JPH0212677B2 - - Google Patents

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JPH0212677B2
JPH0212677B2 JP58159151A JP15915183A JPH0212677B2 JP H0212677 B2 JPH0212677 B2 JP H0212677B2 JP 58159151 A JP58159151 A JP 58159151A JP 15915183 A JP15915183 A JP 15915183A JP H0212677 B2 JPH0212677 B2 JP H0212677B2
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JP
Japan
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straps
grid
lattice
strap
rods
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Application number
JP58159151A
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JPS5960397A (ja
Inventor
Marion Kobatsuku Richaado
Uiriamu Karukuburennaa Rarufu
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CBS Corp
Original Assignee
Westinghouse Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Westinghouse Electric Corp filed Critical Westinghouse Electric Corp
Publication of JPS5960397A publication Critical patent/JPS5960397A/ja
Publication of JPH0212677B2 publication Critical patent/JPH0212677B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G21NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
    • G21CNUCLEAR REACTORS
    • G21C3/00Reactor fuel elements and their assemblies; Selection of substances for use as reactor fuel elements
    • G21C3/30Assemblies of a number of fuel elements in the form of a rigid unit
    • G21C3/32Bundles of parallel pin-, rod-, or tube-shaped fuel elements
    • G21C3/34Spacer grids
    • G21C3/3424Fabrication of spacer grids
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Plasma & Fusion (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • High Energy & Nuclear Physics (AREA)
  • Laser Beam Processing (AREA)
  • Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、その好適な形態においては、大体正
方形の構造の格子を形成するように内側格子スト
ラツプを組み立て、該内側格子ストラツプで形成
した格子に外側格子ストラツプを設ける装置に関
連しており、より特定的には、(a)第1組の内側格
子ストラツプを平行な関係に保持し、第2組の内
側格子ストラツプを互いに平行に且つ第1組の内
側格子ストラツプに対し垂直に保持し、そして外
側格子ストラツプを保持する格子組立ジグと、(b)
内側格子ストラツプ及び外側格子ストラツプから
