JPH1038477A - 復水器の組立工法およびこの組立装置 - Google Patents

復水器の組立工法およびこの組立装置

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JPH1038477A
JPH1038477A JP18970896A JP18970896A JPH1038477A JP H1038477 A JPH1038477 A JP H1038477A JP 18970896 A JP18970896 A JP 18970896A JP 18970896 A JP18970896 A JP 18970896A JP H1038477 A JPH1038477 A JP H1038477A
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heat exchange
exchange element
centering
cooling pipe
condenser
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JP18970896A
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English (en)
Inventor
Katsunori Tokumoto
勝教 徳本
Yoshihisa Okazaki
善久 岡崎
Ryusuke Tsuboi
竜介 坪井
Kinzo Hirose
金三 広瀬
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】支え板とそらせ板からなる熱交換用エレメント
をその都度芯出し調整、溶接作業を行った後、一つにま
とめた熱交換用エレメント集合体に形成し、その熱交換
用エレメントをそのまま復水器に搬入する復水器の組立
工法およびこの組立装置を提供する。 【解決手段】ベット16a,16b上を進退可能に対向
配置され、挾持した熱交換用エレメント21の一方から
押圧力を加える加圧芯出し調整ホルダ部17と、上記熱
交換用エレメント21をサポートするサポートホルダ部
18とを備え、上記加圧芯出し調整ホルダ部17に上記
熱交換用エレメント21の冷却管用孔の基準位置を設定
する芯出し調整手段22a,24aを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、火力発電プラン
ト、原子力発電プラント等に使用される復水器の組立工
法およびこの組立装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、火力発電プラント、原子力発電プ
ラント等に使用される復水器は、図13に示すように、
本体胴1の両側端に水室2a,2bを設け、本体胴1と
水室2a,2bとの間に管板3a,3bを介装し、管板
3a,3bにより本体胴1と水室2a,2bとを区画し
ている。また、管板3a,3bは、本体胴1の軸方向に
沿って延びる冷却管4の両端を支持しており、さらに両
管板3a,3bの間には複数の支え板5がほぼ等間隔に
配列され、冷却管4を支持している。
【0003】このような構成の復水器は、一方の水室2
aに供給された冷却水を、多数の冷却管4を通って他方
の水室2bに流れ、この間本体胴1内に供給されたター
ビン(図示せず)からの排気蒸気と熱交換し、その排気
蒸気を凝縮させて復水にさせるようになっている。
【0004】ところで、本体胴1は、図14に示すよう
に、側板6a,6b、端板7a,7b、底板8によりボ
ックス状に形成されており、このボックス状の本体胴1
内に等間隔に距離を置いて支え板5を列状に配設してい
る。
【0005】支え板5は、破線で示す領域A内に数万本
の冷却管を挿通支持する冷却管用孔を穿設しており、冷
却管用孔に挿通支持される冷却管の外側を流れるタービ
ン排気蒸気が冷却管の全域に亘って均一に流れるようそ
らせ板9を備えている。また、支え板5は、個々に補強
横スティ10、補強縦スティ11で支持されるほかに、
列状配列の支え板5を一つにまとめた熱交換用エレメン
ト集合体に形成するために補強スティ12で支持され、
タービン排気蒸気の冷却管に流れる際に発生する振動を
抑制するようになっている。
【0006】このような熱交換用エレメント集合体を、
