JPH02133352A - 石目調人造石 - Google Patents

石目調人造石

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JPH02133352A
JPH02133352A JP28628788A JP28628788A JPH02133352A JP H02133352 A JPH02133352 A JP H02133352A JP 28628788 A JP28628788 A JP 28628788A JP 28628788 A JP28628788 A JP 28628788A JP H02133352 A JPH02133352 A JP H02133352A
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    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B26/00Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing only organic binders, e.g. polymer or resin concrete
    • C04B26/02Macromolecular compounds
    • C04B26/10Macromolecular compounds obtained otherwise than by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
    • C04B26/18Polyesters; Polycarbonates

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、深みのある色調を有するとともに、強度及び
耐熱性に優れた石目調人造石に関する。
(ロ)従来の技術 従来、?il L石調人造石には、セメント骨材として
天然石(例えば、花崗岩、大理石等)の細い砕石を入れ
て成る外形石調のテラゾーが多く市販されている。
しかし、これらは、天然御影石の有する深みがなく、実
物感に乏しい。
そこで、本発明者等は、かかる欠点を改良すべく鋭意研
究を重ねた結果、充填材として粉砕した天然石を特定の
着色剤で着色したもの、または、この着色石の一部を鉱
滓で置き換えたものと、水酸化アルミニウム粉末とを用
い、または結合材として不飽和ポリエステル樹脂を用い
ることにより、天然1n影石と同等のaみ、光沢を有し
かつ強度が同等以上のものを安価に作ることに成功し、
かかる人造石は特公昭62−22939号公報に開示さ
れている。
(ハ)発明が解決しようとする課題 しかし、かかる人造石は、未だ、以下の解決すべきt!
I題を有していた。
即ら、かかる人造石は未だ物理的又は化学的強度の面で
十分ではなかった。例えば、曲げ強度が十分でないため
人造石からなるカウンターの表面に荷重がかかった場合
には、表面に破tm又はひび割れ等を生じることになり
、一方、高温状態の鍋等を誤ってカウンターの表面に置
いた場合は、置いた部分が高熱によってクランクを生し
たり、変色してカウンターの美感を著しく1員ねること
にもなっていた。
本発明は、上記課題を解決することができる人造石を提
供することを目的とする。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明は、実質的に、イ〉不飽和ポリエステル樹脂から
なる透明ゲルコート表面層と、ロ)(1)わ)砕した天
然石を、水ガラス又は亜麻仁油と顛t4からなる着色剤
で着色した着色石と、■水酸化マグ7シウム粉末、ガラ
ス15)末、又はアルミン酸カルシウム粉末とからなる
充填材と、■不飽和ポリエステル樹脂とからなる基層と
を有する石lJ調人造石に係るものである。
かかる石目調人造石におし・て、基層を形成する着色石
の一部を鉱滓によってWtAすることもできる。
また、基層を形成する充填材である水酸化マグネシウム
む)末、ガラス粉末、又はアルミン酸カルシウム粉末は
、その表面をシラン処理したものを用いるごともできる
また、基層を形成する着色石、水酸化マグネシウム粉末
、ガラス粉末、又はアルミン酸カルシウム粉末からなる
充填材、又は充填材の表面をシラン処理したものの少な
くとも一部を水酸化アルミニウム又は表面をシラン処理
した水酸化アルミニウムによって置換することもできる
