとB
ackwardCとの1サンプル毎の平均値であり双方
向予測色差信号である(F+B)/2を計算する段階
と、第8の減算器により、(F+B)/2からIntr
aCを減算し出力する段階と、第8の絶対値器により、
第8の減算器から出力された値の絶対値を求め出力する
段階と、第8の累積器により、第8の絶対値器より出力
された値を入力し、マクロブロック単位で累積した双方
向予測色差信号の差分絶対値和であるIPCPを出力す
る段階と、M設定器により、所定の値Mが入力され、I
CPの値により適応的になるように制限を加え、所定の
値mを出力する段階と、第1のY+mC部により、IY
Pとm倍されたICPとを加算した値であるIPを出力
する段階と、第2のY+mC部により、FYPとm倍さ
れたFCPとを加算した値であるFPを出力する段階
と、第3のY+mC部により、BYPとm倍されたBC
Pとを加算した値であるBPを出力する段階と、第4の
Y+mC部により、IPYPとm倍されたIPCPとを
加算した値であるIPPを出力する段階と、比較器によ
り、IPとFPとBPとIPPとの中で最小の差分絶対
値和を求め、最小の差分絶対値和に対応した予測モード
を出力する段階とを有する。
【0010】また、第1のY+mC部により、IPを出
力する段階は、第1の積算器により、ICPとmとの積
算を行ない、その積算結果を出力する段階と、第1の加
算器により、第1の積算器から出力された積算結果とI
YPとの加算を行ない、その加算結果であるIPを出力
する段階とを有し、第2のY+mC部により、FPを出
力する段階は、第2の積算器により、FCPとmとの積
算を行ない、その積算結果を出力する段階と、第2の加
算器により、第2の積算器から出力された積算結果とF
YPとの加算を行ない、その加算結果であるFPを出力
する段階とを有し、第3のY+mC部により、BPを出
力する段階は、第3の積算器により、BCPとmとの積
算を行ない、その積算結果を出力する段階と、第3の加
算器により、第3の積算器から出力された積算結果とB
YPとの加算を行ない、その加算結果であるBPを出力
する段階とを有し、第4のY+mC部により、IPPを
出力する段階は、第4の積算器により、IPCPとmと
の積算を行ない、その積算結果を出力する段階と、第4
の加算器により、第4の積算器から出力された積算結果
とIPYPとの加算を行ない、その加算結果であるIP
Pを出力する段階とを有してもよい。
【0011】また、第1のY+mC部により、IPを出
力する段階は、第1のビットシフトにより、ICPとm
との積算を行ない、その積算結果を出力する段階と、第
1の加算器により、第1のビットシフトから出力された
積算結果とIYPとの加算を行ない、その加算結果であ
るIPを出力する段階とを有し、第2のY+mC部によ
り、FPを出力する段階は、第2のビットシフトによ
り、FCPとmとの積算を行ない、その積算結果を出力
する段階と、第2の加算器により、第2のビットシフト
から出力された積算結果とFYPとの加算を行ない、そ
の加算結果であるFPを出力する段階とを有し、第3の
Y+mC部により、BPを出力する段階は、第3のビッ
トシフトにより、BCPとmとの積算を行ない、その積
算結果を出力する段階と、第3の加算器により、第3の
ビットシフトから出力された積算結果とBYPとの加算
を行ない、その加算結果であるBPを出力する段階とを
有し、第4のY+mC部により、IPPを出力する段階
は、第4のビットシフトにより、IPCPとmとの積算
を行ない、その積算結果を出力する段階と、第4の加算
器により、第4のビットシフトから出力された積算結果
とIPYPとの加算を行ない、その加算結果であるIP
Pを出力する段階とを有してもよい。
【0012】具体的には、Yの予測画像信号(Intr
aY,ForwardY,BackwardY,Int
erPolationY)とCb/Crの予測画像信号
(IntraC,ForwardC,Backward
C,InterPolationC)のAE(差分絶対
値和)をそれぞれ求め、4種の「YのAE」+m「Cb
/CrのAE」の中で最小となるAEに対応する予測モ
ードを選択することにより画質の向上が可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】(発明の第1の実施の形態)図1
は本発明の第1の実施の形態の動き補償予測決定回路の
