JPH021291B2 - - Google Patents

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JPH021291B2
JPH021291B2 JP57038101A JP3810182A JPH021291B2 JP H021291 B2 JPH021291 B2 JP H021291B2 JP 57038101 A JP57038101 A JP 57038101A JP 3810182 A JP3810182 A JP 3810182A JP H021291 B2 JPH021291 B2 JP H021291B2
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JP
Japan
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switch
shutter
release
circuit
camera
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JP57038101A
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JPS58156923A (ja
Inventor
Tetsuro Goto
Sakuji Watanabe
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Nikon Corp
Original Assignee
Nippon Kogaku KK
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Publication date
Application filed by Nippon Kogaku KK filed Critical Nippon Kogaku KK
Priority to JP57038101A priority Critical patent/JPS58156923A/ja
Publication of JPS58156923A publication Critical patent/JPS58156923A/ja
Publication of JPH021291B2 publication Critical patent/JPH021291B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B17/00Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
    • G03B17/38Releasing-devices separate from shutter

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Exposure Control For Cameras (AREA)
  • Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)
  • Shutters For Cameras (AREA)
  • Shutter-Related Mechanisms (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、カメラのシヤツタ秒時制御装置に関
するものである。 従来のカメラのシヤツタ秒時制御において、巻
上操作によつてスプリング等をチヤージしておい
た動作部材の係止をシヤツタボタンの押圧によつ
て解除し露光を与えた動作を開始させる方法には 機械的な係止を解除する方法 マグネツトに通電することによるいわゆる電
磁レリーズによる方法の2種類があつた。特に
の電磁レリーズによる方法によればシヤツタ
ボタンの押圧で接点を閉成することでカメラが
作動するのでボタンのストロークを少なくしカ
メラぶれを防ぐ効果があり、最近多くのカメラ
に採用されている。 またあるいはによる方法でカメラの動作が
開始し、フオーカルプレーンシヤツタの場合先幕
が走行した、後幕の走行開始のタイミングを制御