形成した格子を組立て状態に保持する保持帯板
と、(c)該格子組体ジグ及び保持帯板を使用して格
子ストラツプから格子を組み立てる態様とを開示
している。
棒束型燃料集合体は、複数の行及び列に配列さ
れ、この希望の配列に複数の燃料棒格子によつて
保持される核燃料棒のマトリツクスを含んでい
る。該格子を形成するストラツプは、直線状に延
びる大体矩形の部材であつて、1つの縁からスト
ラツプの高さの約半分まで延びるスロツトを有す
ることを特徴とするものである。該ストラツプ
は、1枚のストラツプが他のストラツプに組み合
う状態に組み立てられる。従つて、1枚のストラ
ツプのスロツトは、その部分が他のストラツプの
スロツトに整列して、該部分で他のストラツプに
係合し、その結果、格子は該格子を形成する各ス
トラツプと同じ高さになる。こうして形成した格
子は、互いに実質的に平行であり且つ等しく隔置
された第1組のストラツプと、互いに実質的に平
行であり且つ等しく隔置された第2組のストラツ
プとを有しており、一方の組のストラツプは他方
の組のストラツプに対して垂直である。前述した
ストラツプの全ては内側ストラツプと呼ばれるも
のであつて、組み合う関係に置かれていて、前述
した行と列になる正方形のセルからなる正方形の
格子を形成する。また、格子の四辺には外側スト
ラツプも設けられている。
従来、これ等の内側ストラツプ及び外側ストラ
ツプは、通常のテーブル即ち板上で、最初に2枚
のストラツプを互いに組み合う関係に結合するこ
とによつて、組み立てられていた。代表的には、
次に2枚のストラツプを追加して、4枚の最外方
の内側ストラツプで枠を形成する。次に、最初の
4枚のストラツプによつて形成された枠を利用し
て、残りの内側ストラツプを所定位置に置く。し
かる後、外側ストラツプを所定位置に置き、囲繞
帯板即ち保持帯板を組み立てた格子全体の周りに
置く。更に、格子の種々の個所にろう付け材料を
置く処置を行ない、ろう付け材料が置かれた格子
を炉内に入れてろう付けを実行する。
前述した方法及び関連装置は非常に時間を消費
する作業を必要としていた。
本発明の目的は、内側格子ストラツプ及び外側
格子ストラツプを比較的迅速且つ簡単に組み立て
て格子にすると共に、組み立てられた該格子に対
してレーザ光線による溶接が可能なように同格子
を保持することが可能な格子組立ジグを提供する
ことである。
この目的から、本発明によると、互いに差し込
まれる複数のストラツプから核燃料集合体の格子
を組み立てる際に使用する格子組立ジグは、広義
には、(a)上側の表面部分に前記ストラツプの下縁
をそれぞれ受け入れる第1組、第2組の溝が形成
されており、該第1組の溝は互いに平行に離間し
た関係で延び、該第2組の溝は互いに平行に離間
した関係で延び、該第1組、第2組の溝の底が実
質上共通の平面に配置されている、実質上平らな
板と、(b)該板上で組み立てられた前記格子の周囲
に配設されて、該格子の周辺の外側ストラツプと
協働して、溶接中に前記格子の健全性を保持する
ようになつている保持帯材であつて、前記格子の
側辺の数に対応する複数の実質上H形の棒を備
え、該棒の各々がその両端に1対の端部ポストを
有していて、該棒のうちの少なくとも2つの棒
が、それ等の隣接する端部ポストで該少なくとも
2つの棒を脱着可能に互いに取着する取着装置を
含み、該棒のうちの残りの棒がそれ等の端部でヒ
ンジ結合されており、更に、前記保持帯材は、前
記板上で組み立てられた前記格子の所定の溶接領
域と整列するように前記端部ポストのところに画
成された貫通孔を有する、前記保持帯材と、を備
えるものである。
正方形の平面形状をしたほぼ平らな板から構成
された格子組立ジグが開示されており、該板の一
表面には、平行に間隔を置いて設けられた第1組
の溝と、平行に間隔を置いて設けられた第2組の
溝とがあり、第1組の溝は第2組の溝に対して直
交している。格子組立ジグは周辺から延びる突出
部を有するのが好適である。また、各2本の溝の
交点には孔が設けられており、板の縁近くにある
1本の溝に沿つて設けられた孔は、位置決め孔と
して動作するように、小径になつている。板は垂
直軸及び水平軸に関して回転可能に支持体に装着
されており、そして付随的な方法で、板の上に第
1組のストラツプを置き、板を回し、第1組のス
トラツプと組み合う状態で第2組のストラツプを
置く。その後、外側ストラツプを板に支持させて
置く。外側ストラツプはスロツトを有し、内側ス
トラツプは両端に突出タブを有し、内側ストラツ
プのタブの少なくとも幾つかが外側ストラツプの
対応するスロツトの中に入る。次いで板及び格子
