JPH0212766B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0212766B2 JPH0212766B2 JP56154413A JP15441381A JPH0212766B2 JP H0212766 B2 JPH0212766 B2 JP H0212766B2 JP 56154413 A JP56154413 A JP 56154413A JP 15441381 A JP15441381 A JP 15441381A JP H0212766 B2 JPH0212766 B2 JP H0212766B2
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- JP
- Japan
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- switch
- blower
- air
- evaporator
- air conditioner
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
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- 238000009834 vaporization Methods 0.000 description 1
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60H—ARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
- B60H3/00—Other air-treating devices
- B60H3/0007—Adding substances other than water to the air, e.g. perfume, oxygen
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60H—ARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
- B60H3/00—Other air-treating devices
- B60H3/0085—Smell or pollution preventing arrangements
- B60H3/0092—Smell or pollution preventing arrangements in the interior of the HVAC unit, e.g. by spraying substances inside the unit
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
- F24F—AIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
- F24F2221/00—Details or features not otherwise provided for
- F24F2221/22—Cleaning ducts or apparatus
- F24F2221/225—Cleaning ducts or apparatus using a liquid
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Atmospheric Sciences (AREA)
- Environmental & Geological Engineering (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は自動車の空気調和装置の悪臭防止装
置に関するものである。
置に関するものである。
一般に自動車の空気調和装置は、夏期には車室
内を冷房することにより、又冬期には車室内を暖
房することにより、車室内を常に快適な温度状態
に保つためのものであるが、通常、該装置におい
て冷房を行なう場合は、ブロワからの風をエバポ
レータによつて冷却するとともに、その冷風の一
部をヒータコアによつて加熱し、上記冷風とこの
温風とを混合して所望温度の冷風を作り、それを
車室内に吹き出すようにしている。ところでこの
ような空気調和装置においては車室内の冷房中、