して露光時間を調定する方法としては、 機械的ガバナで後幕を係止する方法。 マグネツトの電磁力で後幕を係止する方法。 の2種類があり、特にのマグネツト駆動による
方法は電磁シヤツタと称する自動露出制御モード
を備えた機種に多く用いられている。 現在市販されているカメラでは上記のレリーズ
方法、後幕係止方法のそれぞれの組合せにより4
種類のシヤツタ秒時制御の型式が得られるが主流
となりつあるのはとの組合せによる電磁レリ
ーズ及び電子シヤツタを備えたカメラである。 この種のカメラの欠点としては、後幕係止に電
流を必ず消費するので長時間露光特にバルブ擦影
を多用すると電池の消耗を招いたり、消耗したこ
とでバツテリチエツク回路が動作してカメラの動
作が全く不可能になる事があげられる。 この欠点を解決するため、レリーズボタンへの
押圧にしたがつて閉成されるレリーズスイツチと
機械式レリーズ部材、及び後幕係止用マグネツト
と機械式係止部材を併設し、バルブを選択した場
合には回路への電圧供給を断ちすべての動作を機
械的に行なわせる方式にして電池消耗を防ぐもの
が知られている。また電池が無くなつた場合に備
えてすべての動作を機械的に行なう機械的シヤツ
タ制御機構を併せて用意して対処するようにした
カメラも存在する。 この二系統の制御部材を有するカメラのレリー
ズ部材の構造はまずリーズボタンの第1ストロー
クでいわゆる半押スイツチと称する電源投入用ス
イツチが投入され、第2ストロークでレリーズマ
グネツトを通電させるレリーズスイツチが投入さ
れるようになつており、ここまでの浅いストロー
クより、電気的なカメラの動作開始が行なわれる
ようになつている。また機械的な動作を行なわせ
るため第2ストロークより深い位置で機械式レリ
ーズ部材及び後幕係止用ガバナ部材が駆動される
構成がとられている。機械式操作部材がシヤツタ
ボタンの深いストローク位置に設けられているの
は電気制御モードが選択されている時の前述の半
押スイツチ、レリーズスイツチの動きとの干渉が
ないようにしているためである。すなわち通常の
電気制御モードが設定されている場合に機械式制
御部材も同時に作動するとシヤツタボタンの押圧
感触が悪くなり、ガバナ部材も同時に作動して露
光誤差を与える可能性もあるからである。 このように機械式制御モードを選択した場合に
は電池の消耗を防ぐ等の利点があるものシヤツタ
ボタンの操作性、感触が電気制御モード時に比較
して違つていると共に劣り、深いストロークでの
作動開始により、カメラぶれがおきやすい欠点が
あつた。 さらに寒冷地での使用及び長時間露光と多用す
る場合に備え、大容量の電池等を内蔵させたアク
セサリをカメラ内蔵の電池のかわりに装着して使
用した場合には電池の消耗を考慮する必要がない
にも拘らずバルブ等を選択すると前述の機構によ
りレリーズボタンを深く押さないとカメラが作動
しないという欠点があつた。 本発明はこれらの欠点を解決し、大容量の電源
を備えたアクセサリを装着した場合にはすべての
撮像モードに対して大容量電源による電気制御が
行なわれ得るようになし、カメラぶれ等を防ぐ事
を目的とする。 以下図面を参照にして本発明について詳述す
る。 第1図に本発明に従うカメラのシヤツタ秒時制
御装置の基本的構成が示されている。 カメラ単体100使用時においての構成・動作に
ついて先ず説明する。撮影者の操作により。例え
ばシヤツタダイマル切替スイツチである選択部材
1によつて切換手段3を介してそのカメラのシヤ
ツタ秒時制御が電気的制御回路4によつてなされ
るか又は機械的制御機構11によつてなされるか
が選択される。例えば、選択部材1においてシヤ
ツタ秒時をAUTO,1/2000秒〜1秒のいずれか
を設定したときは、電気的制御機構4が、バルブ
を設定したときは機械的制御機構11が選ばれ
る。電気的制御回路4が選択されているとする
と、カメラ側レリーズ釦2の押圧により先幕レリ
ーズ・マグネツト5が通電されて先幕7の走行を
開始し、その後所定のシヤツタ秒時経過してから
先幕係止マグネツト6の通電が断たれて後幕8が
走行し露光が完了する。一方、機械的制御機構1
1が選択されているときは、電気的制御回路4は
不作動状態にありカメラ側レリーズ釦2の浅い押
圧によつては先幕レリーズ・マグネツト5、後幕
係止マグネツト6の通電状態に変化なく、レリー
