JPH0213247B2 - - Google Patents
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- JPH0213247B2 JPH0213247B2 JP58070150A JP7015083A JPH0213247B2 JP H0213247 B2 JPH0213247 B2 JP H0213247B2 JP 58070150 A JP58070150 A JP 58070150A JP 7015083 A JP7015083 A JP 7015083A JP H0213247 B2 JPH0213247 B2 JP H0213247B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roll paper
- platen
- pen
- feed
- roll
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 description 8
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000005284 excitation Effects 0.000 description 2
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J15/00—Devices or arrangements of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, specially adapted for supporting or handling copy material in continuous form, e.g. webs
- B41J15/04—Supporting, feeding, or guiding devices; Mountings for web rolls or spindles
- B41J15/06—Supporting, feeding, or guiding devices; Mountings for web rolls or spindles characterised by being applied to printers having stationary carriages
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はロール紙を有するペン式記録装置に関
する。
する。
この種のペン式記録装置は、一方のモータでロ
ール紙を、他方のモータでペンをそれぞれ直交す
る方向に移動させて作画等の処理を行つている
が、従来、ロール紙を移動させる側のモータがロ
ール紙全体を移動させながら作画等の処理を行つ
ていたので、このモータが小型でパワーの小さい
ものであると、作画等の処理中ロール紙全体を移
動できるような高トルク、すなわち低速にしかそ
のモータを駆動できず、作画等の処理に時間が掛
かるという欠点がある。一方、ロール紙の移動速
度をペンの移動速度と同程度の高速にするため
に、上記ロール紙を移動させる側のモータに大型
でパワーの大きいモータを使用すると、装置全体
が大きくなり、消費電力が大きく、装置が高価に
なるという欠点があつた。
ール紙を、他方のモータでペンをそれぞれ直交す
る方向に移動させて作画等の処理を行つている
が、従来、ロール紙を移動させる側のモータがロ
ール紙全体を移動させながら作画等の処理を行つ
ていたので、このモータが小型でパワーの小さい
ものであると、作画等の処理中ロール紙全体を移
動できるような高トルク、すなわち低速にしかそ
のモータを駆動できず、作画等の処理に時間が掛
かるという欠点がある。一方、ロール紙の移動速
度をペンの移動速度と同程度の高速にするため
に、上記ロール紙を移動させる側のモータに大型
でパワーの大きいモータを使用すると、装置全体
が大きくなり、消費電力が大きく、装置が高価に
なるという欠点があつた。
本発明の目的は、上記従来の欠点を解決し、小
型の小さいパワーのモータで高速に作画等の処理
を行えるペン式記録装置を提供することにある。
型の小さいパワーのモータで高速に作画等の処理
を行えるペン式記録装置を提供することにある。
本発明によれば、両端に沿つて送り穴4を設け
たロール紙が巻き回される回転可能なロール状部
分1aと、両端に前記送り穴4に対応したスプロ
ケツト3を有するプラテン2と、該プラテン2を
プラテン軸の回りに前記ロール紙を送り出す正転