即ちエバポレータが作動している間は、ブロワか
らの送風に含まれる水分が該エバポレータのフイ
ンに徐々に付着していくこととなるが、このよう
にフインに水分がかなり付着した状態で冷房を止
めることによつてエバポレータの温度が上昇する
と、エバポレータ内において雑菌が繁殖し、これ
により悪臭が発生することがあり、このような状
態のまま次に再び冷房をかけると、その悪臭が車
室内に吹き出され、乗員に不快感を与えるという
問題がある。
内を冷房することにより、又冬期には車室内を暖
房することにより、車室内を常に快適な温度状態
に保つためのものであるが、通常、該装置におい
て冷房を行なう場合は、ブロワからの風をエバポ
レータによつて冷却するとともに、その冷風の一
部をヒータコアによつて加熱し、上記冷風とこの
温風とを混合して所望温度の冷風を作り、それを
車室内に吹き出すようにしている。ところでこの
ような空気調和装置においては車室内の冷房中、
即ちエバポレータが作動している間は、ブロワか
らの送風に含まれる水分が該エバポレータのフイ
ンに徐々に付着していくこととなるが、このよう
にフインに水分がかなり付着した状態で冷房を止
めることによつてエバポレータの温度が上昇する
と、エバポレータ内において雑菌が繁殖し、これ
により悪臭が発生することがあり、このような状
態のまま次に再び冷房をかけると、その悪臭が車
室内に吹き出され、乗員に不快感を与えるという
問題がある。
このような問題を解消する従来の空気調和装置
の1つとして、実公昭48−23402号公報に示され
るように車室内に悪臭が吹き出されるのを防止す
るため、エバポレータからの風を最初は車室外に
放出し、悪臭がなくなつたのち、車室内に冷風を
吹き出すようにしたものがある。
の1つとして、実公昭48−23402号公報に示され
るように車室内に悪臭が吹き出されるのを防止す
るため、エバポレータからの風を最初は車室外に
放出し、悪臭がなくなつたのち、車室内に冷風を
吹き出すようにしたものがある。
この発明はこのような従来装置の方法とは異な
る方法によつて車室内での悪臭発生の問題を解消
するためになされたもので、エバポレータに液散
布用ノズルを設け、ブロワスイツチがオフしてか
ら一定時間上記ノズルを介してエバポレータ内に
殺菌液を散布し、エバポレータ内における雑菌の
繁殖を防止するようにした自動車の空気調和装置
の悪臭防止装置を提供することを目的としてい
る。
る方法によつて車室内での悪臭発生の問題を解消
するためになされたもので、エバポレータに液散
布用ノズルを設け、ブロワスイツチがオフしてか
ら一定時間上記ノズルを介してエバポレータ内に
殺菌液を散布し、エバポレータ内における雑菌の
繁殖を防止するようにした自動車の空気調和装置
の悪臭防止装置を提供することを目的としてい
る。
以下本発明の一実施例を図について説明する。
第1図及び第2図は本発明の一実施例による自
動車の空気調和装置の悪臭防止装置を示す。図に
おいて、1はユニツトケースで、該ユニツトケー
ス1の第1図左側部にはブロワモータ2aによつ
て駆動され、エアインテークドア(図示せず)の
開度に応じて大気又は車室内の空気をユニツトケ
ース1内に取り込むブロワ2が設けられ、該ブロ
ワ2の図示右方、即ち送風の下流側には複数のフ
イン3aを有し、その内部を通る冷媒体の膨張時
に発生する気化熱によつてブロワ2からの風を冷
却するエバポレータ3が配設され、該エバポレー
タ3の図示右方にはブロワ2からの風を高温のエ
ンジン冷却水によつて加熱するヒータコア4が設
けられている。またユニツトケース1内のヒータ
コア4の上側にはヒータコア4への送風量を制御
するエアミツクスドア5aが、ヒータコア4下側
にはインストルメントパネル(図示せず)の下側
吹出口1aへの送風量及びデフロスタダクト1b
への送風量を制御するフロアドア5bが、さらに
ヒータコア4後方にはインストルメントパネルの
中央吹出口に接続されたダクト1cへの送風量を
制御するベントドア5cがそれぞれ設けられてお
り、このようにして空気調和装置が構成されてい
る。
動車の空気調和装置の悪臭防止装置を示す。図に
おいて、1はユニツトケースで、該ユニツトケー
ス1の第1図左側部にはブロワモータ2aによつ
て駆動され、エアインテークドア(図示せず)の
開度に応じて大気又は車室内の空気をユニツトケ
ース1内に取り込むブロワ2が設けられ、該ブロ