ズ釦2を更に深く押すことにより機械的制御機構
11により先幕係止爪9が先ずはずされて先幕7
が走行しレリーズ釦2の押圧解除に応動して後幕
係止爪10がはずされ、後幕8が走行し、露光が
完了する。 大容量電源を有する例えばモータドライブ装置
であるアクセサリ200がカメラ100に装着さ
れた場合、電気的制御回路4への電力の供給をア
クセサリ200内の大容量電源によつて端子14
を介して行なえるようにすると共に、アクセサリ
200からの端子13を介しての装着信号により
カメラ100内の切換手段3が選択部材1の選択
にかかわらず電気的制御回路4は常に作動可能状
態にあるように選択される。 アクセサリ200の装着時、カメラレリーズ釦
2の押圧でカメラ単体時と同様の前述のごとき電
気的シヤツタ秒時制御が選択部材7の設定状態に
かかわらず行なわれるが、アクセサリ側レリーズ
釦12の押圧によつても端子15を介してレリー
ズ信号を電気的制御回路に送り選択部材1の設定
状態にかかわらず電気的シヤツタ秒時制御が行な
われるようにもなし得る。 第2図は本発明のより具体的実施例であつて、
カメラ本体内のシヤツタ秒時制御装置の回路図で
ある。E1は電池、S1は機械的制御により調速
されるバルブ及びストロボに同調するシヤツタタ
イムである1/90秒(シヤツタダイアェでの指示値
はM90とする)を選択した時にOFFとなるスイ
ツチ、S2はカメラ単体での使用時にはONであ
るスイツチ、S3はシヤツタレリーズボタンの半
押し等でONとなるいわゆる半押しスイツチ、A1
はスイツチング回路、TR1は半押しスイツチS
3,スイツチング回路A1の作動でスイツチング
される。電源投入用トランジスタ、A3は被写体
からの光電流、絞り値情報、フイルムの感度情報
等この実施例の絞り優先式電子シヤツタカメラで
あらかじめ選択される入力情報回路、A2はA1
の情報により演算を行い適正露光を与える電圧を
出力する回路であり、SDにて示すシヤツタダイ
ア内の切替スイツチに接続されている。R2000
R1000,……R1は定電流回路A4によりマニユア
ールシヤツタタイム電圧を出力するための抵抗体
であり、シヤツタダイアル内の切替スイツチSD
に接続される。またバルブ選択した場合にはマニ
ユアルシヤツタタイム電圧としては1/30秒の電圧
及び電池が無い場合の緊急シヤツタタイムであ
る。(純機械的なシヤツタ制御により1/90秒の露
光時間を得るための)M90を選択した場合には1/
125秒と1/60秒の中間の電圧である1/90に相当す
る電圧が選択され、後段の駆動回路A5に入力さ
れる。駆動回路A5は上記の電圧に対してコンデ
ンサCの充電時間により後幕マグネツトMg1を
駆動し、その計時開始はトリガスイツチS4の
OFFからとする。 トランジスタTR2,TR3は抵抗Ra,Rbを介
しスイツチS5がONである場合にはスイツチS
6にて後幕マグネツトMg1を駆動する回路、こ
こでスイツチS5はバルブM90を選択した場合
に限りONとなるスイツチであり、前述のスイツ
チS1と共にシヤツタダイアルの回転に連動して
動作するスイツチである。 スイツチS6は半押スイツチS3をONにした
後さらにシヤツタレリーズボタンを押圧を加える
とONになるレリーズスイツチであり、駆動回路
A6によりレリーズマグネツトMg2を駆動して
カメラの露光作動で開始される。S7は巻上完了
スイツチであり、露光終了すなわち後幕が走行し
てからフイルム巻き上げとシヤツタチヤージが完
了するまでONであつて、操作が完了してOFFに
なつてはじめてレリーズマグネツトMg2の通電
が可能となるようにするものである。 次にシヤツタダイヤルをAUTO位置に設定し、
巻上げが完了した条件での動作を説明する。 前述の如くスイツチS1はON,S5はOFFで
ある。シヤツターレリーズボタンを少し押すと半
押スイツチS3がONとなり、スイツチング回路
A1が動作してトランジスタTR1がON、電池
E1からS1,S2のスイツチを介して全回路A
1〜A6に電源が供給され待機状態となる。尚、
駆動回路A5からスイツチング回路A1への信号
により後幕走行前にスイツチング回路A1が
OFFにならないようにしている。 ここで切替スイツチSDを介して駆動回路A5