構成を示すブロック図である。
【0014】図1を参照すると、まず、Y信号のAEの
算出までを説明する。MB平均器101は、予測画像信
号IntraY入力のマクロブロック(256サンプ
ル)平均を出力する。減算器102はMB平均器101
と接続され、予測画像信号IntraYからIntra
Yのマクロブロック平均を減算し出力する。絶対値器1
03は、減算器102と接続され、減算器102から出
力された値の絶対値を求め出力する。累積器104は、
絶対値器103と接続され、絶対値器103より出力さ
れた値を入力し、マクロブロック単位で累積した値IY
P(Intra予測・Y信号のAE)を出力する。FY
P(Forward予測・Y信号のAE)、BYP(B
ackward予測・Y信号のAE)、IPYP(In
terPolation予測・Y信号のAE)について
も同様な構成となっている。(F+B)/2器114に
は、予測画像信号ForwardY入力と予測画像信号
BackwardY入力の1サンプル毎の平均値を計算
し減算器111へ出力する。以上、Y信号の4つのAE
が求められる。ICP(Intra予測・Cb/Cr信
号のAE)、FCP(Forward予測・Cb/Cr
信号のAE)、BCP(Backward予測・Cb/
Cr信号のAE)、IPCP(InterPolati
on予測・Cb/Cr信号のAE)についてもY信号と
同様に115〜128から求まる。M設定器129は、
累積器118と接続され、入力MがICPの値により適
応的(1以下)になるように制限を加えられ、mが出力
される。Y+mC部130は累積器104と累積器11
8とM設定器129と接続され、IYPとm倍されたI
CPを加算したIPを出力する。FP,BP,IPPに
ついても同様である。比較器134は、Y+mC部13
0,131,132,133に接続され、IP,FP,
BP,IPPの中で最小のAEを求め、最小のAEに対
応した予測モードを出力する。
【0015】図2は、本発明の第1の実施の形態におけ
るY+mC部130,131,132,133の構成を
示すブロック図である。Y+mC部130,131,1
32,133は同一構成のため、Y+mC部130を例
に取り説明する。 Y+mC部130は、積算器20
2、加算器201から構成されている。積算器202に
はCPとmが入力され、2つの入力値の積算結果を出力
する。加算器201は積算器202と接続され、積算器
202から出力された積算結果とYPの加算を行ない、
その値Pを出力する。
【0016】次に、図1の回路の動作について、図を参
照して説明する。予測決定ブロックは、マクロブロック
(256サンプル)を処理単位にしているものとして説
明する。
【0017】まず、Y信号のAE、IYP、FYP、B
YP、IPYPの算出までを説明する。ICP、FC
P、BCP、IPCPも同様に求められる。
【0018】IntraY、ForwardY、Bac
kwardY、ForwardYとBackwardY
の1サンプル毎の平均値が予測候補として入力される。
ここで、IYPの求め方についてのみ説明するが、FY
P、BYP、IPYP、についても同様である。まず、
IntraYと、MB平均器101により求められたI
ntraYのマクロブロックの平均値が、減算器102
に与えられ、絶対値器103、累積器104により差分
絶対値和IYPが求められる。同様にしてY信号は合計
4つの候補のAE値、IYP、FYP、BYP、IPY
Pを求める。ただし、減算処理についてはIYPのみが
MB平均との減算を行なうが、その他はIntraYと
減算処理を行なうことが異なる。
【0019】以上のように求められたY信号の4つの候
補のAE値とCb/Cr信号の4つの候補のAE値がY
+mC部130〜133にそれぞれ入力される。ここで
も、Y+mC部130についてのみ説明するが、他の3
つについても同様である。累積器104により出力され
たIYPと累積器118により出力されたICPとM設
定器129より算出された値mが入力され、Y+mC部
130の計算された結果IPが出力される。
【0020】入力MはクロマフォーマットなどによりY
信号とCb/Cr信号の条件が異なるため、この補正
(Y信号に対してCb/Cr信号に重み付けを付ける)
を行なうためのパラメータとしてM設定器129に入力
される。M設定器129では更にICPの値が大きくな
ったら、Mの値を小さくし、クロマ信号の影響を小さく