を傾斜させて、外側ストラツプのうち2枚が上を
向き、後述する保持帯材の2本の棒が2本の外側
ストラツプの上に置かれクランプにより所定位置
に保持されるようにする。その後、板を回して他
の2枚の外側ストラツプを上に向け、保持帯材の
別の2本の棒を前述した他の2枚の外側ストラツ
プの上に置いて保持帯材の最初の2本の棒と結合
して、格子を形成する外側ストラツプを囲繞しな
がら該外側ストラツプに係合する完全な保持帯材
を形成し、その後に、保持帯材と格子の組体を前
述した格子組立用の板から除去する。
保持帯材は、2本の端部ポストと、両ポスト間
の横棒部分とを有する4本のH形棒から構成され
ている。第1の2本の棒と第2の2本の棒とはヒ
ンジ構造によりヒンジ結合されており、棒の隣接
する端は該ヒンジ構造によつて互いに隔置されて
いる。このようにして、2対のヒンジ結合棒が形
成される。更に、棒は脱着可能な取着装置を備え
ているので、2対の棒を一緒に結合して4本の棒
からなる保持帯材を形成することができる。脱着
可能な取着装置は2本の隣接する棒の隣接端が隔
置された関係にあるように構成されている。この
構成によつて、レーザ光線は格子の4隅の全てに
おいて棒の隣接端間のスペース内を通過して、格
子の隅溶接を可能にし、また、棒の横棒部分が内
側格子ストラツプ及び外側格子ストラツプのタブ
とスロツトの上下の結合部間に配設されているの
で、スロツトとタブの溶接を行なうことができ
る。
次に、本発明の好適な実施例を添付図面を参照
して詳細に説明する。
便宜上、本発明及び関連装置に関する下記の説
明は次の3つの項目に分けて行なう。
(1) 棒束型燃料集合体及び燃料棒格子 (2) 格子組立ジグ及び保持帯材 (3) 格子組立方法 (1) 棒束型燃料集合体及び燃料棒格子 本発明の装置は、図面の第1図に示したよう
な棒束型燃料集合体10の一部として特に設計
されている。図示のように、燃料集合体10
は、上部ノズル組体12と、下部ノズル組体1
4と、両ノズルの間に配置され、複数の燃料棒
格子16により複数の行及び列から成る配列形
態に保持された燃料棒18のマトリツクスとか
ら成り、1つのまとまつたユニツトである。第
1図には示してないが、燃料棒18のマトリツ
クス中の選定された個所には、制御棒が配設さ
れている。ノズル組体12,14及び燃料棒格
子16は、燃料棒18及び制御棒を支持するた
めの骨格構造を形成している。燃料集合体10
は原子炉内部の所定位置に装荷されるため、燃
料棒18の相互に対する配向は厳密に制御され
る。
本発明は、代表的な実施例によれば、第2A
図に示した燃料棒格子16の製造に関連してい
る。燃料棒格子16は大体正方形の形状であ
り、その外周は、4枚の外側格子ストラツプ2
2a,22b,22c及び22dにより形成さ
れている。外側格子ストラツプ22(代表的に
説明する場合は添え字を付けない)の両端は、
隅溶接部30(シーム溶接部)によつて、別の
垂直に配設した外側格子ストラツプ22の先端
に溶接されている。平行に隔置された複数の内
側格子ストラツプ20は、複数の行及び列の2
組になつて相互に直角に配設され、制御棒及び
燃料棒18を収容するための多数のセルがその
間に形成される。列及び行として配設された内
側格子ストラツプ20は、交点24をつくる嵌
合スロツトを備えている。各々の交点24に交
点溶接部32を形成することによつて剛な格子
構造が形成される。また各内側格子ストラツプ
20は、第2A図に示すように、外側格子スト
ラツプ22に形成された上部及び下部列のスロ
ツト28にきつく収容される大きさ及び形状の
1対の突片ないしタブ26を両端に備えてい
る。外側格子ストラツプ22のスロツト28に
より形成された上部列と下部列に沿つて、スロ
ツトータブ溶接部34が形成される。また複数
の案内スリーブ36は、燃料棒格子16の最上
面に、その内部に配置される制御棒を収納し案
内するように取付けられている。複数の切欠き
溶接部38(シーム溶接)によつて、内側格子
ストラツプ20に形成した対応の切欠き40に
案内スリーブ36を堅固に取付ける。精密レー
ザ溶接装置は、各々の溶接部30,32,3
4,38を形成するための一連の制御された溶
接作業を実行するのに特に適したものである。
特開昭59−156592号及び第59−156593号公報に
記載された精密レーザ溶接装置は、各レーザパ
ルスの幅と高さ及び各溶接部に供給するパルス
数に関連してレーザ発生のいろいろのパラメー
ターを制御するだけでなく、レーザ光線に対す
る燃料棒格子16の逐次位置決めも制御する。