に入力されるシヤツタタイムに対応した電圧は入
力情報回路A3からの各種情報に基いてて演算回
路A3で演算されたオートシヤツタタイムに相当
するものである。シヤツタレリーズボタンをさら
に深く押すとレリーズスイツチS6がONとなり
駆動回路A6の動作でレリーズマグネツトMg2
が通電され、機械部材の係止を解いて先幕が走行
して露光が開始されると共にトリガスイツチS4
がOFFしてコンデンサCへの充電がされて計時
を開始し、前述のオートシヤツタタイムに相当す
る電圧とコンデンサCの充電々圧を比較する駆動
回路A5内のコンパレータの信号により後幕マグ
ネツトMg1の通電が続行される。 この場合、スイツチS5はOFFでトランジス
タTR2はOFF状態にある。適正露光時間が終了
するとマグネツトMg1への通電が終了し、後幕
が走行し一連の作動が終了する。シヤツタダイア
ルSDにて2000〜1のマニユアルシヤツタタイム
を選択した場合にも動作は全く同様である。た
だ、駆動回路A5へのシヤツタタイム情報の内容
が変つているだけである。 次にバルブを選択した場合の動作を説明する。
この設定によりスイツチS1はOFF、スイツチ
S5はONであるが、スイツチS1がOFFである
事により回路には通電がいつさいなされず、シヤ
ツターレリーズボタンを押し、半押スイツチS
3、レリーズスイツチS6のON位置よりさらに
深く押した点で公知の機械的なレリーズ機構を解
いて電光動作を開始すると共に、その押圧をゆる
めるまで後幕が機械的に係止される。 またM90を選択した場合もバルブ時と同様深
くレリーズボタンを押した点でレリーズがなさ
れ、公知の機械式ガバナによりレリーズ釦の押圧
にかかわりなく1/90秒のシヤツタタイムが得られ
る機械的構成がなされている。 バルブ、M90選択時は共にスイツチS5が
ONであるがカメラ単体使用時には回路への通電
が無いためこの場合には動作に無関係である。 第3図は第2図のカメラ本体に装着されて使用
されるアクセサリーの1つである。モータードラ
イブ装置(以下MDと称する)のブロツク回路図
であり、大容量の電池E2は巻上用モータMを定
電圧レギユレータ回路A7に接続され、モータM
はスイツチング回路A8により作動する。レギユ
レータ回路A7はスイツチ操作によりカメラ側と
レリーズ回路A9に電源を供給する。 次にこのモータドライブ回路がカメラ本体に装
着された場合の動作を説明する。カメラとMDと
は不図示の巻上駆動用の機械的結合部材のほか電
気信号の接続がa,a′…e,e′にて示すコネクタ
ピンを介して行なわれる。ここでコネクタピン
b,b′が結合されるとカメラ側のスイチS2は
OFFとなるが可動切片自体がコネクタピンb,
b′によりMD内レギユレータA7出力に接続され
る事によりカメラ内電池E1は切りはなされてMD
からの電源でカメラは作動する事になる。 先ずシヤツタダイアルAUTO,2000〜1を選
択している場合について説明する。MD側の電気
投入用半押しスイツチS8はMDのグリツプ上部
に設けられたシヤツタレリーズボタンの押圧によ
りONされるスイツチであり、このスイツチが
ONになるとレギユレータ回路A7が作動し、ト
ランジスタTR1エミツタに電源が投入されると
同時にc,c′を介してスイツチング回路A1と作
動してトランジスタTR1がONし、カメラ内回
路に通電が開始されて待機状態に入いる。 MDのレリーズボタンをさらに深く押すとレリ
ーズスイツチS10もONし、レリーズ回路A9
の作動によるレリーズ信号がコネクタピンd,
d′を介してカメラ側のレリーズ回路A6を作動さ
せレリーズマグネツトMg2の通電により露光動
作が開始される。バルブ、M90以外の露光動作
は前述のカメラ単体での動作と全く同様であるか
らここでの説明は省略する。 露光終了後、後幕走行に連動して巻上完了スイ
ツチS7がONになると巻上信号がコネクタピン
e,e′を介してスイツチング回路A8に入力され
モータMが回転し、フイルムを巻き上げると同時
にシヤツターの機械的チヤージを行ない、この作
動が完了すると巻上完了スイツチS7がOFFと
なり、スイツチング回路A8が不作動となつてモ
ータMは停止する。巻上完了スイツチS7はレリ
ーズ回路A9にも接続されているがカメラ側のレ