また、基層は、10〜70重盪%の着色石と、15〜7
0重景%の置部材と、10〜40%の不飽和ポリエステ
ル樹脂との混和物より形成するのが好ましい。
そして、上記成分構成を有する石目調人造石から所望の
製造方法によって石目調人造石カウンターや、テーブル
トップや、壁材等の各種製品を製造することができる。
表面層及び基層の厚さは、前者が約0.1mm〜1.0
mm、後者が約5〜50ffIImであり、この人造石
を利用する製品に応じて、任意に決められるものである
この人造石を使用し、カウンター、テーブルトップ、壁
材等の製品に利用することができる。
以下、本発明につき、更に詳細に説明する。
まず、本発明で表面層を形成するために使用する不飽和
ポリエステル樹脂ゲルコート(塗料)としては、公知の
ものがすべて同等に使用可能である。ただし塗膜を形成
した時、透明性の保持されるものが使用に供される。こ
の種のものは市場に於いて容易に入手可能である。
また、かかる塗料はハケ塗又は吹付等により適用可能で
ある。
本発明で充填石として用いる天然石には、目的に応じて
着色可能な全ての天然石を含み、好ましくは寒水石であ
る。
一般に、平均粒径0.5mm〜5鵬の範囲の充填石を使
用することができ、好ましくは平均粒径約1閣である。
充填石の使用割合は、基層全成分基準で、15〜68重
量%であり、好ましくは31〜56重世%である。
本発明で用いる水酸化マグネシウム粉末、ガラス粉末、
アルミン酸カルシウム粉末又は水酸化アルミニウム粉末
、又はこれらをシラン処理したものからなる充填材の粒
径は、一般に、2〜90μ鰯の範囲であり、20〜70
μ−の範囲が好ましい。
かかる粒径のものを使用することにより、生成人造石に
深みがでると共に粒径の大きい充填石の間隙が埋められ
、ピンホールが少なくなると言う利点が得られる。
また、かかる水酸化マグネシウム粉末、ガラス粉末、ア
ルミン酸カルシウム粉末又は水酸化アルミニウム粉末、
又はこれらをシラン処理したものからなる充填材は、結
合材として用いる不飽和ポリエステル樹脂と強固に密着
するので、生成人造石の強度も大となる。
また、水酸化マグネシウム粉末、ガラス粉末、アルミン
酸カルシウム粉末又は水酸化アルミニウム粉末、又はこ
れらをシラン処理したものの使用割合は、基層全成分基
準で、15〜58重量%であり、好ましくは28〜46
重量%である。
なお、上記充填材において、水酸化マグ7シウム粉末や
アルミン酸カルシウムは、結晶水の放出温度が、約30
0°C〜350 ’Cであり、耐熱白化性に効果がある
ものである。
また、ガラス粉末としては、はうろう等に用いる周知の
ガラス粉末を用いることができる。
また、シラン処理は、不飽和ポリエステル樹脂とガラス
粉末等の無機材料との化学的結合を助長するため行うも
のであり、ががるシラン処理を行うに際しては、ビニル
シラン、アクリルシラン、エポキシシラン、アミノシラ
ン、チタン系シラン等を用いることができる。
本発明において基層の一部を形成する不飽和ポリエステ
ル樹脂は、基層の結合材として用いるものであり、公知
の不飽和ポリエステル樹脂を用いることができるが、生
成人造石に深のを与えるために、水酸化マグネシウム、
ガラス、アルミン酸カルシウム又は水酸化アルミニウム
等からなる充填材に屈折率が近似している不飽和ポリエ
ステル樹脂の使用が好ましい。
また、この不飽和ポリエステル樹脂は、アクリル樹脂等
に比べて安価であるため、経済的でもある。
これら結合材の使用割合は、基層の全成分基準で、14
〜30重量%であり、好ましくは16〜26重壇%であ
る。
次に充填石の着色について述べる。充填石を着色するに
際し用いられる着色剤組成物としては、結合材に対し親
和性がなくかつミクロなコーティング効果を有するもの
でなければならない。
上記不飽和ポリエステル樹脂に対して親和性のある塗料
(例えば、ラッカー、ウレタン等)で充填石を着色した
場合、着色された充填石を乾燥後、不飽和ポリエステル
樹脂と混練する際に、または、混練後に、該塗料が不飽
和ポリエステル樹脂内に溶は出し、顔料も分散してしま
い、基層全体に色がつく、かくして、着色充填石による
石目がぼけてしまう。
従って、本発明では、上記性質を満足する着色剤組成物
として、■水ガラス又は亜麻仁油と、■顔料とからなる
物を使用する。
成分■は前記性質を満たす上、粉末顔料を容易に熔解し
、乾燥性に富んでおり、充填石と顔料とを強固に結合す
