JPH02135218A - エポキシ樹脂用硬化剤 - Google Patents

エポキシ樹脂用硬化剤

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JPH02135218A
JPH02135218A JP63287608A JP28760888A JPH02135218A JP H02135218 A JPH02135218 A JP H02135218A JP 63287608 A JP63287608 A JP 63287608A JP 28760888 A JP28760888 A JP 28760888A JP H02135218 A JPH02135218 A JP H02135218A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
curing agent
epoxy resin
mixture
diphenyl
dinitro
Prior art date
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Pending
Application number
JP63287608A
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English (en)
Inventor
Yoshiyuki Tasaka
佳之 田坂
Kenji Yamada
山田 憲二
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はエポキシ樹脂の機械的性能および耐墾性性能を
向上させる硬化剤に関する。
〔従来の技術〕
現在、工業的に用いられているエポキシ樹脂用硬化剤は
、アミン類、酸無水物類などであり、アミン類はさらに
脂肪族アミン類、芳香族アミン類などに大別される。本
発明のエポキシ樹脂硬化剤は芳香族アミン類に分類され
るので、芳香族アミン類について説明する。
従来よシ工業的に使用されている芳香族アミン類硬化剤
の代表的なものとして、m−フユニレフジアミン、4.
4’−ジアミノジフエニμエーテA/、4.4’−ジア
ミノジフェニルメタン、4.4’−ジアミノジフェニル
スルホンなどが挙ケラレる。これらを硬化剤としてエポ
キシ樹脂に混合、加熱して得られる硬化物は機械的強度
、接着性、電気絶縁性などの性能に優れ、FRP用マト
リックス、構造材料、コーティング材料、電気絶縁材料
その他諸々の用途に使用されていることはまさに周知で
ある。
しかしながら、近年、軽量化、高性能化を目的にして金
属材料のプラスチック化が進むにつれ、エポキシ樹脂硬
化物に対する機械的強度、耐熱性などの性能の向上がま
すます要望されている。従来の芳香族アミン類(m−)
ユニレフジアミン、4.4’−ジアミノジフエニμエー
テル。
4.4I−ジアミノシフ三二μメタン、  4..4’
−ジアミノジフェニルスルホンなど)では、その硬化物
の機械的性能、耐熱性などにおいて限界があ)、エポキ
シ樹脂硬化物の機械的性能、耐熱性をさらに向上させる
機能を有する新規な芳香族アミン類硬化剤が望まれてい
た。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明者らは上述の事情に鑑み、エポキシ樹脂硬化物の
機械的性能、耐熱性を向上させる効果を有する新規な硬
化剤を提供しようとするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者らは特定の構造式を有する新規な芳香族アミン
系化合物がエポキシ樹脂の硬化剤として極めて合目的で
あるとの知見を得、この知見に基づいて本発明を完成し
たものである。
すなわち、本発明は下記の構造式で表わされるエポキシ
樹脂用硬化剤 である。
本発明の新規な芳香族ジアミン系硬化剤は、工業的に容
易に入手できるN、N−ジフェニル−p−フェニレンジ
アミンとp−ニトロ塩化ベンゾイルを反応させ、得られ
た芳香族ダニ1口系化合物のニトロ基を還元することに
よって得られる。
かくして得られた芳香族ジアミン系硬化剤は現在、工業
的に使用されている各種のエポキシ樹脂(ビスフェノー
ルA系エポキシ樹脂、ノボラック系エポキシ樹脂、ポリ
フェノ−μ系エポキシ樹脂々ど)とそのまま混合、加熱
してエポキシ樹脂硬化物を製造することができる。
エポキシ樹脂硬化物の調製方法は用いるエポキシ樹脂の