燃料棒格子16が各溶接部の形成後に再位置決
めされ、また所望の特定形式の溶接部を得るた
めにレーザ光線の焦点が変更されることは言う
までもない。
第2B図は格子16の一部を開示しており、
2本の案内スリーブ36が内側格子ストラツプ
20のあるものに結合されることを示してい
る。第2C図は4枚の交差するストラツプで形
成されたセルの中に弾性を有する指状部材44
があることを示している。指状部材は、連続す
る金属帯材からストラツプを形成する作業中
に、該ストラツプの材料から打ち出される。ま
た、第2C図に示すように格子16の底部には
羽根42が設けられている。該羽根は種々のス
トラツプ20,22から延びており、そして該
羽根が延びるストラツプを含む平面に対して傾
斜して設けられている。また、弾性を有する間
隔保持用の指状部材46も設けられている。
第2D図において、外側格子ストラツプ22
bと22c及び内側格子ストラツプ20aと2
0bが分解斜視図で示されている。内側格子ス
トラツプ20aはその上縁に沿つて突出タブ4
8を有し、その下縁に沿つて下縁スロツト52
aの両側にタブ部分50a及び50bを有す
る。内側格子ストラツプ20aの両端には、上
部及び下部タブ26があるのが分かる。内側格
子ストラツプ20bにはその上縁に沿つて上縁
スロツト52bが設けられており、そして通常
の方法で内側格子ストラツプ20a及び20b
は組み合うスロツト52a及び52bで結合さ
れ、互いに関し垂直に延びる。外側格子ストラ
ツプ22b及び22cはそれ等の両端に隅タブ
54,54b,54cを備えている。第2E図
において、これ等の隅タブ54は重合した関係
で示されており、且つ該隅タブによつてその一
部が形成されている外側格子ストラツプに対し
て45゜の角度で延びるように示されている。外
側格子ストラツプ22b,22cは下縁に羽根
56、上縁に羽根58を有する。前述のよう
に、外側格子ストラツプ22b及び22cの
各々は内側格子ストラツプ20a及び20bの
上部、下部タブ26を受け容れるため上部列、
下部列になつて設けられたスロツト28を備え
る。第2E図は、一方の組のストラツプが他方
の組のストラツプに垂直になつて組み合う2組
の平行ストラツプによつて形成されるセルと、
セルを貫流する水に乱流状態をつくるためセル
に幾分かぶさるように延びる羽根42とを開示
している。
(2) 格子組立ジグ及び保持帯材 第3A図及び第3B図において、正方形の平
面形状からなる大体平らな板61と、その各側
辺にある突出部62とを有する格子組立ジグ6
0が示されている。各突出部62はそこを貫通
する一連の孔62aを有する。ジグ60の上面
には、周辺の突出部66aと中間の突出部66
bとを残して、1対の凹部64a及び64bが
設けられている。該突出部(表面部分)66に
は、平行に隔置された第1組の溝68aと、平
行に隔置された第2組の溝68bとが、内側格
子ストラツプ20を受け容れるために設けられ
ている。溝68aが溝68bと交差する個所に
は、孔70が設けられている。該孔70は、第
3A図に示すように最下方の溝68bが溝68
aと交差する個所にある孔70aを除いて、全
て同じ大きさである。孔70aは孔70よりも
小さく、位置決め孔として機能する。
第3B図に示すように、位置決めピン72
は、格子組立ジグ60の板61の各隅近傍で上
方に延びている。格子組立ジグ60は適当な支
持体74に装着されていて、該支持体により格
子組立ジグを垂直軸及び水平軸を中心として回
転させることができる。支持体74は、ジグ6
0上に格子16を着脱自在に保持するため、ジ
グ60の板61の隣接する側に1対のクランプ
74aを有する。
第3C図は上縁から下方に延びたスロツト5
2bを有する内側ストラツプ20aを示してい
る。ジグ60には孔70が見えており、該孔7
0が、内側格子ストラツプ20bの下縁から延
びる突出タブ48を受け容れている。著しく小
さい孔70aは内側ストラツプ20bの端の近
くにあるタブ48を受け容れて、位置決め孔と
して機能し、ジグ60への各内側格子ストラツ
プ20bの適切な配設を容易にしている。この
ように配設することによつて、内側格子ストラ
ツプ20aの下縁は、該下縁が入る溝68の底
で止まる。諒解されるように、溝68a及び6
8bの底は共通の平面上にあるので、該共通平
面は、内側格子ストラツプ20a及び20bの
下縁によつて形成される平面と一致している。
また、第3C図は凹部64a及び64bに多数
の突出タブ48が入つていることも示してい
る。
第3D図を参照すると、突出部62に乗る外
