JP3028473U - 車両空調装置用の補機構造 - Google Patents

車両空調装置用の補機構造

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】洗浄溶剤で効果的に洗浄し、または第2溶剤で
効率的に消臭、除菌、防カビ処理し、もしくは芳香溶剤
を車両空調装置の風吹出し部から車室内に放出して芳香
効果を得る車両空調装置用の補機構造を提供する。 【解決手段】空調風取入れ経路から外気もしくは内気を
取入れる車両空調装置において、空調風取入れ経路にお
ける熱交換器11より上流側に少なくとも1つの溶剤流
噴出手段13,14を設け、溶剤流噴出手段13,14
に対して熱交換器11を洗浄する第1溶剤Aまたは、芳
香溶剤、消臭溶剤、除菌溶剤もしくは防カビ溶剤の各単
独溶剤もしくは複合溶剤のうち少なくとも1つの第2溶
剤Bを供給する溶剤供給経路21を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、空調風取入れ経路から外気もしくは内気を取入れる車両空調装置 において熱交換器としてのエバポレータ(evaporator、蒸発器)などを洗浄また は芳香剤の供給により車室内環境の向上を図るような車両空調装置用の補機構造 に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、上述例のエバポレータを洗浄することで、カビや雑菌の発生を防止し、 かつ異臭を抑制して車室内環境の向上を図る手段としては、例えば特開昭62− 160913号公報に記載の手段がある。 すなわち内部にファンを備えた内外気切替えボックスの次段にクーラハウジン グを連設し、このクーラハウジングの内部にエバポレータが配置された車両空調 装置において、上述のクーラハウジングの一部に洗浄剤噴霧用の噴霧口を開口し 、この噴霧口からハンディタイプかつスプレー方式の洗浄剤収納容器における噴 霧ノズルを差込んで、容器の押圧部を作業者が手指で押圧して、容器内の洗浄剤 をエバポレータのフィンに向けて噴霧すべく構成したものである。
【0003】 しかし、この従来手段にあっては次のような問題点があった。つまり上述の噴 霧口の開口面積を大きく設定すると、上述のファンにより送風される内外気が広 い開口面積の噴霧口から空調風取入れ経路の外部に逃げるため、この噴霧口の開 口面積は必然的に小となり、この結果、上述の噴霧口に洗浄剤収納容器の噴霧ノ ズルを差込んで、エバポレータのフィンに向けて洗浄剤を噴霧する時、上述の噴 霧ノズルを空調風取入れ経路の内奥まで差込むことができないので、洗浄剤はエ バポレータの一部分にしか噴霧されず、充分なカビや雑菌の発生防止、異臭抑制 、車室内環境の向上を図ることができない問題点があった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】 この考案の請求項1記載の考案は、空調風取入れ経路における熱交換器より上 流側に少なくとも1つの溶剤流噴出手段を設け、この噴出手段に対して洗浄剤( 第1溶剤)または、芳香、消臭(脱臭を含む)、除菌(防菌、抗菌を含む)もし くは防カビの各単独溶剤や複合溶剤のうち少なくとも1つの第2溶剤を供給する ことで、熱交換器より上流側の少なくとも1つの溶剤流噴出手段から噴出される 洗浄溶剤で熱交換器を確実かつ効果的に洗浄、または上述の溶剤流噴出手段から 噴出される第2溶剤で熱交換器を効率的に消臭、除菌、防カビ処理、もしくは上 述の溶剤流噴出手段から噴出される芳香溶剤を車両空調装置の空調風吹出し部か ら車室内に放出して芳香効果を得ることができる車両空調装置用の補機構造の提 供を目的とする。
【0005】 この考案の請求項2記載の考案は、上記請求項1記載の考案の目的と併せて、 溶剤供給経路を第1溶剤と第2溶剤とで共用することで、この経路の簡略化を図 って車両空調装置に対する経路後付け工数の低減を達成することができる車両空 調装置用の補機構造の提供を目的とする。