する適応動作をして、Y+mC部130〜133へmを
出力している。
【0021】そして最後に図3のように、比較器134
ではIP,FP,BP,IPPの中で最小のAEを求
め、最小のAEに対応した予測モードを出力する。
【0022】(発明の第2の実施の形態)次に、本発明
の第2の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0023】図4は本発明の第2の実施の形態における
Y+mC部の構成を示すブロック図である。
【0024】図4を参照すると、積算器202がビット
シフト402になっている。よって、16xmビットの
積算が16ビットのビットシフト演算となり、この構成
により4つ有する回路を大幅に削減することができると
いう新たな効果を有する。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明には以下の
効果がある。
【0026】第1の効果は、Y信号に加えCb/Cr信
号を用いてモード選択を行う事で画像信号全体に対して
最適なモード決定を行えることが可能である。その理由
は、Cb/Cr信号をモード選択の条件に加えたためで
ある。
【0027】第2の効果は、すべて、自動的にモード決
定することが可能である。その理由は、本発明の構成は
予測画像データのAEとM値によりモード選択を決定し
ているためである。
【0028】第3の効果として、クロマフォーマットな
どさまざまな画像フォーマットに対応することが可能で
ある。その理由は、外部からMを設定できるためであ
る。
【0029】第4の効果として、M設定部が誤選択動作
を最小限に押さえることが可能である。その理由は、ク
ロマデータICPをパラメータとしているためである。
【0030】第5の効果として、Y+mC部の積算器を
ビットシフトにすることで回路規模の増加を極力押さえ
ることが可能である。その理由は、Y+mC部をビット
シフトと加算器の構成で実現できるためである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の動き補償予測決定
回路の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態におけるY+mC部
の構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の実施の形態における比較器の動作を示
す図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態におけるY+mC部
の構成を示すブロック図である。
【図5】従来の技術の動き補償予測決定回路の構成を示
すブロック図である。
【符号の説明】
101、115、501 MB平均器 102、105、108、111、116、119、1
22、125、502、505、508、511 減
算器 103、106、109、112、117、120、1
23、126、503、506、509、512 絶
対値器 104、107、110、113、118、121、1
24、127、504、507、510、513 累
積器 114、128、514 (F+B)/2器 129 M設定器 130、131、132、133 Y+mC部 134、515 比較器 201、401 加算器 202 積算器 402 ビットシフト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 11/00 - 11/22 H04N 7/24 - 7/68

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 イントラ予測輝度信号であるIntra
    Yのマクロブロック平均を出力する第1のMB平均器
    と、 該第1のMB平均器と接続され、前記IntraYから
    前記IntraYのマクロブロック平均を減算し出力す
    る第1の減算器と、 該第1の減算器と接続され、該第1の減算器から出力さ
    れた値の絶対値を求め出力する第1の絶対値器と、 該第1の絶対値器と接続され、該第1の絶対値器より出
    力された値を入力し、マクロブロック単位で累積したイ
    ントラ予測輝度信号の差分絶対値和であるIYPを出力
    する第1の累積器と、 順方向予測輝度信号であるForwardYから前記I