ワ2の図示右方、即ち送風の下流側には複数のフ
イン3aを有し、その内部を通る冷媒体の膨張時
に発生する気化熱によつてブロワ2からの風を冷
却するエバポレータ3が配設され、該エバポレー
タ3の図示右方にはブロワ2からの風を高温のエ
ンジン冷却水によつて加熱するヒータコア4が設
けられている。またユニツトケース1内のヒータ
コア4の上側にはヒータコア4への送風量を制御
するエアミツクスドア5aが、ヒータコア4下側
にはインストルメントパネル(図示せず)の下側
吹出口1aへの送風量及びデフロスタダクト1b
への送風量を制御するフロアドア5bが、さらに
ヒータコア4後方にはインストルメントパネルの
中央吹出口に接続されたダクト1cへの送風量を
制御するベントドア5cがそれぞれ設けられてお
り、このようにして空気調和装置が構成されてい
る。
そして上記エバポレータ3には複数の液散布用
ノズル6aを有する噴霧管6が取付けられ、該噴
霧管6にはタンク8からの殺菌液を供給するポン
プ7が接続されている。ここで上記殺菌液として
はアルボース、ヒビデン等を用いればよい。
ノズル6aを有する噴霧管6が取付けられ、該噴
霧管6にはタンク8からの殺菌液を供給するポン
プ7が接続されている。ここで上記殺菌液として
はアルボース、ヒビデン等を用いればよい。
第3図は本実例装置の電気回路図を示し、図に
おいて、1,2a,3,6,7,8は上述のユニ
ツトケース、ブロワモータ、エバポレータ、噴霧
管、ポンプ及びタンクである。9は上記ポンプ7
を駆動する駆動モータ、10はバツテリ、11は
キースイツチであり、12はブロワスイツチ、1
2aは上記キースイツチ11のON端子に接続さ
れたブロワスイツチ12の第1の固定接点12b
は第2の固定接点、12cは可動接点、12dは
ブロワモータ2aの回転数を変えることによつて
ブロワ2の送風量を3段階に切替えるためのブロ
ワスイツチ12の送風量切替接点、12e,12
fはブロワスイツチ12のオフ時に可動接点12
cによつて相互に接続されるブロワスイツチ12
の端子であり、端子12eは上記キースイツチ1
1のON端子に接続されている。
おいて、1,2a,3,6,7,8は上述のユニ
ツトケース、ブロワモータ、エバポレータ、噴霧
管、ポンプ及びタンクである。9は上記ポンプ7
を駆動する駆動モータ、10はバツテリ、11は
キースイツチであり、12はブロワスイツチ、1
2aは上記キースイツチ11のON端子に接続さ
れたブロワスイツチ12の第1の固定接点12b
は第2の固定接点、12cは可動接点、12dは
ブロワモータ2aの回転数を変えることによつて
ブロワ2の送風量を3段階に切替えるためのブロ
ワスイツチ12の送風量切替接点、12e,12
fはブロワスイツチ12のオフ時に可動接点12
cによつて相互に接続されるブロワスイツチ12
の端子であり、端子12eは上記キースイツチ1
1のON端子に接続されている。
また13−1,13−2は相互に連動するエア
コンスイツチであり、エアコンスイツチ13−1
は上記ブロワスイツチ12の第2の固定接点12
bに接続され、又エアコンスイツチ13−2は上
記キースイツチ11のOFF端子及びブロワスイ
ツチ12の端子12fに接続されている。14は
エアコンスイツチ13の他端とアース間に接続さ
れたマグネツトクラツチ、15はベルトを介して
エンジンのクランクシヤフト(図示せず)に連結
された駆動プーリー、16は上記マグネツトクラ
ツチ14を介して上記駆動プーリー15によつて
駆動され、エバポレータ3において膨張した冷媒
体を圧縮するコンプレツサである。18は上記エ
アコンスイツチ13−2の他端に接続され、抵抗
23,24とともにタイマー回路21を構成する
コンデンサ、19はエミツタがアースされベース
に上記コンデンサ18の充電電圧が抵抗23を介
して印加されるトランジスタ、20は上記エアコ
ンスイツチ13−2の他端とトランジスタ19の
コレクタ間に接続されたリレーコイル、20aは
上記エアコンスイツチ13−2の他端とモータ9
間に接続された上記リレーコイル20のノルマル
オープン型のリレー接点(開閉スイツチ)であ
り、上記バツテリ10、キースイツチ11、ブロ
ワスイツチ12、エアコンスイツチ13−2、リ
レー接点20aにより駆動モータ9に給電を行な
うモータ給電回路22を構成している。
コンスイツチであり、エアコンスイツチ13−1
は上記ブロワスイツチ12の第2の固定接点12