【0006】 この考案の請求項3記載の考案は、上記請求項1記載の考案の目的と併せて、 複数(同一箇所複数と別箇所複数の双方を含む)の溶剤流噴出手段に対する溶剤 供給経路を独立形成することで、各溶剤の不必要な混合を防止することができる 車両空調装置用の機構造の提供を目的とする。
【0007】 この考案の請求項4記載の考案は、上記請求項2記載の考案の目的と併せて、 溶剤流噴出手段に連通する共通経路を第1溶剤源と第2溶剤源との各溶剤吐出部 に択一的に連通させることで、簡単な構成でありながら択一連通させた側の溶剤 を共通経路を介して溶剤流噴出手段に確実に供給することができる車両空調装置 用の補機構造の提供を目的とする。
【0008】 この考案の請求項5記載の考案は、上記請求項2記載の考案の目的と併せて、 第1溶剤源および第2溶剤源の各溶剤吐出部にそれぞれ溶剤別経路を接続し、こ れら溶剤別経路を集合部を介して共通経路に連通すると共に、使用溶剤選択手段 を設けることで、上述の共通経路の各溶剤吐出部に対する着脱操作を不要となし て、使用溶剤選択手段による選択操作にて選択された溶剤を確実に溶剤流噴出手 段に供給することができて、操作性の向上を図ることができる車両空調装置用の 補機構造の提供を目的とする。
【0009】 この考案の請求項6記載の考案は、上記請求項1,2,3,4もしくは5記載 の考案の目的と併せて、上述の各溶剤源を該溶剤源の交換を許容するケースに収 納して車室内に配設することで、車室内からの操作により各溶剤を溶剤流噴出手 段に供給することができると共に、溶剤がなくなった場合には新たな溶剤源との 交換ができ、また各溶剤源をケースを介して車室内に配設する構成により車室内 に対する配設性の向上をも図ることができる車室空調装置用の補機構造の提供を 目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
この考案の請求項1記載の考案は、空調風取入れ経路から外気もしくは内気を 取入れる車両空調装置において、上記空調風取入れ経路における熱交換器より上 流側に少なくとも1つの溶剤流噴出手段を設け、上記溶剤流噴出手段に対して上 記熱交換器を洗浄する第1溶剤または、芳香溶剤、消臭溶剤、除菌溶剤もしくは 防カビ溶剤の各単独溶剤もしくは複合溶剤のうち少なくとも1つの第2溶剤を供 給する溶剤供給経路を設けた車両空調装置用の補機構造であることを特徴とする 。
【0011】 この考案の請求項2記載の考案は、上記請求項1記載の考案の構成と併せて、 上記溶剤供給経路を第1溶剤と第2溶剤とで共用する共通経路に設定した車両空 調装置用の補機構造であることを特徴とする。
【0012】 この考案の請求項3記載の考案は、上記請求項1記載の考案の構成と併せて、 複数の溶剤流噴出手段に対する溶剤供給経路を独立形成した車両空調装置用の補 機構造であることを特徴とする。
【0013】 この考案の請求項4記載の考案は、上記請求項2記載の考案の構成と併せて、 上記共通経路を第1溶剤源の溶剤吐出部と、少なくとも1つの第2溶剤源の溶剤 吐出部とに択一的に連通させる車両空調装置用の補機構造であることを特徴とす る。
【0014】 この考案の請求項5記載の考案は、上記請求項2記載の考案の構成と併せて、 上記第1溶剤源の溶剤吐出部と、少なくとも1つの第2溶剤源の溶剤吐出部とに それぞれ溶剤別経路を接続し、これら各溶剤別経路を集合部を介して上記共通経 路に連通すると共に、上記溶剤別経路もしくは上記集合部に使用溶剤選択手段を 介設した車両空調装置用の補機構造であることを特徴とする。
【0015】 この考案の請求項6記載の考案は、上記請求項1,2,3,4もしくは5記載 の考案の構成と併せて、上記各溶剤源を該溶剤源の交換を許容するケースに収納 して車室内に配設した車両用空調装置の補機構造であることを特徴とする。
【0016】
【考案の作用及び効果】