る点で好ましいものである。
また、使用顔料としては無a顔料が好ましい。
上記着色剤組成物を任意に選ぶことにより多色の充填石
を作ることができ、また、2色以上の着色された充填石
を組み合わせたり、その配合比率を変えることにより、
様々な自然石の色調を再現することが可能となる。
充填石、例えば寒水石は次のようにして着色される。
配合物A 寒水石(平均粒径lam)      100.0  
重量部水ガラス            6.6  重
量部無機顔料            1.0  重量
部配合物B 寒水石(平均粒径1 mm)      100.0 
 重量部亜麻仁油            9.5  
重量部無機類N            1.2 重量
部以上の成分構成を有する配合物A又はBをミキサー中
に投入し、十分均質に混合し、着色後乾燥させて、着色
寒水石を得る。
上記配合例は単なる例示にすぎず、所望の色調に応じて
、成分のおよび無機顔料の種類、配合割合を適宜選択す
ることにより、多種類の着色充填層を容易に得ることが
できる。
本発明で用いる粉砕した天然石を着色したものの一部、
即ち、100重量%未満を鉱滓(例えば、鉄スラグ、ニ
ッケルスラグ、銅スラグ、スズスラグ、亜鉛スラグ等)
で置き換えても、所望の人造石を得ることができる。
本発明の石目調人造石の基層は、着色した充填石と、水
酸化マグネシウム、ガラス、アルミン酸カルシウム又は
水酸化アルミニウム等からなる充填材と、不飽和ポリエ
ステル樹脂とをミキサー内に投入し、これを混練後、注
型し、硬化させて得られる。
以下、寒水石を用いる洗面カウンター製造方法の一例を
説明する。
不飽和ポリエステル樹脂を所定量秤量して攪拌缶に入れ
、触媒を投入してから、着色寒水石、ガラスを所定量秤
量して撹拌缶に投入し、数分間撹拌する。
次いで、これを予め不飽和ポリエステル樹脂ゲルコート
を表型の表面にスプレー後硬化させたものの上にン主型
する。
振動、脱泡させた後、裏型を組み、室温硬化させる。
硬化後、裏型を脱型し、製品を取出し、これを硬化室(
例えば約40〜60°C)に入れて所定時間(例えば、
約3〜12時間)養生を行う。
次いで、周辺のパリ取りを行った後、表面のザンディン
グ、パフィングを行うと、深みのある石目調人造石を得
られ、洗面カウンターに利用することができる。
触媒としては、不飽和ポリエステルの硬化反応用の公知
の触媒を全て使用することができる。
例えば、メチルエチルケトン過酸化物(MEKPO)、
過酸化ペイシイルージメチルアニリン(BPO−DMA
)系、メチルエチルケトン過酸化物−ナフテン酸コバル
)(RM−Co)系等がある。
ところで、基層を成形するに際し、注型物の粘性が低す
ぎると、比重の差により着色石(または着色石と鉱滓と
の混合物)が分離し、特に製品の縦面に成る部分が外観
上見苦しくなる。
一方、粘性が高くなると、ペースト状となって注型が出
来なくなる。
注型時の適正粘性は、着色石(または一部を鉱滓で置き
換えたもの)、ガラス、不飽和ポリエステル樹脂の量を
前記範囲内で適宜選択することにより調節することがで
きる。
次に、本発明の実施例を示すが、この実施例は、単に例
示のために挙げたもので、本発明の範囲を制限するもの
ではない。なお、以下の実施例記載の人造石は前記製造
方法に従って作られたもので、表面層はすべての実施例
で次の組成からなるものを用いた。
表面層の組成 不飽和ポリエステル樹脂 スチレンモノマー 硬化促進剤 触媒(日本油脂■製パーメ ツクN) 93重量部 5重量部 1重量部 1重量部 (へ)実施例 以下、本発明に係る石目調人造石について、実施例を参
照して具体的に説明する。
[第1実施例(黒石口調人造石)) 基層の組成 不飽和ポリエステル樹脂      22重量部ガラス
粉末(粒径50 tt m)       36重量部
着色寒水石(粒径0.6 ram ) (灰色)11重
量部着[I寒水石(粒径0.6 mm ) (白色) 
 6重量部鉱滓   (粒径0.6 am ) (黒色
)  4重量部鉱滓    (粒径0.6 as ) 
(黒色)21重量部触媒   (55%MEKI’O)
      0.2重量部上記載分を用い、前記製造方
法に従って、黒石口調人造石を得た。これは、深み、光
沢共に優れ天然石と同等のものであると観察された。
また、曲げ強度は、従来の黒砂岩調人造石が365 k
g/ cdであったのに対し、本実施例では404kg
/ c−となり、強度面を改善している。