方向および前記ロール紙を送り戻す逆転方向に回
転するY軸モータ5とを有し、ロール紙の前記送
り穴4に前記スプロケツト3をかみ合わせ、Y軸
モータ5の駆動により前記プラテン2を正転方向
に回転させて、前記ロール状部分1aからロール
紙を送り出し、該送り出されたロール紙に前記プ
ラテン2上でペン6により作画を行うペン式記録
装置において、ロール紙に作画を開始する前に、
ロール紙に作画される処理量のうち、少なくとも
ロール紙の送り出し方向の最大量で、一旦、前記
Y軸モータ5により前記プラテン2を正転方向に
回転させて、ロール紙を送り出し、その後、前記
Y軸モータ5により前記プラテン2を逆転方向に
回転させて、前記ロール状部分1aを回転させる
ことなくロール紙を送り戻すように、前記Y軸モ
ータ5を制御する制御手段を設け、前記プラテン
2と前記ロール状部分1aとの間に当該送り戻さ
れたロール紙の弛みを設けた後に、作画を開始す
るようにし、作画時に、ロール紙に巻き回された
ロール状部分1a全体を一々回動させないように
したことを特徴とするペン式記録装置がえら得
る。
たロール紙が巻き回される回転可能なロール状部
分1aと、両端に前記送り穴4に対応したスプロ
ケツト3を有するプラテン2と、該プラテン2を
プラテン軸の回りに前記ロール紙を送り出す正転
方向および前記ロール紙を送り戻す逆転方向に回
転するY軸モータ5とを有し、ロール紙の前記送
り穴4に前記スプロケツト3をかみ合わせ、Y軸
モータ5の駆動により前記プラテン2を正転方向
に回転させて、前記ロール状部分1aからロール
紙を送り出し、該送り出されたロール紙に前記プ
ラテン2上でペン6により作画を行うペン式記録
装置において、ロール紙に作画を開始する前に、
ロール紙に作画される処理量のうち、少なくとも
ロール紙の送り出し方向の最大量で、一旦、前記
Y軸モータ5により前記プラテン2を正転方向に
回転させて、ロール紙を送り出し、その後、前記
Y軸モータ5により前記プラテン2を逆転方向に
回転させて、前記ロール状部分1aを回転させる
ことなくロール紙を送り戻すように、前記Y軸モ
ータ5を制御する制御手段を設け、前記プラテン
2と前記ロール状部分1aとの間に当該送り戻さ
れたロール紙の弛みを設けた後に、作画を開始す
るようにし、作画時に、ロール紙に巻き回された
ロール状部分1a全体を一々回動させないように
したことを特徴とするペン式記録装置がえら得
る。
以下図面を参照して本発明を詳細に説明する。
第1図は本発明の適用されるペン式記録装置の
外観の一構成例を簡略して示した斜視図である。
図において、1はロール紙で、プラテン2の両端
側に設けられた歯、すなわちスプロケツト3にロ
ール紙1に設けられている送り穴4をかみ合わ
せ、プラテン2と接続されているY軸モータ5を
駆動することにより、ロール紙1が移動する。一
方、ペン6は、X軸モータ(図示せず)によつて
ロール紙1の移動方向と直交する方向に移動す
る。ここで、7はペン6を加圧するためのスプリ
ングで、ペンヘツド(図示せず)内に設けられた
ソレノイド(図示せず)の通電を制御することに
より、ペン6をプラテン2に押し当てたり、プラ
テン2から離したりする。
外観の一構成例を簡略して示した斜視図である。
図において、1はロール紙で、プラテン2の両端
側に設けられた歯、すなわちスプロケツト3にロ
ール紙1に設けられている送り穴4をかみ合わ
せ、プラテン2と接続されているY軸モータ5を
駆動することにより、ロール紙1が移動する。一
方、ペン6は、X軸モータ(図示せず)によつて
ロール紙1の移動方向と直交する方向に移動す
る。ここで、7はペン6を加圧するためのスプリ
ングで、ペンヘツド(図示せず)内に設けられた
ソレノイド(図示せず)の通電を制御することに
より、ペン6をプラテン2に押し当てたり、プラ
テン2から離したりする。
このような構成のペン式記録装置において、作
画等の処理を行う場合、従来、第1図に示された
状態、すなわちロール紙1のロール状部分1aと
プラテン2の間のロール紙1の引き出された部分
1bにたるみがない状態から行つていた。このた
め、プラテン2を駆動するY軸モータ5は、作画
等の処理の間中、常にロール紙1全体を移動させ
なければならない。従つて、Y軸モータ5が小型
でパワーの小さいものであると、ロール紙1の移
動を低速にしか行なえず作画等の処理に時間が掛
かつてしまい、一方、ロール紙1をX軸モータで
駆動されるペン6の移動速度と同程度に高速に移
動させるために、Y軸モータ5として大型でパワ
ーの大きいものを使用すると、装置全体が大きく
なり、消費電力も大きくなり、装置が高価なもの