リーズ回路A6との関係と同様巻上が完了しない
とレリーズ信号が出ないように制御する役割を持
つている。 ここで切替スイツチS9はその開閉に応じ1駒
撮り、多駒撮りの切替を司るスイツチでありその
具体的構成は公知なので詳細の説明は省略する。 次にシヤツタダイアルにてバルブを選択した場
合の動作を説明する。 カメラ側のスイツチS1はOFFとなるがMD装
置と共にスイツチS2により分離されているから
無関係となる。MDから電源が直接トランジスタ
TR1に接続されているのでカメラ単体の場合と
違い、半押しスイツチS8のONで回路への通電
は行なわれ、レリーズスイツチS10のONによ
り電磁レリーズも作動する。またスイツチS5が
ONになつているためレリーズスイツチS10の
ONによつてトランジスタTR3,TR4が動作し
後幕係止用マグネツトMg1も通電されているの
でレリーズスイツチS10をONしている間は露
光が行なわれる。ここでシヤツタダイヤル内切替
スイツチSDに示したバルブ位置ではシヤツタタ
イムの1/30に相当する抵抗体から電圧が供給され
ている。これはバルブの露光開始時に先幕が走行
する等機械的なシヨツクがあるためレリーズスイ
ツチS10を非常にゆつくり押した場合スイツチ
のチヤタリングが発生し、ともすると後幕マグネ
ツトの駆動が不安定なつて後幕が走行してしまう
危険性を防ぐ目的で用いられている。この実施例
の場合は1/30秒間後幕の保持を駆動回路A5で行
つている例であるが、その期間はこれ以上長くて
も短かくても良い。もちろんシヤツタボタンから
指を離すとスイツチS10がOFFとなつてマグ
ネツトMg1による後幕係止が解かれ、所望の露
出が得られる。 次にシヤツタダイアルにてM90を選択するとバ
ルブ時と同様にして電源投入とレリーズ動作が行
なわれ、レリーズボタンの押圧状態即ちレリーズ
スイツチS10の状態にかかわらずシヤツタダイ
アル内の切替スイツチSDで選択された1/90秒の
間後幕が保持されて所定の露光時間が得られる。 上記の動作説明ではレリーズボタンの操作を
MDグリツプ上のレリーズボタンの操作によるも
のとして示したがカメラ側のレリーズボタンを使
用しても全く同様の作動をすることは回路構成か
ら明らかである。 即ち、カメラ側のレリーズボタンの半押しでス
イツチS3がトランジスタTR1がONして回路
に通電される。レリーズボタンの全押しでスイツ
チS6がONして先幕が走行開始する。バルブ選
択時は、スイツチS5がONしているので、レリ
ーズボタンを押圧している間はトランジスタTR
3,TR2はONして後幕を係止している。レリ
ーズボタン解除によりスイツチS6がOFFして
トランジスタTR2はOFFして後幕の係止が解除
されて走行し、露光が完了する。M90選択時は1/
90秒後に後幕は走行し露光が完了する。 またスイツチS5はバルブ時のみレリーズスイ
ツチS6あるいはS10の投入でトランジスタ
TR2をONにすれば良いので実施例での位置に
限る必要はなく、トランジスタTR2〜マグネツ
トMg1間に設けても良いし、位相を逆にしてト
ランジスタTR2とGND間に設けてもよい。 第4図に別の実施例を示す。第2図の回路との
相違点は電池の交換時及びMDの取つけに伴う電
源切替スイツチの切替わり時を除いては回路の1
部には必ず動作している部分が必要とされる種類
のカメラに応用されている点である。 すなわち第3図に示すカメラにはQにて示す水
晶振動子が用いられシーケンス動作の1部あるい
は全部をこの基準発振周波数に基いて制御する構
成であるが、水晶発振子の特性とし電源投入より
安定に発振するまで若干の時間を要するため水晶
発振子Qに接続される発振回路A10には常に電
源が投入されている必要がある。ただしこの発振
回路A10の消費電流はたかだか数μAであるた
め電池を急速に消耗させることはない。 したがつて第1図に示したようにバルブとある
シヤツタタイムを選択した時に電池自体を切離す
S1のような構成を待たせることがバルブから通
常モードに戻してすぐにカメラを作動させる場合
発振の遅れの影響があるので不可能な回路構成に
対応するため発振器A10以外の回路の通電は半
押しスイツチS3の投入によりバイアス発生に回
路A17のバイアス出力にて制御するようにした