この考案の請求項1記載の考案によれば、空調風取入れ経路における熱交換器 より上流側に少なくとも1つの溶剤流噴出手段を設け、この噴出手段に対して第 1溶剤(洗浄溶剤)または、芳香、消臭、除菌もしくは防カビの各単独溶剤もし くは複合溶剤のうち少なくとも1つの第2溶剤を溶剤供給経路を介して供給すべ く成したので、上述の溶剤流噴出手段から噴出される洗浄溶剤を熱交換器前面に 噴霧して、この熱交換器を確実かつ効果的に洗浄、または上述の溶剤流噴出手段 から噴出される第2溶剤で熱交換器を効率的に消臭、除菌、防カビ処理、もしく は上述の溶剤流噴出手段から噴出される芳香溶剤を空調装置の空調風吹出し部か ら車室内に放出して芳香効果を得ることができる効果がある。
【0017】 この考案の請求項2記載の考案によれば、上記請求項1記載の考案の効果と併 せて、上述の溶剤供給経路を第1溶剤と第2溶剤とで共用する共通経路に設定し たので、この溶剤供給経路の簡略化を図って、車両空調装置に対する経路後付け 工数の低減および補機構造のコストダウンを達成することができる効果がある。
【0018】 この考案の請求項3記載の考案によれば、上記請求項2記載の考案の効果と併 せて、複数の溶剤流噴出手段に対する溶剤供給経路を独立形成したので、各溶剤 の不必要な混合を防止することができる効果がある。
【0019】 この考案の請求項4記載の考案によれば、上記請求項2記載の考案の効果と併 せて、溶剤流噴出手段に連通する共通経路を第1溶剤源と第2溶剤源との各溶剤 吐出部に択一的に連通すべく構成したので、簡単な構成でありながら択一連通さ せた側の溶剤を共通経路を介して溶剤流噴出手段に確実に供給することができる 効果がある。
【0020】 この考案の請求項5記載の考案によれば、上記請求項2記載の考案の効果と併 せて、上述の溶剤別経路もしくは上述の集合部に介設された使用溶剤選択手段の 選択操作により、選択された溶剤を溶剤別経路、集合部、共通経路を介して溶剤 流噴出手段に適確に供給することができて、共通経路の各溶剤吐出部に対する着 脱操作が不要となるので、操作性の向上を図ることができる効果がある。
【0021】 この考案の請求項6記載の考案によれば、上記請求項1,2,3,4もしくは 5記載の考案の効果と併せて、上述の各溶剤源を交換許容構造のケースに収納し て車室内に配設したので、車室内からの操作により各溶剤を溶剤流噴出手段に供 給することができ、また溶剤がなくなった時には新たな溶剤源との交換ができる うえ、各溶剤源をケースを介して車室内に配設するため、配設性の向上をも図る ことができる効果がある。
【0022】
【実施例】
この考案の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。 (第一実施例) 図面は車両空調装置用の補機構造を示し、まず車両空調装置の構成について述 べると、図1、図2において、外気取入口1および内気取入口2を有する内外気 切替えボックス3を設け、この内外気切替えボックス3内にはブロアモータ4に て駆動される送風手段としてのファン5を配設すると共に、空調風の取入れを選 択する内外気切替え手段として内外気切替えドア6を設けている。
【0023】 このように構成したブロアユニット7の次段には、連通ダクト8を介してクー ラユニット9を配設している。このクーラユニット9はクーラハウジング10内 に熱交換器としてのエバポレータ11を設けている。またエバポレータ11の下 流部位直下におけるクーラハウジング10にはドレンポート10aが形成されて いる。 上述のエバポレータ11は冷凍サイクルに接続された蒸発器で、周囲より熱を 奪う作用を奏する。
【0024】 上述のクーラユニット9の次段にはヒータコントロールユニット12を連通接 続している。このヒータコントロールユニット12はその内部にヒータコア、エ アミックスドア、ベントドア、デフロスタドア、ヒートドアおよび混合室を有し 、上述の各ドアの切替えにより空調処理された吹出風(冷風および温風)を、デ フロスタ吹出口、ベント吹出口、ヒート吹出口から車室内の必要箇所に吹出すよ うに構成されている。