bに接続され、又エアコンスイツチ13−2は上
記キースイツチ11のOFF端子及びブロワスイ
ツチ12の端子12fに接続されている。14は
エアコンスイツチ13の他端とアース間に接続さ
れたマグネツトクラツチ、15はベルトを介して
エンジンのクランクシヤフト(図示せず)に連結
された駆動プーリー、16は上記マグネツトクラ
ツチ14を介して上記駆動プーリー15によつて
駆動され、エバポレータ3において膨張した冷媒
体を圧縮するコンプレツサである。18は上記エ
アコンスイツチ13−2の他端に接続され、抵抗
23,24とともにタイマー回路21を構成する
コンデンサ、19はエミツタがアースされベース
に上記コンデンサ18の充電電圧が抵抗23を介
して印加されるトランジスタ、20は上記エアコ
ンスイツチ13−2の他端とトランジスタ19の
コレクタ間に接続されたリレーコイル、20aは
上記エアコンスイツチ13−2の他端とモータ9
間に接続された上記リレーコイル20のノルマル
オープン型のリレー接点(開閉スイツチ)であ
り、上記バツテリ10、キースイツチ11、ブロ
ワスイツチ12、エアコンスイツチ13−2、リ
レー接点20aにより駆動モータ9に給電を行な
うモータ給電回路22を構成している。
次に動作について説明する。
本空気調和装置において冷房を行なう場合は、
ブロワスイツチ12とエアコンスイツチ13とを
オンすればよい。するとキースイツチ11がオン
していることから、バツテリ10、キースイツチ
11、ブロワスイツチ12の第1の固定接点12
a、可動接点12c、送風量切替接点12d及び
ブロワモータ2aの経路で電流が流れ、ブロワモ
ータ2aが回転するため、ブロワ2は車室外の外
気又は車室内の空気をユニツトケース1内に取り
込んでそれを送風し始める。また同時に、バツテ
リ10、キースイツチ11、ブロワスイツチ12
の第1の固定接点12a、可動接点12c、第2
の固定接点12b、エアコンスイツチ13−1及
びマグネツトクラツチ14を経路にも電流が流れ
るため、マグネツトクラツチ14が作動し、コン
プレツサ16はエンジン出力によつて駆動され
る。するとこのコンプレツサ16は冷媒体を圧縮
し、この圧縮された冷媒体はエバポレータ3に送
られてここで膨張し、上記ブロワ2からの風はこ
のエバポレータ3において上記冷媒体が膨張する
際に発生する気化熱によつて冷却され、この冷風
がヒータコア4に向けて送られる。そしてこの冷
風がヒータコア4付近までくると、その一部はエ
アミツクスドア5aの約80℃のエンジン冷却水に
よつて加熱され、この温風と上記冷風とが混合さ
れて所望温度の冷風が作られ、その冷風がフロア
ドア5bやペントドア5cの開度に応じてインス
トルメントパネルの中央吹出口や下側吹出口から
車室内に吹き出され、これによつて車室内が冷房
される。
ブロワスイツチ12とエアコンスイツチ13とを
オンすればよい。するとキースイツチ11がオン
していることから、バツテリ10、キースイツチ
11、ブロワスイツチ12の第1の固定接点12
a、可動接点12c、送風量切替接点12d及び
ブロワモータ2aの経路で電流が流れ、ブロワモ
ータ2aが回転するため、ブロワ2は車室外の外
気又は車室内の空気をユニツトケース1内に取り
込んでそれを送風し始める。また同時に、バツテ
リ10、キースイツチ11、ブロワスイツチ12
の第1の固定接点12a、可動接点12c、第2
の固定接点12b、エアコンスイツチ13−1及
びマグネツトクラツチ14を経路にも電流が流れ
るため、マグネツトクラツチ14が作動し、コン
プレツサ16はエンジン出力によつて駆動され
る。するとこのコンプレツサ16は冷媒体を圧縮
し、この圧縮された冷媒体はエバポレータ3に送
られてここで膨張し、上記ブロワ2からの風はこ
のエバポレータ3において上記冷媒体が膨張する
際に発生する気化熱によつて冷却され、この冷風
がヒータコア4に向けて送られる。そしてこの冷
風がヒータコア4付近までくると、その一部はエ
アミツクスドア5aの約80℃のエンジン冷却水に
よつて加熱され、この温風と上記冷風とが混合さ
れて所望温度の冷風が作られ、その冷風がフロア
ドア5bやペントドア5cの開度に応じてインス
トルメントパネルの中央吹出口や下側吹出口から
車室内に吹き出され、これによつて車室内が冷房
される。
そして冷房を停止する場合は、ブロワスイツチ
12及びエアコンスイツチ13−1をオフすれば
