JPH02133983A - 銅張積層板の製造法 - Google Patents

銅張積層板の製造法

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JPH02133983A
JPH02133983A JP28851688A JP28851688A JPH02133983A JP H02133983 A JPH02133983 A JP H02133983A JP 28851688 A JP28851688 A JP 28851688A JP 28851688 A JP28851688 A JP 28851688A JP H02133983 A JPH02133983 A JP H02133983A
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JP
Japan
Prior art keywords
copper
prepreg
thickness
prepregs
clad laminated
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Pending
Application number
JP28851688A
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English (en)
Inventor
Teruhiko Iwata
輝彦 岩田
Mitsuhiro Inoue
光弘 井上
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Resonac Corp
Original Assignee
Hitachi Chemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、プリント配線板に使用される銅張積層板の製
造法に関する。
(従来技術) 民生用プリント配線板に用いられる紙基材積層板の殆ん
どは片面銅張積層板であり、断面中心に対し非対称構成
であるため反りが発生しやすい。また、積層板の基材と
なる紙基材は、縦方向(抄紙方向)、横方向(抄紙直角
方向)によって弾性率、熱膨張率が異り、これに熱硬化
性樹脂を含浸、乾燥させたプリプレグの縦、横方向も弾
性率、熱膨張率が異なるため反り挙動はより一層複雑で
ある。なお、プリプレグの熱膨張率とは、プリプレグを
完全硬化させた状態での熱膨張率のことを示す。モして
紙基材の縦方向は抄紙時に繊維が多く配向されているた
め、横方向より弾性率は大きく又熱膨張率は小さいのが
一般的である。
この様な紙基材積層板の低反り化の方法として、プリプ
レグの方向性を利用したものがある。
すなわち、特開昭53−62125号公報、特公昭61
−4654号公報に示されているように、プリプレグの
縦及び横方向をいろいろなパターンで交互に積層する方
法がある。
(発明が解決しようとする課題) 前記の従来例にあっては、成る程度の低反り化は可能で
あるが、まだ充分最適な対策には至っていない。この方
法の問題点として、金属箔とプリプレグとの熱膨張率を
考慮していない点にある。即ち、プリプレグの縦及び横
方向の熱膨張率が積層板の熱膨張率1こ対して大きいか
、又は小さいかによって同じ積層構成でも反り量は異な
ってくるし、また低反り化の効果はかなり異なってくる
本発明は、従来技術の問題点に鑑みてなされたものであ
り、金属箔とプリプレグの熱膨張率を考慮した最適な積
層構成による反りの小さい銅張積層板の製造法を提供す
ることを目的としたものである。
(課題を解決する手段) 上記目的を達成するための本発明の構成を実施例に対応
する第1図を用いて説明すると、本発明は、紙基材に熱
硬化性樹脂を含芯させた所定厚さの複数のプリプレグを
縦及び横方向を交互に銅箔上に載置し加熱加圧して成形
してなる積層板の製造法において、プリプレグの厚さを
所定厚より薄(形成した複数のプリプレグを奇数枚銅箔
上に積層し加熱加圧して成形する技術手段を講じている
(作用) 積層構成として、プリプレグを縦、横方向交互に積層す
る理由は、縦及び横方向の熱膨張率の差をなくすためで
ある。そして、交互に積層する場合は同一方向に積層す
る場合よりも反りやねじれは小さ(なる。また、実験に
よればプリプレグ枚数は偶数枚構成よりも奇数板構成の
方が反りが小さくなり、このとき、−枚のプリプレグの
厚みを薄くして枚数を多くした方が反りが小さくなるこ
とが判明した。しかし、プリプレグ厚みに関しては、熱
硬化性樹脂を紙基材に含浸させる工程や、プリプレグの
積み重ね工程時の手間を考え、積層板所定厚板の1/1
0〜1/20が好ましい。
(実施例) 以下、実施例により本発明を説明する。
実施例1 クラフト紙にフェノール樹脂溶液を含浸処理した後、1
50℃で5分間乾燥して被着樹脂分5 Q Ws 96
のプリプレグ5を得た。プリプレグ5厚みは、クラフト
紙を調整することIζより、4.5.8.9.16.1
7枚各々積層して成形後の板厚が1.6±0.05+n
mとなるようにした。
このプリプレグ5を縦、横方向を交互に所定枚数積層し
、更に片面に35μmの銅箔2を置き、成形温度170
℃、成形圧力100 kgf /ca。
成形時間90分で成形し500皿角の銅張積層板6を得
た。熱膨張率はプリプレグ5の縦方向、横方向、銅箔2
についてそれぞれ1.3X10−“、2、oxio−”
  1.6xlO−6である。 第1図番こプリプレグ
17枚構成の銅張積層板6を示す。
成形した銅張積層板6について反り量を測定したところ
、別表−1の結果を得た。
比較例1 所定枚数のプリプレグを同一方向1こ積層して、その他
条件は実施例1と同一にして銅張積層板6を成形した。
この積層板について反り量を測定したところ別表−1の
結果を得た。
比較例2 熱膨張率は、プリプレグの縦方向、横方向、銅箔につい
て、それぞれ1.9XIF’  2.6X10−“ 1
.6 X I F”である以外は実施例1と同一条件に
して銅張積層板6を成形した。この積層板について反り
量を測定したところ別表−1の結果を得た。
比較例 所定枚数のプリプレグを同一方向に積層して、その他条
件は実施例3と同一にして銅張積層板6を成形した。こ
の積層板について反り量を測定したところ、別表−1の
結果を得た。
表−1 (単位:fiIffl) 別表−1の実験結果より、実施例1のごとくプリプレグ
の縦方向の熱膨張率が銅箔の熱膨張率より小さく、横方
向の熱膨張率が銅箔のそれより大きい場合、縦、横方向
を交互に且つ奇数枚数積層しさらに一枚のプリプレグの
厚みを薄くして積層枚数を多(するほど反り量が小さく
なることが判明した。しかし、比較例1のごとく同一方
向に積層すると、積層枚数に関係なく反り量はほぼ一定
となった。また、比較例2のごと〈実施例1と同じ積層
構成にしても、プリプレグの縦及び横方向の熱膨張率が
共に銅箔の熱膨張率より大きい場合には、実施例1の効
果は得られなかった。さらに、比較例3のごとく、プリ
プレグを同一方向に積層し、且つプリプレグの縦及び横
方向の熱膨張率が共に銅箔の熱膨張率より大きい場合、
反り量は最も大きくなった。
(発明の効果) 本発明は上記構成よりなるので、反りの小さい銅張り積
層板を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示すプリプレグ17枚を積層
した断面図である。 符号の説明

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.紙基材に熱硬化性樹脂を含芯させた所定厚さの複数
    のプリプレグを縦及び横方向を交互に銅箔上に載置し加
    熱加圧して成形してなる積層板の製造法において、プリ
    プレグの厚さを所定厚より薄く形成した複数のプリプレ
    グを奇数枚銅箔上に積層し加熱加圧して成形することを
    特徴とする銅張積層板の製造法。
  2. 2.プリプレグの厚みを所定厚の1/10〜1/20に
    形成することを特徴とする請求項1記載の銅張積層板の
    製造法。
JP28851688A 1988-11-15 1988-11-15 銅張積層板の製造法 Pending JPH02133983A (ja)

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