【0025】 このように構成された車両空調装置において内外気切替えボックス3とクーラ ハウジング10との中間部の一例として前述のエバポレータ11の上流側に位置 する連通ダクト8には、エバポレータ11の前面全域に向けて溶剤流を噴出する 溶剤流噴出手段としてのノズル13を適宜手段(嵌合手段、ネジ締結手段、接着 手段)にて取付けている。 また上述のファン5の上流側であって内外気切替えドア6の切替え軌跡αの外 部における内外気切替えボックス3にもファン5の空調風吸込部位に向けて溶剤 流を噴出する溶剤流噴出手段としてのノズル14を適宜手段(嵌合手段、ネジ締 結手段、接着手段)にて取付けている。
【0026】 これらの各ノズル13,14は図3(但し、同図では一方のみを示す)示すよ うにその基部にフランジ部15およびチューブジョイント部16を有し、このチ ューブジョイント部16には締結バンド等の締結部材17を用いて可撓性のチュ ーブ18,19の先端を取付けている。そして、上述の各可撓性のチューブ18 ,19を分岐管20に接続し、この分岐管20の基端側には溶剤供給経路として の共通チューブ21(共通経路)を取付けている。
【0027】 一方、車室内のインストルメントパネル22の所定部で、ドライバもしくはパ ッセンジャにより操作可能な位置には隔壁23aを有する単一のケース23を適 宜手段(クリップによる取付け手段等)にて取付けている。 この単一のケース23内には上部に溶剤吐出部24および押圧部25を備えた 溶剤源としての充填容器26,27を交換可能に収納している。なお、このケー ス23は例えば合成樹脂などにより形成される。
【0028】 ここで、上述のケース23の構造は図4に示す如く上部に開閉リッド28を開 閉可能に備え、ケース本体側の溶剤吐出部24と対向する部位に押圧操作許容孔 29が形成された構造で、開閉リッド28の開時に上述の押圧部25を操作可能 とする構成であってもよく、図5に示す如くトップデッキ面23bに押圧部25 の押圧操作を許容する開口部30を有し、下部に開閉リッド31を開閉可能に備 え、下側から充填容器26を交換する構成であってもよい。
【0029】 この第1実施例においては一側の充填容器26内に洗浄溶剤A(第1溶剤)を 充填し、他側の充填容器27内には芳香溶剤(香水を含む)、消臭溶剤(脱臭溶 剤を含む)、除菌溶剤(防菌溶剤、抗菌溶剤を含む)もしくは防カビ溶剤の各単 独溶剤もしくは複合溶剤のうち少なくとも1つの第2溶剤の一例として防菌剤含 有タイプの芳香溶剤Bを充填している。これら各充填容器26,27は封入ガス の封入により押圧部25の押下操作時に内部の溶剤A,Bを溶剤吐出部24(い わゆるスプレーノズル)から吐出するものである。
【0030】 而して洗浄溶剤Aを充填した一側の充填容器26における溶剤吐出部24には 溶剤別経路としての可撓性のチューブ32を連通接続し、芳香溶剤Bを充填した 他側の充填容器27における溶剤吐出部24には溶剤別経路としての可撓性のチ ューブ33を連通接続している。
【0031】 これらの各チューブ32,33は集合部34を介して上述の共通チューブ21 に連通接続されると共に、この集合部34には使用溶剤選択手段としての切換弁 35を介設している。なお、上記集合部34に切換弁35を介設する構造に代え て、上述の各チューブ32,33間に開閉弁を介設して使用溶剤選択手段を構成 してもよい。また図6に示すように充填容器26,27において押圧部25の外 周面と略面一状に溶剤吐出部24が形成されたタイプの容器にあっては、同図に 示すようにこの溶剤吐出部24からの溶剤流を導出する導出部36aと、押圧部 25に液密状に嵌着するキャップ部36bとを一体形成したアタッチメント36 を用い、このアタッチメント36に対して各チューブ32,33を連通接続する とよい。またアタッチメント36とチューブ32,33とを兼用する構造と成し てもよい。