これは、ガラス粉末の含有によって、着色層や充填材と
不飽和ポリエステル樹脂との密着性が増し、結合強度が
向上したことによると考えられる。
さらに、油清耐熱試験においても、200°C〜230
 ’Cをクリアして、耐熱クランク性も大幅に改善され
た。また、高温による変色も殆ど認められなかった。
を第2実施例(黒石口調人造石)) 基層の組成 不飽和ポリエステル樹脂      22重量部ガラス
粉末            36重量部アクリルシラ
ン処理品(粒径5oμm)着色寒水石(粒径0.6 a
m ) (灰色)  orfX檄部着色部着色寒水石0
.6 am ) (白色)  6重叶部絋滓    (
粒径0.6 mm ) (黒色>   4ffl量部絋
滓    (粒径0.6 am ) (黒色>  21
重量部触媒   (55%MEKPO)      0
.2重量部上記載分を用い、前記製造方法に従って、黒
石口調人造石を得た。これは、深み、光沢共に優れ天然
石と同等のものであると観察された。
また、曲げ強度は、従来の黒砂岩調人造石が365 k
g/ c4であったのに対し、本実施例では420kg
/ c−となり、強度面を大幅に改善している。
これは、ガラス粉末(アクリルシラン処理品)の含有に
よって、着色層や充填材と不飽和ポリエステル樹脂さの
密着性がさらに増し、結合強度が著しく向上したことに
よると考えられる。
さらに、油清耐熱試験においても、200 ’C〜23
0℃をクリアして、耐熱クランク性も大幅に改善された
。また、高温による変色も殆ど認められなかった。
I第3実施例(黒石口調人造石)1 基層の組成 不飽和ポリエステル樹脂 水酸化マグネシウム(粒径30μm) 着色寒水石(粒径0.6 ++n+ ) (灰色)着色
寒水石(粒径0.6 lIm ) (白色)鉱滓   
 (粒径0.6 obn ) (黒色)鉱滓    (
粒径0.6 am ) (黒色)触媒   (55%M
EKPO) 23重量部 35重量部 11重世部 6重量部 4重量部 21重量部 0.2重量部 上記成分を用い、前記製造方法に従って、黒石口調人造
石を得た。これは、深み、光沢共に優れ天然石と同等の
ものであると観察された。
また、曲げ強度は、従来の黒砂岩調人造石が365 k
g/ caであったのに対し、本実施例では400kg
/ cdとなり、強度面を改善している。
これは、水酸化マグネシウムの含有によって、着色面や
充填材と不飽和ポリエステル樹脂との密着性が増し、結
合強度が向上したことによると考えられる。
さらに、油清耐熱試験においても、200 ’C〜23
0°Cをクリアして、耐熱クラック性も大幅に改善され
た。また、高温による変色も殆ど認められなかった。
(第4実施例(黒石口調人造石)] 基層の組成 不飽和ポリエステル樹脂      25重量部アルミ
ン酸カルシウム(粒径30μ鋼)33重量部着色寒水石
(粒径0.6 +*m ) (灰色)11重量部着色寒
水石(粒径0.6 am ) (白色)  6重量部鉱
滓    (粒径0.6−鶴)(黒色)  4重量部鉱
滓   (粒径0.6 mix ) (黒色)21重量
部触媒   (55%MEKPO)      0.2
重量部上記底分を用い、前記製造方法に従って、黒石口
調人造石を得た。これは、深み、光沢共に優れ天然石と
同等のものであると観察された。
また、曲げ強度は、従来の黒砂岩調人造石が365 k
g/ cdであったのに対し、本実施例では401kg
/ c−となり、強度面を改善している。
これは、アルミン酸カルシウムの含有によって、着色面
や充填材と不飽和ポリエステル樹脂との密着性が増し、
結合強度が向上したことによると考えられる。
さらに、油清耐熱試験においても、200 ’C〜23
0℃をクリアして、耐熱クラシフ性も大幅に改善された
。また、高温による変色も殆ど認められなかった。
[第5実施例(茶石目調人造石)l 基層の組成 不飽和ポリエステル樹脂      26重量部ガラス
粉末(粒径5077m)       3(ifft量
部着色部着色寒水石0.6 I) (緑色)  4重量
部着色寒水石(粒径0.6 am ) (茶色)  1
0重量部着色寒水石(粒径0.6 mm ) (黄色)
  8重量部着色寒水石(粒径0.61*ua ) (
茶色)14重量部鉱滓    (粒径0.6 Ilm 
) (茶色)  2重量部触媒    (55%MEK
PO)      0.3重量部上記酸分を用い、前記