    ntraYを減算し出力する第2の減算器と、 該第2の減算器と接続され、該第2の減算器から出力さ
    れた値の絶対値を求め出力する第2の絶対値器と、 該第2の絶対値器と接続され、該第2の絶対値器より出
    力された値を入力し、マクロブロック単位で累積した順
    方向予測輝度信号の差分絶対値和であるFYPを出力す
    る第2の累積器と、 逆方向予測輝度信号であるBackwardYから前記
    IntraYを減算し出力する第3の減算器と、 該第3の減算器と接続され、該第3の減算器から出力さ
    れた値の絶対値を求め出力する第3の絶対値器と、 該第3の絶対値器と接続され、該第3の絶対値器より出
    力された値を入力し、マクロブロック単位で累積した逆
    方向予測輝度信号の差分絶対値和であるBYPを出力す
    る第3の累積器と、 前記ForwardYと前記BackwardYとの1
    サンプル毎の平均値であり双方向予測輝度信号である
    (F+B)/2を計算する第1の(F+B)/2器と、 前記(F+B)/2から前記IntraYを減算し出力
    する第4の減算器と、 該第4の減算器と接続され、該第4の減算器から出力さ
    れた値の絶対値を求め出力する第4の絶対値器と、 該第4の絶対値器と接続され、該第4の絶対値器より出
    力された値を入力し、マクロブロック単位で累積した双
    方向予測輝度信号の差分絶対値和であるIPYPを出力
    する第4の累積器と、 イントラ予測色差信号であるIntraCのマクロブロ
    ック平均を出力する第2のMB平均器と、 該第2のMB平均器と接続され、前記IntraCから
    前記IntraCのマクロブロック平均を減算し出力す
    る第5の減算器と、 該第5の減算器と接続され、該第5の減算器から出力さ
    れた値の絶対値を求め出力する第5の絶対値器と、 該第5の絶対値器と接続され、該第5の絶対値器より出
    力された値を入力し、マクロブロック単位で累積したイ
    ントラ予測色差信号の差分絶対値和であるICPを出力
    する第5の累積器と、 順方向予測色差信号であるForwardCから前記I
    ntraCを減算し出力する第6の減算器と、 該第6の減算器と接続され、該第6の減算器から出力さ
    れた値の絶対値を求め出力する第6の絶対値器と、 該第6の絶対値器と接続され、該第6の絶対値器より出
    力された値を入力し、マクロブロック単位で累積した順
    方向予測色差信号の差分絶対値和であるFCPを出力す
    る第6の累積器と、 逆方向予測色差信号であるBackwardCから前記
    IntraCを減算し出力する第7の減算器と、 該第7の減算器と接続され、該第7の減算器から出力さ
    れた値の絶対値を求め出力する第7の絶対値器と、 該第7の絶対値器と接続され、該第7の絶対値器より出
    力された値を入力し、マクロブロック単位で累積した逆
    方向予測色差信号の差分絶対値和であるBCPを出力す
    る第7の累積器と、 前記ForwardCと前記BackwardCとの1
    サンプル毎の平均値であり双方向予測色差信号である
    (F+B)/2を計算する第2の(F+B)/2器と、 前記(F+B)/2から前記IntraCを減算し出力
    する第8の減算器と、 該第8の減算器と接続され、該第8の減算器から出力さ
    れた値の絶対値を求め出力する第8の絶対値器と、 該第8の絶対値器と接続され、該第8の絶対値器より出
    力された値を入力し、 マクロブロック単位で累積した双方向予測色差信号の差
    分絶対値和であるIPCPを出力する第8の累積器と、 所定の値Mが入力され、前記第5の累積器と接続され、
    前記ICPの値により適応的になるように制限を加えら
    れ、所定の値mが出力されるM設定器と、 前記第1の累積器と前記第5の累積器と前記M設定器と
    接続され、前記IYPとm倍された前記ICPとを加算
    した値であるIPを出力する第1のY+mC部と、 前記第2の累積器と前記第6の累積器と前記M設定器と
    接続され、前記FYPとm倍された前記FCPとを加算
    した値であるFPを出力する第2のY+mC部と、 前記第3の累積器と前記第7の累積器と前記M設定器と
    接続され、前記BYPとm倍された前記BCPとを加算