【0032】 ところで、上述のエバポレータ11上流側のノズル13は図3に示すように、 その上流側面を半円形状と成して、ファン5で起風される風に対して可及的抵抗 を付加しないよう構成されると共に、下流側面を略フラット状と成し、この下流 側面には同図に示す如く、前述のエバポレータ11の前面全域に向けて指向する 多数の噴出口13aを形成している。
【0033】 同様に、上述のファン5上流側のノズル14も、その上流側面を半円形状と成 して、ファン5による吸い込まれる風に対して可及的抵抗を付加しないように構 成されると共に、下流側面を略フラット状と成し、この下流側面には上述のファ ン5の吸引口全域に向けて指向する多数の噴出口を形成している。
【0034】 ここで、上述の洗浄溶剤Aとしては液状の洗浄剤、泡状の洗浄液(水、リン酸 、ソフタノール70、プロピレングリコール・モノメチルエーテルMFG等を適 宜量配合したもの)、洗浄水、薬剤、除菌剤、防菌剤、刹菌剤の単体もしくは混 合体(複合体)を用いることができる。 なお、図1、図2に示す各要素13〜21,23〜36はキット(kit)と して取扱い、車両に対して上記各要素が後付けされる。
【0035】 このように構成した車両空調装置用の補機構造の作用について以下に説明する 。 車室内に芳香効果を確保する場合には、図1に示す如く、チューブ33と共通 チューブ21とが連通するように前述の切換弁35を切換えた後に、芳香容器B が充填された側の充填容器27における押圧部25を押下すると、防菌剤含有タ イプの芳香溶剤Bが各要素23,33,35,21を介してチューブ18,19 に供給された後に、2つのノズル13,14から空調風取入れ経路内へ噴霧され るので、ブロアモータ4で駆動されるファン5の起風により上述の芳香溶剤Bは 車両空調装置の空調風吹出し部から車室内に放出され、芳香効果を得ることがで きる。
【0036】 一方、エバポレータ11およびファン5を洗浄する場合には、図2に示す如く 、チューブ32と共通チューブ21とが連通するように前述の切換弁35を切換 えた後に、洗浄溶剤Aが充填された側の充填容器26における押圧部25を押下 すると、洗浄溶剤Aが各要素24,32,35,21を介してチューブ18,1 9に供給された後に、2つのノズル13,14から空調風取入れ経路内へ噴霧さ れる。
【0037】 上述の各ノズル13,14からの洗浄溶剤Aは、多数の噴出口(13a参照) からエバポレータ11の前面全域およびファン5の吸引口全域に向けて噴出され るので、エバポレータ11の複雑形状のフィン(図示せず)およびファン5にお ける複雑形状のファンブレード(図示せず)の略全体を同時に洗浄することがで き、洗浄処理後の流体はエバポレータ11直下のドレンポート10aから排水さ れる。なお、必要に応じて、このドレンポート10aにドレンホースを接続して 洗浄処理済みの流体を車外に放出してもよい。
【0038】 ここで、各ノズル13,14の噴射口(13a参照)からの洗浄溶剤流の噴出 中にファン5を駆動すると、ファン5洗浄後の洗浄溶剤流をエバポレータ11側 へ流動噴霧させることができると共に、この洗浄溶剤流と、ノズル13からの洗 浄溶剤流とをエバポレータ11の複雑形状のフィン等のさらに内奥まで到達させ ることができて、洗浄効果のより一層の向上を図ることができる。