製造方法に従って、茶石目調人造石を得た。これは、深
み、光沢共に優れ天然石と同等のものであると観察され
た。
また、曲げ強度は、従来の茶砂岩コ!1人造石が365
 kg/ caであったのに対し、本実施例では401
kg/ cdとなり、強度面を改善し、ている。
これは、ガラス粉末の含有によって、着色面や充填材と
不飽和ポリエステル樹脂との密着性が増し、結合強度が
向上したことによると考えられる。
さらに、油清耐熱試験においても、200°C〜230
°Cをクリアして、耐熱クラック性も改善された。
また、高温による変色も殆ど認められなかった。
[第6実施例(白石口調人造石)] 基層の組成 不飽和ポリエステル樹脂 水酸化アルミニウム表面処理品 (粒径20 μ輪) ガラス粉末(粒径50μl11) 着色寒水石(粒径0.6 mm ) (白色)着色寒水
石(粒径0.61) (灰色)炭酸カルシウム 触媒   (55%MCKIIO) 22重量部 17重量部 17重量部 24重量部 4重量部 2重量部 0.3重量部 上記成分を用い、 前記製造方法に従って、 白石 口調人造石を得た。これは、深み、光沢共に優れ天然石
と同等のものであると観察された。
また、曲げ強度は、従来の白砂岩調人造石が380 k
g/ cdであったのに対し、本実施例では420kg
/ cdとなり、強度面を改善している。
これは、ガラス粉末と水酸化アルミニウムの表面処理品
の含有によって、着色石や充填材と不飽和ポリエステル
樹脂との密着性が増し、結合強度が著しく向上したこと
によると考えられる。
さらに、油清耐熱試験においても、200°C〜230
℃をクリアして、耐熱クランク性も大幅に改善された。
また、高温による変色も殆どL2められなかった。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、実質的に、 イ)不飽和ポリエステル樹脂からなる透明ゲルコート表
    面層と、 ロ)(1)粉砕した天然石を、水ガラス又は亜麻仁油と
    顔料からなる着色剤で着色した着色石と、 (2)水酸化マグネシウム粉末、ガラス粉末、又はアル
    ミン酸カルシウム粉末とからな る充填材と、 (3)不飽和ポリエステル樹脂と、 からなる基層と、 を有する石目調人造石。 2、基層を形成する着色石の一部を鉱滓によって置換し
    たことを特徴とする請求項1記載の石目調人造石。 3、基層を形成する充填材である水酸化マグネシウム粉
    末、ガラス粉末、又はアルミン酸カルシウム粉末の表面
    をシラン処理したことを特徴とする請求項1又は2記載
    の石目調人造石。 4、基層を形成する着色石、水酸化マグネシウム粉末、
    ガラス粉末、又はアルミン酸カルシウム粉末からなる充
    填材、又は充填材の表面をシラン処理したものの少なく
    とも一部を水酸化アルミニウム又は表面をシラン処理し
    た水酸化アルミニウムによって置換したことを特徴とす
    る請求項1〜3のいずれかの項記載の石目調人造石。 5、基層を、10〜70重量%の着色石と、15〜70
    重量%の充填材と、10〜40%の不飽和ポリエステル
    樹脂との混和物より形成したことを特徴とする請求項1
    〜4のいずれかの項記載の石目調人造石。 6、着色石の平均粒径が0.1〜5mmであり、水酸化
    マグネシウム粉末、ガラス粉末、アルミン酸カルシウム
    粉末の平均粒径が2〜90μmの範囲であることを特徴
    とする請求項1〜5のいずれかの項記載の石目調人造石
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2703623A1 (fr) * 1993-04-09 1994-10-14 Atlantic Synthese Procédé de moulage fabrication d'un produit en résine présentant un aspect granité et produit obtenu.
CN108249822A (zh) * 2018-02-27 2018-07-06 利高工艺品(厦门)有限公司 一种仿石及其制作工艺
CN114656195A (zh) * 2022-04-22 2022-06-24 陕西省能源化工研究院 一种固体废弃物制备人造石的工艺方法

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