    した値であるBPを出力する第3のY+mC部と、 前記第4の累積器と前記第8の累積器と前記M設定器と
    接続され、前記IPYPとm倍された前記IPCPとを
    加算した値であるIPPを出力する第4のY+mC部
    と、 前記第1のY+mC部と前記第2のY+mC部と前記第
    3のY+mC部と前記第4のY+mC部と接続され、前
    記IPと前記FPと前記BPと前記IPPとの中で最小
    の差分絶対値和を求め、該最小の差分絶対値和に対応し
    た予測モードを出力する比較器とから構成される動き補
    償予測決定回路。
  2. 【請求項2】 前記第1のY+mC部は、第1の積算器
    と第1の加算器とから構成され、 前記第1の積算器は前記ICPと前記mとの積算を行な
    い、その積算結果を出力する手段を有し、 前記第1の加算器は前記第1の積算器と接続され、該第
    1の積算器から出力された積算結果と前記IYPとの加
    算を行ない、その加算結果である前記IPを出力する手
    段を有し、 前記第2のY+mC部は、第2の積算器と第2の加算器
    とから構成され、 前記第2の積算器は前記FCPと前記mとの積算を行な
    い、その積算結果を出力する手段を有し、 前記第2の加算器は前記第2の積算器と接続され、該第
    2の積算器から出力された積算結果と前記FYPとの加
    算を行ない、その加算結果である前記FPを出力する手
    段を有し、 前記第3のY+mC部は、第3の積算器と第3の加算器
    とから構成され、 前記第3の積算器は前記BCPと前記mとの積算を行な
    い、その積算結果を出力する手段を有し、 前記第3の加算器は前記第3の積算器と接続され、該第
    3の積算器から出力された積算結果と前記BYPとの加
    算を行ない、その加算結果である前記BPを出力する手
    段を有し、 前記第4のY+mC部は、第4の積算器と第4の加算器
    とから構成され、 前記第4の積算器は前記IPCPと前記mとの積算を行
    ない、その積算結果を出力する手段を有し、 前記第4の加算器は前記第4の積算器と接続され、該第
    4の積算器から出力された積算結果と前記IPYPとの
    加算を行ない、その加算結果である前記IPPを出力す
    る手段を有する請求項1に記載の動き補償予測決定回
    路。
  3. 【請求項3】 前記第1のY+mC部は、第1のビッ
    トシフトと第1の加算器とから構成され、 前記第1のビットシフトは前記ICPと前記mとの積算
    を行ない、その積算結果を出力する手段を有し、 前記第1の加算器は前記第1のビットシフトと接続さ
    れ、該第1のビットシフトから出力された積算結果と前
    記IYPとの加算を行ない、その加算結果である前記I
    Pを出力する手段を有し、 前記第2のY+mC部は、第2のビットシフトと第2の
    加算器とから構成され、 前記第2のビットシフトは前記FCPと前記mとの積算
    を行ない、その積算結果を出力する手段を有し、 前記第2の加算器は前記第2のビットシフトと接続さ
    れ、該第2のビットシフトから出力された積算結果と前
    記FYPとの加算を行ない、その加算結果である前記F
    Pを出力する手段を有し、 前記第3のY+mC部は、第3のビットシフトと第3の
    加算器とから構成され、 前記第3のビットシフトは前記BCPと前記mとの積算
    を行ない、その積算結果を出力する手段を有し、 前記第3の加算器は前記第3のビットシフトと接続さ
    れ、該第3のビットシフトから出力された積算結果と前
    記BYPとの加算を行ない、その加算結果である前記B
    Pを出力する手段を有し、 前記第4のY+mC部は、第4のビットシフトと第4の
    加算器とから構成され、 前記第4のビットシフトは前記IPCPと前記mとの積
    算を行ない、その積算結果を出力する手段を有し、 前記第4の加算器は前記第4のビットシフトと接続さ
    れ、該第4のビットシフトから出力された積算結果と前
    記IPYPとの加算を行ない、その加算結果である前記
    IPPを出力する手段を有する請求項1に記載の動き補
    償予測決定回路。
  4. 【請求項4】 前記第1のMB平均器により、イントラ
    予測輝度信号であるIntraYのマクロブロック平均