本体胴1内に設置する組立工法は、図15に示すよう
に、支え板5にそらせ板9を溶接固定した熱交換用エレ
メント13として予めモジュール化して作製しておき、
モジュール化した熱交換用エレメント13を矢印で示す
ように本体胴1に搬入し、搬入後、設置位置で芯出し、
据付け調整作業を行って予め設置された補強縦スティ1
1に溶接固定する。また、熱交換用エレメント13は、
図16に示すように、支え板5の破線領域A内に冷却管
用孔14を穿設した後、そらせ板9を溶接固定したもの
を予めモジュール化している。
【0007】このようにモジュール化された熱交換用エ
レメント13は、矢印に示すように、本体胴1に搬入さ
れると、設置位置で芯出し、据付け調整作業を行い、そ
の後、上述補強縦スティ11および補強横スティ10を
溶接固定する。
【0008】次に、別の熱交換用エレメント13は、上
述と同様に本体胴1に、次々に搬入後、芯出し、据付け
調整作業を行い、最後に、図15で示すように補強ステ
ィ12を溶接固定することにより一つにまとめた熱交換
用エレメント集合体に形成する。
【0009】このように、従来の復水器の組立工法で
は、熱交換用エレメント13を個々に本体胴1に搬入
後、芯出し、据付調整作業を行い、各補強スティ10,
11,12を溶接固定していた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】図15および図16で
示す従来の復水器の組立工法では、熱交換用エレメント
13の冷却管用孔14の芯出し調整作業をすでに個々に
行っていても、列状に配列した熱交換用エレメント13
を一つにまとめた熱交換用エレメント集合体に形成する
と、その全長が約6mに及ぶ長距離になるため、冷却管
用孔14の全体としての再度の芯出し調整作業を必要と
していた。
【0011】従来の芯出し調整作業は、各熱交換用エレ
メント毎に数万個ある冷却管用孔14のうち、任意の冷
却管用孔14を選択し、ピアノ線を挿通してその適正位
置有無の確認作業を行っているが、何分にも個数が多
く、また高所での確認作業であることも手伝って長時間
を要し、さらにピアノ線の各熱交換用エレメント13に
おける撓み量を実測し、その実測値に補正値を加えて各
熱交換用エレメント13を適正位置に芯出し調整するな
ど作業員にとって多くの労苦を要していた。
【0012】また、熱交換用エレメント集合体と本体胴
1との隙間は、作業員一人が通れる程度の狭さであり、
列状配列の熱交換用エレメント13同士の溶接作業や各
補強スティ11,12,13の溶接作業が高所での作業
であるために作業環境が悪く危険を伴い、また作業能率
も悪く、これら作業が復水器の組立工法上大部分を費や
しており、工期短縮の点からその作業改善が求められて
いた。
【0013】また、熱交換用エレメント13は冷却管用
孔14の個数が多いため、作業員が冷却管を誤った冷却
管用孔14に挿通することがあり、この場合、今迄適正
な冷却管用孔14に挿通していた冷却管を全部引き抜
き、熱交換用エレメント13を再度芯出し調整作業を行
った後、最初から冷却管挿通作業を行わなければなら
ず、品質保証、工期短縮の点から誤作業防止を必要と
し、作業員の芯出し作業を介さずに自動芯出し作業がで
きる改善が求められていた。
【0014】本発明は、このような事情にもとずいてな
されたもので、熱交換用エレメント毎に自動芯出し調整
作業を行った後に、一つにまとめた熱交換用エレメント
集合体に形成し、その熱交換用エレメント集合体をその
まま復水器に搬入する復水器の組立工法およびこの組立
装置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明に係る復水器の組
立工法は、上記目的を達成するため、請求項1に記載し
たように、冷却管用孔を穿設した支え板に、そらせ板を
仮付けした熱交換用エレメントを、復水器組立装置に搬
入し、復水器組立装置の加圧芯出し調整ホルダ部で上記
熱交換用エレメントの芯出し調整を行って上記冷却管用
孔の基準位置を設定し、冷却管用孔の基準位置設定後、
上記復水器組立装置の加圧芯出し調整ホルダ部とサポー
トホルダ部とで上記熱交換用エレメントを挾持して上記
支え板にそらせ板を溶接固定し、次に搬入した別の熱交
換用エレメントの冷却管用孔を、上記基準位置を設定し
た冷却管用孔に合わせる芯出し調整を行い、さらに別の
