JPH0244324B2 - Shiitomoorudeingukonpaundo - Google Patents

Shiitomoorudeingukonpaundo

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JPH0244324B2
JPH0244324B2 JP21869582A JP21869582A JPH0244324B2 JP H0244324 B2 JPH0244324 B2 JP H0244324B2 JP 21869582 A JP21869582 A JP 21869582A JP 21869582 A JP21869582 A JP 21869582A JP H0244324 B2 JPH0244324 B2 JP H0244324B2
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JP
Japan
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weight
parts
molding compound
pattern
compound
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP21869582A
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English (en)
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JPS59108036A (ja
Inventor
Hiroshi Myashita
Tadao Fukui
Minoru Yamada
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takeda Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Takeda Chemical Industries Ltd
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Publication date
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  • Reinforced Plastic Materials (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、圧縮成形することにより外観的に濃
淡の入り混つた独得の大理石模様を有する強化プ
ラスチツク成形品を製造することができるシート
モールデイングコンパウンドに関する。
本発明は、成形時に特別の工夫をしないで通常
の金型を用い通常のシートモールデイングコンパ
ウンドと同じ成形を行なうことにより優雅な濃淡
模様を有するFRP成形品を得ることが出来るシ
ートモールデイングコンパウンドを提供する。
通常シートモールデイングコンパウンドあるい
はバルクモールデイングコンパウンドのような成
形材料は、顔料や染料を添加することにより各種
色調の成形品を比較的容易に得ることが出来る
が、模様を有する成形品については、意図する模
様自体が多様であるこもあり、これらに応じた数
多くの方法が提案されている。たとえばシートモ
ールデイングコンパウンドやバルクモールデイン
グコンパウンドのような成形材料から模様を有す
るFRP成形品を製造する場合には、模様布を用
いる方法あるいは着色繊維や異色の樹脂コンパウ
ンドを部分的に点在させるなどの試みがなされて
いる。しかしながら、これらは作業性が悪い上
に、模様が単調になつたり、流れ模様になつてし
まうなど、品質および再現性などの点で必ずしも
満足すべきものではない。
一方、薄片状物質を装飾的な用途に使用するこ
とは公知であり、たとえばアルミホイルを塗料に
混入することにより、メタリツク調の塗膜を得る
ことができ、これは自動車の塗装等に応用されて
いる。またFRPの分野でも細断したアルミホイ
ルをグルコートに混入する事によりメタリツク調
のバスタブが製造されている。しかし、これらの
用途はあくまでも均一な色調に特殊な効果を付与
するためのもので、模様をつけるためのものでは
ない。
本発明者らは、メタリツク調の成形品を得るこ
とのできる成形材料を研究中、驚くべきことにシ
ートモールデイングコンパウンド中に薄片を分散
させた場合、これを成形した成形品に大理石様の
深みのある模様が現われる事を知り、本発明を完
成するに至つた。
すなわち、本発明は400〜16メツシユサイズを
有する薄片状物質を0.5〜20重量%分散させた圧
縮成形用シートモールデイングコンパウンドであ
る。
本発明のシートモールデイングコンパウンド
は、模様形成のために特定の大きさの薄片状物質
が一定量配合され、これがシートコンパウンド中
に分散して存在していることのほかは、通常用い
られているシートモールデイングコンパウンドの
処方そのまま用いることができ、その製法も従来
から用いられているコンパウンドの調製法をその
まま適用することができる。
すなわち、従来から用いられているシートモー
ルデイングコンパウンドは、まず不飽和ポリエス
テル樹脂あるいは不飽和エポキシエステル樹脂に
充填材、硬化触媒、内部離型剤、増粘剤、さらに
必要に応じて安定剤、熱可塑性樹脂、着色剤など
を加えて混練し、次いで、このようにして得られ
た樹脂混合物をガラス繊維などの補強材にシート
状に含浸させ、これを増粘させることにより製造
することができるが、本発明では上記混練工程に
おいて薄片状物質を加えることにより薄片状物質
を分散させたシートモールデイングコンパウンド
を得ることができる。
本発明のコンパウンドとしては、通常次の各配
合剤の全量が100重量%になるように調製された
ものが用いられる。
樹脂成分20−50重量%(好ましくは、20−40重
量%) 充填剤など0−70重量%(好ましくは、30−60
重量%) ガラス繊維などの補強剤5−60重量%(好まし
くは、10−30重量%) 薄片状物質0.5−20重量%(好ましくは、1−
5重量%) 本発明で使用することのできる400−16メツシ
ユサイズを有する薄片状物質としては、たとえば
鱗片状、花弁状、多角形、円形、楕円形などの形
状を有するものを挙げることができる。これらは
2次元方向の縦軸、横軸それぞれの長さがほぼ
0.03〜1mmの範囲にあるような平面を有してお