となつてしまう。
画等の処理を行う場合、従来、第1図に示された
状態、すなわちロール紙1のロール状部分1aと
プラテン2の間のロール紙1の引き出された部分
1bにたるみがない状態から行つていた。このた
め、プラテン2を駆動するY軸モータ5は、作画
等の処理の間中、常にロール紙1全体を移動させ
なければならない。従つて、Y軸モータ5が小型
でパワーの小さいものであると、ロール紙1の移
動を低速にしか行なえず作画等の処理に時間が掛
かつてしまい、一方、ロール紙1をX軸モータで
駆動されるペン6の移動速度と同程度に高速に移
動させるために、Y軸モータ5として大型でパワ
ーの大きいものを使用すると、装置全体が大きく
なり、消費電力も大きくなり、装置が高価なもの
となつてしまう。
第2図は本発明によるペン式記録装置のモータ
駆動系の一実施例の構成を示したブロツク図であ
る。図において、10は本発明によるペン式記録
装置のモータ駆動系を示し、パーソナルコンピユ
ータ20から送られてくるデータにより、X軸モ
ータ8及びY軸モータ5の駆動を制御する。モー
タ駆動系10は、コマンド解析・実行部11、モ
ータ制御部12及びモータ駆動部13から構成さ
れている。コマンド解析・実行部11は、パーソ
ナルコンピユータ20から送られてくるデータ
(コマンド)を解析し、それぞれのコマンドに対
応した命令を実行するものであるが、クリツプ処
理部11―1を含んでおり、パーソナルコンピユ
ータ20からクリツプのコマンドを受けると、こ
のクリツプ処理部11―1へ後述するような処理
(クリツプ処理)を行うことを指令する。
駆動系の一実施例の構成を示したブロツク図であ
る。図において、10は本発明によるペン式記録
装置のモータ駆動系を示し、パーソナルコンピユ
ータ20から送られてくるデータにより、X軸モ
ータ8及びY軸モータ5の駆動を制御する。モー
タ駆動系10は、コマンド解析・実行部11、モ
ータ制御部12及びモータ駆動部13から構成さ
れている。コマンド解析・実行部11は、パーソ
ナルコンピユータ20から送られてくるデータ
(コマンド)を解析し、それぞれのコマンドに対
応した命令を実行するものであるが、クリツプ処
理部11―1を含んでおり、パーソナルコンピユ
ータ20からクリツプのコマンドを受けると、こ
のクリツプ処理部11―1へ後述するような処理
(クリツプ処理)を行うことを指令する。
モータ制御部12は、コマンド解析・実行部1
1から送られてくるデータを基にモータ8,5の
駆動を制御するための励磁信号を送出するもので
あり、モータ8,5の加減速及び最高速度を制御
する速度制御部12―1と、与えられた座標から
相対移動量を算出して位置制御を行う位置制御部
12―2から構成される。モータ駆動部13は、
モータ制御部12から送られてくる励磁信号をモ
ータ8,5を駆動できる信号まで増幅するハード
ウエア、すなわちモータドライバ回路であつて、
X軸モータ8を駆動するX軸モータ駆動部13―
1とY軸モータ5を駆動するY軸モータ駆動部1
3―2から成る。
1から送られてくるデータを基にモータ8,5の
駆動を制御するための励磁信号を送出するもので
あり、モータ8,5の加減速及び最高速度を制御
する速度制御部12―1と、与えられた座標から
相対移動量を算出して位置制御を行う位置制御部
12―2から構成される。モータ駆動部13は、
モータ制御部12から送られてくる励磁信号をモ
ータ8,5を駆動できる信号まで増幅するハード
ウエア、すなわちモータドライバ回路であつて、
X軸モータ8を駆動するX軸モータ駆動部13―
1とY軸モータ5を駆動するY軸モータ駆動部1
3―2から成る。
これら構成要素のうち、クリツプ処理部11―
1以外は全て周知のものであるのでこれらの動作
についての詳細な説明を省略し、以下クリツプ処
理部11―1の動作について詳細に説明する。
1以外は全て周知のものであるのでこれらの動作
についての詳細な説明を省略し、以下クリツプ処
理部11―1の動作について詳細に説明する。
先ず、この実施例では、パーソナルコンピユー
タ20が作画等のデータを送るより前にクリツプ
のコマンドをコマンド解析・実行部11に送出す
る。コマンド解析・実行部11はクリツプ処理部
11―1へクリツプの指令をする。クリツプ処理
部11―1では、この指令を受けると第3図に示
されるフローチヤートに従つてクリツプ処理を実
行する。
タ20が作画等のデータを送るより前にクリツプ
のコマンドをコマンド解析・実行部11に送出す
る。コマンド解析・実行部11はクリツプ処理部
11―1へクリツプの指令をする。クリツプ処理