    を出力する段階と、 前記第1の減算器により、前記IntraYから前記I
    ntraYのマクロブロック平均を減算し出力する段階
    と、 前記第1の絶対値器により、前記第1の減算器から出力
    された値の絶対値を求め出力する段階と、 前記第1の累積器により、前記第1の絶対値器より出力
    された値を入力し、マクロブロック単位で累積したイン
    トラ予測輝度信号の差分絶対値和であるIYPを出力す
    る段階と、 前記第2の減算器により、順方向予測輝度信号であるF
    orwardYから前記IntraYを減算し出力する
    段階と、 前記第2の絶対値器により、前記第2の減算器から出力
    された値の絶対値を求め出力する段階と、 前記第2の累積器により、前記第2の絶対値器より出力
    された値を入力し、マクロブロック単位で累積した順方
    向予測輝度信号の差分絶対値和であるFYPを出力する
    段階と、 前記第3の減算器により、逆方向予測輝度信号であるB
    ackwardYから前記IntraYを減算し出力す
    る段階と、 前記第3の絶対値器により、前記第3の減算器から出力
    された値の絶対値を求め出力する段階と、 前記第3の累積器により、前記第3の絶対値器より出力
    された値を入力し、マクロブロック単位で累積した逆方
    向予測輝度信号の差分絶対値和であるBYPを出力する
    段階と、 前記第1の(F+B)/2器により、前記Forwar
    dYと前記BackwardYとの1サンプル毎の平均
    値であり双方向予測輝度信号である(F+B)/2を計
    算する段階と、 前記第4の減算器により、前記(F+B)/2から前記
    IntraYを減算し出力する段階と、 前記第4の絶対値器により、前記第4の減算器から出力
    された値の絶対値を求め出力する段階と、 前記第4の累積器により、前記第4の絶対値器より出力
    された値を入力し、マクロブロック単位で累積した双方
    向予測輝度信号の差分絶対値和であるIPYPを出力す
    る段階と、 前記第2のMB平均器により、イントラ予測色差信号で
    あるIntraCのマクロブロック平均を出力する段階
    と、 前記第5の減算器により、前記IntraCから前記I
    ntraCのマクロブロック平均を減算し出力する段階
    と、 前記第5の絶対値器により、前記第5の減算器から出力
    された値の絶対値を求め出力する段階と、 前記第5の累積器により、前記第5の絶対値器より出力
    された値を入力し、マクロブロック単位で累積したイン
    トラ予測色差信号の差分絶対値和であるICPを出力す
    る段階と、 前記第6の減算器により、順方向予測色差信号であるF
    orwardCから前記IntraCを減算し出力する
    段階と、 前記第6の絶対値器により、前記第6の減算器から出力
    された値の絶対値を求め出力する段階と、 前記第6の累積器により、前記第6の絶対値器より出力
    された値を入力し、マクロブロック単位で累積した順方
    向予測色差信号の差分絶対値和であるFCPを出力する
    段階と、 前記第7の減算器により、逆方向予測色差信号であるB
    ackwardCから前記IntraCを減算し出力す
    る段階と、 前記第7の絶対値器により、前記第7の減算器から出力
    された値の絶対値を求め出力する段階と、 前記第7の累積器により、前記第7の絶対値器より出力
    された値を入力し、マクロブロック単位で累積した逆方
    向予測色差信号の差分絶対値和であるBCPを出力する
    段階と、 前記第2の(F+B)/2器により、前記Forwar
    dCと前記BackwardCとの1サンプル毎の平均
    値であり双方向予測色差信号である(F+B)/2を計
    算する段階と、 前記第8の減算器により、前記(F+B)/2から前記
    IntraCを減算し出力する段階と、 前記第8の絶対値器により、前記第8の減算器から出力
    された値の絶対値を求め出力する段階と、 前記第8の累積器により、前記第8の絶対値器より出力
    された値を入力し、マクロブロック単位で累積した双方
    向予測色差信号の差分絶対値和であるIPCPを出力す
    る段階と、 前記M設定器により、所定の値Mが入力され、前記IC