側格子ストラツプ22が仮想線で示されている
ことが分かる。孔62aは外側格子ストラツプ
22の下縁から延びる羽根56を受け容れる。
第3B図及び第3C図も参照されたい。
第4図において、4本の実質的に同一の棒8
2a,82b,82c及び82dからなる保持
帯材80が示されている。棒82aについて見
ると、それは1対の端部ポスト84a及び84
bを有するほぼH形のものであつて、各端部ポ
ストの上部及び下部には貫通孔86がある。端
部ポスト84a及び84bは横棒部分88で結
合されている。棒82a及び82bの端部ポス
ト84bと棒82c及び82dの端部ポスト8
4bとは、それ等から延びるヒンジ部材90を
有し、棒82a及び82bを対にして一緒にヒ
ンジ結合すると共に、棒82c及び82dを対
にして一緒にヒンジ結合するようになつてい
る。2つの端部ポスト84bの隣接する縁の間
には、該端部ポストからヒンジ部材90が延長
していることにより、十分なスペースが形成さ
れている。
棒82cの端部ポスト84b及び棒82dの
端部ポスト84aには、そこに設けられた孔に
ねじ係合するねじ92があり、そこを貫通して
いる。
端部ポスト84aの各々からは、上下に隔置
された結合片(取着装置)94が、該結合片に
よつて一部を構成される棒の平面に対して45゜
の角度で延びる(第5A図も参照されたい)。
これ等の結合片94には孔(取着装置)94a
が設けられていて、ねじを切られた取着具(取
着装置)94bが該孔94aに受け容れられ
る。第5A図に示すように、係合片94及び取
着具94bは棒82b及び82dを一体に結合
し、そして同様に棒82a及び82cを一体に
結合し、かくして2対の棒を着脱自在に結合す
る。第5A図に示すように、2つの孔86は内
側格子ストラツプ20にある上部及び下部の突
出タブ(溶接領域)26と整列しており、且つ
横棒部分88よりも上方及び下方にあるので、
スロツト及びタブ溶接部34を形成するレーザ
光線Bに対して接近を可能にしている。
第5B図において、第5A図の構造の側面図
が示されている。第5B図では、内側格子スト
ラツプを組み合わせ交差させ、そして該内側格
子ストラツプのタブ26に外側格子ストラツプ
22を取り付けることによつてすでに格子16
が形成されてしまつている。従つて、保持帯材
80は組み立て済みの格子16の周辺を囲繞
し、内側ストラツプ20及び外側ストラツプ2
2を図示の組立状態に保持している。ねじ92
は保持帯板80によつて加えられるクランプ力
の大きさをある程度調節するために設けられて
いる。第5B図において、端部ポスト84d及
び84aを有する棒82dは、該端部ポストを
貫通する各孔86をタブ26に整列させている
ことが分かる。横棒部分88は上部及び下部の
タブ26の間に在るので、該タブに、スロツト
及びタブ溶接部34を形成するレーザ光線の作
用を受けさせることができる。第5C図におい
て、内側格子ストラツプ20及び外側格子スト
ラツプ22から形成された格子16と、保持帯
材80の棒82d,82b及び82aと、直交
する関係にある2枚の外側格子ストラツプ22
に対して当接するねじ92とが示されている。
更に、第5B図及び第5C図は、保持帯材80
を形成する棒82,82a〜82dの隣接縁間
にはスペースがあつて、該スペースが、隅タブ
54の隅シーム溶接部30を形成するレーザ光
線の進入を可能にすることを示している。該ス
ペースの形成は、隅タブ54への接近を可能に
するヒンジ部材90及び結合片94の延長構造
と、該ヒンジ部材及び結合片の上下方向の分離
とにより達成される。
(3) 格子組立方法 第6A図を参照すると、水平面上に置かれた
若しくは若干傾斜した格子組立ジグ60が開示
されており、該ジグの溝68には内側格子スト
ラツプ20bが挿入され、平行に隔置された関
係で保持されている。該ストラツプ20bが第
1組のストラツプを形成する。該ストラツプの
スロツト52bはその上縁にあり、最も端にあ
る突出タブ48は孔70aに入つており、スロ
ツトのない下縁は溝の中にある。かかる内側格
子ストラツプ20bを全て挿入した後、ジグ6
0を90゜回転させ、そして第6B図に示すよう
に、第2組のストラツプを構成する内側格子ス
トラツプ20aが、その下縁にあるスロツト5
2a(第2D図)を内側格子ストラツプ20b
にあるスロツト52bに協働させ、一方の組の
ストラツプが他方の組のストラツプのスロツト
に入るように、挿入される。ストラツプ20a
及び20bの位置決めは、溝68による案内、
内側格子ストラツプ20a及び20bの組み合