【0039】 このように、空調風取入れ経路(空気取入れ口1,2からエバポレータ11ま での経路)における熱交換器(エバポレータ11参照)より上流側に少なくとも 1つの溶剤流噴出手段(ノズル13,14参照)を設け、この噴出手段に対して 第1溶剤(洗浄溶剤A)または、芳香、消臭、除菌もしくは防カビの各単独溶剤 もしくは複合溶剤のうち少なくとも1つの第2溶剤(この実施例では防菌剤含有 タイプの芳香溶剤B)を溶剤供給経路(共通チューブ21参照)を介して供給す べく成したので、上述の溶剤流噴出手段(ノズル13,14参照)から噴出され る洗浄溶剤Aを熱交換器前面に噴霧して、この熱交換器(エバポレータ11参照 )を確実かつ効果的に洗浄、または上述の溶剤流噴出手段(ノズル13,14参 照)から噴出される第2溶剤(防菌剤含有タイプの芳香溶剤B参照)で熱交換器 (エバポレータ11参照)を効率的に消臭、除菌、防カビ処理、もしくは上述の 溶剤流噴出手段(ノズル13,14参照)から噴出される芳香溶剤Bを空調装置 の空調風吹出し部から車室内に放出して芳香効果を得ることができる効果がある 。
【0040】 また、上述の溶剤供給経路を第1溶剤Aと第2溶剤(防菌剤含有タイプの芳香 溶剤B参照)とで共用する共通経路(共通チューブ21参照)に設定したので、 この溶剤供給経路の簡略化を図って、車両空調装置に対する経路後付け工数の低 減および補機構造のコストダウンを達成することができる効果がある。
【0041】 さらに、上述の溶剤別経路(チューブ32,33参照)もしくは上述の集合部 34に介設された使用溶剤選択手段(切換弁35参照)に選択操作により、選択 された溶剤AもしくはBを溶剤別経路、集合部34、共通経路(共通チューブ2 1参照)を介して溶剤流噴出手段(ノズル13,14参照)に適確に供給するこ とができて、共通経路の各溶剤吐出部24,24に対する着脱操作が不要となる ので、操作性の向上を図ることができる効果がある。
【0042】 加えて、、上述の各溶剤源(充填容器26,27参照)を交換許容構造のケー ス23に収納して車室内に配設したので、車室内からの操作により各溶剤A,B を溶剤流噴出手段(ノズル13,14参照)に供給することができ、また溶剤A もしくはBがなくなった時には新たな溶剤源(充填容器26,27参照)との交 換ができるうえ、各溶剤源をケース23を介して車室内に配設するため、配設性 の向上をも図ることができる効果がある。 (第2実施例) 図7は請求項3に対応する車両空調装置用の補機構造を示す系統図で、この第 2実施例においては一方のノズル14と、洗浄溶剤Aが充填された側の充填容器 26における溶剤吐出部24とを独立チューブ40で連通接続し、他方のノズル 13と、防菌剤含有タイプの芳香溶剤Bが充填された側の充填容器27における 溶剤吐出部24とを別の独立チューブ41で連通接続したものである。
【0043】 このように複数の溶剤流噴出手段(ノズル13,14参照)に対する溶剤供給 経路(独立チューブ41,40参照)を独立形成すると、各溶剤A,Bの不必要 な混合を防止することができる効果がある。なお図7において一方のノズル14 と芳香溶剤B側とを接続すると共に、他方のノズル13と洗浄溶剤A側とを接続 する構成と成してもよく、2つのノズル13,14をエバポレータ11上流側の 同一箇所に並設するような構成と成してもよい。この第2実施例においても、そ の他の点については先の実施例とほぼ同様の作用、効果を奏するので、図7にお いて前図と同一の部分には同一符号を付して、その詳しい説明を省略する。 (第3実施例) 図8、図9、図10は車両空調装置用の補機構造のさらに他の実施例を示す系 統図で、この実施例においては合計3本の充填容器26,27.42を交換可能 に収納するケース23を設け、1つの充填容器26には洗浄溶剤A(第1実施例 )を、他の1つの充填容器27には防菌剤含有タイプの芳香溶剤B(第2実施例 )を、さらに他の1つの充填容器42には第2溶剤の他の1つとしての消臭剤C (第2実施例)を充填している。
【0044】 これら各充填容器26,27,42のそれぞれの溶剤吐出部24…には溶剤別 経路としての可撓性のチューブ32,33,43を接続し、これら各チューブ3 2,33,43を集合部34で集合させ、この集合部34下流側を前述の共通チ ューブ21に連通接続すると共に、上述の集合部34には使用溶剤選択手段とし ての切換弁35を介設している。