種類、エポキシ樹脂の量などにょシ異なるが、代表的な
エポキシ樹脂であるビスフェノ−A/Aジグリシジルエ
ーテル型エポキシ樹脂を例に説明する。エポキシ当量1
90のエポキシ樹脂に対する本発明のエポキシ樹脂硬化
剤の添加量は60〜7ophr(エポキシ樹脂100部
に対する量)が適当である。混合温度はエポキシ樹脂の
粘度に大きく左右されるが60〜8゜°Cで行うのが好
ましい。混合後の脱泡は硬化物の性能に大きな影響を及
ぼすので5 wmHyの減圧下80℃で12時間以上行
うのが好ましい。かくして得られた未硬化の本発明の芳
香族ジアミン硬化剤とエポキシ樹脂混合物は100°C
以下の温度で数日間にわたシ硬化せず可使時間が非常に
長い。硬化は10分間に20°C程度の加熱を250℃
まで続け、250°Cで数分から数十分間加熱して行う
。昇温速度、加熱時間はエポキシ樹脂の量により大きく
左右されるが、本発明の硬化剤とエポキシ樹脂が相溶化
し、混合物が黄色〜茶色透明になるまで加熱を行うのが
適当である。冷却は硬化物に内部歪が生じないように、
10分間に20℃以下の降温速度で除冷することか好ま
しい。M型後、内部歪が心配されるときは後熱処理を施
すのが望ましい。
かくして得られたエポキシ樹脂硬化物はそのまま構造材
料、注型品、積層品、FRP用マトリックスなどの諸々
の用途に使用できる。
〔実施例〕
1、芳香族ジアミン系硬化剤の合成 N、N’−シフエニA/ −p−フェニレンジアミン2
&Qfを500−の1.1,2.2− fトヲクaaエ
タン(TCE)に加え、窒素雰囲気下で20℃に加熱し
て溶解させた後、p−二)四塩化ペンシイ1v37.1
Fを加え、160″Cに加熱し、激しく攪拌しながら還
流した。塩酸ガスの発生が認められなくなったら加熱を
やめ、室温に冷却してから5tのn−ヘキサンに投入し
てジニトロ化合物を得た。これをベンゼンで数回再結晶
して精製した。次にこのジニトロ化合物をN。
N−ジメチルホルムアミド(DMF )に溶解し、10
%0%バッジラムーボンを触媒として、水素雰囲気下で
30”Cで激しく攪拌した。水素がヌの消費が認められ
なくなったら、パラジウム・カーボンをF別し、F液を
氷水中に投入して芳香族ジアミン系硬化剤を得た。生成
物はN、N’−ジフェニル−N、N’−1,4−フェニ
レンビス(4−アミノベンズアミド)であった。融点3
24〜326℃ 以下にこの反応を反応式で示す。
+4H怠0(2) 2、エポキシ樹脂硬化物の調製 エポキシ当J1190のビスフェノ−A/Aジグリシジ
lレエーテル型エポキシ樹脂1(]、Ofに対し、N、
N’−ジフェニル−N、N’−1,4−フェニレンビス
(4−アミノベンズアミド)&6ffi加し、80℃で
混合後、5−HPの減圧下、80°Cで12hr脱泡し
た。つぎに窒素雰囲気下で2時間かけて室温から250
℃まで加熱し、250°Cで混合物の色が白色不透明か
ら黄色〜茶色透明に変化するまで(10分程度)加熱を
続けた。
その後、2時間かけて室温まで温度を下げてエポキシ樹
脂硬化物を調製した。
〔発明の効果〕
従来よシ用いられている芳香族ジアミン系エポキシ樹脂
硬化剤(m−フェニレンジアミン。
4.4I−ジアミノジフェニルメタン〜、4.4’−ジ
アミノジフェニルメタン、4.4’−ジアミノジフエニ
〜スlv*ンなど)を用いて硬化したエポキシ樹脂硬化
物の引張強度は50〜60 MPaであった。これに対
し、本発明の芳香族ジアミン系硬化剤を用いて硬化した
エポキシ樹脂硬化物は、引張強度73 MPa 、伸び
4.2%、弾性率t9GPa、10%重量重量減変温3
4℃(窒素中)など優れた機械的性能、耐熱性を有して
いることが確認された。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 下記の構造式で表わされるエポキシ樹脂用硬化剤。 ▲数式、化学式、表等があります▼
JP63287608A 1988-11-16 1988-11-16 エポキシ樹脂用硬化剤 Pending JPH02135218A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2014060815A1 (en) 2012-10-15 2014-04-24 Toray Industries, Inc. High modulus fiber reinforced polymer composite
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