部11―1では、この指令を受けると第3図に示
されるフローチヤートに従つてクリツプ処理を実
行する。
第3図を参照すると、クリツプ処理部11―1
は、モータの最高速度(パルス周波数)として
500pps(パルスパーセコンド)のデータをモータ
制御部12へ送出する。次に移動距離Yに相当す
るデータ(Y)をモータ制御部12へ送出する。
すると、モータ制御部12及びY軸モータ駆動部
13―2によつて、第4図aに示されるように、
Y軸モータ5が駆動されてプラテン2及びロール
紙1が矢印の向きに回転及び移動する。そのとき
のロール紙の移動距離に対するパルス周波数は、
第5図の破線に示されるように、500ppsまで加
速し、一定値500ppsを維持し、その後減速し、
それに対応してロール紙1上のペン6は、相対的
に、第6図に示される点P0の位置からの軌跡
上を点P1の位置まで移動して停止する。
は、モータの最高速度(パルス周波数)として
500pps(パルスパーセコンド)のデータをモータ
制御部12へ送出する。次に移動距離Yに相当す
るデータ(Y)をモータ制御部12へ送出する。
すると、モータ制御部12及びY軸モータ駆動部
13―2によつて、第4図aに示されるように、
Y軸モータ5が駆動されてプラテン2及びロール
紙1が矢印の向きに回転及び移動する。そのとき
のロール紙の移動距離に対するパルス周波数は、
第5図の破線に示されるように、500ppsまで加
速し、一定値500ppsを維持し、その後減速し、
それに対応してロール紙1上のペン6は、相対的
に、第6図に示される点P0の位置からの軌跡
上を点P1の位置まで移動して停止する。
ペン6が第6図に示される点P1の位置までく
ると、次に、クリツプ処理部11―1は、モータ
の最高速度として1300ppsのデータをモータ制御
部12へ送出する。次に移動距離Xに相当するデ
ータ(X)をモータ制御部12へ送出すると、モ
ータ制御部12及びX軸モータ駆動部13―1に
よつてX軸モータ8が駆動されて、ペン6は第6
図に示される点P1の位置からの軌跡上を点P2
の位置まで移動し、そのときのモータの速度は第
5図に示される実線のように、1300ppsまで加
速、1300ppsを維持して減速する。
ると、次に、クリツプ処理部11―1は、モータ
の最高速度として1300ppsのデータをモータ制御
部12へ送出する。次に移動距離Xに相当するデ
ータ(X)をモータ制御部12へ送出すると、モ
ータ制御部12及びX軸モータ駆動部13―1に
よつてX軸モータ8が駆動されて、ペン6は第6
図に示される点P1の位置からの軌跡上を点P2
の位置まで移動し、そのときのモータの速度は第
5図に示される実線のように、1300ppsまで加
速、1300ppsを維持して減速する。
ペン6が第6図の点P2の位置にくると、クリ
ツプ処理部11―1はデータ(−Y)をデータ制
御部12へ送出する。そのときY軸モータ5が駆
動されて、第4図bに示されるように、プラテン
2及びロール紙1の引き出された部分1bが矢印
の向きに回転及び移動するが、ロール紙1のロー
ル状部分1aは慣性により回転せずに停止したま
まである。それに対応して、ペン6は、相対的に
第5図の実線の速度で、第6図において点P2の
位置から軌跡上を点P3の位置まで移動して停
止し、その停止したときのプラテン2とロール紙
1の位置関係は、第4図cのように、プラテン2
とロール紙1のロール状部分1aとの間の引き出
された部分1bが引き出された分だけたるんでい
る。
ツプ処理部11―1はデータ(−Y)をデータ制
御部12へ送出する。そのときY軸モータ5が駆
動されて、第4図bに示されるように、プラテン
2及びロール紙1の引き出された部分1bが矢印
の向きに回転及び移動するが、ロール紙1のロー
ル状部分1aは慣性により回転せずに停止したま
まである。それに対応して、ペン6は、相対的に
第5図の実線の速度で、第6図において点P2の
位置から軌跡上を点P3の位置まで移動して停
止し、その停止したときのプラテン2とロール紙
1の位置関係は、第4図cのように、プラテン2
とロール紙1のロール状部分1aとの間の引き出
された部分1bが引き出された分だけたるんでい
る。
ペン6が第6図の点P3の位置にくると、クリ
ツプ処理部11―1はデータ(−X)をモータ制
御部12へ送出し、それによりX軸モータ8が駆
動されて、ペン6は、第5図の実線の速度で第6
図の点P3の位置から軌跡上を点P0の位置まで
移動して停止する。
ツプ処理部11―1はデータ(−X)をモータ制
御部12へ送出し、それによりX軸モータ8が駆