【0045】 而して、上述の切換弁35を図8に示す如く切換えた時には、2つの各ノズル 13,14に洗浄溶剤Aを供給可能とし、上述の切換弁35を図9に示す如く切 換えた時には、2つの各ノズル13,14に芳香溶剤Bを供給可能とし、上述の 切換弁35を図10に示す如く切換えた時には、2つの各ノズル13,14に消 臭剤Cを供給可能としている。
【0046】 このように構成しても、先の第1実施例とほぼ同様の作用、効果を奏するので 、図8、図9、図10において、前図と同一の部分には同一符号を付して、その 詳しい説明を省略する。なお、第1溶剤としての洗浄溶剤Aと、第2溶剤として の組合せは芳香溶剤B、消臭剤Cの例示構成に限定されるものではない。 (第4実施例) 図11は車両空調装置用の補機構造のさらに他の実施例を示し、先の各実施例 においてはエバポレータ11の上流にファン5が配置されたタイプの車両空調装 置に適用したが、図11に示すこの実施例ではエバポレータ11の下流にファン 5が配置されたタイプの車両空調装置に適用するものである。
【0047】 この場合、上述のエバポレータ11の前面と対抗する側の空気取入口(この実 施例では内気取入口2)外面に取付けられた外枠45におけるエバポレータ11 と対向する面に、丸パイプ製もしくは角パイプ製のノズル46を取付け、このノ ズル46のエバポレータ11と対向する面に該エバポレータ11の前面全域に向 けて指向する多数の噴出口を形成する。なお、上述のノズル46は十文字等に組 合わせてもよい。
【0048】 なお、図11において47はエアミックドア、48はヒータコア、49はデフ ・ヒータ・クーラ切替えドア、50はヒータ・クーラ切替えドア、51はヒータ 吹出口、52はクーラ吹出口、53はデフ吹出口である。
【0049】 さらに、この実施例においては上述のノズル46にその先端を連通接続させた 可撓性のチューブ54を設け、このチューブ54の基端側を車室内へ導びいて、 該チューブ54の基端開口部をキャップ部材55で着脱可能に閉塞すると共に、 同チューブ54の基端側をクリップ部材56を用いてケース23近傍のインスト ルメントパネル22に係止保持し、必要時に該クリップ部材56のクリップ部か らチューブ54を離脱すべく構成している。
【0050】 而して、エバポレータ11を洗浄する際には、クリップ部材56からチューブ 54を離脱し、その基端開口部からキャップ部材55を除去した後に、このチュ ーブ54を図11に仮想線aで示す如く洗浄溶剤Aが充填された側の充填容器2 6における溶剤吐出部24に装着し、車室内から押圧部25を操作すると、ドア 6が内気取入れ側に切換わった状態下における前述のノズル46に洗浄溶剤Aが 供給されるので、このノズル46から噴霧される洗浄溶剤Aによりエバポレータ 11の前面全域を洗浄することができる。
【0051】 一方、車室内に芳香効果を確保する場合には、図11に仮想線bで示す如く基 端が開放されたチューブ54を芳香溶剤Bが充填された側の充填容器27におけ る溶剤吐出部24に装着し、押圧部25を車室内から操作すると、ドア6が図1 1に示す如く切換わった状態下における上述のノズル46に芳香溶剤Bを供給す ることができるので、ファン5の回転により、この芳香溶剤Bを空調風吹出し部 から車室内に放出して、芳香効果を得ることができる このように溶剤流噴出手段(ノズル46参照)に連通する共通経路(チューブ 54参照)を第1溶剤源(充填容器26参照)と第2溶剤源(充填容器27参照 )との各溶剤吐出部24,24に択一的に連通させることで、簡単な構成であり ながら択一連通させた側の溶剤AもしくはBを共通経路(チューブ54参照)を 介して溶剤流噴出手段(ノズル46参照)に確実に供給することができる効果が ある。この図11に示す構成においてケース23内に3本もしくはそれ以上の充 填容器を交換可能に収納するように構成してもよいことは勿論である。