よく、するとブロワモータ2a及びマグネツトク
ラツチ14は給電されなくなり、ブロワ2及びコ
ンプレツサ16が停止することによつて冷房が停
止する。但しここで冷房を停止するには、ブロワ
スイツチ12のみをオフするだけでもよい。なぜ
なら上記ブロワスイツチ12はその構造上、これ
をオフすればブロワモータ2a及びマグネツトク
ラツチ14の両者への給電を停止するようになつ
ているからである。
12及びエアコンスイツチ13−1をオフすれば
よく、するとブロワモータ2a及びマグネツトク
ラツチ14は給電されなくなり、ブロワ2及びコ
ンプレツサ16が停止することによつて冷房が停
止する。但しここで冷房を停止するには、ブロワ
スイツチ12のみをオフするだけでもよい。なぜ
なら上記ブロワスイツチ12はその構造上、これ
をオフすればブロワモータ2a及びマグネツトク
ラツチ14の両者への給電を停止するようになつ
ているからである。
次に暖房を行なう場合は、エアコンスイツチ1
3−1をオフのままにしてブロワスイツチ12の
みをオンすればよく、するとブロワ2からの風は
エバポレータ3によつて冷却されることなくその
ままヒータコア4に向けて送られ、後は上記冷房
の場合と同様にヒータコア4による加熱と、この
温風とブロワ2からの風との混合が行なわれるた
め、今度は所望温度の温風が作られ、それが車室
内に吹き出すことによつて暖房が行なわれる。ま
た暖房を停止する場合は、ブロワスイツチ12を
オフすればよい。
3−1をオフのままにしてブロワスイツチ12の
みをオンすればよく、するとブロワ2からの風は
エバポレータ3によつて冷却されることなくその
ままヒータコア4に向けて送られ、後は上記冷房
の場合と同様にヒータコア4による加熱と、この
温風とブロワ2からの風との混合が行なわれるた
め、今度は所望温度の温風が作られ、それが車室
内に吹き出すことによつて暖房が行なわれる。ま
た暖房を停止する場合は、ブロワスイツチ12を
オフすればよい。
ところで本空気調和装置において冷房を行なつ
ている場合、エバポレータ3のフイン3aにはブ
ロワ5からの風に含まれる水分が徐々に付着して
いくが、このような状態で冷房を止めてエバポレ
ータ3の温度が上昇すると、エバポレータ3内に
雑菌が繁殖するおそれがある。しかるに本装置で
は、ブロワスイツチ12のみをオフすると、可動
接点12cが端子12e,12f間を接続し、一
方エアコンスイツチ13−2はオンしているた
め、バツテリ10、キースイツチ11、ブロワス
イツチ12の端子12e、可動接点12c、端子
12f、エアコンスイツチ13−2、後述するタ
イマー回路21の作用によりオンされたリレー接
点20a及び駆動モータ9の経路で電流が流れ、
駆動モータ9が回転して、ポンプ7は殺菌液をタ
ンク8から噴霧管6に供給し、この殺菌液は噴霧
管6のノズル6aからエバポレータ3内に散布さ
れるため、エバポレータ3内には雑菌が繁殖する
ことはない。
ている場合、エバポレータ3のフイン3aにはブ
ロワ5からの風に含まれる水分が徐々に付着して
いくが、このような状態で冷房を止めてエバポレ
ータ3の温度が上昇すると、エバポレータ3内に
雑菌が繁殖するおそれがある。しかるに本装置で
は、ブロワスイツチ12のみをオフすると、可動
接点12cが端子12e,12f間を接続し、一
方エアコンスイツチ13−2はオンしているた
め、バツテリ10、キースイツチ11、ブロワス
イツチ12の端子12e、可動接点12c、端子
12f、エアコンスイツチ13−2、後述するタ
イマー回路21の作用によりオンされたリレー接
点20a及び駆動モータ9の経路で電流が流れ、
駆動モータ9が回転して、ポンプ7は殺菌液をタ
ンク8から噴霧管6に供給し、この殺菌液は噴霧
管6のノズル6aからエバポレータ3内に散布さ
れるため、エバポレータ3内には雑菌が繁殖する
ことはない。
その際、タイマー回路21にもバツテリ10電
圧が供給され、コンデンサ18に電荷が充電され
るため、このコンデンサ18の充電が完了する一
定時間の間その充電電流によつてトランジスタ1
9がオンとなり、リレーコイル20に電流が流
れ、そのリレー接点20aをオンにする。そして
上記一定時間が経過するとトランジスタ19はタ
ーンオフする結果、リレー接点20aはオフとな
るため、駆動モータ9は停止し、これによつて殺
菌液の散布が終了することとなる。
圧が供給され、コンデンサ18に電荷が充電され