動されて、ペン6は、第5図の実線の速度で第6
図の点P3の位置から軌跡上を点P0の位置まで
移動して停止する。
上述のクリツプ処理が実行された後に、パーソ
ナルコンピユータ20は、作画等のデータをモー
タ駆動系10に送出して作画等の処理が実行され
る。この作画等の処理は、上記クリツプ処理によ
り、第4図cに示されるように、ロール紙1の引
き出された部分1bがプラテン2とロール状部分
1aの間でたるんでいる状態から行なわれ、かつ
作画等の処理中、ロール状部分1aを移動させる
必要がないので、モータ8,5を高速に駆動でき
る。
ナルコンピユータ20は、作画等のデータをモー
タ駆動系10に送出して作画等の処理が実行され
る。この作画等の処理は、上記クリツプ処理によ
り、第4図cに示されるように、ロール紙1の引
き出された部分1bがプラテン2とロール状部分
1aの間でたるんでいる状態から行なわれ、かつ
作画等の処理中、ロール状部分1aを移動させる
必要がないので、モータ8,5を高速に駆動でき
る。
なお、上記実施例の説明では、クリツプ処理部
11―1が、パーソナルコンピユータ20からク
リツプのコマンドがコマンド解析・実行部11に
入力し、コマンド解析・実行部11からクリツプ
指令を受けたときに動作するようにしているが、
クリツプ処理は作画等の処理が行われる前に実行
されればよいので、例えば電源がオンした時等
に、クリツプ処理部11―1にクリツプ指令が入
力するよう構成してもよいのは勿論である。
11―1が、パーソナルコンピユータ20からク
リツプのコマンドがコマンド解析・実行部11に
入力し、コマンド解析・実行部11からクリツプ
指令を受けたときに動作するようにしているが、
クリツプ処理は作画等の処理が行われる前に実行
されればよいので、例えば電源がオンした時等
に、クリツプ処理部11―1にクリツプ指令が入
力するよう構成してもよいのは勿論である。
以上の説明で明らかなように、本発明によれ
ば、作画等の処理前にロール紙を所定量モータで
低速に引き出させる手段を設けたことにより、作
画等の処理中、小型でパワーの小さいモータで高
速に作画等の処理を行うことができ、小型で低消
費電力、低価格のペン式記録装置を提供できると
いう効果がある。
ば、作画等の処理前にロール紙を所定量モータで
低速に引き出させる手段を設けたことにより、作
画等の処理中、小型でパワーの小さいモータで高
速に作画等の処理を行うことができ、小型で低消
費電力、低価格のペン式記録装置を提供できると
いう効果がある。
第1図は本発明の適用されるペン式記録装置の
外観の一構成例を簡略して示した斜視図、第2図
は本発明によるペン式記録装置のモータ駆動系の
一実施例の構成を示したブロツク図、第3図はク
リツプ処理のフローチヤート、第4図はクリツプ
処理におけるプラテンとロール紙の位置関係を示
した断面図、第5図はクリツプ処理におけるロー
ル紙上のペンの軌跡を示した図、第6図は移動距
離に対するパルス周波数の関係を示した図であ
る。 1…ロール紙、1a…ロール状部分、1b…引
き出された部分、2…プラテン、3…スプロケツ
ト、4…送り穴、5…Y軸モータ、6…ペン、7
…ペン加圧スプリング、8…X軸モータ、10…
モータ駆動系、11…コマンド解析・実行部、1
1―1…クリツプ処理部、12…モータ制御部、
12―1…速度制御部、12―2…位置制御部、
13…モータ駆動部、13―1…X軸モータ駆動
部、13―2…Y軸モータ駆動部、20…パーソ
ナルコンピユータ。
外観の一構成例を簡略して示した斜視図、第2図
は本発明によるペン式記録装置のモータ駆動系の
一実施例の構成を示したブロツク図、第3図はク
リツプ処理のフローチヤート、第4図はクリツプ
処理におけるプラテンとロール紙の位置関係を示
した断面図、第5図はクリツプ処理におけるロー
ル紙上のペンの軌跡を示した図、第6図は移動距
離に対するパルス周波数の関係を示した図であ
る。 1…ロール紙、1a…ロール状部分、1b…引
き出された部分、2…プラテン、3…スプロケツ
ト、4…送り穴、5…Y軸モータ、6…ペン、7
…ペン加圧スプリング、8…X軸モータ、10…
モータ駆動系、11…コマンド解析・実行部、1
1―1…クリツプ処理部、12…モータ制御部、
12―1…速度制御部、12―2…位置制御部、
13…モータ駆動部、13―1…X軸モータ駆動
部、13―2…Y軸モータ駆動部、20…パーソ
ナルコンピユータ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 両端に沿つて送り穴4を設けたロール紙が巻
き回される回転可能なロール状部分1aと、両端