熱交換用エレメントの冷却管用孔を、上記基準位置を設
定した冷却管用孔に合わせる芯出し調整を次々に行って
熱交換用エレメント集合体に形成し、この熱交換用エレ
メント集合体に補強スティを溶接固定後、予め組立てた
本体胴に搬入するか、または熱交換用エレメント集合体
に本体胴を組立てするかを選択的に行うものである。
【0016】また、本発明に係る復水器の組立装置は、
上記目的を達成するために請求項2に記載したように、
ベット上を進退可能に対向配置され、挾持する熱交換用
エレメントの一方から押圧力を加える加圧芯出し調整ホ
ルダ部と、上記熱交換用エレメントをサポートするサポ
ートホルダ部とを備え、上記加圧芯出し調整ホルダ部に
上記熱交換用エレメントの冷却管用孔の基準位置を設定
する芯出し調整手段を設けたものである。
【0017】また、本発明に係る復水器の組立装置は、
上記目的を達成するために請求項3に記載したように、
加圧芯出し調整ホルダ部の芯出し調整手段は、ホルダ板
に設けられ、熱交換用エレメントの一側縁辺の厚み方向
の芯出し調整可能な芯出しガイド片と、上記熱交換用エ
レメントの他側縁辺に回転可能に調整して支持する支持
ローラとを備えたものである。
【0018】また、本発明に係る復水器の組立装置は、
上記目的を達成するために請求項4に記載したように、
ホルダ板は平坦状に形成するとともに、クランプを備え
たものである。
【0019】また、本発明に係る復水器の組立装置は、
上記目的を達成するために請求項5に記載したように、
ホルダ板に設けられた芯出しガイド片および支持ローラ
の取付け寸法位置は、予め熱交換用エレメントの支え板
を複数枚重ねて冷却管用孔を穿設する際に位置決めに用
いたストッパの取付け位置寸法と同一に設定したもので
ある。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る復水器組立装
置の一実施の形態について図面を参照して説明する。
【0021】図1は本発明に係る復水器組立装置を略示
的に示す概略側面図である。
【0022】復水器組立装置15は、ベッド16a,1
6b上を矢印の方向に進退する加圧芯出し調整ホルダ部
17とサポートホルダ部18とを備えている。加圧芯出
し調整ホルダ部17は、支え板19にそらせ板20を仮
付けした熱交換用エレメント21をサポートホルダ部1
8で挾持する際に一時的に固定し、芯出し機能を備えた
構成になっている。すなわち、この加圧芯出し調整ホル
ダ部17は、図2に示すように平坦状のホルダ板25に
一方が熱交換用エレメント21の厚み方向を微調整でき
るように移動可能で、他方が固定の芯出しガイド片22
a,22bと、熱交換用エレメント21を保持するクラ
ンプ23a,23bと、熱交換用エレメント21に回転
しながら上・下に微調整して支持する支持ローラ24
a,24bを備えている。また、支持ローラ24a,2
4bの取付け距離l1 と芯出しガイド片22a,22b
のホルダ板25の下部縁辺に対する取付け距離l2
は、図3に示すように支え板19を複数枚重ねて斜線で
示す領域Cの冷却管用孔26a,26b,…を穿設する
際に位置決めとして使用するストッパ27a,27b,
…の取付け寸法距離と同一に設定し、支え板19の直角
度や切断精度が悪い場合でも支え板19の芯出し調整作
動が容易に行えるようになっている。
【0023】一方、サポートホルダ部18は、図1に示
すように、加圧芯出し調整ホルダ部17から押圧される
熱交換用エレメント21を一時的にサポートする平坦状
のサポート板28と、熱交換用エレメント21の水平度
を一時的に維持するサポート治具29を備えている。ま
た、サポートホルダ部18は、最初の芯出し調整後の熱
交換用エレメント21に対し、次々に別の芯出し調整後
の熱交換用エレメント21を順次列状に配列できるよう
にベッド16bに対して移動可能になっている。
【0024】このように、本実施形態では、熱交換用エ
レメント21を挾持する加圧芯出し調整ホルダ部17と
サポートホルダ部18を設け、熱交換用エレメント21
の芯出し調整作業後、次々に別の熱交換用エレメント2
1を挾持して芯出し調整を行いながら列状に配列して熱
交換用エレメント集合体に形成するので、組立作業時間
を従来よりも大幅に短縮することができ、また作業員に
とって高所作業を伴わない安全な作業を行うことができ