い関係、並びに孔70aを通じて行なわれる。
次に、水平軸を中心としてジグ60を運動さ
せる支持体74の能力を利用して、ジグ60の
面が水平に対して傾くように、しかも便利なの
は水平及び垂直に対して約45゜傾くように、ジ
グ60を傾斜させる。これは第6C図に示した
姿勢であり、この姿勢において、2枚の外側格
子ストラツプ22が内側格子ストラツプ20
の、上方へ延びているタブ26の上に置かれ
る。タブ26は外側格子ストラツプ22にある
スロツト28(第2D図)に進入するであろう
から、進入が行なわれた後、保持帯材80の一
部を半分完成した格子16上の所定位置に置
く。
即ち、ねじ92を有する1対のヒンジ結合し
た棒82c及び82dを2枚の外側格子ストラ
ツプ22の上に置く。クランプ74aを働かせ
て外側格子ストラツプ22に幾らか圧力を加え
てもよく、また、タブ26のどれか1つでもス
ロツト28に通つていなければ、クランプ74
aからの圧力は、既知の工具の助けを多分借り
て、スロツトへの挿通を行なう際に、役立つで
あろう。諒解されるように、クランプ74aは
棒82の横棒部分88に当接して軽く圧力を加
える。従つて、棒は外側格子ストラツプ22に
対峙して所定位置に保持される。
第6D図を参照すると、第3図に示したもの
が約180゜すでに回転されており、従つて棒82
c及び82dは半分完成した格子16の下方部
分にある。前のように、残りの2枚の外側格子
ストラツプ22は、タブ26の全て又は一部を
スロツト28に進入させて、取り付けられてい
る。実際には、これ等の外側格子ストラツプ2
2を大体の位置に確実に保持するのに十分な数
と分布位置にあるタブ26がスロツト28に挿
入される。
外側格子ストラツプ22を所定位置に置く
際、それ等は第3D図に開示した方法でジグ6
0の突出部62上に置かれる。
第6D図に示した位置へのジグ60、内側格
子ストラツプ20、外側格子ストラツプ22、
棒82c及び82dの回転後、そして最後の2
枚の外側格子ストラツプ22の取付け後、最後
の2本の棒82が上を向いた外側格子ストラツ
プ22の上に置かれる。従つて、第6D図にお
いては、棒82a及び82bが見えている。そ
して孔94aを適切に整列させた後、取着具9
4bをこの孔に通し、保持帯材80の組立を完
了するようにする。もし必要なら、スロツト2
8に入つていないどのタブでも、好ましくは最
後の2本の棒82を取り付ける前に、スロツト
の中に入れることができる。格子16を形成す
る内側格子ストラツプ20及び外側格子ストラ
ツプ22の組立がこのようにすることで完了
し、これ等のストラツプが保持帯材80によつ
て適切な位置に保持される。次のステツプでジ
グ60を水平位置に戻し、その後クランプ74
aをゆるめると共に、内側格子ストラツプ2
0、外側格子ストラツプ22及び保持帯材80
の組体をジグ60から持ち上げ、その後の処理
に向けることができる。
従つて、内側格子ストラツプを組み合う関係
で迅速且つ精確に組み立てて格子を形成する格
子組立ジグが提供された。また、完成した格子
の一部を形成するストラツプの迅速且つ精確な
組立を可能にする、外側格子ストラツプに適用
できる格子組立ジグが提供された。該格子組立
ジグは、格子ストラツプを過大に曲げることな
く組み立てて格子にすることを可能にする。更
に、この格子組立ジグを使用することによつて
格子ストラツプの曲がりを回避することができ
る。また、組み立てた格子に容易に取り付ける
ことができる、格子に結合する保持帯材が提供
された。この保持帯材は、該保持帯材が係合す
る格子の諸領域を溶接するためのレーザ光線を
遮断しない。また、該保持帯材の構造は取り扱
いの容易な2対の棒からなつており、該棒を結
合すると完全な保持帯材が形成される。
更に、内側格子ストラツプ及び外側格子スト
ラツプをそれ等に不当な曲げを生じることなく
迅速且つ円滑な仕方で組み立てる方法が提供さ
れた。そして、格子ストラツプを完全な格子と
して保持するので、上述した方法はストラツプ
に明らかな曲がりを生じることのない迅速な組
立を可能にする。
本発明については、ここに開示した内容は説明
に過ぎず、本発明の範囲は特許請求の範囲によつ
て決定されるべきである。
【図面の簡単な説明】
第1図は棒束型燃料集合体の斜視図、第2A図
は完成した格子の斜視図、第2B図は第2A図の
格子の一部を示す平面図、第2C図は第2B図の
C−C線断面図、第2D図は組み立て前の関
係にある内側格子ストラツプ及び外側格子ストラ
ツプを示す斜視図、第2E図は第2A図で表われ