に前記送り穴4に対応したスプロケツト3を有す
るプラテン2と、該プラテン2をプラテン軸の回
りに前記ロール紙を送り出す正転方向および前記
ロース紙を送り戻す逆転方向に回転するY軸モー
タ5とを有し、 ロール紙の前記送り穴4に前記スプロケツト3
をかみ合わせ、Y軸モータ5の駆動により前記プ
ラテン2を正転方向に回転させて、前記ロール状
部分1aからロール紙を送り出し、該送り出され
たロール紙に前記プラテン2上でペン6により作
画を行うペン式記録装置において、 ロール紙に作画を開始する前に、ロール紙に作
画される処理量のうち、少なくともロール紙の送
り出し方向の最大量で、一旦、前記Y軸モータ5
により前記プラテン2を正転方向に回転させて、
ロール紙を送り出す送り出し制御手段と、 前記Y軸モータ5により前記プラテン2を逆転
方向に回転させて、前記ロール状部分1aを回転
させることなくロール紙を送り戻すように、前記
Y軸モータ5を制御する送り戻し制御手段とを設
け、 前記プラテン2と前記ロール状部分1aとの間
に当該送り戻されたロール紙の弛みを設けた後
に、作画を開始するようにし、作画時に、ロール
紙に巻き回されたロール状部分1a全体を一々回
動させないようにしたことを特徴とするペン式記
録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7015083A JPS59196417A (ja) | 1983-04-22 | 1983-04-22 | ペン式記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7015083A JPS59196417A (ja) | 1983-04-22 | 1983-04-22 | ペン式記録装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59196417A JPS59196417A (ja) | 1984-11-07 |
JPH0213247B2 true JPH0213247B2 (ja) | 1990-04-03 |
Family
ID=13423260
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7015083A Granted JPS59196417A (ja) | 1983-04-22 | 1983-04-22 | ペン式記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59196417A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04257470A (ja) * | 1991-02-08 | 1992-09-11 | Tokyo Electric Co Ltd | 印字装置 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60116450A (ja) * | 1983-11-30 | 1985-06-22 | Brother Ind Ltd | 記録装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52116306A (en) * | 1976-03-23 | 1977-09-29 | Iwatsu Electric Co Ltd | Sheet transference control system |
-
1983
- 1983-04-22 JP JP7015083A patent/JPS59196417A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52116306A (en) * | 1976-03-23 | 1977-09-29 | Iwatsu Electric Co Ltd | Sheet transference control system |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04257470A (ja) * | 1991-02-08 | 1992-09-11 | Tokyo Electric Co Ltd | 印字装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59196417A (ja) | 1984-11-07 |
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