【0052】 なお、その他の点については先の実施例とほぼ同様の作用、効果を奏するので 、図11において前図と同一の部分には同一符号を付して、その詳しい説明を省 略する。
【0053】 この考案の構成と、上述の実施例との対応において、 この考案の空調風取入れ経路は、実施例の内外気取入口からエバポレータ11 までの間の経路に対応し、 以下同様に、 熱交換器は、エバポレータ11に対応し、 溶剤流噴出手段は、ノズル13,14,46に対応し、 第1溶剤は、洗浄溶剤Aに対応し、 第2溶剤は、芳香溶剤B、消臭溶剤Cに対応し、 共通経路は、共通チューブ21、チューブ54に対応し、 独立形成された溶剤供給経路は、独立チューブ40,41に対応し、 第1溶剤源は、充填容器26に対応し、 第2溶剤源は、充填容器27,42に対応し、 溶剤別経路は、チューブ32,33,43に対応し、 使用溶剤選択手段は、切換弁35に対応するも、 この考案は、上述の実施例の構成のみに限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の車両空調装置用の補機構造を示す系統
図。
【図2】エバポレータ洗浄時の説明図。
【図3】ノズル構造を示す断面図。
【図4】充填容器のケース収納構造を示す断面図。
【図5】充填容器のケース収納構造の他の実施例を示す
断面図。
【図6】充填容器トップに対するアタッチメント構造を
示す断面図。
【図7】本考案の車両空調装置用の補機構造の他の実施
例を示す系統図。
【図8】本考案の車両空調装置用の補機構造のさらに他
の実施例を示す系統図。
【図9】芳香溶剤供給時の説明図。
【図10】消臭溶剤供給時の説明図。
【図11】本考案の車両空調装置用の補機構造のさらに
他の実施例を示す系統図。
【符号の説明】
11…エバポレータ 13,14,46…ノズル 21…共通チューブ 23…ケース 24…溶剤吐出部 26,27,42…充填容器 32,33,43…チューブ 34…集合部 35…切換弁 40,41…独立チューブ 54…チューブ A…洗浄溶剤 B…芳香溶剤 C…消臭溶剤

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】空調風取入れ経路から外気もしくは内気を
    取入れる車両空調装置において、上記空調風取入れ経路
    における熱交換器より上流側に少なくとも1つの溶剤流
    噴出手段を設け、上記溶剤流噴出手段に対して上記熱交
    換器を洗浄する第1溶剤または、芳香溶剤、消臭溶剤、
    除菌溶剤もしくは防カビ溶剤の各単独溶剤もしくは複合
    溶剤のうち少なくとも1つの第2溶剤を供給する溶剤供
    給経路を設けた車両空調装置用の補機構造。
  2. 【請求項2】上記溶剤供給経路を第1溶剤と第2溶剤と
    で共用する共通経路に設定した請求項1記載の車両空調
    装置用の補機構造。
  3. 【請求項3】複数の溶剤流噴出手段に対する溶剤供給経
    路を独立形成した請求項1記載の車両空調装置用の補機
    構造。
  4. 【請求項4】上記共通経路を第1溶剤源の溶剤吐出部
    と、少なくとも1つの第2溶剤源の溶剤吐出部とに択一
    的に連通させる請求項2記載の車両空調装置用の補機構
    造。
  5. 【請求項5】上記第1溶剤源の溶剤吐出部と、少なくと
    も1つの第2溶剤源の溶剤吐出部とにそれぞれ溶剤別経
    路を接続し、これら各溶剤別経路を集合部を介して上記
    共通経路に連通すると共に、上記溶剤別経路もしくは上
    記集合部に使用溶剤選択手段を介設した請求項2記載の
    車両空調装置用の補機構造。
  6. 【請求項6】上記各溶剤源を該溶剤源の交換を許容する
    ケースに収納して車室内に配設した請求項1,2,3,
    4もしくは5記載の車両用空調装置の補機構造。
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