    Pの値により適応的になるように制限を加え、所定の値
    mを出力する段階と、 前記第1のY+mC部により、前記IYPとm倍された
    前記ICPとを加算した値であるIPを出力する段階
    と、 前記第2のY+mC部により、前記FYPとm倍された
    前記FCPとを加算した値であるFPを出力する段階
    と、 前記第3のY+mC部により、前記BYPとm倍された
    前記BCPとを加算した値であるBPを出力する段階
    と、 前記第4のY+mC部により、前記IPYPとm倍され
    た前記IPCPとを加算した値であるIPPを出力する
    段階と、 前記比較器により、前記IPと前記FPと前記BPと前
    記IPPとの中で最小の差分絶対値和を求め、該最小の
    差分絶対値和に対応した予測モードを出力する段階とを
    有する請求項1に記載の動き補償予測決定回路の動き補
    償予測決定方法。
  5. 【請求項5】 前記第1のY+mC部により、前記IP
    を出力する段階は、 前記第1の積算器により、前記ICPと前記mとの積算
    を行ない、その積算結果を出力する段階と、 前記第1の加算器により、前記第1の積算器から出力さ
    れた積算結果と前記IYPとの加算を行ない、その加算
    結果である前記IPを出力する段階とを有し、 前記第2のY+mC部により、前記FPを出力する段階
    は、 前記第2の積算器により、前記FCPと前記mとの積算
    を行ない、その積算結果を出力する段階と、 前記第2の加算器により、前記第2の積算器から出力さ
    れた積算結果と前記FYPとの加算を行ない、その加算
    結果である前記FPを出力する段階とを有し、 前記第3のY+mC部により、前記BPを出力する段階
    は、 前記第3の積算器により、前記BCPと前記mとの積算
    を行ない、その積算結果を出力する段階と、 前記第3の加算器により、前記第3の積算器から出力さ
    れた積算結果と前記BYPとの加算を行ない、その加算
    結果である前記BPを出力する段階とを有し、 前記第4のY+mC部により、前記IPPを出力する段
    階は、 前記第4の積算器により、前記IPCPと前記mとの積
    算を行ない、その積算結果を出力する段階と、 前記第4の加算器により、前記第4の積算器から出力さ
    れた積算結果と前記IPYPとの加算を行ない、その加
    算結果である前記IPPを出力する段階とを有する請求
    項2に記載の動き補償予測決定回路の動き補償予測決定
    方法。
  6. 【請求項6】 前記第1のY+mC部により、前記I
    Pを出力する段階は、 前記第1のビットシフトにより、前記ICPと前記mと
    の積算を行ない、その積算結果を出力する段階と、 前記第1の加算器により、前記第1のビットシフトから
    出力された積算結果と前記IYPとの加算を行ない、そ
    の加算結果である前記IPを出力する段階とを有し、 前記第2のY+mC部により、前記FPを出力する段階
    は、 前記第2のビットシフトにより、前記FCPと前記mと
    の積算を行ない、その積算結果を出力する段階と、 前記第2の加算器により、前記第2のビットシフトから
    出力された積算結果と前記FYPとの加算を行ない、そ
    の加算結果である前記FPを出力する段階とを有し、 前記第3のY+mC部により、前記BPを出力する段階
    は、 前記第3のビットシフトにより、前記BCPと前記mと
    の積算を行ない、その積算結果を出力する段階と、 前記第3の加算器により、前記第3のビットシフトから
    出力された積算結果と前記BYPとの加算を行ない、そ
    の加算結果である前記BPを出力する段階とを有し、 前記第4のY+mC部により、前記IPPを出力する段
    階は、 前記第4のビットシフトにより、前記IPCPと前記m
    との積算を行ない、その積算結果を出力する段階と、 前記第4の加算器により、前記第4のビットシフトから
    出力された積算結果と前記IPYPとの加算を行ない、
    その加算結果である前記IPPを出力する段階とを有す
    る請求項3に記載の動き補償予測決定回路の動き補償予
    測決定方法。
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