る。
【0025】また、加工芯出し調整ホルダ部17の芯出
しガイド片22a,22bおよび支持ローラ24a,2
4bは、支え板19に冷却管用孔26a,26b,…を
穿設する際に、位置決め用のストッパ27a,27b,
…の取付け距離寸法と同一寸法に設定しているので、熱
交換用エレメント21を次々に挾持して列状に配列して
も、冷却管用孔26a,26b,…相互の芯のずれが少
なく、芯出し調整作業を容易に行うことができる。
【0026】次に、復水器の組立工法の工程手順を図4
から図9を用いて説明する。
【0027】支え板9にそらせ板20を予め仮付けした
熱交換用エレメント21は、図4の矢印で示すように、
予めベッド16aの所定位置に移動させておいた加圧芯
出し調整ホルダ部17に搬入し、ここで芯出しガイド片
22a,22bおよび支持ローラ24a,24bで芯出
し微調整を行った後、クランプ23a,23bでロック
する(第1ステップ)。熱交換用エレメント21の芯出
し微調整が終了すると、サポートホルダ部18は、図5
に示すように、ベッド16b上を移動させ、熱交換用エ
レメント21の端部に当接してベッド16bにロックし
た後、支え板19とそらせ板20との本付け溶接を行う
(第2ステップ)。
【0028】支え板19とそらせ板20との本付け溶接
作業が終了すると、熱交換用エレメント21には、図6
に示すように、サポート治具29が取付けられ、その姿
勢の安定化を図って最初の芯出し調整作業が完了する。
【0029】次に、サポートホルダ部18は、ベッド1
6bのロックを解除し、図6に示すように、芯出し微調
整後の熱交換用エレメント21を保持して図示矢印の方
向にスライドするとともに、加圧芯出し調整ホルダ部1
7もベッド16aを矢印の方向に移動し、次の別の熱交
換用エレメント21の搬入を持つ(第3ステップ)。
【0030】別の熱交換用エレメント21が、図7に示
すように、加工芯出し調整ホルダ部17に搬入される
と、先に芯出し微調整後の熱交換用エレメント21との
芯出し微調整を加工芯出し調整ホルダ部17の芯出しガ
イド片22a,22b、支持ローラ24a,24bで行
った後、先の芯出し微調整後の熱交換用エレメント21
との溶接作業が行われる(第4ステップ)。
【0031】このように、熱交換用エレメント21は、
次々に別の熱交換用エレメント21が加工芯出し調整ホ
ルダ部17に搬入され、先に芯出し微調整後の熱交換用
エレメント21との芯出し調整、溶接作業が行われた
後、その姿勢安定のためにサポート治具29が取付けら
れると、図8に示すように、列状配列の熱交換用エレメ
ント集合体に形成された後(第5ステップ)、図9に示
すように、その集合体の全体に亘って複数の補強スティ
28を溶接し、その組立て作業を終了する(第6ステッ
プ)。
【0032】本実施形態における熱交換用エレメント2
1に形成する支え板19とそらせ板20との溶接、熱交
換用エレメント21同士の溶接、熱交換用エレメント2
1を一つにまとめて形成する熱交換用エレメント集合体
への補強スティ30の溶接は、図10に示すように、溶
接ロボット31が使用される。この溶接ロボット31
は、昇降自在なヘッド31a,31bと、ヘッド31
a,31bをスライドさせるスライダ32a,32b
と、溶接部33a,33bとを備え、被溶接物毎に自動
的に溶接位置の検出と補正ができるようになっている。
したがって、本実施形態のように、熱交換用エレメント
21の高さが約4mに及ぶ高所溶接作業であっても、精
確かつ確実に被溶接物を溶接することができる。
【0033】上述した復水器組立装置15および溶接ロ
ボット31により芯出し調整、溶接された支え板19と
そらせ板20からなる熱交換用エレメント21は、図1
1に示すように、複数の補強スティ30を溶接後、一つ
にまとめて熱交換用エレメント集合体として形成し、そ
の熱交換用エレメント集合体を予め側板34a,34
b、端板35a,35b、底板36によりボックス状に
形成された本体胴37に搬入するか、または図12に示
すように、その熱交換用エレメント集合体に側板34
a,34b、端板35a,35b、底板36からなる本
体胴37を組立てるかの選択的な組立て、据付け作業が
行われるようになっている。
【0034】このように、本実施形態では、支え板19
とそらせ板20からなる熱交換用エレメント21を、次