ていない側から見た格子の一部の平面図、第3A
図は格子組立ジグの平面図、第3B図は格子組立
ジグをその支持体と共に示す立面図、第3C図は
第3B図のC−C線に沿つて切断した所定位
置にある内側格子ストラツプを示す断面図、第3
D図は第3C図のD−D線断面図、第4図は
特に組み立て前の関係にある本発明の保持帯材の
斜視図、第5A図は第5B図のA−A線に沿
つて切断した、格子の一部と保持帯材の一部とを
示す断面図、第5B図は保持帯材の付いた格子の
立面図、第5C図は第5B図のC−C線断面
図、第6A図は本発明の方法に従つた第1ステツ
プを示す斜視図、第6B図は第2組のストラツプ
を所定位置に置く第2ステツプを示す斜視図、第
6C図は格子を回した後、保持帯材の最初の対の
棒を置くことを示す斜視図、第6D図は第6C図
のものを約180゜回した後、保持帯材の別の2本の
棒を格子に置いた状態を示す斜視図である。 10……核燃料集合体、16……格子、20…
…内側ストラツプ、22……外側ストラツプ、2
6……溶接領域(突出タブ)、60……格子組立
ジグ、61……平らな板、66……表面部分(突
出部)、68a……第1組の溝、68b……第2
組の溝、80……保持帯材、86……貫通孔、8
2a,82b,82c,82c……複数の棒、8
4a,84b……端部ポスト、94……取着装置
(結合片)、94a……取着装置(孔)、94b…
…取着装置(取着具)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 互いに差し込まれる複数のストラツプから核
    燃料集合体の格子を組み立てる際に使用する格子
    組立ジグにおいて、 (a) 上側の表面部分に前記ストラツプの下縁をそ
    れぞれ受け入れる第1組、第2組の溝が形成さ
    れており、該第1組の溝は互いに平行に離間し
    た関係で延び、該第2組の溝は互いに平行に離
    間した関係で延び、該第1組、第2組の溝の底
    が実質上共通の平面に配置されている、実質上
    平らな板と、 (b) 該板上で組み立てられた前記格子の周囲に配
    設されて、該格子の周辺の外側ストラツプと協
    働して、溶接中に前記格子の健全性を保持する
    ようになつている保持帯材であつて、前記格子
    の側辺の数に対応する複数の実質上H形の棒を
    備え、該棒の各々がその両端に1対の端部ポス
    トを有していて、該棒のうちの少なくとも2つ
    の棒が、それ等の隣接する端部ポストで該少な
    くとも2つの棒を脱着可能に互いに取着する取
    着装置を含み、該棒のうちの残りの棒がそれ等
    の端部でヒンジ結合されており、更に、前記保
    持帯材は、前記板上で組み立てられた前記格子
    の所定の溶接領域と整列するように前記端部ポ
    ストのところに画成された貫通孔を有する、前
    記保持帯材と、 を備えてなる格子組立ジグ。
JP58159151A 1982-09-01 1983-09-01 格子組立ジグ Granted JPS5960397A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US06/414,198 US4519593A (en) 1982-09-01 1982-09-01 Grid assembly fixture, retention strap
US414198 1982-09-01

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Publication Number Publication Date
JPS5960397A JPS5960397A (ja) 1984-04-06
JPH0212677B2 true JPH0212677B2 (ja) 1990-03-23

Family

ID=23640390

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JP58159151A Granted JPS5960397A (ja) 1982-09-01 1983-09-01 格子組立ジグ

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JP (1) JPS5960397A (ja)
BE (1) BE897638A (ja)
FR (1) FR2532224B1 (ja)

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