ものであるA11は分周回路、A12はデコーダ
回路、A13はシヤツタダイアル内に設けられて
いる。オート、マニユアルの切替スイツチ及びマ
ニユアル秒時の選択スイツチ、A14は適正秒時
出力を発生する回路、A15は被写体輝度情報、
フイルム感度情報、絞り値情報等この実施例に示
す絞り優先式電子シヤツタカメラに対して撮像者
が予め設定する各種入力情報回路、A16は後幕
マグネツトMg1駆動回路、A17は電源投入用
バイアス信号発生回路、A18はレリーズマグネ
ツトMg2駆動回路である。 次にカメラ単体でオートモードを選択した場合
の回路動作を説明する。スイツチS11の可動接
片は図示の位置であり、電池E1はスイツチ11
を介して全回路に接続されている。この時発振回
路A10だけは動作状態になる。半押しスイツチ
S3とONするとバイアス回路A17が動作して
バイアス出力L7を発生し、発振回路A10の他
の全回路を動作させ撮像待機状態にする。 切替スイツチA13はオートを示すので各種情
報入力回路A15の出力に基いて演算回路A14
が適正値出力L6をデコーダA12に出力する。
デコーダA12はこの入力に基いてA/D変換に
より分周回路A11の出力群L4の中の1つのシ
ヤツタタイムを選択し適正シヤツタ秒時を駆動回
路A16にL5のラインにて出力できるように待
機する。 次にレリーズボタンをさらに押してレリーズス
イツチS6をONすると駆動回路A18によりレ
リーズマグネツトMg2が行動し、先幕が走行し
て露光を開始する。同時にいわゆるトリガスイツ
チS4がOFFし、適正シヤツタ秒時の計時を開
始し、所定の時間駆動回路16が後幕マグネツト
Mg1を通電し、その後の通電終了で後幕係止が
解除され露光が終わる。通常のマニユアルシヤツ
タ秒時を切替スイツチA13で選択した場合にも
同様の動作で露光が行なわれる。ここでスイツチ
S7は第1図での場合と同様巻上が完了するまで
ON状態を保つてレリーズ動作を禁止するスイツ
チである。 次にバルブを選択した場合切換スツチA13の
出力によりバイアス回路A17の動作が禁止され
て半押しスイツチS3をONしてもバイアス出力
L7が発生しないので発振回路A10以外のすべ
ての電気的作動は行なわれない。 従つて、その後レリーズスイツチS6がONし
ても電気的シヤツタレリーズは行なわれない。レ
リーズボタンをさらに深く押すと機械的レリーズ
及び後幕係止機構が動作して電流消費の無いバル
ブ露光が行なわれる。 また機械的ガバナを使用したある一速のみ可能
な緊急用シヤツタ秒時を選択してもバルブ時と同
様回路への通電がされずにレリーズボタンを深く
押すことで露光が行なわれる。 次にこのカメラにMDを装着した場合の動作を
説明する。MDは第2図と同様のものであり、装
着により結合されるコネクタピンの名称も同一と
する。MDを装着するとコネクタピンbにより、
スイツチS11の接片は図示と反対側に切替わ
り、そしてカメラへの電源はMD内レギユレータ
回路A7より供給される。 尚カメラ側又はアクセサリ側のシヤツタ釦の半
押前においては、アクセサリ側の定電圧レギユレ
ータ回路A7は発振器A10を駆動するわずかの
電流は流れるようになつており、シヤツタ釦の押
圧にかかわらず発振器A10はアクセサリの装着
と同時に発振を開始する。そしてシヤツタ釦の半
押により定電圧レギユレータ回路A7は完全な動
作状態となりシヤツタ秒時制御回路の全てに十分
な電力を供給する。 レギユレータ回路A7からカメラ側への電圧供
給と同時にデコーダA12に入力されるMD装着
信号ラインL2にも電源によるHiの信号が生じ
それがバイアス信号発生回路A17に伝えられる
ことにより、切替えスイツチA13にてバルブ等
の機械制御を選択しても半押しスイツチS3,S
8のONによる電源投入、レリーズスイツチS
6,S10のONにより電磁レリーズ作動が可能
となり、かつ後幕の係止も電気的な制御が可能と
なるものである。 第5図に第4図の実施例中本発明に関する部分
を具体的に示して説明する。本実施例では機械的
制御されるシヤツタ秒時を1/125秒とした。 シヤツタ速度切替スイツチA13は具体的には
W,X,Y,Zの4スイツチからなるコードスイ
ツチであり、それぞれプルアツプ抵抗Rpが接続