り、その厚みは薄片の大きさにもよるが、ほぼ10
ミクロンから500ミクロンのものが用いられる。
このような薄片としては、具体的にはアルミホイ
ルやポリエステルフイルムなどをそのままあるい
は適当な着色を施してから細断したもの、あるい
は雲母などの天然鉱物を粉砕したものなどが用い
られる。これら薄片のうち、250〜24メツシユサ
イズを有し、ほぼ10〜20ミクロンの厚みを有する
アルミホイルをほぼ正方形に細断した、通常アル
ミフレークと呼ばれている薄片は、成形品の模様
の再現性に優れており、本発明で用いることので
きる薄片状物質の好ましいものの一つに挙げるこ
とができる。
薄片状物質の大きさは、あまり小さすぎると濃
淡模様が非常に小さくなつて模様と云うより均一
色に近くなり好ましくない。その限界はほぼ400
メツシユ程度である。また薄片が大きすぎても薄
片の1つ1つが肉眼で判別される結果、模様とし
ても面白味がなくなつてしまい、その上限はほぼ
16メツシユ程度である。
薄片状物質の添加量は、薄片の色調、大きさ、
目的とする成形品によつて左右されるが、一般に
0.5重量%以下では、濃色の薄片を用いても、成
形品外観を模様として認識するのは困難であり、
また20重量%以上の高濃度では、成形品の濃淡の
識別が困難となる。なお、深みをもつた模様を出
そうとする場合にはシートモールデイングコンパ
ウンドの充填材は、水酸化アルミ、ガラス粉末な
どの透明感を持つた充填材を使用すればよい。
薄片状物質はコンパウンド中に適宜分散させ
る。コンパウンド中に分散させる方法としては、
たとえば薄片状物質を含む樹脂混練物を通常の
SMCの製造法を用いてガラス繊維などの補強材
に含浸させる方法がある。この場合、薄片状物質
は、シート断面の中心部よりも表層部に偏在した
ものが得られる。このように表層部に薄片状物質
がより多く分散したシートモールデイングコンパ
ウンドは、本発明の最も好ましい態様の一つであ
り、このようなコンパウンドを用いることによ
り、より縞模様のより美しい成形品が得られる。
このような表層部と中心部の濃度差は具体的な
数字で示すことは困難であるが、たとえば短冊型
に切断したシートモールデイングコンパウンドを
多数枚重ね合わせて断面方向から加圧して圧縮成
形を行なつた場合、成形品に明らかな濃淡縞模様
が認められる程度の濃度差があればよい。
本発明のシートモールデイングコンパウンド
は、以上述べて来たように圧縮成形することによ
り大理石調の優雅な濃淡および縞模様を有する
FRP成形品が得られる。このため浴槽、洗面化
粧台、建材、装飾品などの分野に広い用途を有す
るものである。
次に実施例により本発明を更に説明する。実施
例中の「部」は、特に指定しない限り「重量部」
を表わす。
実施例 1 マレイン酸10モル、水素添加ビスフエノール
A3モル、プロピレングリコール7モルからなる
不飽和ポリエステルの58重量%スチレンモノマー
溶液(酸価13)70部、ポリスチレンの30重量%ス
チレンモノマー溶液30部、ターシヤリーブチルパ
ーベンゾエート1部、ステアリン酸亜鉛5部、水
酸化アルミニウム100部、ガラスパウダー20部、
0.4×0.5mm(48〜60メツシユ)のアルミフレーク
(福田金属製S#40)2.5部を混合し、これに酸化
マグネシウム1部を添加し通常の方法を用いて25
mmのガラスチヨツプドストランド20重量%を含む
SMCを製造した。このSMCを巾1cmの短冊型に
切断して多数板重ね合せ30cm角の平板金型で断面
方向から圧力をかけ成型したところ、縞模様の成
形板が得られ、アルミフレークがSMC表面に偏
在しているのがわかつた。このSMCを用い通常
の方法で50×80cmの盆を成形したところ淡い灰色
の大理石調成形品が得られた。
実施例 2 マレイン酸7モル、イソフタル酸3モル、ネオ
ペンテルグリコール7モル、プロピレングリコー
ル3モルからなる不飽和ポリエステルの60重量%
スチレンモノマー溶液(酸価15)75部、ポリスチ
レンの30重量%スチレンモノマー溶液25部、ター
シヤリーブチルパーベンゾエート1部、ステアリ
ン酸亜鉛4.5部、水酸化アルミニウム120部、0.05
×0.07mm(200〜250メツシユ)の紫色アルミフレ
ーク(福田金属製VI#5)10部を混合し、これ
に酸化マグネシウムを1部添加して、通常の方法
を用いて25mmのガラスチヨツプドストランド20重
量%を含有するSMCを製造した。このSMCを用
い40×15×3cmの箱を成形したところ細かい濃淡
縞模様をもつ成形品が得られた。
実施例 3 実施例1の不飽和ポリエステル樹脂75部、ポリ
スチレンの30重量%スチレンモノマー溶液25部、
ターシヤリーブチルパーベンゾエート1.5部、ス
テアリン酸亜鉛5部、水酸化アルミニウム90部、
ガラスパウダー40部、青色顔料ペースト0.01部、
フレーク径ほぼ0.65mmのマイカ(スゾライトマイ
カ40S)5部、アクリルシラン0.5部を混合し、酸
化マグネシウム0.8部を加えて25mmのガラスチヨ
ツプドストランド18重量%を含むSMCを製造し
た。このSMCを用いて50×80cmの盆を成形した
ところ、比較的大きな濃淡模様入りのミカゲ石調
の成形品が得られた。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 400〜16メツシユサイズを有する薄片状物質
    を0.5〜20重量%分散させた圧縮成形用シートモ
    ールデイングコンパウンド。
JP21869582A 1982-12-13 1982-12-13 Shiitomoorudeingukonpaundo Expired - Lifetime JPH0244324B2 (ja)

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JPS59108036A JPS59108036A (ja) 1984-06-22
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JPH03119038A (ja) * 1989-09-29 1991-05-21 Sumitomo Chem Co Ltd 着色プリプレグ及び着色繊維強化樹脂成形体

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JPS59108036A (ja) 1984-06-22

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