るため、このコンデンサ18の充電が完了する一
定時間の間その充電電流によつてトランジスタ1
9がオンとなり、リレーコイル20に電流が流
れ、そのリレー接点20aをオンにする。そして
上記一定時間が経過するとトランジスタ19はタ
ーンオフする結果、リレー接点20aはオフとな
るため、駆動モータ9は停止し、これによつて殺
菌液の散布が終了することとなる。
また冷房状態のまま車が目的地に到着してブロ
ワスイツチ12を操作することなく、キースイツ
チ11のみをオフすることがあるが、このように
キースイツチ11のみをオフすると、ブロワモー
タ2a及びマグネツトクラツチ14への給電が停
止され、冷房も停止されることとなる。するとこ
の場合は、ブロワスイツチ12がオンとなつてい
るために、エバポレータ3内に殺菌液が散布され
ないおそれがあるが、本装置では、キースイツチ
11をオフしたときはバツテリ10、キースイツ
チ11、エアコンスイツチ13−2、リレー接点
20a及び駆動モータ9の経路で電流が流れるた
め、上記と同様にキースイツチ11をオフしてか
ら一定時間駆動モータ9が作動し、エバポレータ
3内に殺菌液が散布されることとなる。
ワスイツチ12を操作することなく、キースイツ
チ11のみをオフすることがあるが、このように
キースイツチ11のみをオフすると、ブロワモー
タ2a及びマグネツトクラツチ14への給電が停
止され、冷房も停止されることとなる。するとこ
の場合は、ブロワスイツチ12がオンとなつてい
るために、エバポレータ3内に殺菌液が散布され
ないおそれがあるが、本装置では、キースイツチ
11をオフしたときはバツテリ10、キースイツ
チ11、エアコンスイツチ13−2、リレー接点
20a及び駆動モータ9の経路で電流が流れるた
め、上記と同様にキースイツチ11をオフしてか
ら一定時間駆動モータ9が作動し、エバポレータ
3内に殺菌液が散布されることとなる。
以上のような本実施例の装置では、ブロワスイ
ツチ又はキースイツチをオフして空気調和装置の
冷房を停止した場合には、ブロワスイツチ又はキ
ースイツチをオフしてから一定時間エバポレータ
内に殺菌液を散布するようにしたので、エバポレ
ータ内で雑菌が繁殖するということはなく、次に
冷房を行なう際に雑菌による悪臭が車室内に充満
するのを防止できる。
ツチ又はキースイツチをオフして空気調和装置の
冷房を停止した場合には、ブロワスイツチ又はキ
ースイツチをオフしてから一定時間エバポレータ
内に殺菌液を散布するようにしたので、エバポレ
ータ内で雑菌が繁殖するということはなく、次に
冷房を行なう際に雑菌による悪臭が車室内に充満
するのを防止できる。
なお上記実施例ではブロワスイツチ又はキース
イツチのいずれのスイツチをオフしてもエバポレ
ータ内に殺菌液が散布されるようにしたが、この
発明はブロワスイツチをオフしたときのみエバポ
レータ内に殺菌液が散布されるようにしてもよ
い。また上記実施例では駆動モータの給電回路に
エアコンスイツチを接続したが、このエアコンス
イツチはなくてもよいものである。
イツチのいずれのスイツチをオフしてもエバポレ
ータ内に殺菌液が散布されるようにしたが、この
発明はブロワスイツチをオフしたときのみエバポ
レータ内に殺菌液が散布されるようにしてもよ
い。また上記実施例では駆動モータの給電回路に
エアコンスイツチを接続したが、このエアコンス
イツチはなくてもよいものである。
以上のように本発明に係る自動車の空気調和装
置の悪臭防止装置によれば、エバポレータに液散
布用ノズルを取付け、ブロワスイツチをオフして
から一定時間上記ノズルを介して殺菌液をエバポ
レータ内に散布するようにしたので、エバポレー
タ内での雑菌の繁殖を防止でき、したがつて次に
冷房を行なつても車室内に悪臭が充満することは
なく、乗員に不快感を与えることがないという効
果がある。
置の悪臭防止装置によれば、エバポレータに液散
布用ノズルを取付け、ブロワスイツチをオフして
から一定時間上記ノズルを介して殺菌液をエバポ
レータ内に散布するようにしたので、エバポレー
タ内での雑菌の繁殖を防止でき、したがつて次に
冷房を行なつても車室内に悪臭が充満することは
なく、乗員に不快感を与えることがないという効
果がある。
第1図は本発明の一実施例による悪臭防止装置
を有する自動車の空気調和装置の概略構成図、第
2図aは上記装置の液散布用ノズルを有する噴霧
管の斜視図、同図bは上記噴霧管が取付けられる