されており、下記の表1に示すように選択された
シヤツタ速度に対してコード出力を発生する。表
1中“1”はスイツチの開放状態“0”は短絡状
態を示す。
【表】 水晶振動子Qと発振回路A10は基準周波数を
後段に出力し、分周器FF1,……FFn……Fo+9
…により分周し、分周器FFn,……FFn+4の出力
はそれぞれ先幕走行と同時にトリガスイツチS4
がOFするタイミングから1/250,……1/30秒のパ
ルスを発生する。 これらのパルスはトリガSW OFFの時点はLo
レベルであり、所定の時間通電後Hiとなるもの
である。コードスイツチW〜ZはインバータG1
〜G8を介してシヤツタタイム選択用NANDゲ
ート群G9〜G12,G14,G16に入力され
る。スイツチW〜Zの組合せによりG1〜G12
の出力は選択されたシヤツタタイムに相当するゲ
ートのみトリSW OFF時点でHiのものが所定時
間後Loに反転するが非選択ゲートはHiレベルを
保つ。 したがつてNANDゲートG17はトリSW
OFF時点でLoのものが所定時間後Hiに反転し、
この信号L5が後幕マグネツト駆動回路A16に
入力され後幕マグネツトMg1の通電時間を決定
する。 ここでカメラ単体を使用し、シヤツタダイアル
でバルブあるいはM125を選択した場合の動作
を説明する。スイツチS1はMDが装着されてな
いので図示の位置にあり、電池E1がスイツチS
11を介してL11のラインにて全回路に接続さ
れている。したがつてインバータG22入力はプ
ルダウン抵抗Rpが接続されておりG22出力は
HiとなりNANDゲートG23に入力されてい
る。バルブあるいはM125を選択してあるため
NANDゲートG14,G16のいずれかの出力
は必ずLoになつており、これがNANDゲートG
21に出力されることでNANDゲートG21出
力は必ずHiとなる。この出力もNANDゲートG
23に入力されており前述のインバータG22
Hi出力とによつてNANDゲートG23出力はLo
となる。 また半押スイツチ33をONするとインバータ
G25によりANDゲートG24入力をHiにする
が前述の如くNANDゲートG23出力がLoであ
るためANDゲートG24出力はLoのままであ
る。この出力はL7として第3図で示したバイア
ス出力であり、Loである限り半押しスイツチS
3をONにしても回路に通電はされず機械制御に
よりカメラが作動するものとする。 逆にバルブ、M125のいずれも選択されない
通常の撮影モードの場合にはNANDゲートG1
4,G16出力はいずれもHiになることで
NANDゲートG21出力はLo,NANDゲートG
23出力はHi,したがつて半押スイツチS3を
ONにするとNANDゲートG24出力L7がHi
になつて全回路に通電がなされ、電子制御が可能
となる。 次にMDが装着されるとコネクタピンbより切
替スイツテS11が反転し、カメラ内電池E1
切離されると共にMDから電源供給が可能とな
り、インバータG22入力はHiになる。したが
つてNANDゲートG23入力がLoになつてシヤ
ツタダイアルによる選択にかかわらずNANDゲ
ートG23出力はHiになり、半押スイツチS3
を閉じることでANDゲートG24出力L7がHi
になり、全回路に通電が開始されてすべての撮像
モードが電子制御可能になる。 バルブを選択するとNANDゲートG14出力
はLo,レリーズスイツチS6を閉じることで不
図示のレリーズ回路が作動して先幕が走行すると
共に同スイツチに接続されるインバータG20出
力がHiとなり、ORゲートG15出力はHi,した
がつて後幕マグネツト駆動信号L5に相当する
NANDゲートG19出力はLoになり、後幕マグ
ネツトを駆動する。レリーズスイツチS6を
OFFするとORゲートG15出力はLoになりL5
はHiになつて後幕マグネツトへの通電が停止し、
露光が終了する。ここで分周器FFn+3の1/30秒に
相当する時間出力がインバータG13を介して
ORゲートG15に加えられているのは、第1図
と同様、レリーズスイツチS6のチヤタリングに
よる影響をなくすために用いられている。バルブ
以外を選択した場合にはNANDゲートG14出
力はHiに伴うのでORゲートG15出力はHiのま
まであり、レリーズスイツチS6のONによるイ