々に芯出し調整、溶接作業を行い、一つにまとめた列状
配列の熱交換用エレメント集合体に形成する一方、その
熱交換用エレメント集合体を予め作製された本体胴37
に搬入するか、またはその熱交換用エレメント集合体に
本体胴37を組立てるかの選択的な組立て、据付け作業
を行うので、従来のように狭隘部でかつ高所作業を伴う
悪環境の条件での組立て、据付作業と異なり、作業員の
安全にして労力の大幅な低減と相まって組立て、据付け
の大幅な工期短縮を図ることができ、冷却管用孔に冷却
管を挿通する際も誤作業のない品質保証的にもすぐれた
復水器の組立工法を実現することができる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明に係る復水
器の組立工法およびこの組立装置は、予め支え板にそら
せ板を仮付けした熱交換用エレメントの芯出し調整、溶
接作業を次々に行い、一つにまとめた熱交換用エレメン
ト集合体に形成し、その熱交換用エレメント集合体を本
体胴に搬入するか、またはその熱交換用エレメント集合
体に本体胴を組立てるかを選択的に行うので、従来のよ
うに本体胴に個々の熱交換用エレメントを組立て、据付
ける作業に較べ大幅な作業改善を図ることができる。
【0036】また、熱交換用エレメントを一つにまとめ
て熱交換用エレメント集合体に形成することにより、従
来のように、冷却管を熱交換用エレメントに挿通する
際、ピアノ線を用いて各熱交換用エレメントの芯出し調
整の作業を行う必要がなく、その作業の改善とともに、
冷却管挿通の際の誤作業防止を図ることができる等すぐ
れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る復水器組立装置を略示的に示す概
略図。
【図2】図1のB−B矢視方向から見た加圧芯出し調整
ホルダ部を略示的に示す正面斜視図。
【図3】支え板の冷却管用孔を穿設する際の段取りを略
示的に示す斜視図。
【図4】本発明に係る復水器の組立工法を略示的に示す
説明図で、熱交換用エレメントの芯出し調整溶接作業に
より一つにまとめた熱交換用エレメント集合体を形成す
る一連の作業ステップのうち、第1ステップを示す。
【図5】本発明に係る復水器の組立工法を略示的に示す
説明図で、熱交換用エレメントの芯出し調整溶接作業に
より一つにまとめた熱交換用エレメント集合体を形成す
る一連の作業ステップのうち、第2ステップを示す。
【図6】本発明に係る復水器の組立工法を略示的に示す
説明図で、熱交換用エレメントの芯出し調整溶接作業に
より一つにまとめた熱交換用エレメント集合体を形成す
る一連の作業ステップのうち、第3ステップを示す。
【図7】本発明に係る復水器の組立工法を略示的に示す
説明図で、熱交換用エレメントの芯出し調整溶接作業に
より一つにまとめた熱交換用エレメント集合体を形成す
る一連の作業ステップのうち、第4ステップを示す。
【図8】本発明に係る復水器の組立工法を略示的に示す
説明図で、熱交換用エレメントの芯出し調整溶接作業に
より一つにまとめた熱交換用エレメント集合体を形成す
る一連の作業ステップのうち、第5ステップを示す。
【図9】本発明に係る復水器の組立工法を略示的に示す
説明図で、熱交換用エレメントの芯出し調整溶接作業に
より一つにまとめた熱交換用エレメント集合体を形成す
る一連の作業ステップのうち、第6ステップを示す。
【図10】本発明に係る復水器の組立工法の際に使用さ
れる溶接ロボットを略示的に示す平面図。
【図11】熱交換用エレメント集合体を本体胴に搬入す
る際の説明図。
【図12】熱交換用エレメント集合体を収容する本体胴
の組立説明図。
【図13】従来の復水器の構成を略示的に示す概略図。
【図14】本体胴に支え板を収容した配置列を略示的に
示す従来の復水器の一部切欠き斜視図。
【図15】本体胴に支え板を搬入、据付ける工程を略示
的に示す従来の復水器の概略側面図。
【図16】本体胴に支え板を搬入、据付ける工程を略示
的に示す従来の復水器の概略正面図。
【符号の説明】