エバポレータの斜視図、第3図は上記装置の電気
回路図である。 3……エバポレータ、6a……液散布用ノズ
ル、7……ポンプ、9……モータ、20a……リ
レー接点(開閉スイツチ)、21……タイマー回
路、22……モータ給電回路。
を有する自動車の空気調和装置の概略構成図、第
2図aは上記装置の液散布用ノズルを有する噴霧
管の斜視図、同図bは上記噴霧管が取付けられる
エバポレータの斜視図、第3図は上記装置の電気
回路図である。 3……エバポレータ、6a……液散布用ノズ
ル、7……ポンプ、9……モータ、20a……リ
レー接点(開閉スイツチ)、21……タイマー回
路、22……モータ給電回路。
Claims (1)
- 1 自動車の空気調和装置のエバポレータに取付
けられた液散布用ノズルと、該ノズルに殺菌液を
供給するポンプと、上記ポンプを駆動するモータ
と、該モータの給電回路に接続され該給電回路を
開閉する開閉スイツチと、上記ブロワスイツチが
オフしてから一定時間の間上記モータの給電回路
を閉成するよう上記開閉スイツチを作動させるタ
イマー回路とを備えたことを特徴とする自動車の
空気調和装置の悪臭防止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56154413A JPS5856909A (ja) | 1981-09-28 | 1981-09-28 | 自動車の空気調和装置の悪臭防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56154413A JPS5856909A (ja) | 1981-09-28 | 1981-09-28 | 自動車の空気調和装置の悪臭防止装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5856909A JPS5856909A (ja) | 1983-04-04 |
JPH0212766B2 true JPH0212766B2 (ja) | 1990-03-27 |
Family
ID=15583605
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56154413A Granted JPS5856909A (ja) | 1981-09-28 | 1981-09-28 | 自動車の空気調和装置の悪臭防止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5856909A (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0235530Y2 (ja) * | 1986-10-31 | 1990-09-27 | ||
JPH0235529Y2 (ja) * | 1986-10-31 | 1990-09-27 | ||
JPS6385520U (ja) * | 1986-11-25 | 1988-06-04 | ||
FR2720340B1 (fr) * | 1994-05-30 | 1996-07-05 | Valeo Thermique Habitacle | Installation de climatisation pour véhicule automobile. |
US5514344A (en) * | 1994-08-15 | 1996-05-07 | D'agaro; Raymond | Solution dispenser for air conditioning microorganism control |
US5878912A (en) * | 1995-12-26 | 1999-03-09 | Stein; Myron | Duct disinfecting method and apparatus |
JP3028473U (ja) * | 1996-02-27 | 1996-09-03 | 廉正 赤澤 | 車両空調装置用の補機構造 |
-
1981
- 1981-09-28 JP JP56154413A patent/JPS5856909A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5856909A (ja) | 1983-04-04 |
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