ンバータG20出力の変化に無関係となつてい
る。 またM125を選択するとNANDゲートG1
6出力がLoになつて1/125秒に相当するFFn+1
力をNANDゲートG18出力に伝えることで電
気的な1/125秒のシヤツタタイムを発生する。 ここで半押スイツチS3,レリーズスイツチS
6はMD側の半押スイツチ、レリーズ回路出力と
コネクタピンにて結合されているのでMD側のレ
リーズボタンで動作させることができるのは第1
図と同様である。 第2図、第5図での実施例中、バルブを電子制
御した際1/30秒間強制的に後幕マグネツトを通電
させるようにしたが、この秒時に限る必要はな
く、レリーズスイツチが先幕走行等の機械的シヨ
ツクに影響されないものであればこのような工夫
は不用である。 またMDを装着した場合、機械制御から電子制
御に変換させるための信号を半押スイツチ、レリ
ーズスイツチ等のコネクタピン以外にさらに1ピ
ン設けて導入することも可能であるが、ピン数の
増加を招く。 以上のように本発明によればモータドライブ等
のアクセサリを使用した時にも操作性がすべての
撮影モードに対して全く同じになる利点があるの
みならず、アクセサリ側の大容量電源による利点
をも生かすことができる点で有効である。 また本実施例によるモータードライブ等のアク
セサリ装着によるスイツチの切換え構成にすれ
ば、従来の必要最少限のコネクタピンを増やす事
なくスペース上、価格上有効である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に従うカメラのシヤツタ秒時制
御装置の基本的構成を示すブロツク図、第2図は
本発明のより具体的実施例のカメラ本体側の回路
図、第3図は第2図のカメラ本体側のシヤツタ秒
時制御回路に装着されるモータドライブ装置の回
路図、第4図は本発明のシヤツタ秒時制御装置の
カメラ側回路を示すブロツク図、及び第5図は第
4図のブロツク図の一部をより詳細に示す回路図
である。 〔主要部分の符号の説明〕 電気的シヤツタ制
御手段……4,A5,A6,A16,A18、機
械的シヤツタ制御手段……11、選択部材……
1,SD,A13、レリーズ部材……2、切換手
段……3,S1,S2,S5。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 電気的にシヤツタを制御する電気的制御手段
    と; 機械的にシヤツタを開閉制御する機械的制御手
    段と; 該両制御手段のどちらか一方を選択するために
    操作される選択部材と; 該選択部材によつて選択された一方の制御手段
    を動作可能とする切換手段と;を有するカメラに
    おいて、 装着されたアクセサリの電源から給電を受ける
    ための入力端子と; 少なくともカメラに配設され、前記一方の制御
    手段を手動操作に応じて起動させるレリーズ部材
    とを有し; 前記切換手段は、該アクセサリが装着されて該
    電源から前記電気的制御手段へ給電が可能となる
    と前記選択部材の選択状態に拘わらず前記レリー
    ズ部材の操作に応じて前記電気的制御手段を強制
    的に動作させるように構成されていることを特徴
    とするカメラ。
JP57038101A 1982-03-12 1982-03-12 カメラ Granted JPS58156923A (ja)

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JPS58156923A JPS58156923A (ja) 1983-09-19
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07328594A (ja) * 1994-06-15 1995-12-19 Corona Kogyo Kk 生塵の処理装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH07328594A (ja) * 1994-06-15 1995-12-19 Corona Kogyo Kk 生塵の処理装置

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