1 本体胴 2a 水室 2b 水室 3a 管板 3b 管板 4 冷却管 5 支え板 6a 側板 6b 側板 7a 端板 7b 端板 8 底板 9 そらせ板 10 補強横スティ 11 補強縦スティ 12 補強スティ 13 熱交換用エレメント 14 冷却管用孔 15 復水器組立装置 16a ベッド 16b ベッド 17 加圧芯出し調整ホルダ部 18 サポートホルダ部 19 支え板 20 そらせ板 21 熱交換用エレメント 22a 芯出しガイド片 22b 芯出しガイド片 23a クランプ 23b クランプ 24a 支持ローラ 24b 支持ローラ 25 ホルダ板 26a 冷却管用孔 26b 冷却管用孔 27a ストッパ 27b ストッパ 28 サポート板 29 サポート治具 30 補強スティ 31 溶接ロボット 31a ヘッド 31b ヘッド 32a スライダ 32b スライダ 33a 溶接部 33b 溶接部 34a 側板 34b 側板 35a 端板 35b 端板 36 底板 37 本体胴
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 広瀬 金三 神奈川県横浜市鶴見区末広町2の4 株式 会社東芝京浜事業所内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷却管用孔を穿設した支え板に、そらせ
    板を仮付けした熱交換用エレメントを、復水器組立装置
    に搬入し、復水器組立装置の加圧芯出し調整ホルダ部で
    上記熱交換用エレメントの芯出し調整を行って上記冷却
    管用孔の基準位置を設定し、冷却管用孔の基準位置設定
    後、上記復水器組立装置の加圧芯出し調整ホルダ部とサ
    ポートホルダ部とで上記熱交換用エレメントを挾持して
    上記支え板にそらせ板を溶接固定し、次に搬入した別の
    熱交換用エレメントの冷却管用孔を、上記基準位置を設
    定した冷却管用孔に合わせる芯出し調整を行い、さらに
    別の熱交換用エレメントの冷却管用孔を、上記基準位置
    を設定した冷却管用孔に合わせる芯出し調整を次々に行
    って熱交換用エレメント集合体に形成し、この熱交換用
    エレメント集合体に補強スティを溶接固定後、予め組立
    てた本体胴に搬入するか、または熱交換用エレメント集
    合体に本体胴を組立てするかを選択的に行うことを特徴
    とする復水器の組立工法。
  2. 【請求項2】 ベット上を進退可能に対向配置され、挾
    持する熱交換用エレメントの一方から押圧力を加える加
    圧芯出し調整ホルダ部と、上記熱交換用エレメントをサ
    ポートするサポートホルダ部とを備え、上記加圧芯出し
    調整ホルダ部に上記熱交換用エレメントの冷却管用孔の
    基準位置を設定する芯出し調整手段を設けたことを特徴
    とする復水器の組立装置。
  3. 【請求項3】 加圧芯出し調整ホルダ部の芯出し調整手
    段は、ホルダ板に設けられ、熱交換用エレメントの一側
    縁辺の厚み方向の芯出し調整可能な芯出しガイド片と、
    上記熱交換用エレメントの他側縁辺に回転可能に調整し
    て支持する支持ローラとを備えたことを特徴とする請求
    項2に記載の復水器の組立装置。
  4. 【請求項4】 ホルダ板は平坦状に形成するとともに、
    クランプを備えたことを特徴とする請求項3に記載の復
    水器の組立装置。
  5. 【請求項5】 ホルダ板に設けられた芯出しガイド片お
    よび支持ローラの取付け寸法位置は、予め熱交換用エレ
    メントの支え板を複数枚重ねて冷却管用孔を穿設する際
    に位置決めに用いたストッパの取付け位置寸法と同一に
    設定したことを特徴とする請求項3に記載の復水器の組
    立装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008281257A (ja) * 2007-05-09 2008-11-20 Hitachi Ltd 復水器及びその組立方法
CN103240598A (zh) * 2013-05-16 2013-08-14 北京精诚开拓新能源科技有限公司 槽式太阳能聚光器组装生产线及组装方法

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CN103240598A (zh) * 2013-05-16 2013-08-14 北京精诚开拓新能源科技有限公司 槽式太阳能聚光器组装生产线及组装方法

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